JP2000022862A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信システム及び通信方法

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JP2000022862A
JP2000022862A JP10190750A JP19075098A JP2000022862A JP 2000022862 A JP2000022862 A JP 2000022862A JP 10190750 A JP10190750 A JP 10190750A JP 19075098 A JP19075098 A JP 19075098A JP 2000022862 A JP2000022862 A JP 2000022862A
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Takashi Tsukamoto
剛史 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの原稿に対して複数の受取人を指定して送
信し、受信側で複数の受取人の受信データを配信可能と
する通信システムを提供する。 【解決手段】送信元通信管理サーバ804は、送信元フ
ァクシミリ805を介して1つの通信相手先に対して複
数の受け取り人を特定した送信通信情報がある場合には
送信通信情報に複数の受取人を示す受取人指定データを
付加して通信相手先に送信する。また、ある受取人ある
いは同じ通信相手先に対する送信情報が複数ある場合に
は、それらの送信情報をまとめて一括送配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
〔発明の詳細な説明〕
【発明の属する技術分野】本発明は通信媒体を介して他
の通信装置との間で通信情報を送受信可能な通信システ
ム及び通信方法に関し、例えば、1つの通信相手先に対
して複数の受け取り人を特定した送信通信情報を通信可
能な通信システム及び通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の1つの通信相手先に対して複数の
受け取り人を特定した送信通信情報を通信可能な、いわ
ゆる宛先別一括送信機能を備えたファクシミリ装置など
においては、サブアドレスなどの受取人指定が異なる設
定をされていた場合、相手先への発信は、同じダイヤル
先でも別の発呼として処理されていた。
【0003】つまり、通信相手先が同じ電話番号である
「1234−2345」であっても、受取人のサブアド
レスが「12345」と「2349」の様に異なる場合
には、この二人の受取人に送信原稿を送る場合、サブア
ドレス「12345」と「2349」宛に別々にそれぞ
れ「1234−2345」に発呼し、同じ原稿を2回別
個に発呼して送る必要があった。
【0004】また、従来の宛て先一括送信において、一
括送信するかどうかの判断にサブアドレスまでの確認処
理を含んでいなかったため、サブアドレスの指定が行わ
れると一括送信の対象から外されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の宛先別一括送信
機能と、受信した情報をサブアドレス等で指定された受
取人に配信する機能とを持ったファクシミリシステムに
は、以下のような制約があった。
【0006】同じ発呼先に対して一度に複数の受取人
を指定して原稿を送ることができないため、受け取り人
数分同じ原稿を別個に送信する必要があり、通信費がか
さんでいた。
【0007】受信側での配信時に、受取人コード等で
指定できる受取人以外の受取人に対して印刷出力を行わ
せようとしても、これらの受取人宛のファクシミリデー
タの印刷出力ができなかった。
【0008】従って、受取人コード等で指定できる受取
人以外の受取人に対する印刷再生用のファクシミリ送信
と、受取人コード等で指定できる受取人用のファクシミ
リ送信との最低2回分同じ原稿を送る必要があった。
【0009】本発明は上述した課題を解決することを目
的として成されたもので、1つの原稿に対して複数の受
取人を指定して送信し、受信側で複数の受取人の受信デ
ータを配信可能とすることにより上記目的を達成する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する一手
段として例えば以下の構成を備える。
【0011】即ち、通信媒体を介して他の通信装置との
間で通信情報を送受信可能な通信システムにおいて、1
つの通信相手先に対して複数の受け取り人を特定した送
信通信情報を発生可能な送信情報発生手段と、前記送信
情報発生手段が1つの通信相手先に対して複数の受け取
り人を特定した送信通信情報を発生した場合に前記送信
通信情報に複数の受取人を示す受取人指定データを付加
して通信相手先に送信する送信手段とを備えることを特
徴とする。
【0012】そして例えば、前記送信手段は、送信情報
が通信相手先装置で印刷出力可能な場合、印刷出力を許
可する受取人指定データを必要に応じて付加して送信す
ることを特徴とする。あるいは、前記通信相手先装置よ
り印刷出力を許可する受取人指定データが付加された情
報を受信した場合に受信情報を印刷出力する印刷出力手
段を備えることを特徴とする。
【0013】又例えば、前記送信情報に付加するデータ
を受取人群を示すグループコードあるいは各受取人を示
すコードを複数組み合わせたデータとすることを特徴と
する。又は、前記送信情報に付加するデータを受取人を
示すサブアドレスとし、前記サブアドレスを複数付加し
て送信することを特徴とする。又は、前記送信情報に付
加するデータを受取人を示すサブアドレスとし、受取人
が異なる送信情報を送信する毎に異なる受取人を示すサ
ブアドレスを途中で切り替えて送信することを特徴とす
る。又は、前記送信情報に付加するデータを各受取人毎
の独自コードとし、前記独自コードをを複数付加して送
信することを特徴とする。
【0014】さらに例えば、更に、通信媒体を介して他
の通信装置より複数の受取人を示す複数のデータを受信
すると、該データで指定される複数の受取人に該データ
とともに送られてくる通信情報を自動的に配信する配信
手段を備えることを特徴とする。あるいは、受取人を示
す複数のデータは受取人群を示すグループコードあるい
は受取人を示す受取人コードであり、前記配信手段は、
受信したコードデータに従って予め登録されているコー
ドテーブルで指定される受取人に配信することを特徴と
する。あるいは、受取人を示す複数のデータは送信情報
に付加される受取人を示すサブアドレスであり、前記配
信手段は、受信したサブアドレスに従って複数の受取人
に配信あるいは、途中で切り替わったサブアドレスに従
って配信先を途中から切り替えて配信することを特徴と
する。あるいは、受取人を示す複数のデータは送信情報
に付加される受取人を示す独自コードであり、前記配信
手段は、受信した独自コードに従って複数の受取人に配
信あるいは、途中で切り替わった独自コードに従って配
信先を途中から切り替えて配信することを特徴とする。
【0015】更にまた例えば、送信原稿と、指定した送
信相手先を示すデータと、指定した受取人を示すデータ
とを蓄積する蓄積手段を備え、前記送信手段は前記蓄積
手段に蓄積されている蓄積情報を参照して通信相手先へ
の送信情報を生成することを特徴とする。
【0016】また、通信媒体を介して他の通信装置との
間で通信情報を送受信可能な通信システムにおいて、送
信原稿と、指定した送信相手先を示すデータと、指定し
た受取人を示すデータとを蓄積する蓄積手段と、前記蓄
積手段に、同じ通信相手先の同じ受取人への送信原稿が
複数件存在していた場合では、1つの通信相手先の同じ
受取人に対して送信原稿を一括して送信する一括送信手
段を備えることを特徴とする。
【0017】そして例えば、前記一括送信手段は、前記
通信相手先に複数の受取人を指定するデータ受信に対す
る制限があると判断した場合、認容されている範囲で一
括送信を実行し、未送信分は改めて送信することを特徴
とする。
【0018】又例えば、前記通信システムは、単体のフ
ァクシミリ通信装置で構成されることを特徴とする。又
