JP2001025734A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP2001025734A
JP2001025734A JP2000007423A JP2000007423A JP2001025734A JP 2001025734 A JP2001025734 A JP 2001025734A JP 2000007423 A JP2000007423 A JP 2000007423A JP 2000007423 A JP2000007423 A JP 2000007423A JP 2001025734 A JP2001025734 A JP 2001025734A
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Motomichi Mishima
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Tatsuo Yoshikawa
達夫 吉川
Kenji Ito
健二 伊藤
Hiromi Maeda
裕巳 前田
Ryohei Yoshida
良平 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥効率を下げることなく、発生する臭いの
強さに応じて排気装置の排気能力を可変し、省エネルギ
ーを図った厨芥処理機を提供する。 【解決手段】 厨芥を収容する収納部2内の厨芥を加熱
する加熱部2aと、加熱した厨芥から発生する臭いや水
蒸気を前記収納部2外に排出する排気装置3とを備え、
前記排気装置3の排気能力を、厨芥から発生する臭いに
応じて可変するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厨芥を乾燥処理する
厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機について図11を用い
て説明する。
【0003】21は吸引ファン22と吸引ファン22を
駆動するモーター23及び乾燥処理する厨芥を収容する
収納部24、さらに排気中の臭い成分を分解するための
脱臭機構25を内蔵した厨芥処理機本体であり、前記脱
臭機構25は吸引ファン22の吸気側に配置してある。
また厨芥処理機本体21の収納部24の上方には外気導
入用の吸気口26を設けてある。厨芥の乾燥処理時は吸
引ファン22をモーター23によって回転させて発生す
る吸気流によって吸気口26から厨芥処理機本体21内
の収納部24内へ外気を導入し、厨芥と接する空気中の
水蒸気の分圧をできるだけ小さくして厨芥中の水分がそ
れと接触する空気中へ蒸発しやすいようにしている。さ
らに収納部24内を外気圧に対して若干負圧に保って正
規の排気経路(脱臭機構25を通過する経路)以外から
の臭いを含んだ排気の漏れを防止するようにしている。
【0004】また、収納部24内の厨芥が乾燥したこと
を検出するために前記収納部24から前記脱臭機構25
の間に温度センサ27が設けられており、この出力によ
って乾燥状態を判断している。厨芥が未乾燥状態の時に
は蒸気が収納部24内に多く発生しており、この蒸気が
前記脱臭機構25に導かれるため、高い温度の空気が前
記温度センサ27の位置する経路に流れる。乾燥が進む
と、収納部24内の蒸気量が減少するため脱臭機構25
に流入する空気の温度が低下していく。この変化をとら
えて乾燥状態を判断していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の厨芥処理機にあ
っては、収納部24内を厨芥の乾燥処理を行っている間
常に外気に対して負圧に保つために吸引ファン22の吸
気能力および脱臭機構25の脱臭能力を乾燥処理中の厨
芥から発生する臭いや水蒸気が最大値となるときに合わ
せて常に一定能力で運転していた。ところが厨芥処理機
の運転時間中乾燥処理する厨芥から発生する臭いと水蒸
気の量が最大値に近い期間は全乾燥工程の約40%程度
にすぎなかった。
【0006】そのためそれ以外の約60%の期間は吸引
ファン22も脱臭機構25も厨芥から発生する臭いや水
蒸気の量が最大値以下で少ないにも拘わらず、吸気能力
も脱臭能力も最大値時と同一のパワーで一定の運転がな
されており、非常に無駄な運転で無駄な能力無駄な電力
が消費されていることになり、これは非常に大きなエネ
ルギーの無駄となっていた。
【0007】また、脱臭機構25内の温度はモニターさ
れていないため、収納部24内で発生する水蒸気の量に
よって内部温度が変化し、安定した触媒能力になってい
ない場合がある。
【0008】更に、乾燥状態を判断する場合に周囲温度
の影響を受けやすい部分に温度センサ27が位置してお
り、また蒸気量を温度の変化で間接的に検出するのに、
より蒸気量に対して変化の大きい場所に設置する方が検
出精度も上がり、確実な乾燥状態の判定ができるためベ
ターである。
【0009】本発明は、以上のような従来の課題を解決
しようというものであって、吸引ファン22と脱臭機構
25の運転能力を乾燥処理中の厨芥から発生する臭いや
水蒸気の発生量の変化と比例させて制御することにより
