JP2001024097A - チップパッケージ基板構造とその製造方法 - Google Patents

チップパッケージ基板構造とその製造方法

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JP2001024097A JP22197999A JP22197999A JP2001024097A JP 2001024097 A JP2001024097 A JP 2001024097A JP 22197999 A JP22197999 A JP 22197999A JP 22197999 A JP22197999 A JP 22197999A JP 2001024097 A JP2001024097 A JP 2001024097A
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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 けばの形成を防止して製品歩留りを向上さ
せ、電気メッキ用導線をスリット中に配置してスリット
の完成と同時に配線膜を分離できるチップパッケージ基
板構造とその製造方法を提供する。 【解決手段】基板構造が多層配線膜32および絶縁膜3
4を圧着することで形成され、各配線膜32が複数本の
配線44を有し、絶縁膜34が各配線膜44間に配置さ
れて絶縁を行い、基板構造が複数個のバイアホール36
を備えて電気メッキ用導線膜48に接続され、各バイア
ホール36の周縁に金属メッキ膜40を有して、金属メ
ッキ膜40の内側が孔埋め材料42で充填されるととも
に、スロット54を設けて基板構造表面の配線膜中に配
置され、複数個の配線膜が、さらに複数個の第1接点4
4aならびに第2接点44bを有し、複数個の第1接点
44aがスロット54に隣接し、かつ複数個の第1接点
44aに電気接続される複数個の配線膜が複数個のバイ
アホール36の一部分にまで延長され、複数個のバイア
ホール36がスロット54の周縁に配置されて、金属メ
ッキ膜40の一部分がスロット54内部に露出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップパッケージ
基板構造とその製造プロセス(方法)に係り、特に、リ
ードオンチップ(Lead On Chip = LOC)のチップパッケ
ージ基板構造とその製造プロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体製造プロセスは、電子機器
の動作速度に対応するために、ディープサブミクロンの
段階に突入すると同時に、これによりチップの集積密度
がますます大きなものとなってきている。それととも
に、チップのパッケージ技術もチップの集積密度の増大
にともなって進歩を遂げ、新たな展開を見せている。チ
ップパッケージ構造の体積をできるだけ縮小するため
に、半導体メーカーは各種各様の構造によってチップパ
ッケージ構造の体積を削減しようとしている。例えば、
LOC構造またはチップオンリード(Chip On Lead = C
OL)構造を採用して、チップをリードフレームまたは基
板上のリードに直接重ね合せることで、チップを搭載す
る領域を別途設計する必要をなくし、チップパッケージ
構造の体積を減少させている。また、積層基板をチップ
に対するキャリアとして、ランドグリッドアレイ配列の
はんだボールを採用することも、チップパッケージ構造
の体積を削減し、パッケージ集積度を向上させるために
多用される手段となっている。
【0003】図1において、基板10は、絶縁膜12お
よび銅箔(図示せず)を重ね合せることにより形成さ
れ、スロット11を有しており、公知技術のエッチング
ならびに電気メッキ工程により配線14を形成して、チ
ップ(図示せず)を電気接続することができる。配線1
4は、ボンディングパッド16および、はんだボールパ
ッド18を備えており、ボンディングパッド16は、後
工程のワイヤーボンディングにおいて導線と接続され、
はんだボールパッド18は、後工程のはんだボールの植
え付けに用いられる。ソルダーマスク膜20は、スリッ
ト11ならびにボンディングパッド16の外側を被覆す
るとともにボンディングパッド16および、はんだボー
ルパッド18を露出させるためのものである。配線14
は、通常、銅により作製されるから、酸化の発生を防止
し、かつワイヤーボンディングにおける導線との接合能
力を強化するために、ボンディングパッド16およびは
んだボールパッド18の表面に金を電気メッキしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】なお、この金を電気メ
ッキする工程を行うため、一般に電気メッキ用導線22
を別途形成して、全ての配線14を導通させ、電気メッ
キ用導線22を電極(図示せず)に接続して電気メッキ
