JP2001027043A - 布基礎の構築方法及び布基礎用型枠 - Google Patents

布基礎の構築方法及び布基礎用型枠

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JP2001027043A
JP2001027043A JP11201978A JP20197899A JP2001027043A JP 2001027043 A JP2001027043 A JP 2001027043A JP 11201978 A JP11201978 A JP 11201978A JP 20197899 A JP20197899 A JP 20197899A JP 2001027043 A JP2001027043 A JP 2001027043A
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foundation
concrete
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closing member
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JP11201978A
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Shinji Udagawa
慎司 宇田川
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、住宅をはじめとする建築物の基礎
の構築において、湿式の仕上工事を削減することによ
り、省力化とコストの低減を図ることができる、布基礎
の構築方法及び布基礎用型枠を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 構築すべき布基礎50の周囲を囲う基礎
型枠10を建て込むとともに、該基礎型枠10内に上記
布基礎に換気口50aを形成するための換気口型枠20
を配置し、次いで、上記基礎型枠10内にコンクリート
51を打設した後に、上記基礎型枠10内のコンクリー
ト51を撹拌手段30を用いて撹拌するとともに、上記
コンクリート51の撹拌に際し、上記撹拌手段30を挿
入可能な部分で、かつ、少なくとも基礎型枠10内面に
沿って地盤上かつ建築物の外周面上に露出する部分を撹
拌し、脱型後に、形成された布基礎50表面のうちの換
気口型枠20により形成された換気口50aの下側の部
分だけにおいて、モルタルを用いて仕上作業を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅をはじめとす
る建築物に使用される、換気口を有する布基礎の構築方
法及び布基礎用型枠に関する。
【0002】
【背景の技術】近年、建築物、特に鉄骨造や木造の建築
物の施工においては、プレキャストコンクリートやAL
C、金属、セラミックなどから成る外壁板やカーテンウ
ォール、サイディング材などが多用され、また、タイル
貼り工事や石貼り工事においても乾式工法が普及するな
ど、外壁工事の乾式化が進んでいる。すなわち、外壁工
事においては、専門的な技能を必要とする湿式の工事
(例えば、左官工事)が大幅に減少している。一方、基
礎等におけるコンクリートの打設においては、型枠に接
するコンクリートの表面に気泡が発生して、コンクリー
ト表面の美観を損ねるため、コンクリート表面にモルタ
ルを刷毛引きすることが従来行なわれていた。すなわ
ち、住宅等の基礎等の構築においては、湿式の仕上工事
が未だ必要とされていた。それに対して、コンクリート
の打設において、上述のような湿式の仕上工事を必要と
せずに、平滑な表面を持つコンクリートを打設するた
め、例えば、特開平8−238609号公報「プレキャ
ストコンクリート製品側面の気泡低減方法」に開示され
ているように、型枠に沿ってコンクリートを棒などで掻
いたりすることにより気泡を追い出す、スペーディング
と呼ばれる方法があった。
【0003】また、基礎型枠として、木製型枠に比較し
てコンクリートの表面を平滑な状態に仕上げることがで
きる鋼製型枠が用いられるようになってきた。そこで、
このコンクリート基礎の打設時に、上記の鋼製型枠とス
ペーディングの技術を組み合わせて適用することによ
り、平滑な表面を持つコンクリート基礎を打設して、上
記のモルタル刷毛引き工事をなくし、コンクリート基礎
工事からも湿式の仕上工事を省略することが考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンク
リート布基礎に設けられる換気口下部については、換気
