JP2000186376A - 基礎換気装置及びその施工方法 - Google Patents

基礎換気装置及びその施工方法

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JP2000186376A
JP2000186376A JP10365219A JP36521998A JP2000186376A JP 2000186376 A JP2000186376 A JP 2000186376A JP 10365219 A JP10365219 A JP 10365219A JP 36521998 A JP36521998 A JP 36521998A JP 2000186376 A JP2000186376 A JP 2000186376A
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Yoshiaki Kon
芳明 今
Shuichi Inoue
修一 井上
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Sanyo Homes Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布基礎に設ける換気装置として、最近では、
布基礎に対しその上面で上方解放となる換気口を設け、
この換気口に換気板を嵌め入れる上抜き構造のものが増
えつつある。この場合の換気口は、四つの内隅部を有し
た換気口を設ける中抜き構造の場合と異なり、下部側に
二つの内隅部ができるだけであり、従って、布基礎を施
工する場合のコンクリート硬化時に発生するクラック
も、上記二つの内隅部だけに絞られるため、中抜き構造
よりはよいとされている。しかし、この上抜き構造でも
クラックの発生自体を解消することはできない。 【解決手段】 布基礎2に設ける上抜き構造の換気口2
0として逆台形状の開口形状を有するものとした。この
ようにすることで、コンクリート硬化時に、下部側の二
つの内隅部25でクラックが発生するのを防止できるよ
うになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、基礎換気装置及び
その施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】布基礎には、その長手方向の所定距離お
きに基礎換気装置を設けるが、この基礎換気装置は、多
くの場合、布基礎の高さ方向中間部に長方形開口の換気
口を設けると共に、この換気口内へ格子を設ける等し
た、いわゆる中抜き構造が採用されていた。しかし、こ
のような中抜き構造では、布基礎を施工する過程でのコ
ンクリート硬化時において、換気口の四つの内隅部それ
ぞれを起点として斜め方向外方へクラックが発生すると
いうことがあった。
【0003】そこで、図9に示すように、最近の基礎換
気装置100では、換気口101を布基礎102の上面
へ寄せて上方解放させる状態に設けた、いわゆる上抜き
構造を採用する傾向となってきている。103は換気板
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上抜き構造による基礎
換気装置100でも、換気口101の開口形状は、上方
解放となっている点を除けば長方形状をしたものである
ことに代わりはない。そのため、この換気口101にお
ける下側の二つの内隅部104では、やはり布基礎10
2を施工する過程でのコンクリート硬化時において、斜
め方向へ延びるクラック105が発生し易いということ
があった。
【0005】このようなクラック105は、布基礎10
2の耐久性を低下させ、また見栄えを悪くする点で好ま
しくないことは言うまでもない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、布基礎施工過程のコンクリート硬化時にクラ
ックの発生を防止できるようにして、布基礎としての耐
久性の低下及び見栄え低下を防止できる基礎換気装置及
びその施工方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。
【0008】即ち、本発明に係る基礎換気装置では、布
基礎の長手方向に沿った両側部を上開きの傾斜面とする
上方解放の開口形状を有した換気口と、この換気口に嵌
め入れられる換気板とを有している。
