JP2001022747A - 文書処理装置、文書処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文書処理装置、文書処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001022747A
JP2001022747A JP11193764A JP19376499A JP2001022747A JP 2001022747 A JP2001022747 A JP 2001022747A JP 11193764 A JP11193764 A JP 11193764A JP 19376499 A JP19376499 A JP 19376499A JP 2001022747 A JP2001022747 A JP 2001022747A
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Takashi Akagi
崇史 赤木
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字列の配置方向をその作成後あるいは作成
途中に変更した場合も、その方向に適さない文字を一つ
ずつ訂正してゆく必要のない文書処理装置、文書処理方
法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供すること。 【解決手段】 表示画面上の所定の領域内での文字列の
配置方向を変更する文字列方向変更部202と、前記文
字列を所定の変換規則にもとづいて、変更された方向に
配置されるのに適した文字列に変換する文字列変換部2
03と、変換された前記文字列を前記領域内に変更され
た配置方向で配置する文字列配置部204と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の用紙やそ
の一部、または当該用紙やその一部に対応して表示され
た画面上の矩形領域内に文字列を印刷または表示する文
書処理装置、文書処理方法およびその方法をコンピュー
タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワードプロセッサや、ワードプロ
セッサとしての機能を有するパーソナルコンピュータ等
の文書処理装置は、一または複数の文字からなる文字列
を、所定の大きさ(たとえばA4サイズ、B4サイズ
等)の紙面上に配置して印刷する機能を有している。
【0003】そしてこれらの文書処理装置は、実際の印
刷に先立って、印刷が実行された後の当該紙面の映像
(「印刷イメージ」「印刷時イメージ」等と呼ぶ)を仮
想的に画面に表示することができる。そしてほとんどの
文書処理装置においては、この画面上で文字の追加や削
除、変更等の文字列の編集をおこなうことが可能であ
る。
【0004】一部の文書処理装置においては、当該装置
の処理能力や処理速度等の観点から、文字列の編集は印
刷イメージの一部のデータを省略したより簡易な画面に
よっておこなうようにしているが、この場合も省略され
るのは複雑な図形等のデータであって、少なくとも文字
列は印刷時と同じ状態、すなわち同じ大きさ、同じ字体
(フォント)、同じ方向、同じ間隔等で画面にも表示さ
れるのが一般的である。
【0005】すなわち、用紙をそのままの大きさでなく
拡大あるいは縮小して画面表示するときは、画面上の文
字の大きさ等は、印刷時の値にその拡大または縮小率を
掛け合わせたものとなる。
【0006】ところで、この画面上または紙面上におい
て、文字列は通常は横方向、すなわち画面または紙面の
左端から右端に向かって水平方向に配置される。これは
これらの文書処理装置が、もともと英語圏内で開発され
た技術を土台として発展してきたという過去の経緯を反
映したものであるが、近年では横方向・縦方向のいずれ
にも配置可能な日本語の特色に鑑み、少なくとも日本語
を扱うことのできる文書処理装置は、文字列を縦方向す
なわち画面または紙面の上端から下端に向かって垂直方
向に配置することが可能なようになっている。
【0007】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、文字列
の配置方向を縦方向とすると、文字列によってはその表
示時および印刷時の体裁が崩れ、読みにくくなってしま
う場合がある。たとえば全角文字の中に半角文字を含む
文字列を縦方向に配置すると、半角文字のみが小さかっ
たりあるいは行の中心線からずれたりしてしまう。ま
た、数字や単位を表す記号を含む文字列、たとえば「3
0゜」という文字列を縦書きにすると、「3」「0」
「゜」が単純に縦に配列され意味の取りにくいものとな
る。
【0008】このような問題は、とりわけ文字列を横書
きの状態で作成・編集した後に、その方向を縦方向に変
更した場合に顕著に発生する。この場合、操作者は体裁
の崩れた箇所を一つ一つチェックして、たとえば半角文
字を全角文字に置き換えたり、単位を記号でなく漢字に
置き換えたりといった作業をおこなわなければならず、
非常に煩雑であるという問題点があった。
【0009】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、文字列の配置方向をその作成後ある
いは作成途中に変更した場合も、変更後の文字列をチェ
ックして問題箇所を一つずつ訂正してゆく必要がなく、
文書作成の作業効率を向上させることが可能な文書処理
装置、文書処理方法およびその方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる情
報処理装置は、表示画面を有する表示手段と、前記表示
手段を制御して前記表示画面上の所定の領域内に文字列
を表示する表示制御手段とを備えた文書処理装置におい
て、前記領域内での前記文字列の配置方向を変更する文
字列方向変更手段と、前記文字列を所定の変換規則にも
とづいて前記文字列方向変更手段により変更された方向
に配置されるのに適した文字列に変換する文字列変換手
段と、前記文字列変換手段により変換された前記文字列
を前記領域内に前記文字列方向変更手段により変更され
た配置方向で配置する文字列配置手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0011】この請求項1の発明によれば、文字列の配
置方向をその作成後あるいは作成途中に変更した場合
も、当該変更により表示時の体裁が崩れる等の問題を生
ずる文字があらかじめ適切な文字に変換される。
【0012】また、請求項2に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記文字
列変換手段は前記文字列に含まれる半角文字を全角文字
に変換することを特徴とする。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、文字
列の配置方向をその作成後あるいは作成途中に変更した
場合も、当該変更により表示時の体裁が崩れる等の問題
を生ずる半角文字があらかじめ全角文字に変換される。
【0014】また、請求項3に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記文字
列変換手段は前記文字列に含まれる所定の条件を満たす
半角英文字または半角数字を除く半角文字を全角文字に
変換し、前記文字列配置手段は、前記文字列方向変更手
段により前記文字列の配置方向が縦方向に変更された場
合も、前記所定の条件を満たす半角英文字または半角数
字を前記領域内に横方向に配置することを特徴とする。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、全角
文字に変換して縦方向に配置すると読みづらくなる半角
英文字や半角数字は、半角のままで縦方向に配置された
文字列の中に横方向に配置される。
【0016】また、請求項4に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明
において、前記文字列変換手段は前記文字列に含まれる
数字を漢数字に変換することを特徴とする。
【0017】この請求項4に記載の発明によれば、縦方
向に配置された文字列では数値は漢数字により表現され
る。
【0018】また、請求項5に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明
において、前記文字列変換手段は前記文字列に含まれる
単位を表現するカタカナを漢字または組み文字に変換す
ることを特徴とする。
【0019】この請求項5に記載の発明によれば、縦方
向に配置された文字列では、可能な限り単位は漢字また
は組み文字により表現される。
【0020】また、請求項6に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明
において、さらに前記文字列方向変更手段により前記領
域内の文字列の配置方向が変更された場合に、当該領域
の縦の長さと横の長さとを交換することにより当該領域
の方向を変更する領域方向変更手段を備え、前記表示制
御手段は、前記表示手段を制御して、前記領域方向変更
手段により方向を変更された前記表示画面上の所定の領
域内に文字列を表示することを特徴とする。
【0021】この請求項6に記載の発明によれば、文字
列方向を変更しても当該文字列を表示する領域に対する
文字の過不足は生じない。
【0022】また、請求項7に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の発明
において、さらに前記文字列変換手段により変換される
前の前記文字列および前記文字列変換手段により変換さ
れた後の前記文字列を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された文字列のうちいずれか一つを選択する文
字列選択手段とを備え、前記文字列配置手段は、前記文
字列選択手段により選択された文字列を前記領域内に前
記文字列方向変更手段により変更された配置方向で配置
することを特徴とする。
【0023】この請求項7の発明によれば、変換前の文
