JPH07108274B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH07108274B2 JPH07108274B2 JP24664987A JP24664987A JPH07108274B2 JP H07108274 B2 JPH07108274 B2 JP H07108274B2 JP 24664987 A JP24664987 A JP 24664987A JP 24664987 A JP24664987 A JP 24664987A JP H07108274 B2 JPH07108274 B2 JP H07108274B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気的負荷を設けた吸込部材を接続する握り
部をホースに設けた電気掃除機に関する。
部をホースに設けた電気掃除機に関する。
(従来の技術) 従来、掃除機本体と、ホースと、延長管および吸込口体
からなる吸込部材とをそれぞれ機械的および電気的に着
脱自在に接続する電気掃除機としては、例えば第11図に
示すように、吸込口体に設けられた回転ブラシを駆動す
る電気的負荷である電動機に掃除機本体から給電するた
めに、ホースに導線を設けた構成が知られている。
からなる吸込部材とをそれぞれ機械的および電気的に着
脱自在に接続する電気掃除機としては、例えば第11図に
示すように、吸込口体に設けられた回転ブラシを駆動す
る電気的負荷である電動機に掃除機本体から給電するた
めに、ホースに導線を設けた構成が知られている。
この第11図に示す電気掃除機は、延長管が接続され掃除
時に把持される握り管3を可撓性を有するホース本体4
に回動不能に固定してホース1の握り部2を形成してい
る。すなわち、このホース本体4に埋設された導電手段
としての導線5を、握り管3とこの握り管3の外周面に
固定されたカバー体6との間に収納した導線7に接続
し、この導線7を握り管3の先端部に設けたコネクタ8
に接続している。そして、このコネクタ8は、延長管に
設けたコネクタに着脱自在に接続するようになってい
る。また、ホース本体4の導線7中に、吸込口体の電動
機をオン・オフするための操作自在のスイッチ9を設け
ている。
時に把持される握り管3を可撓性を有するホース本体4
に回動不能に固定してホース1の握り部2を形成してい
る。すなわち、このホース本体4に埋設された導電手段
としての導線5を、握り管3とこの握り管3の外周面に
固定されたカバー体6との間に収納した導線7に接続
し、この導線7を握り管3の先端部に設けたコネクタ8
に接続している。そして、このコネクタ8は、延長管に
設けたコネクタに着脱自在に接続するようになってい
る。また、ホース本体4の導線7中に、吸込口体の電動
機をオン・オフするための操作自在のスイッチ9を設け
ている。
なお、ホース1の握り管3とカバー体6との間には、掃
除機本体内の電動送風機の入力を制御するための可変抵
抗器11を操作自在に設け、この可変抵抗器11を、ホース
本体4内に埋設した給電用の導線7とは別の導線12を介
して掃除機本体内の制御回路に接続している。
除機本体内の電動送風機の入力を制御するための可変抵
抗器11を操作自在に設け、この可変抵抗器11を、ホース
本体4内に埋設した給電用の導線7とは別の導線12を介
して掃除機本体内の制御回路に接続している。
しかしながら、上記第11図に示す従来の構造の電気掃除
機においては、ホース1の握り管3が回動不能であるた
め、掃除中に、掃除機本体とホース1との位置関係の変
化によって、ホース1がねじれて、操作性に問題があ
る。
機においては、ホース1の握り管3が回動不能であるた
め、掃除中に、掃除機本体とホース1との位置関係の変
化によって、ホース1がねじれて、操作性に問題があ
る。
そこで、ホースの握り部を、ホース本体に固定された接
続管に握り管を回動自在に接続して構成することが考え
られるが、この構成では、握り管が回動しすぎると、接
続管から握り管へ導かれた導線が握り管に巻き付くなど
して損傷、断線するおそれがある。
続管に握り管を回動自在に接続して構成することが考え
られるが、この構成では、握り管が回動しすぎると、接
続管から握り管へ導かれた導線が握り管に巻き付くなど
して損傷、断線するおそれがある。
また、従来、掃除機本体から給電される電動機を備えた
吸込口体としては、例えば実開昭62−43552号公報に記
載の構成、すなわち、吸込口本体に接続された導入管に
回動自在に接続し延長管が接続する吸込管の回動可能範
囲を、導入管に形成した円弧状の切欠溝と吸込管に形成
され切欠溝に係合する係合突子とからなる回動規制手段
により一定角度以内に規制して、導線の管への巻き付き
を防止する構造が知られている。
吸込口体としては、例えば実開昭62−43552号公報に記
載の構成、すなわち、吸込口本体に接続された導入管に
回動自在に接続し延長管が接続する吸込管の回動可能範
囲を、導入管に形成した円弧状の切欠溝と吸込管に形成
され切欠溝に係合する係合突子とからなる回動規制手段
により一定角度以内に規制して、導線の管への巻き付き
を防止する構造が知られている。
しかしながら、この実開昭62−43552号公報に記載の電
気掃除機における吸込口体では、導入管と吸込管との抜
け止め手段が、これら導入管および吸込管に回動規制手
段とは別個に形成され互いに係合された環状溝と係合突
部とからなっているため、構造が複雑で、製造性が低下
し安価にできない問題がある。
気掃除機における吸込口体では、導入管と吸込管との抜
け止め手段が、これら導入管および吸込管に回動規制手
段とは別個に形成され互いに係合された環状溝と係合突
部とからなっているため、構造が複雑で、製造性が低下
し安価にできない問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、掃除機本体の電気回路と吸込口体の電気
