JP2001026434A - ガラス急冷装置 - Google Patents

ガラス急冷装置

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JP2001026434A
JP2001026434A JP11199623A JP19962399A JP2001026434A JP 2001026434 A JP2001026434 A JP 2001026434A JP 11199623 A JP11199623 A JP 11199623A JP 19962399 A JP19962399 A JP 19962399A JP 2001026434 A JP2001026434 A JP 2001026434A
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glass
nozzle group
air
thin glass
quenching
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JP11199623A
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Masuhide Kajii
培秀 梶井
Norihiro Fujioka
憲広 藤岡
Susumu Futagami
享 二神
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強化ガラスのコストアップを抑えことができ
る技術を提供する。 【解決手段】 ガラス急冷装置10は、所定温度まで加
熱した薄板ガラス12にエアを吹き付けて急冷するため
に、ブロアエアを噴射する第1ノズル群27を備え、こ
の第1ノズル群27を固定ノズルとしたものであって、
薄板ガラス12にコンプレッサエアを噴射する第2ノズ
ル群を備え、第2ノズル群を薄板ガラス12の面に平行
に移動可能な可動ノズルとしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱した板ガラス
を急冷して強化ガラスを製造するためのガラス急冷装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の強化ガラス製造方法の説
明図であり、板厚3〜5mmの強化ガラスを製造する方
法を示す。なお、板厚3〜5mmの板ガラスを、一般に
通常の板ガラスという。先ず、加熱炉100内のフロー
ティングベッド101からエア102を上方に吹き出
し、そのエア圧で板ガラス104を浮上させ、板ガラス
104を矢印の如く搬送しながら所定温度(軟化温度以
上の温度)まで加熱する。
【0003】次に、加熱炉100から搬出した板ガラス
104をガラス急冷装置106に搬入して、ガラス急冷
装置106で板ガラス104の表面にエア108を吹き
付けて板ガラス104を急冷する。このため、板ガラス
の表面に圧縮応力層を形成して板ガラスの強度を高める
ことができる。次いで、強度を高めた板ガラス104
(すなわち、強化ガラス)をローラ109で搬送する。
【0004】ところで、強化ガラスは、所定温度まで加
熱した板ガラスの表面を急冷することで板ガラスの表面
と内部とに温度差を発生させ、表面に圧縮応力層を形成
して強度を高めたものである。このため、板ガラスの板
厚が1.5〜3.0mmというように、通常の板ガラス
より薄いときには(以下、この板ガラスを「薄板ガラ
ス」という)、通常の板ガラスと比べて内部が冷却され
やすい。したがって、薄板ガラスの表面を急冷する際に
は、通常の板ガラスよりさらに短い時間で急冷する必要
がある。
【0005】薄板ガラスの急冷方法として、例えば特公
平6−24995号公報「強化ガラスの製造方法」が知
られている。この技術は、コンプレッサエアとブロアエ
アとを併用することにより薄板ガラスを短い時間で急冷
するものであって、コンプレッサから供給したエアをノ
ズル内で急激に減圧して衝撃波を発生させ、この衝撃波
を発生したコンプレッサエアを薄板ガラスに吹き付け、
同時にブロアから供給したブロアエアをノズルから薄板
