JP2001027168A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JP2001027168A
JP2001027168A JP11198938A JP19893899A JP2001027168A JP 2001027168 A JP2001027168 A JP 2001027168A JP 11198938 A JP11198938 A JP 11198938A JP 19893899 A JP19893899 A JP 19893899A JP 2001027168 A JP2001027168 A JP 2001027168A
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知士郎 杉本
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啓壮 武田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリット状噴孔の短手寸法を小さくできない
場合であっても、噴射率を比較的小さな値に維持しつ
つ、燃料噴霧の広がり角度が比較的大きい燃料噴霧を形
成する。 【解決手段】 燃料噴射弁にスリット状噴孔1を設け、
スリット状噴孔1の長手寸法wの中途部分に隔壁2を設
けることにより、スリット状噴孔1の長手寸法w及び短
手寸法tを小さくすることなく、スリット状噴孔1の流
路断面積S1を、隔壁が設けられない場合の流路断面積
S2よりも小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、偏平扇形状の燃料噴霧を形成する
ためにスリット状噴孔を設けた燃料噴射弁が知られてい
る。この種の燃料噴射弁の例としては、例えば特開平9
−126095号公報に記載されたものがある。スリッ
ト状噴孔を備えた燃料噴射弁においては、燃料噴霧の広
がり角度を比較的大きな値に維持するため、スリット状
噴孔の長手寸法を大きくすることが必要とされる。一方
で、噴射率を比較的小さな値に維持するため、スリット
状噴孔の短手寸法を小さくすることが必要とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平9−
126095号公報に記載されたような従来の燃料噴射
弁では、スリット状噴孔を加工する際の工具等の制限に
より、スリット状噴孔の短手寸法を小さくするのに限界
がある。スリット状噴孔の短手寸法を小さくできないに
もかかわらず噴射率を小さくしようとすると、スリット
状噴孔の長手寸法が小さくなってしまい、燃料噴霧の広
がり角度が大きい燃料噴霧を形成することができなくな
ってしまう。つまり、従来の燃料噴射弁では、スリット
状噴孔の短手寸法を小さくできないために、噴射率を比
較的小さな値に維持しつつ、燃料噴霧の広がり角度が比
較的大きい燃料噴霧を形成することができない。
【0004】前記問題点に鑑み、本発明は、スリット状
噴孔の短手寸法を小さくできない場合であっても、噴射
率を比較的小さな値に維持しつつ、燃料噴霧の広がり角
度が比較的大きい燃料噴霧を形成することができる燃料
噴射弁を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、少なくとも燃料の流れ方向下流側において長手
方向全体にわたって短手寸法を一定にしたスリット状噴
孔を備えた燃料噴射弁であって、前記スリット状噴孔の
長手寸法の中途部分に隔壁を設けることにより、前記ス
リット状噴孔の長手寸法及び短手寸法を小さくすること
なく前記スリット状噴孔の流路断面積を小さくした燃料
噴射弁が提供される。
【0006】請求項1に記載の燃料噴射弁では、スリッ
ト状噴孔の長手寸法の中途部分に隔壁を設けることによ
り、スリット状噴孔の長手寸法及び短手寸法を小さくす
ることなくスリット状噴孔の流路断面積が小さくされ
る。つまり、スリット状噴孔の長手寸法が小さくされな
いため、燃料噴霧の広がり角度が小さくされない。ま
た、スリット状噴孔の流路断面積が小さくされるため、
噴射率が比較的小さな値に維持される。そのため、スリ
ット状噴孔の短手寸法を小さくできない場合であって
も、噴射率を比較的小さな値に維持しつつ、燃料噴霧の
広がり角度が比較的大きい燃料噴霧を形成することがで
きる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、スリット