的負荷とをホースの導線を介して電気的に接続する第11
図に示す従来の電気掃除機では、ホースの握り部が回動
不能であるため、掃除中にホースがねじれて、操作性に
問題がある。また、握り管を回動自在にしても、この握
り管が回動しすぎた場合に導線がよじれて断線するなど
の問題が生じる。さらに、回動規制手段を設けた実開昭
62−43552号公報に記載の電気掃除機でも、抜け止め手
段が回動規制手段と別個に設けられているため、構造が
複雑で製造性が低下するなどの問題がある。
的負荷とをホースの導線を介して電気的に接続する第11
図に示す従来の電気掃除機では、ホースの握り部が回動
不能であるため、掃除中にホースがねじれて、操作性に
問題がある。また、握り管を回動自在にしても、この握
り管が回動しすぎた場合に導線がよじれて断線するなど
の問題が生じる。さらに、回動規制手段を設けた実開昭
62−43552号公報に記載の電気掃除機でも、抜け止め手
段が回動規制手段と別個に設けられているため、構造が
複雑で製造性が低下するなどの問題がある。
本発明は、上述のような問題点を鑑みて、掃除中のホー
スのねじれおよびホースの導線の損傷を防止するととも
に、製造性が良好で安価な電気掃除機を提供することを
目的とする。
スのねじれおよびホースの導線の損傷を防止するととも
に、製造性が良好で安価な電気掃除機を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵しこの電動送
風機の吸気側に連通する集塵室を内部に有するとともに
この集塵室と外部とを連通する吸込口を有する掃除機本
体と、この掃除機本体の吸込口に一端部が接続され握り
部を他端部に有するホースと、このホースの握り部に接
続される吸込部材と、この吸込部材に設けられ前記掃除
機本体に設けられた電気回路に前記ホースに設けられた
導線を介して電気的に接続される電気的負荷とを備え、
前記ホースの握り部は、可撓性を有するホース本体に固
定された接続管と、この接続管に一端部が回動自在に接
続されるとともに前記吸込部材が他端部に接続される握
り管とからなり、前記ホースの導線は、前記接続管側か
ら握り管側へ直接導かれ、前記接続管および握り管のい
ずれか一方の接続部の周面に抜け止め突起を設け、他方
の接続部の周面に前記握り管の回動周方向に沿って前記
抜け止め突起が摺動自在に係合する案内溝を設け、この
案内溝に前記抜け止め突起が回動周方向から当接して前
記握り管の回動可能範囲を規制するストッパ部を設けた
ものである。
風機の吸気側に連通する集塵室を内部に有するとともに
この集塵室と外部とを連通する吸込口を有する掃除機本
体と、この掃除機本体の吸込口に一端部が接続され握り
部を他端部に有するホースと、このホースの握り部に接
続される吸込部材と、この吸込部材に設けられ前記掃除
機本体に設けられた電気回路に前記ホースに設けられた
導線を介して電気的に接続される電気的負荷とを備え、
前記ホースの握り部は、可撓性を有するホース本体に固
定された接続管と、この接続管に一端部が回動自在に接
続されるとともに前記吸込部材が他端部に接続される握
り管とからなり、前記ホースの導線は、前記接続管側か
ら握り管側へ直接導かれ、前記接続管および握り管のい
ずれか一方の接続部の周面に抜け止め突起を設け、他方
の接続部の周面に前記握り管の回動周方向に沿って前記
抜け止め突起が摺動自在に係合する案内溝を設け、この
案内溝に前記抜け止め突起が回動周方向から当接して前
記握り管の回動可能範囲を規制するストッパ部を設けた
ものである。
(作用) 本発明の電気掃除機は、掃除機本体に一端部を接続した
ホースの他端部の握り管の把持して掃除する際、掃除機
本体とホースとの位置関係の変化によりホースがねじれ
る方向に握り管が変位あるいは回動しても、握り管がホ
ース本体に固定した接続管に対して回動するため、可撓
性を有するホース本体のねじれは防止され、接続管と握
り管との位置関係によらず、接続管側から握り管側に直
接導いたホースの導線を介して、掃除機本体の電気回路
とホースの握り管に接続した吸込部材の電気的負荷との
電気的接続は保持される。また、握り管を接続管に対し
て抜け止めする抜け止め突起が摺動自在に係合する案内
溝に抜け止め突起が回動周方向から当接するストッパ部
を設けたため、握り管の回動が規制され、接続管と握り
管との接続部分にホースの導線の巻き付けが防止され、
導線の損傷が防止される。
ホースの他端部の握り管の把持して掃除する際、掃除機
本体とホースとの位置関係の変化によりホースがねじれ
る方向に握り管が変位あるいは回動しても、握り管がホ
ース本体に固定した接続管に対して回動するため、可撓
性を有するホース本体のねじれは防止され、接続管と握
り管との位置関係によらず、接続管側から握り管側に直
接導いたホースの導線を介して、掃除機本体の電気回路
とホースの握り管に接続した吸込部材の電気的負荷との
電気的接続は保持される。また、握り管を接続管に対し
て抜け止めする抜け止め突起が摺動自在に係合する案内
溝に抜け止め突起が回動周方向から当接するストッパ部
を設けたため、握り管の回動が規制され、接続管と握り
管との接続部分にホースの導線の巻き付けが防止され、
導線の損傷が防止される。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第6図において、21は掃除機本体で、この掃除機本体21
は、内部に図示しない電動送風機とこの電動送風機の入
力を制御する制御回路とが後側に設けられているととも
に、電動送風機の吸気側に連通する集塵室が前側に形成
され、この集塵室内には集塵フィルターが着脱自在に装
着されている。また、掃除機本体21の後部には電源コー
ド22が設けられ、この電源コード22は電動送風機の制御
回路に電気的に接続されている。
は、内部に図示しない電動送風機とこの電動送風機の入
力を制御する制御回路とが後側に設けられているととも
