JP2001028678A - 通信システムおよび通信装置および通信方法ならびに記憶媒体 - Google Patents

通信システムおよび通信装置および通信方法ならびに記憶媒体

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JP2001028678A
JP2001028678A JP19874799A JP19874799A JP2001028678A JP 2001028678 A JP2001028678 A JP 2001028678A JP 19874799 A JP19874799 A JP 19874799A JP 19874799 A JP19874799 A JP 19874799A JP 2001028678 A JP2001028678 A JP 2001028678A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信元の意思に反して送信情報が転送される
のを防止する通信システムおよび通信装置および通信方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 送信機は、転送禁止を指示して送信を実
行するとき、受信機の能力として「受信情報の転送禁止
機能あり」の場合は、転送禁止の旨をDCS信号(また
は送信情報自体)に埋め込んで送信を実行する。一方、
受信機の能力として「受信情報の転送禁止機能なし」の
場合の送信機の動作は、送信を実行しないでその旨を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信したデータの転
送を行う通信装置及び方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信装置、例えばファクシミリ装
置では、受信デ−タをを所定の宛先に転送するような機
能が設けられていた。この場合、受信データの送信元か
らの指示に基づいて転送を実行する形態と、送信元から
の指示は無く、受信機側の設定に基づいて転送を実行す
る形態とがある。後者の形態では、例えば、受信データ
をメモリボックスと称するメモリ内のエリアに格納した
後、該メモリボックスに予め設定された宛先へ受信デー
タを転送する。この場合、送信元では、メモリボックス
を指定してデータを送信すればよく、特に転送指示を意
図するような操作は不要である。例えば、ファクシミリ
装置であれば、オペレータが指定したメモリボックスの
データをITU−T勧告のサブアドレス信号にセットし
て受信機側に通知される。T.30のファクシミリ手順
にのっとって行わる。図10に、そのファクシミリ手順
のシーケンスを示す。
【0003】同図において、1001は送信機、100
2は、受信機を表わす。まず、両装置間で呼接続が完了
した後、受信機1002から被呼局識別トーン信号(C
ED)と、それに続いて非標準機能信号(NSF)、被
呼端末識別信号(CSI)、デジタル識別信号(DI
S)が送出される(ステップS1003、S100
4)。このとき、DIS信号の所定ビットを「1」にセ
ットすることにより、送信機に対して「サブアドレス通
信機能有り」の旨が通知される。これに対して送信機
は、パスワード信号(PWD)、サブアドレス信号(S
UB)、NSS(非標準機能設定信号)、TSI(発呼
局識別信号)、DCS(デジタル命令信号)を送出する
(ステップS1005)。ここで、オペレータが指定し
たサブアドレスデータはSUB信号にセットされて受信
機に通知される。以下、公知のファクシミリ手順に従っ
て画像を受信し、該画像はSUB信号にセットされたサ
ブアドレスデータにより特定されるメモリボックスに格
納される。画像を受信したメモリボックスに所定宛先へ
の転送機能が設定されていると、受信画像は設定されて
いる宛先へ自動的に転送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、画像の送信元で指定したメモリボックスに転
送機能が設定されていることを把握してない場合もあ
り、送信元の意思に関わらず、送信情報が転送されてし
まうという問題がある。
【0005】また、最近では、ホストコンピュータ等の
上位装置と接続されて動作する通信装置も多数提供され
ており、このような装置では、送信元の意思に関わら
ず、受信データをホストコンピュータにアップロードし
てしまう。いったんアップロードされたデータは、ホス
トコンピュータ側で、転送したり、フロッピーディスク
等の可搬性のメモリ媒体に記憶して、持ち運ぶ事も可能
となる。したがって、このような場合にも送信元の意思
に反して送信情報が拡散してしまう恐れが生ずる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、送信元の意思に反して送信情報が転送さ
れるのを防止する通信システムおよび通信装置および通
