JP2001022600A - ディジタル信号処理装置 - Google Patents
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- 238000012937 correction Methods 0.000 description 21
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- 102100033029 Carbonic anhydrase-related protein 11 Human genes 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/30—Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
- G06F9/38—Concurrent instruction execution, e.g. pipeline or look ahead
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- G—PHYSICS
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- G06F9/30076—Arrangements for executing specific machine instructions to perform miscellaneous control operations, e.g. NOP
- G06F9/30079—Pipeline control instructions, e.g. multicycle NOP
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2個の演算装置から構成されるディジタル信
号処理装置において、それぞれの演算装置で処理待ち時
間を除去することと、処理順序を変更できることを目的
とする。 【解決手段】 演算装置12内に、演算装置11から設
定可能で、タスクリストと同様にアドレス、及び実行モ
ードを格納できる構造を持った予約処理レジスタと、予
約処理レジスタのアドレスがプログラムカウンタへ複写
されたときに実行モードをクリアするためのクリア回路
を、新たに追加したものである。
号処理装置において、それぞれの演算装置で処理待ち時
間を除去することと、処理順序を変更できることを目的
とする。 【解決手段】 演算装置12内に、演算装置11から設
定可能で、タスクリストと同様にアドレス、及び実行モ
ードを格納できる構造を持った予約処理レジスタと、予
約処理レジスタのアドレスがプログラムカウンタへ複写
されたときに実行モードをクリアするためのクリア回路
を、新たに追加したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号処
理装置に関し、特に、光ディスク装置のサーボ制御に適
用して効果を発揮するものである。
理装置に関し、特に、光ディスク装置のサーボ制御に適
用して効果を発揮するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、一般的な光ディスク装置のサー
ボ制御装置の構成を示す図である。この光ディスク装置
では、光ディスク91に記録されたデータを読み出すた
めに、光ピックアップ92に設置された対物レンズ93
を通してディスク記録面に対して発射した光レーザの反
射光を利用する。フォトディテクタ94などのセンサを
使用して検出された反射光の光量は、A/D変換器95
によってアナログデータからディジタルデータへ変換さ
れてディジタル信号処理装置96に入力される。この反
射光の光量は、ディスク回転や外部振動などの影響を受
けて変動するが、データを正しく読み出すためには、反
射光の光量を大きく保つ必要がある。そのためには、フ
ォーカス制御、及びトラッキング制御を行う必要があ
る。フォーカス制御は、ディスクの面振れに対し、光ピ
ックアップに設置された対物レンズ93とディスク記録
面との距離を一定に保ち、ディスク記録面がレーザの焦
点深度内に位置するように対物レンズを制御することで
ある。また、トラッキング制御は、ディスクの偏心に対
し、光スポットがトラック上を正しく走査するよう対物
レンズ93を制御することである。これらのフォーカス
制御、トラッキング制御は、フォーカス、トラッキング
が正しいかどうかを表すフォーカス誤差信号、トラッキ
ング誤差信号を反射光から検出し、フォーカス駆動量、
トラッキング駆動量をディジタル演算によって計算し、
D/A変換器97C,97Dを通して対物レンズ93を
駆動する。光ディスク装置に必要なサーボ制御として
は、フォーカス制御、トラッキング制御以外にも、光デ
ィスクを回転させるためのスピンドルモータ98を制御
するスピンドル制御、光ピックアップ92を駆動するた
めのトラバース制御などがある。
ボ制御装置の構成を示す図である。この光ディスク装置
では、光ディスク91に記録されたデータを読み出すた
めに、光ピックアップ92に設置された対物レンズ93
を通してディスク記録面に対して発射した光レーザの反
射光を利用する。フォトディテクタ94などのセンサを