【0009】ここで、換気口において、その長手方向両
側部を「上開きの傾斜面」にするとは、上部になればな
るほど水平方向の開口内法が広がるような向きの傾きに
することを意味している。従って、この傾斜面が布基礎
の上面と交差したときに布基礎の上方側にできる交差角
は鋭角となり、このことは換気口においてその底面と各
傾斜面との接続部分には、緩やかな(内隅(角)部とす
る場合であれば鈍角となるような)内曲がり部分を形成
させることを意味する。
【0010】従って、布基礎施工過程のコンクリート硬
化時において、上記内曲がり部分を起点とするクラック
が発生するのを防止できる。
【0011】なお、換気口の開口形状は、具体的には、
その底面を平坦面として、逆台形状にするのが好適であ
る。
【0012】換気板に対し、その長手方向両端側に同方
向へ延長させることによる係合片を設けておき、これに
対して換気口には、上記両傾斜面に対して上記係合片を
差込可能とする上方解放の差込溝を設ける構成としてお
けば、換気口に対する換気板の位置付け及び取り付けが
容易且つ確実に行える利点がある。
【0013】一方、本発明に係る基礎換気装置の施工方
法では、堰板を並行に建て込んで成る布基礎施工用型枠
に対し、その長手方向に所定距離をおいた複数位置に、
換気口を形成するための上型を載設する。
【0014】この上型は、型枠内へ向けて逆台形状に突
出する成形部材と、この成形部材の長手方向両端部で型
枠上面に係止する吊掛け部材とを有したものである。ま
た、上記成形部材における両側の傾斜板部の両外側に
は、板状に突出する補強リブが設けられたものとなって
いる。
【0015】従って、この上型を載設した後に型枠内へ
コンクリートを打設すれば、コンクリート上面には上型
の成形部材に対応した形状の凹部が形成されることにな
る。そのため、コンクリートの養生後に上型及び型枠を
分解除去することで、所定距離位置に、上記凹部(即
ち、この凹部が換気口になる)が設けられた布基礎を得
ることができる。
【0016】言うまでもなく、この換気口は、長手方向
両側を上開き傾斜面とする上方解放の開口形状、即ち、
逆台形状の開口形状を呈したものとなっている。また、
この換気口において、両側の傾斜面には、上型の補強リ
ブに対応して差込溝が設けられたものとなっている。
【0017】そこで、この換気口に対し、上記差込溝へ
係合可能な係合片を有し、且つこの換気口に嵌め込み可
能な形状をした換気板を、差込溝と係合片とを係合させ
た状態で嵌め込めばよいものである。
【0018】このような施工方法であれば、上記開口形
状の換気口を形成させることが簡単に行えると共に、上
型の成形部材が有する長手方向両側の傾斜板部が、それ
自体として上型の脱型時における脱型勾配を兼ねるもの
となり、更に換気口の開口上端縁においてコンクリート
の割れやモゲ等を防止する作用をも奏することになる。
【0019】更に、上型において設けた補強リブは、換
気口に対して差込溝(換気板の係合片を差し込む相手)
を形成させる作用を兼用している等々、極めて合理性を
具備したものであると言える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】図1乃至図4は、本発明に係る基礎換気装
置1の第1実施形態を示している。
【0022】まず、図1及び図2に基づいて、この基礎
換気装置1が設けられる周辺構造の一例を概説すると、
布基礎2の内側に束基礎3が設けられ、この束基礎3上
に束4(図例では鋼製束を示している)を介して大引5
及び根太6(図1では省略)が支持され、この根太6上
にフローリング材等の床材7(図1では省略)が敷設さ
れる。
【0023】また、布基礎2の上部には、裏面に補強枠
10を具備する外壁パネル11が水切材12(図1では
省略)を介して建て込まれ、この外壁パネル11の屋内
側面には、耐火材、断熱材、防音材等の適宜充填物(図
示略)を挟むか又は挟まないで石膏ボード等の内装材1
3(図1では省略)が貼り付けられる。
【0024】そして、布基礎2に対し、その上面部にお
ける長手方向の所定距離おきに基礎換気装置1が設けら
れることになる。布基礎2の外面側には、モルタル等の
表面仕上げ材14(図1では省略)が塗り付けられるこ
ともある。
【0025】さて、この基礎換気装置1は、布基礎2の
上面寄りに設けられる上方開口の換気口20と、この換