字列と変換後との文字列とが選択的に画面に表示され
る。
【0024】また、請求項8に記載の発明にかかる情報
処理方法は、表示画面上の所定の領域内に文字列を表示
する表示制御工程を含む文書処理方法において、前記領
域内での前記文字列の配置方向を変更する文字列方向変
更工程と、前記文字列を所定の変換規則にもとづいて前
記文字列方向変更工程により変更された方向に配置され
るのに適した文字列に変換する文字列変換工程と、前記
文字列変換工程により変換された前記文字列を前記領域
内に前記文字列方向変更工程により変更された配置方向
で配置する文字列配置工程と、を含んだことを特徴とす
る。
【0025】この請求項8に記載の発明によれば、文字
列の配置方向をその作成後あるいは作成途中に変更した
場合も、当該変更により表示時の体裁が崩れる等の問題
を生ずる文字があらかじめ適切な文字に変換される。
【0026】また、請求項9に記載の発明にかかる情報
処理方法は、請求項8に記載の発明において、前記文字
列変換工程は前記文字列に含まれる半角文字を全角文字
に変換することを特徴とする。
【0027】この請求項9に記載の発明によれば、文字
列の配置方向をその作成後あるいは作成途中に変更した
場合も、当該変更により表示時の体裁が崩れる等の問題
を生ずる半角文字があらかじめ全角文字に変換される。
【0028】また、請求項10に記載の発明にかかる情
報処理方法は、請求項8に記載の発明において、前記文
字列変換工程は前記文字列に含まれる所定の条件を満た
す半角英文字または半角数字を除く半角文字を全角文字
に変換し、前記文字列配置工程は、前記文字列方向変更
工程により前記文字列の配置方向が縦方向に変更された
場合も、前記所定の条件を満たす半角英文字または半角
数字を前記領域内に横方向に配置することを特徴とす
る。
【0029】この請求項10に記載の発明によれば、全
角文字に変換して縦方向に配置すると読みづらくなる半
角英文字や半角数字は、半角のままで縦方向に配置され
た文字列の中に横方向に配置される。
【0030】また、請求項11に記載の発明にかかる情
報処理方法は、請求項8〜10のいずれか一つに記載の
発明において、前記文字列変換工程は前記文字列に含ま
れる数字を漢数字に変換することを特徴とする。
【0031】この請求項11に記載の発明によれば、縦
方向に配置された文字列では数値は漢数字により表現さ
れる。
【0032】また、請求項12に記載の発明にかかる情
報処理方法は、請求項8〜11のいずれか一つに記載の
発明において、前記文字列変換工程は前記文字列に含ま
れる単位を表現するカタカナを漢字または組み文字に変
換することを特徴とする。
【0033】この請求項12に記載の発明によれば、縦
方向に配置された文字列では、可能な限り単位は漢字ま
たは組み文字により表現される。
【0034】また、請求項13に記載の発明にかかる情
報処理方法は、請求項8〜12のいずれか一つに記載の
発明において、さらに前記文字列方向変更工程により前
記領域内の文字列の配置方向が変更された場合に、当該
領域の縦の長さと横の長さとを交換することにより当該
領域の方向を変更する領域方向変更工程を含み、前記表
示制御工程は、前記領域方向変更工程により方向を変更
された前記表示画面上の所定の領域内に文字列を表示す
ることを特徴とする。
【0035】この請求項13に記載の発明によれば、文
字列方向を変更しても当該文字列を表示する領域に対す
る文字の過不足は生じない。
【0036】また、請求項14に記載の発明にかかる情
報処理方法は、請求項8〜13のいずれか一つに記載の
発明において、さらに前記文字列変換工程により変換さ
れる前の前記文字列および前記文字列変換工程により変
換された後の前記文字列のうちいずれか一つを選択する
文字列選択工程を含み、前記文字列配置工程は、前記文
字列選択工程により選択された文字列を前記領域内に前
記文字列方向変更工程により変更された配置方向で配置
することを特徴とする。
【0037】この請求項14に記載の発明によれば、変
換前の文字列と変換後との文字列とが選択的に画面に表
示される。
【0038】また、請求項15に記載の発明にかかる記
憶媒体は、請求項8〜14のいずれか一つに記載された
方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
ことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、こ
れによって、請求項8〜14の動作をコンピュータによ
って実現することが可能である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる文書処理装置、文書処理方法およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0040】(実施の形態1)まず、この発明の実施の
形態1による文書処理装置のハードウエア構成を説明す
る。図1は、実施の形態1による文書処理装置のハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【0041】図1において、101はシステム全体を制
御するCPUを、102はブートプログラム等を記憶し
たROMを、103はCPU101のワークエリアとし
て使用されるRAMを、104はCPU101の制御に
したがってHD(ハードディスク)105に対するデー
タのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスク
ドライブ)を、105はHDD104の制御で書き込ま
れたデータを記憶するHDを、それぞれ示している。
【0042】また、106はCPU101の制御にした
がってFD(フロッピーディスク)107に対するデー
タのリード/ライトを制御するFDD(フロッピーディ
スクドライブ)を、107はFDD106の制御で書き
込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、108
は、ドキュメント、画像、機能情報等のデータに関する
ウインドウを表示するディスプレイを、それぞれ示して
いる。
【0043】また、109は通信回線110を介してネ
ットワークNETに接続され、そのネットワークNET
と内部のインタフェースを司るインタフェース(I/
F)を、111は文字、数値、各種指示等の入力のため
のキーを備えたキーボードを、112はカーソルの移動
や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変更
等をおこなうマウスを、113は画像を光学的に読み取
るスキャナを、114はウインドウに表示された内容等
を印刷するプリンタを、115は、着脱可能な記録媒体
であるCDROMを、116は、CDROM115に対
するデータのリードを制御するCDROMドライブを、
それぞれ示している。また、各部はバス100により接
続されている。
【0044】つぎに、実施の形態1による文書処理装置
の機能的構成について説明する。図2は、実施の形態1
による文書処理装置の構成を機能的に示すブロック図で
ある。
【0045】図2において、実施の形態1による文書処
理装置は、入力部200と、文字列記憶部201と、文
字列方向変更部202と、文字列変換部203と、文字
列配置部204と、表示制御部205と、表示部206
と、印刷制御部207と、印刷部208と、を含む構成
である。また、表示制御部205は表示イメージ記憶部
205aを、印刷制御部207は印刷イメージ記憶部2
07aを、それぞれ含む構成である。
【0046】入力部200は、具体的にはキーボード1
11やマウス112により実現され、後述する文字列記
憶部201に文字列を入力したり、文字列方向設定部2
02に文字列の配置方向(縦方向か、横方向か)を入力
したりする。
【0047】文字列記憶部201は具体的にはRAM1
03上に実現され、入力部200により入力された文字
列およびその配置方向を記憶する。文字列記憶部201
の内部では、文字列を構成する各文字は当該文字を表現
するものとしてあらかじめ定められた1または2バイト
のビットパターン、たとえば、一般にアスキーコードや
シフトJIS漢字コードとして知られている文字コード
によって表現されている。
【0048】なお、文字列は必ずしもキーボード111
等から入力されたものでなくともよく、ハードディスク
105やフロッピー(登録商標)ディスク107等から
読み出された文字列、あるいは他の情報処理装置等から
通信回線110を介して受信された文字列等であっても
よい。
【0049】文字列記憶部201に記憶される文字列の
配置方向とは、当該文字列が表示される表示画面上の所
定の領域内での、当該文字列の並びの方向である。具体
的には、縦(垂直)方向すなわち上端から下端に向かう
方向か、あるいは横(水平)方向すなわち左端から右端
に向かう方向か、のいずれかである。
【0050】文字列の配置方向は、たとえば当該文字列
に対応する1ビットのフラグに、縦方向であれば1、横
方向であれば0をセットすることにより記憶する。初期
状態、すなわち特に配置方向を指定しない状態では、文
字列の配置方向は横方向に設定されている。なお、この
配置方向の例外となる文字がある場合(後述する縦中横
等)は、文字列内の何番目の文字がその例外に該当する
かを別途所定の領域に記憶しておく。
【0051】文字列方向変更部202は、入力部200
から入力された操作者の指示にしたがって、文字列の配
置方向を変更する。具体的には、たとえば画面上に表示
されたプルダウンメニューの中の「縦組み文書に変換す
る」という名称のコマンドが選択されると、文字列記憶
部201内の上述のフラグを1に書き換える。
【0052】文字列変換部203は、文字列方向変更部
202によりその配置方向を変更された文字列を、所定
の変換規則にもとづいて、当該方向に配置されるのに適
した文字列に変換する。そして変換後の文字列で、文字
列記憶部201内の変更前の文字列を置換する(すなわ
ち、変更後の文字列で変更前の文字列を上書きする)。
【0053】一般に、文字列にはその配置方向によって
使用できる文字に制限があるため、文字列方向変更部2
