JP2001028634A - インターホン用電話通信装置 - Google Patents

インターホン用電話通信装置

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JP2001028634A
JP2001028634A JP11198533A JP19853399A JP2001028634A JP 2001028634 A JP2001028634 A JP 2001028634A JP 11198533 A JP11198533 A JP 11198533A JP 19853399 A JP19853399 A JP 19853399A JP 2001028634 A JP2001028634 A JP 2001028634A
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telephone
call
intercom
unit
communication device
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Mitsuhisa Watanabe
満久 渡辺
Toshio Kanai
俊男 金井
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KYOTO GIKO KK
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KYOTO GIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターホンから所定ダイヤル番号の相手を
呼出すことができ、電話回線を介してインターホンと通
話を行えるインターホン用電話通信装置を提供する。 【解決手段】 通常の待機時には、操作部2の押えレバ
ー20により電話機本体40のフックスイッチ42を押
え込む。通話部3のマイク32及びスピーカー33に対
して電話機本体40の受話器41をセットして音響的に
接続し、通話部3の制御部30により各部を制御する。
つまりインターホン子機5の呼出しに応じて操作部2に
動作指令を送出し、押えレバー20を上げて電話機本体
40をオンコールにし、この後、所定ダイヤル番号をオ
ートダイヤラー31により受話器41へ送出する。電話
機本体40は音響信号により呼出し発信し、通話相手が
電話回線の接続に応じれば通信がオープンとなり、その
通話相手と子機5(訪問者)との間で通話が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホンから
所定ダイヤル番号の相手との通信をオープンさせるイン
ターホン用電話通信装置に関し、とりわけ、電話機に付
設させて外出時などに自己の携帯電話機等を呼出すよう
にしたインターホン用電話通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】親機と子機との間で通話を行うインター
ホンは、住宅等に設備されており、従来よりよく知られ
ている。つまり、インターホン子機を、住宅の玄関(屋
外)に設置して、屋内に設置したインターホン親機と接
続するものであり、インターホン親機とインターホン子
機との間で同時通話を行うようにした構成が一般的であ
る。
【0003】ところで、近時は誰も彼もが忙しく各用務
先を順に飛び回っており、このため帰宅時間も遅く不在
が多い。従って、約束のない訪問者とは会えないことが
多い。しかしその一方、情報については近時は誰も彼も
ができるだけ大量に得られることを望んでおり、約束の
ない訪問者であっても、その訪問者がもたらす情報は欲
しいという要求がある。そこで、インターホン親機に、
留守番応答を行う録音装置を接続しておき、訪問者にそ
の用件(情報)を録音してもらうことが考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような留守番応答
による録音では、帰宅した後に再生して用件(情報)を
得ることになる。この場合、情報を得るのが遅れてしま
うことは当然であり、急いで対応すべき情報には間に合
わないという問題があった。このため、外出時において
も訪問者とリアルタイムに通話したいという要求があ
り、自己の携帯電話機等をインターホンから呼出すこと
が望まれている。
【0005】そこで、本発明はそうした従来の課題に鑑
みてなされたものであって、インターホンから所定ダイ
ヤル番号の相手を呼出すことができ、電話回線を介して
インターホンと通話を行えるインターホン用電話通信装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、インターホン子機の呼出しに応じて電話機をオ
ンコールにし、所定ダイヤル番号の相手との通信をオー
プンさせるインターホン用電話通信装置であって、前記
電話機をオンコールにする操作手段と、前記電話機の受
話器と音響的に接続され、インターホン子機の呼出しに
応じて操作手段に動作指令を送出し、電話機をオンコー
ルにした後に所定ダイヤル番号の相手を呼出すための音
