JP2001029275A - 吸引式無用物収容装置 - Google Patents

吸引式無用物収容装置

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JP2001029275A
JP2001029275A JP11204877A JP20487799A JP2001029275A JP 2001029275 A JP2001029275 A JP 2001029275A JP 11204877 A JP11204877 A JP 11204877A JP 20487799 A JP20487799 A JP 20487799A JP 2001029275 A JP2001029275 A JP 2001029275A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動送風機の小型化並びに駆動時間の短縮化を
実現することができ、しかも、無用物の逆流を防止する
ことができる吸引式無用物収容装置を提供する。 【解決手段】床面11に据え置き設置可能な本体ケース
12の正面に床面11に沿う幅広な吸引開口16が形成
され、吸引開口16に連通する略水平な吸引経路17が
本体ケース12内に形成され、集塵室18が吸引経路1
7の経路終端部に設けられ、吸引開口16から集塵室1
8に至る集塵空間28に負圧を発生させる電動送風機2
9が本体ケース12内に設けられると共に、吸引経路1
7の吸引開口16側の断面積を集塵室18側の断面積よ
りも大きくして本体ケース12の正面側に向かって拡開
させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の床面上を箒
等の清掃具によって清掃した際に集められた塵埃等の無
用物を吸引することによって収納する吸引式無用物収容
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4(A),(B)に示すよ
うに、建物の床面に据え置き設置可能な本体ケース1
と、本体ケース1の正面に形成され且つ床面に沿う幅広
な吸引開口2と、吸引開口2に連通するよう本体ケース
1内に形成された吸引経路3と、吸引経路3の経路終端
部に設けられた集塵室4と、吸引開口3から集塵室4に
至って負圧を発生させる電動送風機(図示せず)を収納
する電動送風機室5とを備えた吸引式無用物収容装置6
が知られている(例えば、登録意匠第1025601号
参照)。
【0003】そして、このような吸引式無用物収納装置
6にあっては、箒等の清掃具7によって床面上の塵埃等
の無用物8を吸引開口2の近傍に集め、本体ケース1の
上面に設けられたスイッチ9の操作によって電動送風機
を駆動させて吸引開口2から吸引経路3を経由させて集
塵室4(又は集塵室4に設けられた集塵フィルター)内
へと無用物8を吸引・収納する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された吸引式無用物収容装置6にあっては、吸引経
路3の幅が吸引開口2と略同幅のまま集塵室4へと延在
され、しかも、本体ケース1の上方に向かって延在され
た後に再び下方に向けて折り返されている。
【0005】従って、吸引経路3の容積が広くなってし
まい、吸引経路3に負圧を作用させるために本体ケース
1内に設けられる電動送風機が大型化してしまうばかり
でなく、その駆動時間も長くないと吸引途中の無用物8
が逆流して吸引開口2から床面に落下してしまうという
問題があった。
【0006】また、このような吸引式無用物収容装置6
は建物のコーナー部等の居住空間として比較的余裕のあ
る場所に据え置かれるが、本体ケース1が略円柱形状を
呈していることから、建物の壁面と本体ケース1との間
(特に正面側)に隙ができてしまう。この隙は、吸引開
口2の近傍にまで無用物8を集める際、清掃具7の払拭
力によって無用物8の一部が入り込んでしまうばかりで
なく、狭い隙から取り出すことが困難であるなどの問題
も発生していた。
【0007】さらに、集塵室4に収納された無用物8の
取出し(集塵フィルターの交換)を本体ケース1の背面
に設けられた蓋体1aの開閉によって行うが、本体ケー
ス1の背面には上述したように建物の壁面が位置してい
るため、取出し(交換)作業が面倒であるという問題も
生じていた。
【0008】しかも、清掃具7の払拭力によって吸引開
口2の近傍にまで無用物8を集める際、吸引経路3が上
向きである事と相俟って、無用物8の一部が舞い上がっ
てしまい、無用物8を吸引しきれないという問題も生じ
ていた。
【0009】また、常時は単に床面に据え置かれている
だけで、実際に無用物8を吸引・収納するときにのみ稼
動する専用機であるため、稼働率が低いという問題も生
じていた。
【0010】さらに、電動送風機を駆動させる際には、
スイッチ9を操作しなければならないが、吸引式無用物
収容装置6の高さは40〜50cm程度である事から、
比較的低い位置でのスイッチ操作となってしまうばかり
でなく、清掃具7を持ったままスイッチ操作を行わなけ
ればならないため非常に面倒であるという問題も生じて