口周りの型枠が障害物になり、上記のスペーディングを
行うことができず、コンクリート基礎の地盤上に露出す
る部分全体にスペーディングを施すことが困難であっ
た。また、例えば、コンクリート布基礎の脱型後に、上
記換気口に金網や格子等の通気可能な閉塞部材を取り付
けるような場合には、この閉塞部材の取り付けに伴うモ
ルタル塗り等の湿式の工事が残されることとなってい
た。
【0005】上記の課題に鑑み、本発明は、住宅をはじ
めとする建築物の基礎の構築において、湿式の仕上工事
を削減することにより、省力化とコストの低減を図るこ
とができる、布基礎の構築方法及び布基礎用型枠を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の布基礎の構築方法は、例えば図3〜
5に示すように、換気口を有する住宅用布基礎を構築す
る布基礎の構築方法であって、構築すべき布基礎50の
周囲を囲う基礎型枠10を建て込むとともに、該基礎型
枠10内に上記布基礎に換気口50aを形成するための
換気口型枠20を配置し、次いで、上記基礎型枠10内
にコンクリート51を打設した後に、上記基礎型枠10
内のコンクリート51を撹拌手段30を用いて撹拌する
とともに、上記コンクリート51の撹拌に際し、上記撹
拌手段(スペーダー)30を挿入可能な部分で、かつ、
少なくとも基礎型枠10内面に沿って地盤上かつ建築物
の外周面上に露出する部分を撹拌し、脱型後に、形成さ
れた布基礎50表面のうちの換気口型枠20により形成
された換気口50aの下側の部分だけにおいて、モルタ
ルを用いて仕上作業を行なうことを特徴とする。ここ
で、上記基礎型枠10について、少なくとも地盤上かつ
建築物の外周面上に露出する部分に使用される基礎型枠
10は、鋼製の型枠とすることが好ましい。
【0007】この請求項1記載の布基礎の構築方法によ
れば、基礎型枠10内面に沿って、コンクリート布基礎
50が地盤上かつ建築物外周面上に露出する部分を、前
記撹拌手段30によって撹拌することにより、脱型後、
この撹拌した部分のコンクリート51表面が平滑な仕上
がりとなる。ここで、特に、基礎型枠10に鋼製の型枠
を使用することにより、コンクリート51表面の仕上が
りの平滑度を一層高めることができる。したがって、こ
のコンクリート51表面を、その上にモルタル刷毛引き
などの仕上工事を行うことなく、仕上面として利用する
ことができる。ここで、コンクリート布基礎50表面の
うち換気口50a下部については、前記換気口型枠20
が障害物となって、この部分を前記撹拌手段30で撹拌
することができないため、脱型後のコンクリート51表
面に気泡跡が残存することになるが(図6,7参照)、
建築物外周部のコンクリート布基礎50に設けられる換
気口50a,50a,…の数は限られているので、この
換気口50a,50a,…下部のコンクリート51表面
に生じた気泡跡残存部51aのうち地盤面上に露出する
部分のみを、モルタルを用いて仕上作業を行えばよい。
したがって、コンクリート布基礎50表面の仕上作業に
要する手間が大幅に削減される。
【0008】なお、換気口型枠20について、該換気口
型枠20が基礎型枠10内に設置される際に該基礎型枠
20と接する側面に取付手段20bを備え、この取付手
段20bによって、換気口型枠20をコンクリート布基
礎50の立ち上がり部分の基礎型枠10の所定の位置に
取り付けられるようにしてもよい。このようにすること
によって、換気孔型枠20を現場外の工場などにおいて
あらかじめ精度良く製作しておけば、換気孔型枠20の
形状の誤差が小さくなり、換気孔50aをコンクリート
布基礎50に正確な形状で形成することができる。ま
た、換気口型枠20に備えられた取付手段20bによっ
て、換気口型枠20が布基礎の立ち上がり部分の基礎型
枠10の所定の位置に取り付けられるので、換気口型枠
20を、基礎型枠10内の換気口50aを形成しようと
する位置に、簡便に取り付けることができるとともに、
コンクリート51打設の際、基礎型枠10内にコンクリ
ート51を流し込むことによって換気口型枠20が所定
の位置からずれる恐れがない。したがって、この型枠内
にコンクリート51を打設することによって、コンクリ
ート布基礎50の所定の位置に換気口50aを形成する
ことができる。
【0009】請求項2記載の布基礎の構築方法は、請求
項1記載の布基礎の構築方法において、上記モルタルが
無収縮モルタルであることを特徴とする。
【0010】この請求項2記載の布基礎の構築方法によ
れば、請求項1と同様の効果が得られるとともに、コン
クリート布基礎50表面のうち換気口50a下部の気泡