ガラスに吹き付けることにより薄板ガラスを急冷するも
のである。
【0006】しかし、この急冷方法を使用しても、大き
さの異なる複数種類の薄板ガラスを急冷する場合には以
下の不具合が生じる。以下、一例として大きさの異なる
2種類の薄板ガラスを湾曲強化ガラスに製造する例を説
明する。
【0007】図15(a),(b)は従来のガラス急冷
装置の冷却原理図であり、(a)は大きいサイズ(ガラ
ス幅W1)の薄板ガラス110を急冷する例を示し、
(b)は小さいサイズ(ガラス幅W2)の薄板ガラス1
20を急冷する例を示す。
【0008】(a)において、ガラス急冷装置のフロー
ティングベッド109からエアを噴射して、そのエア圧
で湾曲の薄板ガラス110をフローティングベッド10
9の上方に浮上させ、薄板ガラス110の右エッジ11
0aを移動アーム111のホルダ112に当てることに
より、薄板ガラス110をホルダ112で支える。な
お、フローティングベッド109からエアを噴射すると
同時に、ノズル113・・・(・・・は複数個を示す)からエ
アを噴射する。この状態で、駆動チェーン114を駆動
することにより移動アーム111と共に薄板ガラス11
0を図面表裏方向に移動して薄板ガラス110を急冷す
る。
【0009】ここで、一般に板ガラスを冷却する場合、
中央部が冷えにくく、エッジが冷えやすいという物理則
がある。このため、薄板ガラス110の中央部110b
に相当する位置P1において急冷装置の冷却能を高める
必要がある。なお、冷却能とは、加熱した板ガラスから
エアで熱を奪う度合いを表現するもので、冷却能が大き
いと板ガラスをより短い時間で急冷することができる。
【0010】(b)において、(a)同様に湾曲の薄板
ガラス120を移動アーム111のホルダ112で支
え、この状態で駆動チェーン114を駆動して薄板ガラ
ス120を図面表裏方向に移動しながら急冷する。この
とき、中央部120bは冷えにくいので、中央部120
bに相当する位置P2において急冷装置の冷却能を高め
る必要がある。一方、薄板ガラス120を右エッジ12
0aを基準にしてセットし、この状態で薄板ガラス12
0を図面表裏方向に移動するので、薄板ガラス120の
中央部120bは、(a)に示す薄板ガラス110の中
央部110bより右側に移動する。
【0011】このように、薄板ガラス110,120の
右エッジ110a,120aを各々ホルダ112に当て
て薄板ガラス110,120を支えることにより、薄板
ガラス110,120をエッジ基準でセットした状態で
急冷することになる。このため、ガラス急冷装置は、大
きいサイズと小さいサイズの2種類の薄板ガラスを急冷
するためには、位置P1,P2の2箇所の冷却能を高め
る必要がある。さらに、2種類以上の複数サイズの薄板
ガラス急冷をする為には、ガラス急冷装置は複数箇所の
冷却能を高める必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがってこのよう
な、ガラス急冷装置の設備費が嵩み、そのことがコスト
アップの要因となっている。また、薄板ガラスを急冷す
る際に、中央部の冷却能を高めるだけでよいのに、この
ガラス冷却装置を使用すれば、同時に複数箇所の冷却能
を高めてしまうのでエアが無駄になり、そのことがコス
トアップの要因となっている。
【0013】そこで、本発明の目的は、強化ガラスのコ
ストアップを抑えことができる技術を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1のガラス急冷装置は、所定温度まで加熱した
板ガラスにエアを吹き付けて急冷するために、ブロアエ
アを噴射する第1ノズル群を備え、この第1ノズル群を
固定ノズルとしたガラス急冷装置において、このガラス
急冷装置は、板ガラスにコンプレッサエアを噴射する第
2ノズル群を備え、第2ノズル群を板ガラスの面に平行
に移動可能な可動ノズルとしたことを特徴とする。
【0015】本発明のガラス急冷装置は、可動ノズルと
して第2ノズル群を備えている。従って、大きさの異な
る多種の板ガラスの最適位置(すなわち、「冷却し難い
部分」)に第2ノズル群を配置することができる。この
ため、大きさの異なる多種の薄板ガラスの「冷却し難い