02によってその配置方向を変更すると、表示時の体裁
が崩れる等の問題の生ずる可能性がある。そこで、文字
列変換部203により当該文字列中に変更後の配置方向
に適さない文字や文字列が含まれていないかどうかをチ
ェックして、含まれている場合は、当該文字や文字列を
変更後の配置方向に適した文字や文字列に変換する。た
とえば、横方向から縦方向に配置方向を変更した文字列
の変換規則としては、下記のようなものが挙げられる。
【0054】(1)半角カタカナ 半角カタカナを全角カタカナに変換する。図3は文字列
変換部203による上記変換をおこなう前の文字列の表
示の一例、また図4は文字列変換部203による上記変
換をおこなった後の文字列の表示の一例を示す説明図で
ある。
【0055】(2)半角英文字 半角英文字を全角英文字に変換する。ただし、ネットワ
ーク上のアドレス(たとえばインターネット上のURL
やメールアドレス)を表現する半角英文字は、全角英文
字に変換するとアドレスとしての同一性が失われてしま
うので、変換をおこなわず半角英文字のままとする。ま
た、通常は英文字の略語の直後の括弧書き内に記述され
る、当該略語の完全な綴りも、全角英文字に変換すると
読みにくくなるので変換をおこなわないこととしてもよ
い。
【0056】なお、全角英文字に変換しない半角英文字
は、そのまま単純に縦方向に配置するのでなく、字体を
右側に90度回転してから縦方向に配置するようにす
る。図5は文字列変換部203による上記変換をおこな
う前の文字列の表示の一例、また図6および図7は文字
列変換部203による上記変換をおこなった後の文字列
の表示の一例を示す説明図である。
【0057】なお、図6は略語の元の綴りを全角英文字
に変換して縦方向に配置した例であり、図7は全角文字
への変換をおこなわず、文字を右側に90度回転して縦
方向に配置した例である。
【0058】(3)半角数字および全角数字 半角または全角のアラビア数字を漢数字に変換する。た
だし、固有名詞に含まれる数字や英文字または記号に続
く数字、単語に挟まれた数字は漢数字への変換をおこな
わない。具体的には「G7」「MP3」「HAL900
0」「U−20」等の文字列に含まれる数字である。
【0059】なお、数字を漢数字に変換するとは、ある
数値を構成する個々の数字を漢数字に変換することのほ
か、さらに「億」「万」等の単位を表す漢字をそれら漢
数字の間に挿入したり、単位を表す漢字でいくつかの
「0」(ゼロ)を代替したりすることも含む。
【0060】図8は文字列変換部203による上記変換
をおこなう前の文字列の表示の一例、また図9および図
10は文字列変換部203による上記変換をおこなった
後の文字列の表示の一例を示す説明図である。
【0061】なお、図9は個々の数字を漢数字に変換し
ただけの例であり、図10はさらに単位を表す漢字をも
ちいた例である。たとえば図8の文字列中の「1万59
78円76銭」は、図9では「一万五九七八円七六銭」
に、図10では「一万五千九百七十八円七十六銭」に、
それぞれ変換されている。また、図8の文字列中の「6
億6000万株」は、図9では「六億六○○○万株」
に、図10では「六億六千万株」に、それぞれ変換され
ている。
【0062】(4)特定の半角英文字および半角数字 上記にかかわらず、ある条件を満たす半角英文字および
半角数字については、全角英文字や漢数字に変換して縦
方向に配置するのでなく、むしろ縦方向に配置した文字
列の途中に、例外的に横方向に配置した方が見やすくな
る場合がある。
【0063】たとえば「Jr.」のような半角文字三文字
からなる文字列は、各々の文字を全角にして縦に並べる
よりは、あたかも当該文字列が全角文字一文字であるか
のように扱って、縦に並べたその他の全角文字の間に半
角文字のまま横に並べた方が文字列の意味が通りやすい
(このような処理を施すことを、以下「縦中横にする」
「縦中横に配置する」等と表現する)。
【0064】図11は文字列変換部203による上記変
換をおこなう前の文字列の表示の一例、また図12は文
字列変換部203による上記変換をおこなった後の文字
列の表示の一例を示す説明図である。
【0065】また上述の図6においては、図5の文字列
に含まれる半角数字「4.0」を、例外的に縦中横に配置
している。上記の例のほか、とりわけ「平成10年10月10
日」のような日付を表す半角数字は、縦方向との指定に
かかわらず、横方向に配置した方が読みやすくなる。
【0066】なお、半角文字列を全角文字列に変換して
縦方向に配置するか(原則)、それとも半角文字列のま
まで横方向に配置するか(例外)は、たとえば当該文字
列を構成する半角文字の個数、言い換えれば、半角文字
が何個連続しているかにより決定する。
【0067】個数が多い、すなわち当該文字列が長けれ
ば全角に変換して縦に配置し、個数が少ない、すなわち
当該文字列が短ければ半角のままで横に配置する。原則
と例外の境界となる半角文字の個数は、通常は二〜四個
であるが、この個数を操作者が任意に設定できるように
してもよい。また、文字の個数以外に、原則と例外との
適用を切り替える条件を設けてもよい。
【0068】(5)単位 記号で表現された単位は、数字の直後にそのまま縦に配
列すると文字列の意味が取りにくくなる場合があるの
で、対応する漢字表現がある場合は当該漢字に変換す
る。たとえば、角度または温度を表す「゜」は「度」に
変換する。
【0069】カタカナまたは英文字で表現された単位、
たとえば「ページ」「G」等は、少なくとも全角文字で
ある場合はそのまま縦に配置しても差し支えない(半角
である場合は、上述のようにまず全角に変換する)。し
かし、一般に縦書きの文章では、単位はできるだけ漢字
か組み文字により表記するという慣例がある。ここで組
み文字とは、複数の文字からなる語を一文字内に収めた
特殊文字のことである。図13に組み文字の例を示す。
【0070】そこで、上記のような慣例に鑑み、カタカ
ナまたは英文字で表現された単位はまず対応する漢字が
あれば当該漢字に変換し(たとえば、「ページ」は
「頁」に変換する)、対応する漢字のない単位につい
て、対応する組み文字の有無を判定して、組み文字があ
れば当該組み文字に変換するようにしてもよい。
【0071】なお、複数の単位を組み合わせた単位であ
って、それを構成する個々の単位に組み文字が存在する
場合、たとえば「キロカロリー」は「キロ」「カロリ
ー」のいずれも組み文字に変換することが可能である
が、一般に組み文字を連続して使用する慣例はないの
で、この場合は前半の単位、すなわち「キロ」のみを組
み文字に変換し、「カロリー」は元の表記のままとす
る。
【0072】図14は文字列変換部203による上記変
換をおこなう前の文字列の表示の一例、また図15は文
字列変換部203による上記変換をおこなった後の文字
列の表示の一例を示す説明図である。
【0073】(6)その他 上記のほか、個々の文字の特殊性に応じた変換をおこな
う。たとえば、マイナスまたはハイフンを表す記号
「−」は、縦棒「・」に変換する。また小数点「.」は
中黒点「・」に変換する。あるいは、ある文字列を同じ
事物を表現する別の文字列に変換するようにしてもよ
い。たとえば「アメリカ」を「米」や「米国」に、「Ap
ple」を「アップル」に変換する、等である。
【0074】なお、実施の形態1においては、上記で例
示したような変換規則のいずれを適用するかを、操作者
が任意に選択できるようなユーザーインタフェースを設
けている。図16は、文字列変換部203により適用さ
れる変換規則を選択するためのダイアログの一例を示す
説明図である。操作者によって文字列の配置方向が変更
されたときや、変換規則を選択する旨が指示されたとき
に、図16に示すダイアログを画面に表示してその指示
を待つ。
【0075】図16において、「○」または「○」で
「●」を囲んだ図形は、複数の項目から一つの項目のみ
を選択可能なラジオボタンを表す。選択された項目は
「○」で「●」を囲んだ図形により示されている。また
「□」または「□」で「×」を囲んだ図形は、当該項目
を有効にするか否かを選択可能なチェックボックスを表
す。有効な項目は「□」で「×」を囲んだ図形により示
されている。選択/非選択、有効/無効の切り替えは、
画面上の上記図形をマウス112によりクリックするこ
と等によりおこなう。
【0076】図16においては、たとえば英文字につい
ては、URLおよびメールアドレスを除く半角英文字を
全角英文字に変換する、すなわち上述の変換規則(2)
を適用することが選択されている。また数字について
は、単位語のない漢数字に変換すること、および単位に
ついては漢字や組み文字に変換することがそれぞれ選択
されている。
【0077】図16の状態でOKボタン1600を押下
する、具体的には当該ボタンをマウス112でクリック
することにより、文字列変換部203に対して、この選
択画面で選択された変換規則にもとづいて文字列の変換
をおこなうように指示することができる。また図16の
状態でキャンセルボタン1601を押下することによ
り、文字列方向の変更処理を中止して、それ以前におこ
なっていた処理へとリターンすることができる。
【0078】なお、上記に例示した変換規則は配置方向
を横から縦に変更した場合の例であり、逆に縦から横に
変更する場合には、これらとは別の変換規則が必要であ
る。
【0079】文字列配置部204は、文字列変換部20
3により変換された文字列を、後述する表示部206の
表示画面上の領域内に、文字列方向変更部202により
変更された配置方向で配置する。
【0080】文字列変換部203により変換された文字
列、文字列方向変更部202により変更された配置方向
およびその配置方向の例外箇所(縦中横等)は、いずれ
も文字列記憶部201内に書き込まれている。この情報
にしたがって、文字列配置部204はまず文字列を構成
する各文字の文字コードから、別途記憶された当該文字
のフォントを取得する。
【0081】そして取得した各文字のフォントを、後述
する表示イメージ記憶部205aの所定の記憶領域に指
定された配置方向で書き込む。また、操作者により画面
上の文字列の印刷が指示されたときは、後述する印刷イ