跡残存部50bの補修を、無収縮モルタルを塗布するこ
とにより行うので、この無収縮モルタルの硬化後、コン
クリート51面との間に隙間ができたりしてモルタルが
剥落する恐れがない。また、無収縮モルタルを使用する
ことにより、モルタル硬化時に乾燥収縮によるひび割れ
が発生しないので、無収縮モルタルの塗布厚を必要最小
限に抑えることができる。したがって、無収縮モルタル
によって補修した換気口50a下部の仕上面が、他の部
位のコンクリート布基礎50表面と比べて目立って突出
することがなく、建築物外周部分のコンクリート布基礎
50表面全体を、ほぼ均一な平面とすることができる。
さらに、この無収縮モルタルを使用したコンクリート5
1面の補修は、作業面積が少ないとともに、作業に高度
な熟練技能を必要としないので、この補修作業のために
専門技能者(例えば左官工など)を確保する必要がなく
なり、これにより施工費用を低減することができる。
【0011】請求項3記載の布基礎の構築方法は、例え
ば図1〜3に示すように、請求項1または2記載の布基
礎の構築方法において、構築すべき布基礎50の換気口
50a内に配置されて換気口50aを通気可能に閉塞す
る通気閉塞部材52を境に、上記換気口型枠20を二つ
の分割体21,22に分割した構成とし、上記換気口型
枠20を配置するに際し、二つの上記分割体21,22
の間に通気閉塞部材52を挟んだ状態とすることを特徴
とする。
【0012】この請求項3記載の布基礎の構築方法によ
れば、請求項1または2と同様の効果が得られるととも
に、換気口型枠20の二つの分割体21,22の間に通
気閉塞部材52を挟み込んだ状態で、換気口型枠20を
基礎型枠10内に設置してコンクリート51を打設する
ことにより、コンクリート51が硬化して型枠を脱型し
た時点で、通気閉塞部材52がコンクリート布基礎50
の換気口50a内に固定された状態とすることができる
ので、通気閉塞部材52の設置作業が省力化される。ま
た、コンクリート布基礎50の脱型後に換気口50a内
に後から通気閉塞部材52を取り付ける際に必要な、換
気口50a内面周りの湿式工事(モルタル塗り固め作
業)が必要なくなるので、通気閉塞部材の取り付けに要
する手間と費用を削減できる。
【0013】請求項4記載の布基礎の構築方法は、例え
ば図1〜3に示すように、請求項3記載の布基礎の構築
方法において、上記換気口型枠20の二つの分割体2
1,22の互いに対向して上記通気閉塞部材52を挟む
面21p,22pに、上記通気閉塞部材52との間の隙
間を少なくするように、上記通気閉塞部材52の形状に
対応して凹凸21a,22aを形成することを特徴とす
る。
【0014】この請求項4記載の布基礎の構築方法によ
れば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果が得られる
とともに、換気口型枠20の分割体21,22の通気閉
塞部材52を挟む面21p,22pにおいて、換気口型
枠20の分割体21,22と通気閉塞部材52との間の
隙間が少なくなっているので、コンクリート51打設の
際に、この隙間部分へのコンクリートやモルタル、セメ
ントミルクなどの進入量を小さくすることができる。し
たがって、型枠の脱型後、通気閉塞部材52の周囲に付
着するコンクリートやモルタルのバリを最小限にするこ
とができ、このバリの除去・清掃作業に要する手間を削
減することができる。
【0015】請求項5記載の布基礎用型枠は、例えば図
1〜3に示すように、換気口を有する住宅用基礎を形成
するための布基礎用型枠であって、構築すべき布基礎5
0の周囲を囲う基礎型枠10と、該基礎型枠10内に配
置されて換気口50aとなる空間を形成する換気口型枠
20とを備え、上記換気口型枠20が、上記布基礎50
の換気口50a内に配置されて換気口50aを通気可能
に閉塞する通気閉塞部材52を境に、二つの分割体2
1,22に分割された構成とされるとともに、上記換気
口型枠20を配置する際に、二つの上記分割体21,2
2の間に通気閉塞部材52を挟む構成とされ、上記換気
口型枠20の二つの分割体21,22の互いに対向して
上記通気閉塞部材52を挟む面21p,22pに、上記
通気閉塞部材52との間の隙間を少なくするように、上
記通気閉塞部材52の形状に対応して凹凸21b,22
bが形成されていることを特徴とする。
【0016】この請求項5記載の布基礎用型枠によれ
ば、換気口型枠20の二つの分割体21,22の間に通
気閉塞部材52を挟み込んだ状態で、換気口型枠20を
基礎型枠10内に設置してコンクリート51を打設する
ことにより、コンクリート51が硬化して型枠を脱型し