信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本出願の第1の発明は、送信機と受信機とから成る
通信システムにおいて、前記送信機は、送信時に送信デ
ータの転送の禁止をオペレータが指定する指定手段と、
前記受信機に転送禁止機能を備えているか否かを判断す
る判断手段と、前記指定手段によりデータを送信する
際、前記判断手段が肯定応答のときは、データの送信を
実行し、前記判断手段が否定応答のときは、データの送
信を実行しない制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記判断手段が肯定応答のときは、データの送信とともに
該データの転送禁止を通知する通知手段を備え、前記受
信機は、前記送信機から前記通知手段による通知をとも
なって受信したデータに対して、所定の動作を禁止する
禁止手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本出願の第2の発明は、本出願の第
1の発明において、前記禁止手段における所定の動作と
は、データを所定の宛先に転送する動作であることを特
徴とする。
【0009】また、本出願の第3の発明は、本出願の第
1の発明において、前記禁止手段における所定の動作と
は、データを上位装置へアップロードする動作であるこ
とを特徴とする。
【0010】また、本出願の第4の発明は、本出願の第
1の発明において、前記禁止手段における所定の動作と
は、データをメモリ上で複製する動作であることを特徴
とする。
【0011】また、本出願の第5の発明は、本出願の第
1乃至4の発明のいずれかにおいて、データの送信を、
ファクシミリ手順により実行する通信システムであっ
て、前記通知手段は、ITU−T勧告T.30で規定さ
れているNSS信号、または、NSF信号により通知す
るものであることを特徴とする。
【0012】また、本出願の第6の発明は、本出願の第
1乃至4の発明のいずれかにおいて、データの送信を、
ITU−T勧告T.30で規定されているBFT機能に
より実行する通信システムであって、前記通知手段は、
BFTヘッダ部により通知するものであることを特徴と
する。
【0013】また、本出願の第7の発明は、送信時に送
信データの転送の禁止をオペレータが指定する指定手段
と、受信側が転送禁止機能を備えているか否かを判断す
る判断手段と、前記指定手段によりデータを送信する
際、前記判断手段が肯定応答のときは、データの送信を
実行し、前記判断手段が否定応答のときは、データの送
信を実行しない制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記判断手段が肯定応答のときは、データの送信とともに
該データの転送禁止を通知する通知手段を備えたことを
特徴とする。
【0014】また、本出願の第8の発明は、本出願の第
7の発明において、データの送信を、ファクシミリ手順
により実行する通信装置であって、前記通知手段は、I
TU−T勧告T.30で規定されているNSS信号、ま
たは、NSF信号により通知するものであることを特徴
とする。
【0015】また、本出願の第9の発明は、本出願の第
7の発明において、データの送信を、ITU−T勧告
T.30で規定されているBFT機能により実行する通
信装置であって、前記通知手段は、BFTヘッダ部によ
り通知するものであることを特徴とする。
【0016】また、本出願の第10の発明は、送信側
は、データ送信時に該データの転送の禁止をオペレータ
が指定する指定工程と、前記受信機に転送禁止機能を備
えているか否かを判断する判断工程と、前記指定工程に
よりデータを送信する際、前記判断工程が肯定応答のと
きは、データの送信を実行し、前記判断工程が否定応答
のときは、データの送信を実行しない制御工程とを備
え、前記制御工程は、前記判断工程が肯定応答のとき
は、データの送信とともに該データの転送禁止を通知す
る通知工程を備え、受信側は、送信側から前記通知工程
による通知をともなって受信したデータに対して、所定
の動作を禁止する禁止工程を備えたことを特徴とする。
【0017】また、本出願の第11の発明は、本出願の
第10の発明において、前記禁止工程における所定の動
作とは、データを所定の宛先に転送する動作であること
を特徴とする。
【0018】また、本出願の第12の発明は、本出願の
第10の発明において、前記禁止工程における所定の動
作とは、データを上位装置へアップロードする動作であ
ることを特徴とする。
【0019】また、本出願の第13の発明は、本出願の
第10の発明は、前記禁止工程における所定の動作と
は、データをメモリ上で複製する動作であることを特徴
とする。
【0020】また、本出願の第14の発明は、本出願の
第10乃至13の発明のいずれかにおいてデータの送信
を、ファクシミリ手順により実行する通信方法であっ
て、前記通知工程は、ITU−T勧告T.30で規定さ