使用して検出された反射光の光量は、A/D変換器95
によってアナログデータからディジタルデータへ変換さ
れてディジタル信号処理装置96に入力される。この反
射光の光量は、ディスク回転や外部振動などの影響を受
けて変動するが、データを正しく読み出すためには、反
射光の光量を大きく保つ必要がある。そのためには、フ
ォーカス制御、及びトラッキング制御を行う必要があ
る。フォーカス制御は、ディスクの面振れに対し、光ピ
ックアップに設置された対物レンズ93とディスク記録
面との距離を一定に保ち、ディスク記録面がレーザの焦
点深度内に位置するように対物レンズを制御することで
ある。また、トラッキング制御は、ディスクの偏心に対
し、光スポットがトラック上を正しく走査するよう対物
レンズ93を制御することである。これらのフォーカス
制御、トラッキング制御は、フォーカス、トラッキング
が正しいかどうかを表すフォーカス誤差信号、トラッキ
ング誤差信号を反射光から検出し、フォーカス駆動量、
トラッキング駆動量をディジタル演算によって計算し、
D/A変換器97C,97Dを通して対物レンズ93を
駆動する。光ディスク装置に必要なサーボ制御として
は、フォーカス制御、トラッキング制御以外にも、光デ
ィスクを回転させるためのスピンドルモータ98を制御
するスピンドル制御、光ピックアップ92を駆動するた
めのトラバース制御などがある。
【0003】従来の光ディスク装置におけるサーボ制御
を行うディジタル信号処理装置の構成としては、特開平
10−255283号公報「光ピックアップの制御方法
および光ディスク装置」に記載されている方法が知られ
ている。すなわち、主たる演算装置であるCPUとCP
Uを補助する演算装置であるDSPから構成され、光デ
ィスク装置のサーボ制御に必要な各種タスクをCPUと
DSPに分割して処理させる方式である。
を行うディジタル信号処理装置の構成としては、特開平
10−255283号公報「光ピックアップの制御方法
および光ディスク装置」に記載されている方法が知られ
ている。すなわち、主たる演算装置であるCPUとCP
Uを補助する演算装置であるDSPから構成され、光デ
ィスク装置のサーボ制御に必要な各種タスクをCPUと
DSPに分割して処理させる方式である。
【0004】以下、2個の演算装置から構成され、光デ
ィスク装置におけるサーボ制御を行う従来のディジタル
信号処理装置について、図7を用いて説明する。図7に
おいて、11,12は演算装置、13は外部バス、1
4,16はプログラム記憶領域、15,17は数値演算
回路「ALU(Arithmetic logic unit)」、18は
タスクリスト、19は外部起動要因、70は処理ポイン
タA、21はプログラムカウンタ、22は命令デコー
ダ、23はプログラム停止通知信号、24は終了ステー
タス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路である。
ィスク装置におけるサーボ制御を行う従来のディジタル
信号処理装置について、図7を用いて説明する。図7に
おいて、11,12は演算装置、13は外部バス、1
4,16はプログラム記憶領域、15,17は数値演算
回路「ALU(Arithmetic logic unit)」、18は
タスクリスト、19は外部起動要因、70は処理ポイン
タA、21はプログラムカウンタ、22は命令デコー
ダ、23はプログラム停止通知信号、24は終了ステー
タス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路である。
【0005】演算装置11と演算装置12は外部バス1
3によって接続され、演算装置11から演算装置12の
内部レジスタを参照することができる。演算装置11
は、プログラム記憶領域14に格納されたプログラムに
よって数値演算回路15を起動させ、スピンドル制御、
トラバース制御などに必要な駆動値を計算する。演算装
置12も同様に、プログラム記憶領域16に格納された
プログラムによって数値演算回路17を動作させて、フ
ォーカス制御、トラッキング制御などに必要な駆動値を
計算する。
3によって接続され、演算装置11から演算装置12の
内部レジスタを参照することができる。演算装置11
は、プログラム記憶領域14に格納されたプログラムに
よって数値演算回路15を起動させ、スピンドル制御、
トラバース制御などに必要な駆動値を計算する。演算装
置12も同様に、プログラム記憶領域16に格納された
プログラムによって数値演算回路17を動作させて、フ
ォーカス制御、トラッキング制御などに必要な駆動値を
計算する。
【0006】演算装置12における、例えばフォーカス
制御処理である処理Aやトラッキング制御処理である処
理Bは、あらかじめ演算装置11から外部バス13を通
して転送され、プログラム記憶領域16に格納されてい
る。また、処理A、処理Bの開始アドレスは、演算装置
12内に設置されたタスクリスト18に、演算装置11
から転送されている。タスクリスト18は、各処理の開
始アドレスと各処理の実行モードを対にして格納してい
る。実行モードは、対応する処理が実行可能かどうかを
示している。演算装置12は、一定周期ごとに発生する
外部起動要因19にHiパルスが入力されると、処理ポ
インタA70がタスクリスト18の先頭を指示するよう