エネルギー使用効率の高い、乾燥状態を確実に検出し安
定した乾燥処理を行う厨芥処理機を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、厨芥を収容する収納部内の厨芥を加熱する
加熱部と、加熱した厨芥から発生する臭いや水蒸気を前
記収納部外に排出する排気装置とを備え、前記排気装置
の排気能力を、厨芥から発生する臭いに応じて可変する
もので、乾燥効率を下げることなく、臭いが少ないとき
に排気装置の排気能力を下げて、省エネルギーを図るこ
とが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
厨芥を収容する収納部と、前記収納部内の厨芥を加熱す
る加熱部と、加熱した厨芥から発生する臭いや水蒸気を
前記収納部外に排出する排気装置とを備え、前記排気装
置の排気能力を、厨芥から発生する臭いに応じて可変す
るもので、厨芥からの臭いの発生量が大きい時は高い排
気能力に設定し、運転初期の厨芥からの臭いの発生量が
少ない時や、運転後期の厨芥からの臭いの発生量が減少
した時に排気装置の排気能力を低く抑えることにより、
高い乾燥性能、臭いの漏れ防止性能を維持しながら無駄
なエネルギーの使用を確実に防止できる。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、厨芥を収
容する収納部と、前記収納部内の厨芥を加熱する加熱部
と、加熱した厨芥から発生する臭いや水蒸気を前記収納
部外に排出する排気装置とを備え、前記排気装置の排気
能力を、厨芥から発生する水蒸気量に応じて可変するも
ので、厨芥からの水蒸気の発生量が最大となる時は高い
排気能力に設定し、運転初期の厨芥からの水蒸気の発生
量が少ない時や、運転後期の厨芥からの水蒸気の発生量
が減少した時の排気機構の排気能力を低く抑えることに
より、高い乾燥性能と、臭いの漏れ防止性能を維持しな
がら無駄なエネルギーの使用を確実に防止できる。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は、厨芥を収
容する収納部と、前記収納部内の厨芥を加熱する加熱部
と、加熱した厨芥から発生する臭いや水蒸気を前記収納
部外に排出する排気装置と、前記排気装置の排気能力
を、厨芥から発生する臭い及び水蒸気量に応じて可変す
るもので、厨芥からの臭い及び水蒸気の発生量が最大と
なる時は高い排気能力に設定し、運転初期の厨芥からの
臭い及び水蒸気の発生量が少ない時や、運転後期の厨芥
からの臭い及び水蒸気の発生量が減少した時の排気機構
の排気能力を低く抑えることにより、高い乾燥性能と脱
臭性能、臭いの漏れ防止性能を維持しながら無駄なエネ
ルギーの使用を確実に防止できる。
【0014】本発明の請求項4記載の発明は、排気装置
で排出する排気を通過させる脱臭装置を備え、前記脱臭
装置の脱臭能力を、少なくとも厨芥から発生する臭いま
たは水蒸気量に応じて可変するようにしたもので、厨芥
からの臭い又は水蒸気の発生量が最大となる時は高い脱
臭能力に設定し、運転初期又は後記の厨芥からの臭い又
は水蒸気の発生量が少ない時に、脱臭装置の脱臭能力を
低く抑えることにより、必要なときのみ脱臭能力を高め
るので、無駄なエネルギーの使用を確実に防止できる。
【0015】本発明の請求項5記載の発明は、厨芥を収
容する収納部と、前記収納部内の厨芥を加熱する加熱部
と、加熱した厨芥から発生する臭いや水蒸気を前記収納
部外に排出する排気装置と、この排気装置で排出する排
気を通過させる脱臭装置を備え、この脱臭装置内に有し
た加熱手段の温度を検出する温度検出手段によって前記
加熱手段を複数の所定温度で温度制御させるようにした
もので、収納部内の厨芥の状態による水蒸気量の発生に
影響を受けること無く安定した触媒能力を提供できる。
【0016】本発明の請求項6記載の発明は、触媒装置
内の加熱手段の温度を検出する温度検出手段の出力に応
じて、加熱部を通電・停止させるようにしたので、厨芥
から発生する水蒸気量の影響を敏感に得ることが出来る
触媒装置内に設けたことで、本体内、周囲の温度変化に
影響されず、安定した乾燥処理、終了を行う事が出来
る。
【0017】本発明の請求項7記載の発明は、温度検出
手段による加熱手段の所定の温度制御状態において、前
記加熱手段の通電時間、停止時間及び周期の変化で、加
熱部の通電・停止を行うようにしたので、温度検出手段
のみで加熱手段と加熱部の制御を行えるため、簡単な構
成で非常に安定した触媒能力の発揮と、乾燥処理を行う
事が出来る。
【0018】本発明の請求項8記載の発明は、温度検出
手段による加熱手段の所定の温度制御状態において、前
記加熱手段の通電時間、停止時間及び周期の変化で、厨
芥処理機本体の動作を終了する様にしたもので、温度検
出手段のみで加熱手段の制御を行えるため、簡単な構成
で非常に安定した触媒能力に発揮と、本体動作の終了を
行う事が出来る。
【0019】本発明の請求項9記載の発明は、排気装置
を、ファンと、このファンを駆動するモーターで構成
し、モーターの回転数により排気能力を可変するように