を行っていた。しかしながら、後工程の断線/短絡テス
ト(Open/Short test = O/S test)を行う時には、配線
14を分離する必要があり、また、基板10の完全性を
保持して、後工程のテストならびにパッケージ工程を行
う必要から、配線14を分離するために、ハーフドリル
により配線14および電気メッキ用導線22の接続部分
を切断しなければならなかった。このような工程は、か
なり手間ひまがかかるとともに、電気メッキ用導線22
の配置に余分な面積を占有され、かつコストのかかるも
のとなっていた。
【0005】図2(a)において、別な電気メッキ用導
線22の設計を示すと、電気メッキ用導線22をスリッ
ト11部分に配置してから電気メッキを行った後、スリ
ット11を形成すると同時に配線14および電気メッキ
用導線22の接合を切断するものであった。しかしなが
ら、このような電気メッキ用導線22をスリット11中
に配置する構成においては、図2(b)に示すように、
スリット11を形成する時に、配線14のけば(burr)
24を発生させるので、配線14が短絡してしまうもの
となっていた。
【0006】そこで、本発明の主要な目的は、けばの形
成を防止して、製品の歩留りを向上させるチップパッケ
ージ基板構造とその製造プロセスを提供することにあ
る。また、本発明の別な目的は、電気メッキ用導線をス
リット中に配置して、後工程でスリットを完成すると同
時に配線を分離できるチップパッケージ基板構造とその
製造プロセスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、所望
の目的を達成するために、本発明にかかるチップパッケ
ージ基板構造は、チップパッケージに用いられ、チップ
が少なくとも複数個のはんだパッドを有するものであっ
て、それぞれ複数本の配線を備えた複数個の配線膜と、
絶縁のために各2つの配線膜間に配置され、さらに複数
個のバイアホールを設け、かつバイアホールの周縁に金
属メッキ膜を備えて、複数個の配線膜を電気接続し、そ
して金属メッキ膜の内側に孔埋め材料を充填した少なく
とも1層の絶縁膜とを備える基板構造において、基板構
造が、複数個の配線膜および絶縁膜を圧着して形成され
るとともに、基板構造が、さらに、スロットを備えて、
基板構造表面の配線膜中に配置され、複数個の配線膜
が、さらに複数個の第1接点ならびに第2接点を有し、
複数個の第1接点がスロットに隣接し、かつ複数個の第
1接点に電気接続される複数個の配線膜が複数個のバイ
アホールの一部分にまで延長され、複数個のバイアホー
ルがスロットの周縁に配置されて、金属メッキ膜の一部
分がスロット内部に露出されることを特徴とする。
【0008】本発明にかかるチップパッケージ基板構造
の製造プロセスが、複数個の配線膜および少なくとも1
つの絶縁膜を重ね合せて形成されるとともに、絶縁膜が
複数個の配線膜間に配置されて絶縁を行い、かつ開口領
域を有する基板を提供するステップと、孔開けを行っ
て、少なくともその一部分が開口領域の周縁に位置する
ように基板上に複数個のバイアホールを形成するステッ
プと、複数個のバイアホールの内壁に金属メッキ膜を形
成するステップと、孔埋めを行って、金属メッキ膜の内
側に孔埋め材料を充填するとともに、バイアホールに充
填するステップと、基板表面の複数個の配線膜をパター
ニングして、複数本の配線を形成するとともに、複数個
の配線膜が複数個の第1接点および第2接点ならびに電
気メッキ用導線を有し、かつ複数個の第1接点が開口領
域に隣接し、電気メッキ用導線が開口領域に位置して、
複数個の第1接点に電気接続する複数個の配線膜を開口
領域の周縁の複数個のバイアホールにまで延長するとと
もに、電気メッキ用導線にまで延長するステップと、電
気メッキ用導線を電極に接続して、電気メッキを行い、
複数個の第1接点および複数個の第2接点の表面にメッ
キ膜を形成するステップと、ダイシングを行って、開口
領域部分の基板を除去し、スロットを形成して、開口領
域の周縁にあるバイアホールの金属メッキ膜の一部分を
スロット中に露出させるステップとを具備する。
【0009】上記手段により、孔埋め材料および絶縁膜
がそれぞれバイアホールの半径方向に沿って形成され
て、バイアホールに対して内外からの圧力により金属メ
ッキ膜を固定するので、スロットをダイシング形成する
時に、金属メッキ膜がけばを発生することがない。従っ
て、LOCチップパッケージ構造に必要なスロットを形
成できるとともに、配線を分離する工程も同時に実施で
き、かつ、けばも発生させないので、製品の品質に影響
を与えることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
の形態を図面に基づいて説明する。図3と図4とにおい
て、本発明のチップパッケージ基板構造とその製造プロ
セスにかかる実施の形態は、2層構造で、かつLOCパ