に、電動送風機の吸気側に連通する集塵室が前側に形成
され、この集塵室内には集塵フィルターが着脱自在に装
着されている。また、掃除機本体21の後部には電源コー
ド22が設けられ、この電源コード22は電動送風機の制御
回路に電気的に接続されている。
さらに、掃除機本体21の前側上面部には、集塵室に臨ん
で形成された開口部を開閉自在に閉塞する蓋体23が設け
られ、この蓋体23には集塵室と外部とを連通する吸込口
24が開口形成されている。そして、この吸込口24の近傍
には、制御回路に電気的に接続された低圧コネクタ25
と、電源コード22に電源回路を介して電気的に接続され
た高圧コネクタ26とが設けられている。
で形成された開口部を開閉自在に閉塞する蓋体23が設け
られ、この蓋体23には集塵室と外部とを連通する吸込口
24が開口形成されている。そして、この吸込口24の近傍
には、制御回路に電気的に接続された低圧コネクタ25
と、電源コード22に電源回路を介して電気的に接続され
た高圧コネクタ26とが設けられている。
一方、31はホースで、このホース31は、蛇腹状で可撓性
を有するホース本体32を有し、このホース本体32の基端
部には、掃除機本体21の吸込口24に着脱自在に差込み接
続される差込管33が設けられている。また、これらホー
ス本体32と差込管33との接続管を覆って設けられたカバ
ー管34の下面には、掃除機本体21の低圧コネクタ25と高
圧コネクタ26とにそれぞれ電気的にかつ着脱自在に接続
される高圧プラグ36と図示しない低圧プラグとが垂設さ
れている。そして、これら低圧プラグと高圧プラグ36と
は、第1図に示すように、ホース本体32内に2重螺旋状
に設けられた低圧導線37と高圧導線38とにそれぞれ電気
的に接続されている。
を有するホース本体32を有し、このホース本体32の基端
部には、掃除機本体21の吸込口24に着脱自在に差込み接
続される差込管33が設けられている。また、これらホー
ス本体32と差込管33との接続管を覆って設けられたカバ
ー管34の下面には、掃除機本体21の低圧コネクタ25と高
圧コネクタ26とにそれぞれ電気的にかつ着脱自在に接続
される高圧プラグ36と図示しない低圧プラグとが垂設さ
れている。そして、これら低圧プラグと高圧プラグ36と
は、第1図に示すように、ホース本体32内に2重螺旋状
に設けられた低圧導線37と高圧導線38とにそれぞれ電気
的に接続されている。
また、ホース本体32の先端部には握り部41が設けられて
いる。そして、この握り部41は、ホース本体32に基端部
が嵌合固定されたほぼ円筒形状の接続管42と、この接続
管42の先端部、すなわち前端部の内周側に周方向へ回動
自在に嵌合接続された屈曲したほぼ円筒形状の握り管43
とからなっている。なお、ホース本体32と接続管42との
接続部を覆ってカバー管44が設けられている。
いる。そして、この握り部41は、ホース本体32に基端部
が嵌合固定されたほぼ円筒形状の接続管42と、この接続
管42の先端部、すなわち前端部の内周側に周方向へ回動
自在に嵌合接続された屈曲したほぼ円筒形状の握り管43
とからなっている。なお、ホース本体32と接続管42との
接続部を覆ってカバー管44が設けられている。
一方、接続管42の上部にはカバー体45がねじ46などによ
り固定されている。そして、このカバー体45の内面に
は、第2図および第5図に示すように、接続管42に形成
された開口部48を介して、抜け止め突起47が一体に垂設
されている。さらに、握り管43の基端部の外周面には、
周方向に沿って円弧状で凹溝状の案内溝49が形成されて
いる。そして、抜け止め突起47が開口部48を介して案内
溝49に摺動自在に係合され、接続管42と握り管43とが相
互に抜け止めされている。
り固定されている。そして、このカバー体45の内面に
は、第2図および第5図に示すように、接続管42に形成
された開口部48を介して、抜け止め突起47が一体に垂設
されている。さらに、握り管43の基端部の外周面には、
周方向に沿って円弧状で凹溝状の案内溝49が形成されて
いる。そして、抜け止め突起47が開口部48を介して案内
溝49に摺動自在に係合され、接続管42と握り管43とが相
互に抜け止めされている。
さらに、案内溝49には、一部が途切れて握り管43の外周
面を一周しない形状にストッパ部50が設けられている。
この途切れた部分のストッパ部50は、抜け止め突起47が
握り管43の回動周方向から当接して、握り管43の回動可
能範囲を360゜未満の一定角度内に規制するようになっ
ている。なお、ストッパ部50は、ほぼ握り管43の屈曲角
が張る平面上でかつ内角側に位置している。
面を一周しない形状にストッパ部50が設けられている。
この途切れた部分のストッパ部50は、抜け止め突起47が
握り管43の回動周方向から当接して、握り管43の回動可
能範囲を360゜未満の一定角度内に規制するようになっ
ている。なお、ストッパ部50は、ほぼ握り管43の屈曲角
が張る平面上でかつ内角側に位置している。
また、握り管43の基端部の外周面には、案内溝49よりさ
らに基端側、すなわち接続管42の内部側に円環状凹溝54
が形成され、この円環状凹溝54に嵌合保持された円環状
のシール部材55が接続管42の内周面に摺動自在にかつ気
密に密着されている。なお、このシール部材55は、接続
管42の先端側へ開いた断面ほぼU字形状となっている。
らに基端側、すなわち接続管42の内部側に円環状凹溝54
が形成され、この円環状凹溝54に嵌合保持された円環状
のシール部材55が接続管42の内周面に摺動自在にかつ気
密に密着されている。なお、このシール部材55は、接続
管42の先端側へ開いた断面ほぼU字形状となっている。
そして、接続管42の外周面とカバー体45との間には制御
部収納室56が設けられ、この制御部収納室56内には掃除
機本体21内の制御回路に制御信号を出力する制御部とな
る可変抵抗器57が支持固定されている。一方、この可変