したもので、収納部中の厨芥から発生する臭いや水蒸気
量が少ない時は前記ファンの回転数を低くし、前記排気
装置の排気能力を小さく抑える。また、収納部中の厨芥
から発生する臭いや水蒸気量が多くなると前記ファンの
回転数を高くし、前記排気装置の排気能力を大きくす
る。これにより収納部中の厨芥から発生する臭いや水蒸
気の量に合わせて前記排気装置の排気能力を可変できる
ため高い乾燥性能と脱臭性能、臭いの漏れ防止性能を維
持しながら無駄なエネルギーの使用を確実に防止でき
る。
【0020】本発明の請求項10記載の発明は、脱臭装
置を、脱臭触媒と、その脱臭触媒を加熱する加熱手段で
構成し、前記脱臭触媒の温度を可変して脱臭能力を可変
するようにしたもので、収納部中の厨芥からの臭いの発
生量の少ない時は前記脱臭触媒の温度を下げてその脱臭
能力を低く抑え、収納部中の厨芥からの臭い発生量が多
い時は前記脱臭触媒の温度を上げてその脱臭能力を高く
して脱臭性能、臭いの漏れ防止性能を維持しながら無駄
なエネルギーの使用を確実に防止できる。
【0021】本発明の請求項11記載の発明は、脱臭装
置を、脱臭触媒と、その脱臭触媒を加熱する加熱手段で
構成し、脱臭触媒が脱臭機能を発揮する温度となる部分
を可変して脱臭能力を可変するようにしたもので、収納
部中の厨芥からの臭いの発生量が小さいときには脱臭触
媒の加熱する容積部分を小さく抑え、臭いの発生量が大
きくなるときには脱臭触媒の加熱する容積部分を大きく
するようにした。そのため臭いの発生量が小さいときに
は脱臭触媒を加熱するためのエネルギーを低く抑えら
れ、また臭いの発生量が多いときにもその分解が確実に
行えるようになり高い脱臭性能を維持しながら高いエネ
ルギー使用効率が得られる。
【0022】本発明の請求項12記載の発明は、複数の
脱臭装置を並列に接続して、排気を通過させる脱臭装置
の数を可変して脱臭能力を可変するようにしたもので、
収納部中の厨芥からの臭いの発生量が小さいときには排
気を通過させる脱臭装置の数を少なくし、臭いの発生量
が大きくなるときには排気を通過させる脱臭装置の数を
多くするようにして、臭いの発生量が小さいときには脱
臭触媒を加熱するためのエネルギーを低く抑えられ、ま
た臭いの発生量が多いときにもその分解が確実に行える
ようになり高い脱臭性能を維持しながら高いエネルギー
使用効率が得られる。
【0023】本発明の請求項13記載の発明は、脱臭装
置内の排気流の流れを略上方から略下方に向けたことに
より、重力方向へ臭い、水蒸気を流し、効率的に脱臭処
理を行い、高い脱臭性能を維持しながら無駄なエネルギ
ーの使用を確実に防止できる。
【0024】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
を、図1、図2を用いて説明する。
【0025】1は厨芥処理機本体であり、厨芥を収容す
る収納部2と、前記収納部2内の厨芥を加熱するための
熱源となる加熱部2aと、前記加熱部2aにより加熱さ
れた空気を撹拌する撹拌ファン2bと、前記収納部2か
ら本体1外へ収納部2内の厨芥から発生する臭いや水蒸
気を排気するための排気装置3と、外気を収納部2内へ
導入するための吸気口5が設けてあり、収納部2内の厨
芥から発生する臭いや水蒸気はこの吸気口5からの外気
中に混じって排気装置3へと排気されていく。また排気
装置3入口には臭いセンサー6が設けてあり、収納部2
内の厨芥から発生する臭いの量を検知するようにしてい
る。
【0026】そしてその臭いセンサー6の出力すなわち
収納部2内の厨芥からの臭いの発生量の変化により排気
装置3の排気能力を変化させるようにしている。臭いセ
ンサー6の出力が小さい時は前記排気装置3の排気能力
を低く抑え、臭いセンサー6の出力が大きい時は前記排
気装置3の排気能力を高く上げるようにしている。
【0027】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。
【0028】排気装置3により収納部2内の空気が強制
的に排気されると、収納部2内が負圧になり、吸気口5
から外気が収納部2内へ導入される。すると収納部2内
の厨芥と接触する空気中の臭いと水蒸気の分圧が下が
り、厨芥からさらにその空気中に臭いと水蒸気が気散す
る。これにより吸気口5から導入され排気装置3で収納
部2外へと排気される空気中に収納部2内の厨芥から臭
いと水蒸気が気散し、除去され、この繰り返しによって
厨芥は乾燥していく。
【0029】そしてその厨芥からの臭いと水蒸気の発生
量は処理工程の初期では厨芥の温度が低いために少な
く、処理工程後期では厨芥の表面が乾燥し始めているた
め内部の臭いや水分が表面に抜け出しにくくなりやはり
少なくなる。最盛期では厨芥は全体にやわらかなペース
ト状となって臭いと水蒸気の発生量は最大となる。この
時排気装置3入口の臭いセンサー6で収納部2からの排
気中の臭いの量を検知してその量の変化に合わせて排気
装置3の排気能力を変化させるようにしたため、従来、
乾燥処理工程の初期と後期でも排気能力を最大に維持し
ていたために無駄にエネルギーを使用していたが、本発
明によればエネルギーを大幅に削減できる。
