JP2001025359A - O/w/o型エマルジョン組成物およびその製造方法 - Google Patents

O/w/o型エマルジョン組成物およびその製造方法

Info

Publication number
JP2001025359A
JP2001025359A JP11202058A JP20205899A JP2001025359A JP 2001025359 A JP2001025359 A JP 2001025359A JP 11202058 A JP11202058 A JP 11202058A JP 20205899 A JP20205899 A JP 20205899A JP 2001025359 A JP2001025359 A JP 2001025359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
emulsion
fatty acid
emulsion composition
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11202058A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Otomo
直也 大友
Yuko Watanabe
優子 渡邊
Mikio Tsuruta
美貴夫 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Chemical Foods Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Chemical Foods Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp, Mitsubishi Chemical Foods Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP11202058A priority Critical patent/JP2001025359A/ja
Publication of JP2001025359A publication Critical patent/JP2001025359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】医薬、化粧品、食品分野で利用可能な、広範囲
のO/W/O比において乳化安定性が良く、安全性が高
いO/W/O型エマルジョン組成物を提供する。 【解決手段】外油相中に下記(a)成分を含有し、内水
相中に下記(b)成分を含有する。 (a)成分;不飽和脂肪酸を50重量%以上含む炭素数
16〜22の脂肪酸または縮合オキシ脂肪酸と炭素数4
以上の多価アルコールとのエステルから成る親油性乳化
剤。 (b)成分;脂肪酸と多価アルコールとのエステルから
成るHLB7以上の親水性乳化剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油中水中油型(以
下「O/W/O型」と記載する)エマルジョン組成物お
よびその製造方法に関し、詳しくは、特に、医薬品、化
粧品、食品などにおいて機能性エマルジョン組成物とし
て使用するのに適したO/W/O型の複合エマルジョン
組成物およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】O/W/O型エマルジョン組成物は、油
性媒体中に水中油型(以下「O/W型」と記載する)エ
マルジョンを含む複合エマルジョン組成物であり、内相
にO/W型エマルジョンを有することから、物性の制御
の幅が広く、風味の良い油脂材料として製菓製パン用や
調理油に使用される他、医薬・化粧品などに応用が期待
される。
【0003】しかしながら、エマルジョンは熱力学的に
準安定の状態であり、O/W/O型エマルジョン組成物
を上記の用途に使用するためには、製品の流通期間など
含めた長期の保存安定性が求められる。
【0004】米国特許第5,427,728号明細書に
は、高HLBの親水性乳化剤を使用して調製したO/W
型エマルジョンを、中乃至高融点の油脂と低HLBの親
油性乳化剤を使用して調製した水中油型(以下「W/O
型」と記載する)エマルジョンに添加して急冷すること
により、安定なマーガリンタイプのO/W/O型複合エ
マルジョンを製造する方法が開示されている。しかしな
がら、この方法では、外油相が固体脂に限られる他、複
数の乳化設備を要し、また、工程が複雑であるという問
題があり、幅広い用途への適用は困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑みなされたものであり、その目的は、医薬、化粧品、
