JP3689168B2 - 型枠兼用断熱基礎ブロック - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、寒冷地などで建築物のフーチング付き布基礎を構築するのに使用して最適な型枠兼用断熱基礎ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の一般木造建築物では、屋内の断熱効果を高めるため、また寒暖差による躯体の歪みを防止するため、コンクリートの基礎にも断熱材を配設する場合がある。
【0003】
木造建築物の基礎としては、例えば、図6に示したように、ランマで突き固められた割ぐり石1の上に捨てコンクリート2を打設し、さらにフーチング3を打設し、さらにフーチング3上に布基礎4を立設させ、この布基礎4に挿通されたアンカーボルト5で土台6を固定するようにしたものが知られている。
【0004】
このようなコンクリート基礎に断熱材を配設する場合には、従来はコンパネなどからなる木製のコンクリート型枠の一方に、断熱パネルを仮止めし、この一方の型枠と他方のコンクリート型枠とでコンクリートの打設空間を形成し、その打設空間にコンクリートを打設するようにしていた。そして、コンクリートの硬化後、コンパネからなる一対のコンクリート型枠を除去し、これにより、断熱パネルをコンクリートに取り付けるようにしていた。
【0005】
しかしながら、このようなコンクリート基礎を構築するための一連の作業には、型枠工などの熟練した作業者が必要であるとともに、多量の木材と多大な手間が必要であった。
【0006】
そこで、今日では、木材の使用削減を図りながら、熟練した作業者がいなくても断熱構造の基礎を構築することができるように、樹脂発泡体からなる断熱材自体で基礎型枠を構築する断熱基礎パネルおよびその断熱基礎工法が採用されつつある。
【0007】
樹脂発泡体自体でコンクリートの打設空間を構成する場合、図7に示したように、例えば2枚の樹脂発泡体パネル7、7により両面が密閉されたコンクリートの打設空間8を画成し、次いでパネル7、7間に図示しないセパレータ等を挿通してコンクリートの打設幅を設定し、さらに縦横の鉄筋9を配筋し、しかる後、上方の開口部10からコンクリートを打設して、フーチング付きコンクリート基礎を構築するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のような樹脂発泡体パネル7、7を用いてフーチング付きコンクリート基礎を構築する場合には、図7に示したように、開口部10からコンクリートCを流し込んだ際に、当初予定していた部所にまでコンクリートCを流し込むことができず、結果として流入したコンクリートCが所定の形状にならず、薄肉の状態で固化してしまうことがままあった。これにより、従来はコンクリート基礎の強度不足が発生するのを防ぐ目的で、樹脂発泡体パネル7、7間の幅を予め設定値より厚くするか、コンクリートの流入度を高めるために含水量を多めにするなどの配慮が必要であった。
【0009】
本発明は上記実情に鑑み、型枠自体に高い断熱性を持たせて建築物のフーチング付き布基礎を容易かつ迅速に構築することができ、しかもコンクリートを流し込むことが困難であった隅部にまで充分にコンクリートを流し込んで所定の強度を付与することができる型枠兼用断熱基礎ブロックを提供することを目的とする。
【0010】
さらに、本発明では、布基礎の上部に壁面を一体に延ばしていくことも可能な型枠兼用断熱基礎ブロックを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンクリートの流れ難い隅部にまでコンクリートを充分に到達させるため、コンクリートの注ぎ口を上部開口の他に別途、設けている。これにより、隅部にまでコンクリートを流し込むことができる。
【0012】
また、布基礎用型枠部分とフーチング用型枠部分とを着脱自在な2つの型枠部分から構成するとともに、一方の布基礎用型枠部分により壁面を兼用して構築することができるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の型枠兼用断熱基礎ブロックでは、複数の箇所からコンクリートを打設することができるように、フーチングと布基礎との境界付近に、コンクリートの注ぎ口を複数個設けている。
【0014】
また、断熱基礎ブロックをフーチング用型枠部分と布基礎用型枠部分との2つの型枠部分から構成し、これらを着脱自在に取り付けることにより、型の構造を容易なものとするとともに、現場での組立作業性を良好なものとしている。さらに、布基礎用型枠部分の上部に、他の布基礎用型枠部分を積み上げることにより、建築物の壁面を構築できるようにしている。
【0015】
さらに、これら型枠部材を各々別体で形成する場合、フーチング用型枠部分には、布基礎用型枠部分を両側から保持するように肩部を上部に対峙して設けることが好ましく、これら肩部の間にコンクリートの注ぎ口を構成すると良い。
【0016】