【0030】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて同図2を用いて説明する。本実施例では、上記第
1の実施例に於ける臭いセンサー6の代わりに、湿度セ
ンサー7を同じく排気装置3の入口に設けたもので、同
湿度センサー7で、収納部2内の厨芥から発生する水蒸
気の量を検知するようにしている。
【0031】そしてその湿度センサー7の出力すなわち
収納部2内の厨芥からの水蒸気の発生量の変化に合わせ
て変化する電圧出力の変化を受けて排気装置3の電源周
波数と入力を変化させて排気能力を変化させるようにし
ている。湿度センサー7の出力電圧が小さい時は前記排
気装置3の電源周波数と入力を小さく抑えてその排気能
力を低く抑え、湿度センサー7の出力電圧が大きい時は
前記排気装置3の電源周波数と入力を大きくしてその排
気能力を高く上げるようにしている。
【0032】このようにすることで、乾燥処理工程の初
期と後期での発生蒸気量の少ないときに排気能力を低く
することで、乾燥効率を低下させることなく、エネルギ
ー使用分を大幅に削減できる。
【0033】また、上記第1、第2実施例に於ける、臭
いセンサー6と湿度センサー7の両方を設けて、収納部
2内の厨芥から発生する臭いと水蒸気の量を同時に検知
するようにしても良い。
【0034】そして収納部2内の厨芥からの臭いと水蒸
気の発生量の変化すなわち臭いセンサー6と湿度センサ
ー7の出力電圧の変化により排気装置3の電源周波数と
入力変化させて排気能力を変化させるようにする。すな
わち、臭いセンサー6と湿度センサー7の出力電圧が小
さい時は前記排気装置3の電源周波数と入力を低く抑え
て排気能力を低く抑え、臭いセンサー6もしくは湿度セ
ンサー7の出力電圧が大きい時は前記排気装置3の電源
周波数と入力を高くして排気能力を高く上げるようにす
ることで、上記第1,第2実施例同様、電気エネルギー
の大幅削減が出来る。
【0035】なお、上記実施例では、蒸気の量を検知す
る手段として湿度センサー7を用いたが、蒸気が通る部
分に温度センサを設けて、通過する蒸気の量によって変
化する温度を検知することで、間接的に蒸気量を検知す
るようにしても、同様の効果が得られることは、云うま
でもない。
【0036】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
を、図3を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0037】排気装置3をファン8と該ファン8を駆動
するモーター9で構成し、該モーター9の回転数を収納
部2内の厨芥から発生する臭いや水蒸気量との変化に合
わせて変化させるようにした。
【0038】上記構成による作用は以下の通りである。
【0039】収納部2内の厨芥から発生する臭いや水蒸
気の量を排気装置3入口に設けた臭いセンサー6と湿度
センサー7で検知しその変化を電圧出力として出力し、
その変化に応じて排気装置3のモーター9の駆動用電源
の周波数を変化させ、それにより前記モーター9の回転
数を変化させてファン8の回転数を変化させ、該ファン
8の回転によって発生する吸気流の圧力と風量を変化さ
せるようにした。これによりモーター9の入力も収納部
2内の厨芥から発生する臭いや水蒸気量にの変化に合わ
せて変化させることができ、従来の技術で、厨芥から発
生する臭いや水蒸気の量が少ない処理工程初期と後期に
も臭いや水蒸気の発生量が最大の時と同一の回転数でフ
ァンが運転されることにより発生していた排気装置での
無駄なエネルギー使用を削減することができる。
【0040】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
を図2、図4を用いて説明する。なお上記実施例と同一
構成部品については同一符号を付して、その説明を省略
する。
【0041】脱臭装置4は脱臭触媒10を担持した金属
製スパイラルフィン11と該脱臭触媒10を加熱するた
めの加熱手段としてのヒーター12で構成している。ヒ
ーター12の温度は排気装置3の入口の臭いセンサー
6、湿度センサー7により検知している収納部2内の厨
芥から発生する臭い、水蒸気量の変化に応じた各センサ
ーの出力電圧の変化に合わせて、電源の波形のカット率
を変化させるようにしている。
【0042】また図に示すように本体上方から排気流が
脱臭装置4内へ流入し、下方より排出し、排気装置3へ
流れるように配置されている。
【0043】臭い、水蒸気の発生量が増加するとヒータ
ー12の電源の波形のカット率を下げて実質入力上げ、
その温度を上げ、脱臭触媒10の温度を上昇させてその
分解能力を上昇させている。
【0044】逆に臭い、水蒸気の発生量が低下するとヒ
ーター12の電源の波形のカット率を大きくして実質入
力を下げ、その温度を下げ、脱臭触媒10の分解能力を
低く抑えるようにしている。
【0045】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。
【0046】乾燥処理工程の初期と後期の収納部2中の
厨芥からの臭いと水蒸気の発生量が少ないときは脱臭触
