JP2001025644A - 排ガス処理装置の触媒充填層 - Google Patents

排ガス処理装置の触媒充填層

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JP2001025644A
JP2001025644A JP11201518A JP20151899A JP2001025644A JP 2001025644 A JP2001025644 A JP 2001025644A JP 11201518 A JP11201518 A JP 11201518A JP 20151899 A JP20151899 A JP 20151899A JP 2001025644 A JP2001025644 A JP 2001025644A
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Tomotsugu Masuda
具承 増田
Takumi Suzuki
匠 鈴木
Megumi Shida
惠 志田
Tadatoshi Ishigaki
忠利 石垣
Soichi Suzuki
惣一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒を担持した多数の充填物からなる触媒充
填層において、充填物の移動等による該充填物同士の接
触や衝突があっても、該充填物の触媒の脱落、飛散が阻
止され、触媒の再利用率及び排ガスの浄化効率が向上せ
しめられた触媒充填層を得ること。 【解決手段】 触媒を担持した多数の充填物を充填層内
に収容して触媒充填層を構成し、該充填層に排ガスを導
き前記充填物を接触させて排ガスの除塵、脱硝、脱硫等
の浄化作用をなさしめるように構成された排ガス処理装
置において、前記充填物は、所定の強度を有する強度材
の内部に、他の充填物と接触しない非接触部位を形成す
るとともに、少なくとも該非接触部位に前記触媒を担持
してなり、充填物同士が接触あるいは衝突しても触媒を
脱落させることなく確実に担持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガス処理装置に
おいて、触媒を担持した多数の充填物を充填槽内に収容
して、排ガスと接触させてこれを浄化するようにした触
媒充填層に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の速度で回転駆動される充填槽内
に、触媒を担持した多数の充填物を収容して触媒充填層
を構成し、該充填層に排ガスを導き、該排ガスの煤塵除
去、脱硝、及び脱硫を行なうようにした回転式触媒充填
層は、特開平4−349914号、特公平7−6379
号、特公平7−18331号、実用新案登録第2526
248号等によって提供されている。
【0003】これらの触媒充填層は、例えば特開平4−
349914号の場合、熱的に安定で強度が高いアルミ
ナ、ムライト、シリカ等のセラミック造粒物からなる粒
径1〜5mm程度の粒子に、除塵、脱硝あるいは脱硫機
能を有する触媒を少なくとも1種担持させ、該粒子を多
数充填して構成されており、かかる触媒層をケーシング
(充填層)の内周に環状に設けて、これに排ガスを通流
させている。
【0004】また、前記特公平7−6379号、特公平
7−18331号、実用新案登録第2526248号等
の発明、考案においても、前記特開平4−349914
号と同様に、外周面に触媒を担持(付着)した粒状ある
いは片状の充填物を多数充填してなる充填層に排ガスを
通流している。
【0005】そして、かかる発明、考案にあっては、回
転している前記充填層に排ガスを通流することにより、
排ガス中の煤塵、NOx、H2S、SO2等を同時に除去
している。そして、回転途中にて再生装置によって煤塵
の分離、及び触媒の再生を行なうことにより、連続運転
を可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平4−349
914号、特公平7−6379号、特公平7−1833
1号、実用新案登録第2526248号等の従来技術に
あっては、粒状体あるいは片状体の表面に触媒を担持さ
せてなる多数の充填物により触媒充填層を構成し、該充
填層を回転させて排ガスと接触させ、除塵、脱硝、脱硫
等による排ガス浄化を行なっている。