いた。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、電動送風機の小型化並びに駆動時間の短縮化を
実現することができ、しかも、無用物の逆流を防止する
ことができる吸引式無用物収容装置を提供することを目
的とする。
【0012】また、建物の壁面と本体ケースとの間の隙
の発生を防止することができる吸引式無用物収容装置を
提供することを目的とする。
【0013】さらに、集塵室に収納された無用物の取出
しを本体ケースを据え置き位置から移動させる事なく容
易に行う事ができる吸引式無用物収容装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】しかも、舞い上がった無用物の吸引を可能
とすることができる吸引式無用物収容装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】また、稼働率を向上させることができる吸
引式無用物収容装置を提供することを目的とする。
【0016】さらに、電動送風機のスイッチ操作を容易
に行うことができる吸引式無用物収容装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、床面に据え置き設置可能
な本体ケースと、前記本体ケースの正面に形成され且つ
床面に沿う幅広な吸引開口と、該吸引開口に連通するよ
うに前記本体ケース内に形成された吸引経路と、該吸引
経路の経路終端部に設けられた集塵室と、前記吸引開口
から前記集塵室に至る集塵空間に負圧を発生させる電動
送風機とを備えた吸引式無用物収容装置において、前記
吸引開口側の断面積が前記集塵室側の断面積よりも大き
くなるように前記吸引経路を前記本体ケースの正面側に
向かって拡開させると共に前記吸引経路を略水平とした
ことを要旨とする。
【0018】請求項2に記載の発明は、前記本体ケース
の側面を前記吸引経路の拡開形状に合わせたことを要旨
とする。
【0019】請求項3に記載の発明は、前記本体ケース
は上ケースと下ケースとに2分割され且つ前記上ケース
は前記本体ケースの正面側に向かって倒れこむように前
記下ケースに回動可能に連結され、前記下ケースには前
記集塵空間が形成されると共に前記集塵室の上方に位置
するフィルタ交換開口が形成され、前記上ケースには前
記電動送風機が収納されると共に前記フィルタ交換開口
と連通する連通口並びに上面に開放する吹出口が形成さ
れていることを要旨とする。
【0020】請求項4に記載の発明は、前記吸引開口の
上方に設けられた第2吸引開口と、前記吸引開口での吸
引力よりも小さい吸引力で前記第2吸引開口から空気を
吸引する吸引手段とを備えていることを要旨とする。
【0021】請求項5に記載の発明は、前記第2吸引開
口と前記吸引手段とを空気清浄器用として使用すること
を要旨とする。
【0022】請求項6に記載の発明は、前記吸引開口の
周縁部に前記電動送風機を駆動させるセンサーを設けた
ことを要旨とする。
【0023】請求項7に記載の発明は、前記電動送風機
を所定時間経過後に自動的に停止させるタイマーを設け
たことを要旨とする。ことを要旨とする。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の吸引式無用物収容
装置の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
【0025】図1(A)において、吸引式無用物収容装
置10は、建物の床面11に据え置き設置可能な略三角
柱状の本体ケース12を有する。この本体ケース12は
下ケース13と上ケース14とを備え、図1(B)に示
すように、各ケース13,14の正面側対向縁部に跨っ
て設けられたヒンジ15によって上ケース14が本体ケ
ース12の正面側に可倒自在となっている。
【0026】下ケース13の正面には、床面11に沿う
吸引開口16が形成されている。また、下ケース13内
には、図2に示すように、吸引開口16に連通する吸引
経路17と、吸引経路17の経路終端部に設けられた集
塵室18と、集塵室18の上方に形成されたフィルタ交
換開口19とが形成されている。
【0027】吸引開口16は床面11の直上に位置して
おり、開口幅35〜45cm、開口高さ1.5〜2.5
cmに設定されている。また、吸引開口16の下縁部に
は床面11から吸引開口16に向かって上向き傾斜した
無用物案内部20が形成されている。
【0028】吸引経路17は吸引開口16から集塵室1
8に向かって略水平方向に延在されている。また、吸引
経路17の断面開口高さは吸引開口16の開口高さのま
まとされ、本体ケース12が三角柱形状であることと相
俟って、吸引開口16側の断面積が集塵室18側の断面
積よりも大きくなるように下ケース13の正面側に向か
って拡開されている。
【0029】集塵室18は、吸引経路17の奥行き方向
略中央から奥側の上方に位置しており、下ケース13の
仕切り13aによって吸引経路17と上下方向で隔絶さ
れていると共に、吸引経路17の経路終端部と上下で連
通されている。また、集塵室18の断面開口高さは4.