ッケージ構造を有する基板を一実施形態としている。基
板30は、図4(a)を見ると分かり易いように、配線
膜32aおよび配線膜32bならびに絶縁膜34を重ね
合せて形成されており、配線膜32aおよび配線膜32
bを例えば銅箔とし、絶縁膜34を例えばガラスエポキ
シ樹脂(FR-4, FR-5)あるいはビスマルイミド−トリア
ジン(Bismaleimide - Triazine = BT)とすることがで
きる。そして、先ず孔開けを行って、複数個のバイア
(via)ホール36を形成するが、これらのバイアホール
36を後にスリットを形成したい開口領域38の周縁に
配置させる(図3参照)。次に、図4(b)で、電気メ
ッキを行って、配線膜32aおよび配線膜32bならび
にバイアホール36の表面に金属メッキ膜40を形成す
るが、その材質を例えば銅とする。次に、孔埋めを行っ
て、孔埋め材料42をバイアホール36中、すなわち金
属メッキ膜40の内側に充填するが、孔埋め材料42
は、通常、絶縁材料が採用され、例えば、孔埋め用イン
クとすることができる。
【0011】図4(c)において、配線パターンの形成
を行うが、例えばフォトリソグラフィ技術を利用し、配
線膜32aおよび配線膜32bならびに金属メッキ膜4
0をパターニングして、配線膜44を形成する。そのう
ち、基板30の一表面46aの配線膜44として、少な
くともボンディングパッド(第1接点)44aおよび、
はんだボールパッド(第2接点)44b(図3を参照)
を備え、他表面46bには配線膜44のみを備えるもの
とする。そして、図3を見ると分かり易いように、ボン
ディングパッド44aに接続される配線膜44が開口領
域38周縁のバイアホール36にまで延長されるととも
に、開口領域38中の電気メッキ用導線にまで延長され
ている。
【0012】図4(d)において、ソルダーマスク膜5
0の塗布ならびにパターニングを行って、一表面46a
のソルダーマスク膜50がボンディングパッド44a以
外の部分を被覆するだけのものとし、ボンディングパッ
ド44aならびに、はんだボールパッド44b(図3を
参照)を露出させる。そして、他表面46bのソルダー
マスク膜50は全体を被覆するものとする。一般に、ソ
ルダーマスク膜50の材質としては、以下の2種類があ
る。 (1)紫外線(UV)型:塗布、一次ベーク、感光、現
像、除去、二次ベークにより基板表面を部分的にソルダ
ーマスク膜で被覆する。 (2)熱硬化型:スクリーン印刷法を利用して、ソルダ
ーマスク膜を基板表面に部分的に塗布してから、ベーク
して硬化させる。
【0013】そして、電気メッキ用導線48を電極(図
示せず)に接続して、電気メッキを行い、露出された金
属メッキ膜40の表面にメッキ膜52を形成するが、当
然、ボンディングパッド44aならびに、はんだボール
パッド44b(図3を参照)の表面も含まれる。メッキ
膜52の材質は、例えば、金とすることができ、主要に
は露出された銅膜が酸化されることを防止し、かつボン
ディングパッド44aとボンディングワイヤとの接合性
ならびに、はんだボールパッド44bとはんだボール
(図6の符号62,66参照)との接合性を向上させる
ことにある。
【0014】図4(e)と図5とにおいて、ダイシング
を行って、開口領域38部分の基板30を除去し、スロ
ット54を形成する。同時に、電気メッキ用導線48
(図3を参照)を除去するとともに、配線膜44と電気
メッキ用導線48との電気接続を切断することで、配線
膜44をそれぞれ分離する。図5を見ると分かり易いよ
うに、配線膜44は、スロット54周縁のバイアホール
36にまで延長されているので、バイアホール36の一
部が除去されると、金属メッキ膜40が部分的にスロッ
ト54中で露出されるが、絶縁膜34と孔埋め材料42
とがそれぞれバイアホール36の半径方向において金属
メッキ膜40を両方向から加圧固定しているので、スロ
ット54をダイシングする時に金属メッキ膜40から、
けば24(図2bを参照)が発生することがない。
【0015】図6において、図4(e)の基板30をテ
ストした後、上下をひっくり返して、LOCチップパッ
ケージを行う。先ず、基板30の他表面46b上にチッ
プ56を例えば絶縁接着剤58で貼り付ける。その際、
チップ56の複数個のはんだパッド60を有する表面6
4を下にし、かつスロット54中に位置するように貼り
付ける。次に、ワイヤーボンディングを行って、ボンデ
ィングワイヤー(導線)62でボンディングパッド44
aとはんだパッド60とを接続するが、ボンディングワ
イヤー62の材質を金、アルミニウム、銅などとするこ
とができる。そして、パッケージ材料68でチップ56
およびボンディングワイヤー62と、はんだパッド60
およびボンディングワイヤー62ならびにボンディング
パッド44aの接続部分とを被覆するが、このパッケー
ジ材料68を樹脂または液体化合物(liquid compound)
