JP2001023476A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JP2001023476A
JP2001023476A JP11199181A JP19918199A JP2001023476A JP 2001023476 A JP2001023476 A JP 2001023476A JP 11199181 A JP11199181 A JP 11199181A JP 19918199 A JP19918199 A JP 19918199A JP 2001023476 A JP2001023476 A JP 2001023476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
contact plate
support
pair
switch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11199181A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Saiki
真一 齊木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP11199181A priority Critical patent/JP2001023476A/ja
Publication of JP2001023476A publication Critical patent/JP2001023476A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Tumbler Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業途中において可動接点板が脱落する
事態を、組立作業の煩雑化やコストの高騰を来たすこと
なく確実に防止できるようにすること。 【解決手段】 可動接点板14は、中央部両側から互い
に反対方向へ突出した一対の支持用腕部14aを備えた
形状となっている。絶縁ベース12上に設けられた端子
コンポーネント15は、導電金属製の板材を折曲するこ
とにより形成されるもので、可動接点板14の一対の支
持用腕部14aをそれぞれ挟み込んだ状態で回動可能に
保持する一対の二股状支持片部21と、可動接点板14
の揺動支点となる突片部22と、端子部23とが一体に
形成されている。各二股状支持片部21の先端部には、
互いに近接する方向へ折曲された状態で支持用腕部14
aの抜け外れを阻止する係止片部21bが一体に形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動接点板を絶縁
ベース上の支持部材によって揺動可能に支持する構成と
したスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6には、この種のスイッチ装
置における要部の構造例が示されている。これら図5及
び図6において、可動接点板1は、その中央部両側に、
互いに反対方向へ突出した一対の支持用腕部1a、1a
を一体に備えた形状となっていると共に、両端部の下面
が接点部として機能するように構成されている。樹脂製
の絶縁ベース2上には、固定接点3、3が互いに所定間
隔を存して配置されていると共に、それら固定接点3間
に位置するようにして前記可動接点板1を揺動可能に支
持するための一対の支持部4、4が立設状に一体成形さ
れている。この場合、各支持部4は、横断面形状がコ字
状となるように形成されたもので、スイッチ装置の組立
作業時において、可動接点板1は、一対の支持用腕部1
aが支持部4間に上方から挿入されて組み付けられる構
成となっている。また、絶縁ベース2には、端子板5が
インサート成形されている。この端子板5には、支持部
4間の位置に上方へ突出された支点部5aが屈曲形成さ
れており、その支点部5aが可動接点板1の揺動支点と
なるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、可
動接点板1の組付け工程時には、その支持用腕部1aが
支持部4間に挿入されただけの状態(仮止めされていな
い状態)にあるため、次工程へ移動させる際や絶縁ベー
ス2上にボディコンポーネントを組付ける際などに、衝
撃や振動によって可動接点板1が脱落することあり、場
合によっては製品不良を招く恐れがある。このような事
態に対処するためには、可動接点板1の組付け後には、
絶縁ベース2を移動させずに後工程を行うように工夫す
ることが考えられるが、これでは組立作業が煩雑になる
という問題点が出てくる。また、可動接点板1の仮止め
用部品を別途に設けることも考えられるが、これでは部
品点数が増えてコストの高騰を招くことになる。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、組立作業途中において可動接点板が
脱落する事態を、組立作業の煩雑化やコストの高騰を来
たすことなく確実に防止できるようになるスイッチ装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、絶縁ベース上に設けられた支持部材に揺動
可能に支持される可動接点板を備えたスイッチ装置にお
いて、前記可動接点板を、中央部両側から互いに反対方
向へ突出した一対の支持用腕部を備えた形状とし、前記
支持部材を、金属製の板材を折曲することによって形成
すると共に、前記可動接点板が有する前記一対の支持用
腕部をそれぞれ挟み込んだ状態で回動可能に保持する一
対の二股状支持片部と、各二股状支持片部の先端部に互
いに近接する方向へ折曲可能に設けられその折曲に応じ
て前記支持用腕部の抜け外れを阻止する係止片部とを一
体に備えた構成としたものである(請求項1)。
【0006】この構成によれば、可動接点板を組付ける
際には、その可動接点板が有する一対の支持用腕部を、
絶縁ベース上に設けられた支持部材が有する一対の二股
状支持片部に保持した後に、各二股状支持片部の先端部
に一体に形成された係止片部を互いに近接する方向へ折
曲するものであり、斯様な折曲に応じて前記支持用腕部