気口20に嵌め入れられる換気板21とを有している。
【0026】図3及び図4に示すように、換気口20
は、布基礎2の長手方向に沿った両側部が、開口形状を
上開きにする、即ち、上部になればなるほど水平方向の
開口内法を広げるような傾斜面22として形成されてい
る。また、この換気口20の底面23は、水平方向の平
坦面とされている。
【0027】従って、この換気口20の開口形状は、正
面視した状態で逆台形状を呈するものとなっている。
【0028】これに対し、換気板21も、換気口20内
に丁度嵌まり込むように、逆台形状に形成されている。
この換気板21には、例えば縦長のスリット状をした通
気孔21aが横並び状態で設けられている。言うまでも
なく、この通気孔21aは、散在する丸孔や角孔等とし
て形成してもよいし、アミ構造や格子構造等による孔と
して形成してもよい。
【0029】換気口20を上記のような開口形状にして
いるので、各傾斜面22が布基礎2の上面2aと交差し
たときに布基礎2の上方側にできる交差角θは、鋭角
(従来は90°)となる。このことは換気口20の底面
23と各傾斜面22との接続部分に、緩やかな内曲がり
部分25を形成させることを意味する。
【0030】すなわち、この内曲がり部分25とは、底
面23と各傾斜面22との接続部分を内隅(角)部とす
る場合であれば、この内隅部の開き角度を大きくさせる
ことを意味している。
【0031】また、この内曲がり部分25は、図7に、
本発明に係る基礎換気装置1の第2実施形態を示すよう
に、底面23と各傾斜面22との接続部分をアール面と
して形成できることも意味するものであり、更には図8
に、本発明に係る基礎換気装置1の第3実施形態を示す
ように、底面23と両傾斜面22とが全体的且つ一体的
な凹カーブで繋がるかたちに形成できることをも意味し
ている。
【0032】従って、布基礎2を施工する過程にあっ
て、コンクリートの硬化時に作用する水平方向の収縮力
を考察すれば、換気口20の設けられる高さ範囲内では
上から下へ向けて徐々に収縮力が大きくなる分布とな
り、これによって換気口20の下レベルでは一気且つ極
端に大きな収縮力へと変化することがないものとなる。
【0033】そのため、上記内曲がり部分25を起点と
するクラックが発生することは、殆どないものである。
【0034】しかし、従来では、換気口(図9の符号1
01)が長方形開口であったために、換気口101の設
けられる高さ範囲内では上も下も同じ収縮力が作用し、
換気口101の下レベルでは一気且つ極端に大きな収縮
力へと変化するために、ここにおいて収縮力に顕著な差
が生じて、下側の二つの内隅部104を起点とするクラ
ック105が発生していたものである。
【0035】上記第1実施形態(図3参照)の場合、上
記交差角θを52°としたため、内曲がり部分25の開
き角度は128°となっている。なお、上記交差角θ
は、おおよそ30°〜60°の範囲で適宜選択すればよ
いものであることが、実験により確かめられている。
【0036】換気口20の大きさは、底面23における
長手方向の開口内法が450mm程度となり、且つ高さ
が150mm程度となることを目安におき、これで上記
交差角θを適宜選択するものとすればよく、この場合、
布基礎2の上面位置での長手方向の開口内法は、おおよ
そ700mm前後となる。
【0037】なお、図6に示すように、換気板21に
は、その長手方向両端部に上辺部を延長するかたちで係
合片27が突設されている。これに対し、換気口20の
両傾斜面22には、上記係合片27に対応する位置で上
方へ向けて解放した差込溝28が設けられており、従っ
て、換気口20に対する換気板21の嵌め込み時におい
て、換気板21の各係合片27を換気口20の各差込溝
28へ係合させることができるようになっている。
【0038】そのため、換気口20に対して換気板21
を嵌め込むときの換気板21の位置付け及び取り付けが
容易且つ確実に行えるものとなっている。
【0039】次に、このような構成の基礎換気装置1
(第1実施形態)を施工するための本発明に係る施工方
法を説明する。
【0040】図5及び図6に示すように、堰板30(図
例では鋼製パネルを示している)を並行に建て込んで成
る布基礎施工用型枠31に対し、その長手方向に所定距
離をおいた複数位置に、上記換気口20を形成するため
の上型35を載設する。
【0041】この上型35は、鋼板等を折り曲げ又は溶