パッケージ材料などとすることができる。次に、はんだ
ボール66をはんだボールパッド44bに植え付ける
が、このはんだボール66の材質をスズ鉛合金とするこ
とができ、このようにしてLOC方式のチップパッケー
ジを完成する。
【0016】本実施の形態は、2層基板を例に挙げてい
るが、本発明は、4層または6層の多層基板にも応用で
きるものである。また、本発明にかかるチップパッケー
ジ基板構造は、LOCチップパッケージ構造以外にも、
その他の基板構造に適用することができる。なお、けば
24(図2bを参照)の発生原因が、ソルダーマスク膜
50(図4eと図6とを参照)で被覆されていない配線
膜44をダイシングする時、容易にけばを発生させて製
品の歩留りに影響を及ぼすことにあるので、本発明をダ
イシングが必要で、かつソルダーマスク膜に覆われてい
ない基板に利用すれば、スロットの周縁に、けばが発生
することを防止することができる。例えば、発光ダイオ
ード(LED)基板などがソルダーマスク膜に覆われて
おらず、かつダイシングが必要な基板の一例である。
【0017】以上のごとく、本発明を好適な実施の形態
により開示したが、当業者であれば容易に理解できるよ
うに、本発明の技術思想の範囲内において、適当な変更
ならびに修正が当然なされうるものであるから、その保
護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域
を基準として定めなければならない。
【0018】
【発明の効果】上述した構成により、本発明に係るチッ
プパッケージ基板構造とその製造プロセスは、けばの発
生を防止して、製品の歩留りを向上させることができ
る。また、スロット周縁のバイアホールは、基板上の他
のバイアホールと同時に形成することができるので、余
分な機械またはステップを設ける必要がなく、現行の生
産ラインに直接応用できるから、余分なコストを発生さ
せることがない。そして、電気メッキ用導線をスロット
位置に配置することで基板面積を有効利用できるととも
に、スロットの形成と同時に配線膜の分離が実現できる
ので、工程を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係るLOCチップパッケージ基板構
造を示す平面図である。
【図2】(a)は、従来技術に係る別のLOCチップパ
ッケージ基板構造を示す平面図であり、(b)は、スロ
ット部分を拡大した要部拡大平面図である。
【図3】本発明に係るLOCチップパッケージ基板構造
を示す平面図である。
【図4】本発明に係るLOCチップパッケージ基板構造
の製造プロセスを示す要部断面図である。
【図5】本発明に係るLOCチップパッケージ基板構造
のスロット部分を拡大した要部拡大平面図である。
【図6】本発明に係るLOCチップパッケージ基板構造
を示す側面図である。
【符号の説明】
24 けば 30 基板 32a 配線膜 32b 配線膜 34 絶縁膜 36 バイアホール 38 開口領域 40 金属メッキ膜 42 孔埋め材料 44 配線 44a ボンディングパッド(第1接点) 44b はんだボールパッド(第2接点) 48 電気メッキ用導線 52 メッキ膜 50 ソルダーマスク膜 54 スロット 56 チップ 60 はんだパッド 62 ボンディングワイヤ 66 はんだボール 68 パッケージ材料

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップパッケージに用いられ、前記チッ
    プが少なくとも複数個のはんだパッドを有するものであ
    って、 それぞれ複数本の配線を備えた複数個の配線膜と、 絶縁のために各2つの前記配線膜間に配置され、さらに
    複数個のバイアホールを設け、かつ前記バイアホールの
    周縁に金属メッキ膜を備えて、前記複数個の配線膜を電
    気接続し、そして前記金属メッキ膜の内側に孔埋め材料
    を充填した少なくとも1層の絶縁膜とを備える基板構造
    において、 前記基板構造が、前記複数個の配線膜および前記絶縁膜
    を圧着して形成されるとともに、前記基板構造が、さら
    に、スロットを備えて、前記基板構造表面の前記配線膜
    中に配置され、前記複数個の配線膜が、さらに複数個の
    第1接点ならびに第2接点を有し、前記複数個の第1接
    点が、前記スロットに隣接し、かつ前記複数個の第1接
    点に電気接続される前記複数個の配線膜が前記複数個の
    バイアホールの一部分にまで延長され、前記複数個のバ
    イアホールが前記スロットの周縁に配置されて、前記金
    属メッキ膜の一部分が前記スロット内部に露出されるこ
    とを特徴とするチップパッケージ基板構造。
  2. 【請求項2】 それぞれ複数本の配線を有する複数個の
    配線膜を設けた基板と、絶縁のために各2つの前記配線
