JP2001230585A - 高周波回路装置 - Google Patents

高周波回路装置

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JP2001230585A
JP2001230585A JP2000040531A JP2000040531A JP2001230585A JP 2001230585 A JP2001230585 A JP 2001230585A JP 2000040531 A JP2000040531 A JP 2000040531A JP 2000040531 A JP2000040531 A JP 2000040531A JP 2001230585 A JP2001230585 A JP 2001230585A
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JP
Japan
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frequency circuit
shield case
circuit device
substrate
blocks
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Application number
JP2000040531A
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English (en)
Inventor
Akira Koizumi
暁 小泉
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LNB等の高周波回路のシールドケースを共
通化・簡素化し、コストダウンを可能にする。 【解決手段】 高周波回路を複数のブロックに分割し、
同じ大きさの基板1上に形成し、同じ大きさのシールド
ケース2に取付け、半田付け(5) し、電磁シールドす
る。このようにして形成した高周波回路ブロックをシー
ルドケースの半田付けで接合し、高周波回路装置を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波回路装置に係
り、回路を電磁シールドするシールドケースを簡素化
し、コストを低減するものに関する。
【0002】
【従来の技術】LNB(低雑音周波数変換器)等の高周
波回路装置では、例えば、図6(イ)に示すように、フ
ィードホン部41と連接または一体に形成した筐体51に回
路基板52を取付け、これに板金またはアルミダイキャス
ト等で形成したシールドケース53を取付けて電磁シール
ドし、回路自身から外部への電波の放射や他からの電波
の干渉等による特性の劣化を防いでいる。(ロ)の斜視
図に示すように、シールドケース53は装置の複数の回路
をまとめてシールドするための囲みa〜dを形成した装
置独自のもので、装置の種類だけ金型が必要となり、ま
た、仕様変更等で回路が変わった場合、変更が部分的で
あってもシールドケース全体の金型を更新しなければな
らなかった。このように、シールドケース53をアルミダ
イキャストで形成する場合、回路基板52とシールドケー
ス53とを取付けるため筐体51が必要で、装置全体の構造
の簡素化が難しく、コストの低減が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、高周波回路装置を構成する各高周波回路ブロッ
クを共通のシールドケースを用いてシールドするように
してシールドケースを簡素化し、コストの低減を可能に
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の高周波回路装置では、複数の高周波回路ブ
ロックをそれぞれ同じ大きさの基板上に形成し、各高周
波回路ブロックを同一形状に形成したシールドケースで
電磁シールドし、各シールドケースを導電性を持たせて
接合して形成する。
【0005】そして、基板上に形成された各高周波回路
ブロックの相互間を所定の特性インピーダンスを有する
セミリジットケーブルで接続する。この場合、スルーホ
ールにより基板のグランドパターン側に導出された電極
を介しセミリジットケーブルで接続するようにする。
【0006】または、複数の高周波回路ブロックを、所
定幅の連結部で連結した基板上にそれぞれ形成すると共
に、各高周波回路ブロックの相互間を連結部に形成した
導体パターンで接続し、各高周波回路ブロックを同一形
状に形成したシールドケースで電磁シールドし、各シー
ルドケースを導電性を持たせて接合して形成してもよ
い。
【0007】あるいは、複数の高周波回路ブロックを一
枚の基板上に同じ大きさに形成し、各高周波回路ブロッ
クを同一形状に形成したシールドケースで電磁シールド
し、各シールドケースを導電性を持たせて接合して形成
してもよい。
【0008】シールドケースは金属板のプレス絞り加工
により形成してもよく、シールドケースはネジ止めまた
はリベット止めで連結するか、または半田付けで接合す
るようにする。
【0009】なお、複数の高周波回路ブロックを、例え
ば、LNBのフィードホン部に導電性を持たせて取付
け、フィードホン一体型LNBを形成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本発明による高周波
回路装置の一実施例を示す図で、(イ)は要部斜視図、
(ロ)は要部側断面図である。図の1は基板、2はシー
ルドケース、3は基板1のグランド面、4は基板1のパ
ターン面、5は半田付け部である。シールドケース2は
金属板のプレス絞り加工で形成する。高周波回路を同じ
大きさの基板1に搭載可能な複数のブロックに分割し、
基板1上に搭載し、シールドケース2に取付け、半田付
け部5で半田付けし、電磁シールドする。そして、例え
ば、図2に示す如く、各高周波回路ブロックを納めたシ
ールドケース2a〜2d(基板1a〜1dに取付け)を半田付け
部11の半田付けで接合する。あるいは、シールドケース
に突出部を設け、ネジ止めまたはリベット止めで接合す
る。このように、複数の高周波回路ブロックを同じ大き
さの基板1(1a、1b、・・)上に形成し、同一形状に形
成した共通のシールドケース2(2a、2b、・・)で電磁
シールドし、これらを半田付け等で導電性を持たせて接
合し、装置を形成するものであるから、シールドケース