接による継ぎ合わせによって形成されたもので、型枠3
1内へ向けて逆台形状に突出する成形部材36と、この
成形部材36の長手方向両端部に設けられた吊掛け部材
37とを有している。
【0042】成形部材36は、長手方向両側の傾斜板部
36aとこれら両傾斜板部36a間の底板部36bとを
有することで上記逆台形状を呈するものとなっており、
これら両側の傾斜板部36a及び底板部36b、即ち、
成形部材36の全体にわたりその幅寸法は、型枠31の
内幅にピッタリと嵌まる寸法に形成されている。
【0043】底板部36bには、適宜個数、適宜配置で
複数の空気抜き孔38が設けられており、コンクリート
の硬化中における脱泡を可能にして、養生の均一性や仕
上げ面の平滑性等が得られるようにしてある。
【0044】これに対して吊掛け部材37は、成形部材
36よりも幅方向両側へ突出して形成されており、従っ
てその突出部分で型枠31(堰板30)の上面に係止可
能になっている。この吊掛け部材37には、型枠31へ
の載設時に、堰板30との間で位置決めピン40(図6
参照)を差込可能にするための貫通孔41が設けられて
いる。
【0045】なお、この位置決めピン40としては、ボ
ルトやピン又はその他の棒材等を用いればよく、堰板3
0において既存の孔30a等を利用するか又は新設し
て、堰板30へ装着するものとすればよい。
【0046】また、この成形部材36における各傾斜板
部36aの外面側には、それらの上端部から両外方へ向
けて三角形状の板状に突出する補強リブ42が設けられ
ている。この補強リブ42は、成形部材36の補強をす
る作用だけでなく、換気口20に上記した差込溝28を
形成させる作用をも兼備するものである。
【0047】このような上型35を、上記位置決めピン
40を使用して型枠31の所定距離おきに載設した後
は、型枠31内へコンクリートを打設し、コンクリート
の養生を待つ。
【0048】そして、コンクリートの養生がある程度進
んだ段階又はコンクリートが十分に硬化した段階で、上
型35及び型枠31を分解除去する。これにより、上記
の開口形状(逆台形状)を有した換気口20が所定距離
おきに設けられた布基礎2を得ることができる。
【0049】そこで、それぞれの換気口20に対して換
気板21を、差込溝28と係合片27とを係合させつ
つ、嵌め込んでゆく。なお、換気板21を強固に固定す
る必要がある場合には、換気口20の内周面と換気板2
1の外周部との間をモルタル等の適宜接着剤で固着させ
ておけばよい。
【0050】このような施工方法であれば、所望する開
口形状の換気口20を簡単に形成させることができる。
しかも、上型35の成形部材36が有する両側の傾斜板
部36aは、それ自体として上型35の脱型時における
脱型勾配を兼ねるものとなり、更に換気口20の開口上
端縁においてコンクリートの割れやモゲ等を防止する作
用をも奏することになる。
【0051】更に、上型35の補強リブ42により、換
気口20に差込溝28を形成させることが可能になって
いる。
【0052】ところで、本発明は、上記各実施形態に限
定されるものではない。
【0053】例えば、上型35は、第2実施形態(図7
参照)や第3実施形態(図8参照)では当然に成形部材
36の形状が異なるものであるし、吊掛け部材37の構
造(型枠31への載設構造)などに関しても、適宜変更
できるものである。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る基礎換気装置では、換気口として、その長手方向
両側部を上開きの傾斜面とする上方解放の開口形状にし
ており、従ってこの換気口の下部側では緩やかな内曲が
り部分が得られるものとしてあるため、布基礎施工過程
のコンクリート硬化時において、この内曲がり部分を起
点としては、クラックが発生しないようになる。
【0055】換気板に係合片を設け、換気口に係合片を
差込可能な差込溝を設けておけば、換気口に対する換気
板の位置付け及び取り付けが容易且つ確実に行える。
【0056】本発明に係る基礎換気装置の施工方法で
は、布基礎施工用型枠の所定位置に換気口施工用の上型
を載設し、コンクリート打設、型枠等の分解除去等を行
って、形成された換気口へ換気板を嵌め込むものであ
り、上型の使用によって所望する開口形状の換気口を一