状噴孔を備えた燃料噴射弁において、前記スリット状噴
孔を燃料の流れ方向上流側の上流側噴孔部と流れ方向下
流側の下流側噴孔部とに分割し、前記下流側噴孔部にお
ける前記スリット状噴孔の短手寸法を長手寸法全体にわ
たって一定にし、前記上流側噴孔部の流路断面積が、前
記下流側噴孔部を画定する壁面を上流側噴孔部側に延長
した仮想壁面により画定される流路断面積よりも小さく
されている燃料噴射弁が提供される。
【0008】請求項2に記載の燃料噴射弁では、スリッ
ト状噴孔が燃料の流れ方向上流側の上流側噴孔部と流れ
方向下流側の下流側噴孔部とに分割されるため、スリッ
ト状噴孔から噴射される燃料噴霧の広がり角度が、上流
側噴孔部の影響を受けることなく下流側噴孔部により決
定される。また、上流側噴孔部の流路断面積が、下流側
噴孔部を画定する壁面を上流側噴孔部側に延長した仮想
壁面により画定される流路断面積よりも小さくされる。
そのため、下流側噴孔部により決定される燃料噴霧の広
がり角度を比較的大きな値に維持しつつ、上流側噴孔部
により噴射率を小さくすることができる。その結果、噴
霧粒径を微細化させ、噴霧速度を上昇させることができ
る。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、前記上流
側噴孔部の流路断面積がその上流側よりもその下流側に
おいて大きくなるように前記上流側噴孔部の縦断面が扇
形をなしている請求項2に記載の燃料噴射弁が提供され
る。
【0010】請求項3に記載の燃料噴射弁では、上流側
噴孔部の流路断面積がその上流側よりもその下流側にお
いて大きくなるように上流側噴孔部の縦断面が扇形をな
している。そのため、燃料が上流側噴孔部から下流側噴
孔部に円滑に流入することができる。その結果、スリッ
ト状噴孔から噴射される燃料噴霧の広がり角度を、上流
側噴孔部の影響を受けることなく下流側噴孔部により決
定することができる。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、球状壁面
により画定されたサック部を設け、前記下流側噴孔部の
縦断面を扇形にし、前記下流側噴孔部の扇形中心が前記
サック部の中心よりも上流側に配置されている請求項2
に記載の燃料噴射弁が提供される。
【0012】請求項4に記載の燃料噴射弁では、下流側
噴孔部の扇形中心がサック部の中心よりも上流側に配置
される。そのため、スリット状噴孔から噴射される燃料
噴霧は自由に広がることができず、その広がり方が下流
側噴孔部により規制される。つまり、下流側噴孔部の扇
形状に応じた燃料噴霧の広がり角度を有する燃料噴霧を
形成することができる。
【0013】請求項5に記載の発明によれば、球状壁面
により画定されたサック部を設け、前記上流側噴孔部の
縦断面を扇形にし、前記上流側噴孔部の扇形中心が、前
記サック部の中心よりも上流側に配置されている請求項
2に記載の燃料噴射弁が提供される。
【0014】請求項5に記載の燃料噴射弁では、上流側
噴孔部の扇形中心が、サック部の中心よりも上流側に配
置される。そのため、極端に中央が出っ張った中凸噴霧
が形成されることにより燃焼に悪影響が及んでしまうの
を回避することができる。
【0015】請求項6に記載の発明によれば、前記上流
側噴孔部を複数の円筒状通路により形成し、前記複数の
円筒状通路が、下流側に向かって広がるように放射状に
配置されている請求項2に記載の燃料噴射弁が提供され
る。
【0016】請求項6に記載の燃料噴射弁では、上流側
噴孔部が円筒状通路により形成されるため、簡単な方法
により上流側噴孔部を形成することができる。また、複
数の円筒状通路が下流側に向かって広がるように放射状
に配置されるため、燃料が上流側噴孔部から下流側噴孔
部に円滑に流入することができる。その結果、スリット
状噴孔から噴射される燃料噴霧の広がり角度を、上流側
噴孔部の影響を受けることなく下流側噴孔部により決定
することができる。
【0017】請求項7に記載の発明によれば、球状壁面
により画定されたサック部を設け、前記下流側噴孔部の
縦断面を扇形にし、前記下流側噴孔部の扇形中心が、放
射状に配置されている前記複数の円筒状通路の放射中心
よりも上流側に配置されている請求項6に記載の燃料噴
射弁が提供される。
【0018】請求項7に記載の燃料噴射弁では、下流側
噴孔部の扇形中心が、放射状に配置されている複数の円
筒状通路の放射中心よりも上流側に配置される。そのた