に初期化する。また、終了ステータス記憶レジスタ24
に未終了を示す0を設定する。さらに、演算装置12
は、処理ポインタA70が指示するタスクリスト18内
に格納されたアドレスを、プログラムカウンタ21に複
写する。この時、処理ポインタA70が指示するアドレ
スに対応する実行モードが実行不可能を意味する0を示
していれば、処理ポインタは1インクリメントされて、
次の処理のアドレスをプログラムカウンタ21に複写す
るよう試みる。以上により、処理Aのプログラムが起動
され、プログラム記憶領域16から読み出されたプログ
ラムが命令デコーダ22によって解釈され、数値演算回
路17を動作させるので、処理Aが実行される。演算装
置12は、プログラムカウンタ21が処理Aの終了アド
レスに到達し、プログラム停止命令が命令デコーダ22
に入力されると、命令デコーダ22から処理ポインタA
70に対してプログラム停止通知信号23を発生させ
る。処理ポインタA70にプログラム停止通知信号23
が通知されると、演算装置12はタスクリスト18への
指示先を処理Aから処理Bへ変更して、処理Bの開始ア
ドレスをプログラムカウンタ21に複写する。これによ
り、処理Bのプログラムが起動され、処理Bが実行され
る。演算装置12は、同様の操作をタスクリスト18内
に格納されたすべての処理に対して繰り返し、すべての
処理の実行が終了すると、終了ステータス記憶レジスタ
24に処理終了を示す1を設定する。
制御処理である処理Aやトラッキング制御処理である処
理Bは、あらかじめ演算装置11から外部バス13を通
して転送され、プログラム記憶領域16に格納されてい
る。また、処理A、処理Bの開始アドレスは、演算装置
12内に設置されたタスクリスト18に、演算装置11
から転送されている。タスクリスト18は、各処理の開
始アドレスと各処理の実行モードを対にして格納してい
る。実行モードは、対応する処理が実行可能かどうかを
示している。演算装置12は、一定周期ごとに発生する
外部起動要因19にHiパルスが入力されると、処理ポ
インタA70がタスクリスト18の先頭を指示するよう
に初期化する。また、終了ステータス記憶レジスタ24
に未終了を示す0を設定する。さらに、演算装置12
は、処理ポインタA70が指示するタスクリスト18内
に格納されたアドレスを、プログラムカウンタ21に複
写する。この時、処理ポインタA70が指示するアドレ
スに対応する実行モードが実行不可能を意味する0を示
していれば、処理ポインタは1インクリメントされて、
次の処理のアドレスをプログラムカウンタ21に複写す
るよう試みる。以上により、処理Aのプログラムが起動
され、プログラム記憶領域16から読み出されたプログ
ラムが命令デコーダ22によって解釈され、数値演算回
路17を動作させるので、処理Aが実行される。演算装
置12は、プログラムカウンタ21が処理Aの終了アド
レスに到達し、プログラム停止命令が命令デコーダ22
に入力されると、命令デコーダ22から処理ポインタA
70に対してプログラム停止通知信号23を発生させ
る。処理ポインタA70にプログラム停止通知信号23
が通知されると、演算装置12はタスクリスト18への
指示先を処理Aから処理Bへ変更して、処理Bの開始ア
ドレスをプログラムカウンタ21に複写する。これによ
り、処理Bのプログラムが起動され、処理Bが実行され
る。演算装置12は、同様の操作をタスクリスト18内
に格納されたすべての処理に対して繰り返し、すべての
処理の実行が終了すると、終了ステータス記憶レジスタ
24に処理終了を示す1を設定する。
【0007】演算装置11は、演算装置12の終了ステ
ータス記憶レジスタ24を監視して、演算装置12が処
理実行中でない0が設定されている場合に、処理要求生
成回路25を用いて、演算装置12に対し、タスクリス
ト18に記憶されていない処理Cの実行を要求すること
ができる。
ータス記憶レジスタ24を監視して、演算装置12が処
理実行中でない0が設定されている場合に、処理要求生
成回路25を用いて、演算装置12に対し、タスクリス
ト18に記憶されていない処理Cの実行を要求すること
ができる。
【0008】かかる構成を持つ光ディスク装置のディジ
タル信号処理装置によれば、高速な動作速度を要求され
るフォーカス制御、トラッキング制御を演算装置12で
実行し、動作速度が低速でも問題ないスピンドル制御、
トラバース制御を演算装置11で実行するよう負荷を分
散させることができるので、演算装置11を安価で小規
模な回路とすることができる。
タル信号処理装置によれば、高速な動作速度を要求され
るフォーカス制御、トラッキング制御を演算装置12で
実行し、動作速度が低速でも問題ないスピンドル制御、
トラバース制御を演算装置11で実行するよう負荷を分
散させることができるので、演算装置11を安価で小規
模な回路とすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のディジタル信号処理装置の構成では、演算装置11か
ら演算装置12に対して、処理Cの実行を要求する場合
に、演算装置12の終了ステータス記憶レジスタ24を
監視する必要があるため、演算装置11で演算装置12
の処理待ち時間が発生するという問題点があった。例え
