JP2001024100A - マイクロ波パッケージ - Google Patents

マイクロ波パッケージ

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JP2001024100A
JP2001024100A JP11197265A JP19726599A JP2001024100A JP 2001024100 A JP2001024100 A JP 2001024100A JP 11197265 A JP11197265 A JP 11197265A JP 19726599 A JP19726599 A JP 19726599A JP 2001024100 A JP2001024100 A JP 2001024100A
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Japan
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dielectric
microstrip line
line
microwave package
triplate
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Hiroshi Ariga
博 有賀
Kenichi Tomiyama
賢一 富山
Hiroaki Nakaaze
弘晶 中畔
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波デバイス相互の干渉を抑えたマイクロ
波パッケージを得る。 【解決手段】 誘電体と一体にキャビティとマイクロス
トリップ線路を設け、キャビティ下層に誘電体と一体で
トリプレート線路を設け、マイクロストリップ線路−ト
リプレート線路間を垂直給電ビアにより接続し、かつ、
キャビティ周囲、トリプレート線路周囲をシールドビア
で外部とシールドしたマイクロ波パッケージとすること
により、配線を立体構造にできるため、高密度実装を図
りつつ、パッケージ内での線路間の干渉と高周波デバイ
スの相互干渉を防いだ複雑な配線を設けたマイクロ波パ
ッケージを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマイクロ波パッケ
ージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のマイクロ波パッケージを
示したもので、1はモノリシックマイクロ波集積回路も
しくはマイクロ波集積回路等により構成された高周波デ
バイス、2はマイクロ波パッケージ、3は接続基板、4
は高周波端子、5は制御端子、6はカバー、7はワイア
であり、高周波端子4および制御端子5はマイクロ波パ
ッケージ2内に設けられた接続基板3と接続されてお
り、更に接続基板3はワイア7を用いて高周波デバイス
1に接続されている。高周波信号と制御信号はそれぞれ
高周波端子4、制御端子5によりマイクロ波パッケージ
2へ入力され、接続基板3、ワイア7を通して高周波デ
バイス1に入力される。制御された高周波デバイス1の
出力信号はワイア7、接続基板3を通して高周波端子4
に出力される。マイクロ波パッケージ2を設ける理由と
しては外部からの干渉信号の混入を防ぎ、また外部から
の水蒸気、侵食性ガス等から高周波デバイス1を保護す
るためである。これらの理由からマイクロ波パッケージ
2の筐体は一般に金属もしくは金属メッキされたセラミ
ック等を用い、高周波デバイス1を取り付けるベース
と、マイクロ波パッケージ2の内部と外部を接続する接
続基板3、高周波デバイス1の周囲に設けた金属もしく
は金属メッキを施したセラミック壁、およびカバーから
構成されている。マイクロ波パッケージ2に設けられた
接続基板3の一部を気密性を持ったトリプレート線路と
することにより、接続基板3はマイクロストリップ線路
−トリプレート線路−マイクロストリップ線路変換の構
造となって気密性を保ちつつ、信号を伝播させることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のマ
イクロ波パッケージは構成されているため、次の課題が
あった。すなわち、外部との接続のため接続基板3を設
ける必要があるため、高周波デバイス1に比べ、マイク
ロ波パッケージ2の実装面積が大きく、特に高周波デバ
イス1が接続基板3に比べて小さい場合、マイクロ波パ
ッケージ2に占める周囲との接続に用いる接続基板3の