響信号を受話器へ送出する通話手段と、を備えたことを
特徴とするインターホン用電話通信装置である。
【0007】請求項2に記載のものは、前記操作手段
は、前記電話機のフックスイッチを操作可能な押えレバ
ーと、この押えレバーを作動させる駆動手段とを備え、
前記駆動手段は、待機状態では押えレバーによって電話
機のフックスイッチを押さえ込ませて電話機を着信待ち
状態とし、インターホン子機の呼出しに応じて押えレバ
ーによるフックスイッチの押さえ込み状態を解放して電
話機をオンコールにすることを特徴とする請求項1に記
載のインターホン用電話通信装置である。
【0008】請求項3に記載のものは、通話相手側から
のトーン信号に基づいて電話機が設置された家屋内の機
器を制御可能な家屋機器制御手段を備えていることを特
徴とする請求項1又は2に記載のインターホン用電話通
信装置である。
【0009】請求項4に記載のものは、前記家屋機器制
御手段は、玄関ドアの施錠状態を解放制御する解錠制御
手段であることを特徴とする請求項3に記載のインター
ホン用電話通信装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ここで、図1〜2は、本発明にか
かるインターホン用電話通信装置(以下、電話通信装置
という)の一実施形態を示し、図1は電話通信装置の設
置状態を説明する構成図、図2は電話通信装置のブロッ
ク図である。
【0011】電話通信装置1は、操作部2と通話部3と
を備えて概略構成されており、電話機4の近傍に設置さ
れる。
【0012】操作部2は、電話機本体40のフックスイ
ッチ42を機械的にオン・オフするための部分であり、
フックスイッチ42の近辺に取り付けられる。この操作
部2は、押えレバー20と、この押えレバー20を作動
させる駆動手段としての駆動機構21とを備えている。
【0013】押えレバー20は、フックスイッチ42を
押え込んだり、押さえ込んだフックスイッチ42を解放
するものであり、支軸22によって回動可能に支持され
ている。そして、押えレバー20の先端部20aをフッ
クスイッチ42の上面に上方から当接させている。ま
た、押えレバー20の基端部20bは、駆動機構21に
連係されている。この駆動機構21は、サーボモータ等
によって構成してあり、支軸22を中心にして押えレバ
ー20を回動させる。そして、押えレバー20が支軸2
2を中心に軸回りに動かされると、押えレバー20の先
端部20aが上下方向にストローク(移動)する。
【0014】通常の待機状態では、押えレバー20の先
端部20aは、電話機本体40のフックスイッチ42を
下側に押えつけている。これにより電話機4は、着信待
ち状態に保たれる。そして、動作指令(オンコール指
令)が与えられると、駆動機構21は押えレバー20の
基端部20bを下向きに移動させる。この移動に伴い、
押えレバー20の先端部20aが上方に移動してフック
スイッチ42の押えが解放される。フックスイッチ42
の押えが解放されると、電話機4は発信し得るオンコー
ルの状態になる。さらに、通話終了指令が与えられる
と、駆動機構21は押えレバー20の基端部20bを上
向きに移動させる。これにより押えレバー20の先端部
20aが下がってフックスイッチ42が押え込まれ、電
話機4が着信待ち状態になる。
【0015】通話部3は、ケーブル43により電話機本
体40に接続された受話器41をセットするための部分
であり、各部を制御する制御部30とダイヤル番号のト
ーン信号を出力するオートダイヤラー31とマイク32
及びスピーカー33とを備えている。この通話部3は、
インターホンと電気的に接続される一方、セットされた
受話器41と音響的に接続される。即ち、電話機4の受
話器41を支持するセット位置には、マイク32やスピ
ーカー33が配設されている。これらのマイク32やス
ピーカー33は、セット位置にセットされた受話器41
のスピーカーやマイクと対になって音響的に接続され
る。つまり、受話器41がセットされると、受話器41
のスピーカが通話部3のマイク32に対向し、受話器4
1のマイクが通話部3のマイク33に対向し、音声の送
受が可能な状態になる。
【0016】ここで、インターホンは、玄関(屋外)に
設置されたインターホン子機5と、屋内に設置したイン
ターホン親機6を有し、インターホン子機5とインター
ホン親機6とが電気的に接続されて、インターホン親機
6とインターホン子機5との間で同時通話を行う構成と
されている。インターホン親機6は、通話部3の制御部
30と電気的に接続されていて、インターホン子機5の
呼出ボタン50を押した際の呼出信号及び通話の音声信
号がインターホン親機6から制御部30へ送られるよう
になっている。そして、制御部30は、呼出ボタン50
からの呼出信号に基づいて不在時の転送制御を行う。こ
の転送制御において、制御部30は、操作部2の駆動機
構21へ動作指令を送出して電話機4をオンコール状態
にした後、予め設定されたダイヤル番号をオートダイヤ
ラー31へ指示する。接続先の相手と通話がオープンに
なったならば、インターホン親機6から送られた通話の
音声信号をマイク32及びスピーカー33へ受け渡す制