ば、図8に示すタイミングチャートのように、演算装置
12が処理Aを実行中に、演算装置11から処理Cの実
行要求が発生した場合に、演算装置11では演算装置1
2が処理A、処理Bを終了するまで、終了ステータス記
憶レジスタ24を監視しながら待機しなければならなか
った。
のディジタル信号処理装置の構成では、演算装置11か
ら演算装置12に対して、処理Cの実行を要求する場合
に、演算装置12の終了ステータス記憶レジスタ24を
監視する必要があるため、演算装置11で演算装置12
の処理待ち時間が発生するという問題点があった。例え
ば、図8に示すタイミングチャートのように、演算装置
12が処理Aを実行中に、演算装置11から処理Cの実
行要求が発生した場合に、演算装置11では演算装置1
2が処理A、処理Bを終了するまで、終了ステータス記
憶レジスタ24を監視しながら待機しなければならなか
った。
【0010】また、演算装置11から実行を要求した処
理Cを、演算装置12が処理Aを終了した後、処理B開
始前に実行させることはできなかった。さらに、演算装
置11から実行を要求した処理Cを、演算装置12が処
理中の処理Aを中断して実行させることはできなかっ
た。本発明は、上記問題点を解消するためになされたも
のであり、演算装置11での処理待ち時間を除去するこ
とができ、さらに、演算装置12での処理順序を変更す
ることができるディジタル信号処理装置を提供すること
を目的とする。
理Cを、演算装置12が処理Aを終了した後、処理B開
始前に実行させることはできなかった。さらに、演算装
置11から実行を要求した処理Cを、演算装置12が処
理中の処理Aを中断して実行させることはできなかっ
た。本発明は、上記問題点を解消するためになされたも
のであり、演算装置11での処理待ち時間を除去するこ
とができ、さらに、演算装置12での処理順序を変更す
ることができるディジタル信号処理装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1に係る発明は、主たる演算装置と補助的な
演算装置から構成されるデジタル信号処理装置であっ
て、前記主たる演算装置から前記補助的な演算装置に対
して発生するタスク処理要求を、前記主たる演算装置を
待機させることなく前記補助的な演算装置で受理し、前
記補助的な演算装置が現在実行中のタスク終了後、要求
されたタスク処理を実行できることを特徴とする。
に、請求項1に係る発明は、主たる演算装置と補助的な
演算装置から構成されるデジタル信号処理装置であっ
て、前記主たる演算装置から前記補助的な演算装置に対
して発生するタスク処理要求を、前記主たる演算装置を
待機させることなく前記補助的な演算装置で受理し、前
記補助的な演算装置が現在実行中のタスク終了後、要求
されたタスク処理を実行できることを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載のように、請求項1
記載のディジタル信号処理装置において、前記補助的な
演算装置は、処理するタスクに優先順位をつけ、その優
先順位に従って、タスクを実行することを特徴とする。
記載のディジタル信号処理装置において、前記補助的な
演算装置は、処理するタスクに優先順位をつけ、その優
先順位に従って、タスクを実行することを特徴とする。
【0013】請求項3に記載のように、請求項1記載の
ディジタル信号処理装置において、前記補助的な演算装
置は、現在実行中のタスク処理を中断して、前記主たる
演算装置からのタスク処理要求を受理し、待ち時間なく
タスクを実行できることを特徴とする。
ディジタル信号処理装置において、前記補助的な演算装
置は、現在実行中のタスク処理を中断して、前記主たる
演算装置からのタスク処理要求を受理し、待ち時間なく
タスクを実行できることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。 (実施の形態1)図1は、本実施の形態1によるディジ
タル信号処理装置の構成を示すブロック図である。図1
において、11,12は演算装置、13は外部バス、1
4,16はプログラム記憶領域、15,17は数値演算
回路、18はタスクリスト、19は外部起動要因、20
は処理ポインタ、21はプログラムカウンタ、22は命
令デコーダ、23はプログラム停止通知信号、24は終
了ステータス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路、
26は予約処理レジスタ、27はクリア回路である。
て図面を参照しつつ説明する。 (実施の形態1)図1は、本実施の形態1によるディジ
タル信号処理装置の構成を示すブロック図である。図1
において、11,12は演算装置、13は外部バス、1
4,16はプログラム記憶領域、15,17は数値演算
回路、18はタスクリスト、19は外部起動要因、20
は処理ポインタ、21はプログラムカウンタ、22は命
令デコーダ、23はプログラム停止通知信号、24は終
了ステータス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路、
26は予約処理レジスタ、27はクリア回路である。
【0015】図7で示した従来の構成と同様に、演算装
置11と演算装置12は外部バス13によって接続さ