は、前記通信システムは、ファクシミリ装置と外部情報
端末とがインターフェースで接続されているシステムで
あることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。 〔第1の発明の実施の形態例〕図1は本発明に係る一発
明の実施の形態例による通信システムの構成例を示す図
である。
【0020】図1において、101は本実施の形態例の
回線網120を介して他の通信装置例えば他のファクシ
ミリ通信装置と通信を行う通信機器本体であり、インタ
ーフェースケーブルを介して情報機器(通信端末)11
1と接続可能であり、通信端末111の制御を受けて、
公衆回線網120を介して他のファクシミリ通信可能な
装置、例えば相手先装置150との通信を行うことが可
能に構成されている。
【0021】あるいは、ケーブル113により直接LA
N網114に接続可能であり、通信管理サーバ115か
らの制御を受けて、公衆回線網120を介して他の装
置、例えば相手先装置150との通信を行うことが可能
に構成されている。
【0022】情報機器111は、通信機器本体101の
通信動作の制御を行い、必要により送受信ファイルの蓄
積、転送、作成や通信の依頼等を行う。さらに、情報機
器111は、LAN114にも接続されており、LAN
114を介して通信管理サーバ115や他のユーザ用情
報機器116とデータのやり取りを行う。
【0023】さらに、情報機器111は、通信機器本体
101からの通信状態を示すステータスや受信画像ファ
イルを受け取って通信管理サーバ115に転送したり、
通信管理サーバ115から送信依頼された画像ファイル
や送信命令を通信機器本体101に転送し、通信機器本
体101を介して他の通信装置との通信を実現する。
【0024】さらに本実施の形態例においては、通信機
器111が独自の通信ソフトを使い、通信機器本体10
1に送受信の通信を依頼することが可能に構成されてい
る。ただし、通信機器本体101が直接LAN114に
接続できる場合、情報機器111との接続は必要なく、
ケーブル113を介して通信機器本体101が直接LA
N114に接続されてもかまわない。
【0025】直接LAN114と接続された場合、通信
機器本体101は、通信管理サーバ115との間で、通
信に使用するデータや画像ファイルのやり取り、通信命
令が通信状態のステータス等のやり取りを直接行う。
【0026】以下に説明する実施の形態例においては、
図1に示すように通信機器本体101が直接LAN11
4に接続されており、直接通信管理サーバ115からの
命令で通信機器本体101が動作を実行する場合を例と
して示すが、通信管理サーバ115からの命令を受けて
情報機器111が通信機器本体101を制御してもよ
く、また、情報機器111が単体として通信機器本体1
01を制御しても構わない。これらの場合は以下の説明
の通信管理サーバ115を、通信管理サーバ115より
の命令を受けて通信機器本体101を制御する情報機器
111、あるいは直接通信機器本体101を制御する情
報機器111と読み替えればよい。
【0027】通信機器本体101は、公衆回線網120
に対して、回線の捕捉、発呼、被呼検出を行い、例え
ば、通信相手先装置150との間でファクシミリ通信を
行うことが可能に構成されている。
【0028】さらに通信機器本体101は、LAN11
4を介して通信管理サーバ115と交信することが可能
であり、通信管理サーバ115との間で読み取りあるい
は印刷等の命令/ステータスや画信号、データの受渡を
行う。
【0029】通信機器本体101は、通信管理サーバ1
15からの制御に従って公衆回線網120を介して他の
装置との間で情報の通信を行い、通信に必要な情報デー
タ(ダイヤル情報やサブアドレス、通信モードなど)と
画情報を受け取ることが可能に構成されている。また、
通信終了時には、通信結果や通信先からの情報を通信管
理サーバ115に送る。
【0030】さらに本実施の形態例においては、必要に
より通信中や通信終了後にも通信機器本体101と通信
管理サーバ115の間で、命令/ステータスや画情報を
やり取り可能に構成されている。
【0031】通信機器本体101は、NCU制御部10
2、ダイヤル制御部103、被呼検出部104、モデム
−ポンプ105、記憶部106、MPU107、ファイ
ル蓄積&管理部108、I/F制御部109、データバ
ス110、読みとり部118、印刷部117で構成され
ている。
【0032】NCU制御部102は、公衆回線網12
0、相手先通信装置150との通信機器本体101側の
接続口であり、回線網120に接続されている回線の捕
捉制御等を行う。
【0033】ダイヤル制御部103は、、MPU107
からの命令制御に従ってNCU制御部102を介して発
呼の際における回線への電話番号信号(ダイヤル信号
等)を送出するダイヤル動作を制御する。
【0034】被呼検出部104は、NCU制御部102
を介して公衆回線網120より送られてくる被呼信号
(呼び出し信号)を検出し、MPU107に被呼信号検
出を報知する被呼検出制御を行う。
【0035】モデム−ポンプ105は、NCU制御部1
02を介して公衆回線網120より送られてくる変調信
号を復調したり、MPU107より送られてくる送信デ
ータを変調してNCU制御部102を介して公衆回線網
120に送出する制御を行う。また、受信データのアナ
ログ/デジタル変換やMPU107からの送信データを
デジタル/アナログ変換も行う。
【0036】記憶部106は、RAM、ROM、EEP
ROM等の記憶素子で構成され、通信管理サーバ114
からの命令やデータ、及びモデム−ポンプ105との間
でやり取りするデータや、通信管理サーバ115とやり
取りする命令やデータ、通信の為の各種設定値等を記憶
する。
【0037】MPU107は、例えば記憶部106に記
憶されている後述するフローチャートに示す制御手順な
どに従って通信機器本体101の全体の制御を行なう。
【0038】ファイル蓄積&管理部118は、公衆回線
網120を介して通信相手先装置150から受信した画
情報等を例えば通信管理サーバ115に転送するまでの
間、一時的に蓄積したり、通信管理サーバ115から送
られてくる送信すべき画情報を他の装置に送信するまで
の間一時的に蓄積する。
【0039】またファイル蓄積&管理部118は、通信
機器本体101上の読み取り部117で読み取った原稿
画像情報や通信管理サーバ115から印刷依頼され印刷
部118で印刷される画情報の蓄積管理も行っている。
【0040】さらにファイル蓄積&管理部118は、通
信機器本体101自体が通信管理サーバ機能を持つ場合
には、LAN114を介して他の情報端末116から直
接送られてくる送信依頼ファイルや情報端末116へ直
接配信するファイルを蓄積管理する。なお、以上におけ
る蓄積管理において、必要に応じて蓄積ファイルの圧縮
伸張、拡大/縮小を行う。
【0041】I/F制御部109は、インターフェース
ケーブルを介して、外部の情報機器115やLAN11
4を介して通信管理サーバ114と通信機器本体101
とのデータ、命令、画情報等のやり取りを直接制御して
いる。データバス110は、本体上の各部間を接続し、
各部間でのデータのやり取りを可能にしている。
【0042】読み取り部117は、原稿を二値化データ
としてグレイスケールで読み取るものであり、自動原稿
給紙装置(ADF)を備えることにより複数の原稿の連
続読み取りを可能としている。
【0043】印刷部118では、例えば記憶部106に
格納されている印刷出力すべき画情報などを記録紙に印
刷出力するものであり、レーザビームプリンタ(LB
P)、バブルジェットプリンタ(BP)等の各種のプリ
ンタで構成することができる。
【0044】以上の構成を備える本実施の形態例の通信
システムにおける公衆回線網120を用いての他の相手
先通信装置150などとのファクシミリ通信制御を図2
を参照して以下に説明する。図2は本実施の形態例にお
ける通信端末からの配信依頼を伴う一括送信と、一括送
信を受信した場合のLAN上の端末への配信制御を説明
するための図である。
【0045】送信側では、複数の送信依頼人からの送信
依頼を通信管理サーバが管理し、各原稿の受取人を複数
のサブアドレスで指定して、一括送信できるものにまと