メージ記憶部207aに対しても同様の書き込みをおこ
なう。
【0082】文字列配置部204が文字列を配置する画
面上の領域とは、具体的には当該文字列を印刷する用紙
に対応して表示制御部205により画面上に表示される
用紙領域、または、通常「枠」等と呼ばれ操作者が上記
領域内の任意の位置に設定することのできる領域であ
る。用紙内の文字列の並び替えであっても、枠内の文字
列の並び替えであっても、文字列変換部203による文
字列の変換等の処理は同様におこなう。
【0083】用紙領域の中にさらに枠領域がある場合に
は、文字列方向をすべての領域について一気に変更する
か、あるいは領域ごとに変更するかを操作者が任意に選
択できるようにしてもよい。本発明においては、メニュ
ーの「縦組み文書に変換する」コマンドが選択されたと
きは、原則として用紙全面にわたって文字列方向を縦方
向に変更するが、図16の選択画面で「指定範囲のみを
対象とする」という項目が有効にされているときは、上
記コマンドの選択された時点でカーソルが存在する領域
内の文字列のみを縦方向に配置するようにする。
【0084】表示制御部205は、上述のように表示イ
メージ記憶部205aを含む構成であり、後述する表示
部206を制御して、その表示画面上に表示イメージ記
憶部205aに記憶された表示イメージを表示する。
【0085】表示イメージ記憶部205aは、表示部2
06が有する表示画面上の各光点の明暗や色等を意味す
るデータを、たとえば画面左上隅(0,0)の光点から
右上隅(X,0)、左下隅(0,Y)、右下隅(X,
Y)の光点に向かって順に記憶する。
【0086】そこでたとえば、説明の便宜上各文字のフ
ォントはすべて同じ幅wと高さhとを有するものとする
と、文字列配置部204によって文字列の最初の文字の
フォントを、表示イメージ記憶部205aの、画面上で
(X−w,0)および(X,h)を頂点とする矩形領域
に対応する記憶領域に書き込み、つぎに二番目の文字の
フォントを、(X−w,h+1)および(X,2h)を
頂点とする矩形領域に対応する記憶領域に書き込み、以
下同様に最後の文字のフォントまでを書き込むことによ
り、表示部206の表示画面上に文字列を縦方向に配置
して表示させることができる。
【0087】ただし実際には、文字列は画面全体にわた
って配置するのではなく、画面の一部、具体的には当該
文字列を印刷する用紙または枠としてあらかじめ指定さ
れた用紙や枠に対応する画面上の矩形領域内に表示する
ようにしている。これは、文字列の印刷実行時の状態を
確認しながらその編集等がおこなうようにするためであ
る。
【0088】画面上の矩形領域の縦および横の長さは、
特に指定がなければ用紙や枠の実際の縦および横の長さ
と一致するようにする。言い換えれば、画面上に当該用
紙等を原寸表示するようにする。
【0089】しかし、それでは当該領域内の文字が小さ
くなりすぎたり、あるいは文字列の一部しか表示されな
かったりして、画面上で印刷時の状態を確認しづらくな
る場合には、操作者の指示により用紙等を拡大または縮
小して画面表示するようにしてもよい。この場合、そこ
に表示する文字に対しても同じ割合の拡大または縮小を
おこなう。
【0090】表示部206は、具体的には表示画面を有
するディスプレイ108により実現され、表示制御部2
05の制御にしたがって、表示イメージ記憶部205a
に記憶された文字列の表示イメージを表示画面上に表示
する。
【0091】印刷制御部207は、上述のように印刷イ
メージ記憶部207aを含む構成であり、後述する印刷
部208を制御して、所定の用紙に印刷イメージ記憶部
207aに記憶された印刷イメージを表示する。なお、
印刷イメージ記憶部207aの構造は表示イメージ記憶
部205aとほぼ同様であるので説明を省略する。
【0092】印刷部208は具体的にはプリンタ114
により実現され、印刷制御部207の制御にしたがっ
て、印刷イメージ記憶部207aに記憶された文字列の
印刷イメージを用紙上に印刷する。
【0093】なお、入力部200、文字列記憶部20
1、文字列方向変更部202、文字列変換部203、文
字列配置部204、表示制御部205および印刷制御部
207は、それぞれROM102、RAM103または
ハードディスク105、フロッピーディスク107等の
記録媒体に記録されたプログラムに記載された命令にし
たがってCPU101等が命令処理を実行することによ
り、各部の機能を実現するものである。
【0094】つぎに、実施の形態1による文書処理装置
の一連の処理について説明する。図17は、実施の形態
1による文書処理装置の文字列変換・配置方向変更処理
の手順を示すフローチャートである。図17では、もと
もと横方向に配置されていた文字列を縦方向に配置し直
す場合を例として説明する。
【0095】図17のフローチャートにおいて、まずス
テップS1701で、文字列の変換および配置方向変更
の指示があったかどうかを判定する。ここでは具体的に
は、画面上のプルダウンメニューの「縦組み文書に変換
する」というコマンドが選択されたかどうかを判定す
る。
【0096】そして、上記指示があった場合(ステップ
S1701肯定)はステップS1702に移行し、上記
指示がなかった場合(ステップS1701否定)は本フ
ローチャートによる処理を終了して、選択されたコマン
ドに対応するその他の処理をおこなう。
【0097】ステップS1702において、図16に一
例を示した変換規則の選択ダイアログを表示し、操作者
からの入力を受け付ける。そしてステップS1703に
おいて、上記選択画面上のOKボタン1600が押下さ
れたかどうかを判定し、OKボタン1600が押下され
たときは(ステップS1703肯定)、ステップS17
04において上記ダイアログを消去するとともに、ステ
ップS1705において、文字列変換部203により、
上記ダイアログで選択された変換規則にもとづいて文字
列の変換をおこなう。
【0098】ついで、ステップS1706において、ス
テップS1705による変換後の文字列およびステップ
S1701で指定されたその配置方向を、文字列記憶部
201に記憶されている従前の情報に上書きする。
【0099】さらにステップS1707において、文字
列配置部204により、当該変換後文字列を表示イメー
ジ記憶部205aの所定の位置に順に書き込む。そして
ステップS1708において、ステップS1707で作
成された表示イメージを表示部206により画面表示
し、本フローチャートによる処理を終了する。
【0100】またステップS1703において、上記ダ
イアログ中のOKボタン1600が押下されなかったと
きは(ステップS1703否定)、ステップS1709
において上記ダイアログ中のキャンセルボタン1601
が押下されたかどうかを判定する。そしてキャンセルボ
タン1601が押下されたときは(ステップS1709
肯定)、ステップS1710においてステップS170
2で表示したダイアログを消去して、本フローチャート
による処理を終了する。
【0101】またキャンセルボタン1601が押下され
なかったときは(ステップS1709否定)、ステップ
S1703に移行して、上記ダイアログを表示したまま
で操作者からの指示を待つ。
【0102】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、文字列の配置方向をその作成後あるいは作成途中に
変更した場合も、当該変更により表示時の体裁が崩れ
る、日本語の表記法に反する等の問題を生ずる文字があ
らかじめ適切な文字に変換されるため、変更後の文字列
をチェックして問題箇所を一つずつ訂正してゆく必要が
なく、文書作成の作業効率が向上する。
【0103】また、縦方向に配置するとかえって読みづ
らくなる半角英文字や半角数字は、例外的に横方向に配
置するため、読みやすく分かりやすい文書を作成するこ
とができる。
【0104】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1にあっては、文字列の配置方向が変更された場合も
当該文字列が印刷される用紙等の向きは変更しないよう
にしたが、以下に説明する実施の形態2のように、文字
列の配置方向を変更した場合は当該文字列を印刷する用
紙等の向き(および、それに対応して画面上に表示され
ている用紙領域の向き)も同時に変更するようにしても
よい。
【0105】実施の形態2による文書処理装置のハード
ウェア構成は、図1に示した実施の形態1のハードウェ
ア構成と同様であるので説明を省略する。
【0106】図18は、実施の形態2による文書処理装
置の構成を機能的に示すブロック図である。図18にお
いて、入力部1800、文字列記憶部1801、文字列
方向変更部1802、文字列変換部1803、文字列配
置部1804、表示制御部1805、表示イメージ記憶
部1805a、表示部1806、印刷制御部1807、
印刷イメージ記憶部1807aおよび印刷部1808
は、それぞれ図2の入力部200、文字列記憶部20
1、文字列方向変更部202、文字列変換部203、文
字列配置部204、表示制御部205、表示イメージ記
憶部205a、表示部206、印刷制御部207、印刷
イメージ記憶部207aおよび印刷部208と同様であ
るので説明を省略する。
【0107】領域方向変更部1809は、文字列方向変
更部1802により文字列の配置方向が変更された場合
に、当該文字列を配置する矩形領域の縦の長さと横の長
さとを交換することにより、当該領域の方向を変更す
る。
【0108】領域の縦の長さと横の長さとを交換すると
は、従前の領域の縦の長さを横の長さに、横の長さを縦
の長さにすることである。このように縦横を入れ替えて
から、表示制御部1805および表示部1806により
当該領域を再表示すると、直感的には当該領域が右また
は左に90度回転したように見える。
【0109】そこでたとえば当該領域が用紙に対応する
ものであったときは、画面上に縦方向に置かれていた用
紙は横置きに、横方向に置かれていた用紙は縦置きに、
それぞれ方向が変更されたように見えることになる。さ
らに領域方向変更部1809は、画面上の用紙領域の方
向を変更するだけでなく、それに対応する実際の用紙の