実装面積は高周波デバイス1の実装面積に比べて非常に
小さいため、高周波デバイス1を小さくしていってもマ
イクロ波パッケージ2の小型化は困難であった。そのた
め、接続基板3上の配線を立体化するなどして小型化を
図る必要がある。また、接続基板3はマイクロストリッ
プ線路からトリプレート線路へ直接変換する構造となっ
ているために電界分布に不連続が生じ高次モードが発生
するため、高次モードが発生した周波数では接続線路3
間で結合してしまう問題があった。特に複雑な構造では
高次モードの発生を予測することは困難である。そのた
め、マイクロ波パッケージ2の小型化を図るために接続
基板3上の配線を立体化した場合、接続基板3の構造が
複雑になり、高次モードが発生しないように設計するこ
とは困難であった。そのためマイクロ波パッケージ2内
での接続基板3は比較的単純な形状にするしかなく、高
密度実装に対応することは困難であった。
【0004】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたもので、配線層と高周波デバイスとを立体的に
配置することにより、高密度化を図ったマイクロ波パッ
ケージを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるマイク
ロ波パッケージは、誘電体を積層して構成し、高周波デ
バイスを取り付けるマイクロ波パッケージにおいて、こ
の誘電体と一体にて設けられたマイクロストリップ線路
と、上記誘電体と一体にして設けられ、上記マイクロス
トリップ線路とは異なる層に設けられたトリプレート線
路と、このマイクロストリップ線路と上記トリプレート
線路を接続する同軸構造を形成した垂直給電ビアと、上
記マイクロ波パッケージの端面に設けられた上記マイク
ロストリップ線路からなる入出力端子と、上記誘電体層
を一部切り欠くことにより形成し、上記高周波デバイス
と接続するために上記マイクロストリップ線路を設けた
複数のキャビティと、上記マイクロストリップ線路と上
記トリプレート線路を形成し、上記誘電体層に設けられ
た地導体と、上記キャビティと上記トリプレート線路、
上記マイクロストリップ線路の周囲の上記誘電体と一体
にして設けられ、上記地導体を介して互いに接続するシ
ールドビアと、上記キャビティを遮蔽するカバーからな
ることを特徴とする。
【0006】また、第2の発明によるマイクロ波パッケ
ージは、誘電体を積層して構成し、高周波デバイスを取
り付けるマイクロ波パッケージにおいて、この誘電体と
一体にて設けられたマイクロストリップ線路と、上記誘
電体と一体にして設けられ、上記マイクロストリップ線
路とは異なる層に設けられたトリプレート線路と、この
マイクロストリップ線路と上記トリプレート線路を接続
する同軸構造を形成した垂直給電ビアと、上記マイクロ
波パッケージの端面に設けられた上記マイクロストリッ
プ線路からなる入出力端子と、上記誘電体層を一部切り
欠くことにより形成し、上記高周波デバイスと接続する
ために上記マイクロストリップ線路を設け、上記マイク
ロストリップ線路を用いて構成した整合回路を設けた複
数のキャビティと、上記マイクロストリップ線路と上記
トリプレート線路を形成し、上記誘電体層に設けられた
地導体と、上記キャビティと上記トリプレート線路、上
記マイクロストリップ線路の周囲の上記誘電体と一体に
して設けられ、上記地導体を介して互いに接続するシー
ルドビアと、上記キャビティを遮蔽するカバーからなる
ことを特徴とする。
【0007】また、第3の発明によるマイクロ波パッケ
ージは、誘電体を積層して構成し、高周波デバイスを取
り付けるマイクロ波パッケージにおいて、この誘電体と
一体にて設けられたマイクロストリップ線路と、上記誘
電体と一体にして設けられ、上記マイクロストリップ線
路とは異なる層に設けられたトリプレート線路と、この
マイクロストリップ線路と上記トリプレート線路を接続
する同軸構造を形成した垂直給電ビアと、上記マイクロ
波パッケージの端面に設けられた上記マイクロストリッ
プ線路からなる入出力端子と、上記誘電体層を一部切り
欠くことにより形成し、上記高周波デバイスと接続する
ために上記垂直給電ビアを設けた複数のキャビティと、
上記マイクロストリップ線路と上記トリプレート線路を
形成し、上記誘電体層に設けられた地導体と、上記キャ
ビティと上記トリプレート線路、上記マイクロストリッ
プ線路の周囲の上記誘電体と一体にして設けられ、上記