めて送信するように制御する。また、受信側では、受信
したデータを各原稿に付いているサブアドレスから各原
稿を指定された受取人に配信する。
【0046】送信側のシステムは、情報端末A801、
情報端末B802、通信管理サーバ804、通信装置8
05、各装置間のデータのやり取りを行うためのLAN
網803で構成されている。
【0047】受信側のシステムは、情報端末C811、
情報端末D812、情報端末E813、プリンタ81
4、通信管理サーバ809、通信装置808、装置間の
データのやり取りを行うためのLAN網810で構成さ
れている。
【0048】以上の構成を備える通信システムにおい
て、通信装置805と通信装置808は、公衆回線網8
07を介して通話路を形成して互いの間のデータの授受
が可能であり、互いの間でファクシミリ通信を行う。
【0049】なお、以下の説明においては送信システム
と受信システムを分けて説明するが、各通信システムが
送受信両方の機能を有することが一般的である。
【0050】送信側のシステムにおいて、送信側の通信
管理サーバ804は、LAN803を介して各端末から
送信依頼をまとめて効率よく送信を行うためにファイル
を蓄積し、通信を管理するサーバである。通信管理サー
バ804は、通信装置805に対して通信依頼命令を送
り通信を行う。
【0051】情報端末A801、情報端末B802は、
通信原稿の選択、作成を行い、送信先を決定し、LAN
803を介して各端末が選択した原稿の送信を依頼す
る。
【0052】通信装置805は、LAN803を介して
通信管理サーバとデータの交換を行い、サーバ804か
らの通信依頼命令を実行する。また、通信装置805が
原稿の読み取り機能を有する場合(図1に示す読取部1
18を有する場合)、サーバに対して読み取り原稿と送
信相手先指定情報を転送することも可能である。
【0053】本実施の形態例における送信手順は以下の
ようになる。
【0054】以下の説明は、例えば情報端末A801か
らの“原稿1をC,Dに送る”との要求と、情報端末B
802からの“原稿2をDとE宛に送り、一部印刷再生
させる”との要求が前後してサーバ804に送られ、ま
たさらに通信装置805からの原稿3(806)を装置
上の読み取り部で読み込み、受取人を指定することで
“読み取り部で読み取った原稿3をCに送る”との要求
がサーバ804に送られた場合を例として行う。
【0055】なお、通信装置805からの“読み取り部
で読み取った原稿3をCに送る”との要求は、サーバ8
04に送らずに直接通信装置805上で処理しても構わ
ない。
【0056】サーバ804では、定期的に送信依頼のフ
ァイルをチェックし、情報端末A801からの“原稿1
をC,Dに送る”をサーバ804上の通信相手先登録デ
ータベースから各相手先のダイヤル先と受取人を指定す
るサブアドレスを検索し、“444−5643に対し
て、C,Dに対応するサブアドレス1234,3456
に原稿を1送る”と解釈する。
【0057】同じように情報端末B802からの“原稿
2をDとE宛に送り、一部印刷再生させる”を“444
−5643に対して、D,Eに対応するサブアドレス3
456,7845に原稿2を送る。また、原稿2を送信
先で印刷再生させるためにサブアドレス0000にも送
る。”と解釈する。
【0058】同じように通信装置805からの“読み取
り部で読み取った原稿3をCに送る”を“444−56
43に対して、Cに対応するサブアドレス1234に原
稿3を送る”と解釈する。
【0059】この場合、送信依頼をする情報端末A80
1や情報端末B802が直接、ダイヤル先と受取人を指
定するサブアドレスを指定しても構わない。
【0060】サーバ804では、定期的に送信ファイル
をチェックし、ダイヤル先(発呼先)が同じ送信依頼フ
ァイルを相手先別一括送信としてまとめて一括送信する
ように制御する。
【0061】ただし、優先順位が高い送信や、即時性が
必要な送信がある場合には、これらの送信データは一括
送信ではなく順次送信される。
【0062】上記の情報端末A801、情報端末B80
2、原稿を読み取った通信装置805からの送信依頼フ
ァイルが送信ファイルに蓄積されている場合、通信相手
先(ダイヤル先)が同じ“444−5643”のため、
本実施の形態例においてはすべての送信依頼ファイルを
一回のダイヤルで原稿毎に受取人を指定して一度に送信
する。
【0063】送信内容は、444−5643に対して、
ファクシミリ手順で“サブアドレス1234,3456
に原稿1を、サブアドレス3456,7845,000
0に原稿2を、サブアドレス1234に原稿3を送る”
というものである。
【0064】これを受け取る受信側システムの制御を次
に説明する。受信側システムにおいて、受信側の通信管
理サーバ809は、LAN804を介して各端末に受信
した原稿を配信するためのファイルを蓄積し、通信を管
理するサーバである。
【0065】サーバ809は、通信装置808に対して
受信依頼命令を送り、通信装置808が受信した原稿を
通信ステータス(送信先から送られてくる名称や電話番
号、サブアドレスや通信結果等の通信によって得られた
情報)と共に送るように依頼する。
【0066】受取人毎の情報端末C811、情報端末D
812、情報端末E813は、LAN810を介してサ
ーバ809と接続されており、各端末間も互いにデータ
通信可能に構成されている。そして各端末は、サーバ8
09が配信してきた原稿を受け取り、必要に応じて再生
し、さらに必要に応じて受け取った原稿に対する返信を
作成し、返信の送信をサーバ809に依頼する。
【0067】ただし、受取人がLAN810上のどの端
末からアクセスしたとしても、受取人が確認できれば、
受取人が使用している端末に受信原稿が配信されてもか
まわない。
【0068】プリンタ814は、図2に示す例ではサブ
アドレス9999が割り振られており、送信先からこの
サブアドレスが指定された場合、受信した原稿はプリン
タ814で受信され、印刷再生される。
【0069】通信装置808は、LAN810を介して
通信管理サーバ809とデータの交換を行い、サーバ8
09からの受信依頼命令を実行し、受信した原稿や交信
ステータスをサーバ809に送る。また、通信装置80
9が原稿の印刷機能を有している場合(図1に示す通信
機器本件101のように)、サーバから転送されてくる
印刷再生用のファイルの印刷再生が可能である。
【0070】次に受信側のシステムにおける受信手順の
詳細を以下に説明する。
【0071】通信装置808は、通信装置805から公
衆回線網807を介して送られてくるファクシミリ情報
を受信する。通信装置808は、受信した画情報や交信
ステータスを順次通信管理サーバ809に転送する。こ
の転送は、通信途中に順次行っても、通信終了後にまと
めて行ってもかまわない。
【0072】図2に示す例においては、通信装置808
が受け取るファクシミリ情報は、ファクシミリ手順にお
ける“サブアドレス1234,3456に原稿1を、サ
ブアドレス3456,7845,0000に原稿2を、
サブアドレス1234に原稿3を送る”というものであ
る。
【0073】サーバ809は、受け取ったファクシミリ
情報の受取人を指定するサブアドレスをサーバ804上
の通信相手先登録データベースから検索し、受信した各
原稿の配布先を判断する。ただし、指定されたサブアド
レスが、直接LAN810上の端末を示す場合は、デー
タベースから配布先を検出する必要はない。
【0074】サーバ809は、受け取ったファクシミリ
情報の受取人を指定するサブアドレスを調べ、原稿の配
信先を“受取人C811(サブアドレス1234)に
は、原稿1,3を配信し、受取人D812(サブアドレ
ス3456)には、原稿1,2を配信し、受取人E81
3には、原稿2を配信する。
【0075】また、印刷部を持った通信装置808(本
件の010のように)には、原稿2を配信し印刷再生す
る。”のように判断する。
【0076】上記判断をしたサーバ装置809は、順次
配信先の受取人に対して指定された原稿を配信する。
【0077】したがって、受取人C811(サブアドレ
ス1234)の端末は、原稿1,3を受け取り、受取人
D812(サブアドレス3456)の端末は、原稿1,
2を受け取り、受取人813は、原稿2を受け取ること