れ、演算装置11から演算装置12の内部レジスタを参
照することができる。演算装置11は、プログラム記憶
領域14に格納されたプログラムによって数値演算回路
15を動作させて、スピンドル制御、トラバース制御な
どに必要な駆動値を計算する。演算装置12も同様に、
プログラム記憶領域16に格納されたプログラムによっ
て数値演算回路17を動作させて、フォーカス制御、ト
ラッキング制御などに必要な駆動値を計算する。
置11と演算装置12は外部バス13によって接続さ
れ、演算装置11から演算装置12の内部レジスタを参
照することができる。演算装置11は、プログラム記憶
領域14に格納されたプログラムによって数値演算回路
15を動作させて、スピンドル制御、トラバース制御な
どに必要な駆動値を計算する。演算装置12も同様に、
プログラム記憶領域16に格納されたプログラムによっ
て数値演算回路17を動作させて、フォーカス制御、ト
ラッキング制御などに必要な駆動値を計算する。
【0016】演算装置12における、例えばフォーカス
制御処理である処理Aやトラッキング制御処理である処
理Bは、あらかじめ演算装置11から外部バス13を通
して転送され、プログラム記憶領域16に格納されてい
る。また、処理A、処理Bの開始アドレスは、演算装置
12内に設置されたタスクリスト18に、演算装置11
から転送されている。タスクリスト18は、各処理の開
始アドレスと各処理の実行モードを対にして格納してい
る。実行モードは、対応する処理が実行可能かどうかを
示している。演算装置12は、一定周期ごとに発生する
外部起動要因19にHiパルスが入力されると、処理ポ
インタ20がタスクリスト18の先頭を指示するように
初期化する。また、終了ステータス記憶レジスタ24に
未終了を示す0を設定する。さらに、演算装置12は、
処理ポインタ20が指示するタスクリスト18内に格納
されたアドレスをプログラムカウンタ21に複写する。
この時、処理ポインタ20が指示するアドレスに対応す
る実行モードが実行不可能を意味する0を示していれ
ば、処理ポインタ20は1インクリメントされて、次の
処理のアドレスをプログラムカウンタ21に複写するよ
う試みる。以上により、処理Aのプログラムが起動さ
れ、プログラム記憶領域16から読み出されたプログラ
ムが命令デコーダ22によって解釈され、数値演算回路
17を動作させるので、処理Aが実行される。演算装置
12は、プログラムカウンタ21が処理Aの終了アドレ
スに到達し、プログラム停止命令が命令デコーダ22に
入力されると、命令デコーダ22から処理ポインタ20
に対してプログラム停止通知信号23を発生させる。処
理ポインタ20にプログラム停止通知信号23が通知さ
れると、演算装置12はタスクリスト18への指示先を
処理Aから処理Bへ変更して、処理Bの開始アドレスを
プログラムカウンタ21に複写する。これにより、処理
Bのプログラムが起動され、処理Bが実行される。
制御処理である処理Aやトラッキング制御処理である処
理Bは、あらかじめ演算装置11から外部バス13を通
して転送され、プログラム記憶領域16に格納されてい
る。また、処理A、処理Bの開始アドレスは、演算装置
12内に設置されたタスクリスト18に、演算装置11
から転送されている。タスクリスト18は、各処理の開
始アドレスと各処理の実行モードを対にして格納してい
る。実行モードは、対応する処理が実行可能かどうかを
示している。演算装置12は、一定周期ごとに発生する
外部起動要因19にHiパルスが入力されると、処理ポ
インタ20がタスクリスト18の先頭を指示するように
初期化する。また、終了ステータス記憶レジスタ24に
未終了を示す0を設定する。さらに、演算装置12は、
処理ポインタ20が指示するタスクリスト18内に格納
されたアドレスをプログラムカウンタ21に複写する。
この時、処理ポインタ20が指示するアドレスに対応す
る実行モードが実行不可能を意味する0を示していれ
ば、処理ポインタ20は1インクリメントされて、次の
処理のアドレスをプログラムカウンタ21に複写するよ
う試みる。以上により、処理Aのプログラムが起動さ
れ、プログラム記憶領域16から読み出されたプログラ
ムが命令デコーダ22によって解釈され、数値演算回路
17を動作させるので、処理Aが実行される。演算装置
12は、プログラムカウンタ21が処理Aの終了アドレ
スに到達し、プログラム停止命令が命令デコーダ22に
入力されると、命令デコーダ22から処理ポインタ20
に対してプログラム停止通知信号23を発生させる。処
理ポインタ20にプログラム停止通知信号23が通知さ
れると、演算装置12はタスクリスト18への指示先を
処理Aから処理Bへ変更して、処理Bの開始アドレスを
プログラムカウンタ21に複写する。これにより、処理
Bのプログラムが起動され、処理Bが実行される。
【0017】演算装置12は、同様の操作をタスクリス
ト18内に格納されたすべての処理に対して繰り返す。
すべての処理の実行を終了させたときに、図7に示す従
来の手法では、終了ステータス記憶レジスタ24に処理
終了を示す1を設定していたが、本発明の信号処理装置
では、予約処理レジスタ26の実行モードを調査する。
仮に、演算装置12が処理Aまたは処理Bを実行中に、
演算装置11から演算装置12の予約処理レジスタ26