抵抗器57の上方に位置してカバー体45に形成された開口
部58には、接続管42の軸方向へ摺動自在に制御操作子59
が支持され、この制御操作子59の下端部は、制御部収納
室56内に位置して可変抵抗器57に設けられた摺動子60に
一体的に係合されている。また、可変抵抗器57はホース
本体32の低圧導線37に電気的に接続されている。
部収納室56が設けられ、この制御部収納室56内には掃除
機本体21内の制御回路に制御信号を出力する制御部とな
る可変抵抗器57が支持固定されている。一方、この可変
抵抗器57の上方に位置してカバー体45に形成された開口
部58には、接続管42の軸方向へ摺動自在に制御操作子59
が支持され、この制御操作子59の下端部は、制御部収納
室56内に位置して可変抵抗器57に設けられた摺動子60に
一体的に係合されている。また、可変抵抗器57はホース
本体32の低圧導線37に電気的に接続されている。
さらに、カバー体45の開口部58を下方より覆って表示板
61が設けられ、この表示板61には、制御操作子59が指示
する表示が形成されている。また、可変抵抗器57の前方
に位置して制御部収納室56内にはスライドスイッチ62が
支持固定され、このスライドスイッチ62に設けられた操
作子63はカバー体45に形成された開口部64より外方へ突
出されている。
61が設けられ、この表示板61には、制御操作子59が指示
する表示が形成されている。また、可変抵抗器57の前方
に位置して制御部収納室56内にはスライドスイッチ62が
支持固定され、このスライドスイッチ62に設けられた操
作子63はカバー体45に形成された開口部64より外方へ突
出されている。
そして、ホース本体32の一方の高圧導線38が制御部収納
室56内の導線65aを介してスライドスイッチ62の一方の
端子に電気的に接続され、このスライドスイッチ62の他
方の端子と、ホース本体32の他方の高圧導線38とが、別
の導線65b,65cを介して握り管43の先端部に設けられた
コネクタ66にそれぞれ電気的に接続されている。このコ
ネクタ66に接続された導線65b,65cは、制御部収納室56
内から、第3図および第4図に示すように、接続管42の
シール部材55より外側に位置する開口部48、この開口部
48に臨んで接続管42の内周面と握り管43の外周面との間
に形成された空間部67、この空間部67に臨んで握り管43
に形成された開口部68、および、この開口部68に臨んで
握り管43に形成された導線通路69を順次通って、コネク
タ66に至っている。
室56内の導線65aを介してスライドスイッチ62の一方の
端子に電気的に接続され、このスライドスイッチ62の他
方の端子と、ホース本体32の他方の高圧導線38とが、別
の導線65b,65cを介して握り管43の先端部に設けられた
コネクタ66にそれぞれ電気的に接続されている。このコ
ネクタ66に接続された導線65b,65cは、制御部収納室56
内から、第3図および第4図に示すように、接続管42の
シール部材55より外側に位置する開口部48、この開口部
48に臨んで接続管42の内周面と握り管43の外周面との間
に形成された空間部67、この空間部67に臨んで握り管43
に形成された開口部68、および、この開口部68に臨んで
握り管43に形成された導線通路69を順次通って、コネク
タ66に至っている。
また、導線65b,65cは、握り管43が回動しても緊張され
て過度の張力が加わらないように、長さに十分な余裕を
もたせて排泄されている。そして、導線65b,65cの緩む
部分は制御部収納室56内から空間部67内に収納され、こ
の空間部67は、導線65b,56cの緩みや折り返しが生じて
も、接続管42の握り管43との回動の妨げにならないよう
に十分広く形成されている。
て過度の張力が加わらないように、長さに十分な余裕を
もたせて排泄されている。そして、導線65b,65cの緩む
部分は制御部収納室56内から空間部67内に収納され、こ
の空間部67は、導線65b,56cの緩みや折り返しが生じて
も、接続管42の握り管43との回動の妨げにならないよう
に十分広く形成されている。
一方、第6図において、76は吸込部材を構成する延長管
で、この延長管76は、基端部が握り管43の先端部に着脱
自在に嵌合接続されるようになっている。そして、この
延長管76の基端部には、握り管43のコネクタ66に電気的
にかつ着脱自在に接続されるプラグ77が設けられてい
る。一方、延長管76の先端部にはコネクタ78が設けら
れ、これらコネクタ78とプラグ77とは、延長管76に形成
された図示しない導線通路内に収納された導電手段とし
ての導線を介して電気的に接続されている。
で、この延長管76は、基端部が握り管43の先端部に着脱
自在に嵌合接続されるようになっている。そして、この
延長管76の基端部には、握り管43のコネクタ66に電気的
にかつ着脱自在に接続されるプラグ77が設けられてい
る。一方、延長管76の先端部にはコネクタ78が設けら
れ、これらコネクタ78とプラグ77とは、延長管76に形成
された図示しない導線通路内に収納された導電手段とし
ての導線を介して電気的に接続されている。
また、81は延長管76とともに吸込部材を構成する吸込口
体で、この吸込口体81は、上下に結合固定された下部ケ
ース82と上部ケース83とを備え、下部ケース82の下面部
には図示しない吸塵口が開口形成されている。また、下
部ケース82および上部ケース83の後部には、吸塵口と連
通し延長管76の先端部に後部が着脱自在に嵌合接続され
る継手管84が回動自在に挟持されている。そして、この
継手管84には、延長管76のコネクタ78に電気的にかつ着
脱自在に接続されるプラグ85が設けられている。さら
に、吸込口体81内には、第7図に示すように、吸塵口に
臨んで回転ブラシ86が回転自在に支持されているととも
に、この回転ブラシ86を回転駆動する電気的負荷として
の電動機87が設けられている。すなわち、この電動機87