部分」に第2ノズル群からエアを吹き付けて最適条件で
急冷することができる。一方、薄板ガラスのその他の部
分は、第1ノズル群のみで最適条件に急冷することがで
きる。従って、第2ノズル群を備えるだけで多種の薄板
ガラスの「冷却し難い部分」を急冷することができるの
で、ガラス急冷装置の設備費を抑えることができる。。
【0016】また、第2ノズル群を移動することで、多
種の薄板ガラスの「冷却し難い部分」のみにエアを噴射
することができる。従って、余分なエアを噴射する必要
がないので、エアの無駄がない。
【0017】請求項2において、ガラス急冷装置は、板
ガラスの移動方向に対して直交する方向及び板ガラスの
表面に対して直交する方向に第2ノズル群を移動する第
2ノズル群移動手段を備えたことを特徴とする。
【0018】第2ノズル群を、板ガラスの移動方向に対
して直交する方向及び板ガラスの表面に直交する方向に
移動可能な構成にした。従って、大きさの異なる多種の
板ガラスの「冷却し難い部分」に第2ノズル群を配置す
ることができる。
【0019】請求項3において、ガラス急冷装置は、板
ガラスをエア圧で浮上させ、この板ガラスを移動アーム
で水平に移動する移動手段を備えたことを特徴とする。
【0020】浮上させた板ガラスを移動アームで水平移
動することができる。従って、第2ノズル群を所定位置
に静止させておけば、第2ノズル群から噴射したエアを
板ガラスの前端から後端に亘って連続的に吹き付けるこ
とができる。一方、板ガラスを移動アームで水平移動す
るためには、板ガラスのエッジを移動アームに接触させ
る必要がある。このため、移動アームの熱が板ガラスの
エッジに伝わってエッジの急冷が遅れることが考えられ
る。従って、第2ノズル群を板ガラスのエッジまで移動
して、第2ノズル群からエッジにエアを噴射することに
よりエッジを他の部分と同様に急冷することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。説明中、「前」、「後」、「左」、「右」
は図中に示した方向若しくは位置を示す。図1は本発明
に係るガラス急冷装置(第1実施例)の斜視図である。
ガラス急冷装置10は、所定温度まで加熱した板ガラス
(薄板ガラス)12の両面にブロアエアを噴射する第1
急冷手段20と、第1急冷手段20に取り付けて薄板ガ
ラス12の表面にコンプレッサエアを噴射する第2急冷
手段40と、第1急冷手段20の右側に配置して薄板ガ
ラス12を矢印の如く前方から後方へ移動する移動手段
80とからなる。
【0022】第1急冷手段20は、薄板ガラス12の下
方からブロアエアを噴射して薄板ガラス12の裏面を急
冷すると共に薄板ガラス12を浮上させる下急冷部22
と、薄板ガラス12の上方から薄板ガラス12にブロア
エアを噴射して薄板ガラス12の表面を急冷する上急冷
部32とからなる。
【0023】下急冷部22は、フローティングベッド2
3に下フレキシブルホース25,25でブロアエア供給
部26をつなぎ、フローティングベッド23の表面24
に第1下ノズル群27を形成したものであって、ブロア
エア供給部26から供給したブロアエアを第1下ノズル
群27から噴射したエア圧で薄板ガラス12を浮上する
ものである。第1下ノズル群27は、複数の下ノズル2
7a・・・を表面24に千鳥配置したものである。
【0024】上急冷部32は、エアチャンバ33に上フ
レキシブルホース35でブロア26をつなぎ、エアチャ
ンバ33の表面34に第1上ノズル群37を形成したも
のであって、ブロアエア供給部26から供給したブロア
エアを第1上ノズル群37から噴射して薄板ガラス12
を急冷するものである。第1上ノズル群37は、複数の
上ノズル37a・・・を表面34に千鳥配置したものであ
る。
【0025】移動手段80は、薄板ガラス12の下エッ
ジ13,13を支える支え移動アーム(移動アーム)8
2,82及び薄板ガラス12の前エッジ14に接触させ
る押し移動アーム(移動アーム)84を駆動チェーン8
5に取り付け、駆動チェーン85を駆動歯86に掛け、
駆動歯86を駆動モータ(図示せず)につないだもので
あって、駆動モータを駆動することにより移動アーム8