め、上流側噴孔部の円筒状通路から下流側噴孔部に流入
した燃料は、下流側噴孔部内においてその流れが下流側
噴孔部により規制される。つまり、下流側噴孔部の扇形
状に応じた燃料噴霧の広がり角度を有する燃料噴霧を形
成することができる。
【0019】請求項8に記載の発明によれば、前記複数
の円筒状通路の放射中心が前記サック部の中心と一致し
ている請求項7に記載の燃料噴射弁が提供される。
【0020】請求項8に記載の燃料噴射弁では、複数の
円筒状通路の放射中心がサック部の中心に一致せしめら
れる。そのため、サック部から円筒状通路に流入した燃
料は、その流れが円筒状通路により妨害されない。それ
ゆえ、燃料がサック部から上流側噴孔部の円筒状通路を
介して下流側噴孔部に円滑に流入することができる。そ
の結果、スリット状噴孔から噴射される燃料噴霧の広が
り角度を、上流側噴孔部の円筒状通路の影響を受けるこ
となく下流側噴孔部により決定することができる。
【0021】請求項9に記載の発明によれば、前記上流
側噴孔部を複数の通路により形成し、各通路の流路断面
積が上流側よりも下流側において大きくなるように各通
路の縦断面が扇形をなしている請求項2に記載の燃料噴
射弁が提供される。
【0022】請求項9に記載の燃料噴射弁では、上流側
噴孔部を形成する複数の通路のそれぞれの流路断面積が
上流側よりも下流側において大きくなるように各通路の
縦断面が扇形をなしている。そのため、燃料が上流側噴
孔部の複数の通路から下流側噴孔部に円滑に流入するこ
とができる。その結果、スリット状噴孔から噴射される
燃料噴霧の広がり角度を、上流側噴孔部の複数の通路の
影響を受けることなく下流側噴孔部により決定すること
ができる。
【0023】請求項10に記載の発明によれば、球状壁
面により画定されたサック部を設け、前記下流側噴孔部
の縦断面を扇形にし、前記下流側噴孔部の扇形中心が前
記サック部の中心よりも上流側に配置されている請求項
9に記載の燃料噴射弁が提供される。
【0024】請求項10に記載の燃料噴射弁では、下流
側噴孔部の扇形中心がサック部の中心よりも上流側に配
置される。そのため、スリット状噴孔から噴射される燃
料噴霧は自由に広がることができず、その広がり方が下
流側噴孔部により規制される。つまり、下流側噴孔部の
扇形状に応じた燃料噴霧の広がり角度を有する燃料噴霧
を形成することができる。
【0025】請求項11に記載の発明によれば、前記上
流側噴孔部と前記下流側噴孔部とを別部材により形成し
た請求項2〜10のいずれか一項に記載の燃料噴射弁が
提供される。
【0026】請求項11に記載の燃料噴射弁では、上流
側噴孔部と下流側噴孔部とが別部材により形成される。
そのため、上流側噴孔部と下流側噴孔部とを一部材によ
り形成する場合に比べ、上流側噴孔部及び下流側噴孔部
を容易に形成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。
【0028】図1は本発明の燃料噴射弁の第一の実施形
態の一部を示した図である。詳細には、図1(a)は燃
料噴射弁の一部の縦断面図、図1(b)はスリット状噴
孔の底面図、図1(c)はスリット状噴孔のI−I断面
図、図1(d)はスリット状噴孔に隔壁を設けない場合
の図1(c)と同様の断面図である。図1において、1
はスリット状噴孔、2はスリット状噴孔1の長手寸法w
の中途部分に設けられた隔壁、3はノズルボディ、4は
ニードル弁、5は球状壁面により画定されたサック部で
ある。Oはサック部中心、Pはスリット状噴孔1の左右
(図1(a))壁面の交点、つまり、スリット状噴孔1
の扇形中心である。Bはサック部中心Oと扇形中心Pと
の間隔、θfはスリット状噴孔1の扇形中心角、tはス
リット状噴孔1の短手寸法である。また、燃料の流れ方
向上流側とは図1(a)の上側を、燃料の流れ方向下流
側とは図1(a)の下側をいう。短手寸法tは、少なく
とも燃料の流れ方向下流側において長手方向全体にわた
って一定にされている。
【0029】図1に示すように、スリット状噴孔1の長
手寸法wの中途部分に隔壁2が設けられることにより、
スリット状噴孔1の長手寸法w及び短手寸法tを小さく
することなく、スリット状噴孔1の流路断面積S1は、
隔壁が設けられない場合の流路断面積S2に比べて小さ
くされる。つまり、スリット状噴孔1の長手寸法wが小
さくされないため、燃料噴霧の広がり角度(スリット状
噴孔1の長手寸法wの方向の広がり角度)が小さくされ