の抜け外れが阻止されるようになる。従って、組立作業
時おいて、絶縁ベースに組み付けられた状態の可動接点
板が衝撃や振動によって脱落する事態が確実に防止され
ることになる。この結果、可動接点板の組付け後に絶縁
ベースを移動させても支障ないから、組立作業が煩雑に
なる恐れがなく、また、可動接点板の抜止め作用を果た
す係止片部は、二股状支持片部と一体に形成されるもの
であるから、部品点数の増加に起因したコストの高騰を
招くことがなくなる。
【0007】この場合、前記支持部材に、前記可動接点
板の裏面に当接して当該可動接点板の揺動支点となる突
片部を一体に折曲形成する構成としても良い(請求項
2)。この構成によれば、可動接点板の揺動支点となる
突片部も、金属製の板材によって二股状支持片部及び係
止片部と一体に形成されることになるから、部品点数を
さらに削減できるようになる。
【0008】また、前記支持部材を、導電金属材料によ
り形成すると共に、前記可動接点板と電気的に接続され
た状態となる端子部を一体に備えた構成としても良い
(請求項3)。この構成によれば、可動接点板の端子と
して機能する端子部も、金属製の板材の折曲によって二
股状支持片部及び係止片部と一体に形成されることにな
るから、部品点数をさらに削減できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1ないし図4を参照しながら説明する。図1におい
て、スイッチ装置11は、樹脂製の絶縁ベース12に対
し同じく樹脂製のボディコンポーネント13を上方から
組付ける構成となっている。この場合、絶縁ベース12
には、可動接点板14の中央部分を揺動可能に支持する
ための後述する端子コンポーネント15(支持部材に相
当)が設けられていると共に、この端子コンポーネント
15の両側に一対の固定接点16、16が設けられてい
る。また、ボディコンポーネント13には、シーソー形
式の樹脂製ノブ17が図示しない支軸を介して揺動可能
に支持されている。このノブ17は、裏面(下面)側に
筒状の収納部17aを一体に有し、その収納部17a内
には、圧縮コイルばね18及びこの圧縮コイルばね18
により付勢されて前記可動接点板14の上面に圧接する
操作ピース19が設けられている。
【0010】上記可動接点板14は、銅などのような導
電金属により形成されたもので、図4に示すような平面
形状を備えている。具体的には、この可動接点板14
は、その中央部両側に、互いに反対方向へ突出した一対
の支持用腕部14a、14aを一体に備えた形状に形成
されており、両端部の下面が接点部として機能するよう
に構成されている。
【0011】前記端子コンポーネント15は、図3
(a)に示すような平面展開形状を有した導電金属製の
板材を、図3(b)に示すような状態に折曲して形成さ
れるものである。即ち、端子コンポーネント15は、そ
の平面展開状態(図3(a)参照)において、矩形状を
なすベース板20の対向辺から一対の二股状支持片部2
1、21が突出形成されていると共に、これらとは異な
る対向辺から矩形状の突片部22及びL字形状の端子部
23が突出形成された形状となっている。特に、各二股
状支持片部21を構成する一組ずつのアーム部21a、
21aの各先端部には、互いに近接する方向へ折曲可能
な係止片部21b、21bがそれぞれ形成されている。
【0012】そして、一対の二股状支持片部21を上方
へ直角に屈曲することにより、それら支持片部21が互
いに所定間隔を存して平行する状態に形成し、また、突
片部22を同じく上方へ直角に屈曲することにより、そ
の突片部22が二股状支持片部21間に立設状に位置す
るように構成される。
【0013】このように形成された端子コンポーネント
15は、絶縁ベース12における固定接点16、16間
の位置にインサート成形されるものであり、これによ
り、当該端子コンポーネント15の二股状支持片部21
が固定接点16の配列方向に指向した状態で平行配置さ
れるようになる。
【0014】前記可動接点板14を組付ける場合には、
図2に示すように、その可動接点板14が有する一対の
支持用腕部14aを各二股状支持片部21のアーム部2
1a、21a間に上方から挿入した後に、各二股状支持
21の先端部に形成された係止片部21b、21bを互
いに近接する方向へ折曲するものである。これにより、
各二股状支持片部21が、可動接点板14の一対の支持
用腕部14aをそれぞれ挟み込んだ状態で回動可能に保
持するようになると共に、折曲された状態の係止片部2
1bが支持用腕部14aの抜け外れを阻止するようにな
る。また、突片部22が、可動接点板14の裏面に当接
して当該可動接点板14の揺動支点として機能するよう
になる。
【0015】要するに、上記した本実施例の構成によれ
ば、可動接点板14を揺動可能に支持するための一対の
二股状支持片部21の各先端部に一体に形成された係止
片部21bを折曲することにより、可動接点板14の支
持用腕部14aの抜け外れを阻止できるものである。従
って、組立作業時おいて、絶縁ベース12に組み付けら
れた状態の可動接点板14が衝撃や振動によって脱落す
る事態を確実に防止できることになる。この結果、可動
接点板14の組付け後に絶縁ベース12を移動させても
支障ないから、組立作業が煩雑になる恐れがなくなる。
【0016】また、可動接点板14の抜止め作用を果た
す係止片部21bは、導電金属製の板材より成る端子コ
ンポーネント15の構成要素である二股状支持片部21
と一体に形成されるものであるから、部品点数の増加を
来たすことがなくなる。さらに、可動接点板14の揺動
支点となる突片部22並びに可動接点板14の端子とし
て機能する端子部23も、導電金属製の板材によって二
股状支持片部21及び係止片部21bと一体に形成され
ることになるから、部品点数をさらに削減できるように
なる。従って、部品点数の増加に起因したコストの高騰
を招くことがなくなる。
【0017】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、以下に述べるような拡大或いは変形が可
能である。シーソー形式のノブ17を設ける構成とした
が、スライド形式のノブを備えたスイッチ装置に適用で
きることは勿論である。また、突片部22及び端子部2