方向も同時に変更する。
【0110】ただし実施の形態2では、文字列の配置方
向が変更された場合に常に当該文字列の印刷される用紙
の方向(および当該用紙に対応する画面上の用紙領域の
方向)も変更するのではなく、用紙方向も変更するか否
かの確認を事前に操作者からとるようにしている。図1
9は、この確認のためのダイアログの一例を示す説明図
である。操作者によりボタン1900が押下されたとき
は、上記のようにして用紙方向を変更し、ボタン190
1が押下されたときは、用紙方向の変更はおこなわな
い。
【0111】なお、本発明による文書処理装置は、上述
のように用紙全面(およびそれに対応する画面上の領
域)にわたって文字列を配置するだけでなく、用紙上の
一部に設けられた枠(およびそれに対応する画面上の領
域)内にも文字列を配置することができるが、この場合
領域方向変更部1809は用紙ではなく、当該枠の縦と
横の長さを交換する。
【0112】文字列配置部1804は、上記のようにし
て方向を変更された領域に対応する表示イメージ記憶部
1805aおよび印刷イメージ記憶部1807aの記憶
領域内に、文字列を指定された方向で配置する。そして
これらのイメージが、表示制御部1805により制御さ
れた表示部1806によって表示され、または印刷制御
部1807により制御された印刷部1808によって印
刷される。
【0113】なお、入力部1800、文字列記憶部18
01、文字列方向変更部1802、文字列変換部180
3、文字列配置部1804、表示制御部1805、印刷
制御部1807および領域方向変更部1809は、それ
ぞれROM102、RAM103またはハードディスク
105、フロッピーディスク107等の記録媒体に記録
されたプログラムに記載された命令にしたがってCPU
101等が命令処理を実行することにより、各部の機能
を実現するものである。
【0114】つぎに、実施の形態2による文書処理装置
の一連の処理について説明する。図20は、実施の形態
2による文書処理装置の文字列変換・配置方向変更処理
および領域方向変更処理の手順を示すフローチャートで
ある。図20では、もともと縦置きの用紙に横方向に配
置されていた文字列を、縦方向に配置し直す場合を例と
して説明する。
【0115】図20において、ステップS2001から
ステップS2004まで、およびステップS2010か
らステップS2015までは、それぞれ図17のステッ
プS1701からステップS1704まで、およびステ
ップS1705からステップS1710までと同様であ
るので説明を省略する。
【0116】ステップS2005において、図19に一
例を示した用紙方向の変更有無を確認するためのダイア
ログを表示する。そしてステップS2006において、
上記画面のボタン1900が押下されたかどうかを判定
する。ボタン1900が押下されたとき(ステップS2
006肯定)はステップS2007に移行し、用紙およ
び当該用紙に対応する画面上の用紙領域の縦と横の長さ
を交換することにより、その方向を変更した後、ステッ
プS2008に移行する。
【0117】ボタン1900が押下されなかったとき
(ステップS2006否定)はステップS2009に移
行し、ボタン1901が押下されたかどうかを判定す
る。ボタン1901が押下されたとき(ステップS20
09肯定)はステップS2008に移行する。ボタン1
901が押下されなかったとき(ステップS2009否
定)はステップS2006に移行し、上記ダイアログを
表示したままで操作者からの指示を待つ。ステップS2
008において、ステップS2005で表示したダイア
ログを消去し、ステップS2010に移行する。
【0118】実施の形態1と実施の形態2とを比較する
と、たとえば図21(a)に示すような縦方向のA4サ
イズの用紙(またはそれに対応する画面上の領域)に横
方向に配置されている文字列を、縦方向に並び替える場
合、実施の形態1では図21(b)に示すように、用紙
の方向はそのままで文字列の方向だけを変更するように
している。
【0119】しかしこのようにすると、一行内の文字数
や一頁内の行数が異なってくる。たとえば、フォントの
縦幅と横幅とがほぼ等しいとすると、A4サイズであれ
ば変更後の行内文字数は約1.4倍に増加し、逆に頁内
行数は約0.7倍に減少する。このため文字列中の改行
の位置等によっては、変更前は一頁に収まっていたもの
が、変更後は一頁に収まりきらない等の問題が生ずるこ
とになる。
【0120】たとえば図21(b)においては、図21
(a)の文字列のうち、途中の「せ」の文字までしか一
頁内には収められなくなっている。そこで、あらかじめ
全体の頁数が定められている等の理由で、変更後もこの
文字列を一頁内に収める必要があるときは、操作者は頁
内の行の間隔を詰めたり、行内の文字の間隔を詰めた
り、文字を小さくしたり、あるいは文字を削除したりし
て、試行錯誤しながらなんらかの調整をおこなわなけれ
ばならない。
【0121】しかしながら上記の問題は、文字列の配置
方向の変更にともなって用紙の方向も変更することによ
り、ある程度解決する。すなわち図21(c)に示すよ
うに、文字列方向を縦に変更するとともに用紙方向を横
に変更すれば、フォントがほぼ正方形であると仮定する
と、行内文字数や頁内行数は変更前と変更後とで大きく
変化しないために、文字列を格納するのに必要な頁数も
ほぼ従前通りとなる。
【0122】また、単純な見やすさの点からいっても、
図21(b)のような紙面では読み手は文字を追って視
点を大きく上下に移動させなければならないが、図21
(c)のような紙面では視点移動は比較的少なくて済
み、より読みやすいという効果がある。
【0123】したがって見やすさのみを考慮するのであ
れば、上記のように文字列方向の変更と同時に常に用紙
方向も変更するのでなく、文字列方向を縦にしたときに
用紙方向が縦であれば横にする(用紙方向が横であれば
何もしない)、あるいは文字列方向を横にしたときに用
紙方向が横であれば縦にする(用紙方向が縦であれば何
もしない)ようにしてもよい。
【0124】なお、上記では用紙全面に配置された文字
列の方向を変更する場合を例にとったが、上述のよう
に、用紙上の任意の位置に設定された枠内の文字列を並
び替えるときは、文字列方向の変更にともなって当該枠
の方向を変更するようにしてもよい。
【0125】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、文字列方向を変更しても当該文字列を表示する領域
に対する文字の過不足は生じないため、試行錯誤しなが
ら当該過不足を調整する作業が不要となり、文書作成の
作業効率が向上する。また文字列方向の変更とともに、
それに適した方向へと用紙方向も変更するため、より見
やすく読みやすい文書を作成することができる。
【0126】(実施の形態3)さて、上述した実施の形
態1および2にあっては、いったん文字列を変換してそ
の配置方向を変更した後は、当該処理を取り消して従前
の状態に復帰することはできないようにしたが、以下に
説明する実施の形態3のように、上記処理の前後の文字
列をともに記憶しておくことで、操作者が変更前の状態
と変更後の状態とを比較しながらいずれかを選択するこ
とができるようにしてもよい。
【0127】上述のように本発明においては、操作者は
文字列の変換規則を任意に選択することができるが、最
初の一回で所望の処理結果が得られるような適切な変換
規則の選択ができることは稀である。処理結果を見て、
選択した変換規則が不適切であったと操作者が考えた場
合も、実施の形態1および2においては、変換前の文字
列は変更後の文字列により上書きされてしまっているた
め、元の状態に戻すことはできない。
【0128】そこで実施の形態3においては、変換前の
文字列を変換後の文字列とともに記憶しておくように
し、またこのように記憶された複数の文字列を、任意に
選択して表示させることができるようにする。なお、実
施の形態3による文書処理装置のハードウェア構成は、
図1に示した実施の形態1のハードウェア構成と同様で
あるので説明を省略する。
【0129】図22は、実施の形態3による文書処理装
置の構成を機能的に示すブロック図である。図22にお
いて、入力部2200、文字列方向変更部2202、表
示制御部2205、表示イメージ記憶部2205a、表
示部2206、印刷制御部2207、印刷イメージ記憶
部2207aおよび印刷部2208は、それぞれ図2の
入力部200、文字列方向変更部202、表示制御部2
05、表示イメージ記憶部205a、表示部206、印
刷制御部207、印刷イメージ記憶部207aおよび印
刷部208と同様であるので説明を省略する。
【0130】文字列記憶部2201は、初期状態では一
つの変換前文字列記憶部2201aのみを含む構成であ
る。ただし、文字列変換部2203により文字列の変換
がおこなわれるたびごとに、変換後文字列記憶部220
1bを一つずつ作成する。
【0131】以下では、複数の変換後文字列記憶部22
01bを特に区別する必要がある場合は、一回目の変換
の後に作成される変換後文字列記憶部を2201b1、
二回目の変換の後に作成される変換後文字列記憶部を2
201b2、のように、符号に添字を付加して示すこと
とする。上記以外の点は実施の形態1の文字列記憶部2
01と同様である。
【0132】なお、変換後文字列記憶部2201bは、
文字列をその変換結果およびその配置方向で確定する旨
の操作者からの指示があったとき、たとえば当該文字列
が、ハードディスク105からRAM103(上述のよ
うに文字列記憶部2201はRAM103に構成され
る)へ読み出されたものであるときは、RAM103上
の文字列をハードディスク105へ書き戻すための指示
である「保存」コマンドが選択されたときに消去する。
そのさい、後述する文字列選択部2209に格納されて
いる情報で、変換前文字列記憶部2201aの情報を上
書きする。
【0133】文字列変換部2203は、常に変換前文字
列記憶部2201aに記憶された文字列を対象として文
字列の変換をおこなう。上記以外の点は実施の形態1の
文字列変換部203と同様である。
【0134】文字列配置部2204は、後述する文字列