ない。また、スリット状噴孔1の流路断面積S1が小さ
くされるため、噴射率が比較的小さな値に維持される。
そのため、スリット状噴孔1の短手寸法tを加工上の制
限等により小さくできない場合であっても、噴射率を比
較的小さな値に維持しつつ、燃料噴霧の広がり角度が比
較的大きい燃料噴霧を形成することができる。
【0030】図2は本実施形態の燃料噴射弁の隔壁の変
形例を示した図である。図2において、12及び22は
図1の隔壁2を変形したものである。図3は燃料噴霧を
比較して示した図である。詳細には、図3(a)は理想
的な燃料噴霧を示した図、図3(b)は間隔B(図1
(a))が小さい場合の燃料噴霧を示した図である。図
3(a)に示すような理想的な燃料噴霧30を噴射する
ために、扇形中心Pは図1(a)に示すようにサック部
中心Oよりも上流側に配置され、間隔Bは予め定められ
た値に設定されている。この間隔Bが小さくされるか、
あるいは、扇形中心Pがサック部中心Oよりも下流側に
配置されると、図3(b)に示すように燃料噴霧が中凸
噴霧40となってしまい、燃焼に悪影響が及ぼされてし
まう。そのため本実施形態では、スリット状噴孔1の短
手寸法t、間隔B及び扇形中心角θfを一定に維持しつ
つ、隔壁2がスリット状噴孔1の長手寸法wの中途部分
に設けられる。その結果、噴射率を比較的小さな値に維
持すると共に中凸噴霧40を回避しつつ、燃料噴霧の広
がり角度が比較的大きい理想的な燃料噴霧30を形成す
ることができる。
【0031】また本実施形態では、スリット状噴孔1を
下流側から容易に加工できるようにするため、図1
(a)、図2(a)及び図2(b)に示すように、隔壁
2、12又は22の下流側の幅は上流側の幅よりも小さ
くなっているか、あるいは、それと等しくなっている。
また、隔壁2を設けることにより中凹噴霧50(図3
(b)が形成されてしまう場合には、間隔Bが小さくさ
れる。間隔Bを小さくすることにより燃料噴霧は中凸に
なる傾向があり、それゆえ、中凹になる傾向と中凸にな
る傾向とが相殺され、理想的な燃料噴霧30が形成され
るからである。
【0032】図4は本発明の燃料噴射弁の第二の実施形
態の一部を示した図である。詳細には、図4(a)は燃
料噴射弁の一部の縦断面図、図4(b)はスリット状噴
孔のII−II断面図、図4(c)はスリット状噴孔に上流
側噴孔部を設けない場合の図4(b)と同様の断面図で
ある。図4において、101はスリット状噴孔、105
は球状壁面により画定されたサック部、150は上流側
噴孔部、160は上流側噴孔部150とは別部材により
形成された下流側噴孔部である。170は下流側噴孔部
160を画定する壁面、171は壁面170を上流側噴
孔部150の側に延長した仮想壁面である。Oはサック
部中心、Pは左右の壁面170の交点、つまり、スリッ
ト状噴孔101の扇形中心である。また、燃料の流れ方
向上流側とは図4(a)の上側を、燃料の流れ方向下流
側とは図4(a)の下側をいう。本実施形態及び後述す
るすべての実施形態において、下流側噴孔部におけるス
リット状噴孔の短手寸法(図1(b)参照)は長手方向
全体にわたって一定にされている。
【0033】図4に示すように、スリット状噴孔101
が燃料の流れ方向上流側の上流側噴孔部150と流れ方
向下流側の下流側噴孔部160とに分割されるため、ス
リット状噴孔101から噴射される燃料噴霧の広がり角
度が、上流側噴孔部150の影響を受けることなく下流
側噴孔部160により決定される。また、上流側噴孔部
150の流路断面積S11(図4(b))が、下流側噴
孔部160を画定する壁面170を上流側噴孔部150
の側に延長した仮想壁面171により画定される流路断
面積S12(図4(c))よりも小さくされる。そのた
め、下流側噴孔部160により決定される燃料噴霧の広
がり角度を比較的大きな値に維持しつつ、上流側噴孔部
150により噴射率を小さくすることができる。その結
果、噴霧粒径を微細化させ、噴霧速度を上昇させること
ができる。
【0034】図5は本発明の燃料噴射弁の第三の実施形
態の一部を示した図である。詳細には、図5(a)は燃
料噴射弁の一部の縦断面図、図5(b)はスリット状噴
孔のIII−III 断面図、図5(c)はスリット状噴孔のI
V−IV断面図である。図5において、201はスリット
状噴孔、205は球状壁面により画定されたサック部、
250は上流側噴孔部、260は上流側噴孔部250と
は別部材により形成された下流側噴孔部である。270