た時点で、通気閉塞部材52がコンクリート布基礎50
の換気口50a内に固定された状態とすることができる
ので、通気閉塞部材52の設置作業が省力化される。ま
た、コンクリート布基礎50の脱型後に換気口50a内
に後から通気閉塞部材52を取り付ける際に必要な、換
気口50a内面周りの湿式工事(モルタル塗り固め作
業)が必要なくなるので、通気閉塞部材の取り付けに要
する手間と費用を削減できる。さらに、換気口型枠20
の分割体21,22の通気閉塞部材52を挟む面21
p,22pにおいて、換気口型枠20の分割体21,2
2と通気閉塞部材52との間の隙間が少なくなっている
ので、コンクリート51打設の際に、この隙間部分への
コンクリートやモルタル、セメントミルクなどの進入量
を小さくすることができる。したがって、型枠の脱型
後、通気閉塞部材52の周囲に付着するコンクリートや
モルタルのバリを最小限にすることができ、このバリの
除去・清掃作業に要する手間を削減することができる。
【0017】なお、上記換気口型枠20は、上記二つの
分割体21,22が、通気閉塞部材52を挟む面21
p,22p側の縦横幅が、基礎型枠10に接する部分の
側の縦横幅よりも若干小さくなるように組み立てられて
いてもよい。換気口型枠20の脱型は、分割体21,2
2をそれぞれ上記通気閉塞部材52を境としてコンクリ
ート布基礎50の両側へ引き抜くことにより行うので、
換気口型枠20を上記のような形状に組み立てておくこ
とによって、換気口50aが、通気閉塞部材52の位置
からコンクリート布基礎50の両側面に向かって断面が
徐々に広がるようにして形成され、換気口型枠20の脱
型作業が円滑に行えるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
布基礎の構築方法及び布基礎用型枠の実施の形態を説明
する。
【0019】まず、本実施の形態例の布基礎用型枠につ
いて説明する。図3に示すように、本実施の形態例の布
基礎用型枠1は、構築すべきコンクリート布基礎50
(図7参照)の周囲を囲う基礎型枠10と、換気口型枠
20とによって、概略構成されている。ここで、コンク
リート布基礎50の立ち上がり部においては、ほぼ並行
に配置された一対の堰板11,12が、基礎型枠10の
一部を構成しており、この一対の堰板11,12の間に
挟み込まれるようにして、換気口型枠20が設置される
ようになっている。
【0020】本例においては、コンクリート布基礎50
の立ち上がり部の基礎型枠10を構成する堰板11,1
2は、図中には詳しくは示していないが、矩形の鋼板か
らなっており、各堰板11,12の外周縁はほぼ直角に
折り曲げられている。この外周縁には、複数の堰板を連
結するための連結孔が設けられていて、この連結孔を利
用して、ボルト及びナットで複数の堰板が連結されるよ
うになっている。また、上記堰板11,12の下部に
は、コンクリート布基礎のベース部(フーチング)を形
成するための、図示しない堰板が連結されている。
【0021】次に、換気口型枠20は、図1に示す2つ
の分割体21,22より概略構成されている。この2つ
の分割体21,22は、図3に示すように、構築しよう
とするコンクリート布基礎50の換気口50a内に配置
されて換気口50aを通気可能に閉塞する格子(通気閉
塞部材)52を挟み込むように締結され、上記のように
基礎型枠10内に設置されるようになっている。このた
め、分割体21,22のそれぞれには、格子(通気閉塞
部材)52の形状に対応して、溝部(凹凸)21a,2
2aが形成されている。
【0022】また、換気口型枠20を基礎型枠10内に
設置するため、換気口型枠10の分割体11には、平板
状の吊具(取付手段)20bが2箇所設けられている。
この平板状の吊具(取付手段)20bの先端はコの字状
に折り曲げられており、この部分を基礎型枠10の上部
に掛けることによって、換気口型枠を基礎型枠内の所定
の位置に取り付けるようになっている。ここで、吊具
(取付手段)20bは、分割体21に設けられていると
したが、これに変えて、分割体22に設けてもよい。ま
た、吊具(取付手段)20bを分割体21,22の双方
に設けてもよい。
【0023】さらに、換気口型枠20は、その分割体2
1,22のそれぞれが基礎型枠10の内面と接する側か
ら、分割体21,22どうしが合わさる面21p,22
pへと向かって、その断面が徐々に小さくなるような形
状になっている(図3参照)。なお、この換気孔型枠2
0は、現場外の工場などにおいてあらかじめ精度良く製
作しておくようにする。
【0024】次に、図2〜7を参照しながら、本実施の
形態例の布基礎の構築方法について説明する。まず、コ