5〜5.5cmと吸引経路17の断面開口高さよりも高
く設定されている。さらに、集塵室18内には集塵フィ
ルター21が設けられている。この集塵フィルター21
は上ケース14を本体ケース12の正面側に倒し込むこ
とによってフィルタ交換開口19から着脱することがで
きる。
【0030】上ケース14は、その全幅に跨ったまま上
方へと延在する仕切り22によって電動機室23と清浄
器室24とに分割されている。また、上ケース14の底
面にはフィルタ交換開口19と対応する連通口25が形
成されている。さらに、上ケース14の底面には連通口
25と略一致する開口26を備えていると共に連通口2
5と対向していない部分のフィルタ交換開口19を密閉
するパッキン27が設けられている。
【0031】電動機室23内には、吸引開口16から集
塵室18に至る集塵空間28に負圧を発生させる電動送
風機29が設けられている。また、電動機室23の上方
に形成された吹出口30にはフィルタ31とルーバー3
2とが着脱可能に設けられている。
【0032】電動送風機29は、電動機室23に設けら
れたリブ33に環状パッキン34を介して固定されてい
る。尚、電動送風機29の電源には家庭用電源が使用さ
れ、図示を略する配線コードによって供給される。
【0033】清浄器室24の下方には、上ケース14の
正面に露出する赤外センサー35や清掃具によって押圧
操作可能な起動スイッチ36を有すると共にタイマー回
路等を内蔵した制御ボックス37が設けられている。ま
た、清浄器室24には、上ケース14の正面で且つ吸引
開口16の上方に設けられた第2吸引開口38から室内
空気を吸気する吸引ファン39並びに駆動モータ40と
が設けられている。さらに、清浄器室24の上方寄りに
は、駆動モータ40の駆動制御する清浄器スイッチ41
を上ケース14の正面から露出させた駆動回路ボックス
42が設けられている。しかも、清浄器室24の上方に
形成された吹出口43にはフィルタ44とルーバー45
とが着脱可能に設けられている。
【0034】赤外センサー35は、清掃作業者や清掃具
を検知することによって電動送風機29を自動的に駆動
させるもので、その検知範囲の上限は30〜40cm程
度に設定されている。
【0035】ところで、この赤外センサー35は、例え
ば、吸引開口16に設け、清掃具によって床面上の無用
物を吸引開口16の近傍に集めた際、その払拭力の勢い
によって無用物の一部が吸引開口16から吸引経路17
へと入り込んだことを検知して電動送風機19を駆動さ
せても良い。
【0036】この際、吸引式無用物収容装置10が建物
居住空間のコーナー部に設置されることから、ゴキブリ
や蟻等の通り道にもなり易く、このゴキブリや蟻等が吸
引開口16から吸引経路17へと入り込んだことを検知
してゴキブリや蟻等を自動的に集塵フィルター21内へ
と取り込むことも可能である。また、このゴキブリや蟻
等が吸引開口16から逃げ出そうとした場合にも検知作
用が働くため、その度毎に電動送風機29が駆動して集
塵フィルター21内へとゴキブリや蟻等を取り込むこと
ができる。
【0037】起動スイッチ36は人為的に電動送風機2
9を駆動させたい場合に使用され、本体ケース12の比
較的低い位置あることから、清掃具そのものによっての
操作が可能であり、電動送風機29の駆動操作を容易に
行うことができる。なお、起動スイッチ36の操作並び
に赤外センサー35の検知によって駆動した電動送風機
29は制御ボックス37に内蔵のタイマー回路によって
所定時間経過後(例えば、2〜3秒間)に自動的にその
駆動が停止される。
【0038】吸引ファン39と駆動モータ40とは吸引
手段を構成しており、清浄器スイッチ41の操作によっ
て駆動制御され、これにより空気清浄器としての機能を
有する。
【0039】また、清浄器スイッチ41の操作によって
駆動モータ40の駆動が停止している状態で赤外センサ
ー35の検知或いは起動スイッチ36の操作によって電
動送風機29が駆動している場合にも駆動モータ40が
駆動され、これにより清掃具の払拭力によって舞い上が
った塵埃等を第2吸引開口38から吸引し、フィルター
44で吸着する機能を具備している。
【0040】尚、駆動モータ40の停止は電動送風機2
9と同様に制御ボックス37に内蔵のタイマー回路によ
って所定時間経過後(例えば、2〜3秒間)に自動的に
停止される。この際、駆動モータ40の停止を電動送風
機29の駆動停止よりも若干遅延させることによって舞
い上がった塵埃等の吸引効果を向上させることができ
る。
【0041】また、清掃具によって集められた無用物
は、吸引開口16から吸引することが前提であることか
ら、第2吸引開口38からの室内空気の吸引力は、吸引
ファン39の大きさや駆動モータ40の出力設定によ
り、吸引開口16での吸引力よりも小さく設定されてい