気に形成することができ、極めて簡単となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基礎換気装置の第1実施形態につ
いて布基礎への施工状況を示した斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】第1実施形態を拡大して示す正面図である。
【図4】図3に対応する平面図である。
【図5】第1実施形態の基礎換気装置を施工する状況を
分かり易く示した斜視図である。
【図6】図5に続く施工手順を示した正面断面図であ
る。
【図7】本発明に係る基礎換気装置の第2実施形態を示
す正面図である。
【図8】本発明に係る基礎換気装置の第3実施形態を示
す正面図である。
【図9】従来の基礎換気装置の一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 基礎換気装置 2 布基礎 20 換気口 21 換気板 22 傾斜面 23 底面 27 係合片 28 差込溝 30 堰板 31 型枠 35 上型 36 成形部材 36a 傾斜板部 37 吊掛け部材 42 補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 修一 大阪府大阪市中央区南船場3丁目12番12号 クボタハウス株式会社内 Fターム(参考) 2D046 BA00 BA01 2E001 DB02 FA21 LA09 NA03 NB01 NC01 ND01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布基礎(2)に設ける基礎換気装置にお
    いて、布基礎(2)の長手方向に沿った両側部を上開き
    の傾斜面(22)とする上方解放の開口形状を有した換
    気口(20)と、該換気口(20)に嵌め入れられる換
    気板(21)とを有していることを特徴とする基礎換気
    装置。
  2. 【請求項2】 前記換気口(20)は、その底面(2
    3)が平坦面とされることで開口形状が逆台形状になっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の基礎換気装置。
  3. 【請求項3】 前記換気板(21)には、その長手方向
    両端側で延出する係合片(27)が設けられており、前
    記換気口(20)における両側の傾斜面(22)には、
    上記係合片(27)を差込可能とする上方解放の差込溝
    (28)が設けられていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の基礎換気装置。
  4. 【請求項4】 堰板(30)を並行に建て込んで成る布
    基礎施工用型枠(31)に対し長手方向に所定距離をお
    いた複数位置に、型枠(31)内へ向けて逆台形状に突
    出する成形部材(36)と該成形部材(36)の長手方
    向両端部で型枠(31)上面に係止する吊掛け部材(3
    7)とを有し尚且つ上記成形部材(36)における両側
    の傾斜板部(36a)両外側に板状に突出する補強リブ
    (42)を有した換気口施工用上型(35)を載設し、
    型枠(31)内へコンクリートを打設し、コンクリート
    の養生後に上型(35)及び型枠(31)を分解除去す
    ることにより、長手方向両側を上開き傾斜面(22)と
    する上方解放の開口形状を有する換気口(20)が所定
    距離位置に設けられた布基礎(2)を得、上記換気口
    (20)に対し、上記上型(35)の補強リブ(42)
    に相当して形成された差込溝(28)へ係合可能な係合
    片(27)を有し且つ当該換気口(20)に嵌め込み可
    能な換気板(21)を、差込溝(28)と係合片(2
    7)とを係合させた状態で嵌め込むことを特徴とする基
    礎換気装置の施工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4465037B1 (ja) * 2009-12-28 2010-05-19 吉翔株式会社 ラス網取付金具
JP4611440B1 (ja) * 2009-12-28 2011-01-12 吉翔株式会社 通気型枠シート

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