媒10加熱のためのヒーター12の電源の波形のカット
率を大きくして実質入力を低く抑え、その温度を低く抑
え無駄なエネルギー使用を防止することによりヒーター
12の消費電力を大幅に削減できる。また、収納部2内
の厨芥からの臭いと水蒸気の発生量が多い時は脱臭触媒
10加熱のためのヒーター12の電源波形のカット率を
小さくして実質入力を大きくして、その温度を上げ、脱
臭触媒10の脱臭能力を高めるため、脱臭装置4は十分
な脱臭性能を発揮できるようになる。
【0047】また本体上方から排気流が脱臭装置4内へ
流入し、下方より排出し、排気装置3へ流れるように配
置されているので、臭い、水蒸気が重力方向であるため
流れやすく、効果的に脱臭処理され無駄なエネルギー使
用を防止する。さらには、ヒーター12は上方部が電源
供給部で下方が先端部となって配置されている場合が一
般的で、その場合は、上方部の方がヒーター12の温度
が高温となりやすく、その高温の上方部から臭い、水蒸
気を流入させるため、暖められた臭い、水蒸気が重力方
向(下方)へ流れ脱臭装置4全体が均一な温度となり効
率的に脱臭処理を行い、高い脱臭性能を維持しながら無
駄なエネルギーの使用を確実に防止できる。
【0048】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例
を図5〜8を用いて説明する。なお上記実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0049】脱臭装置25内に、加熱手段であるヒータ
ー12の温度を検出する温度検出手段28を排気の出口
側に設けており、この温度検出手段25の出力に応じて
前記ヒーター12の通電制御を行うものである。
【0050】動作について説明すると、図5のように、
触媒装置25に前記収納部2から発生した蒸気が吸入さ
れると、前記ヒーター12によって脱臭触媒10で臭い
成分が分解され、排出されていく。この経路に前記温度
検出手段28が配してある。前記ヒーター12の熱が水
蒸気の流入によって、この水蒸気に奪われることにより
ヒーター12周辺の温度が低下傾向になる。
【0051】これは水蒸気の量により温度変化が左右さ
れる。この温度低下の現象は、触媒装置25にとって非
常に能力低下を生じるものである。つまり、温度低下に
よって、前記脱臭触媒10に与える熱も低下する事にな
り、脱臭触媒10の能力が安定しなくなるものである。
【0052】そこで、図6、7に示すように、前記温度
検出手段28は、所定の温度で触媒装置25を温度制御
するための検出手段であり、温度低下が生じ、所定温度
を下回った場合には前記ヒーター12への電力供給量を
上昇させ、所定温度に達した時点で電力供給量を低下さ
せる。この動作を行うことで、水蒸気量によってヒータ
ー12、脱臭触媒10の温度変化による脱臭性能の変
化、低下を抑えることができ、安定した脱臭性能を維持
できる。
【0053】上記の様に多量の水蒸気が吸入された場合
でも前記ヒーター12の温度低下を最小限にとどめる事
ができ、安定した熱を前記脱臭触媒10に提供する事が
出来る。よって安定した脱臭性能を維持できる。
【0054】ここで、温度検出手段28の位置について
であるが、触媒装置25内に設けることにより水蒸気量
の度合いに応じて変化するヒーター12から発生する熱
の温度を確実にとらえることができる。
【0055】図6に示すように、複数の所定値での温度
制御は、投入される厨芥の水分量等によって可変でき、
例えば水分が少ない場合には所定値Cを、多い場合には
所定値Aを選択する等の活用となる。また、図7に示す
ように、1回の乾燥処理時に、都度厨芥から発生する水
蒸気の量に応じて、ヒーター12の温度制御用の所定値
をA,B,Cと可変するようにしても良い。
【0056】さて、乾燥処理の動作であるが、前記収納
部2内に投入された厨芥が、乾燥処理中は蒸気の発生が
有り、これによって前記ヒーター12の熱が奪われやす
いために温度調節を行っている前記温度検出手段28の
出力は図8のようになる。つまり、所定値を下回ってか
ら前記ヒーター12を通電させ、所定値に到達した時点
で停止させる動作を継続するわけである。
【0057】そこで、先に延べたように、乾燥処理中の
場合には水蒸気が多く発生するためにヒーター12の熱
の奪われ方が多くヒーター12を通電する時間t2(電
力供給量を増やすための時間)が長く、停止させる(電
力供給量を低下させるための時間)時間t1が短くな
る。
【0058】これに対して乾燥処理が進むに連れて前記
厨芥に含まれる水分量が減少して行くため、前記ヒータ
ー12が水蒸気に奪われる熱が減少し通電時間t5(電
力供給量を増やすための時間)が短く、停止時間t4
(電力供給量を低下させるための時間)が長くなって行
く。
【0059】また通電から次の通電まで(t7、t
8)、停止から次の停止(t3、t6)までといった周
期の変化やパターンの変化も出てくる。よって、乾燥の
終了をこの変化を捉える事で乾燥処理の終了を判断でき
る事になる。更にこの変化は前記温度検出手段28の検
出出力にも発生し、温度調節の所定値を下回っている時