は下流側噴孔部260を画定する壁面、280は上流側
噴孔部250を画定する壁面である。Oはサック部中
心、Pは下流側噴孔部260の左右の壁面270の交
点、つまり、下流側噴孔部260の扇形中心である。Q
は上流側噴孔部250の左右の壁面280の交点、つま
り、上流側噴孔部250の扇形中心である。また、燃料
の流れ方向上流側とは図5(a)の上側を、燃料の流れ
方向下流側とは図5(a)の下側をいう。
【0035】本実施形態によれば、第二の実施形態と同
様の効果を奏することができる。更に図5に示すよう
に、上流側噴孔部250の流路断面積がその上流側より
もその下流側において大きくなり、S21(図5
(b))からS22(図5(c))まで徐々に大きくな
るように、上流側噴孔部250の縦断面が扇形をなして
いる。そのため、燃料が上流側噴孔部250から下流側
噴孔部260に円滑に流入することができる。その結
果、スリット状噴孔201から噴射される燃料噴霧の広
がり角度を、上流側噴孔部250の影響を受けることな
く下流側噴孔部260により決定することができる。
【0036】図6は本発明の燃料噴射弁の第四の実施形
態の一部を示した縦断面図である。図6において、30
1はスリット状噴孔、305は球状壁面により画定され
たサック部、350は上流側噴孔部、360は上流側噴
孔部350とは別部材により形成された下流側噴孔部で
ある。370は下流側噴孔部360を画定する壁面、3
80は上流側噴孔部350を画定する壁面である。Oは
サック部中心、Pは下流側噴孔部360の左右の壁面3
70の交点、つまり、下流側噴孔部360の扇形中心で
ある。また、燃料の流れ方向上流側とは図6の上側を、
燃料の流れ方向下流側とは図6の下側をいう。
【0037】本実施形態によれば、第二及び第三の実施
形態と同様の効果を奏することができる。更に図6に示
すように、下流側噴孔部360の扇形中心Pがサック部
中心Oよりも上流側に配置される。そのため、スリット
状噴孔301から噴射される燃料噴霧は自由に広がるこ
とができず、その広がり方が下流側噴孔部360の壁面
370により規制される。つまり、下流側噴孔部360
の扇形状(扇形中心角)に応じた燃料噴霧の広がり角度
を有する燃料噴霧を形成することができる。
【0038】図7は本発明の燃料噴射弁の第五の実施形
態の一部を示した縦断面図である。図7において、40
1はスリット状噴孔、405は球状壁面により画定され
たサック部、450は上流側噴孔部、460は上流側噴
孔部450とは別部材により形成された下流側噴孔部で
ある。470は下流側噴孔部460を画定する壁面、4
80は上流側噴孔部450を画定する壁面である。Oは
サック部中心、Pは下流側噴孔部460の左右の壁面4
70の交点、つまり、下流側噴孔部460の扇形中心で
ある。Qは上流側噴孔部450の左右の壁面480の交
点、つまり、上流側噴孔部450の扇形中心である。ま
た、燃料の流れ方向上流側とは図7の上側を、燃料の流
れ方向下流側とは図7の下側をいう。
【0039】本実施形態によれば、第二から第四の実施
形態と同様の効果を奏することができる。更に図7に示
すように、上流側噴孔部450の扇形中心Qが、サック
部中心Oよりも上流側に配置される。そのため、極端に
中央が出っ張った中凸噴霧40(図3(b))が形成さ
れることにより燃焼に悪影響が及んでしまうのを回避す
ることができる。
【0040】図8は本発明の燃料噴射弁の第六の実施形
態の一部を示した縦断面図である。図8において、50
1はスリット状噴孔、505は球状壁面により画定され
たサック部、550は上流側噴孔部、560は上流側噴
孔部550とは別部材により形成された下流側噴孔部で
ある。570は下流側噴孔部560を画定する壁面、5
90、591及び592は上流側噴孔部550を形成す
る円筒状通路である。Oはサック部中心、Pは下流側噴
孔部560の左右の壁面570の交点、つまり、下流側
噴孔部560の扇形中心である。また、燃料の流れ方向
上流側とは図8の上側を、燃料の流れ方向下流側とは図
8の下側をいう。
【0041】本実施形態によれば、第二の実施形態と同
様の効果を奏することができる。更に図8に示すよう
に、上流側噴孔部550が円筒状通路590、591及
び592により形成されるため、簡単な方法により上流
側噴孔部550を形成することができる。また、複数の
円筒状通路590、591及び592が下流側に向かっ
て広がるように放射状に配置されるため、燃料が上流側