食品分野で利用可能な、広範囲のO/W/O比において
乳化安定性が良く、安全性が高いO/W/O型エマルジ
ョン組成物、および、その簡便な製造方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の要旨は、外油相中に下記(a)成分を含有し、内水相
中に下記(b)成分を含有することを特徴とするO/W
/O型エマルジョン組成物に存する。 (a)成分;不飽和脂肪酸を50重量%以上含む炭素数
16〜22の脂肪酸または縮合オキシ脂肪酸と炭素数4
以上の多価アルコールとのエステルから成る親油性乳化
剤。 (b)成分;脂肪酸と多価アルコールとのエステルから
成るHLB7以上の親水性乳化剤。
【0007】そして、本発明の第2の要旨は、油性成分
と上記の(b)成分を含む水性成分を混和してO/W型
エマルジョンを調製し、次いで、当該O/W型エマルジ
ョンを上記の(a)成分が含まれた油性成分中に乳化分
散することを特徴とするO/W/O型エマルジョンの製
造方法に存する。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】<外油相>外油相に使用される油性成分
は、広い範囲から選択可能であり、特に限定されず、例
えば、炭化水素、エステル、ロウ、ワックス、シリコン
油、および、それらの1種または2種以上の混合物など
が適用可能である。
【0010】油性成分の具体例としては、n−ヘプタ
ン、n−オクタン、n−デカン、シクロヘキサン、ヘキ
サデカン、流動パラフィン、ワセリン、スクアレン、ス
クアラン等の炭化水素類、ジヘプチルエーテル等のエー
テル類、エチレングリコールジブチルエーテル等のジエ
ーテル類、スフィンゴシン等の長鎖アミノアルコール、
長鎖アルデヒド、長鎖ケトン、テルペノイド、ステロイ
ド、カロチノイド、ワックス、アシルグリセロール、エ
ーテルグリセリド、セラミド、リン脂質、糖脂質、リン
糖脂質、硫脂質、アミノ酸脂質などが挙げられる。ま
た、魚油などの動物油脂、大豆油などの植物油脂、鉱物
油などの混合物でも差支えない。更に、ジメチルシリコ
ン、環状シリコン、メチルフェニルシリコン、ポリエー
テル変性シリコン等のシリコーン系油剤も使用すること
が出来る。
【0011】外油相中に(a)成分として含有される親
油性乳化剤の一つ、すなわち、不飽和脂肪酸を50重量
%以上含む炭素数16〜22の脂肪酸と炭素数4以上の
多価アルコールとのエステルにおいて、疎水部となる不
飽和脂肪酸としては、パルミトオレイン酸、オレイン
酸、エルカ酸などが挙げられ、中でも、エルカ酸が好ま
しい。親水部となる多価アルコールとしては、ショ糖、
乳糖、ブドウ糖、ポリグリセリン、ソルビトール、ソル
ビタン等が挙げられ、中でも、ショ糖、ポリグリセリ
ン、ソルビトール、ソルビタンが好ましい。ポリグリセ
リンとしては重合度4〜20のポリグリセリンが好まし
い。
【0012】外油相中に(a)成分として含有される親
油性乳化剤の他の一つ、すなわち、縮合オキシ脂肪酸と
炭素数4以上の多価アルコールとのエステルとしては、
例えば、縮合リシノール酸エステルが挙げられる。縮合
リシノール酸としては、平均重合度2〜10モルのもの
が好ましく、2〜5モルのものが更に好ましい。また、
ポリグリセリン又はショ糖とのエステルが好ましい。
【0013】より好ましい親油性乳化剤は、ショ糖脂肪
酸エステルにおいてはHLB3以下であること、ポリグ
リセリン脂肪酸エステルにおいては鹸化価(日本油脂化
学協会編「基準油脂分析試験法」に準拠)90〜150
(特に100〜140)であること、ソルビタン脂肪酸
エステルにおいては置換度が1〜3であることが好まし
い。これらの乳化剤は、油性成分に溶け易く、内相O/
W型エマルジョンの安定性が優れるため、本発明のO/
W/O型エマルジョン組成物に好適に使用される。
【0014】HLBは、アトラスの式:HLB=20×
(1−鹸化価/中和価)により計算される値である(幸
書房 日高 徹著「食品用乳化剤 第2版」等)。鹸化
価は上記により、また、中和価は一般的な油脂分析の方
法により求められる(丸善株式会社 日本油化学協会編
油脂化学便覧など)。
【0015】最も好ましい親油性乳化剤の一例として
は、ショ糖エルカ酸エステル又はショ糖オレイン酸エス
テルであって且つHLB3以下のもの、ヘキサグリセリ
ンエルカ酸エステル又はデカグリセリンエルカ酸エステ
ルであって且つ鹸化価が90〜150のものの他、ソル
ビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート等が挙
げられる。
【0016】親油性乳化剤は、外油相中に、油相成分の
総量に対し、通常0.1〜30重量%、好ましくは1〜
10重量%含有される。親油性乳化剤は、夫々2種以上