ンクリート布基礎50の立ち上がり部の基礎型枠10を
組み立てる。この時点において、換気口50aを形成し
ようとする部位については、基礎型枠10を構成する一
対の堰板11,12のうち、片側の堰板12はまだ取り
付けないでおくようにする。これは、換気口型枠20を
設置する作業に必要となる空間を確保するためである。
【0025】次に、換気口型枠20の分割体21の溝部
21aに、換気口50aに設置しようとする格子(通気
閉塞部材)52を嵌合させるようにして取り付ける。そ
して、上記分割体21に備えられた平板状の吊具(取付
手段)20bのコの字部を上記堰板11の上部に掛ける
ことにより、上記分割体21を、格子(通気閉塞部材)
52がを取り付けられた状態で、基礎型枠10内に取り
付ける(図2参照)。続いて、上記分割体21の通気閉
塞部材52がはめ込まれた面21pに、分割体22の面
22pを重ね合わせるように、かつ分割体22に形成さ
れている溝部(凹凸)22aに格子(通気閉塞部材)5
2を嵌合させるようにして、分割体21,22によって
格子(通気閉塞部材)52を挟み込み、換気口型枠20
を一体に組み合わせて、型枠の組み立て作業を完了する
(図3参照)。
【0026】続いて、コンクリート51を型枠内に打設
する。コンクリート51を型枠内に充填したら、図示し
ない棒状バイブレータや型枠バイブレータによって、コ
ンクリート51を締め固める。しかし、基礎型枠10に
接するコンクリート51の表面には、気泡が付着して残
存する。そこで、図4および図5に示すようにスペーダ
ー(撹拌手段)30によって、コンクリート布基礎50
のうち、建築物外周面かつ地盤面上に露出する部分の基
礎型枠10内面に付着した気泡を追い出す。ここで、図
6に示すように、コンクリート布基礎50に形成しよう
とする換気口50a下部のコンクリート51表面には、
前記換気口型枠20が障害物となってスペーダー(撹拌
手段)30を挿入することができないため、気泡が除去
されずに残ることとなる。
【0027】コンクリート51の硬化後、基礎型枠10
を脱型する。続いて、換気口型枠20を、分割体21,
22をそれぞれ、格子(通気閉塞部材)52を境として
コンクリート布基礎50の両側へ引き抜くことにより脱
型する。この時点で、コンクリート布基礎50の立ち上
がり部には換気口50aが形成され、その内部には格子
(通気閉塞部材)52が固定された状態になっている。
【0028】最後に、コンクリート布基礎50の換気口
50a下部については、上記のように気泡除去作業を行
っていないため、コンクリート51表面に気泡跡が残っ
ているので、この気泡跡残存部51aのうち地盤面上に
露出する部分を、無収縮モルタルを埋め込み塗布するこ
とによって補修仕上し、コンクリート布基礎50の構築
を完了する。
【0029】本例の布基礎の構築方法によれば、第1
に、基礎型枠10内面に沿って、コンクリート布基礎5
0が地盤上かつ建築物外周面上に露出する部分を、前記
撹拌手段30によって撹拌することにより、脱型後、こ
の撹拌した部分のコンクリート51表面が平滑な仕上が
りとなる。ここで、特に、基礎型枠10に鋼製の型枠を
使用することにより、コンクリート51表面の仕上がり
の平滑度を一層高めることができる。したがって、この
コンクリート51表面を、その上にモルタル刷毛引きな
どの仕上工事を行うことなく、仕上面として利用するこ
とができる。ここで、コンクリート布基礎50表面のう
ち換気口50a下部については、前記換気口型枠20が
障害物となって、この部分を前記撹拌手段30で撹拌す
ることができないため、脱型後のコンクリート51表面
に気泡跡が残存することになるが(図6,7参照)、建
築物外周部のコンクリート布基礎50に設けられる換気
口50a,50a,…の数は限られているので、この換
気口50a,50a,…下部のコンクリート51表面に
生じた気泡跡残存部51aのうち地盤面上に露出する部
分のみを、モルタルを用いて仕上作業を行えばよい。し
たがって、コンクリート布基礎50表面の仕上作業に要
する手間が大幅に削減される。
【0030】第2に、換気孔型枠20を現場外の工場な
どにおいてあらかじめ精度良く製作しておくので、換気
孔型枠20の形状の誤差が小さくなり、換気孔50aを
コンクリート布基礎50に正確な形状で形成することが
できる。また、換気口型枠20に備えられた取付手段2
0bによって、換気口型枠20が布基礎の立ち上がり部
分の基礎型枠10の所定の位置に取り付けられるので、
換気口型枠20を、基礎型枠10内の換気口50aを形
成しようとする位置に、簡便に取り付けることができる
とともに、コンクリート51打設の際、基礎型枠10内