4で薄板ガラス12を矢印方向に移動するものである。
【0026】支え移動アーム82は、先端にホルダ82
aを取り付け、ホルダ82aを薄板ガラス12の下エッ
ジ13,13に当てて薄板ガラス12を支えるものであ
る。押し移動アーム84は、先端にプッシュ84aを取
り付け、プッシュ84aを薄板ガラス12の前エッジ1
4に接触させた状態で薄板ガラス12を後方に押すもの
である。
【0027】図2は図1の2矢視図であり、第1急冷手
段20の軸線Lを鉛直線Lvに対して角度θ傾けて下急
冷部22の表面24を右側に傾けた状態を示す。このた
め、エア圧で表面24の上方に浮上した薄板ガラス12
が矢印aの如く支え移動アーム82に強く押し付けられ
る。従って、薄板ガラス12の下エッジ13が支え移動
アーム82で確実に支えられて、薄板ガラス12が安定
的に搬送される。
【0028】図3は図1の3部拡大図である。第2急冷
手段40は、噴射ノズル(後述する)を左右方向及び上
下方向に移動可能な移動部42と、噴射ノズルを水平方
向及び上下方向にスイング移動可能な調整部60と、噴
射ノズルを先端に備えてコンプレッサエアを噴射する第
2急冷部70とからなる。移動部42及び調整部60は
第2ノズル群移動手段69を構成する。
【0029】移動部42は、上急冷部32のエアチャン
バ35の右側部に一対のロッドレスシリンダ43,43
を後方へ角度α傾けて片持ち状態に取り付け、ロッドレ
スシリンダ43,43の移動体44,44を連結部材4
5でつなぎ、連結部材45に軸受46を回転自在に取り
付け、軸受46にボールねじ47をねじ結合し、ボール
ねじ47の下端に昇降プレート48を固定し、軸受46
の上端にギヤ50を取り付け、ギヤ50に駆動ギヤ51
を噛み合わせ、駆動ギヤ51を駆動モータ52に取り付
け、駆動モータ52をブラケット53で連結部材45に
取り付け、移動体44,44及び昇降プレート48をガ
イドロッド54,54でつないだものである。
【0030】図4は図3の4矢視図であり、一部を断面
で示したものである。調整部60は、昇降プレート48
に回転軸61を回転自在に取り付け、回転軸61の上部
に回転プレート62を取り付け、回転軸61の下部にギ
ヤ63を取り付け、ギヤ63に駆動ギヤ63aを噛み合
わせ、駆動ギヤ63aを駆動モータ64に取り付け、駆
動モータ64を昇降プレート48に取り付け、回転プレ
ート62にピン65を介してスイングプレート66を取
り付け、ピン65にウォームギヤ67を取り付け、ウォ
ームギヤ67に駆動ギヤ67aを噛み合わせ、駆動ギヤ
67aを駆動モータ68に取り付け、駆動モータ68を
回転プレート62に取り付けたものである。
【0031】図3に戻って、第2急冷部70は、スイン
グプレート66に供給パイプ72を取り付け、供給パイ
プ72にフレキシブルチューブ73でコンプレッサ74
をつなぎ且つ供給パイプ72の周壁72aから一定間隔
をおいて複数の導入パイプ75・・・を左方向へ角度α傾
けて延ばし、これらの導入パイプ75・・・の基端に電磁
弁76・・・及び手動弁77・・・を取り付け、導入パイプ7
5・・・の先端を下向きに90°折り曲げて第2ノズル7
8を取り付けたものである。複数の第2ノズル78が第
2ノズル群79を構成する。
【0032】電磁弁76は、図示しない制御部からの信
号に基いて導入パイプ75を開閉する弁である。このた
め、薄板ガラスの急冷状態を見ながら、第2ノズル群7
9の噴射状態を比較的簡単に制御することができる。手
動弁77は、手動で導入パイプ75を開閉するための弁
である。
【0033】図5は本発明に係るガラス急冷装置(第1
実施例)の第2急冷部を示す平面図であり、理解を容易
にするために上急冷部32(図1に示す)の上ノズル3
7a・・・を実線で示した図である。第2急冷部70は、
供給パイプ72に対して導入パイプ75・・・を角度α傾
けることで千鳥配置の上ノズル37a・・・と同じ傾きに
し、上ノズル37a・・・間に導入パイプ75・・・を差し込
んで、導入パイプ75・・・の先端の第2ノズル78・・・
(第2ノズル群79)を薄板ガラス12の所望位置(一
例として中央部15)に配置するものである。また、第