御を行う。なお、この不在時の転送制御については、後
述する。
【0017】この他に、通話部3には、通話相手のダイ
ヤル番号等を設定するためのテンキー34と、設定され
たダイヤル番号等を表示する液晶などの表示部35と、
受話器41のセット状態を検知するフックスイッチ36
が設けられている。ここで、通話相手のダイヤル番号と
しては、例えば、家人の携帯電話の電話番号や、外出先
の電話番号を設定する。そして、この設定されたダイヤ
ル番号は、図示しないメモリ(ダイヤル番号記憶手段)
に記憶され、オートダイヤラー31によって参照され
る。
【0018】なお、本実施形態では、フックスイッチ3
6の検知信号に応じても操作部2の駆動機構21が動作
するようになっている。つまり、フックスイッチ36
は、マイク32の近辺に配置されて制御部30に電気的
に接続されており、押し下げられているか否かの状態を
示す検知信号が制御部30に送られる。制御部30で
は、フックスイッチ36が押し下げ状態の信号を出力し
ている間は、つまり受話器41で押されたセット時に
は、不在時の転送制御(後述)が行われる。
【0019】一方、フックスイッチ36が解放状態の信
号を出力したときには、屋内にいる者によって受話器4
1が外されたということなので、制御部30は、駆動機
構21へ動作指令を送出して、操作部2の押えレバー2
0を上げさせ、フックスイッチ42の押えを解放する。
これにより、電話機4は発信し得るオンコールの状態、
或いは、着信に基づく通話状態になる。このように、受
話器41は、通話部3に常時セットしておけばよく、単
に受話器41を取り上げることによって電話機4がオン
コールになり、通常通りに使用できる。
【0020】さらに、本実施形態では、玄関ドア70を
施錠したり開錠したりする鍵装置7と通話部3の制御部
30とを電気的に接続してあり、制御部30からの施錠
信号や開錠信号に基づき、玄関ドア70の施錠状態を変
えられるようにしてある。
【0021】次に、不在時の転送制御について説明す
る。この電話通話装置1は、制御部30の制御により次
のように動作する。
【0022】訪問者がインターホン子機5の呼出ボタン
50を押すと、呼出信号がインターホン親機6を介して
制御部30に取り込まれるので、タイマーを起動して応
答メッセージをインターホン子機に送出する。この応答
メッセージは、半導体メモリ等に予め記憶されており、
例えば『ボタンをもう一度押してしばらくお待ちくださ
い。』というメッセージとされている。
【0023】この応答メッセージを聞いた訪問者が、呼
出ボタン50を再度(二回目に)押すと、この呼出信号
に基づいて、電話通信装置1は本発明の操作手段として
機能し、電話機4を発信し得るオンコールの状態にす
る。詳しくは、呼出ボタン50からの二回目の呼出信号
を受信した制御部30は、操作部2の駆動機構21に動
作指令(オンコール指令)を与える。この動作指令によ
り、駆動機構21は押えレバー20を回動させてフック
スイッチ42を解放状態にする。フックスイッチ42の
押えが解放されると、電話機4は発信し得るオンコール
の状態になり、受話器41のスピーカーからは『ツー』
という発信音が出される。
【0024】なお、制御部30は二回目の呼出信号を所
定時間は待つが、子どものいたずら等による誤った呼出
しを排除するため、タイマーのオフによりリセットし、
以降の制御動作を止める。
【0025】受話器41の発信音はマイク32により集
音されるので、制御部30では電話機4のオンコールを
マイク32の信号から確認した後に、所定ダイヤル番号
の発信指令をオートダイヤラー31に指示する。これに
より、オートダイヤラー31は所定ダイヤル番号の相手
を呼出すための音響信号(トーン信号)をスピーカー3
3へ送出する。即ち、この一連の動作で、電話通信装置
1は本発明の通話手段として機能している。
【0026】そして、スピーカ33からの音響信号を受
話器41から集音した電話機4は、この集音したダイヤ
ル番号の電話機(例えば、携帯電話)9にダイヤルした
状態となり、電話回線の接続待ち状態となる。そして、
通話相手が電話回線の接続に応じれば通信がオープンと
なるので、その通話相手とインターホン子機5(訪問
者)との間で通話が行える。
【0027】通話相手と訪問者との間で通話が終了した
ならば、電話通信装置1を待機状態に戻す。本実施形態
では、受話器41のスピーカーから『ツー・ツー』とい
う回線切断の発信音が出された時点で通話が終了したと
判断している。これは通話終了時には、通話相手は電話
機9をオフ操作して電話回線の接続を解除するからであ
る。そして、受話器41のスピーカーから『ツー・ツ
ー』という回線切断の発信音が出されると、制御部30
がこの発信音を検知し、各部をリセットして待機状態に
戻す。なお、通話相手と訪問者との通話時間を予め設定
しておき、この設定された通話時間がタイムアップした
時点で通話を自動的に終了させてもよい。この通話時間
は、任意に設定することができ、例えば1分間に設定さ
れる。
【0028】以上の構成により本実施形態の電話通信装
置1では、操作部2が電話機本体40のフックスイッチ