の回転軸88に固定されたプーリ89と回転ブラシ86に固定
されたプーリ90とに回転伝達用のベルト91が掛け渡され
ている。そして、電動機87と継手管84のプラグ85とは、
導線92を介して電気的に接続されている。
体で、この吸込口体81は、上下に結合固定された下部ケ
ース82と上部ケース83とを備え、下部ケース82の下面部
には図示しない吸塵口が開口形成されている。また、下
部ケース82および上部ケース83の後部には、吸塵口と連
通し延長管76の先端部に後部が着脱自在に嵌合接続され
る継手管84が回動自在に挟持されている。そして、この
継手管84には、延長管76のコネクタ78に電気的にかつ着
脱自在に接続されるプラグ85が設けられている。さら
に、吸込口体81内には、第7図に示すように、吸塵口に
臨んで回転ブラシ86が回転自在に支持されているととも
に、この回転ブラシ86を回転駆動する電気的負荷として
の電動機87が設けられている。すなわち、この電動機87
の回転軸88に固定されたプーリ89と回転ブラシ86に固定
されたプーリ90とに回転伝達用のベルト91が掛け渡され
ている。そして、電動機87と継手管84のプラグ85とは、
導線92を介して電気的に接続されている。
次に、上記一実施例の作用について説明する。
掃除時には、掃除機本体21の吸込口24にホース31の差込
管33を接続し、ホース31の握り管43に延長管76の基端部
を接続し、この延長管76の先端部に吸込口体81の継手管
84を接続しておく。
管33を接続し、ホース31の握り管43に延長管76の基端部
を接続し、この延長管76の先端部に吸込口体81の継手管
84を接続しておく。
この状態で、掃除機本体21およびホース31間の低圧コネ
クタ25および低圧プラグと、ホース31内の低圧導線37と
を介して、掃除機本体21内の制御回路とホース31の握り
部41の可変抵抗器57とが電気的に接続される。また、掃
除機本体21およびホース31間の高圧コネクタ26および高
圧プラグ36と、ホース31内の高圧導線38、導線65a,65b,
65cと、ホース31および延長管76間のコネクタ66および
プラグ77と、延長管76内の導線と、延長管76および吸込
口体81間のコネクタ78およびプラグ85と、吸込口体81の
導線92とを介して、吸込口体81内の電動機87と、掃除機
本体21内の電源コード22を介して交流電源に接続された
電源回路とが電気的に接続される。
クタ25および低圧プラグと、ホース31内の低圧導線37と
を介して、掃除機本体21内の制御回路とホース31の握り
部41の可変抵抗器57とが電気的に接続される。また、掃
除機本体21およびホース31間の高圧コネクタ26および高
圧プラグ36と、ホース31内の高圧導線38、導線65a,65b,
65cと、ホース31および延長管76間のコネクタ66および
プラグ77と、延長管76内の導線と、延長管76および吸込
口体81間のコネクタ78およびプラグ85と、吸込口体81の
導線92とを介して、吸込口体81内の電動機87と、掃除機
本体21内の電源コード22を介して交流電源に接続された
電源回路とが電気的に接続される。
そして、使用者は、ホース31の握り管43を把持して、吸
込口体81を被掃除面上で動かすが、掃除機本体21からホ
ース31および延長管76を介して給電される吸込口体81の
電動機87の駆動により回転する回転ブラシ86がじゅうた
んなどから塵埃を掻き出す。また、掃除機本体21内の電
動送風機の駆動によって生じた気流により、吸込口体81
の吸塵口から吸い込まれた塵埃が、継手管84、延長管76
およびホース31を介して掃除機本体21の集塵室に導か
れ、この集塵室内に貯溜される。
込口体81を被掃除面上で動かすが、掃除機本体21からホ
ース31および延長管76を介して給電される吸込口体81の
電動機87の駆動により回転する回転ブラシ86がじゅうた
んなどから塵埃を掻き出す。また、掃除機本体21内の電
動送風機の駆動によって生じた気流により、吸込口体81
の吸塵口から吸い込まれた塵埃が、継手管84、延長管76
およびホース31を介して掃除機本体21の集塵室に導か
れ、この集塵室内に貯溜される。
このとき、使用者は、必要に応じて、ホース31の握り部
41のスライドスイッチ62を操作することにより、吸込口
体81の電動機87をオン・オフすることができる。また、
同じ握り部41の制御操作子59を操作して可変抵抗器57の
摺動子60を摺動させることにより、この可変抵抗器57の
抵抗値を変化させて、制御回路に出力される制御信号を
変化させ、電動送風機の入力にしたがって吸込力を調整
したり、あるいは、この電動送風機をオン・オフさせた
りすることができる。
41のスライドスイッチ62を操作することにより、吸込口
体81の電動機87をオン・オフすることができる。また、
同じ握り部41の制御操作子59を操作して可変抵抗器57の
摺動子60を摺動させることにより、この可変抵抗器57の
抵抗値を変化させて、制御回路に出力される制御信号を
変化させ、電動送風機の入力にしたがって吸込力を調整
したり、あるいは、この電動送風機をオン・オフさせた
りすることができる。
また、掃除中、掃除機本体21とホース31との位置関係が
変化し、ホース31がねじれる方向に握り管43が変位ある
いは回動しても、この握り管43がホース本体32に固定さ
れた接続管42に対して回動することにより、ホース本体
32はねじれることはない。したがって、掃除時における
操作性は非常に優れるものとなる。
変化し、ホース31がねじれる方向に握り管43が変位ある
いは回動しても、この握り管43がホース本体32に固定さ
れた接続管42に対して回動することにより、ホース本体
32はねじれることはない。したがって、掃除時における
操作性は非常に優れるものとなる。
この際、ホース31の接続管42側の高圧導線38およびスラ
イドスイッチ62と握り管43のコネクタ66とは、途中に接