選択部2209に格納された文字列を、その配置方向に
したがって、表示イメージ記憶部2205aおよび印刷
イメージ記憶部2207aの所定の領域に配置する。上
記以外の点は実施の形態1の文字列配置部204と同様
である。
【0135】文字列選択部2209は、特に指定のない
状態では、変換前文字列記憶部2201aおよび変換後
文字列記憶部2201bのうち最も最近に作成されたも
のに記憶されている情報と同じ情報を保持している。し
たがって、初期状態では、文字列選択部2209には変
換前文字列記憶部2201aと同じ情報が格納されてい
る。
【0136】そして変換後文字列記憶部2201bが作
成されるごとに、そこに格納された変換後の文字列と変
更後の配置方向とで、従前の文字列と配置方向とを上書
きする。ただし、操作者により入力部200を介して文
字列記憶部2201内のいずれかの文字列が指定された
ときは、当該文字列とその配置方向とを保持するように
する。
【0137】つぎに、実施の形態3による文書処理装置
の一連の処理について説明する。図23は、実施の形態
3による文書処理装置の文字列変換・配置方向変更処理
の手順を示すフローチャートである。
【0138】図23において、ステップS2301から
ステップS2305まで、およびステップS2309か
らステップS2312までは、それぞれ図17のステッ
プS1701からステップS1705まで、およびステ
ップS1707からステップS1710までと同様であ
るので説明を省略する。
【0139】ステップS2306において、文字列記憶
部2201内に変換後文字列記憶部2201bを一つ作
成する。そしてステップS2307において、ステップ
S2305による変換後の文字列およびステップS23
01で指定されたその配置方向を、ステップS2306
で作成された変換後文字列記憶部2201bに書き込
む。
【0140】さらにステップS2308において、ステ
ップS2307で変換後文字列記憶部2201bに書き
込んだのと同じ情報を、文字列選択部2209にも書き
込む。
【0141】また図24は、実施の形態3による文書処
理装置の文字列選択処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【0142】ステップS2401において、操作者によ
り、文字列記憶部2201内の複数の文字列のうちいず
れかが選択されたかどうかを判定する。文字列の選択が
なされたとき(ステップS2401肯定)はステップS
2402に移行し、当該文字列およびその配置方向を文
字列記憶部2201から取得して、文字列選択部220
9に格納する。
【0143】そしてステップS2403において、文字
列選択部2209の情報にもとづいて、表示イメージ記
憶部2205a内に文字列の表示イメージを作成する。
ついでステップS2404において、ステップS240
3で作成された文字列の表示イメージを表示部2206
の表示画面上に表示し、本フローチャートによる処理を
終了する。
【0144】またステップS2401において、文字列
の選択がなされなかったとき(ステップS2401否
定)は、そのまま本フローチャートによる処理を終了す
る。この場合、特に文字列の指定がないために、文字列
選択部2209は変換前文字列記憶部2201aおよび
変換後文字列記憶部2201bのうち最も最近に作成さ
れたものと同じ情報を保持することになる。したがって
画面にも、最も最近の文字列変換・配置方向変更処理に
よって得られた処理結果が表示される。
【0145】図23および図24のフローチャートによ
る、実施の形態3の文書処理装置の一連の動作を具体例
により説明する。たとえば操作者が、図16に例示する
変換規則選択ダイアログの「漢数字に変換(K)」を選
択して、図8に示す文字列を図9のように変換・配置し
たものとする。
【0146】このとき実施の形態3による文書処理装置
は、図23に示す一連の処理を一回実行する。その結
果、文字列記憶部2201には変換後文字列記憶部22
01b1が作成され、上記処理による変換後の文字列お
よびその配置方向が記憶される。そして同時にその情報
が、文字列選択部2209にも格納される。図25は、
このときの文字列記憶部2201の状態を模式的に示す
説明図である。また図26は、このときの文字列選択部
2209の状態を模式的に示す説明図である。
【0147】そして文字列選択部2209内の文字列、
すなわち変換後の文字列が、文字列配置部2204によ
り指定された方向で配置され、表示制御部2205を介
して表示部2206の表示画面に表示される。
【0148】ここで処理結果を見た操作者は、数字は単
純に漢数字に変換するのでなく、むしろ「億」「万」等
の単位語を含む漢数字に変換した方がよいと考えたとす
る。この場合操作者は、再度画面上のメニューから「縦
組み文書に変換する」コマンドを選択して、図16のダ
イアログを表示させる。そして今度は「漢数字に変換
(T)」を選択して、文字列の変換・配置をおこなった
ものとする。
【0149】このとき実施の形態3による文書処理装置
は、図23に示す一連の処理を再度実行する。すなわち
文字列変換部2203は新たな規則にもとづいて、変換
前文字列記憶部2201aに保持された文字列を変換
し、変換後の文字列は新たに作成された変換後文字列記
憶部2201b2および文字列選択部2209に格納さ
れる。図27は、このときの文字列記憶部2201の状
態を模式的に示す説明図である。また図28は、このと
きの文字列選択部2209の状態を模式的に示す説明図
である。
【0150】上記のようにして、単位語つきの漢数字に
変換された文字列を画面上で確認した操作者が、やはり
数字は単位語なしの漢数字に変換した方がよかった(前
回の変換の方がよかった)と考えたとすると、操作者は
画面上のメニューから、たとえば「一つ前へ」という名
称のコマンドを選択する。
【0151】このとき実施の形態3による文書処理装置
は、図24に示す一連の処理を実行する。すなわち文字
列選択部2209は、操作者から入力部200を介して
入力された文字列の指定を受けて、当該文字列、具体的
には現在保持している文字列の一つ前の文字列を、文字
列記憶部2201から取得する。図29は、このときの
文字列選択部2209の状態を模式的に示す説明図であ
る。図29の文字列選択部2209には、文字列記憶部
2201b1と同じ情報が格納されている。
【0152】再び画面上に表示された単位語なしの漢数
字を見て、操作者がやはり単位語つきの漢数字の方がよ
いと考え直したとすると、操作者はメニューからたとえ
ば「一つ後へ」というコマンドを選択する。この場合実
施の形態3にかかる文書処理装置は、図24に示す一連
の処理を再度実行する。
【0153】なお、上記では、今回の変換の前の文字
列、前回の変換の前の文字列、のように、文字列を一つ
ずつさかのぼってゆくようにしたが、何回目の変換の前
の文字列、のように指定することで、所望の文字列を選
択できるようにしてもよい。
【0154】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、操作者は同一の文字列を種々の組み合わせの変換規
則にもとづいて変換し、その結果を画面上で比較しなが
ら、最適な変換規則の組み合わせを選択することができ
る。
【0155】なお、実施の形態1〜3で説明した文書処
理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーション等のコンピュータ
で実行することにより実現される。このプログラムは、
ハードディスク、フロッピーディスク、CDROM、M
O、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体
に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出
されることによって実行される。またこのプログラム
は、上記記録媒体を介して、インターネット等のネット
ワークを介して配布することができる。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、表示画面を有する表示手段と、前記表示
手段を制御して前記表示画面上の所定の領域内に文字列
を表示する表示制御手段とを備えた文書処理装置におい
て、文字列方向変更手段が前記領域内での前記文字列の
配置方向を変更し、文字列変換手段が前記文字列を所定
の変換規則にもとづいて前記文字列方向変更手段により
変更された方向に配置されるのに適した文字列に変換
し、文字列配置手段が前記文字列変換手段により変換さ
れた前記文字列を前記領域内に前記文字列方向変更手段
により変更された配置方向で配置する。
【0157】このため、文字列の配置方向をその作成後
あるいは作成途中に変更した場合も、当該変更により表
示時の体裁が崩れる等の問題を生ずる文字があらかじめ
適切な文字に変換され、これによって、変更後の文字列
をチェックして問題箇所を一つずつ訂正してゆく必要が
なく、文書作成の作業効率を向上させることが可能な文
書処理装置が得られるという効果を奏する。
【0158】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記文字列変換手段は前
記文字列に含まれる半角文字を全角文字に変換するた
め、文字列の配置方向をその作成後あるいは作成途中に
変更した場合も、当該変更により表示時の体裁が崩れる
等の問題を生ずる半角文字があらかじめ全角文字に変換
され、これによって、変更後の文字列をチェックして問
題箇所を一つずつ訂正してゆく必要がなく、文書作成の
作業効率を向上させることが可能な文書処理装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0159】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記文字列変換手段は前
記文字列に含まれる所定の条件を満たす半角英文字また
は半角数字を除く半角文字を全角文字に変換し、前記文
字列配置手段は、前記文字列方向変更手段により前記文
字列の配置方向が縦方向に変更された場合も、前記所定