る。尚、第2吸引開口38は安全性確保のためネット4
6に覆われている。
【0042】ところで、図3に示すように、吸引ファン
39を電動機室23へと臨む従動シャフト47に連結す
ると共に従動シャフト47の先端に従動ギヤ48を設け
る一方、電動機室23内で回転可能に保持された駆動シ
ャフト49の一端に電動送風機29の排気風力によって
回転する駆動ファン50を設けると共に駆動シャフト4
9の他端に従動ギヤ48と噛み合う駆動ギヤ51を設
け、駆動モータ40を廃止して電動送風機29を共用す
ることも可能である。
【0043】この際、吸引ファン39の大きさを小さく
することによって吸引開口16の吸引力よりも第2吸引
開口38の吸引力を小さくすることができる。また、吸
引ファン39の回転方向を室内側からの空気吸引方向と
するため、駆動ファン50の回転方向を羽形状や規制手
段(一方側のみの回転を許容)によって制御する。さら
に、第2吸引開口38の開口面積は大きいほうが良いた
め、第2吸引開口38と吸引ファン39との間に漏斗状
の集風器52を設けることも可能である。尚、図3にお
いて、上述した他の構成は上記実施の形態と同一の構成
であるため同一の符号を付してその説明は省略する。
【0044】このような構成において、吸引式無用物収
容装置10は、建物のコーナ部の床面11に壁面11a
と密着した状態で据え置き設置することができる。
【0045】そして、喫煙等によって室内空気が汚れた
場合(又は常時)には、清浄器スイッチ41を操作して
駆動モータ40を駆動させ、吸引ファン39の回転によ
って室内空気を第2吸引開口38から清浄器室24へと
吸引し、フィルタ44を通過させることによって塵埃や
汚れを取り除いて清浄化した後、ルーバー45を経由さ
せて吹出口43から再び室内へと放出する。
【0046】この際、ルーバー45は、清浄化した空気
をケース本体12の正面側、即ち、室内居住空間の内側
へと放出することにより、室内居住空間の空気を効率良
く循環させることができる。
【0047】一方、箒等の清掃具によって床面11を払
拭しつつ塵埃や髪の毛等の無用物を吸引式無用物収容装
置10の近傍(吸引開口16の近傍)にまで集めると、
赤外センサー35が清掃者若しくは清掃具を検知して電
動送風機29並びに駆動モータ40を駆動させる。
【0048】電動送風機29が駆動すると、その吸引開
口16の周辺に集められた無用物が強制的に吸い込ま
れ、吸引経路17を経由して集塵室18に設けられた集
塵フィルター21内へと収容される。
【0049】この際、吸引経路17は正面側に向かって
拡開している(奥に向かう程順次狭くなる)ことから、
奥に向かう程吸引速度の流速が早くなるため、吸引経路
電動送風機29の動力が小さくとも無用物を短時間で吸
引するに十分な設定とすることができる。
【0050】一方、清掃具によって無用物を吸引開口1
6の近傍にまで集める払拭力や吸引開口16からの吸引
の際に舞い上がった無用物は、電動送風機29と連動し
て駆動する駆動モータ40並びに吸引ファン39の吸引
作用によって、第2吸引開口38から取り込み、フィル
タ44に取り込まれる。
【0051】この際、集塵フィルター21を通過した吸
引風は、連通口25並びに開口26を経由してフィルタ
ー31を通過し、ルーバー32によってケース本体12
の後方側に向けて吹出口30から放出される。
【0052】従って、空気清浄機の際、即ち、清浄器室
24側からの放出とは逆方向への放出となるため、その
放出が互いに相殺されることなく、効率の良い排気を行
うことができる。
【0053】そして、所定時間経過後には電動送風機2
9並びに駆動モータ40の駆動が自動で停止するため、
何ら停止操作することなく、無用物の収容に至る清掃作
業を停止することができる、この際、無用物の吸引・終
了が完了していない場合には、起動スイッチ36を清掃
具で押圧操作することによって、再び、電動送風機29
と駆動モータ40とが駆動して無用物の吸引・収容を行
うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吸引式無
用物収容装置にあっては、前記吸引開口側の断面積が前
記集塵室側の断面積よりも大きくなるように前記吸引経
路を前記本体ケースの正面側に向かって拡開させると共
に前記吸引経路を略水平としたことにより、電動送風機
の小型化並びに駆動時間の短縮化を実現することがで
き、しかも、無用物の逆流を防止することができる。
【0055】請求項2に記載の発明は、前記本体ケース
の側面を前記吸引経路の拡開形状に合わせたことによ
り、建物の壁面と本体ケースとの間の隙の発生を防止す
ることができる。
【0056】請求項3に記載の発明は、前記本体ケース
は上ケースと下ケースとに2分割され且つ前記上ケース
は前記本体ケースの正面側に向かって倒れこむように前