を組み合わせて使用してもよく、この場合、両者の組み
合わせは、適宜に選択することが出来る。
【0017】<内相エマルジョン>本発明のO/W/O
型エマルジョン組成物は、外油相中にO/W型の内相エ
マルジョンを有し、内相エマルジョンの連続相である水
相中に下記(b)成分を含有することを特徴とする。各
相の比率は特には限定されないが、内相エマルジョン中
の内油相と水相との容積比率は、通常0.1:99.9
〜90:10の範囲であり、外油相と内相エマルジョン
との容積比率は、通常90:10〜5:95である。油
相および水相には、目的に応じて油溶性および水溶性の
各種の物質を添加することが出来る。
【0018】<水相>水相中に含有される(b)成分の
親水性乳化剤は、脂肪酸と多価アルコールとのHLB7
以上のエステルから選ばれる。構成脂肪酸は、直鎖、分
岐、飽和、不飽和を問わないが、その炭素数は10〜2
4であることが好ましい。一方、多価アルコールとして
は、ショ糖およびポリグリセリンが好ましい。
【0019】そして、ショ糖脂肪酸エステルとしてはH
LB11以上のショ糖脂肪酸エステルが好ましい。ま
た、ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、5重量%
食塩水溶液中で測定した曇点が50℃以上であるポリグ
リセリン脂肪酸エステルが好ましい。曇点は、ポリオキ
シエチレン系の界面活性剤ではよく知られている物性値
である。ポリグリセリン脂肪酸エステルは、ポリオキシ
エチレン系の界面活性剤と比較すると、全般に曇点が高
く水の沸点を超えるものが多い。斯かる曇点は、適当な
塩水溶液を使用することにより簡易に測定することが出
来る(特開平9−157386号公報参照)。通常、親
水性が強いほど曇点は高くなる。また、同じエステル化
率ではモノエステル含量が多いエステル組成の方が親水
性が高く曇点も高くなる。
【0020】本発明において、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステルの曇点は、上記の通り、5重量%食塩水溶液中で
測定した値である。すなわち、5重量%食塩水溶液中に
ポリグリセリン脂肪酸エステルを1重量%溶解した水溶
液について、0〜100℃の範囲の任意の温度で、例え
ば2〜5℃刻みで昇温し、振盪撹拌後に静置し、ポリグ
リセリン脂肪酸エステルが油状またはゲル状として分離
して不均一溶液となる状態を観察することにより、測定
する。この不均一状態を呈する温度が曇点と呼ばれる。
【0021】最も好ましい親水性乳化剤の一例として
は、HLB16のショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖
ステアリン酸エステル、5重量%食塩水溶液中での曇点
が90℃以上であるデカグリセリンステアリン酸エステ
ル等が挙げられる。親水性乳化剤は、水相中に、水性成
分と親水性乳化剤との合計量に対する割合として、通常
0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%含
有される。親水性乳化剤は、夫々2種以上を組合せて使
用してもよく、この場合、両者の組合せは、適宜に選択
することが出来る。
【0022】脂肪酸と多価アルコールとのエステルであ
るHLB7以上の親水性乳化剤を使用しない場合は、O
/W乳化が不可能であるか、または、内相となるO/W
型エマルジョンの安定性が著しく悪化し、ひいては、O
/W/O型エマルジョン組成物の安定性が悪化する。
【0023】水相には、水性成分として、水と親水性乳
化剤の他に、必要に応じて水溶性の各種の物質を添加す
ることが出来る。化粧品として使用する場合は、炭素数
1〜3のアルコール類、グルコース、フラクトース、キ
シロース、エリスリトール、キシリトール、ショ糖など
の糖類、グリセロール、ソルビトール、エチレングリコ
ール、マルチトール、還元オリゴ糖などの多価アルコー
ル類が添加される。中でも、グリセリン、ソルビトー
ル、ショ糖、乳糖が好ましい。これらの多価アルコール
は、内水相成分の総量に対し、通常2〜50重量%の範
囲で含有される。
【0024】更に、ピロリドンカルボン酸塩や乳酸を始
めとする各種の有機酸塩、ヒアルロン酸塩、水溶性コラ
ーゲン、ローヤルゼリーエキス、プラセンタエキス、コ
ンドロイチン酸などの各種保湿剤、キサンタンガム、カ
ルボキシメチルセルロース塩、カルボキシルビニルポリ
マー等の各種増粘剤、ポリビニルアルコール等の皮膜
剤、紫外線防止剤、毛根賦活剤、抗酸化剤、美白剤、収
れん剤、栄養剤、香料、色素、防腐剤、キレート剤など
の各種成分を添加できる。
【0025】<内油相>内油相に使用される油性成分
は、外油相に使用される成分と同様、広い範囲から選択
可能であり、内油相と外油相に使用する油性成分が同じ