点部を介在させていない導線65b,65cにより直接接続さ
れているから、握り管43が回動しても、掃除機本体21の
電源回路と吸込口体81の電動機87との電気的接続は保持
され続ける。
イドスイッチ62と握り管43のコネクタ66とは、途中に接
点部を介在させていない導線65b,65cにより直接接続さ
れているから、握り管43が回動しても、掃除機本体21の
電源回路と吸込口体81の電動機87との電気的接続は保持
され続ける。
また、握り管43の回動において、この握り管43の案内溝
49のストッパ部50が、第2図に鎖線で示すように、接続
管42の抜け止め突起47に回動方向から当接することによ
り、回動が握り管43の回動可能範囲が360゜未満に規制
されている。このため、握り管43が同じ方向に何回も回
動してしまうことがないので、接続管42から握り管43に
導かれた導線65b,65cが握り管43などに過剰に巻き付け
られることはない。したがって、導線65b,65cのよじれ
を防止でき、これら導線65b,65cの長さの余裕分だけ握
り管43が回動するので、導線65b,65cに過度の張力が加
わることはなく、これら導線65b,65cが破損したり断線
したりする損傷を防止できる。また、握り管43の回動性
も低下しない。
49のストッパ部50が、第2図に鎖線で示すように、接続
管42の抜け止め突起47に回動方向から当接することによ
り、回動が握り管43の回動可能範囲が360゜未満に規制
されている。このため、握り管43が同じ方向に何回も回
動してしまうことがないので、接続管42から握り管43に
導かれた導線65b,65cが握り管43などに過剰に巻き付け
られることはない。したがって、導線65b,65cのよじれ
を防止でき、これら導線65b,65cの長さの余裕分だけ握
り管43が回動するので、導線65b,65cに過度の張力が加
わることはなく、これら導線65b,65cが破損したり断線
したりする損傷を防止できる。また、握り管43の回動性
も低下しない。
上記構成によれば、接続管42と握り管43とを抜け止めす
る抜け止め突起47が摺動自在に係合する案内溝49にスト
ッパ部50を設けたことにより、握り管43の回動可能範囲
が規制されるので、握り管43の回動を規制するために新
規の部品を用いる必要がなく無駄のない構成となり、構
造を簡単にでき、製造性を向上でき、安価にできる。
る抜け止め突起47が摺動自在に係合する案内溝49にスト
ッパ部50を設けたことにより、握り管43の回動可能範囲
が規制されるので、握り管43の回動を規制するために新
規の部品を用いる必要がなく無駄のない構成となり、構
造を簡単にでき、製造性を向上でき、安価にできる。
また、上述のように、回動自在に連結された接続管42と
握り管43との間において導線65b,65c中に摺動接点部を
介在させていないので、構造が簡単になるばかりでな
く、塵埃の付着などにより摺動接点部の接触性の低下を
防止でき、電気的な接続不良を防止できる。
握り管43との間において導線65b,65c中に摺動接点部を
介在させていないので、構造が簡単になるばかりでな
く、塵埃の付着などにより摺動接点部の接触性の低下を
防止でき、電気的な接続不良を防止できる。
なお、ホース31の握り管43の吸込口体81の継手管84と
は、延長管76は介さずに、直接着脱自在に接続すること
ができる。この場合、握り管43のコネクタ66に継手管84
のプラグ85が電気的に接続される。すなわち、使用形態
において、吸込部材は、延長管76と吸込口体81とを接続
したものである場合と、吸込口体81のみである場合とが
ある。さらに、延長管76は2本以上接続することもでき
る。
は、延長管76は介さずに、直接着脱自在に接続すること
ができる。この場合、握り管43のコネクタ66に継手管84
のプラグ85が電気的に接続される。すなわち、使用形態
において、吸込部材は、延長管76と吸込口体81とを接続
したものである場合と、吸込口体81のみである場合とが
ある。さらに、延長管76は2本以上接続することもでき
る。
次に、本発明の他の実施例を第8図および第9図を参照
して説明する。
して説明する。
この第8図および第9図に示す実施例は、第1図ないし
第7図に示す実施例のホース31の握り管43の制御部収納
室56内の前部に、弾性体としてのコイル状のばね96の一
端部を接続管42に固着するとともに、ばね96の他端部を
ホース本体32の高圧導線38および接続管42のスライドス
イッチ62と握り管43のコネクタ66とを接続する導線65b,
65cに固着し、これら導線65b,65cが握り管43に対して接
続管42側、すなわち制御部収納室56内に引き込まれる方
向へ常時付勢されるようにしたものである。
第7図に示す実施例のホース31の握り管43の制御部収納
室56内の前部に、弾性体としてのコイル状のばね96の一
端部を接続管42に固着するとともに、ばね96の他端部を
ホース本体32の高圧導線38および接続管42のスライドス
イッチ62と握り管43のコネクタ66とを接続する導線65b,
65cに固着し、これら導線65b,65cが握り管43に対して接
続管42側、すなわち制御部収納室56内に引き込まれる方
向へ常時付勢されるようにしたものである。
ところで、第8図および第9図に示すように、握り管43
が回動しその向きが異なっている場合には、接続管42の
制御部収納室56からの導線65b,65cの導出部である開口
部48と、握り管43の導線通路69への導線65b,65cの導入
部である開口部68との距離が変化する。そして、第9図
に示すように、両開口部48,68が近付いて導線65b,65cの
長さが余る場合には、ばね96が縮んで、導線65b,65cを
制御部収納部56内に引き込む。逆に、第8図に示すよう
に、両開口部48,68が離れた場合には、ばね96を伸ばし
ながら、導線65b,65cが握り管43と接続管42との間の空
間部67に引き出される。