地導体を介して互いに接続するシールドビアと、上記キ
ャビティを遮蔽するカバーからなることを特徴とする。
【0008】また、第4の発明によるマイクロ波パッケ
ージは、誘電体を積層して構成し、高周波デバイスを取
り付けるマイクロ波パッケージにおいて、この誘電体と
一体にて設けられたマイクロストリップ線路と、上記誘
電体と一体にして設けられ、上記マイクロストリップ線
路とは異なる層に設けられたトリプレート線路と、この
マイクロストリップ線路と上記トリプレート線路を接続
する同軸構造を形成した垂直給電ビアと、上記マイクロ
波パッケージの端面に設けられた上記マイクロストリッ
プ線路からなる入出力端子と、上記誘電体層を一部切り
欠くことにより形成し、上記高周波デバイスと接続する
ために上記マイクロストリップ線路を設けた複数のキャ
ビティと、上記トリプレート線路中に設けられたキャパ
シタ、抵抗体などの受動素子と、上記マイクロストリッ
プ線路と上記トリプレート線路を形成し、上記誘電体層
に設けられた地導体と、上記キャビティと上記トリプレ
ート線路、上記マイクロストリップ線路の周囲の上記誘
電体と一体にして設けられ、上記地導体を介して互いに
接続するシールドビアと、上記キャビティを遮蔽するカ
バーからなることを特徴とする。
【0009】また、第5の発明によるマイクロ波パッケ
ージは、誘電体を積層して構成し、高周波デバイスを取
り付けるマイクロ波パッケージにおいて、この誘電体と
一体にて設けられた地導体と、上記誘電体と一体にして
設けられ上記地導体と、上記地導体間を接続するビアを
高周波的な壁面に見立てた誘電体導波路と、上記誘電体
に一体にして設けられ、上記誘電体導波路内に設けられ
たプローブビアと、上記誘電体と一体にて設けられたマ
イクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路
と上記プローブビアを接続する垂直給電ビアと、上記マ
イクロ波パッケージの端面に設けられた上記誘電体導波
路からなる入出力端子と、上記誘電体層を一部切り欠く
ことにより形成し、上記高周波デバイスと接続するため
に上記マイクロストリップ線路を設けた複数のキャビテ
ィと、上記マイクロストリップ線路と上記誘電体導波路
を形成し、上記誘電体層に設けられた地導体と、上記キ
ャビティと上記誘電体導波路、上記マイクロストリップ
線路の周囲の上記誘電体と一体にして設けられ、上記地
導体を介して互いに接続するシールドビアと、上記キャ
ビティを遮蔽するカバーからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1および2は、
この発明の実施の形態1を示す斜視図であり、図3は、
この発明の実施の形態1を示す分解斜視図、図4は、こ
の発明の実施の形態1を示す図1のA−A’の断面図で
あり、図2は図1中、カバー6をはずした斜視図であ
る。図1、図2、図3、図4において8はマイクロスト
リップ線路、9はキャビティ基板、10はマイクロスト
リップ基板、11は地導体基板、12はトリプレート基
板、13は垂直給電ビア、14は制御信号ビア、15は
トリプレート線路、16は制御信号線路、17は地導
体、18はシールドビアであり、図2に示すように高周
波デバイス1をマイクロ波パッケージ2中に実装し、カ
バー6を取り付けることによりマイクロ波モジュールを
構成している。
【0011】次に動作について説明する。高周波端子4
より入力された高周波信号は同軸構造を形成した垂直給
電ビア13によりマイクロ波パッケージ2内へ伝送さ
れ、トリプレート基板12上に形成されたトリプレート
線路15へ給電される。トリプレート線路15を伝送し
た高周波信号は再び垂直給電ビア13へ給電され、マイ
クロストリップ基板10上に設けられたマイクロストリ
ップ線路8へ給電される。マイクロストリップ線路8か
ら高周波デバイス1へワイア7を介して接続されている
ため、高周波信号は高周波デバイス1へ伝送される。一
方、制御端子5より入力された制御信号は、制御信号ビ
ア14を介してトリプレート基板12上に設けられた制
御信号線路16へ伝送される。制御信号は制御信号線路
16によりトリプレート基板12上の各部へ分配された
後、再び制御信号ビア14によりキャビティ基板9に形
成されたキャビティへ伝送され、高周波デバイス1へと
供給できる。マイクロストリップ線路8はキャビティ基
板9によって形成されているキャビティ内にあるため、
キャビティ内の非活性ガスにより高周波デバイス1は外