にコンクリート51を流し込むことによって換気口型枠
20が所定の位置からずれる恐れがない。したがって、
この型枠内にコンクリート51を打設することによっ
て、コンクリート布基礎50の所定の位置に換気口50
aを形成することができる。
【0031】第3に、コンクリート布基礎50表面のう
ち換気口50a下部の気泡跡残存部51aの補修を、無
収縮モルタルを塗布することにより行うので、この無収
縮モルタルの硬化後、コンクリート51面との間に隙間
ができたりしてモルタルが剥落する恐れがない。また、
無収縮モルタルを使用することにより、モルタル硬化時
に乾燥収縮によるひび割れが発生しないので、無収縮モ
ルタルの塗布厚を必要最小限に抑えることができる。し
たがって、無収縮モルタルによって補修した換気口50
a下部の仕上面が、他の部位のコンクリート布基礎50
表面と比べて目立って突出することがなく、建築物外周
部分のコンクリート布基礎50表面全体を、ほぼ均一な
平面とすることができる。さらに、この無収縮モルタル
を使用したコンクリート51面の補修は、作業面積が少
ないとともに、作業に高度な熟練技能を必要としないの
で、この補修作業のために専門技能者(例えば左官工な
ど)を確保する必要がなくなり、これにより施工費用を
低減することができる。
【0032】第4に、換気口型枠20の二つの分割体2
1,22の間に通気閉塞部材52を挟み込んだ状態で、
換気口型枠20を基礎型枠10内に設置してコンクリー
ト51を打設することにより、コンクリート51が硬化
して型枠を脱型した時点で、通気閉塞部材52がコンク
リート布基礎50の換気口50a内に固定された状態と
することができるので、通気閉塞部材52の設置作業が
省力化される。また、コンクリート布基礎50の脱型後
に換気口50a内に後から通気閉塞部材52を取り付け
る際に必要な、換気口50a内面周りの湿式工事(モル
タル塗り固め作業)が必要なくなるので、通気閉塞部材
の取り付けに要する手間と費用を削減できる。
【0033】第5に、換気口型枠20の分割体21,2
2の通気閉塞部材52を挟む面21p,22pにおい
て、換気口型枠20の分割体21,22と通気閉塞部材
52との間の隙間が少なくなっているので、コンクリー
ト51打設の際に、この隙間部分へのコンクリートやモ
ルタル、セメントミルクなどの進入量を小さくすること
ができる。したがって、型枠の脱型後、通気閉塞部材5
2の周囲に付着するコンクリートやモルタルのバリを最
小限にすることができ、このバリの除去・清掃作業に要
する手間を削減することができる。
【0034】なお、上記換気口型枠20は、上記二つの
分割体21,22が、通気閉塞部材52を挟む面21
p,22p側の縦横幅が、基礎型枠10に接する部分の
側の縦横幅よりも若干小さくなるように組み立てられて
いてもよい。換気口型枠20の脱型は、分割体21,2
2をそれぞれ上記通気閉塞部材52を境としてコンクリ
ート布基礎50の両側へ引き抜くことにより行うので、
換気口型枠20を上記のような形状に組み立てておくこ
とによって、換気口50aが、通気閉塞部材52の位置
からコンクリート布基礎50の両側面に向かって断面が
徐々に広がるようにして形成され、換気口型枠20の脱
型作業が円滑に行えるようになる。
【0035】なお、本発明の換気口型枠20の取付手段
20bは、本実施の形態例の吊具に限ることなく、換気
口型枠20を基礎型枠10に確実に取り付けることがで
きるものであればよい。例えば、換気口型枠20の二つ
の分割体21,22のそれぞれに、それらが基礎型枠1
0と接する側面にボルトを備えておくとともに、基礎型
枠10内面の換気口50aを設置しようとする位置に、
上記分割体21,22に備えられたボルトの位置に対応
してボルト孔を設け、これに上記分割体21,22に備
えられたボルトを挿通して、基礎型枠10の外側面から
ナットで締結することによって、換気口型枠20の分割
体21,22を基礎型枠10内面に取り付けてもよい。
また、本発明の通気閉塞部材52は、本実施の形態例の
格子に限ることない。例えば、通気閉塞部材52に金網
を使用するとともに、この金網の形状に対応して、換気
口型枠20の分割体21,22の通気閉塞部材52を挟
む面21p,22pに凹凸を設けてもよい。その他、具
体的な細部構造などについても適宜に変更可能であるこ
とは勿論である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の布基礎の構築方法によれ
ば、基礎型枠内面に沿って、コンクリート布基礎が地盤
上かつ建築物外周面上に露出する部分を、前記撹拌手段