れているNSS信号、または、NSF信号により通知す
るものであることを特徴とする。
【0021】また、本出願の第15の発明は、本出願の
10乃至13の発明のいずれかにおいて、データの送信
を、ITU−T勧告T.30で規定されているBFT機
能により実行する通信方法であって、前記通知工程は、
BFTヘッダ部により通知するものであることを特徴と
する。
【0022】また、本出願の第16の発明は、データ送
信時に該データの転送の禁止をオペレータが指定する指
定工程と、受信側が転送禁止機能を備えているか否かを
判断する判断工程と、前記指定工程によりデータを送信
する際、前記判断工程が肯定応答のときは、データの送
信を実行し、前記判断工程が否定応答のときは、データ
の送信を実行しない制御工程とを備え、前記制御工程
は、前記判断工程が肯定応答のときは、データの送信と
ともに該データの転送禁止を通知する通知工程を備えた
ことを特徴とする。
【0023】また、本出願の第17の発明は、本出願の
第16の発明において、データの送信を、ファクシミリ
手順により実行する通信方法であって、前記通知工程
は、ITU−T勧告T.30で規定されているNSS信
号、または、NSF信号により通知するものであること
を特徴とする。
【0024】また、本出願の第18の発明は、本出願の
第16の発明において、データの送信を、ITU−T勧
告T.30で規定されているBFT機能により実行する
通信方法であって、前記通知工程は、BFTヘッダ部に
より通知するものであることを特徴とする。
【0025】また、本出願の第19の発明は、データ送
信時に該データの転送の禁止をオペレータが指定する指
定工程と、受信側が転送禁止機能を備えているか否かを
判断する判断工程と、前記指定工程によりデータを送信
する際、前記判断工程が肯定応答のときは、データの送
信を実行し、前記判断工程が否定応答のときは、データ
の送信を実行しない制御工程とを実行するためのプログ
ラムコードを格納し、前記制御工程は、前記判断工程が
肯定応答のときは、データの送信とともに該データの転
送禁止を通知することを特徴とするコンピュータ読取可
能な記憶媒体である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施形態を詳細に説明する。
【0027】<第1の実施形態>図8は、本発明に係る
通信システムの構成を説明するための図である。同図に
おいて、801はデータの最初の送り元となる通信装置
(以下、送信元装置と称する)、802は、送信元装置
801から受信したデータを転送する機能を有する通信
装置(以下、転送装置と称する)、803は、転送装置
802から転送されたデータを受信する通信装置(以
下、転送先装置と称する)である。804a、804b
は、それぞれ、送信元装置801と転送装置802とを
結ぶネットワーク、転送装置802と転送先装置803
とを結ぶネットワークであり、例えば公衆回線等で構成
される。本発明に係る通信システムは、送信元装置80
1および転送装置802とから構成される(破線部80
5)。
【0028】図1は、第1の実施形態における送信元装
置801および転送装置802となる通信装置の構成を
示すブロック図である。NCU(網制御装置)2は、電
話網をデ−タ通信等に使用するために、その回線の端末
に接続し電話交換網の接続制御を行ったり、デ−タ通信
路への切り替えを行ったり、ル−プの保持を行うもので
ある。またNCU2はバス26からの制御により、電話
回線2aを電話機4側に接続したり(以下、CMLオフ
と称する)、信号レベルが「1」であれば、電話回線2
aをファクシミリ装置に接続したり(以下、CMLオン
と称する)ものである。この接続の切替は不図示のCM
Lリレーのオン/オフ動作により行われ、以下、電話回
線2aを電話機4側に接続しすることをCMLオフと、
電話回線2aをファクシミリ装置に接続することをCM
Lオンと称する。なお、装置の待機状態では電話回線2
aは電話機4側に接続(CMLオフ)されている。
【0029】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号を分離し、加算回路12からの送信信号をN
CU2経由で電話回線2aへ送出し、相手側からの信号
をNCU2経由で受信信号線6a経由で変復調器8に送
るものである。変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34等に基づいた変調及び復調を行うものであり、場数
26により、各伝送モ−ドが指定される。変復調器8は
バス26からのデータを入力し、変調デ−タを信号線8
aに出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入
力し、復調デ−タをバス26に出力する。加算回路12
は、信号線8aの情報と信号線10aの情報と信号線2