間、上回っている時間や、それぞれの周期やパターンで
も同様に検出することができる。
【0060】これらの変化度合いにより収納部2内の厨
芥が乾燥したと判断すると、前記収納部2内の厨芥を加
熱させる加熱部2aを停止させる。また、ここで前記ヒ
ーター12の通電時間、停止時間、周期等で説明したが
前記温度検出手段28の所定値を上回っている時間、下
回っている時間、あるいは周期で判断しても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
【0061】次に、同じく乾燥処理の終了間際では、水
分が殆ど無く、前記温度検出手段28の出力に応じて所
定値で温度調節しているが、前記ヒーター12の熱量が
大きく、所定値よりも温度が上昇気味になる状態を前記
のように乾燥処理の終了と判断する事も出来る。
【0062】以上のように、ヒーター12を温度調節す
る事で安定した脱臭性能を維持でき、この温度調節を行
いながら収納部2内の厨芥から発生する水蒸気量を確実
にとらえ、乾燥状態を検出できる。
【0063】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて図2、図9を用いて説明する。なお上記実施例と
同一の構成部品については同一符号を付して、その説明
を省略する。
【0064】収納部2内の厨芥から発生する臭いや水蒸
気の量と比例させて脱臭装置4の脱臭触媒10の所定温
度以上に温度上昇させる部分の容積を制御するようにし
たもので、具体的には脱臭触媒10を坦持させたスパイ
ラルフィン11を加熱するヒーター12をヒータ12
a、ヒーター12b、ヒーター12c、ヒーター12
d、ヒーター12e、ヒーター12fと複数に分割し、
収納部2内の厨芥から発生する臭いや水蒸気の量を検知
する臭いセンサー6、湿度センサー7の出力電圧の変化
に応じてヒーター12a〜12fに通電するようにし
た。
【0065】すなわち、乾燥工程初期と後期の厨芥から
の臭いと水蒸気の発生量が少なく、各センサー6,7の
出力電圧が小さいときはヒーター12a、12bのみに
通電し、逆に臭い、水蒸気が増加し、センサー6,7の
出力電圧が大きいときにはヒーター12a、ヒーター1
2b、ヒーター12c、ヒーター12d、ヒーター12
e、ヒーター12fの全てに通電して所定温度以上とな
る脱臭触媒の容積を変化させているため、乾燥工程初期
と後期でのヒーターでの無駄なエネルギーの使用を抑え
電力消費を削減できる。
【0066】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて図2、図10を用いて説明する。なお上記実施例
と同一の構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0067】収納部2内の厨芥から発生する臭いや水蒸
気の量の変化に合わせて排気を通過させる脱臭装置4の
数を変えるようにしたもので、具体的には脱臭装置4を
脱臭装置4a、4bと複数並列に配置し、各脱臭装置4
a、4bの入口には電磁弁13a、13bを設け、収納
部2内の厨芥から発生する臭いや水蒸気の量を検知する
臭いセンサー6、湿度センサー7の出力電圧の変化に合
わせて電磁弁13a、13bを開放又は遮断するもので
ある。
【0068】すなわち、乾燥工程初期と後期の厨芥から
の臭いと水蒸気の発生量を検知する各センサー6,7の
出力電圧が小さいときは、一方の電磁弁13aのみ開放
し脱臭装置4aのみに排気を通過させ、他方出力電圧が
大きいときには電磁弁13a、13bの両方を開放して
脱臭装置4a、4bの両方を使用するもので、比較的臭
いの少ない、乾燥工程初期と後期での脱臭装置4のヒー
ター12での無駄なエネルギーの使用を抑え電力消費を
削減できる。
【0069】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
収納部内の厨芥から発生する臭いの変化に合わせて排気
装置の排気能力を変化させているため、従来の技術のよ
うに乾燥処理工程中一貫して同一条件で排気していたの
にくらべ、処理工程初期、後期の臭い発生量が少ないと
きの消費エネルギーを大幅に削減することができる。
【0070】本発明の請求項2記載の発明によれば、収
納部内の厨芥から発生する水蒸気量の変化に合わせて排
気装置の排気能力を変化させているため、従来のように
乾燥処理工程中一貫して同一条件で排気していたのにく
らべ、処理工程初期、後期の水蒸気発生量が少ないとき
の消費エネルギーを大幅に削減することができる。
【0071】本発明の請求項3記載の発明によれば、収
納部内の厨芥から発生する臭いと水蒸気量の変化に合わ
せて排気装置の排気能力を変化させているため、従来の
ように乾燥処理工程中一貫して同一条件で排気していた
のにくらべ、処理工程初期、後期の臭いと水蒸気発生量
が少ないときの消費エネルギーを大幅に削減することが
できる。
【0072】本発明の請求項4記載の発明によれば、排
気装置で排出する排気を通過させる脱臭装置を備え、前
記脱臭装置の脱臭能力を、少なくとも厨芥から発生する
臭いまたは水蒸気量に応じて可変するようにしたもの