【0007】即ち、かかる従来技術にあっては、表面に
触媒を担持してなる多数の充填物により触媒充填層を構
成して、これを回転させているが、このため充填層を連
続使用すると、触媒を担持した充填物同士が接触あるい
は衝突することにより、該充填物が摩耗や破壊を起こし
て浄化後の排ガス中に該充填物の破片や触媒が飛散し、
充填物の再生及び再利用率が少なくなるとともに、触媒
の飛散により排ガスの浄化効率が低下するという問題点
を有している。
【0008】本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、
触媒を担持した多数の充填物からなる触媒充填層におい
て、充填物の移動等による該充填物同士の接触や衝突が
あっても、該充填物の触媒の脱落、飛散が阻止され、触
媒の再利用率及び排ガスの浄化効率が向上せしめられた
触媒充填層を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するため、請求項1記載の発明として、触媒を担持
した多数の充填物を充填層内に収容して触媒充填層を構
成し、該充填層に排ガスを導き前記充填物を接触させて
排ガスの除塵、脱硝、脱硫等の浄化作用をなさしめるよ
うに構成された排ガス処理装置において、前記充填物
は、所定の強度を有する強度材の内部に、他の充填物と
接触しない非接触部位を形成するとともに、少なくとも
該非接触部位に前記触媒を担持してなることを特徴とす
る排ガス処理装置の触媒充填層を提案する。
【0010】そして、内面に触媒が担持される前記強度
材の構成として、請求項2〜5及び請求項7記載の発明
を提案する。
【0011】即ち、請求項2においては、前記強度材
は、前記非接触部位が該強度材に形成された中空部の内
壁面にて構成されてなる。
【0012】請求項3においては、前記強度材は、中空
の円筒状に形成され、その内周面に前記触媒を担持して
なる。
【0013】請求項4においては、前記強度材は、内部
に貫通孔が穿設された球状体からなり、該貫通孔の内面
に前記触媒を担持してなる。
【0014】請求項5においては、前記強度材は、内部
が中空にされた殻状体からなり、該中空部の内面に前記
触媒を担持してなる。
【0015】請求項7においては、前記強度材は、通気
性を有する支持体からなり、該支持体の内部に触媒粒子
が保持されてなる。
【0016】そして、請求項1における充填層は、請求
項8記載のように構成するのが良い。即ち、請求項8記
載の発明においては、前記充填層は、所定の速度で回転
駆動される回転式充填層に構成されてなる。
【0017】ここで前記強度材としては、ムライト、シ
リカ、アルミナ耐熱金属等の、400〜500℃以上の
高温での耐久性を有し、触媒の付着性が良好な材料を用
いるのが良い。さらに請求項2〜5記載の構造を有する
強度材においては内側の貫通孔あるいは中空部の内面に
触媒を塗布することによって担持し、請求項7記載の構
造を有する強度材においては、パンチングメタルや網状
体等からなる通気性を有する支持体からなる強度材の内
部に微小粒の触媒粒子を多数収容し、該支持体の通気路
を通して排ガスが触媒粒子に接触するように構成するの
が良い。
【0018】かかる発明によれば、耐熱性の大なる強度
材の内側に触媒を担持してなる充填物を多数充填槽内に
収納して触媒充填層を構成し、回転機構によって前記充
填層を回転させ、好ましくは、その側部から排ガスを通
流させ、該充填層を構成する充填物と接触させる。
【0019】前記排ガスと充填物との接触時において、
排ガスは充填層内の充填物の間を流れながら該充填物を
構成する強度材の内部に担持された触媒と接触する。こ
の場合、該充填層は、排ガス中の脱硝活性(NOx低
減)を有する触媒、脱硫(脱SOx、脱H2S)活性を
有する触媒、及び同時脱硝・脱硫活性を有する粒子が夫
々担持された充填物が所定の割合で以って混じり合って
構成されているので(あるいは、必要に応じて前記触媒
のうちの1種類〜2種類でもよい)、排ガスは、該充填
層を通流する際に前記充填物に排ガスが接触することに
より除塵がなされ、前記充填物に担持された前記活性を
有する触媒と反応することによって、脱硝、あるいは脱
硫がなされて浄化される。
【0020】かかる触媒充填層における排ガス浄化作用
時においては、充填層の回転によって触媒充填層内の多
数の充填物が移動し、該充填物同士が接触、あるいは衝