2急冷部70は、図3に示すロッドレスシリンダ43,
43を駆動することにより、第2ノズル群79を矢印b
の如く移動して薄板ガラス12の所望位置に配置するこ
とができる。
【0034】第2ノズル群79を矢印bの如く移動する
ことができるので、大きさの異なる多種の薄板ガラス1
2の最適位置に第2ノズル群79を配置することができ
る。このため、大きさの異なる多種の薄板ガラス12を
最適条件で急冷することができる。また、第2ノズル群
79を矢印の如く移動することで、薄板ガラス12の必
要な箇所にのみ第2ノズル群79からエアを噴射するこ
とができる。このため、余分なエアを噴射する必要はな
い。
【0035】第2ノズル群79でコンプレッサエアを噴
射する箇所は、例えば薄板ガラス12の中央部15や、
薄板ガラス12の下エッジ13,13及び前エッジ14
である。中央部15に第2ノズル群79からコンプレッ
サエアを噴射する理由は、中央部15はその他の部分と
比べると冷えにくいからである。また、下エッジ13,
13及び前エッジ14に第2ノズル群79からコンプレ
ッサエアを噴射する理由は、下エッジ13,13及び前
エッジ14に金属製の移動アーム82,82,84が接
触するので、移動アーム82,82,84の熱が下エッ
ジ13,13及び前エッジ14エッジに伝わって夫々の
エッジが冷え難くくなる虞れがあるからである。
【0036】図6は図4の6−6線断面図であり、導入
パイプ75の下端75aを加締めることにより第2ノズ
ル78を導入パイプ75の下端75aに取り付けた状態
を示す。第2ノズル78は、上端78aをテーパ状の広
がり管に形成し、上端78aの外径Dを下端78bの外
径dより大きくし、長さLと外径dとの関係をL≧3×
dとした黄銅製や銅製のベルマウス状ノズルである。L
<3×dとなるとコンプレッサエアが拡散しやくなり、
コンプレッサエアを所望範囲に正確に吹き付けることが
難しくなる。従って、L≧3×dと設定することでコン
プレッサエアを所望範囲に正確に吹き付けるようにし
た。
【0037】また、第2ノズル78の外径dを1〜2m
mと小径に設定した。このため、第2ノズル78の外径
に対して導入パイプ75の外径が大径になり、導入パイ
プ75にエアチャンバの役割を果させることが可能にな
る。従って、第2ノズル78から高圧のコンプレッサエ
アを噴射することができる。コンプレッサエアを高圧エ
アとすることにより高効率の熱伝達係数を確保すること
が可能である。従って、少量のコンプレッサエアで必要
な冷却能を確保することができるので、所望範囲以外の
急冷部分に悪影響を与えないで、所望範囲のみを効率よ
く急冷することができる。
【0038】以上に述べたガラス急冷装置10の動作を
次に説明する。図7(a),(b)は本発明に係るガラ
ス急冷装置(第1実施例)の第1動作説明図である。
(a)において、移動部42の駆動モータ52を駆動す
ることにより、駆動モータ52の回転を駆動ギヤ51→
ギヤ50→ボールねじ47に伝える。ボールねじ47が
回転して昇降プレート48が昇降することにより、導入
パイプ75・・・が矢印の如く昇降する。
【0039】次に、図4に示す調整部60の駆動モータ
64を駆動して駆動モータ64の回転を駆動ギヤ63a
→ギヤ63→回転軸61に伝える。回転軸61が回転し
て回転プレート62が回転することにより、図7(a)
に示す導入パイプ75・・・が矢印の如く水平方向にス
イング移動する。これにより、導入パイプ75・・・を第
1急冷手段20の上ノズル37a・・・間に差し込み可能
な姿勢に調整する。
【0040】(b)において、移動部42のロッドレス
シリンダ43,43を操作して移動体44,44と共に
連結部材45を矢印の如く移動することにより、導入
パイプ75・・・を矢印の如く第1急冷手段20の上ノ
ズル37a・・・間に差し込む。
【0041】図8(a),(b)は本発明に係るガラス
急冷装置(第1実施例)の第2動作説明図である。
(a)において、導入パイプ75・・・(1本のみ図示す
る)を上ノズル37a・・・間に差し込んだ後、フローテ
ィングベッド23の表面24の第1下ノズル群27から
ブロアエアを噴射させ、そのエア圧で薄板ガラス12を