部の雰囲気に対し保護されている。高周波端子4と垂直
給電ビア13間、および垂直給電ビア13とトリプレー
ト線路15間は同軸構造の垂直給電ビア13の位置を最
適化することによりそれぞれ整合をとることができるた
め、高次モードは発生しない。また、キャビティ基板
9、マイクロストリップ基板10、地導体基板11、ト
リプレート基板12のそれぞれに対し、シールドビア1
8が埋め込まれており、またシールドビア18同士は互
いに接続され、地導体17へ接続されている。シールド
ビア18は使用波長に対し、充分に狭い間隔で並べられ
ているためにシールドビア18は地導体17と高周波的
に同等とみなし、シールド効果を持つ。そのため、高周
波信号はマイクロストリップ線路8、トリプレート線路
15以外を伝播することができないため、高周波端子4
以外の外部からの電磁波の侵入を防ぎ、また高周波デバ
イス1から発する電磁波を高周波端子4以外から外部へ
伝播することを防ぐことができる。また、トリプレート
線路15、制御信号線路16は高周波デバイス1が実装
されている層の下層に配置されているため、マイクロ波
パッケージ2内の配線を立体的な構造とすることができ
る。そのため、トリプレート線路15、制御信号線路1
6はキャビティ基板9、マイクロストリップ基板10上
のマイクロストリップ線路8、高周波デバイス1の位置
を気にすることなく自由に配線が可能となり、複数個の
高周波デバイス1をそれぞれ個別のキャビティに設け、
高周波デバイス1を安定に動作させることが可能となる
と共に、モジュールの小型化を図ることが可能となる。
また、マイクロストリップ線路8と高周波デバイス1間
は従来のワイア接続であるため、モジュールとして高信
頼性を確保することが可能となる。
【0012】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2を示す分解斜視図である。19は整合回路であ
る。マイクロ波パッケージ2外部より入力された高周波
信号は高周波端子4、垂直給電ビア13、トリプレート
線路15を介して整合回路19へ入力される。整合回路
19では高周波デバイス1が最も最適に動作するインピ
ーダンスへ整合するため、マイクロ波モジュールとし
て、最も最適な動作をすることが期待できる。また、整
合回路19をマイクロストリップ基板10上に設けるこ
とにより、高周波デバイス1上での整合回路19を不要
とすることができるため、高周波デバイス1のチップ面
積を小さくし、低コスト化を図ることができる。
【0013】実施の形態3.図1は、この発明の実施の
形態3を示す斜視図、図6は、この発明の実施の形態3
を示す分解斜視図、図7は、この発明の実施の形態3を
示す図1のA−A’断面図であり、20はバンプであ
る。マイクロ波パッケージ2外部より入力された高周波
信号は高周波端子4、トリプレート線路15、垂直給電
ビア13により、マイクロ波パッケージ2内部に設けら
れた高周波デバイス1へ給電される。この時、高周波デ
バイス1上に金、半田等により形成したバンプ20を設
けることにより、バンプ20を介して直接垂直給電ビア
13へ接続することができる。このため、マイクロスト
リップ線路8が不要となり、マイクロ波パッケージ2を
小型にすることができる。
【0014】実施の形態4.図1は、この発明の実施の
形態4を示す斜視図、図8は、この発明の実施の形態4
を示す図1のA−A’断面図であり、21は受動素子で
ある。マイクロ波パッケージ2外部より入力された高周
波信号は高周波端子4、トリプレート線路15、垂直給
電ビア13により、マイクロ波パッケージ2内部に設け
られた高周波デバイス1へ給電される。この時、トリプ
レート線路15上にキャパシタ、抵抗等の受動素子21
を設けることにより、減衰器、フィルタ等を構成するこ
とができ、入力された高周波信号の大きさが高周波デバ
イス1に対して大きすぎたり、また不要周波数成分が含
まれている場合等に、これらの高周波信号を高周波デバ
イス1に対して最適な信号に調整することが可能とな
る。
【0015】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5を示す分解斜視図、図10は、この発明の実施の
形態5を示す斜視図、図11は、この発明の実施の形態
5を示す図10のB−B’断面図であり、22は誘電体
導波路、23は導波路基板、24は制御信号基板、25
はプローブビアである。マイクロ波パッケージ2の外部