突することとなるが、各充填物においては、触媒が強度
材の内部、つまり該強度材に形成された中空部の内壁面
(請求項2)、中空円筒の内周面(請求項3)、球状体
の貫通孔の内面(請求項4)、中空殻状体の内面(請求
項5)あるいは通気性を有する支持体の内部(請求項
7)にそれぞれ担持もしくは保持されているので、充填
物同士が接触あるいは衝突しても外殻体である強度材部
分が接触あるいは衝突することとなり、該強度材の内部
に担持された触媒が他の充填物と接触することはない。
【0021】従って、充填物同士の接触や衝突によって
触媒が充填物から脱落して排ガス中に飛散するのが阻止
されるとともに、該充填物はその外殻部が耐熱性を有
し、高強度の強度材で構成されているので、該充填物同
士が衝突等によって破損し、排ガス中に飛散するのが阻
止される。
【0022】よって、触媒充填層内において、常時触媒
は充填物から脱落することなく確実に担持されることと
なり、該充填物に担持した触媒を再生手段によって再生
しての再利用率を高めることができる。
【0023】さらに請求項1において、請求項6記載の
ように、充填物を構成する強度材に、内側の触媒担持部
と外周部とを連通する通気孔を設けるのが良い。
【0024】このように構成すれば、排ガスが通気孔を
通って触媒担持部に導かれるので、触媒との接触、反応
がより活性化される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0026】図1は本発明の実施形態における充填物の
第1実施例を示す外観図、図2は該充填物の第2実施例
を示す外観図、図3は該充填物の第3実施例を示す外観
図、図4は該充填物の第4実施例を示す断面図、図5は
該充填物の第5実施例を示す断面図である。また、図6
は本発明に係る充填層が用いられる排ガス処理装置の要
部を示す構成図である。
【0027】図6において、3は充填層(ケーシング)
で、図示しない回転装置によってその軸心1d廻りに回
転せしめられている。該充填層3には上部に充填物1の
導入口3a、下部に該充填物1の排出口3fが設けられ
るとともに、一側部に排ガス導入口3b、他側部に排ガ
ス導出口3cが設けられている。3eは前記充填物排出
口3fを開閉して充填物1の排出を司る排出弁である。
5は充填物1中の触媒の再生や煤塵の除去を行なうため
の再生装置であり、該再生装置5は前記充填層3と充填
物循環ライン6によって接続されている。4は該充填物
1を搬送させるためのポンプ等の搬送手段である。
【0028】前記排ガス処理装置の稼動時においては、
前記充填層3の内部には後述するように構成された充填
物1が多数収容されて触媒充填層2を形成している。該
充填層3はこの状態で図示しない回転装置によって軸心
3d廻りに所定の速度で回転せしめられる。そして、該
充填層3の側部に設けられた排ガス導入口3bから排ガ
スが導入されると、該排ガスは触媒充填層2内を通流し
て該充填層2を構成する充填物1に担持された触媒と接
触、反応することにより、煤塵の除去、脱硝、脱硫等が
なされて清浄化され、排ガス排出口3cから清浄ガスと
して排出される。
【0029】また、排ガスと接触した後の充填物1は充
填層3の下部に溜まり、充填物排出弁3eが開弁される
ことにより、搬送手段4を介して再生装置5に送られ
る。該再生装置5において、充填物1は煤塵の除去、触
媒の再生等、公知の手段で再生処理が施され、再生され
た充填物1は充填物循環ライン6を通って充填層3に送
られ、前記と同様な排ガス浄化作用をなす。
【0030】次に前記充填物1の実施例につき説明する
と、その第1実施例を示す図1において、充填物1は中
心部に貫通孔11aが穿設された円筒形の強度材11
と、該貫通孔11aの表面に塗布された触媒12からな
る。該強度材11は、ムライト、シリカ、アルミナ等の
耐熱高強度非金属材料あるいは耐熱高強度の金属材料か
らなる。
【0031】かかる実施例において、図6に示すよう
に、触媒充填層2内に排ガスが導入されると、該排ガス
は円筒状の充填物1の貫通孔11a内に侵入し、該貫通
孔11aの表面に塗布されている触媒12と接触し、そ
の反応によって浄化される。
【0032】即ち、前記触媒充填層2は、排ガス中の脱
硝(NOx低減)活性を有する触媒、脱硫(脱SOx、
脱H2S)活性を有する触媒、及び同時脱硝・脱硫活性