の条件を満たす半角英文字または半角数字を前記領域内
に横方向に配置するため、全角文字に変換して縦方向に
配置すると読みづらくなる半角英文字や半角数字は、半
角のままで縦方向に配置された文字列の中に横方向に配
置され、これによって、より読みやすい文書を作成する
ことが可能な文書処理装置が得られるという効果を奏す
る。
【0160】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記
文字列変換手段は前記文字列に含まれる数字を漢数字に
変換するため、縦方向に配置された文字列では数値は漢
数字により表現され、これによって、日本語の表記の慣
例により即した文書を作成することが可能な文書処理装
置が得られるという効果を奏する。
【0161】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記
文字列変換手段は前記文字列に含まれる単位を表現する
カタカナを漢字または組み文字に変換するため、縦方向
に配置された文字列では、可能な限り単位は漢字または
組み文字により表現され、これによって、日本語の表記
の慣例により即した文書を作成することが可能な文書処
理装置が得られるという効果を奏する。
【0162】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、さら
に前記文字列方向変更手段により前記領域内の文字列の
配置方向が変更された場合に、当該領域の縦の長さと横
の長さとを交換することにより当該領域の方向を変更す
る領域方向変更手段を備え、前記表示制御手段は、前記
表示手段を制御して、前記領域方向変更手段により方向
を変更された前記表示画面上の所定の領域内に文字列を
表示するため、文字列方向を変更しても当該文字列を表
示する領域に対する文字の過不足は生じず、これによっ
て、試行錯誤しながら当該過不足を調整する作業が不要
となり、文書作成の作業効率を向上させることが可能な
文書処理装置が得られるという効果を奏する。
【0163】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項1〜6のいずれか一つに記載の発明において、さら
に前記文字列変換手段により変換される前の前記文字列
および前記文字列変換手段により変換された後の前記文
字列を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
文字列のうちいずれか一つを選択する文字列選択手段と
を備え、前記文字列配置手段は、前記文字列選択手段に
より選択された文字列を前記領域内に前記文字列方向変
更手段により変更された配置方向で配置するため、変換
前の文字列と変換後との文字列とが選択的に画面に表示
され、これによって、同一の文字列を種々の組み合わせ
の変換規則にもとづいて変換し、その結果を画面上で比
較しながら、最適な変換規則の組み合わせを選択するこ
とが可能な文書処理装置が得られるという効果を奏す
る。
【0164】また、請求項8に記載の発明によれば、表
示画面上の所定の領域内に文字列を表示する表示制御工
程を含む文書処理方法において、文字列方向変更工程が
前記領域内での前記文字列の配置方向を変更し、文字列
変換工程が前記文字列を所定の変換規則にもとづいて前
記文字列方向変更工程により変更された方向に配置され
るのに適した文字列に変換し、文字列配置工程が前記文
字列変換工程により変換された前記文字列を前記領域内
に前記文字列方向変更工程により変更された配置方向で
配置するため、文字列の配置方向をその作成後あるいは
作成途中に変更した場合も、当該変更により表示時の体
裁が崩れる等の問題を生ずる文字があらかじめ適切な文
字に変換され、これによって、変更後の文字列をチェッ
クして問題箇所を一つずつ訂正してゆく必要がなく、文
書作成の作業効率を向上させることが可能な文書処理方
法が得られるという効果を奏する。
【0165】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項8に記載の発明において、前記文字列変換工程は前
記文字列に含まれる半角文字を全角文字に変換するた
め、文字列の配置方向をその作成後あるいは作成途中に
変更した場合も、当該変更により表示時の体裁が崩れる
等の問題を生ずる半角文字があらかじめ全角文字に変換
され、これによって、変更後の文字列をチェックして問
題箇所を一つずつ訂正してゆく必要がなく、文書作成の
作業効率を向上させることが可能な文書処理方法が得ら
れるという効果を奏する。
【0166】また、請求項10に記載の発明によれば、
請求項8に記載の発明において、前記文字列変換工程は
前記文字列に含まれる所定の条件を満たす半角英文字ま
たは半角数字を除く半角文字を全角文字に変換し、前記
文字列配置工程は、前記文字列方向変更工程により前記
文字列の配置方向が縦方向に変更された場合も、前記所
定の条件を満たす半角英文字または半角数字を前記領域
内に横方向に配置するため、全角文字に変換して縦方向
に配置すると読みづらくなる半角英文字や半角数字は、
半角のままで縦方向に配置された文字列の中に横方向に
配置され、これによって、より読みやすい文書を作成す
ることが可能な文書処理方法が得られるという効果を奏
する。
【0167】また、請求項11に記載の発明によれば、
請求項8〜10のいずれか一つに記載の発明において、
前記文字列変換工程は前記文字列に含まれる数字を漢数
字に変換するため、縦方向に配置された文字列では数値
は漢数字により表現され、これによって、日本語の表記
の慣例により即した文書を作成することが可能な文書処
理方法が得られるという効果を奏する。
【0168】また、請求項12に記載の発明によれば、
請求項8〜11のいずれか一つに記載の発明において、
前記文字列変換工程は前記文字列に含まれる単位を表現
するカタカナを漢字または組み文字に変換するため、縦
方向に配置された文字列では、可能な限り単位は漢字ま
たは組み文字により表現され、これによって、日本語の
表記の慣例により即した文書を作成することが可能な文
書処理方法が得られるという効果を奏する。
【0169】また、請求項13に記載の発明によれば、
請求項8〜12のいずれか一つに記載の発明において、
さらに前記文字列方向変更工程により前記領域内の文字
列の配置方向が変更された場合に、当該領域の縦の長さ
と横の長さとを交換することにより当該領域の方向を変
更する領域方向変更工程を含み、前記表示制御工程は、
前記領域方向変更工程により方向を変更された前記表示
画面上の所定の領域内に文字列を表示するため、文字列
方向を変更しても当該文字列を表示する領域に対する文
字の過不足は生じず、これによって、試行錯誤しながら
当該過不足を調整する作業が不要となり、文書作成の作
業効率を向上させることが可能な文書処理方法が得られ
るという効果を奏する。
【0170】また、請求項14に記載の発明によれば、
請求項8〜13のいずれか一つに記載の発明において、
さらに前記文字列変換工程により変換される前の前記文
字列および前記文字列変換工程により変換された後の前
記文字列のうちいずれか一つを選択する文字列選択工程
を含み、前記文字列配置工程は、前記文字列選択工程に
より選択された文字列を前記領域内に前記文字列方向変
更工程により変更された配置方向で配置するため、変換
前の文字列と変換後との文字列とが選択的に画面に表示
され、これによって、同一の文字列を種々の組み合わせ
の変換規則にもとづいて変換し、その結果を画面上で比
較しながら、最適な変換規則の組み合わせを選択するこ
とが可能な文書処理方法が得られるという効果を奏す
る。
【0171】また、請求項15に記載の発明によれば、
請求項8〜14のいずれか一つに記載された方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そ
のプログラムを機械読み取り可能となり、これによっ
て、請求項8〜14の動作をコンピュータによって実現
することが可能な記録媒体が得られるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる文書処理装置のハードウ
エア構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1にかかる文書処理装置の構成を機
能的に示すブロック図である。
【図3】実施の形態1の文字列変換部203にかかる変
換をおこなう前の文字列の表示の一例を示す説明図であ
る。
【図4】実施の形態1の文字列変換部203にかかる変
換をおこなった後の文字列の表示の一例を示す説明図で
ある。
【図5】実施の形態1の文字列変換部203にかかる変
換をおこなう前の文字列の表示の他の一例を示す説明図
である。
【図6】実施の形態1の文字列変換部203にかかる変
換をおこなった後の文字列の表示の他の一例を示す説明
図である。
【図7】実施の形態1の文字列変換部203にかかる変
換をおこなった後の文字列の表示の他の一例を示す説明
図である。
【図8】実施の形態1の文字列変換部203にかかる変
換をおこなう前の文字列の表示の他の一例を示す説明図
である。
【図9】実施の形態1の文字列変換部203にかかる変
換をおこなった後の文字列の表示の他の一例を示す説明
図である。
【図10】実施の形態1の文字列変換部203にかかる
変換をおこなった後の文字列の表示の他の一例を示す説
明図である。
【図11】実施の形態1の文字列変換部203にかかる
変換をおこなう前の文字列の表示の他の一例を示す説明
図である。
【図12】実施の形態1の文字列変換部203にかかる
変換をおこなった後の文字列の表示の他の一例を示す説
明図である。
【図13】組み文字の例を示す説明図である。
【図14】実施の形態1の文字列変換部203にかかる
変換をおこなう前の文字列の表示の他の一例を示す説明
図である。
【図15】実施の形態1の文字列変換部203にかかる
変換をおこなった後の文字列の表示の他の一例を示す説
明図である。
【図16】実施の形態1の文字列変換部203により適
用される変換規則を選択するためのダイアログの一例を
示す説明図である。