になる。
【0078】また、印刷部を持った通信装置808(本
件の010のように)には、原稿2を配信され1部印刷
再生される。
【0079】図3は、以上の説明した本実施の形態例に
おける例えば図2に示す通信システム構成の送信側通信
システムにおいて、通信装置(送信元ファクシミリ装
置)805において相手先別一括送信する場合の通信手
順を示したフローチャートである。
【0080】まずステップ301で送信ファイル中に送
信すべき依頼ファイルがあるかどうかを判断する。送信
依頼ファイルがなければ送信を行わずに当該処理を終了
する。なお、本実施の形態例においては、当該処理の終
了後、一定時間毎に図3の処理に移行し、ステップ30
1に示すファイルの存在の確認を行う。
【0081】一方、ステップ301で送信ファイル中に
送信依頼ファイルがある場合にはステップ302に進
み、送信依頼ファイルを送信すべき相手通信装置との通
話路を形成すべく公衆回線網807に発呼する発呼処理
を実行する。相手装置に対する発呼処理が正常に行われ
て相手装置装置が応答して相手装置との会いだに通話路
が形成されるとステップ303に進む。
【0082】ステップ303では、画信号送信前の前手
順を実行し、交信相手先の能力を確認する。例えば、交
信先が1つの原稿に対して複数のサブアドレスを許可し
ているか、また、原稿毎にサブアドレスを切り替えるこ
とが可能かどうか等を確認する。また、受取人の特定に
ITU−T準拠のサブアドレスを使用するか自社モード
を使用するか等を判断する。
【0083】そして以下、その交信相手先の能力に対応
した処理を実行することになる。以下の説明は、前手順
処理において交信相手先がサブアドレスで受取人を特定
する能力を有している場合の処理について行うことにす
る。この場合には、前手順終了後、ステップ304にお
いて、一括送信が可能かどうかを判断する。
【0084】もし、一括送信ができない場合(例えば、
相手先が一括送信を拒否してきたり、装置自体の設定が
一括送信を禁止している場合が考えられる。)にはステ
ップ312に進み、通常の送信を行う。ステップ312
における通常送信では、一括送信のうちから1つの相手
先を選択し、選択した相手先にのみ送信する。
【0085】例えば、(444−4684)のサブアド
レス1234に対して原稿1,3のみを送信して終了す
る。交信終了後、ステップ313において、送信ファイ
ルリストから、444−4684のサブアドレス123
4に対する送信データを削除する。この場合の送信結果
は、通信管理サーバに送られ、サーバ上のファイル管理
用DB(データベース)も書き変わる。そして今回の送
信処理を終了する。
【0086】なお、送信ファイルに次の送信すべきでた
がる場合には、次の送信のタイミングで、残りのファイ
ルの送信が行われる。
【0087】一方、ステップ304において一括送信が
可能と判断された場合にはステップ305に進み、受取
人を指定するサブアドレスが送信される。サブアドレス
送信後、ステップ306において同じ原稿に対して異な
るサブアドレスを連続送信しても構わないかどうかを判
断する。異なるサブアドレスの連続送信が送信できない
場合にはステップ306へ進む。
【0088】一方、ステップ306でサブアドレスを連
続送信できる場合にはステップ307に進み、同じ原稿
に対するサブアドレスが他にあるかどうかを判断する。
同じ原稿に対する未送信のサブアドレスがある場合には
上述したステップ305に戻り、次のサブアドレスを送
信する。
【0089】一方、ステップ307において未送信のサ
ブアドレスが存在しない場合にはステップ308に進
む。
【0090】ステップ308では、送信リストに登録さ
れている指定された原稿を送信する。この場合、指定さ
れた原稿送信終了後、次のサブアドレスを指定して同じ
原稿を送信する。そして、指定された原稿が全て送信さ
れたらステップ309に進み、交信相手に原稿毎に受取
人の指定を変えていいかどうかを判断する。原稿毎に受
取人の指定を変えることができない場合にはステップ3
14に進む。
【0091】一方、ステップ309において原稿毎に受
取人の指定を変えることができると判断された場合には
ステップ310に進み、他に連続一括送信するファイル
があるかどうかを判断する。他に(次に)連続一括送信
するファイルがない場合にはステップ314に進み、交
信を終了する後手順を実行する。そして続くステップ3
15において、送信ファイルリストから、正常に通信が
終了した送信を削除する。そして当該処理を終了する。
この場合の送信結果は、通信管理サーバに送られ、サー
バ上のファイル管理用DB(データベース)も書き変わ
る。その後、次の送信のタイミングで、残りのファイル
があれば送信が行われる。
【0092】一方、ステップ310で他に(次に)連続
一括送信するファイルがない場合にはステップ314に
進み、次の原稿を送信するための手順を実行する。そし
てその後ステップ304に進む。この場合には、サブア
ドレスの送信から実行を行うことになる。
【0093】次に、以上の様にして送信されてくる相手
先別一括送信データを受信する場合の処理を図4を参照
して説明する。図4は本実施の形態例における相手先別
一括送信を受信する場合の通信手順を示すフローチャー
トである。以下の説明は、図1に示すファクシミリ装置
本件101が図2に示す通信装置808のように相手先
別一括送信データを受信する場合の処理について行う。
【0094】まずステップ401において、受信の為の
前手順を行い、通信機器本体101の設定や機能を送信
元の装置に通知する。続いてステップ402において、
送信元から受取人を指定するサブアドレスを受信する。
次にステップ403において、サブフレームの受信が終
了したか否かを判断、即ち、複数のサブアドレスが連続
送信されてくるかどうかを判断する。連続送信されてく
るのであればステップ402に戻り、次のサブアドレス
を受信する。
【0095】ステップ403の判断でサブアドレスの受
信が終了するとステップ404に進み、画情報の受信手
順処理を実行して蛾情報の受信を行う。画情報信号受信
終了後、ステップ405に進み、送信側からの次の手順
を受け取り、続くステップ406に進み交信を終了する
かどうかを判断する。継続して受信する場合にはステッ
プ402に戻り、受信を継続する。
【0096】一方、ステップ406で終了する場合には
ステップ407に進み、終了手順を実行して交信を終了
する。
【0097】次に、本実施の形態例の通信装置が、例え
ば、図2に示す通信装置805のように相手先別一括送
信する前のサーバ上での送信ファイルのDB(データベ
ース)を作成する場合の処理を図5を参照して説明す
る。
【0098】図5は本実施の形態例における相手先別一
括送信する前のサーバ上での送信ファイルのDB(デー
タベース)の作成処理を示すフローチャートである。図
5に示す処理は、一括送信を行う上で、一括送信をする
送信待機ファイルを作成する処理であり、他の端末から
送信依頼を受け取った時に順次実行されたり、定期的に
実行されたりする。
【0099】まずステップ501に進み、サーバ上に送
信用DB(データベース)上に未登録の送信依頼ファイ
ルが存在するかどうかを判断する。存在しない場合には
当該処理を終了する。
【0100】一方、ステップ501において送信用DB
(データベース)上に未登録の送信依頼ファイルがある
場合にはステップ502に進み、未登録の送信依頼ファ
イルのダイヤル先(宛先)が同じものが送信待機ファイ
ル中に既に存在するかどうかを判断する。同じダイヤル
先の送信ファイルが存在しない場合にはステップ504
に進み、新規の送信ファイルとして送信依頼ファイルに
登録し、他の送信とは別のファイルとして未登録の送信
ファイルが登録され、通信待機状態になったらステップ
501に進み、次の未登録の送信ファイルが存在するか
どうか判断する。
【0101】一方、ステップ502で同じダイヤル先の
送信ファイルがすでに存在する場合にはステップ503
に進み、未登録の送信ファイルの受取人が複数指定され
ているかどうか判断する。未登録の送信ファイルの受取
人が複数指定されていなければステップ505に進み、
同じダイヤル先の同じ受取人に対する既に登録され送信