浮上させて薄板ガラス12の下エッジ13を支え移動ア
ーム82で支える。このとき、第2ノズル群79は薄板
ガラス12の中央部15の上方に位置する。なお、第1
下ノズル群27からブロアエアを噴射させると同時に、
第1上ノズル群37の上ノズル37aからブロアエアを
薄板ガラス12の表面に吹き付ける。
【0042】次に、図4に示す調整部60の駆動モータ
68を駆動して駆動モータ68の回転を駆動ギヤ67a
→ウォームギヤ67→ピン65に伝える。ピン65が回
転してスイングプレート66がスイング移動することに
より、図8(a)に示す導入パイプ75・・・が矢印の
如く垂直方向にスイング移動する。これにより、第2ノ
ズル群79と薄板ガラス12との間の距離(ノズルディ
スタンス)NDを最適状態に設定する。
【0043】(b)において、導入パイプ75の先端の
第2ノズル群79から薄板ガラス12の中央部15にコ
ンプレッサエアを吹き付ける。
【0044】図9は本発明に係るガラス急冷装置(第1
実施例)の第3動作説明図であり、図8(b)の9−9
線矢視図を示す。移動手段80を駆動することにより駆
動チェーン85を回転して支え移動アーム82,82及
び移動アーム84で薄板ガラス12を矢印の如く移動
する。このため、薄板ガラス12の中央エリアEをその
他の部分と同様に急冷することができる。
【0045】図10(a),(b)は本発明に係るガラ
ス急冷装置(第1実施例)の急冷状態を説明する図であ
り、(a)は従来技術のガラス急冷装置で急冷した薄板
ガラスの破砕図を「比較例」として示し、(b)は第1
実施例のガラス急冷装置で急冷した薄板ガラスの破砕図
を「実施例」として示した。なお、(a),(b)にお
いて想像線で囲ったエリアPは、図9の位置Pに相当す
る部分を示す。
【0046】(a)は、薄板ガラス130の中央部13
1をエッジと同様に急冷することが難しいので、この薄
板ガラス130を破砕すると、破砕片が細長い破片(以
下、「スプライン」という)132・・・になり、強化ガ
ラスとしての規格を満たさない虞もある。
【0047】(b)は、薄板ガラス12の中央部15を
エッジと同様に急冷することができるので、この薄板ガ
ラス12を破砕すると、破砕片が細かい破片16・・・に
なり強化ガラスとしての規格を満たすことができる。
【0048】なお、図1〜図10においては、薄板ガラ
ス12の中央部15に第2急冷部70の第2ノズル78
を移動して薄板ガラス12を均一に急冷する例を説明し
たが、第2ノズル群78を板ガラス12の下エッジ1
3,13及び前エッジ14まで移動して、第2ノズル7
8から下エッジ13,13及び前エッジ14にエアを噴
射することにより下エッジ13,13及び前エッジ14
を薄板ガラス12の他の部分と同様に急冷することも可
能である。
【0049】すなわち、ガラス急冷装置10は、薄板ガ
ラス12をエア圧で浮上させ、移動アーム82,82,
84で水平移動力を与える形式の装置である。このた
め、薄板ガラス12を金属製の移動アーム82,82,
84で水平移動するので、移動アーム82,82,84
の熱が下エッジ13,13及び前エッジ14に伝わって
下エッジ13,13及び前エッジ14の急冷が遅れるこ
とが考えられるからである。
【0050】以下、第2実施例〜第3実施例を説明す
る。なお、第1実施例と同一部材については同一符号を
付して説明を省略する。図11(a),(b)は本発明
に係るガラス急冷装置(第2実施例)の第2ノズルを示
す断面図であり、(a)は断面図、(b)は(a)のb
矢視図である。ガラス急冷装置90は、導入パイプ91
を第1実施例の導入パイプ75(図6に示す)より大径
に設定して、導入パイプ91の下端92を加締めること
により、下端92に第2ノズル78を2個取り付けたも
のである。
【0051】図12は本発明に係るガラス急冷装置(第
2実施例)の平面図である。導入パイプ91の先端に第
2ノズル78を2個取り付けたので、薄板ガラス12の
中央部15にエアを十分に吹き付けることができる。こ
のため、薄板ガラス12の中央部15を効率よく急冷す
ることができる。この結果、強化ガラスの品質をさらに
高めることが可能になる。