でも異なっていてもよい。内油相は親油性乳化剤を含有
する必要はないが、外油相に含有される乳化剤と同様の
親油性乳化剤を含有していてもよい。その場合の親油性
乳化剤の量は、内油相中、通常10重量%以下、好まし
くは5重量%以下である。親油性乳化剤は、外油相と同
様、夫々2種以上を組合せて使用してもよく、この場
合、両者の組合せは、適宜に選択することが出来る。
【0026】<エマルジョン組成物の製造方法>本発明
のO/W/O型エマルジョン組成物の製造方法は、油性
成分と上記の(b)成分を含む水性成分を混和してO/
W型エマルジョンを調製し、次いで、当該O/W型エマ
ルジョンを、上記の(a)成分が含まれた油性成分中に
乳化分散することを特徴とする。
【0027】すなわち、本発明の組成物は、具体的に
は、所定量の(b)成分を含む水性成分に、攪拌下、内
油相となる油性成分を滴下してO/W型エマルジョンを
調製し、得られたO/W型エマルジョンを所定量の
(a)成分が含まれた油性成分に滴下して内相エマルジ
ョンとして乳化分散することにより、容易に製造するこ
とが出来る。
【0028】この際、上記の(a)及び(b)成分は、
各相に完全に溶解していることが好ましく、従って、必
要に応じて加熱攪拌を行うのがよい。また、乳化方法と
しては、一度に所望の組成を量り採って乳化する方法よ
り、最初は、乳化する油性成分またはO/W型エマルジ
ョンの半量から70%程度の量を使用して乳化を開始
し、それ以降、徐々に残余の成分を添加する方法を採用
するのが好ましい。
【0029】撹拌は、プロペラミキサー、ディスパー等
の一般に使用される撹拌機で行うことが出来る。回転数
は、容量により異なるため一概には言えないが、通常2
0〜10000rpmの範囲であり、攪拌時の温度は6
0〜70℃の範囲である。水滴の粒径は、撹拌強度(=
動力×時間)を調節することにより、0.1〜50ミク
ロンの間で制御することが出来る。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。なお、以下の諸例で使
用した原材料は次の表1及び表2に示す通りである。表
中、ポリグリセリン脂肪酸エステルの曇点は、5重量%
食塩水中で測定した値である。保存テストは、5℃、室
温、40℃の各温度条件下にエマルジョン組成物を保存
し、その際の乳化安定性を目視観察し、表3に示す4段
階の基準で評価した。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】実施例1〜6及び比較例1〜3 表4に示す配合(重量比)のO/W/O型エマルジョン
を表1に示す乳化剤を使用して次の手順で調製した。先
ず、親水性乳化剤(b)が均一溶解されたイオン交換水
中に油性成分を攪拌下に添加してO/W型エマルジョン
組成物を調製した。次いで、親油性乳化剤が均一溶解さ
れた油性成分中に上記のO/W型エマルジョンを撹拌下
に添加してO/W/O型エマルジョン組成物を得た。各
乳化は、温度60〜70℃の恒温槽と外部撹拌装置(ス
リーワンモーター)を使用して行った。得られた組成物
がO/W/O型エマルジョンであることの確認は、組成
物の油への拡散試験により行った。そして、保存テスト
を行い、その結果を表5に示した。
【0035】
【表4】
【0036】
【表5】
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、長期間安定なO/W/
O型エマルジョン組成物が提供され、しかも、本発明の
組成物に使用される乳化剤は、安全性が高く入手が容易
なものである。そして、本発明の組成物には各種の水溶
性成分や油溶性成分を添加することが出来、本発明の組
成物は、製菓製パン用や調理油などに極めて利用価値が
高い。また、化粧品や医薬では、外用薬として各種の応
用が可能である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 13/00 B01J 13/00 A // B01F 17/34 B01F 17/34 (72)発明者 渡邊 優子 東京都中央区銀座一丁目3番9号 三菱化 学フーズ株式会社内 (72)発明者 鶴田 美貴夫 東京都中央区銀座一丁目3番9号 三菱化 学フーズ株式会社内 Fターム(参考) 4B025 LG11 LG22 LK01 LP10 4B026 DG01 DG11 DK01 DK03 DK04 DX06 4C076 AA18 BB31 DD08 DD09 DD34 DD38 DD39 DD41 DD46 DD68 EE23 EE27 EE53 FF43 GG45 4D077 AB08 AB11 AB12 AC04 BA01 BA04 BA07 BA15 CA19 DC02X DC02Y DC17X DC17Z DC22Z DC23Z DC27Z DC35Y DC36Y DD36Z DE02Y DE07Y DE08Y DE09Y DE13Y 4G065 AB05Y AB06Y AB07Y AB09Y AB12Y AB28Y AB32Y AB33Y BA07 CA05 DA01 DA02 EA01 EA02 EA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外油相中に下記(a)成分を含有し、内