また、これら型枠部分をそれぞれ別体に形成する場合、着脱自在となる上面または下面に凹凸形状の嵌合部を設けることが好ましい。
【0017】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例による型枠兼用断熱基礎ブロック30を示したものである。
【0018】
この型枠兼用断熱基礎ブロック30は、凸形の底部を構成するフーチング用型枠部分11と矩形平板状で立設部を構成する布基礎用型枠部分12とから構成されており、布基礎用型枠部分12は、後述するようにフーチング用型枠部分11の上部に着脱自在に装着される。
【0019】
ここに、前記型枠兼用断熱基礎ブロック30を構成する樹脂発泡体は、例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩化ビニルまたは発泡ポリオレフィン等のように、合成樹脂を発泡させて形成したものであり、この発泡倍率は、例えば5〜100倍、好ましくは、20〜80倍、更に好ましくは、30〜70倍程度である。
【0020】
このように、型枠兼用断熱基礎ブロック30を樹脂発泡体で構成することにより、この軽量化を図るとともに、型枠兼用断熱基礎ブロック30自体に高い断熱性能と吸音効果を持たせ、更に腐蝕の防止とコストダウンを図ることができる。
【0021】
前記フーチング用型枠部分11は、各構成要素全てが一体に成形されている。すなわち、互いに対向して略平行に配置される横部材13、13と、これらの横部材13、13をそれらの対向面で連結する複数のリブ14(実施例では6本)と、これらリブ14に一体であり上方に延びるように形成された略三角形状の肩部15と、各リブ14を横方向に連結し肩部15の一側面をつなぐように立設される2つの結合板26、26とが、全て一体に成形されている。
【0022】
なお、実施例では、隣接する2つの肩部15、15で1つの組を構成しており、これら2つの肩部15、15からなる組は片側に3組づつ配置され、そして、組と組との間には、比較的大きな空間Sが形成されている。この空間Sは、コンクリートの注ぎ口として機能する。
【0023】
さらに、横部材13の両端部には、これら横部材13を複数個、連結して並べることができるように、連結用凸部36および連結用凹部37が形成されている。
【0024】
一方、前記布基礎用型枠部分12には、互いに対峙して略平行で、上方に向かってその間隔がやや広くなるように配置された一対の矩形状パネル部16,16が備えられ、このパネル部16,16は、その対向面で複数のリブ部17を介して一体に連結されている。
【0025】
前記リブ部17は、所定のピッチp1 で配置されて、互いに隣接するリブ部17間に上下方向に連通する中空部18が形成されているとともに、最外方に位置する両リブ部17は、パネル部16,16の端面から前記ピッチp1 の半分の距離a(=p1 /2)だけ内方に配置され、これによって2個の布基礎用型枠部分12を左右方向に突き合わせて配列した時、図2に示すように、互いに隣接する布基礎用型枠部分12,12間にも中空部18が画成されるようになっている。
【0026】
更に、前記リブ部17は、その高さH2 がパネル部16,16の高さH1 よりも低く(H2 <H1 )設定されているとともに、該パネル部16,16の高さ方向中央に配置され、これによって、布基礎用型枠部分12のリブ部17の上方及び下方に横方向に連通する空間19ができるよう構成されている。
【0027】
なお、パネル部16の厚さ方向に衝突する冷気がコンクリート基礎の開口Sに固化したコンクリートに接することがないように、パネル部H1 の高さを地面のレベル下に位置させることが好ましい。
【0028】
前記空間19は、信号分配のためのEPS(電気配管配線スペース)、空調ダクトのためのDS(ダクトスペース)及び給排水管路のためのPS(配管スペース)等として利用するとともに、この内部に横方向に延びる横筋を挿通するためのものである。
【0029】
また、前記中空部18は、前記空間19を互いに連通するとともに、この内部に縦方向に延びる縦筋を挿通するためのものである。また、横筋は、リブ部17の上下両端面に所定のピッチで複数の凹溝を設け、この凹溝内に挿通することもできる。
【0030】
即ち、布基礎用型枠部分12は、単にフーチングの上部に布基礎を構築するにのみならず、これらを上下左右方向に順次平面状に並べることにより、建築物の壁面そのものを構築することができる。
【0031】
更に、前記パネル部16,16の外表面は、ここにモルタル等の外装材(壁材)を塗布して外壁を構成するためのものであり、そのほぼ全域に亘って多数の下地溝23が並列的に形成されている。
【0032】
前記下地溝23は、図1、図3および図4に示したように、上方に向かって徐々に肉厚内方に傾斜するテーパ面24の周囲を、下方に開口する平面略コ字状の周壁面25で囲繞して構成されている。
【0033】