待機状態の送信ファイルが存在するかどうか判断する。
【0102】同じ受取人への送信ファイルが存在する場
合にはステップ508に進み、同じ受取人への送信ファ
イルリストに未登録の送信ファイルを追加登録し、通信
待機状態になったらステップ501に進み、次の未登録
の送信ファイルが存在するかどうか判断する。
【0103】一方、ステップ505で同じ受取人への送
信ファイルが存在しない場合にはステップ507に進
み、新規受取人への送信ファイルリストを作成して未登
録の送信ファイルを登録して、通信待機状態になったら
ステップ501に進み、次の未登録の送信ファイルが存
在するかどうか判断する。
【0104】一方、ステップ503において、未登録の
送信ファイルの受取人が複数指定されている場合にはス
テップ506に進み、同じダイヤル先の同じ複数の受取
人リストに既に登録され送信待機状態の送信ファイルが
存在するかどうか判断する。同じ複数の受取人への送信
ファイルが存在しない場合にはステップ509に進み、
新規複数の受取人への送信ファイルリストを作成して未
登録の送信ファイルを登録する。そして通信待機状態に
なったらステップ501に進み、次の未登録の送信ファ
イルが存在するかどうか判断する。
【0105】一方、ステップ506において、同じ複数
の受取人への送信ファイルが存在する場合にはステップ
510に進み、同じ複数の受取人の送信ファイルリスト
に未登録の送信ファイルを登録する。そして通信待機状
態になったらステップ501に進み、次の未登録の送信
ファイルが存在するかどうか判断する。
【0106】次に、図6を参照して本実施の形態例にお
ける相手先別一括送信を受信した後のサーバ上での受信
情報の配信作業を説明する。図6は本実施の形態例装置
が図2に示す通信装置809のように相手先別一括送信
を受信した後のサーバ上での受信情報の配信作業(一括
送信を受信した側での配信の手順)を示すフローチャー
トでり、他の通信装置からファクシミリ手順で受信した
後や受信中に順次実行されたり、定期的に実行されたり
する。
【0107】図6に示す配信処理においては、まずステ
ップ601において、未配信の受信ファイルがあるかど
うかを判断する。未配信の受信ファイルが存在しない場
合には当該処理を終了する。
【0108】一方、ステップ601で未配信ファイルが
存在する場合にはステップ602に進み、受信したファ
イルが配信先を指定された受信ファイルかどうかを判断
する。この判断の対象となるのは、受信ファイルに配信
先を示すサブアドレスが指定されてるか、または自社モ
ードで配信先が指定されているか等がある。
【0109】ステップ602において、配信先が指定さ
れていないと判断された場合にはステップ613に進
み、サーバにおけるファイル処理の設定を調べる。ここ
では、例えば配信先が指定されていないと判断されたフ
ァイルに対して印刷再生が設定されているか、あるいは
受信ファイル管理者に任せる設定とされているかを判断
する。
【0110】ステップ613において、受取人が指定さ
れていないファイルを受信ファイル管理者に任せる設定
とされていると判断した場合にはステップ614に進
み、受信ファイル管理者に受信ファイルを転送して処理
を任せる。そしてステップ601に戻り、未処理に受信
ファイルがあるかどうかを判断し、配信処理を継続す
る。なお、受信ファイル管理者は、受信ファイルの最初
のページの送り状や受信ファイル内容から受取人を判断
し、必要により配信する。
【0111】一方、ステップ613において、サーバの
設定で受取人が指定されていないをファイルを印刷再生
させる設定となっている場合にはステップ615に進
み、当該ファイルを印刷再生するように印刷を受け持つ
装置(例えば図1の印刷部117)に命令する。
【0112】印刷を依頼する場合、印刷命令と共に印刷
される画像ファイルを転送しても構わないし、ファイル
の存在する場合を指定したり、ファイルの固有の番号で
指定しても構わない。図2に示す例では、印刷再生機能
を持った通信装置808やプリンタ814が印刷再生を
行うことになる。
【0113】ステップ615における印刷再生が終了す
るとステップ616に進み、受信ファイルのリストから
受信ファイルを削除する。そしてステップ601に戻
り、未処理に受信ファイルがあるかどうかを判断し、配
信処理を継続する。
【0114】一方、ステップ602において、受信した
ファイルが配信先が指定されているファイルであると判
断された場合にはステップ603に進み、受取人を指定
する情報であるサブアドレスを抽出する。なお、ステッ
プ603では、ITU−T勧告のサブアドレスを受取人
をしている情報としている。しかし本実施の形態例は以
上の例に限定されるものではなく、自社モードで受取人
が指定されていたり、送り状等をOCR処理し、画情報
から配信先を読み取ったり、または、交信により判明し
た情報で受取人が指定されていても構わない。
【0115】次にステップ604に進み、ステップ60
3で抽出したITU−T勧告のサブアドレス(受取人を
示す情報として代表的なサブアドレスを使って説明する
が、受取人を示すものなら特に限定しない)が受信した
側でグループを示すものかどうかを判断する。抽出した
サブアドレスが受取人として示すグループとは、例えば
開発グループの要員全てを示すものや営業課の課陰全員
を示すものなどの配信する受取人の特定グループであ
る。
【0116】ステップ604において、抽出したサブア
ドレスが配信先として一人の受取人を示す場合にはステ
ップ605に進み、指定された受取人に対して受信した
原稿の配信を行う。そしてステップ606に進む。
【0117】一方、ステップ604において、抽出した
サブアドレスが配信先として複数の受取人を示す場合に
はステップ610に進み、指定された複数の受取人に対
して受信した原稿の配信を行う。そしてステップ606
に進む。
【0118】ステップ605及びステップ610の配信
処理において、受信原稿が印刷再生が指定されていた
り、指定されているサブアドレスがサーバ上に設定され
ていなかったり受取人がLANにアクセスしていない場
合にはサーバ上に蓄積し、配信処理後に対応する処理を
行う。
【0119】ただし、上記のような受信原稿が印刷再生
されていたり、指定されているサブアドレスがサーバ上
に設定されていなかったり、受取人がLANにアクセス
していない場合の処理は、配信処理と同時でも構わな
い。
【0120】続くステップ606においては、ステップ
605,610で1つのサブアドレスによる配信が終わ
った後に、同じ原稿に他のサブアドレスでステップ60
5,601以外の受取人が指定されているかどうかをチ
ェックする。ステップ610,605で処理したサブア
ドレス以外の受取人が指定されている他のサブアドレス
が同じ原稿に対してセットされている場合にはステップ
603に戻り、再度サブアドレスを抽出して、配信を行
う。
【0121】一方、ステップ606において、同じ原稿
に対するサブアドレスが全て終了し終わったと判断した
場合にはステップ607に進み、配信した受信原稿を印
刷再生させる指示が出されているか否かをチェックす
る。配信した受信原稿を印刷再生させる指示が出されて
いない場合にはステップ608に進む。
【0122】一方、印刷再生が指定されていた場合には
ステップ611に進み、配信した受信原稿の印刷再生を
指定された印刷装置で行う。そして、印刷再生の処理が
終了後、ステップ608に進む。
【0123】ステップ608においては、受信原稿の未
配信があるか否か、即ち、指定されているサブアドレス
がサーバ上に設定されていなかったり、受取人がLAN
にアクセスしていない等の理由で指定先への受信原稿の
未配信があるかどうかをチェックする。受信原稿の未配
信がある場合にはステップ609に進む。
【0124】ステップ609においては、管理者に未配
信の存在を必要により通知し、必要により受信ファイル
のDBから配信できた分のファイルを削除する。そし
て、未配信の処理が終了後ステップ601に戻り、次の
受信ファイルの配信処理を実行する。管理者は、一定時
間をおいて、再度配信を命じたり、受取人が指定されて
いない受信原稿を中身をチェックして、配信したりす
る。
【0125】一方、ステップ608で受信原稿の未配信
