JP2001029225A - 炊飯ジャーの鍋 - Google Patents

炊飯ジャーの鍋

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JP2001029225A
JP2001029225A JP11201860A JP20186099A JP2001029225A JP 2001029225 A JP2001029225 A JP 2001029225A JP 11201860 A JP11201860 A JP 11201860A JP 20186099 A JP20186099 A JP 20186099A JP 2001029225 A JP2001029225 A JP 2001029225A
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JP
Japan
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flange
silicone rubber
rubber layer
pot
pan
Prior art date
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Application number
JP11201860A
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English (en)
Inventor
Satoru Nishiwaki
悟 西脇
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯ジャーの鍋の取手の存在が、炊飯ジャー
の製品サイズに影響を与えていることにかんがみ、鍋の
把持に支障を来さないように配慮しつつ、事実上取手を
省略して製品サイズの小型化を図ることである。 【手段】 鍋本体1の開口周縁に設けられたフランジ2
の全周にわたり、所要厚さのシリコーンゴム層13を設
けた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炊飯ジャーの鍋
に関し、特にそのフランジ部分の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯ジャーの鍋Bは、図4に示す
ように、鍋本体1の開口周縁に外向きのフランジ2を設
け、そのフランジ2の中心対称の2ヵ所に合成樹脂製の
取手3を2本のビス又はリベットにより取り付けてい
る。上記の鍋Bはジャー本体4の外鍋5の内部に収納さ
れ、取手3はジャー本体4の取手凹所6に嵌められる
(特開平10−113279号公報参照)。
【0003】ジャー本体4の蓋7には、図5に示すよう
に、その内部に放熱板8が設けられると共に、該蓋7の
下面に内蓋9が設けられ、加圧型の炊飯ジャーにおいて
は、放熱板8の外周縁に蓋パッキン11が装着されると
共に、内蓋9の外周縁に内蓋パッキン12が装着され
る。
【0004】上記の蓋7を閉めると、蓋パッキン11が
鍋Bのフランジ2の上面に接触し、また内蓋パッキン1
2が鍋Bの内周面に接触する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の取手3は、鍋B
をジャー本体4から取り出す場合や、逆にジャー本体4
の内部に入れる場合に把持されるが、このような取手3
を設けた従来の構成によると、ジャー本体4の取手凹所
6を取手3を受け入れるだけの大きさに形成されなけれ
ばならないので、取手3の存在によりジャー本体4の横
幅のサイズに影響をもたらし、ジャー本体が大きくなる
原因となる。
【0006】また、上記の取手3の下面は取付け用のビ
ス頭や補強用のリブの存在により複雑な凹凸形状をなし
ているため、この下面に付着した汚れを除去する清掃が
困難になることがある。
【0007】そこで、この発明は、鍋の把持に支障をも
たらすことなく上記の取手を事実上省略して、製品サイ
ズの小型化が図れるようにすると共に、清掃性の良好な
炊飯ジャーの蓋を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、鍋本体の開口周縁に外向きのフラン
ジを設けてなる炊飯ジャーの鍋において、上記フランジ
の全周に、該フランジの下面、側面、上面にわたり所要
厚さのシリコーンゴム層を設けた構成としたものであ
る。
【0009】上記のシリコーンゴム層の上面部に炊飯ジ
ャーの放熱板に対するシール部を形成した構成や、上記
のシリコーンゴム層の下面部を上記鍋本体の外周面に所
要長さ延出させて指保護部を形成した構成をとることが
できる。
【0010】また、上記のフランジに凹凸部を形成し、
上記シリコーンゴム層とフランジとの接触面積を増大さ
せた構成や、上記のシリコーンゴム層の下面部表面に滑
り止め用の粗面を形成した構成をとることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1に示すように、実施形態の
炊飯ジャーの鍋Aは、従来の場合と同様に、鍋本体1の
開口周縁に外向きのフランジ2を設けている。このフラ
ンジ2の全周に渡りシリコーンゴム層13が設けられ
る。このシリコーンゴム層13は、図2(a)に示すよ
うに、フランジ2の下面をカバーする下面部14、側面
をカバーする側面部15、及び上面をカバーする上面部
16とからなる断面コの字形のものであり、鍋本体1の
熱から指先を保護するために1mm以上の厚さをもつよ
うに形成される。
【0012】上記のシリコーンゴム層13は、これを上
記のフランジ2に装着したのち、加熱することにより収