のアドレス部に処理Cのアドレスが書き込まれ、さら
に、予約処理レジスタ26の実行モードに対して実行可
能を示す1が書き込まれたとすると、演算装置12がタ
スクリスト18内のすべての処理を終了させて予約処理
レジスタ26の実行モードを調査したときに、演算装置
12は、予約処理レジスタ26の実行モードに1が記憶
されていることを認知するので、予約処理レジスタ26
のアドレス部をプログラムカウンタ21に複写する。こ
れにより、処理Cのプログラムが起動され、プログラム
記憶領域16から読み出されたプログラムが命令デコー
ダ22によって解釈され、数値演算回路17を動作させ
るので、処理Cが実行される。クリア回路27は、予約
処理レジスタ26のアドレス部がプログラムカウンタ2
1に複写されたことを検知し、予約処理レジスタ26の
実行モードを、実行不可能を意味する0に設定する。演
算装置12は、プログラムカウンタ21が処理Cの終了
アドレスに到達し、プログラム停止命令が命令デコーダ
22に入力されると、命令デコーダ22から処理ポイン
タ20に対してプログラム停止通知信号23を発生さ
せ、終了ステータス記憶レジスタ24に処理の終了を示
す1を設定する。
ト18内に格納されたすべての処理に対して繰り返す。
すべての処理の実行を終了させたときに、図7に示す従
来の手法では、終了ステータス記憶レジスタ24に処理
終了を示す1を設定していたが、本発明の信号処理装置
では、予約処理レジスタ26の実行モードを調査する。
仮に、演算装置12が処理Aまたは処理Bを実行中に、
演算装置11から演算装置12の予約処理レジスタ26
のアドレス部に処理Cのアドレスが書き込まれ、さら
に、予約処理レジスタ26の実行モードに対して実行可
能を示す1が書き込まれたとすると、演算装置12がタ
スクリスト18内のすべての処理を終了させて予約処理
レジスタ26の実行モードを調査したときに、演算装置
12は、予約処理レジスタ26の実行モードに1が記憶
されていることを認知するので、予約処理レジスタ26
のアドレス部をプログラムカウンタ21に複写する。こ
れにより、処理Cのプログラムが起動され、プログラム
記憶領域16から読み出されたプログラムが命令デコー
ダ22によって解釈され、数値演算回路17を動作させ
るので、処理Cが実行される。クリア回路27は、予約
処理レジスタ26のアドレス部がプログラムカウンタ2
1に複写されたことを検知し、予約処理レジスタ26の
実行モードを、実行不可能を意味する0に設定する。演
算装置12は、プログラムカウンタ21が処理Cの終了
アドレスに到達し、プログラム停止命令が命令デコーダ
22に入力されると、命令デコーダ22から処理ポイン
タ20に対してプログラム停止通知信号23を発生さ
せ、終了ステータス記憶レジスタ24に処理の終了を示
す1を設定する。
【0018】かかる構成を持つ光ディスク装置のディジ
タル信号処理装置によれば、演算装置11から演算装置
12に対して発生するタスク処理要求を、演算装置11
を待機させることなく演算装置12で受理し、演算装置
12が現在実行中のタスク終了後、要求されたタスクを
実行することができる。例えば、図2のタイミングチャ
ートが示すように演算装置12が処理Aを実行中に演算
装置11で処理C実行要求が発生したとすると、従来装
置では、演算装置11は、演算装置12が処理A、処理
Bの処理を終了するまで、終了ステータス記憶レジスタ
24を監視しながら待機しなければならなかったが、本
発明の装置によると、演算装置11は、予約処理レジス
タ26のアドレス部に処理Cのアドレスを書き込み、さ
らに、予約処理レジスタ26の実行モードに対して実行
可能を示す1を書き込むだけで、処理Cを実行すること
ができる。
タル信号処理装置によれば、演算装置11から演算装置
12に対して発生するタスク処理要求を、演算装置11
を待機させることなく演算装置12で受理し、演算装置
12が現在実行中のタスク終了後、要求されたタスクを
実行することができる。例えば、図2のタイミングチャ
ートが示すように演算装置12が処理Aを実行中に演算
装置11で処理C実行要求が発生したとすると、従来装
置では、演算装置11は、演算装置12が処理A、処理
Bの処理を終了するまで、終了ステータス記憶レジスタ
24を監視しながら待機しなければならなかったが、本
発明の装置によると、演算装置11は、予約処理レジス
タ26のアドレス部に処理Cのアドレスを書き込み、さ
らに、予約処理レジスタ26の実行モードに対して実行
可能を示す1を書き込むだけで、処理Cを実行すること
ができる。
【0019】さらに、本実施の形態1のディジタル信号
処理装置には、予約処理レジスタ26のアドレス部がプ
ログラムカウンタ21に複写されたことを検知し、予約
処理レジスタ26の実行モードに対して、実行不可能を
意味する0に設定するクリア回路が追加されているた
め、演算装置11から実行を要求された処理Cを1度だ
け実行することができる。例えば、図2のタイミングチ
ャートが示すように演算装置12が処理Aを実行中に演
算装置11で処理C実行要求が発生したときに、タスク
リスト18に処理Cのアドレスと実行モードを追加した
とすると、演算装置12のサンプルタイミング2は演算
装置11のサンプルタイミング1の、2倍の周期で動作