42を押え、通話部3が、電話機本体40の受話器41
と音響的に接続され、インターホン子機5の呼出しに応
じて操作部2に動作指令を送出し、電話機4をオンコー
ルにした後に所定ダイヤル番号の相手を呼出すための音
響信号をオートダイヤラー31により受話器41へ送出
している。
【0029】このため、電話機本体40は受話器41か
ら受けた音響信号により呼出し発信を行い、電話回線の
接続待ち状態となる。そして、通話相手が電話回線の接
続に応じれば通信がオープンとなるので、その通話相手
とインターホン子機5(訪問者)との間で通話が行え
る。すなわち、インターホンから所定ダイヤル番号の相
手を呼び出すことができ、電話回線を介してインターホ
ン(インターホン子機5)と通話を行える。
【0030】これにより、自己の携帯電話機等をインタ
ーホンから呼出すことができ、外出時においても訪問者
とリアルタイムに通話することできる。従って、急いで
対応すべき情報を適時に処理でき、情報取得について近
時の要求に対応できる。この場合、電話機本体40のフ
ックスイッチ42の近辺に操作部2を取り付けて、受話
器41を通話部3にセットするだけであり、認定された
型式を持つ電話機本体40の外部及び内部を何ら改造し
ていないので好ましい。従って、何れの型式の電話機4
にも容易に付設セットすることができ、簡便性が高い。
【0031】なお、操作部2をフックスイッチ42を電
子的に制御する構成として、通話部3と共に電話機本体
40に組み込んでしまい、これについて型式認定を取得
する装置構成としてもよい。
【0032】ところで、本実施形態の電話通信装置1で
は、訪問者と通話相手(例えば家人)との間で通話を行
う以外に、通話相手側からのトーン信号に基づいて電話
機4が設置された家屋の機器を制御することができる。
以下、この家屋の機器の制御について説明する。なお、
以下の説明では、家屋の機器として玄関ドア70の鍵装
置7を例に挙げることにする。
【0033】この構成で制御部30は、本発明の家屋機
器制御手段として機能し、通話相手側からのトーン信号
に基づいて電話機4が設置された家屋内の機器を制御す
る。即ち、制御部30は、訪問者と通話相手との通話期
間中において、マイク32からの音響信号を常時監視
し、この音響信号中に通話相手の電話機9からのトーン
信号が含まれていた場合には、このトーン信号に基づい
て、玄関ドア70の鍵装置7の施錠状態を解除する。つ
まり、制御部30は、本発明の解錠制御手段として機能
している。
【0034】詳しくは、制御部30は、マイク32から
の音響信号を音源解読器としてのデコーダ37にも入力
している。そして、デコーダ37は、入力された音響信
号の中に、通話相手の電話機9からのトーン信号が含ま
れている場合に、このトーン信号に応じてリレー出力を
変化させる。例えば、「#1111#」のトーン信号が
電話機9から送られて来たならば、リレー出力を「開」
に設定する。そして、リレー出力が「開」に設定される
と、鍵装置7に設けたソレノイドバルブ(図示せず)が
作動して、鍵装置7による玄関ドア70のロックを解除
する。
【0035】このような構成を採ることにより、次に説
明するように、その家に住む子供や老人等が鍵を持ち歩
かなくても外出できるという利点が生じる。
【0036】即ち、子供等がインターホン子機5の呼出
ボタン50を押すと、制御部30からの動作指令によ
り、駆動機構21は押えレバー20を回動させてフック
スイッチ42を解放状態にし、電話機4をオンコール状
態にする。その後、オートダイヤラー31が作動して、
音響信号(トーン信号)をスピーカー33へ送出するこ
とで相手先となる保護者の電話機9(携帯電話や外出先
の電話)を呼び出す。
【0037】相手先(保護者)の電話機9と電話機4と
の通信がオープンになると、通話相手とインターホン子
機5(例えば、子供)との間で会話が行える。この会話
の中で、子供が「玄関の鍵を開けて」と保護者に告げる
と、保護者は、電話機9のテンキーを、例えば、「#,
1,1,1,1,#」の順に操作する。この操作に応じ
て電話機9からは、「#1111#」に対応するトーン
信号が電話回線を通じて電話機4に出力される。そし
て、このトーン信号が制御部30のデコーダ37にも入
力され、デコーダ37は、「#1111#」のトーン信
号によりリレー出力を「開」に設定する。その結果、鍵
装置7による玄関ドア70のロックが解除される。
【0038】玄関ドア70のロックが解除されたなら
ば、子供は、玄関ドア70を開けて家の中に入る。一
方、保護者は、子供が家の中に入ったことを確認したら
電話機9をオフ操作して電話回線の接続を解除する。こ
の接続解除に伴って、受話器41のスピーカーから回線
切断の発信音が出力され、制御部30がこの発信音を検
知し、各部をリセットして待機状態に戻す。なお、玄関
ドア70は、子供によって施錠させても良いし、子供が
家の中に入ってドア70が再度閉じられたことを条件に
自動的に施錠させても良い。
【0039】以上の構成により、その家に住む子供や老
人等が鍵を持ち歩かなくても外出することができ、鍵の