の構造が簡素化され、同じシールドケースを他の装置に
も共通に使用できるので、金型の共通化が可能でコスト
ダウンが可能となり、さらに、仕様変更等による回路の
変更にも対応することが可能となる。
【0011】基板間の高周波回路の接続は、例えば、図
3に示す如く、基板1aと1bの間を所定幅の連結部21で連
結し、双方の基板の高周波回路ブロックの相互間を連結
部21に形成した導体パターンで接続する。あるいは、図
4に示すように、基板1a、1bに形成された各高周波回路
ブロックの相互間を所定の特性インピーダンス、例え
ば、50Ωまたは75Ω等のセミリジットケーブル32(シー
ルド用の外皮が剥き出し状)で接続してもよい。この場
合、スルーホール31a 、31b で基板1a、1bのグランドパ
ターン側に導出された電極にセミリジットケーブル32の
芯線を半田付けし(33)、外皮を基板1a、1bのグランドパ
ターンに半田付け(34)する。あるいは、一枚の基板上に
複数の高周波回路ブロックを同じ大きさに形成し、各高
周波回路ブロックごとに上述のシールドケースで電磁シ
ールドし、シールドケース間を半田付けで接合するよう
にしてもよい。なお、シールドケースは図3の場合は基
板の連結部21の部分を欠切し(22)、図4の場合はセミリ
ジットケーブル32を通す部分を欠切する。
【0012】図5は、アルミダイキャスト等で形成した
LNBのフィードホン部41に、シールドケース2aおよび
2bに納めた高周波回路ブロックをネジ止めまたはリベッ
ト止め(42)で取付け、フィードホン一体型LNBを形成
した例で、従来必要とした筐体を省き、構造を簡素化す
ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による高
周波回路装置によれば、複数の高周波回路ブロックを同
じ大きさの基板上に形成し、各高周波回路ブロックを同
一形状に形成した共通のシールドケースで電磁シールド
し、各シールドケースを導電性を持たせて接合し、装置
を形成するもので、シールドケースの構造が簡素化さ
れ、同じシールドケースを他の装置にも共通に使用でき
るので金型の共通化が可能で、コストダウンが可能とな
り、さらに、仕様変更等による回路の変更にも対応でき
る利点の多いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高周波回路装置の一実施例を示す
図である。
【図2】シールドケースの連接の一例を示す図である。
【図3】基板間の回路接続の一例を示す図である。
【図4】基板間の回路接続の他の例を示す図である。
【図5】本発明による高周波回路装置を用いたLNBの
一例を示す図である。
【図6】従来のLNBの一例を示す図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、52 基板 2、2a、2b、2c、2d、53 シールドケース 3 基板1のグランド面 4 基板1のパターン面 11、33、34 半田付け部 21 回路基板間の接続部 22 シールドケースの切欠部 31a 、31b スルーホール 32 セミリジットケーブル 41 フィードホン部 42 ネジ止めまたはリベット止め 51 筐体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の高周波回路ブロックをそれぞれ同
    じ大きさの基板上に形成し、各高周波回路ブロックを同
    一形状に形成したシールドケースで電磁シールドし、各
    シールドケースを導電性を持たせて接合して形成してな
    る高周波回路装置。
  2. 【請求項2】 前記基板上に形成された各高周波回路ブ
    ロックの相互間を所定のインピーダンスを有するセミリ
    ジットケーブルで接続するようにした請求項1記載の高
    周波回路装置。
  3. 【請求項3】 前記基板上に形成された各高周波回路ブ
    ロックの相互間を、スルーホールにより基板のグランド
    パターン側に導出された電極を介しセミリジットケーブ
    ルで接続するようにした請求項1記載の高周波回路装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の高周波回路ブロックを、所定幅の
    連結部で連結した同じ大きさの基板上にそれぞれ形成す
    ると共に、各高周波回路ブロックの相互間を前記連結部
    に形成した導体パターンで接続し、各高周波回路ブロッ
    クを同一形状に形成したシールドケースで電磁シールド
    し、各シールドケースを導電性を持たせて接合して形成
    してなる高周波回路装置。
  5. 【請求項5】 複数の高周波回路ブロックを一枚の基板
    上に同じ大きさに形成し、各高周波回路ブロックを同一
    形状に形成したシールドケースで電磁シールドし、各シ
    ールドケースを導電性を持たせて接合して形成してなる
    高周波回路装置。
  6. 【請求項6】 前記シールドケースは金属板のプレス絞
    り加工により形成するようにした請求項1、2、3、4
    または5記載の高周波回路装置。
  7. 【請求項7】 前記シールドケースはネジ止めまたはリ
    ベット止めで連結するようにした請求項1、2、3、
    4、5または6記載の高周波回路装置。
  8. 【請求項8】 前記シールドケースは半田付けで接合す
    るようにした請求項6記載の高周波回路装置。
  9. 【請求項9】 複数の前記高周波回路ブロックをLNB
    のフィードホン部に導電性を持たせて取付け、フィード
    ホン一体型LNBを形成するようにした請求項1〜8の
    いずれかに記載の高周波回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020191415A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 日本電波工業株式会社 受信回路用基板および受信回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020191415A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 日本電波工業株式会社 受信回路用基板および受信回路
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