によって撹拌することにより、脱型後、この撹拌した部
分のコンクリート表面が平滑な仕上がりとなる。ここ
で、特に、基礎型枠に鋼製の型枠を使用することによ
り、コンクリート表面の仕上がりの平滑度を一層高める
ことができる。したがって、このコンクリート表面を、
その上にモルタル刷毛引きなどの仕上工事を行うことな
く、仕上面として利用することができる。ここで、コン
クリート布基礎表面のうち換気口下部については、前記
換気口型枠が障害物となって、この部分を前記撹拌手段
で撹拌することができないため、脱型後のコンクリート
表面に気泡跡が残存することになるが、建築物外周部の
コンクリート布基礎に設けられる換気口の数は限られて
いるので、この換気口下部のコンクリート表面に生じた
気泡後残存部のみを、モルタルを用いて仕上作業を行え
ばよい。したがって、コンクリート布基礎表面の仕上作
業に要する手間が大幅に削減される。
【0037】請求項2記載の布基礎の構築方法によれ
ば、請求項1と同様の効果が得られるとともに、コンク
リート布基礎表面のうち換気口下部の気泡跡残存部の補
修を、無収縮モルタルを塗布することにより行うので、
この無収縮モルタルの硬化後、コンクリート面との間に
隙間ができたりしてモルタルが剥落する恐れがない。ま
た、無収縮モルタルを使用することにより、モルタル硬
化時に乾燥収縮によるひび割れが発生しないので、無収
縮モルタルの塗布厚を必要最小限に抑えることができ
る。したがって、無収縮モルタルによって補修した換気
口下部の仕上面が、他の部位のコンクリート布基礎表面
と比べて目立って突出することがなく、建築物外周部分
のコンクリート布基礎表面全体を、ほぼ均一な平面とす
ることができる。さらに、この無収縮モルタルを使用し
たコンクリート面の補修は、作業面積が少ないととも
に、作業に高度な熟練技能を必要としないので、この補
修作業のために専門技能者(例えば左官工など)を確保
する必要がなくなり、これにより施工費用を低減するこ
とができる。
【0038】請求項3記載の布基礎の構築方法によれ
ば、請求項1または2と同様の効果が得られるととも
に、換気口型枠の二つの分割体の間に通気閉塞部材を挟
み込んだ状態で、換気口型枠を基礎型枠内に設置してコ
ンクリートを打設することにより、コンクリートが硬化
して型枠を脱型した時点で、通気閉塞部材がコンクリー
ト布基礎の換気口内に固定された状態とすることができ
るので、通気閉塞部材の設置作業が省力化される。ま
た、コンクリート布基礎の脱型後に換気口内に後から通
気閉塞部材を取り付ける際に必要な、換気口内面周りの
湿式工事(モルタル塗り固め作業)が必要なくなるの
で、通気閉塞部材の取り付けに要する手間と費用を削減
できる。
【0039】請求項4記載の布基礎の構築方法によれ
ば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果が得られると
ともに、換気口型枠の分割体の通気閉塞部材を挟むにお
いて、換気口型枠の分割体と通気閉塞部材との間の隙間
が少なくなっているので、コンクリート打設の際に、こ
の隙間部分へのコンクリートやモルタル、セメントミル
クなどの進入量を小さくすることができる。したがっ
て、型枠の脱型後、通気閉塞部材の周囲に付着するコン
クリートやモルタルのバリを最小限にすることができ、
このバリの除去・清掃作業に要する手間を削減すること
ができる。
【0040】請求項5記載の布基礎用型枠によれば、換
気口型枠の二つの分割体の間に通気閉塞部材を挟み込ん
だ状態で、換気口型枠を基礎型枠内に設置してコンクリ
ートを打設することにより、コンクリートが硬化して型
枠を脱型した時点で、通気閉塞部材がコンクリート布基
礎の換気口内に固定された状態とすることができるの
で、通気閉塞部材の設置作業が省力化される。また、コ
ンクリート布基礎の脱型後に換気口内に後から通気閉塞
部材を取り付ける際に必要な、換気口内面周りの湿式工
事(モルタル塗り固め作業)が必要なくなるので、通気
閉塞部材の取り付けに要する手間と費用を削減できる。
さらに、換気口型枠の分割体の通気閉塞部材を挟む面に
おいて、換気口型枠の分割体と通気閉塞部材との間の隙
間が少なくなっているので、コンクリート打設の際に、
この隙間部分へのコンクリートやモルタル、セメントミ
ルクなどの進入量を小さくすることができる。したがっ
て、型枠の脱型後、通気閉塞部材の周囲に付着するコン
クリートやモルタルのバリを最小限にすることができ、
このバリの除去・清掃作業に要する手間を削減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布基礎用型枠の一部を構成する換気口