2aの情報とを入力し加算した結果を信号線12aに出
力する。発呼回路10はバス26から入力される電話番
号データに基づいてDTMFによる選択信号を送出す
る。
【0030】読取部14は、CCDまたは密着型イメ−
ジセンサ(CS)等の光電変換手段により原稿を読み取
り、適宜処理された画素デ−タをバス26に出力する。
記録部16は、信号線20eに出力される記録デ−タを
ハ−ドコピ−としてプリントアウトするものである。メ
モリ18は、CPUがプログラムを実行する際のワーク
メモリであるとともに、読み取りデ−タの生情報、ある
いは、符号化された情報を格納したり、また、受信情
報、あるいは、復号化した情報等を格納するために使用
する。CPU22はバス26を介して装置全体を制御す
るものであり、ROM24に格納されているプログラム
を読み出し実行する。
【0031】操作部20は、ワンタッチダイヤルキ−、
短縮ダイヤルキ−、テンキ−、*・#キ−、セットキ
−、ストップキ−、通信番号入力キ−、その他のファン
クションキ−等を有しており、押下されたキ−情報はバ
ス26に出力される。またオペレータが画像を送信する
際に、該画像の転送の禁止を指示するための転送禁止キ
ーを有する。表示部32は、バス26から入力される情
報をLCD等の表示デバイスに表示する。
【0032】本実施形態における送信元装置801の動
作の概略を図2の表を用いて説明する。送信機(送信元
装置801)の操作として転送禁止を指示して送信を実
行した場合(201)の、受信機(転送装置802)の
能力202に応じた送信機(送信元装置801)の動作
を示している。まず、受信機の能力として「受信情報の
転送禁止機能あり」の場合の送信機の動作は、転送禁止
の旨をDCS信号(または送信情報自体)に付加して送
信を実行する。一方、受信機の能力として「受信情報の
転送禁止機能なし」の場合の送信機の動作は、送信を実
行しないでその旨を表示する。
【0033】図3、図4、および、図5は、送信元装置
801の送信動作を示すフローチャートである。まず送
信動作が起動されると(ステップS2)、ステップS1
6で転送禁止が選択されたかを判断する。これは操作部
20上の転送禁止キーが押下されて送信が開始したかど
うかを判断すればよい。転送禁止が選択されていないと
判断された場合はステップS38に進み、CMLをオン
して(ステップS38)、操作部10から指定された宛
先に発呼(ステップS40)し、前手順(ステップS4
2)、ファクシミリ情報の送信(ステップS44)、後
手順(ステップS46)を実行して送信動作を終了す
る。このときステップS42の前手順では、受信機に対
して転送禁止の指示はしない。
【0034】一方、ステップS16において転送禁止が
選択されたと判断された場合は、ステップS18に進
み、CMLをオンして(ステップS18)、操作部10
から指定された宛先に発呼(ステップS20)し、前手
順として受信機の能力を示す手順信号(DIS信号また
はNSF信号)を受信する(ステップS22)。そして
受信した手順信号を解析して、受信機が転送禁止機能を
有するか否かを判断する(ステップS24)。受信機が
転送禁止機能を有すると判断された場合は、残りの前手
順として転送禁止指示を含んだ信号(DCS信号または
NSS信号)を送信し、続いてファクシミリ情報の送信
(ステップS28)、後手順(ステップS30)を実行
して送信動作を終了する。ステップS24で受信機が転
送禁止機能を有しないと判断された場合は、DCN信号
を送信し(ステップS32)、CMLをオフして(ステ
ップS34)送信動作を終了し、表示部32には「受信
機が転送禁止機能が有しなかったので送信が実行できな
かった」旨を表示する(ステップ36)。
【0035】図6は、転送装置802の受信動作を示す
フローチャートである。
【0036】まず、回線から着信があり受信動作が開始
されると(ステップS600)、CMLをオンし(ステ
ップS602)、前手順を実行する(ステップS60
4)。このとき自機の能力として、転送禁止機能を有す
る旨をDIS信号またはNSF信号で宣言する。ステッ
プS606では、送信機から受信した手順信号(DCS
信号またはNSS信号)を解析して転送禁止の指示があ
るか否かを判断する。転送禁止の指示が無いと判断した
場合は、ステップS608に進みファクシミリ信号の受
信を行い、後手順を実行する(ステップS610)。ス
テップS612では、ステップS608で受信した情報
を「転送禁止無し」の情報とともにメモリ18に格納し
て、受信動作を終了する。ここで、メモリ18に格納さ
れる受信情報は、図9に示すように、管理テーブル90
1により管理される。管理テーブル901には様々な属
性情報902とともに転送禁止情報903(転送禁止の
有無)、受信情報の実体905の格納先情報904等が
セットされる。ステップ612における「転送禁止無
し」の情報は転送禁止情報903の領域にセットされ
る。尚、送信元装置801からサブアドレス信号等でメ