【図17】実施の形態1にかかる文書処理装置の文字列
変換・配置方向変更処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図18】実施の形態2にかかる文書処理装置の構成を
機能的に示すブロック図である。
【図19】実施の形態2にかかる文書処理装置の領域方
向変更部1809により領域の方向を変更するか否かを
確認するためのダイアログの一例を示す説明図である。
【図20】実施の形態2にかかる文書処理装置の文字列
変換・配置方向変更処理および領域方向変更処理の手順
を示すフローチャートである。
【図21】実施の形態1と実施の形態2との処理結果の
比較のための説明図である。
【図22】実施の形態3にかかる文書処理装置の構成を
機能的に示すブロック図である。
【図23】実施の形態3にかかる文書処理装置の文字列
変換・配置方向変更処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図24】実施の形態3にかかる文書処理装置の文字列
選択処理の手順を示すフローチャートである。
【図25】実施の形態3にかかる文字列記憶部2201
の状態を模式的に示す説明図である。
【図26】実施の形態3にかかる文字列選択部2209
の状態を模式的に示す説明図である。
【図27】実施の形態3にかかる文字列記憶部2201
の他の状態を模式的に示す説明図である。
【図28】実施の形態3にかかる文字列選択部2209
の他の状態を模式的に示す説明図である。
【図29】実施の形態3にかかる文字列選択部2209
の他の状態を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
100 バス 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 HDD 105 HD 106 FDD 107 FD 108 ディスプレイ 109 I/F 110 通信回線 111 キーボード 112 マウス 113 スキャナ 114 プリンタ 115 CDROM 116 CDROMドライブ 200,1800,2200 入力部 201,1801,2201 文字列記憶部 202,1802,2202 文字列方向変更部 203,1803,2203 文字列変換部 204,1804,2204 文字列配置部 205,1805,2205 表示制御部 205a,1805a,2205a 表示イメージ記憶
部 206,1806,2206 表示部 207,1807,2207 印刷制御部 207a,1807a,2207a 印刷イメージ記憶
部 208,1808,2208 印刷部 1809 領域方向変更部 2201a 変換前文字列記憶部 2201b 変換後文字列記憶部 2209 文字列選択部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を有する表示手段と、前記表示
    手段を制御して前記表示画面上の所定の領域内に文字列
    を表示する表示制御手段と、を備えた文書処理装置にお
    いて、 前記領域内での前記文字列の配置方向を変更する文字列
    方向変更手段と、 前記文字列を所定の変換規則にもとづいて前記文字列方
    向変更手段により変更された方向に配置されるのに適し
    た文字列に変換する文字列変換手段と、 前記文字列変換手段により変換された前記文字列を前記
    領域内に前記文字列方向変更手段により変更された配置
    方向で配置する文字列配置手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記文字列変換手段は、前記文字列に含
    まれる半角文字を全角文字に変換することを特徴とする
    請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記文字列変換手段は、前記文字列に含
    まれる所定の条件を満たす半角英文字または半角数字を
    除く半角文字を全角文字に変換し、 前記文字列配置手段は、前記文字列方向変更手段により
    前記文字列の配置方向が縦方向に変更された場合も、前
    記所定の条件を満たす半角英文字または半角数字を前記
    領域内に横方向に配置することを特徴とする請求項1に
    記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記文字列変換手段は、前記文字列に含
    まれる数字を漢数字に変換することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一つに記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記文字列変換手段は、前記文字列に含
    まれる単位を表現するカタカナを漢字または組み文字に
    変換することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記文字列方向変更手段により
    前記領域内の文字列の配置方向が変更された場合に、当
    該領域の縦の長さと横の長さとを交換することにより当
    該領域の方向を変更する領域方向変更手段を備え、 前記表示制御手段は、前記表示手段を制御して、前記領
    域方向変更手段により方向を変更された前記表示画面上
    の所定の領域内に文字列を表示することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか一つに記載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記文字列変換手段により変換
    される前の前記文字列および前記文字列変換手段により
    変換された後の前記文字列を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された文字列のうちいずれか一つを
    選択する文字列選択手段とを備え、 前記文字列配置手段は、前記文字列選択手段により選択
    された文字列を前記領域内に前記文字列方向変更手段に
    より変更された配置方向で配置することを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか一つに記載の文書処理装置。
  8. 【請求項8】 表示画面上の所定の領域内に文字列を表
    示する表示制御工程を含む文書処理方法において、 前記領域内での前記文字列の配置方向を変更する文字列
    方向変更工程と、 前記文字列を所定の変換規則にもとづいて前記文字列方
    向変更工程により変更された方向に配置されるのに適し
    た文字列に変換する文字列変換工程と、 前記文字列変換工程により変換された前記文字列を前記
    領域内に前記文字列方向変更工程により変更された配置
    方向で配置する文字列配置工程と、 を含んだことを特徴とする文書処理方法。
  9. 【請求項9】 前記文字列変換工程は、前記文字列に含
    まれる半角文字を全角文字に変換することを特徴とする
    請求項8に記載の文書処理方法。
  10. 【請求項10】 前記文字列変換工程は、前記文字列に
    含まれる所定の条件を満たす半角英文字または半角数字
    を除く半角文字を全角文字に変換し、 前記文字列配置工程は、前記文字列方向変更工程により
    前記文字列の配置方向が縦方向に変更された場合も、前
    記所定の条件を満たす半角英文字または半角数字を前記
    領域内に横方向に配置することを特徴とする請求項8に
    記載の文書処理方法。
  11. 【請求項11】 前記文字列変換工程は、前記文字列に
    含まれる数字を漢数字に変換することを特徴とする請求
    項8〜10のいずれか一つに記載の文書処理方法。
  12. 【請求項12】 前記文字列変換工程は、前記文字列に
    含まれる単位を表現するカタカナを漢字または組み文字
    に変換することを特徴とする請求項8〜11のいずれか
    一つに記載の文書処理方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記文字列方向変更工程によ
    り前記領域内の文字列の配置方向が変更された場合に、
    当該領域の縦の長さと横の長さとを交換することにより
    当該領域の方向を変更する領域方向変更工程を含み、 前記表示制御工程は、前記領域方向変更工程により方向
    を変更された前記表示画面上の所定の領域内に文字列を
    表示することを特徴とする請求項8〜12のいずれか一
    つに記載の文書処理方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記文字列変換工程により変
    換される前の前記文字列および前記文字列変換工程によ
    り変換された後の前記文字列のうちいずれか一つを選択
    する文字列選択工程を含み、 前記文字列配置工程は、前記文字列選択工程により選択
    された文字列を前記領域内に前記文字列方向変更工程に
    より変更された配置方向で配置することを特徴とする請
    求項8〜13のいずれか一つに記載の文書処理方法。
  15. 【請求項15】 前記請求項8〜14のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040773A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像出力装置および画像出力プログラム
JP2012155414A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Crossdesign Inc 縦書き書式制御されたhtmlファイルへの変換方法及び提供または表示方法
JP2015062112A (ja) * 2013-08-23 2015-04-02 株式会社リコー 情報処理システム、方法、情報処理装置およびプログラム

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