    水相中に下記(b)成分を含有することを特徴とするO
    /W/O型エマルジョン組成物。 (a)成分;不飽和脂肪酸を50重量%以上含む炭素数
    16〜22の脂肪酸または縮合オキシ脂肪酸と炭素数4
    以上の多価アルコールとのエステルから成る親油性乳化
    剤。 (b)成分;脂肪酸と多価アルコールとのエステルから
    成るHLB7以上の親水性乳化剤。
  2. 【請求項2】(a)成分を構成する不飽和脂肪酸が、パ
    ルミトオレイン酸、オレイン酸およびエルカ酸の群から
    選ばれる1種以上である請求項1に記載のエマルジョン
    組成物。
  3. 【請求項3】(a)成分を構成する多価アルコールが、
    ショ糖、ポリグリセリン、ソルビトール及びソルビタン
    の群から選ばれる1種以上である請求項1又は2に記載
    のエマルジョン組成物。
  4. 【請求項4】(b)成分の構成脂肪酸の炭素数が10〜
    24である請求項1〜3の何れかに記載のエマルジョン
    組成物。
  5. 【請求項5】(b)成分を構成する多価アルコールがシ
    ョ糖および/またはポリグリセリンである請求項1〜4
    の何れかに記載のエマルジョン組成物。
  6. 【請求項6】 炭素数3〜6の多価アルコール、単糖類
    および二糖類の群から選ばれるポリオールを水相中に水
    相の2〜60重量%の範囲で含む請求項1〜5の何れか
    に記載のエマルジョン組成物。
  7. 【請求項7】 外油相と内相エマルジョンとの容積比率
    が90:10〜5:95の範囲である請求項1〜6の何
    れかに記載のエマルジョン組成物。
  8. 【請求項8】 内相エマルジョン中の内油相と水相との
    容積比率が0.1:99.9〜90:10の範囲である
    請求項1〜7の何れかに記載のエマルジョン組成物。
  9. 【請求項9】 油性成分と請求項1記載の(b)成分を
    含む水性成分を混和してO/W型エマルジョンを調製
    し、次いで、当該O/W型エマルジョンを請求項1記載
    の(a)成分が含まれた油性成分中に乳化分散すること
    を特徴とするO/W/O型エマルジョンの製造方法。
JP11202058A 1999-07-15 1999-07-15 O/w/o型エマルジョン組成物およびその製造方法 Pending JP2001025359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202058A JP2001025359A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 O/w/o型エマルジョン組成物およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202058A JP2001025359A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 O/w/o型エマルジョン組成物およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001025359A true JP2001025359A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16451253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11202058A Pending JP2001025359A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 O/w/o型エマルジョン組成物およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001025359A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011159398A2 (en) * 2010-06-14 2011-12-22 Baker Hughes Incorporated Method for improving the clean-up of emulsified acid fluid systems