記下ケースに回動可能に連結され、前記下ケースには前
記集塵空間が形成されると共に前記集塵室の上方に位置
するフィルタ交換開口が形成され、前記上ケースには前
記電動送風機が収納されると共に前記フィルタ交換開口
と連通する連通口並びに上面に開放する吹出口が形成さ
れていることにより、集塵室に収納された無用物の取出
しを本体ケースを据え置き位置から移動させる事なく容
易に行う事ができる。
【0057】請求項4に記載の発明は、前記吸引開口の
上方に設けられた第2吸引開口と、前記吸引開口での吸
引力よりも小さい吸引力で前記第2吸引開口から空気を
吸引する吸引手段とを備えていることにより、舞い上が
った無用物の吸引を可能とすることができる。
【0058】請求項5に記載の発明は、前記第2吸引開
口と前記吸引手段とを空気清浄器用として使用すること
により、稼働率を向上させることができる。
【0059】請求項6に記載の発明は、前記吸引開口の
周縁部に前記電動送風機を駆動させるセンサーを設けた
ことにより、電動送風機のスイッチ操作を容易に行うこ
とができる。
【0060】請求項7に記載の発明は、前記電動送風機
を所定時間経過後に自動的に停止させるタイマーを設け
たことにより、電動送風機のスイッチ操作を容易に行う
ことができ、しかも、消電化並びに電動送風機の負荷を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる吸引式無用物収容
装置を示し、(A)は吸引式無用物収容装置の正面図、
(B)は上ケースを正面側に倒した状態の吸引式無用物
収容装置の斜視図である。
【図2】同じく、吸引式無用物収容装置の縦断面図であ
る。
【図3】吸引式無用物収容装置の変形例を示し、吸引式
無用物収容装置の斜視図である。
【図4】従来の吸引式無用物収容装置を示し、(A)は
吸引式無用物収容装置の使用状態の斜視図、(B)は吸
引式無用物収容装置の縦断面図である。
【符号の説明】 10…吸引式無用物収容装置 11…床面 12…本体ケース 16…吸引開口 17…吸引経路 18…集塵室 28…集塵空間 29…電動送風機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面に据え置き設置可能な本体ケースと、
    前記本体ケースの正面に形成され且つ床面に沿う幅広な
    吸引開口と、該吸引開口に連通するように前記本体ケー
    ス内に形成された吸引経路と、該吸引経路の経路終端部
    に設けられた集塵室と、前記吸引開口から前記集塵室に
    至る集塵空間に負圧を発生させる電動送風機とを備えた
    吸引式無用物収容装置において、 前記吸引開口側の断面積が前記集塵室側の断面積よりも
    大きくなるように前記吸引経路を前記本体ケースの正面
    側に向かって拡開させると共に前記吸引経路を略水平と
    したことを特徴とする吸引式無用物収容装置。
  2. 【請求項2】前記本体ケースの側面を前記吸引経路の拡
    開形状に合わせたことを特徴とする請求項1に記載の吸
    引式無用物収容装置。
  3. 【請求項3】前記本体ケースは上ケースと下ケースとに
    2分割され且つ前記上ケースは前記本体ケースの正面側
    に向かって倒れこむように前記下ケースに回動可能に連
    結され、前記下ケースには前記集塵空間が形成されると
    共に前記集塵室の上方に位置するフィルタ交換開口が形
    成され、前記上ケースには前記電動送風機が収納される
    と共に前記フィルタ交換開口と連通する連通口並びに上
    面に開放する吹出口が形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の吸引式無用物収容装置。
  4. 【請求項4】前記吸引開口の上方に設けられた第2吸引
    開口と、前記吸引開口での吸引力よりも小さい吸引力で
    前記第2吸引開口から空気を吸引する吸引手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の吸引式無用物
    収容装置。
  5. 【請求項5】前記第2吸引開口と前記吸引手段とを空気
    清浄器用として使用することを特徴とする請求項4に記
    載の吸引式無用物収容装置。
  6. 【請求項6】前記吸引開口の周縁部に前記電動送風機を
    駆動させるセンサーを設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の吸引式無用物収容装置。
  7. 【請求項7】前記電動送風機を所定時間経過後に自動的
    に停止させるタイマーを設けたことを特徴とする請求項
    6に記載の吸引式無用物収容装置。
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