が回動しその向きが異なっている場合には、接続管42の
制御部収納室56からの導線65b,65cの導出部である開口
部48と、握り管43の導線通路69への導線65b,65cの導入
部である開口部68との距離が変化する。そして、第9図
に示すように、両開口部48,68が近付いて導線65b,65cの
長さが余る場合には、ばね96が縮んで、導線65b,65cを
制御部収納部56内に引き込む。逆に、第8図に示すよう
に、両開口部48,68が離れた場合には、ばね96を伸ばし
ながら、導線65b,65cが握り管43と接続管42との間の空
間部67に引き出される。
上記第8図および第9図に示す実施例の構成によれば、
導線65b,65cが接続管42と握り管43との摺動面に挟み込
まれて、断線したり、接続管42と握り管43との回動の妨
げになったりすることを防止できる。
導線65b,65cが接続管42と握り管43との摺動面に挟み込
まれて、断線したり、接続管42と握り管43との回動の妨
げになったりすることを防止できる。
なお、接続管42と握り管43との摺動面の位置により、導
線65b,65cを接続管42側ではなく握り管43側へ付勢した
構成にすることもできる。また、導線65b,65cを付勢す
る弾性体はコイル状のばね96に限るものではなく、板ば
ねなどであってもよい。
線65b,65cを接続管42側ではなく握り管43側へ付勢した
構成にすることもできる。また、導線65b,65cを付勢す
る弾性体はコイル状のばね96に限るものではなく、板ば
ねなどであってもよい。
次に、本発明のさらに他の実施例を第10図を参照して説
明する。
明する。
この第10図に示す実施例は、第1図ないし第7図に示す
実施例のホース31の接続管42と握り管43との摺動接触部
分の最後端部のみらず最前端部にも円環状のシール部材
97を設けたものである。このシール部材97は、最後端部
のシール部材55と同様に、握り管43の外周面に形成され
た円環状凹溝98に嵌合保持され、接続管42の内周面に摺
動自在にかつ気密に密着されている。
実施例のホース31の接続管42と握り管43との摺動接触部
分の最後端部のみらず最前端部にも円環状のシール部材
97を設けたものである。このシール部材97は、最後端部
のシール部材55と同様に、握り管43の外周面に形成され
た円環状凹溝98に嵌合保持され、接続管42の内周面に摺
動自在にかつ気密に密着されている。
この第10図に示す実施例の構造によれば、ホース31の外
部および内部の両方からの接続管42と握り管43との摺動
接触部分への塵埃の侵入を防止できる。したがって、握
り管43の回動性の低下をより確実に防止できる。また、
接続管42と握り管43との摺動接触部における気密性の保
持もより確実にでき、吸込性能もより向上できる。
部および内部の両方からの接続管42と握り管43との摺動
接触部分への塵埃の侵入を防止できる。したがって、握
り管43の回動性の低下をより確実に防止できる。また、
接続管42と握り管43との摺動接触部における気密性の保
持もより確実にでき、吸込性能もより向上できる。
なお、上記第1図ないし第7図に示す実施例、第8図お
よび第9図に示す実施例および第10図に示す実施例にお
いて、吸込口体81に設けられた電気的負荷を回転ブラシ
86の駆動用の電動機87として説明したが、電気的負荷
は、電動機87に限るものではなく、被掃除面の種類を検
知して電動送風機の入力を自動的に制御するためのセン
サなどであってもよい。特に、電気的負荷センサとした
場合、ホース31の導線65b,65cなどに流れるのは微電流
となるので、回動自在に連結された接続管42と握り管43
との間に摺動接点部がないことは、接触不良を招かない
という点で、より効果的である。
よび第9図に示す実施例および第10図に示す実施例にお
いて、吸込口体81に設けられた電気的負荷を回転ブラシ
86の駆動用の電動機87として説明したが、電気的負荷
は、電動機87に限るものではなく、被掃除面の種類を検
知して電動送風機の入力を自動的に制御するためのセン
サなどであってもよい。特に、電気的負荷センサとした
場合、ホース31の導線65b,65cなどに流れるのは微電流
となるので、回動自在に連結された接続管42と握り管43
との間に摺動接点部がないことは、接触不良を招かない
という点で、より効果的である。
(発明の効果) 本発明の電気掃除機によれば、可撓性を有するホース本
体の接続管に握り管を回動自在に接続したため、握り管
を把持して掃除する際のホース本体のねじれを防止でき
掃除時における使い勝手を向上でき、掃除機本体の電気
回路と吸込部材の電気的負荷とを電気的に接続する導線
を接続管側から握り管側へ直接導いたため、摺動接点部
が不要で構造を簡単にでき、接触不良による電気的接続
不良を防止できるとともに、接続管と握り管とを抜け止
めする抜け止め突起が係合する案内溝に抜け止め部が回
動周方向から当接するストッパ部を設けて握り管の回動
可能範囲を規制したため、接続管と握り管との接続部分
に導線の巻き付きを防止でき、導線の損傷を防止でき、
無駄のない簡単な構造とでき、製造性を向上でき、安価
にできる。
体の接続管に握り管を回動自在に接続したため、握り管
を把持して掃除する際のホース本体のねじれを防止でき
掃除時における使い勝手を向上でき、掃除機本体の電気
回路と吸込部材の電気的負荷とを電気的に接続する導線
を接続管側から握り管側へ直接導いたため、摺動接点部
が不要で構造を簡単にでき、接触不良による電気的接続
不良を防止できるとともに、接続管と握り管とを抜け止
めする抜け止め突起が係合する案内溝に抜け止め部が回
動周方向から当接するストッパ部を設けて握り管の回動
可能範囲を規制したため、接続管と握り管との接続部分
に導線の巻き付きを防止でき、導線の損傷を防止でき、
無駄のない簡単な構造とでき、製造性を向上でき、安価
にできる。
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示すホースの