この周壁面25は、両側の上方に向かって除々に拡がる側面部25aとこの側面部25aの上端を該側面部25aに連続して繋ぐ上面部25bとからなり、これによって、前記下地溝23は、下方に向かって徐々に浅くなり、周壁面25の上面部25bが最も深くなる溝を構成している。
【0034】
そして、布基礎用型枠部分12の外表面に、図3に示したように例えばモルタル27等を塗布して外壁を構築するのであるが、この時、このモルタル27の一部が、前記下地溝23の内部に入り込んで下方に流れ出さないように保持され、これによって左官のための下地を別途取付けることなく、モルタル27の塗布作業ができるようになっている。この下地溝は上方に開口するものであっても良く、その場合はモルタルの下方への流下を防止し、固化後もしっかり固着できる。
【0035】
上記布基礎用型枠部分12は、例えば型内成型や、下地溝23の形状に沿った外形を有する焼き鏝等を使用した後加工、更には、切削加工等によって形成することができる。
【0036】
さらに、この実施例では、図1に示したようにフーチング用型枠部分11の上に布基礎用型枠部分12を組み付けることに限らず、布基礎用型枠部分12同士を積み重ねられるように、フーチング用型枠部分11の結合板26、26の上端面と、前記パネル部16,16の上下両端面には、以下の構成からなる嵌合部が備えられている。
【0037】
即ち、パネル部16,16の各上端面には、その長さ方向に沿って所定のピッチp2 で第1の凸部31と第2の凸部32とがその肉厚方向に2列に亘って互い違いに、かつパネル部16,16の第1の凸部31同士及び第2の凸部32同士が互いに対峙する位置に形成されている。
【0038】
また、前記パネル部16,16の各下端面にも同様の凸部が2列に亘って互い違いに形成されている。
他方、フーチング用型枠部分11の結合板26,26の上端面には、前記パネル部16の上端面と同様に、第1の凸部31と第2の凸部32とがその肉厚方向に2列に亘って互い違いに形成されている。
【0039】
フーチング用型枠部分11および布基礎用型枠部分12に、このような凹凸部を設けることにより、図2に示すように、フーチング用型枠部分11の上部に布基礎用型枠部分12を積み上げることができ、さらに、布基礎用型枠部分12の上部に別の布基礎用型枠部分12を積み上げることができる。
【0040】
したがって、多数の布基礎用型枠部分12を用意することにより、フーチング付き布基礎の上部に、断熱構造の壁面を一体に構築していくことができる。
なお、前記パネル部16,16の各上端面には、図4に詳細に示すように、例えば金属製のセパレータ40が介装される。
【0041】
このセパレータ40は、パネル部16,16間に跨がってその内部にコンクリートCを打設した際に(図3)この間隔を一定に保持するとともに、モルタル27等の壁材の塗布厚さの目安とするためのものであり、矩形平板状の板体を屈曲して形成されている。
【0042】
なお、上記セパレータ40には、縦筋38を上下方向に挿通させるための複数の切欠溝39が形成されており、これによって、縦筋38を所定間隔置きに配置することができるとともに、縦筋38そのものを保持することができている。
【0043】
本実施例のような型枠兼用断熱基礎ブロック30を従来のコンパネなどからなる型枠として用いる場合は、図2に示したように、上下幅方向に整列させて伸ばしていくこともできるが、布基礎用型枠部分12を千鳥状に配置していくこともできる。
【0044】
そして、この基礎用型枠部分12の上部にセパレータ40を挿通し、所定の縦筋および横筋を挿通し、必要に応じて周囲に縦横のバタを配置し、しかる後、コンクリートCを、布基礎用型枠部分12の上部を連設するように形成された上部開口Bから打設するとともに、フーチングと布基礎との境界付近に形成された所定間隔おきの開口Sから打設すれば良い。この場合、コンクリートCを全ての開口Sから打設する必要はなく、適宜選択した開口Sからコンクリートを打設すれば良い。
【0045】
また、コンクリートCをフーチングおよぶ布基礎まで一回で打設することもできるが、数回に分けて打設することもできる。また、コンクリートCを上部開口Bの他、側方の開口Sから打設することにより、図5に示したように、フーチンブ部の隅部にもコンクリートを流すことができる。勿論、所定量のコンクリートCが装填された時点で、バイブレータなどを使用してコンクリートを強制的に流せば、より確実に隅部にまで流すことできる。
【0046】
さらに、上記実施例では、フーチング用型枠部分11に、横方向のリブ14を一体に設けて横部材13、13等が成形時に離反しないようにしているが、成形が終了した後の、例えば該フーチング用型枠部分11を設置する直前あるいは設置した直後に、このリブを取り除くこともできる。その場合、リブ14は手でつかんで引っ張れば簡単に除去することができる。こうして、リブ14を除去すれば、縦横の鉄筋を配筋をする場合に、邪魔になることはない。
【0047】