型枠の斜視図である。
【図2】本発明の布基礎用型枠の組み立て途中状態を示
す斜視図である。
【図3】同、組み立て完了状態を示す斜視図である。
【図4】撹拌手段による気泡除去の状況を示す斜視図で
ある。
【図5】同、断面図である。
【図6】撹拌手段による、換気口近傍の気泡除去の状況
を示す側面図である。
【図7】コンクリート布基礎の完成状況を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 布基礎用型枠 10 基礎型枠 20 換気口型枠 21,22 分割体 21a,22a 凹凸(溝部) 30 撹拌手段(スペーダー) 50 コンクリート布基礎 50a 換気口 51 コンクリート 52 通気閉塞部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住宅をはじめとする建築物に使用される、
    換気口を有する布基礎の構築方法であって、 構築すべき布基礎の周囲を囲う基礎型枠を建て込むとと
    もに、該基礎型枠内に上記布基礎に換気口を形成するた
    めの換気口型枠を配置し、次いで、上記基礎型枠内にコ
    ンクリートを打設した後に、 上記基礎型枠内のコンクリートを撹拌手段を用いて撹拌
    するとともに、上記コンクリートの撹拌に際し、上記撹
    拌手段を挿入可能な部分で、かつ、少なくとも基礎型枠
    内面に沿って地盤上に露出する部分を撹拌し、 脱型後に、形成された布基礎表面のうちの換気口型枠に
    より形成された換気口の下側の部分だけにおいて、モル
    タルを用いて仕上作業を行なうことを特徴とする布基礎
    の構築方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の布基礎の構築方法におい
    て、 上記モルタルが無収縮モルタルであることを特徴とする
    布基礎の構築方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の布基礎の構築方法
    において、 構築すべき布基礎の換気口内に配置されて換気口を通気
    可能に閉塞する通気閉塞部材を境に、上記換気口型枠を
    二つの分割体に分割した構成とし、 上記換気口型枠を配置するに際し、二つの上記分割体の
    間に通気閉塞部材を挟んだ状態とすることを特徴とする
    布基礎の構築方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の布基礎の構築方法におい
    て、上記換気口型枠の二つの分割体の互いに対向して上
    記通気閉塞部材を挟む面に、上記通気閉塞部材との間の
    隙間を少なくするように、上記通気閉塞部材の形状に対
    応して凹凸を形成することを特徴とする布基礎の構築方
    法。
  5. 【請求項5】換気口を有する住宅用基礎を形成するため
    の布基礎用型枠であって、 構築すべき布基礎の周囲を囲う基礎型枠と、該基礎型枠
    内に配置されて換気口となる空間を形成する換気口型枠
    とを備え、 上記換気口型枠が、上記布基礎の換気口内に配置されて
    換気口を通気可能に閉塞する通気閉塞部材を境に、二つ
    の分割体に分割された構成とされるとともに、 上記換気口型枠を配置する際に、二つの上記分割体の間
    に通気閉塞部材を挟む構成とされ、 上記換気口型枠の二つの分割体の互いに対向して上記通
    気閉塞部材を挟む面に、上記通気閉塞部材との間の隙間
    を少なくするように、上記通気閉塞部材の形状に対応し
    て凹凸が形成されていることを特徴とする布基礎用型
    枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002371710A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Misawa Homes Co Ltd 基礎および基礎の構築方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002371710A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Misawa Homes Co Ltd 基礎および基礎の構築方法
JP4728514B2 (ja) * 2001-06-18 2011-07-20 ミサワホーム株式会社 基礎および基礎の構築方法

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