【0052】図13は本発明に係るガラス急冷装置(第
3実施例)の平面図である。ガラス急冷装置95は、第
1実施例の第2急冷手段を40を第1急冷手段20の左
右側に取り付けたものである。このため、薄板ガラス1
2の中央部15に第2ノズル群79を2ユニット配置す
ることができるので、薄板ガラス12の中央部15にエ
アを十分に吹き付けることができる。この結果、薄板ガ
ラス12の中央部15を効率よく急冷することができる
ので、強化ガラスの品質をさらに高めることが可能にな
る。
【0053】前記第1実施例〜第3実施例においては、
本発明に係るガラス急冷装置を使用して薄板ガラス12
から湾曲強化ガラスを製造する例を説明したが、ガラス
急冷装置を薄板ガラスの「曲げ調整」に使用することも
可能である。以下、ガラス急冷装置を薄板ガラスの「曲
げ調整」に使用する例を説明する。
【0054】ガラス急冷装置を「曲げ調整」に使用する
場合、一枚の薄板ガラス12の急冷中に、図3に示す第
2急冷部70の電磁弁76・・・を操作して薄板ガラスの
上面の冷却能を変化させる。このため、薄板ガラス12
の上下表面の冷却能に差をつけて、薄板ガラス12の上
下表面に温度差を発生させることができる。従って、薄
板ガラス12の幅方向の曲げを調整することができる。
このように、ガラス急冷装置を薄板ガラス12の「曲げ
調整」に使用することができるので、ガラス急冷装置の
稼働率を上げることができ、さらに生産性を高めること
もできる。
【0055】前記実施例では、薄板ガラス12(板厚
1.5〜3.0mm)を急冷する例を説明したが、その
他の板厚の板ガラスを急冷することも可能である。ま
た、薄板ガラス12としてはフロート板ガラスが考えら
れるが、その他にみがき板ガラスや型板ガラスなどの板
ガラスを使用しても同様の効果を得ることができる。
【0056】前記実施例では、導入パイプ75の先端に
第2ノズル78を加締めた例を説明したが、その他に第
2ノズル78を使用しないで、導入パイプ75の先端を
絞るだけでノズルを形成してもよい。前記実施例では、
第2急冷部70の導入パイプ75に電磁弁76を取り付
けたが、電磁弁76を取り付けなくてもよい。
【0057】第2急冷手段40は、移動部42で噴射ノ
ズルを左右方向又は上下方向に移動し、調整部60で噴
射ノズルを水平方向又は上下方向にスイング移動する構
成としたが、その他の構成で噴射ノズルを左右方向又は
上下方向に移動し、また水平方向又は上下方向にスイン
グ移動させてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のガラス急冷装置によれば、ガラス急冷
装置に可動ノズルとして第2ノズル群を備えたので、大
きさの異なる多種の板ガラスの最適位置(すなわち、
「冷却し難い部分」)に第2ノズル群を配置することが
できる。このため、大きさの異なる多種の薄板ガラスの
「冷却し難い部分」に第2ノズル群からエアを吹き付け
て最適条件で急冷することができる。一方、薄板ガラス
のその他の部分は、第1ノズル群のみで最適条件に急冷
することができる。従って、第2ノズル群を備えるだけ
で多種の薄板ガラスの「冷却し難い部分」を急冷するこ
とができるので、ガラス急冷装置の設備費を抑えること
ができる。この結果、コストアップを抑えることができ
る。
【0059】また、第2ノズル群を移動することで、多
種の薄板ガラスの「冷却し難い部分」のみにエアを噴射
することができる。従って、余分なエアを噴射する必要
がないので、エアの無駄がない。この結果、コストアッ
プを抑えることができる。
【0060】請求項2のガラス急冷装置によれば、第2
ノズル群を、板ガラスの移動方向に対して直交する方向
及び板ガラスの表面に直交する方向に移動することがで
きる。従って、大きさの異なる多種の板ガラスの最適位
置(すなわち、「冷却し難い部分」)に第2ノズル群を
配置することができる。このため、板ガラスの「冷却し
難い部分」に第2ノズル群からエアを吹き付けることが
できるので、板ガラスの「冷却し難い部分」を確実に冷
却することができる。この結果、エアの無駄がないので
コストアップを抑えることができる。
【0061】請求項3のガラス急冷装置によれば、浮上