モリボックスへの受信等の指示が無ければステップS6
08で受信した情報は記録部16で印刷された後、消去
される。
【0037】ステップS606で転送禁止の指示がある
と判断された場合には、ステップS614に進みファク
シミリ情報の受信を行い、後手順を実行する(ステップ
S616)。ステップ618では、ステップS614で
受信した情報を「転送禁止有り」の情報とともにメモリ
18に格納して、受信動作を終了する。ここで「転送禁
止有り」の情報は管理テーブル901の転送禁止情報9
03の領域にセットされる。
【0038】図7は、転送装置802における受信情報
をアクセスする際の動作を示すフローチャートである。
受信情報へのアクセス形態としては、受信情報の印刷、
受信情報の転送、受信情報の複製(あるメモリボックス
に格納されている受信情報を他のメモリボックスに複製
する)等がある。これらの印刷、転送、複製等の処理の
指定とともに受信情報がアクセスされた場合(ステップ
S62)に図7のフローチャートに基づいた動作が実行
される。まず、受信情報の管理テーブル901の転送禁
止情報903の領域を読み出して転送禁止か否かを判断
し(ステップS64)、転送禁止でなければステップS
72に進み、指定された処理(印刷、転送、複製等)を
実行する。一方、ステップS64で転送禁止と判断され
た場合には、ステップS66〜S70の判断処理を実行
する。指定された処理が印刷処理であれば(ステップS
66で判断)印刷処理を実行する(ステップS72)。
指定された処理が転送処理であるか(ステップS68で
判断)、または、複製処理である(ステップS70の判
断)である場合は、ステップS74に進み、表示部32
に警告表示を行い、指定された処理を実行せずに終了す
る(ステップS76)。
【0039】このように第1の実施形態によれば、送信
元装置において、相手受信機が転送禁止機能を備えてい
ることを確認後に画像の送信とともに転送禁止の通知
し、受信機側において、転送禁止の通知とともに受信し
た画像に対して転送を実行しないようにした。これによ
り、送信元の意思に反して送信情報が転送されるのを防
止することが可能となる。
【0040】<第2の実施形態>第2の実施形態では、
上記第1の実施形態における転送装置802がホストコ
ンピュータとの接続インターフェースを備え、ホストコ
ンピュータ36からの受信情報のアクセスを制限するも
のである。以下、第1の実施形態と異なる部分につき説
明する。
【0041】図11は、第2の実施形態における転送装
置802の構成を示すブロック図である。インターフェ
ース部34はホストコンピュータ36と所定インターフ
ェース(例えばIEEE1284等)でデータのやりと
りを行うためのものである。転送装置802は、ホスト
コンピュータ36からの指示コマンドにより、メモリ1
8内に格納した情報を、印刷したり、ホストコンピュー
タ36にアップロードしたり、転送先装置803に転送
する。
【0042】図12は、転送装置802において、ホス
トコンピュータ36からの受信情報のアクセスに対する
動作を示すフローチャートである。受信情報へのアクセ
ス形態としては、受信情報の印刷、受信情報の転送、受
信情報のアップロード等がある。ホストコンピュータ3
6から印刷、転送、アップロード等の処理の指定ととも
に受信情報がアクセスされた場合(ステップS100)
に図12のフローチャートに基づいた動作が実行され
る。まず、受信情報の管理テーブル901の転送禁止情
報903の領域を読み出して転送禁止か否かを判断し
(ステップS102)、転送禁止でなければステップS
110に進み、指定された処理(印刷、転送、アップロ
ード等)を実行する。一方、ステップS102で転送禁
止と判断された場合には、ステップS104〜S108
の判断処理を実行する。指定された処理が印刷処理であ
れば(ステップS104で判断)印刷処理を実行する
(ステップS110)。指定された処理が転送処理であ
るか(ステップS106で判断)、または、アップロー
ドである(ステップS108の判断)である場合は、ス
テップS112に進み、ホストコンピュータ36に対し
て指定された処理を実行できない旨の拒否応答をして、
指定された処理を実行せずに終了する(ステップS11
4)。
【0043】このように第2の実施形態によれば、送信
元装置において、相手受信機が転送禁止機能を備えてい
ることを確認後に画像の送信とともに転送禁止の通知
し、受信機側において、転送禁止の通知とともに受信し
た画像に対しては、ホストコンピュータにアップロード
しないようにした。これにより、送信元の意思に反して
送信情報が転送されるのを防止することが可能となる。
【0044】上記の実施形態では、送信元装置から転送
装置へ「転送禁止」情報を通知する方式としてITU−
T勧告T.30のNSS信号またはDCS信号に埋め込
んで通知する例を示したが、同じくITU−T勧告T.