3は必要に応じて設ければ良い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、可動接点板を揺動可能に支持するための部
品として、可動接点板が有する一対の支持用腕部をそれ
ぞれ挟み込んだ状態で回動可能に保持する一対の二股状
支持片部と、各二股状支持片部の先端部に互いに近接す
る方向へ折曲可能に設けられその折曲に応じて上記支持
用腕部の抜け外れを阻止する係止片部とを一体に備えた
支持部材を設ける構成としたので、組立作業途中におい
て可動接点板が脱落する事態を、組立作業の煩雑化やコ
ストの高騰を来たすことなく確実に防止できるという有
益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスイッチ装置を分解状
態で示す縦断面図
【図2】要部の縦断面図
【図3】端子コンポーネントの平面展開状態を示す斜視
図図及び完成状態での斜視図
【図4】可動接点板の平面図
【図5】従来構成の要部を分解状態で示す平面図
【図6】要部の縦断面図
【符号の説明】
11はスイッチ装置、12は絶縁ベース、13はボディ
コンポーネント、14は可動接点板、14aは支持用腕
部、15は端子コンポーネント(支持部材)、16は固
定接点、21は二股状支持片部、21aはアーム部、2
1bは係止片部、22は突片部、23は端子部を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ベース上に設けられた支持部材に揺
    動可能に支持される可動接点板を備えたスイッチ装置に
    おいて、 前記可動接点板は、中央部両側から互いに反対方向へ突
    出した一対の支持用腕部を備えた形状とされ、 前記支持部材は、金属製の板材を折曲することによって
    形成され、前記可動接点板が有する前記一対の支持用腕
    部をそれぞれ挟み込んだ状態で回動可能に保持する一対
    の二股状支持片部と、各二股状支持片部の先端部に互い
    に近接する方向へ折曲可能に設けられその折曲に応じて
    前記支持用腕部の抜け外れを阻止する係止片部とを一体
    に備えた構成とされることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材には、前記可動接点板の裏
    面に当接して当該可動接点板の揺動支点となる突片部が
    一体に折曲形成されていることを特徴とする請求項1記
    載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、導電金属材料により形
    成されると共に、前記可動接点板と電気的に接続された
    状態となる端子部を一体に備えた構成とされていること
    を特徴とする請求項1または2記載のスイッチ装置。
JP11199181A 1999-07-13 1999-07-13 スイッチ装置 Pending JP2001023476A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11199181A JP2001023476A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11199181A JP2001023476A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001023476A true JP2001023476A (ja) 2001-01-26

Family

ID=16403498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11199181A Pending JP2001023476A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001023476A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108074772A (zh) * 2018-01-26 2018-05-25 宁波公牛电器有限公司 一种翘板开关

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108074772A (zh) * 2018-01-26 2018-05-25 宁波公牛电器有限公司 一种翘板开关
CN108074772B (zh) * 2018-01-26 2020-12-15 宁波公牛电器有限公司 一种翘板开关

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5570778A (en) Electrical rocker switch
JP3404956B2 (ja) プッシュスイッチ
US5836443A (en) Electrical rocker switch
JP5026379B2 (ja) スイッチ装置
JP2001023476A (ja) スイッチ装置
WO2002037517A1 (fr) Commutateur de dimension reduite
JPH113630A (ja) プッシュスイッチ及びその組立て方法
JP3246648B2 (ja) スイッチ
JP2001229767A (ja) スイッチ装置
JP2501221Y2 (ja) シ―ソ操作型電気部品
JP4853171B2 (ja) スイッチ
JP4195634B2 (ja) スイッチ
JP2007305458A (ja) スイッチ
JP2882557B2 (ja) スイッチ装置
JPH08161975A (ja) スイッチ
WO2024018677A1 (ja) スイッチ装置
KR100298507B1 (ko) 스위치
JP3163575B2 (ja) マイクロスイッチ
JP3964093B2 (ja) スイッチ装置
JP4154704B2 (ja) スイッチ機構
JP3835982B2 (ja) スイッチ装置
JP2575447Y2 (ja) スイッチ装置
JP3807927B2 (ja) スイッチ装置
JPH0326611Y2 (ja)
JP3163317B2 (ja) スイッチ装置