がない場合にはステップ612に進み、必要により受信
ファイルのDBから配信できた分のファイルを削除す
る。そして、未配信の処理が終了後ステップ601に戻
り、次の受信ファイルの配信処理を実行する。
【0126】次に、本実施の形態例で用いる公衆回線網
(120)上でITU−T勧告に従った通信プロトコル
を説明する。図7は本実施の形態例における、公衆回線
網上でITU−T勧告に従った送信原稿の複数の配信先
指示のための通信プロトコルを示す図である。
【0127】図7において、送信側では、まず701の
プロトコルにおいて、必要により、または定期的に送信
待機をしている送信ファイルをチェックする。続いて7
02のプロトコルにおいては、必要により一括送信する
ための上述した図5に示すような送信ファイルのDBを
作成する。そして、送信待機しているファイルの送信を
行うと送信側の通信装置が判断した場合には703のプ
ロトコルに進み、回線を捕捉し、発呼する。
【0128】この送信側よりの発呼が有ると、受信側の
通信装置には被呼処理に移行し、704のプロトコルで
リンギングを確認し、自動受信のために回線を捕捉す
る。回線捕捉後706のプロトコルに進み、ITU−T
勧告に沿って、CED,NSF,CSI,DISを送出
し、受信側の有する機能を送信側に返信する。
【0129】送信側では、この受信側からのCED,N
SF,CSI,DISを受信すると受信した信号を解析
する。この送信側による受信側の受信能力解析は、受信
した信号を元にして行う。
【0130】本実施の形態例においては、通信相手に配
信機能があるかどうかの判断は、例えれば、DISのビ
ット40が“1”で“受信先にSUBの受信能力あり”
と宣言されているか、NSF上で“配信先の指定ができ
る”と宣言されているかで行われる。
【0131】図7に示す以下に説明する例では、受信側
に配信能力があり、送信側では受信側の配信機能を利用
するため、SUBを利用して、配信先を指定する場合を
示す。しかし、NSSを利用して配信先を指定しても、
他の命令信号を利用して配信先を指定しても構わない。
【0132】図7においては、SUBを利用して配信先
を指定するために705のプロトコルにおけるNSF,
707のSUB(サブアドレス)として、例えば(12
34)を、708のプロトコルにおけるSUBとして
(2345)を、709のプロトコルにおいてTSI,
DCS,TCFを送出し、以降の送信する原稿の通信モ
ード(解像度やサイズ)を示す。
【0133】上述した708のプロトコル及び709の
プロトコルに従って、SUB以降の送信原稿は配信先の
変更があるまで受信側で(1234)、(2354)で
指定された配信先に配信される。
【0134】受信側は、TSI,DCS,TCFを受け
取り、画像の受信準備ができたら、710のプロトコル
によりCFRを送出する。
【0135】送信側ではこのCFRを確認後、711の
プロトコルにより原稿(1ページ目)を送信し、送信終
了後、同じ配信先に他の原稿を連続送信するために、7
12のプロトコルによりMCFを送る。
【0136】受信側では、711のプロトコルにより送
られてくる画像と、712のプロトコルによるMCFを
受け取る。そして、正常に711のプロトコルに従った
画像が受信でき、次の受信ができることを示すために7
13のプロトコルに従ってMCFを送出する。
【0137】送信側では、713のプロトコルにより送
られてくるMCFを確認後、726のプロトコルで次原
稿(2ページ目)を送出する。そして727のプロトコ
ルのEOMで受取人を変えて次原稿(3ページ目)を送
ることを受信側の報知する。727のプロトコルにより
EOMを確認した受信側は、1通信内で受取人を途中で
変更が可能な場合、725のプロトコルでMCFを送出
する。
【0138】通信途中で受取人の異なる原稿を送受信す
る手順は、ITU−T勧告の原稿モードを途中で変える
手順と同じ手順で行うものとする。
【0139】727のプロトコルによるEOMにより通
信モードを変更されるため、受信側では714のプロト
コルにより、再度送信側にNSF,TSI,DISによ
り再度受信可能機能を報知する。
【0140】送信側では、714のプロトコルに従った
NSF,TSI,DISを受信後、相手先の受信能力を
確認し、受取人の変更が可能と判断した場合には、SU
Bを利用して配信先を指定するために715のプロトコ
ルのNSF,716のプロトコルのSUB(サブアドレ
ス)を(5678)として、続く717のプロトコルの
TSI,DCS,TCFを送出し、以降の送信する原稿
の通信モード(解像度やサイズ)を示す。
【0141】送信側による受信能力の解析は、受信した
信号を元にして行う。そして、通信相手に配信機能があ
るとの判断は、本実施の形体例においては、例えば、D
ISのビット40が“1”で“受信先にSUBの受信能
力あり”と宣言されているか、NSF上で“配信先の指
定ができる”と宣言されているかで行われる。
【0142】上記の716における判断により、SUB
以降の送信原稿は、受信側においては配信先の変更があ
るまで(5678)で指定された配信先に配信される。
もし、配信を指定しない場合は、SUBを送出しなかっ
たり、空のSUBや印刷再生を示すSUBを送信する。
【0143】受信側は、TSI,DCS,TCFを受け
取り、画像の受信準備ができたら、718のプロトコル
でCFRを送出する。そして、送信側でCFRを確認
後、716ののプロトコルで原稿(3ページ目)を送信
する。交信終了後、720のプロトコルに従ってEOP
を送る。
【0144】受信側では、719のプロトコルにおける
画像と720のプロトコルにおけるEPOを受け取り、
正常に720のプロトコルに従って画像が受信できたこ
とを示すために721のプロトコルによりMCFを送出
する。
【0145】送信側では、受信側からのMCFを確認
後、722のプロトコルによりDCNを送出し、723
で回線を解放する。
【0146】送信側では、送信を終了後に724の処理
に進み、送信が終了したファイルを送信待機ファイルD
Bから必要により削除する。また、受信側は、DCNを
確認後、723で回線を解放し、725の処理において
受信したファイルの配信を行う。この725における配
信処理は、上述した図6に示す手順で行われる。
【0147】以上に説明したように本実施の形態例にお
いては、宛先別一括送信における送信側では、同じ発呼
先の原稿を検索する場合に、受取人を特定するサブアド
レスなどの情報が同じものを1つの受取人への一括送信
とし、同じ原稿を複数の受取人に送る場合は、複数のサ
ブアドレスを持った原稿の送信とすることで、発呼する
回数を減らし、同じ原稿の多重送信をなくすことで、ト
ータルの交信時間を短くし、通信コストの軽減を図るこ
とができる。
【0148】〔第2の発明の実施の形態例〕以上の説明
においては、図2に示すように公衆回線網120を用い
ての他の相手先通信装置150などとのファクシミリ通
信制御行う際に、通信情報を送信元のファクシミリ装置
805と、実質的には送信元のファクシミリ装置808
を介して送信先通信管理サーバ809との間で行なう例
を説明した。
【0149】しかし本発明は以上の例に限定されるもの
ではなく、例えば、送信先ファクシミリ装置が通信管理
サーバ809と同様の機能を併せ持っていてもよく、あ
るいは、送信元のファクシミリ装置が直接送信先通信管
理サーバとの間でファクシミリ通信を行ってもよい。送
信先ファクシミリ装置が通信管理サーバ809と同様の
機能を併せ持った本発明に係る第2の発明の実施の形態
例を以下に説明する。第2の実施の形態例の通信装置も
上述した第1の実施の形態例の図1に示す通信装置と同
様の構成を備えていてよい。
【0150】図8は本発明に係る第2の実施の形態例に
おける通信端末から送信先通信端末装置への配信依頼を
伴う一括送信と、一括送信を受信した場合のLAN上の
端末への配信制御を送信先説明するための図である。図
8において、上述した図2と同様構成には同一番号を付
し詳細説明を省略する。
【0151】第2の実施の形態例においては、図2の第
1の実施の形態例が送信元の通信管理サーバ804から
送信元のファクシミリ(FAX)805を介して公衆回
線網807に送信していたのに比し、一つの通信装置2