30のBFT(BinaryFile Transfe
r)機能を用い、BFTヘッダ部に「転送禁止」情報を
埋め込んで通知してもよい。
【0045】また、上記の実施形態では、通信装置とい
う1つの機器を用いて説明したが、複数の機器(例え
ば、ホストコンピュータ、モデム、スキャナ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用してもよい。
【0046】また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。その場合、記憶媒体に格納
された本発明を達成するためプログラムコードを該シス
テム或は装置のコンピュータ(CPUもしくはMPU)
が読み出し実行することによって、本発明の目的が達成
される。
【0047】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行するに際、コンピュータ上で稼動してい
るOS(オペレーティングシステム)などが処理の一部
を行うような場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の発明によ
れば、送信元装置において、相手受信機が転送禁止機能
を備えていることを確認後に画像の送信とともに転送禁
止の通知し、受信機側において、転送禁止の通知ととも
に受信した画像に対して転送を実行しないようにした。
これにより、転送禁止の指定を行って送信元の意思に反
して送信情報が転送されるのを防止することが可能とな
る。
【0049】とくに、第3および第12の発明によれ
ば、送信したデータが受信機側でホストコンピュータに
アップロードされるのを防止することが可能となる。
【0050】また、第4および第13の発明によれば、
送信したデータが、受信機側においてメモリ上で複製さ
れるのを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態における送信元装置の動
作を表で示した図である。
【図3】本発明の第1実施形態における送信元装置の動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態における送信元装置の動
作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態における送信元装置の動
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態における転送装置の動作
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1実施形態における転送装置の動作
を示すフロ−チャ−トである。
【図8】本発明の第1実施形態における通信システムの
構成を示す説明図である。
【図9】本発明の第1実施形態である。
【図10】ファクシミリの通信手順のシーケンスを示す
図である。
【図11】本発明の第2の実施形態における通信装置の
構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における転送装置の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 発呼回路 12 加算回路 14 読取部 16 記録部 18 メモリ 20 操作部 22 CPU 24 ROM 26 バス 32 表示部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA13 AB20 AB25 AB32 AB38 AB42 AC05 AC38 AC43 AE14 AE15 AF00 AF02 AF03 BA00 5C075 AA90 CA01 CA14 CD05 CD07 CD23 CD25 CF01 DD04 FF90 5K030 GA15 HA05 HB04 HB11 JT05 LA08 LD11 5K101 KK01 RR19

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機と受信機とから成る通信システム
    において、前記送信機は、送信時に送信データの転送の
    禁止をオペレータが指定する指定手段と、前記受信機に
    転送禁止機能を備えているか否かを判断する判断手段
    と、前記指定手段によりデータを送信する際、前記判断
    手段が肯定応答のときは、データの送信を実行し、前記
    判断手段が否定応答のときは、データの送信を実行しな
    い制御手段とを備え、前記制御手段は、前記判断手段が
    肯定応答のときは、データの送信とともに該データの転
    送禁止を通知する通知手段を備え、前記受信機は、前記
    送信機から前記通知手段による通知をともなって受信し
    たデータに対して、所定の動作を禁止する禁止手段を備
    えたことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記禁止手段における所定の動作とは、
    データを所定の宛先に転送する動作であることを特徴と
    する請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記禁止手段における所定の動作とは、
    データを上位装置へアップロードする動作であることを
    特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記禁止手段における所定の動作とは、
    データをメモリ上で複製する動作であることを特徴とす
    る請求項1に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 データの送信を、ファクシミリ手順によ
    り実行する通信システムであって、前記通知手段は、I
    TU−T勧告T.30で規定されているNSS信号、ま