を有する触媒等の触媒12が夫々塗布された充填物1が
所定の割合で混じり合って構成されており、かかる触媒
充填層2に排ガスを通流することにより、前記のように
して排ガスが、前記各触媒12が塗布されている充填物
1の貫通孔11a内に導かれることにより、所要の除塵
あるいは脱硝あるいは脱硫がなされる。
【0033】かかる排ガス浄化作用時において、充填層
3の回転によって触媒充填層2内の多数の充填物1が移
動して、該充填物1同士が接触あるいは衝突する。しか
しながら、該充填物1は、触媒12が強度材11の内
部、つまり貫通孔11aの表面に塗布されているので、
充填物1同士が接触あるいは衝突しても、外殻体である
強度材11の部分が接触あるいは衝突することとなり、
該強度材11の内部(貫通孔11a)に塗布された触媒
12が他の充填物1に接触することはなく、従って該触
媒12が前記接触あるいは衝突により脱落することなく
確実に担持される。
【0034】また外殻体である強度材11は、耐熱性を
有する高強度材からなるので、充填物1同士の衝突によ
って破損し、飛散することはない。従って、充填物1は
前記充填層3内において排ガス浄化処理後、再生装置5
にて再生処理がなされ、確実に再利用可能となる。
【0035】次に図2に示す充填物1の第2実施例にお
いては、図1に示す第1実施例のものに加えて強度材1
1に、その内・外周間を貫通する複数の通気孔13を穿
設している。かかる実施例においては、排ガスが通気孔
13を通って貫通孔11a内に導入されて触媒12と接
触するので、前記第1実施例よりもさらに触媒反応が活
性化され、排ガス浄化効率が向上する。
【0036】図3に示す第3実施例においては、パンチ
ングメタルや金網等の排ガスの通気路20aを形成可能
な支持体20を箱状に組み合わせ、その内部に多数の触
媒粒子21を充填している。22は該触媒粒子21を取
り出し、あるいは組み入れるための触媒粒子取出口であ
る。この実施例においては、排ガスが支持体20の通気
路20aを通って支持体20内に侵入し、内部にある触
媒粒子21と接触、反応することとなるので、触媒粒子
21の全表面積が大きく、高い排ガス浄化効率が得られ
る。
【0037】図4に示す充填物1の第4実施例において
は、球状に形成された球状強度材31の中心部に貫通孔
31aを穿設し、該貫通孔31aの内面に触媒12を塗
布している。32は強度材31の外面と貫通孔31aと
を連通する通気孔である。この実施例においては、前記
第1、第2実施例と同様に、排ガスが貫通孔31a及び
通気孔32を通って該貫通孔31a内の触媒12と接触
し、反応する。この場合は、強度材31が球状に形成さ
れているので該強度材31の剛性が高く、該充填物1同
士の衝突に対して、高い耐久性を有する。
【0038】図5に示す第5実施例においては、楕円殻
状(球殻でもよい)に形成された中空の殻状強度材41
の内部の中空部42の内面に触媒12を塗布して、複数
の通気孔43から排ガスを導入して触媒12と接触させ
ている。
【0039】図4、図5に示す第4、第5実施例とも
に、充填物1の表面が球面状に形成されているので、該
充填物1同士が接触しても互いに密着することがなく、
隙間が均一な触媒充填層2が得られ、排ガスの浄化効率
が高くなる。
【0040】尚、前記第1〜第5実施例の他に、強度材
11、31、41の表面に、他の充填物1と接触しない
凹陥部あるいは中空部を形成し、該部に触媒12を塗布
しても良い。
【0041】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明によれば、充
填物を、強度材の内部の他の充填物と非接触の部位に触
媒を担持し、該触媒に排ガスが接触可能に構成したの
で、充填物同士の接触や衝突によって触媒が充填物から
脱落して排ガス中に飛散するのが阻止されるとともに、
該充填物はその外殻部が耐熱性を有し、高強度の強度材
で構成されているので、該充填物同士が衝突等によって
破損し、排ガス中に飛散するのが阻止される。
【0042】よって、触媒充填層内において、常時触媒
は充填物から脱落することなく確実に担持されることと
なり、該充填物に担持した触媒を再生手段によって再生
しての再利用率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における充填物の第1実施