噴孔部550から下流側噴孔部560に円滑に流入する
ことができる。その結果、スリット状噴孔501から噴
射される燃料噴霧の広がり角度を、上流側噴孔部550
の影響を受けることなく下流側噴孔部560により決定
することができる。
【0042】図9は本発明の燃料噴射弁の第七の実施形
態の一部を示した縦断面図である。図9において、60
1はスリット状噴孔、605は球状壁面により画定され
たサック部、650は上流側噴孔部、660は上流側噴
孔部650とは別部材により形成された下流側噴孔部で
ある。670は下流側噴孔部660を画定する壁面、6
90、691及び692は上流側噴孔部650を形成す
る円筒状通路である。Oはサック部中心、Pは下流側噴
孔部660の左右の壁面670の交点、つまり、下流側
噴孔部660の扇形中心である。Qは上流側噴孔部65
0の円筒状通路690、691及び692の中心軸線の
交点、つまり、円筒状通路690、691及び692の
放射中心である。また、燃料の流れ方向上流側とは図9
の上側を、燃料の流れ方向下流側とは図9の下側をい
う。
【0043】本実施形態によれば、第二及び第六の実施
形態と同様の効果を奏することができる。更に図9に示
すように、下流側噴孔部660の扇形中心Pが、放射状
に配置されている複数の円筒状通路690、691及び
692の放射中心Qよりも上流側に配置される。そのた
め、上流側噴孔部650の円筒状通路690、691及
び692から下流側噴孔部660に流入した燃料は、下
流側噴孔部660内においてその流れが下流側噴孔部6
60の壁面670により規制される。つまり、下流側噴
孔部660の扇形状(扇形中心角)に応じた燃料噴霧の
広がり角度を有する燃料噴霧を形成することができる。
また、複数の円筒状通路690、691及び692の放
射中心Qがサック部中心Oに一致せしめられる。そのた
め、サック部605から円筒状通路690、691及び
692に流入した燃料は、その流れが円筒状通路69
0、691及び692の壁面により妨害されない。その
ため、燃料がサック部605から上流側噴孔部650の
円筒状通路690、691及び692を介して下流側噴
孔部660に円滑に流入することができる。その結果、
スリット状噴孔601から噴射される燃料噴霧の広がり
角度を、上流側噴孔部650の円筒状通路690、69
1及び692の影響を受けることなく下流側噴孔部66
0により決定することができる。
【0044】図10は本発明の燃料噴射弁の第八の実施
形態の一部を示した縦断面図である。図10において、
701はスリット状噴孔、705は球状壁面により画定
されたサック部、750は上流側噴孔部、760は上流
側噴孔部750とは別部材により形成された下流側噴孔
部である。770は下流側噴孔部760を画定する壁
面、790及び791は上流側噴孔部750を形成する
複数の通路である。Oはサック部中心、Pは下流側噴孔
部760の左右の壁面770の交点、つまり、下流側噴
孔部760の扇形中心である。また、燃料の流れ方向上
流側とは図10の上側を、燃料の流れ方向下流側とは図
10の下側をいう。
【0045】本実施形態によれば、第二の実施形態と同
様の効果を奏することができる。更に図10に示すよう
に、上流側噴孔部750を形成する複数の通路790及
び791のそれぞれの流路断面積が上流側よりも下流側
において大きくなるように各通路の縦断面が扇形をなし
ている。そのため、燃料が上流側噴孔部750の複数の
通路790及び791から下流側噴孔部760に円滑に
流入することができる。その結果、スリット状噴孔70
1から噴射される燃料噴霧の広がり角度を、上流側噴孔
部750の複数の通路790及び791の影響を受ける
ことなく下流側噴孔部760の壁面770により決定す
ることができる。また、下流側噴孔部760の扇形中心
Pがサック部中心Oよりも上流側に配置される。そのた
め、スリット状噴孔701から噴射される燃料噴霧は自
由に広がることができず、その広がり方が下流側噴孔部
760の壁面770により規制される。つまり、下流側
噴孔部760の扇形状(扇形中心角)に応じた燃料噴霧
の広がり角度を有する燃料噴霧を形成することができ
る。
【0046】上述したように第二から第八の実施形態で
は上流側噴孔部と下流側噴孔部とが別部材により形成さ
れる。そのため、上流側噴孔部と下流側噴孔部とを一部
材により形成する場合に比べ、上流側噴孔部及び下流側