しているので、演算装置11のサンプルタイミング1期
間中に処理Cが2度実行されてしまうことになる。具体
的には、演算装置12でフォーカス制御およびトラッキ
ング制御の処理を360KHz周期で実行し、演算装置
11でスピンドル制御、トラバース制御、その他の処理
を180KHz周期で実行しているとする。ここで、ス
ピンドル制御は演算装置11の2周期に1回、すなわ
ち、90KHz周期で、処理の一部を演算装置12で実
行する必要があるとする。このような場合に、演算装置
11から演算装置12へ予約処理レジスタ26を使うこ
とで、待ち時間がなく、かつ、スピンドル制御の処理の
一部を1度だけ実行するように、処理の実行を要求する
ことができる。
処理装置には、予約処理レジスタ26のアドレス部がプ
ログラムカウンタ21に複写されたことを検知し、予約
処理レジスタ26の実行モードに対して、実行不可能を
意味する0に設定するクリア回路が追加されているた
め、演算装置11から実行を要求された処理Cを1度だ
け実行することができる。例えば、図2のタイミングチ
ャートが示すように演算装置12が処理Aを実行中に演
算装置11で処理C実行要求が発生したときに、タスク
リスト18に処理Cのアドレスと実行モードを追加した
とすると、演算装置12のサンプルタイミング2は演算
装置11のサンプルタイミング1の、2倍の周期で動作
しているので、演算装置11のサンプルタイミング1期
間中に処理Cが2度実行されてしまうことになる。具体
的には、演算装置12でフォーカス制御およびトラッキ
ング制御の処理を360KHz周期で実行し、演算装置
11でスピンドル制御、トラバース制御、その他の処理
を180KHz周期で実行しているとする。ここで、ス
ピンドル制御は演算装置11の2周期に1回、すなわ
ち、90KHz周期で、処理の一部を演算装置12で実
行する必要があるとする。このような場合に、演算装置
11から演算装置12へ予約処理レジスタ26を使うこ
とで、待ち時間がなく、かつ、スピンドル制御の処理の
一部を1度だけ実行するように、処理の実行を要求する
ことができる。
【0020】(実施の形態2)図3は、本実施の形態2
によるディジタル信号処理装置の構成を示すブロック図
である。図3において、11,12は演算装置、13は
外部バス、14,16はプログラム記憶領域、15,1
7は数値演算回路、18はタスクリスト、19は外部起
動要因、21はプログラムカウンタ、22は命令デコー
ダ、23はプログラム停止通知信号、24は終了ステー
タス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路、26は予
約処理レジスタ、27はクリア回路であり、実施の形態
1の図1とほぼ同様の構造を持つ。実施の形態1の図1
と異なる点は、処理ポインタ20の代わりに優先順位判
定回路30が追加された点である。
によるディジタル信号処理装置の構成を示すブロック図
である。図3において、11,12は演算装置、13は
外部バス、14,16はプログラム記憶領域、15,1
7は数値演算回路、18はタスクリスト、19は外部起
動要因、21はプログラムカウンタ、22は命令デコー
ダ、23はプログラム停止通知信号、24は終了ステー
タス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路、26は予
約処理レジスタ、27はクリア回路であり、実施の形態
1の図1とほぼ同様の構造を持つ。実施の形態1の図1
と異なる点は、処理ポインタ20の代わりに優先順位判
定回路30が追加された点である。
【0021】優先順位判定回路30は、プログラムカウ
ンタ21が処理の終了アドレスに到達し、プログラム停
止命令が命令デコーダ22に入力されると、命令デコー
ダ22からプログラム停止通知信号23を受理する。こ
の時、実施の形態1の処理ポインタ20は、タスクリス
ト18への指示先を1インクリメントして新たな指示先
の実行モードが実行可能かどうかを判断していたが、優
先順位判定回路30は、タスクリスト18への指示先を
1インクリメントした新たな指示先の実行モードの値と
予約処理レジスタ26の実行モードの値を比較し、より
大きな値を持つ処理をプログラムカウンタ21に複写す
る。ここで、タスクリスト18と予約処理レジスタ26
の実行モードが持つ意味は、実施の形態1の意味から拡
張されている。すなわち、実施の形態1では、実行モー
ドが0の時、実行不可能、1の時、実行可能を意味して
いたが、実施の形態2では、実行モードが0の時、実行
不可能、1以上の時、実行可能であり、かつ、その値が
優先度を意味する。優先度は、値が大きいほど優先順位
が高く、対応する処理が先に実行されることを意味し、
例えば、実行モードのビット数を2ビットにすれば、
1、2、3という3種類を指定することができる。
ンタ21が処理の終了アドレスに到達し、プログラム停
止命令が命令デコーダ22に入力されると、命令デコー
ダ22からプログラム停止通知信号23を受理する。こ
の時、実施の形態1の処理ポインタ20は、タスクリス
ト18への指示先を1インクリメントして新たな指示先
の実行モードが実行可能かどうかを判断していたが、優
先順位判定回路30は、タスクリスト18への指示先を
1インクリメントした新たな指示先の実行モードの値と