03で送信元の通信管理サーバ804と送信元のファク
シミリ(FAX)805の通信制御を行うことが可能に
構成されている。
【0152】また、送信先(受信側)においても、図2
の第1の実施の形態例が送信先のファクシミリ(FA
X)808を介して送信先の通信管理サーバ809が受
信していたのに比し、一つの通信装置206で送信先
(受信側)の通信管理サーバ809と送信先(受信側)
のファクシミリ(FAX)808の通信制御を行うこと
が可能に構成されている。
【0153】具体的な通信装置203、206間の通信
及び制御等は第1の実施の形態例と同様である。送信側
では、複数の送信依頼人からの送信依頼を通信管理サー
バが管理し、各原第2の実施の形態例においても上述し
て第1の実施の計たれ意と同様の作用効果を奏すること
ができる。
【0154】[他の実施の形態例]なお、本発明は、複数
の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0155】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0156】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0157】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0158】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0159】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0160】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
じ通信相手先において、受取人の異なる原稿をまとめて
送信し、かつ通信相手先で受信したデータを受取人別に
配信することで、短時間に送信でき、通信料金を節約で
きる通信システム及び通信方法を供給することができ
る。
【0162】また、同じ原稿を複数の受取人に送信する
場合に、受取人のみを複数指定して、原稿の送信を1回
で済ますことができ、短時間に送信でき、通信料金を節
約できる。
【0163】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例による通信
システムの構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態例における通信端末からの配信依
頼を伴う一括送信と、一括送信を受信した場合のLAN
上の端末への配信制御を説明するための図である。
【図3】本実施の形態例における相手先別一括送信を行
う場合の通信装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】本実施の形態例における相手先別一括送信を受
信する場合の通信手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態例における相手先別一括送信する
前のサーバ上での送信ファイルのDB(データベース)
の作成処理を示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態例装置における相手先別一括送信
を受信した後のサーバ上での受信情報の配信作業を示す
フローチャートである。
【図7】本実施の形態例におけるITU−T勧告に従っ
た通信プロトコルを示す図である。
【図8】本発明に係る第2の発明の実施の形態例におけ
る配信依頼側と配信実行側の関係を示す図である。
【符号の説明】
101 通信機器本体 102 NCU制御部 103 ダイヤル制御部 104 被呼検出部 105 モデム−ポンプ 106 記憶部 107 MPU 108 ファイル蓄積&管理部 109 I/F制御部 110 データバス 111 情報機器 112 通信機器 113 接続ケーブル 114 LAN網 115 通信管理サーバ 116 通信端末

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体を介して他の通信装置との間で
    通信情報を送受信可能な通信システムにおいて、 1つの通信相手先に対して複数の受け取り人を特定した
    送信通信情報を発生可能な送信情報発生手段と、 前記送信情報発生手段が1つの通信相手先に対して複数
    の受け取り人を特定した送信通信情報を発生した場合に
    前記送信通信情報に複数の受取人を示す受取人指定デー
    タを付加して通信相手先に送信する送信手段とを備える
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、送信情報が通信相手先
    装置で印刷出力可能な場合、印刷出力を許可する受取人
    指定データを必要に応じて付加して送信することを特徴
    とする請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通信相手先装置より印刷出力を許可
    する受取人指定データが付加された情報を受信した場合
    に受信情報を印刷出力する印刷出力手段を備えることを
    特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記送信情報に付加するデータを受取人
    群を示すグループコードあるいは各受取人を示すコード
    を複数組み合わせたデータとすることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記送信情報に付加するデータを受取人
    を示すサブアドレスとし、前記サブアドレスを複数付加
    して送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記送信情報に付加するデータを受取人
    を示すサブアドレスとし、受取人が異なる送信情報を送
    信する毎に異なる受取人を示すサブアドレスを途中で切
    り替えて送信することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信情報に付加するデータを各受取
    人毎の独自コードとし、前記独自コードをを複数付加し
    て送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 更に、通信媒体を介して他の通信装置よ
    り複数の受取人を示す複数のデータを受信すると、該デ
    ータで指定される複数の受取人に該データとともに送ら
    れてくる通信情報を自動的に配信する配信手段を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記
    載の通信システム。
  9. 【請求項9】 受取人を示す複数のデータは受取人群を
    示すグループコードあるいは受取人を示す受取人コード
    であり、 前記配信手段は、受信したコードデータに従って予め登
    録されているコードテーブルで指定される受取人に配信
    することを特徴とする請求項8記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 受取人を示す複数のデータは送信情報
    に付加される受取人を示すサブアドレスであり、 前記配信手段は、受信したサブアドレスに従って複数の
    受取人に配信あるいは、途中で切り替わったサブアドレ
    スに従って配信先を途中から切り替えて配信することを
    特徴とする請求項8記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 受取人を示す複数のデータは送信情報
    に付加される受取人を示す独自コードであり、 前記配信手段は、受信した独自コードに従って複数の受
    取人に配信あるいは、途中で切り替わった独自コードに
    従って配信先を途中から切り替えて配信することを特徴
    とする請求項8記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 送信原稿と、指定した送信相手先を示