からの高周波信号が導波管により供給されている場合、
誘電体導波路22へ接続される。誘電体導波路22の壁
面はシールドビア18を使用波長に対して充分狭く配列
されているため、高周波的に地導体とみなすことがで
き、一般の導波管と同様に高周波信号が伝播する。誘電
体導波路22を伝播した高周波信号はプローブビア25
へ給電され、マイクロストリップ線路8を介して高周波
デバイス1へ給電される。
【0016】
【発明の効果】第1の発明によれば、誘電体中にキャビ
ティを設け、その下層に一体化して実装されたトリプレ
ート線路によって配線し、またキャビティ周囲をシール
ドビアにてシールドすることにより、高周波デバイス相
互の干渉を抑え、且つ高密度化、高信頼性を図ったマイ
クロ波パッケージを得ることができる。
【0017】また、第2の発明によれば、整合回路を形
成することにより、高周波デバイスの適切な点での動作
が可能となり、また高周波デバイス1の低価格化を図る
ことができる。
【0018】また、第3の発明によれば、フェイスダウ
ンに対応した高周波デバイスを用いることによりマイク
ロ波パッケージの小型化を図ることができる。
【0019】また、第4の発明によれば、受動素子をマ
イクロ波パッケージ内に設けることにより、高周波信号
に対して様々な信号処理が可能となり、多機能化が図れ
る。
【0020】また、第5の発明によれば、パッケージ内
に導波路を設けることにより、高周波信号を導波管によ
り直接パッケージに接続することが可能となり、導波管
/マイクロストリップ変換器が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態1,3,4を示す斜視図である。
【図2】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態1を示す斜視図である。
【図3】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態1を示す分解斜視図である。
【図4】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態1を示す図1のA−A’の断面図である。
【図5】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態2を示す分解斜視図である。
【図6】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態3を示す分解斜視図である。
【図7】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態3を示す図1のA−A’の断面図である。
【図8】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態4を示す図1のA−A’の断面図である。
【図9】 この発明によるマイクロ波パッケージの実施
の形態5を示す分解斜視図である。
【図10】 この発明によるマイクロ波パッケージの実
施の形態5を示す斜視図である。
【図11】 この発明によるマイクロ波パッケージの実
施の形態5を示す図10のB−B’断面図である。
【図12】 従来のマイクロ波パッケージを示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 高周波デバイス、2 マイクロ波パッケージ、3
接続基板、4 高周波端子、5 制御端子、6 カバ
ー、7 ワイア、8 マイクロストリップ線路、9 キ
ャビティ基板、10 マイクロストリップ基板、11
地導体基板、12トリプレート基板、13 垂直給電ビ
ア、14 制御信号ビア、15 トリプレート線路、1
6 制御信号線路、17 地導体、18 シールドビ
ア、19整合回路、20 バンプ、21 受動素子、2
2 誘電体導波路、23 導波路基板、24 制御信号
基板、25 プローブビア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H05K 3/46 Q Z (72)発明者 中畔 弘晶 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5E317 AA24 BB11 GG11 GG14 5E338 AA00 BB02 BB12 CC02 CC04 CC05 CC06 CD01 EE13 5E346 AA12 AA13 AA15 AA33 AA43 AA45 BB02 BB03 BB04 BB16 FF45 5J014 CA32 CA42 CA43 CA56 CA57