で、厨芥からの臭い又は水蒸気の発生量が最大となる時
は高い脱臭能力に設定し、運転初期又は後記の厨芥から
の臭い又は水蒸気の発生量が少ない時に、脱臭装置の脱
臭能力を低く抑えることにより、必要なときのみ高い脱
臭性能を得ることにより、無駄なエネルギーの使用を確
実に防止できる。
【0073】本発明の請求項5記載の発明によれば、厨
芥を収容する収納部と、前記収納部内の厨芥を加熱する
加熱部と、加熱した厨芥から発生する臭いや水蒸気を前
記収納部外に排出する排気装置と、この排気装置で排出
する排気を通過させる脱臭装置を備え、この脱臭装置内
に加熱手段の温度を検出する温度検出手段を設け、この
温度検出手段によって前記加熱手段を複数の所定温度で
温度制御させるようにしたもので、収納部内の厨芥の状
態による水蒸気量の等の発生に影響を受けること無く安
定した触媒能力を維持できる。
【0074】本発明の請求項6記載の発明によれば、触
媒装置内の加熱手段の温度を検出する温度検出手段の出
力に応じて、収納部内の厨芥を加熱する加熱部を通電・
停止させるようにしたもので、厨芥から発生する水蒸気
量の影響を敏感に得ることが出来る触媒装置内に設けた
ことで、本体内、周囲の温度変化に影響されず、安定し
た乾燥処理、終了を行う事ができ、臭わない、使用勝手
を良くできる。
【0075】本発明の請求項7記載の発明は、温度検出
手段による加熱手段の所定の温度制御状態において、前
記加熱手段の通電時間、停止時間及び周期の変化で、収
納部内の厨芥を加熱する加熱部の通電・停止を行う様に
したもので、温度検出手段のみで加熱手段と加熱部の制
御を行えるため、簡単な構成で非常に安定した触媒能力
が発揮でき、乾燥処理、終了を行う事で使用勝手が向上
できる。
【0076】本発明の請求項8記載の発明によれば、温
度検出手段による加熱手段の所定の温度制御状態におい
て、前記加熱手段の通電時間、停止時間及び周期の変化
で、厨芥処理機本体の動作を終了できるようにしたもの
で、温度検出手段のみで加熱手段と加熱部の制御を行え
るため、簡単な構成で非常に安定した触媒能力が発揮で
き、乾燥処理終了を行う事で使用勝手が向上できる。
【0077】本発明の請求項9記載の発明によれば、排
気装置をファンと該ファンを駆動するモーターで構成
し、該モーターの回転数を可変して排気能力を可変する
ので、臭いや蒸気量の少ない処理工程初期や後期でモー
ター駆動用の消費電力を大幅に削減することができる。
【0078】本発明の請求項10記載の発明によれば、
脱臭装置を脱臭触媒とその触媒を加熱するための加熱手
段で構成し、前記脱臭触媒の温度を変化させて、その脱
臭能力を変化させるようにしたため処理工程初期、後期
の臭い、水蒸気の発生量が少ないときの前記加熱手段へ
の通電量を大幅に削減でき、消費エネルギーを大幅に削
減することができる。
【0079】本発明の請求項11記載の発明によれば、
脱臭装置を、脱臭触媒と、その脱臭触媒を加熱する加熱
手段で構成し、脱臭触媒が脱臭機能を発揮する温度とな
る部分を可変して脱臭能力を可変するようにしたもの
で、収納部中の厨芥からの臭いの発生量が小さいときに
は脱臭触媒の加熱する容積部分を小さく抑え、臭いの発
生量が大きくなるときには脱臭触媒の加熱する容積部分
を大きくするようにした。そのため臭いの発生量が小さ
いときには脱臭触媒を加熱するためのエネルギーを低く
抑えられ、また臭いの発生量が多いときにもその分解が
確実に行えるようになり高い脱臭性能を維持しながら高
いエネルギー使用効率が得られる。
【0080】本発明の請求項12記載の発明によれば、
複数の脱臭装置を並列に配置して、排気を通過させる脱
臭装置の数を収納部内の厨芥から発生する臭い、水蒸気
の量の変化に合わせて変化させるため乾燥処理工程初期
と後期の発生量が少ないときには排気を通過させる脱臭
装置の数を最低限に抑えることにより脱臭装置の脱臭触
媒加熱用の消費電力を大幅に削減できる。
【0081】本発明の請求項13記載の発明によれば、
脱臭装置内の排気流の流れを略上方から略下方に向けた
ことにより、重力方向へ臭い、水蒸気を流し、効率的に
脱臭処理を行い、高い脱臭性能を維持しながら無駄なエ
ネルギーの使用を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す厨芥処理機の外観
【図2】本発明の第1〜4の実施例を示す厨芥処理機の
縦断面図
【図3】本発明の第3の実施例を示す厨芥処理機の排気
機構の断面図
【図4】本発明の第4の実施例を示す厨芥処理機の脱臭
機構の部分断面図
【図5】本発明の第5の実施例を示す厨芥処理機の脱臭
機構の部分断面図
【図6】同厨芥処理機の脱臭装置の温度制御の出力チャ
ート
【図7】同厨芥処理機の脱臭装置の温度制御の出力チャ
ート
【図8】同厨芥処理機の脱臭装置のヒーターと温度検出
手段出力チャート
【図9】本発明の第6の実施例を示す厨芥処理機の脱臭
機構の部分断面図
【図10】本発明の第7の実施例を示す厨芥処理機の脱
臭機構の部分断面図
【図11】従来の厨芥処理機の断面図
【符号の説明】