    膜間に配置され、さらに複数個のバイアホールを設け、
    かつ前記バイアホールの周縁に金属メッキ膜を設けて、
    前記複数個の配線膜を電気接続し、さらに前記金属メッ
    キ膜の内側に孔埋め材料を充填した少なくとも1層の絶
    縁膜とを備えるものであって、 前記基板構造が、前記複数個の配線膜および前記絶縁膜
    を圧着して形成されるとともに、前記基板構造が、さら
    に、スロットを備えて、前記基板構造の一表面の前記配
    線膜中に配置され、前記複数個の配線膜が、さらに複数
    個の第1接点ならびに第2接点を有し、前記複数個の第
    1接点が、前記スロットに隣接し、かつ前記複数個の第
    1接点に電気接続される前記複数個の配線膜が前記複数
    個のバイアホールの一部分にまで延長され、前記複数個
    のバイアホールが前記スロットの周縁に配置されて、前
    記金属メッキ膜の一部分が前記スロット内部に露出され
    るチップパッケージ基板構造において、 前記基板の他の表面に配置され、前記基板に粘着される
    表面に複数個のはんだパッドを有し、かつ前記複数個の
    はんだパッドが前記基板の前記スロット中に位置される
    チップと、 前記複数個のはんだパッドならびに前記複数個の第1接
    点を電気接続する複数個の導線と、 少なくとも前記複数個の第1接点および前記複数個の導
    線を被覆するパッケージ材料とを具備することを特徴と
    するチップパッケージ基板構造。
  3. 【請求項3】 前記複数個の第1接点および第2接点
    が、その表面にメッキ膜を有することを特徴とする請求
    項1または2記載のチップパッケージ基板構造。
  4. 【請求項4】 複数個の配線膜および少なくとも1つの
    絶縁膜を重ね合せて形成されるとともに、前記絶縁膜が
    前記複数個の配線膜間に配置されて絶縁を行い、かつ開
    口領域を有する基板を提供するステップと、 孔開けを行って、少なくともその一部分が前記開口領域
    の周縁に位置するように前記基板上に複数個のバイアホ
    ールを形成するステップと、 前記複数個のバイアホールの内壁に金属メッキ膜を形成
    するステップと、 孔埋めを行って、前記金属メッキ膜の内側に孔埋め材料
    を充填するとともに、前記バイアホールに充填するステ
    ップと、 前記基板表面の前記複数個の配線膜をパターニングし
    て、複数本の配線を形成するとともに、前記複数個の配
    線膜が複数個の第1接点および第2接点ならびに電気メ
    ッキ用導線を有し、かつ前記複数個の第1接点が前記開
    口領域に隣接し、前記電気メッキ用導線が前記開口領域
    に位置して、前記複数個の第1接点に電気接続する前記
    複数個の配線膜を前記開口領域の周縁の前記複数個のバ
    イアホールにまで延長するとともに、前記電気メッキ用
    導線にまで延長するステップと、 前記電気メッキ用導線を電極に接続して、電気メッキを
    行い、前記複数個の第1接点および前記複数個の第2接
    点の表面にメッキ膜を形成するステップと、 ダイシングを行って、前記開口領域部分の前記基板を除
    去し、スロットを形成して、前記開口領域の周縁にある
    前記バイアホールの金属メッキ膜の一部分を前記スロッ
    ト中に露出させるステップとを具備することを特徴とす
    るチップパッケージ基板構造の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記複数個の第1接点が、前記チップの
    前記複数個のはんだパッドに電気接続されることを特徴
    とする請求項1記載のチップパッケージ基板構造。
  6. 【請求項6】 前記複数個の第2接点が、さらに、各々
    はんだボールを植え付けるものであることを特徴とする
    請求項1または2記載のチップパッケージ基板構造。
  7. 【請求項7】 前記基板表面の前記配線膜をパターニン
    グした後に、さらに、前記基板の表面にソルダーマスク
    膜を形成するとともに、前記複数個の第1接点および第
    2接点ならびに前記電気メッキ用導線の一部分を露出さ
    せるステップを含むことを特徴とする請求項4記載のチ
    ップパッケージ基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記配線膜および金属メッキ膜の材質
    が、銅を含むことを特徴とする請求項1または2記載の
    チップパッケージ基板構造。
  9. 【請求項9】 前記メッキ膜の材質が、金を含むことを
    特徴とする請求項2または3記載のチップパッケージ基
    板構造。
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