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体を積層して構成し、高周波デバイ
    スを取り付けるマイクロ波パッケージにおいて、この誘
    電体と一体にて設けられたマイクロストリップ線路と、
    上記誘電体と一体にして設けられ、上記マイクロストリ
    ップ線路とは異なる層に設けられたトリプレート線路
    と、このマイクロストリップ線路と上記トリプレート線
    路を接続する同軸構造を形成した垂直給電ビアと、上記
    マイクロ波パッケージの端面に設けられた上記マイクロ
    ストリップ線路からなる入出力端子と、上記誘電体層を
    一部切り欠くことにより形成し、上記高周波デバイスと
    接続するために上記マイクロストリップ線路を設けた複
    数のキャビティと、上記マイクロストリップ線路と上記
    トリプレート線路を形成し、上記誘電体層に設けられた
    地導体と、上記キャビティと上記トリプレート線路、上
    記マイクロストリップ線路の周囲の上記誘電体と一体に
    して設けられ、上記地導体を介して互いに接続するシー
    ルドビアとを具備したことを特徴とするマイクロ波パッ
    ケージ。
  2. 【請求項2】 複数のキャビティは上記マイクロストリ
    ップ線路を用いて構成した整合回路を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のマイクロ波パッケージ。
  3. 【請求項3】 誘電体を積層して構成し、高周波デバイ
    スを取り付けるマイクロ波パッケージにおいて、この誘
    電体と一体にて設けられたマイクロストリップ線路と、
    上記誘電体と一体にして設けられ、上記マイクロストリ
    ップ線路とは異なる層に設けられたトリプレート線路
    と、このマイクロストリップ線路と上記トリプレート線
    路を接続する同軸構造を形成した垂直給電ビアと、上記
    マイクロ波パッケージの端面に設けられた上記マイクロ
    ストリップ線路からなる入出力端子と、上記誘電体層を
    一部切り欠くことにより形成し、上記高周波デバイスと
    接続するために上記垂直給電ビアを設けた複数のキャビ
    ティと、上記マイクロストリップ線路と上記トリプレー
    ト線路を形成し、上記誘電体層に設けられた地導体と、
    上記キャビティと上記トリプレート線路、上記マイクロ
    ストリップ線路の周囲の上記誘電体と一体にして設けら
    れ、上記地導体を介して互いに接続するシールドビアと
    を具備したことを特徴とするマイクロ波パッケージ。
  4. 【請求項4】 上記トリプレート線路中にキャパシタ、
    抵抗体などの受動素子を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のマイクロ波パッケージ。
  5. 【請求項5】 誘電体を積層して構成し、高周波デバイ
    スを取り付けるマイクロ波パッケージにおいて、この誘
    電体と一体にして設けられた地導体と、上記誘電体と一
    体にして設けられ上記地導体と、上記地導体間を接続す
    るビアを高周波的な壁面に見立てた誘電体導波路と、上
    記誘電体に一体にして設けられ、上記誘電体導波路内に
    設けられたプローブビアと、上記誘電体と一体にて設け
    られたマイクロストリップ線路と、このマイクロストリ
    ップ線路と上記プローブビアを接続する垂直給電ビア
    と、上記マイクロ波パッケージの端面に設けられた上記
    誘電体導波路からなる入出力端子と、上記誘電体層を一
    部切り欠くことにより形成し、上記高周波デバイスと接
    続するために上記マイクロストリップ線路を設けた複数
    のキャビティと、上記マイクロストリップ線路と上記誘
    電体導波路を形成し、上記誘電体層に設けられた地導体
    と、上記キャビティと上記誘電体導波路、上記マイクロ
    ストリップ線路の周囲の上記誘電体と一体にして設けら
    れ、上記地導体を介して互いに接続するシールドビアと
    を具備したことを特徴とするマイクロ波パッケージ。
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