JP2013515017A (ja) * 2009-12-22 2013-05-02 レオ ファーマ アクティーゼルスカブ ビタミンd類似体および共溶媒−界面活性剤混合物から成る医薬品組成物
US9254296B2 (en) 2009-12-22 2016-02-09 Leo Pharma A/S Pharmaceutical composition comprising vitamin D analogue and cosolvent-surfactant mixture

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013515017A (ja) * 2009-12-22 2013-05-02 レオ ファーマ アクティーゼルスカブ ビタミンd類似体および共溶媒−界面活性剤混合物から成る医薬品組成物
US9254296B2 (en) 2009-12-22 2016-02-09 Leo Pharma A/S Pharmaceutical composition comprising vitamin D analogue and cosolvent-surfactant mixture
WO2011159398A2 (en) * 2010-06-14 2011-12-22 Baker Hughes Incorporated Method for improving the clean-up of emulsified acid fluid systems
WO2011159398A3 (en) * 2010-06-14 2012-03-01 Baker Hughes Incorporated Method for improving the clean-up of emulsified acid fluid systems
US8349771B2 (en) 2010-06-14 2013-01-08 Baker Hughes Incorporated Method for improving the clean-up of emulsified acid fluid systems

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4379755A (en) Gelatinizing agent composition, and gel and aqueous emulsion prepared therefrom
RU2459613C2 (ru) Композиция эмульсии "масло в воде" и способ ее получения
US5976604A (en) Oil-in-water emulsion composition having high oil content and method for producing the same
JP4048342B2 (ja) W/o型エマルジョン組成物およびその製造方法
JP3530079B2 (ja) W/o/w型エマルジョン組成物およびその製造方法
JP4329097B2 (ja) O/w型クリーム状毛髪仕上げ剤
KR20140067975A (ko) 유성 겔상 조성물
JP2001025359A (ja) O/w/o型エマルジョン組成物およびその製造方法
JPH09510393A (ja) ポリグリセリンポリリシノレエート
JP2711541B2 (ja) 多価アルコール中油型乳化組成物及び水中油型乳化組成物
JP4349617B2 (ja) スプレー用油中水型乳化物
JP3765119B2 (ja) 高含水油中水型乳化組成物及びその製造方法
JP3779824B2 (ja) 高内水相エマルジョン組成物
JP3551267B2 (ja) 食用乳化組成物の製造方法
JP3752767B2 (ja) 高含油水中油型乳化組成物及びその製造方法
JP2004189693A (ja) 水中油型乳化化粧料
JP4812145B2 (ja) 乳化組成物
JP4582823B2 (ja) 油溶性物質が可溶化ないし分散されてなる水性組成物
JPH11158032A (ja) 高内水相エマルジョン組成物
JP3783347B2 (ja) 透明ゲル状組成物
JPH06271420A (ja) 化粧料または皮膚外用剤の吸水性改善剤
JPH049505B2 (ja)
JP2007070329A (ja) マイクロエマルション組成物およびその製造方法
JP4456778B2 (ja) ゲル状組成物及びそれからなる皮膚外用剤
JPH09308822A (ja) 水中油型乳化物とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040204