    たは、NSF信号により通知するものであることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 データの送信を、ITU−T勧告T.3
    0で規定されているBFT機能により実行する通信シス
    テムであって、前記通知手段は、BFTヘッダ部により
    通知するものであることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 送信時に送信データの転送の禁止をオペ
    レータが指定する指定手段と、受信側が転送禁止機能を
    備えているか否かを判断する判断手段と、前記指定手段
    によりデータを送信する際、前記判断手段が肯定応答の
    ときは、データの送信を実行し、前記判断手段が否定応
    答のときは、データの送信を実行しない制御手段とを備
    え、前記制御手段は、前記判断手段が肯定応答のとき
    は、データの送信とともに該データの転送禁止を通知す
    る通知手段を備えたことを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 データの送信を、ファクシミリ手順によ
    り実行する通信装置であって、前記通知手段は、ITU
    −T勧告T.30で規定されているNSS信号、また
    は、NSF信号により通知するものであることを特徴と
    する請求項7に記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 データの送信を、ITU−T勧告T.3
    0で規定されているBFT機能により実行する通信装置
    であって、前記通知手段は、BFTヘッダ部により通知
    するものであることを特徴とする請求項7に記載の通信
    装置。
  10. 【請求項10】 送信側は、データ送信時に該データの
    転送の禁止をオペレータが指定する指定工程と、前記受
    信機に転送禁止機能を備えているか否かを判断する判断
    工程と、前記指定工程によりデータを送信する際、前記
    判断工程が肯定応答のときは、データの送信を実行し、
    前記判断工程が否定応答のときは、データの送信を実行
    しない制御工程とを備え、前記制御工程は、前記判断工
    程が肯定応答のときは、データの送信とともに該データ
    の転送禁止を通知する通知工程を備え、受信側は、送信
    側から前記通知工程による通知をともなって受信したデ
    ータに対して、所定の動作を禁止する禁止工程を備えた
    ことを特徴とする通信方法。
  11. 【請求項11】 前記禁止工程における所定の動作と
    は、データを所定の宛先に転送する動作であることを特
    徴とする請求項10に記載の通信方法。
  12. 【請求項12】 前記禁止工程における所定の動作と
    は、データを上位装置へアップロードする動作であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 前記禁止工程における所定の動作と
    は、データをメモリ上で複製する動作であることを特徴
    とする請求項10に記載の通信方法。
  14. 【請求項14】 データの送信を、ファクシミリ手順に
    より実行する通信方法であって、前記通知工程は、IT
    U−T勧告T.30で規定されているNSS信号、また
    は、NSF信号により通知するものであることを特徴と
    する請求項10乃至13のいずれかに記載の通信方法。
  15. 【請求項15】 データの送信を、ITU−T勧告T.
    30で規定されているBFT機能により実行する通信方
    法であって、前記通知工程は、BFTヘッダ部により通
    知するものであることを特徴とする請求項10乃至13
    のいずれかに記載の通信方法。
  16. 【請求項16】 データ送信時に該データの転送の禁止
    をオペレータが指定する指定工程と、受信側が転送禁止
    機能を備えているか否かを判断する判断工程と、前記指
    定工程によりデータを送信する際、前記判断工程が肯定
    応答のときは、データの送信を実行し、前記判断工程が
    否定応答のときは、データの送信を実行しない制御工程
    とを備え、前記制御工程は、前記判断工程が肯定応答の
    ときは、データの送信とともに該データの転送禁止を通
    知する通知工程を備えたことを特徴とする通信方法。
  17. 【請求項17】 データの送信を、ファクシミリ手順に
    より実行する通信方法であって、前記通知工程は、IT
    U−T勧告T.30で規定されているNSS信号、また
    は、NSF信号により通知するものであることを特徴と
    する請求項16に記載の通信方法。
  18. 【請求項18】 データの送信を、ITU−T勧告T.
    30で規定されているBFT機能により実行する通信方
    法であって、前記通知工程は、BFTヘッダ部により通
    知するものであることを特徴とする請求項16に記載の
    通信方法。
  19. 【請求項19】 データ送信時に該データの転送の禁止
    をオペレータが指定する指定工程と、受信側が転送禁止
    機能を備えているか否かを判断する判断工程と、前記指
    定工程によりデータを送信する際、前記判断工程が肯定
    応答のときは、データの送信を実行し、前記判断工程が
    否定応答のときは、データの送信を実行しない制御工程
    とを実行するためのプログラムコードを格納し、前記制
    御工程は、前記判断工程が肯定応答のときは、データの
    送信とともに該データの転送禁止を通知することを特徴
    とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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