なお、フーチング用型枠部分11を路面等に固定する場合、図5に示したように予め横部材13、13に孔をあけておき、この孔に、鉄筋40を差し込むことでフーチング用型枠部分11を所定位置に固定することもできる。あるいは、路面に予め差し込んでおいた鉄筋に、フーチング用型枠部分11を差し込むこともできる。
【0048】
以上の実施例では、フーチング用型枠部分11と布基礎用型枠部分12とが別体で形成された型枠兼用断熱ブロック30について説明したが、これら2つの型枠部分が一体で形成された型枠兼用ブロックを形成することもできる。
【0049】
この場合にも、フーチングと布基礎との境界付近に、コンクリートの注ぎ口を設ければ、上記実施例と同様に、コンクリートを隅部にまで流し込むことができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明は上記のような構成であるので、コンクリートが流れ難かった部分にまでコンクリートを確実に流すことができ、所定の強度を持たすことができる。
【0051】
また、基礎ブロック自体に高い断熱性能を持たせ、これによって断熱材を別途用意することなく断熱性能に優れたフーチング付き布基礎を容易かつ迅速に構築することができる。しかも、型枠兼用断熱基礎ブロックを安価に製造してコストダウンを図ることができるとともに、下方に位置する型枠部分の上端面に設けた凸部と上方に位置する型枠部分の下端面に設けた凸部とを互いに係合させることによってこの位置決めを行いつつ上方に順次積み上げてゆくことができる。
【0052】
また、フーチング用型枠部分と布基礎用型枠部分とを別体に形成することで、同じ布基礎用型枠部分を用いることで上下幅方向に壁面を順次積み上げていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による型枠兼用断熱基礎ブロックの分解斜視図である。
【図2】同実施例による型枠兼用断熱基礎ブロックを上下左右に敷き並べた状態を示す斜視図である。
【図3】同実施例による型枠兼用断熱基礎ブロック内にコンクリートを打設した後の断面図である。
【図4】同実施例による布基礎構築用基礎ブロックの上面にセパレータを組み付けるときの組立斜視図である。
【図5】同実施例による布基礎構築用基礎ブロックにコンクリートを打設するときの作業手順を示す断面図である。
【図6】従来のフーチング付き布基礎の一例を示す斜視図である。
【図7】従来の型枠によりコンクリートを打設したときの断面図である。
【符号の説明】
11 フーチング用型枠部分
12 布基礎用型枠部分
13 横部材
14 リブ
15 肩部
30 型枠兼用断熱基礎ブロック
S 空間(注ぎ口)
Claims (3)
- フーチング付き布基礎を構築するための樹脂発泡体からなる型枠兼用断熱基礎ブロックであって、
前記フーチング付き布基礎を構築するための型枠兼用断熱基礎ブロックは、フーチング用型枠部分と布基礎用型枠部分との、着脱自在な2つの型枠部分から構成されるとともに、前記フーチング用型枠部分および前記布基礎用型枠部分は、それぞれ樹脂発泡体により一体に成形されたものであり、
前記フーチング用型枠部分は、互いに対向して略平行に配置された横部材と、この横部材の上面に互いに対向して立設された略三角形状の肩部と、前記肩部の内方に一体化された結束板と、この結束板同士を連結するリブとを備え、さらに前記横部材と前記リブとの間にコンクリートの注ぎ口が形成され、
前記布基礎用型枠部分は、互いに対向する一対のパネル部と、これら一対のパネル部を連結するように所定間隔置きに配設されたリブ部とから構成されていることを特徴とする型枠兼用断熱基礎ブロック。 - 前記布基礎用型枠部分の上端面及び下端面に、複数の凸部をその長さ方向に沿って所定のピッチで肉厚方向に2列に亘って互い違いに、かつ上下に重ね合わせた時に下方に位置する布基礎用型枠部分の上端面と上方に位置する布基礎用型枠部分の下端面の前記各凸部が互いに係合するように形成したことを特徴とする請求項1記載の型枠兼用断熱基礎ブロック。
- 前記フーチング用型枠部分の上端面に、複数の凸部をその長さ方向に沿って所定のピッチで肉厚方向に2列に亘って互い違いに、かつ上方に前記布基礎用型枠部分を重ね合わせた時に上方の布基礎用型枠部分の下端面に形成された前記各凸部が互いに係合するように形成したことを特徴とする請求項1記載の型枠兼用断熱基礎ブロック。
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JPH09235736A JPH09235736A (ja) | 1997-09-09 |
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1996
- 1996-03-01 JP JP04462496A patent/JP3689168B2/ja not_active Expired - Lifetime
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