例を示す外観図である。
【図2】 該充填物の第2実施例を示す外観図である。
【図3】 該充填物の第3実施例を示す外観図である。
【図4】 該充填物の第4実施例を示す断面図である。
【図5】 該充填物の第5実施例を示す断面図である。
【図6】 本発明に係る充填層が用いられる排ガス処理
装置の要部を示す構成図である。
【符号の説明】
1 充填物 2 触媒充填層 3 充填層 5 再生装置 6 充填物循環ライン 11 強度材 11a 貫通孔 12 触媒 13 通気孔 20 支持体 20a 通気路 21 触媒粒子 31 球状強度材 31a 貫通孔 32 通気孔 41 殻状強度材 42 中空部 43 通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志田 惠 横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重 工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 石垣 忠利 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式会 社横浜製作所内 (72)発明者 鈴木 惣一 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式会 社横浜製作所内 Fターム(参考) 4D048 AA02 AA03 AA06 BB05 BB12 BB18 CA01 CC03 CC04 CC06 EA04 4D058 JA60 JA70 JB06 JB33 KA18 TA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒を担持した多数の充填物を充填層内
    に収容して触媒充填層を構成し、該充填層に排ガスを導
    き前記充填物を接触させて排ガスの除塵、脱硝、脱硫等
    の浄化作用をなさしめるように構成された排ガス処理装
    置において、 前記充填物は、所定の強度を有する強度材の内部に、他
    の充填物と接触しない非接触部位を形成するとともに、
    少なくとも該非接触部位に前記触媒を担持してなること
    を特徴とする排ガス処理装置の触媒充填層。
  2. 【請求項2】 前記強度材は、前記非接触部位が該強度
    材に形成された中空部の内壁面である請求項1記載の排
    ガス処理装置の触媒充填層。
  3. 【請求項3】 前記強度材は、中空の円筒状に形成さ
    れ、その内周面に前記触媒を担持してなる請求項1記載
    の排ガス処理装置の触媒充填層。
  4. 【請求項4】 前記強度材は、内部に貫通孔が穿設され
    た球状体からなり、該貫通孔の内面に前記触媒を担持し
    てなる請求項1記載の排ガス処理装置の触媒充填層。
  5. 【請求項5】 前記強度材は、内部が中空にされた殻状
    体からなり、該中空部の内面に前記触媒を担持してなる
    請求項1記載の排ガス処理装置の触媒充填層。
  6. 【請求項6】 前記強度材の内側の触媒担持部と外周部
    とを連通する通気孔を有してなる請求項1記載の排ガス
    処理装置の触媒充填層。
  7. 【請求項7】 前記強度材は、通気性を有する支持体か
    らなり、該支持体の内部に触媒粒子が保持されてなる請
    求項1記載の排ガス処理装置の触媒充填層。
  8. 【請求項8】 前記充填層は、所定の速度で回転駆動さ
    れる回転式充填層である請求項1記載の排ガス処理装置
    の触媒充填層。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010096697A (ko) * 2001-07-24 2001-11-08 황화수소가스 포집흡착용 고효율성 기공형 산화철 탈황제제조 방법
WO2018235686A1 (ja) 2017-06-20 2018-12-27 ホーコス株式会社 局所排気機能を備えた集塵装置、およびそれを用いた集塵・排気システム
CN110433647A (zh) * 2019-09-12 2019-11-12 江苏科闻环保科技有限公司 一种反应效果好的废气喷淋塔

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