噴孔部を容易に形成することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、スリッ
ト状噴孔の短手寸法を小さくできない場合であっても、
噴射率を比較的小さな値に維持しつつ、燃料噴霧の広が
り角度が比較的大きい燃料噴霧を形成することができ
る。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、下流側噴
孔部により決定される燃料噴霧の広がり角度を比較的大
きな値に維持しつつ、上流側噴孔部により噴射率を小さ
くすることができる。その結果、噴霧粒径を微細化さ
せ、噴霧速度を上昇させることができる。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、燃料が上
流側噴孔部から下流側噴孔部に円滑に流入することがで
きる。その結果、スリット状噴孔から噴射される燃料噴
霧の広がり角度を、上流側噴孔部の影響を受けることな
く下流側噴孔部により決定することができる。
【0050】請求項4に記載の発明によれば、スリット
状噴孔から噴射される燃料噴霧は自由に広がることがで
きず、その広がり方が下流側噴孔部により規制される。
つまり、下流側噴孔部の扇形状に応じた燃料噴霧の広が
り角度を有する燃料噴霧を形成することができる。
【0051】請求項5に記載の発明によれば、極端に中
央が出っ張った中凸噴霧が形成されることにより燃焼に
悪影響が及んでしまうのを回避することができる。
【0052】請求項6に記載の発明によれば、簡単な方
法により上流側噴孔部を形成することができ、また、燃
料が上流側噴孔部から下流側噴孔部に円滑に流入するこ
とができる。その結果、スリット状噴孔から噴射される
燃料噴霧の広がり角度を、上流側噴孔部の影響を受ける
ことなく下流側噴孔部により決定することができる。
【0053】請求項7に記載の発明によれば、上流側噴
孔部の円筒状通路から下流側噴孔部に流入した燃料は、
下流側噴孔部内においてその流れが下流側噴孔部により
規制される。つまり、下流側噴孔部の扇形状に応じた燃
料噴霧の広がり角度を有する燃料噴霧を形成することが
できる。
【0054】請求項8に記載の発明によれば、サック部
から円筒状通路に流入した燃料は、その流れが円筒状通
路により妨害されない。それゆえ、燃料がサック部から
上流側噴孔部の円筒状通路を介して下流側噴孔部に円滑
に流入することができる。その結果、スリット状噴孔か
ら噴射される燃料噴霧の広がり角度を、上流側噴孔部の
円筒状通路の影響を受けることなく下流側噴孔部により
決定することができる。
【0055】請求項9に記載の発明によれば、燃料が上
流側噴孔部の複数の通路から下流側噴孔部に円滑に流入
することができる。その結果、スリット状噴孔から噴射
される燃料噴霧の広がり角度を、上流側噴孔部の複数の
通路の影響を受けることなく下流側噴孔部により決定す
ることができる。
【0056】請求項10に記載の発明によれば、スリッ
ト状噴孔から噴射される燃料噴霧は自由に広がることが
できず、その広がり方が下流側噴孔部により規制され
る。つまり、下流側噴孔部の扇形状に応じた燃料噴霧の
広がり角度を有する燃料噴霧を形成することができる。
【0057】請求項11に記載の発明によれば、上流側
噴孔部と下流側噴孔部とを一部材により形成する場合に
比べ、上流側噴孔部及び下流側噴孔部を容易に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料噴射弁の第一の実施形態の一部を
示した図である。
【図2】第一の実施形態の燃料噴射弁の隔壁の変形例を
示した図である。
【図3】燃料噴霧を比較して示した図である。
【図4】本発明の燃料噴射弁の第二の実施形態の一部を
示した図である。
【図5】本発明の燃料噴射弁の第三の実施形態の一部を
示した図である。
【図6】本発明の燃料噴射弁の第四の実施形態の一部を
示した縦断面図である。
【図7】本発明の燃料噴射弁の第五の実施形態の一部を
示した縦断面図である。
【図8】本発明の燃料噴射弁の第六の実施形態の一部を
示した縦断面図である。
【図9】本発明の燃料噴射弁の第七の実施形態の一部を
示した縦断面図である。
【図10】本発明の燃料噴射弁の第八の実施形態の一部