1 厨芥処理機本体 2 収納部 3 排気機構 4 脱臭機構 5 吸気口 6 湿度センサー 7 臭いセンサー 8 ファン 9 モーター 10 脱臭触媒 11 スパイラルフィン 12 ヒーター 13 電磁弁 21 厨芥処理機本体 22 吸引ファン 23 モーター 24 収納部 25 脱臭機構 26 吸気口 27 温度センサ 28 温度検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 達夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 健二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 前田 裕巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉田 良平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D002 AB02 BA05 GA02 GA03 GB01 GB02 4D004 AA03 CA22 CA42 CA48 CB04 CB31 CB32 CB43 CB44 CB50 CC09 DA01 DA02 DA06 DA09 DA10 DA20 4D048 AA22 CC38 CC53 DA01 DA02 DA05 DA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥を収容する収納部と、前記収納部内
    の厨芥を加熱する加熱部と、加熱した厨芥から発生する
    臭いや水蒸気を前記収納部外に排出する排気装置とを備
    え、前記排気装置の排気能力を、厨芥から発生する臭い
    に応じて可変する厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 厨芥を収容する収納部と、前記収納部内
    の厨芥を加熱する加熱部と、加熱した厨芥から発生する
    臭いや水蒸気を前記収納部外に排出する排気装置とを備
    え、前記排気装置の排気能力を、厨芥から発生する水蒸
    気量に応じて可変する厨芥処理機。
  3. 【請求項3】 厨芥を収容する収納部と、前記収納部内
    の厨芥を加熱する加熱部と、加熱した厨芥から発生する
    臭いや水蒸気を前記収納部外に排出する排気装置とを備
    え、前記排気装置の排気能力を、厨芥から発生する臭い
    及び水蒸気量に応じて可変する厨芥処理機。
  4. 【請求項4】 排気装置で排出する排気を通過させる脱
    臭装置を備え、前記脱臭装置の脱臭能力を、少なくとも
    厨芥から発生する臭いまたは水蒸気量に応じて可変する
    ようにした請求項1又は2記載の厨芥処理機。
  5. 【請求項5】 厨芥を収容する収納部と、前記収納部内
    の厨芥を加熱する加熱部と、加熱した厨芥から発生する
    臭いや水蒸気を前記収納部外に排出する排気装置と、こ
    の排気装置で排出する排気を通過させる脱臭装置を備
    え、この脱臭装置内に有した加熱手段の温度を検出する
    温度検出手段によって前記加熱手段を複数の所定温度で
    温度制御させる厨芥処理機。
  6. 【請求項6】 触媒装置内の加熱手段の温度を検出する
    温度検出手段の出力に応じて、加熱部を通電・停止させ
    る請求項5記載の厨芥処理機。
  7. 【請求項7】 温度検出手段による加熱手段の所定の温
    度制御状態において、前記加熱手段の通電時間、停止時
    間及び周期の変化で、加熱部の通電・停止を行う請求項
    5及び6記載の厨芥処理機。
  8. 【請求項8】 温度検出手段による加熱手段の所定の温
    度制御状態において、前記加熱手段の通電時間、停止時
    間及び周期の変化で、厨芥処理機本体の動作を終了する
    請求項5及び6記載の厨芥処理機。
  9. 【請求項9】 排気装置を、ファンと、このファンを駆
    動するモーターで構成し、モーターの回転数を変化させ
    て排気能力を可変するようにした請求項1〜4のいずれ
    か1項記載の厨芥処理機。
  10. 【請求項10】 脱臭装置を、脱臭触媒と、その脱臭触
    媒を加熱する加熱手段で構成し、前記脱臭触媒の温度を
    可変して脱臭能力を可変するようにした請求項4〜9記
    載の厨芥処理機。
  11. 【請求項11】 脱臭装置を、脱臭触媒と、その脱臭触
    媒を加熱する加熱手段で構成し、脱臭触媒が脱臭機能を
    発揮する温度となる部分を可変して脱臭能力を可変する
    ようにした請求項4又は9記載の厨芥処理機。
  12. 【請求項12】 複数の脱臭装置を並列に接続して、排
    気を通過させる脱臭装置の数を可変して脱臭能力を可変
    するようにした請求項4または9記載の厨芥処理機。
  13. 【請求項13】 脱臭装置内の排気流の流れを略上方か
    ら略下方に向けた請求項1〜12のいずれか1項記載の
    厨芥処理機。
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