させた板ガラスを移動アームで水平移動することができ
る。従って、第2ノズル群を所定位置に静止させておけ
ば、第2ノズル群から噴射したエアを板ガラスの前端か
ら後端に亘って連続的に吹き付けることができる。この
結果、板ガラスの「冷却し難い部分」を確実に冷却する
ことができるので、エアの無駄がないのでコストアップ
を抑えることができる。
【0062】また、板ガラスを移動アームで水平移動す
るときに、板ガラスのエッジを移動アームに接触させる
ので、移動アームの熱がエッジに伝わってエッジの急冷
が遅れることが考えられる。しかし、第2ノズル群を板
ガラスのエッジまで移動して、第2ノズル群からエッジ
にエアを噴射することによりエッジを急冷することがで
きる。この結果、板ガラスを均一に急冷することができ
るので、製品の品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス急冷装置(第1実施例)の
斜視図
【図2】図1の2矢視図
【図3】図1の3部拡大図
【図4】図3の4矢視図
【図5】本発明に係るガラス急冷装置(第1実施例)の
第2急冷部を示す平面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】本発明に係るガラス急冷装置(第1実施例)の
第1動作説明図
【図8】本発明に係るガラス急冷装置(第1実施例)の
第2動作説明図
【図9】本発明に係るガラス急冷装置(第1実施例)の
第3動作説明図
【図10】本発明に係るガラス急冷装置(第1実施例)
の急冷状態を説明する図
【図11】本発明に係るガラス急冷装置(第2実施例)
の第2ノズルを示す断面図
【図12】本発明に係るガラス急冷装置(第2実施例)
の平面図
【図13】本発明に係るガラス急冷装置(第3実施例)
の平面図
【図14】従来の強化ガラス製造方法の説明図
【図15】従来のガラス急冷装置の冷却原理図
【符号の説明】
10,90,95…ガラス急冷装置、12…板ガラス
(薄板ガラス)、20…第1急冷手段、27…第1ノズ
ル群(第1下ノズル群)、27a…下ノズル、37…第
1ノズル群(第1上ノズル群)、40…第2急冷手段、
69…第2ノズル群移動手段、78…第2ノズル、79
…第2ノズル群、80…移動手段、82…移動アーム
(支え移動アーム)、84…移動アーム(押し移動アー
ム)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二神 享 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 Fターム(参考) 4D073 AA10 BB01 CA20 CB03 4F033 AA05 BA02 CA04 DA01 EA05 HA05 NA01 4G015 CA05 CA10 CB01 CC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度まで加熱した板ガラスにエアを
    吹き付けて急冷するために、ブロアエアを噴射する第1
    ノズル群を備え、この第1ノズル群を固定ノズルとした
    ガラス急冷装置において、 このガラス急冷装置は、板ガラスにコンプレッサエアを
    噴射する第2ノズル群を備え、第2ノズル群を板ガラス
    の面に平行に移動可能な可動ノズルとしたことを特徴と
    するガラス急冷装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のガラス急冷装置は、
    板ガラスの移動方向に対して直交する方向及び板ガラス
    の表面に対して直交する方向に第2ノズル群を移動する
    第2ノズル群移動手段を備えたことを特徴とするガラス
    急冷装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載のガラス急冷装置は、
    板ガラスをエア圧で浮上させ、この板ガラスを移動アー
    ムで水平に移動する移動手段を備えたことを特徴とする
    ガラス急冷装置。
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