紛失や盗難の防止に寄与する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインター
ホン用電話通信装置は、次に示すような優れた効果を奏
する。請求項1の発明によれば、操作手段が電話機をオ
ンコールにし、電話機の受話器と音響的に接続された通
話手段が、インターホン子機の呼出しに応じて操作手段
に動作指令を送出し、その電話機をオンコールにした後
に所定ダイヤル番号の相手を呼出すための音響信号を受
話器へ送出する。このため、電話機は受話器から受けた
音響信号により呼出し発信を行い、電話回線の接続待ち
状態となる。そして、通話相手が電話回線の接続に応じ
れば通信がオープンとなるので、その通話相手とインタ
ーホン子機(訪問者)との間で通話が行える。すなわ
ち、インターホンから所定ダイヤル番号の相手を呼出す
ことができ、電話回線を介してインターホンと通話を行
える。これにより、自己の携帯電話機等をインターホン
から呼出すことができ、外出時においても訪問者とリア
ルタイムに通話することでき、従って、急いで対応すべ
き情報を適時に処理でき、情報取得について近時の要求
に対応できる。
【0041】請求項2の発明によれば、電話機の近辺に
操作手段を取り付けて、待機状態では押えレバーによっ
て電話機のフックスイッチを押さえ込ませて電話機を着
信待ち状態とし、インターホン子機の呼出しに応じて押
えレバーによるフックスイッチの押さえ込み状態を解放
して電話機をオンコールにするので、認定された型式を
持つ電話機の外部及び内部を何ら改造するひつようがな
いので好ましい。従って、何れの型式の電話機にも容易
に付設セットすることができ、簡便性が高い。
【0042】請求項3及び請求項4の発明によれば、通
話相手側からのトーン信号に基づいて電話機が設置され
た家屋内の機器を制御可能な家屋機器制御手段を備え、
この家屋機器制御手段を、玄関ドアの施錠状態を解放制
御する解錠制御手段によって構成したので、その家に住
む子供や老人等の家人が鍵を持ち歩かなくても外出する
ことができ、鍵の紛失や盗難の防止に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、電話通信装置の設
置状態を説明する構成図である。
【図2】電話通信装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 電話通信装置 2 操作部 3 通話部 4 電話機 5 インターホン子機 6 インターホン親機 7 鍵装置 9 通話相手の電話機 20 押えレバー 21 駆動機構 22 支軸 30 制御部 31 オートダイヤラー 32 マイク 33 スピーカ 34 テンキー 35 表示部 36 フックスイッチ 37 デコーダ 40 電話機本体 41 受話器 42 フックスイッチ 43 ケーブル 50 呼出ボタン 70 玄関ドア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターホン子機の呼出しに応じて電話
    機をオンコールにし、所定ダイヤル番号の相手との通信
    をオープンさせるインターホン用電話通信装置であっ
    て、 前記電話機をオンコールにする操作手段と、 前記電話機の受話器と音響的に接続され、インターホン
    子機の呼出しに応じて操作手段に動作指令を送出し、電
    話機をオンコールにした後に所定ダイヤル番号の相手を
    呼出すための音響信号を受話器へ送出する通話手段と、
    を備えたことを特徴とするインターホン用電話通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段は、前記電話機のフックス
    イッチを操作可能な押えレバーと、この押えレバーを作
    動させる駆動手段とを備え、 前記駆動手段は、待機状態では押えレバーによって電話
    機のフックスイッチを押さえ込ませて電話機を着信待ち
    状態とし、インターホン子機の呼出しに応じて押えレバ
    ーによるフックスイッチの押さえ込み状態を解放して電
    話機をオンコールにすることを特徴とする請求項1に記
    載のインターホン用電話通信装置。
  3. 【請求項3】 通話相手側からのトーン信号に基づいて
    電話機が設置された家屋内の機器を制御可能な家屋機器
    制御手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のインターホン用電話通信装置。
  4. 【請求項4】 前記家屋機器制御手段は、玄関ドアの施
    錠状態を解放制御する解錠制御手段であることを特徴と
    する請求項3に記載のインターホン用電話通信装置。
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JP2002247624A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Aiphone Co Ltd 無線呼出装置

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