を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1…スリット状噴孔 2…隔壁 w…スリット状噴孔の長手寸法 t…スリット状噴孔の短手寸法 S1,S2…流路断面積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小関 優紀夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G066 AB02 BA03 CC21 CC48 DA13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも燃料の流れ方向下流側におい
    て長手方向全体にわたって短手寸法を一定にしたスリッ
    ト状噴孔を備えた燃料噴射弁であって、前記スリット状
    噴孔の長手寸法の中途部分に隔壁を設けることにより、
    前記スリット状噴孔の長手寸法及び短手寸法を小さくす
    ることなく前記スリット状噴孔の流路断面積を小さくし
    た燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 スリット状噴孔を備えた燃料噴射弁にお
    いて、前記スリット状噴孔を燃料の流れ方向上流側の上
    流側噴孔部と流れ方向下流側の下流側噴孔部とに分割
    し、前記下流側噴孔部における前記スリット状噴孔の短
    手寸法を長手寸法全体にわたって一定にし、前記上流側
    噴孔部の流路断面積が、前記下流側噴孔部を画定する壁
    面を上流側噴孔部側に延長した仮想壁面により画定され
    る流路断面積よりも小さくされている燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 前記上流側噴孔部の流路断面積がその上
    流側よりもその下流側において大きくなるように前記上
    流側噴孔部の縦断面が扇形をなしている請求項2に記載
    の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 球状壁面により画定されたサック部を設
    け、前記下流側噴孔部の縦断面を扇形にし、前記下流側
    噴孔部の扇形中心が前記サック部の中心よりも上流側に
    配置されている請求項2に記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 球状壁面により画定されたサック部を設
    け、前記上流側噴孔部の縦断面を扇形にし、前記上流側
    噴孔部の扇形中心が、前記サック部の中心よりも上流側
    に配置されている請求項2に記載の燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 前記上流側噴孔部を複数の円筒状通路に
    より形成し、前記複数の円筒状通路が、下流側に向かっ
    て広がるように放射状に配置されている請求項2に記載
    の燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 球状壁面により画定されたサック部を設
    け、前記下流側噴孔部の縦断面を扇形にし、前記下流側
    噴孔部の扇形中心が、放射状に配置されている前記複数
    の円筒状通路の放射中心よりも上流側に配置されている
    請求項6に記載の燃料噴射弁。
  8. 【請求項8】 前記複数の円筒状通路の放射中心が前記
    サック部の中心と一致している請求項7に記載の燃料噴
    射弁。
  9. 【請求項9】 前記上流側噴孔部を複数の通路により形
    成し、各通路の流路断面積が上流側よりも下流側におい
    て大きくなるように各通路の縦断面が扇形をなしている
    請求項2に記載の燃料噴射弁。
  10. 【請求項10】 球状壁面により画定されたサック部を
    設け、前記下流側噴孔部の縦断面を扇形にし、前記下流
    側噴孔部の扇形中心が前記サック部の中心よりも上流側
    に配置されている請求項9に記載の燃料噴射弁。
  11. 【請求項11】 前記上流側噴孔部と前記下流側噴孔部
    とを別部材により形成した請求項2〜10のいずれか一
    項に記載の燃料噴射弁。
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JP2009236048A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射弁

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