    すデータと、指定した受取人を示すデータとを蓄積する
    蓄積手段を備え、 前記送信手段は前記蓄積手段に蓄積されている蓄積情報
    を参照して通信相手先への送信情報を生成することを特
    徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の通
    信システム。
  13. 【請求項13】 通信媒体を介して他の通信装置との間
    で通信情報を送受信可能な通信システムにおいて、 送信原稿と、指定した送信相手先を示すデータと、指定
    した受取人を示すデータとを蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に、同じ通信相手先の同じ受取人への送信
    原稿が複数件存在していた場合では、1つの通信相手先
    の同じ受取人に対して送信原稿を一括して送信する一括
    送信手段を備えることを特徴とする通信システム。
  14. 【請求項14】 前記一括送信手段は、前記通信相手先
    に複数の受取人を指定するデータ受信に対する制限があ
    ると判断した場合、認容されている範囲で一括送信を実
    行し、未送信分は改めて送信することを特徴とする請求
    項13記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記通信システムは、単体のファクシ
    ミリ通信装置で構成されることを特徴とする請求項1乃
    至請求項14のいずれかに記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記通信システムは、ファクシミリ
    装置と外部情報端末とがインターフェースで接続されて
    いるシステムであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項14のいずれかに記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 通信媒体を介して他の通信装置との間
    で通信情報を送受信可能な通信システムにおける通信方
    法であって、 1つの通信相手先に対して複数の受け取り人を特定した
    送信通信情報を発生した場合に前記送信通信情報に複数
    の受取人を示す受取人指定データを付加して通信相手先
    に送信することを特徴とする通信方法。
  18. 【請求項18】 送信情報が通信相手先装置で印刷出力
    可能な場合、印刷出力を許可する受取人指定データを必
    要に応じて付加して送信することを特徴とする請求項1
    7記載の通信方法。
  19. 【請求項19】 前記通信相手先装置より印刷出力を許
    可する受取人指定データが付加された情報を受信した場
    合に受信情報を印刷出力することを特徴とする請求項1
    8記載の通信方法。
  20. 【請求項20】 前記送信情報に付加するデータを受取
    人群を示すグループコードあるいは各受取人を示すコー
    ドを複数組み合わせたデータとすることを特徴とする請
    求項17乃至請求項19のいずれかに記載の通信方法。
  21. 【請求項21】 前記送信情報に付加するデータを受取
    人を示すサブアドレスとし、前記サブアドレスを複数付
    加して送信することを特徴とする請求項17乃至請求項
    19のいずれかに記載の通信方法。
  22. 【請求項22】 前記送信情報に付加するデータを受取
    人を示すサブアドレスとし、受取人が異なる送信情報を
    送信する毎に異なる受取人を示すサブアドレスを途中で
    切り替えて送信することを特徴とする請求項17乃至請
    求項19のいずれかに記載の通信方法。
  23. 【請求項23】 前記送信情報に付加するデータを各受
    取人毎の独自コードとし、前記独自コードをを複数付加
    して送信することを特徴とする請求項17乃至請求項1
    9のいずれかに記載の通信方法。
  24. 【請求項24】 更に、通信媒体を介して他の通信装置
    より複数の受取人を示す複数のデータを受信すると、該
    データで指定される複数の受取人に該データとともに送
    られてくる通信情報を自動的に配信することを特徴とす
    る請求項17乃至請求項23のいずれかに記載の通信方
    法。
  25. 【請求項25】 受取人を示す複数のデータは受取人群
    を示すグループコードあるいは受取人を示す受取人コー
    ドであり、 前記受取人への配信においては、受信したコードデータ
    に従って予め登録されているコードテーブルで指定され
    る受取人に配信することを特徴とする請求項24記載の
    通信方法。
  26. 【請求項26】 受取人を示す複数のデータは送信情報
    に付加される受取人を示すサブアドレスであり、 前記受取人への配信においては、受信したサブアドレス
    に従って複数の受取人に配信あるいは、途中で切り替わ
    ったサブアドレスに従って配信先を途中から切り替えて
    配信することを特徴とする請求項24記載の通信方法。
  27. 【請求項27】 受取人を示す複数のデータは送信情報
    に付加される受取人を示す独自コードであり、 前記受取人への配信においては、受信した独自コードに
    従って複数の受取人に配信あるいは、途中で切り替わっ
    た独自コードに従って配信先を途中から切り替えて配信
    することを特徴とする請求項24記載の通信方法。
  28. 【請求項28】 送信原稿と、指定した送信相手先を示
    すデータと、指定した受取人を示すデータとを蓄積して
    おき、 前記受取人への配信においては、前記蓄積されている蓄
    積情報を参照して通信相手先への送信情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項17乃至請求項27のいずれかに
    記載の通信方法。
  29. 【請求項29】 通信媒体を介して他の通信装置との間
    で通信情報を送受信可能な通信システムにおける通信方
    法であって、 送信原稿と、指定した送信相手先を示すデータと、指定
    した受取人を示すデータとを蓄積し、蓄積している同じ
    通信相手先の同じ受取人への送信原稿が複数件存在して
    いた場合では、1つの通信相手先の同じ受取人に対して
    送信原稿を一括して送信することを特徴とする通信方
    法。
  30. 【請求項30】 前記一括送信は、前記通信相手先に複
    数の受取人を指定するデータ受信に対する制限があると
    判断した場合、認容されている範囲で一括送信を実行
    し、未送信分は改めて送信することを特徴とする請求項
    29記載の通信方法。
  31. 【請求項31】 前記通信システムは、単体のファクシ
    ミリ通信装置で構成されることを特徴とする請求項17
    至請求項30のいずれかに記載の通信方法。
  32. 【請求項32】 前記通信システムは、ファクシミリ
    装置と外部情報端末とがインターフェースで接続されて
    いるシステムであることを特徴とする請求項17至請求
    項30のいずれかに記載の通信方法。
  33. 【請求項33】 請求項1乃至請求項32のいずれかの
    請求項記載の機能を実現する制御手順を記憶することを
    特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
  34. 【請求項34】 請求項1乃至請求項32のいずれかの
    請求項記載の機能を実現することを特徴とするコンピュ
    ータプログラム列。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7199892B2 (en) 2000-07-17 2007-04-03 Panasonic Communications Co., Ltd. Facsimile apparatus and repeater

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