握り部の断面図、第2図は同上第1図のII−II断面図、
第3図は同上第1図のIII−III断面図、第4図は同上第
1図のIV−IV断面図、第5図は同上接続管の先端部の斜
視図、第6図は同上全体の分解斜視図、第7図は同上吸
込口体の上部ケースを除いた斜視図、第8図および第9
図は本発明の他の実施例を示すホースの握り部の断面
図、第10図は本発明のさらに他の実施例を示すホースの
握り部の断面図、第11図は従来の電気掃除機の一例を示
すホースの握り部の断面図である。 21……掃除機本体、24……吸込口、31……ホース、32…
…ホース本体、37,38,65a,65b,65c……導線、41……握
り部、42……接続管、43……握り管、47……抜け止め突
起、49……案内溝、50……ストッパ部、76……吸込部材
を構成する延長管、81……吸込部材を構成する吸込口
体、87……電気的負荷としての電動機、96……弾性体と
してのばね。
握り部の断面図、第2図は同上第1図のII−II断面図、
第3図は同上第1図のIII−III断面図、第4図は同上第
1図のIV−IV断面図、第5図は同上接続管の先端部の斜
視図、第6図は同上全体の分解斜視図、第7図は同上吸
込口体の上部ケースを除いた斜視図、第8図および第9
図は本発明の他の実施例を示すホースの握り部の断面
図、第10図は本発明のさらに他の実施例を示すホースの
握り部の断面図、第11図は従来の電気掃除機の一例を示
すホースの握り部の断面図である。 21……掃除機本体、24……吸込口、31……ホース、32…
…ホース本体、37,38,65a,65b,65c……導線、41……握
り部、42……接続管、43……握り管、47……抜け止め突
起、49……案内溝、50……ストッパ部、76……吸込部材
を構成する延長管、81……吸込部材を構成する吸込口
体、87……電気的負荷としての電動機、96……弾性体と
してのばね。
Claims (2)
- 【請求項1】電動送風機を内蔵しこの電動送風機の吸気
側に連通する集塵室を内部に有するとともにこの集塵室
と外部とを連通する吸込口を有する掃除機本体と、この
掃除機本体の吸込口に一端部が接続され握り部を他端部
に有するホースと、このホースの握り部に接続される吸
込部材と、この吸込部材に設けられ前記掃除機本体に設
けられた電気回路に前記ホースに設けられた導線を介し
て電気的に接続される電気的負荷とを備え、 前記ホースの握り部は、可撓性を有するホース本体に固
定された接続管と、この接続管に一端部が回動自在に接
続されるとともに前記吸込部材が他端部に接続される握
り管とからなり、 前記ホースの導線は、前記接続管側から握り管側へ直接
導かれ、 前記接続管および握り管のいずれか一方の接続部の周面
に抜け止め突起を設け、他方の接続部の周面に前記握り
管の回動周方向に沿って前記抜け止め突起が摺動自在に
係合する案内溝を設け、この案内溝に前記抜け止め突起
が回動周方向から当接して前記握り管の回動可能範囲を
規制するストッパ部を設けた ことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】接続管と握り管との接続部分に、ホースの
導線を接続管側または握り管側へ付勢する弾性体を設け
た ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気掃除
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24664987A JPH07108274B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24664987A JPH07108274B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6486927A JPS6486927A (en) | 1989-03-31 |
JPH07108274B2 true JPH07108274B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17151555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24664987A Expired - Fee Related JPH07108274B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07108274B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621420Y2 (ja) * | 1989-11-20 | 1994-06-08 | 東拓工業株式会社 | クリーナーホース |
JP4540501B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2010-09-08 | 三洋電機株式会社 | 電気掃除機用連結装置およびこれを備えた電気掃除機用吸込具 |
JP2007236971A (ja) * | 2007-05-16 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
JP2009148576A (ja) * | 2009-01-19 | 2009-07-09 | Covidien Ag | 血管のシール機および分割機 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP24664987A patent/JPH07108274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6486927A (en) | 1989-03-31 |
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