縮させて固着させる。また、装着する前の段階で1次加
硫を行い、装着後2次加硫を行って固着させるようにし
てもよい。
【0013】上記シリコーンゴム層13の上面部16
を、図2(b)のように上方に膨出させて放熱板8に対
するシール部17を形成することができる。このような
シール部17を設けると、従来放熱板8に装着されてい
た蓋パッキン11(図5参照)を省略することができ
る。また、図2(c)のように、上面部16を鍋本体1
の内周面近くまで延出することによっても放熱板8に対
するシール部17を形成することができる。
【0014】図3(a)に示したものは、下面部14を
鍋本体1の外側面に延出して指先が直接鍋本体1に触れ
ることを防止するための指保護部18を形成したもので
ある。同図(b)はフランジ2に細かい凹凸による粗面
19を形成し、シリコーンゴム層13の抜止めを図った
ものである。同図(c)は、フランジ2の上下面に段差
による凹部19a,19bを設けて側方に突き出した凸
部21を形成し、シリコーンゴム層13をこれらの周り
に装着するようにしたものであり、シリコーンゴム層1
3との接触面積を増大して、抜止めを図ったものであ
る。
【0015】図3(d)は下面部14の表面を粗面22
に形成して指先の滑り止めを図ったものである。同図
(e)は下面部14を下方に延出して前述の指保護部1
8を形成すると共に、上面部16を内面側に延出して前
述のシール部17を形成したものである。
【0016】上記のいずれの実施形態においても、鍋A
を把持する場合は、フランジ2の部分をシリコーンゴム
層13の上から把持することにより、フランジ2の部分
の熱はシリコーンゴム層13において断熱されるので、
支障無くこれを把持することができる。
【0017】また、図1に示すように、ジャー本体4に
設けられる取手凹所6の周方向の長さaは、2〜3本の
指を挿入するに足りる大きさであればよく、またその幅
bは実質的にフランジ2を掛けるに足りる大きさであれ
ばよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明は鍋のフランジ
の全周に、該フランジの下面、側面、上面をカバーする
所要厚さのシリコーンゴム層を設けたことにより、フラ
ンジから外方へ突き出す取手を設ける必要がないので、
ジャー本体側の横幅を小さく形成することができ、製品
の小型化を実現することができる。また、上記のシリコ
ーンゴム層を全周に渡り設けることにより、鍋の方向性
が無くなるので、ジャー本体に対する向きを考慮するこ
と無く装着でき、またフランジの全周のどの位置でも把
持できる便利さがある。更に、シリコーンゴム層の形状
が単純であり、また表面の滑り性が良いので汚れが付着
しにくく、たとえ付着しても清掃により容易に除去する
ことができる。
【0019】上記のシリコーンゴム層の上面部にシール
部を設けることにより、蓋側のパッキンを省略すること
ができる。
【0020】上記のシリコーンゴム層の下面部を下方に
延出して指保護部を形成することにより指先が鍋外表面
に触れることを防止でき、また鍋のフランジに凹凸部を
形成することにより該シリコーンゴム層の抜け止めを図
ることができ、更に該シリコーンゴム層の下面部表面を
粗面に形成することにより、指先の滑り止めを図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の分解斜視図
【図2】(a)〜(c)フランジ部分の諸例の断面図
【図3】(a)〜(e)フランジ部分の諸例の断面図
【図4】従来例の分解斜視図
【図5】同上の一部拡大断面図
【符号の説明】
1 鍋本体 2 フランジ 3 取手 4 ジャー本体 5 外鍋 6 取手凹所 7 蓋 8 放熱板 9 内蓋 11 蓋パッキン 12 内蓋パッキン 13 シリコーンゴム層 14 下面部 15 側面部 16 上面部 17 シール部 18 指保護部 19 粗面 19a 段差部 19b 段差部 21 凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋本体の開口周縁に外向きのフランジを
    設けてなる炊飯ジャーの鍋において、上記フランジの全
    周に、該フランジの下面、側面、上面にわたり所要厚さ
    のシリコーンゴム層を設けたことを特徴とする炊飯ジャ
    ーの鍋。
  2. 【請求項2】 上記のシリコーンゴム層の上面部に炊飯
    ジャーの蓋に対するシール部を形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の炊飯ジャーの鍋。
  3. 【請求項3】 上記のシリコーンゴム層の下面部を上記
    鍋本体の外周面に所要長さ延出させて指保護部を形成し
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の炊飯ジャー
    の鍋。
  4. 【請求項4】 上記のフランジに凹凸部を形成し、上記
    シリコーンゴム層とフランジとの接触面積を増大させた
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の炊
    飯ジャーの鍋。
  5. 【請求項5】 上記のシリコーンゴム層の下面部表面に
    滑り止め用の粗面を形成したことを特徴とする請求項1
    から4のいずれかに記載の炊飯ジャーの鍋。
JP11201860A 1999-07-15 1999-07-15 炊飯ジャーの鍋 Pending JP2001029225A (ja)

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