予約処理レジスタ26の実行モードの値を比較し、より
大きな値を持つ処理をプログラムカウンタ21に複写す
る。ここで、タスクリスト18と予約処理レジスタ26
の実行モードが持つ意味は、実施の形態1の意味から拡
張されている。すなわち、実施の形態1では、実行モー
ドが0の時、実行不可能、1の時、実行可能を意味して
いたが、実施の形態2では、実行モードが0の時、実行
不可能、1以上の時、実行可能であり、かつ、その値が
優先度を意味する。優先度は、値が大きいほど優先順位
が高く、対応する処理が先に実行されることを意味し、
例えば、実行モードのビット数を2ビットにすれば、
1、2、3という3種類を指定することができる。
【0022】かかる構成を持つ光ディスク装置のディジ
タル信号処理装置によれば、演算装置11から演算装置
12に対して発生するタスク処理要求を、演算装置11
を待機させることなく演算装置12で受理し、演算装置
12が現在実行中のタスク終了後、要求されたタスクを
実行することができる。例えば、図4のタイミングチャ
ートで示すように、演算装置12が処理Aを実行中に演
算装置11で処理C実行要求が発生したとすると、従来
装置では、演算装置11は演算装置12が処理A、処理
Bの処理を終了するまで、終了ステータス記憶レジスタ
24を監視しながら待機しなければならなかったが、本
発明の装置によると、演算装置11は、予約処理レジス
タ26のアドレス部に処理Cのアドレスを書き込み、さ
らに、予約処理レジスタ26の実行モードに対して実行
可能を示す1を書き込むだけで、処理Cを実行すること
ができる。
タル信号処理装置によれば、演算装置11から演算装置
12に対して発生するタスク処理要求を、演算装置11
を待機させることなく演算装置12で受理し、演算装置
12が現在実行中のタスク終了後、要求されたタスクを
実行することができる。例えば、図4のタイミングチャ
ートで示すように、演算装置12が処理Aを実行中に演
算装置11で処理C実行要求が発生したとすると、従来
装置では、演算装置11は演算装置12が処理A、処理
Bの処理を終了するまで、終了ステータス記憶レジスタ
24を監視しながら待機しなければならなかったが、本
発明の装置によると、演算装置11は、予約処理レジス
タ26のアドレス部に処理Cのアドレスを書き込み、さ
らに、予約処理レジスタ26の実行モードに対して実行
可能を示す1を書き込むだけで、処理Cを実行すること
ができる。
【0023】さらに、本実施の形態2のディジタル信号
処理装置によれば、演算装置11から演算装置12に対
して、現在処理中の処理終了後実行される予定の処理よ
りも、優先順位の高い処理を予約処理レジスタへ書き込
むことによって、予約処理の実行を早めることができ
る。
処理装置によれば、演算装置11から演算装置12に対
して、現在処理中の処理終了後実行される予定の処理よ
りも、優先順位の高い処理を予約処理レジスタへ書き込
むことによって、予約処理の実行を早めることができ
る。
【0024】(実施の形態3)図5は、本実施の形態3
によるディジタル信号処理装置の構成を示すブロック図
である。図5において、11,12は演算装置、13は
外部バス、14,16はプログラム記憶領域、15,1
7は数値演算回路、18はタスクリスト、19は外部起
動要因、21はプログラムカウンタ、22は命令デコー
ダ、23はプログラム停止通知信号、24は終了ステー
タス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路、26は予
約処理レジスタ、27はクリア回路、50は処理ポイン
タB、51は中断信号生成回路であり、実施の形態1の
図1とほぼ同様の構造を持つ。実施の形態1の図1と異
なる点は、処理ポインタ20の代わりに処理ポインタB
50が追加された点と、中断信号生成回路51が新たに
追加された点である。
によるディジタル信号処理装置の構成を示すブロック図
である。図5において、11,12は演算装置、13は
外部バス、14,16はプログラム記憶領域、15,1
7は数値演算回路、18はタスクリスト、19は外部起
動要因、21はプログラムカウンタ、22は命令デコー
ダ、23はプログラム停止通知信号、24は終了ステー
タス記憶レジスタ、25は処理要求生成回路、26は予
約処理レジスタ、27はクリア回路、50は処理ポイン
タB、51は中断信号生成回路であり、実施の形態1の
図1とほぼ同様の構造を持つ。実施の形態1の図1と異
なる点は、処理ポインタ20の代わりに処理ポインタB
50が追加された点と、中断信号生成回路51が新たに
追加された点である。
【0025】中断信号生成回路51は、演算装置11か
ら外部バス13を通して予約処理レジスタ26へ書き込
みが実行されたかどうかを監視し、予約処理レジスタ2
6への書き込みを検知すると中断信号を処理ポインタB
50に通知する。
ら外部バス13を通して予約処理レジスタ26へ書き込
みが実行されたかどうかを監視し、予約処理レジスタ2
6への書き込みを検知すると中断信号を処理ポインタB
50に通知する。
【0026】処理ポインタB50は、プログラムカウン
タ21が処理の終了アドレスに到達し、プログラム停止
命令が命令デコーダ22に入力されると、命令デコーダ
22からプログラム停止通知信号23を受理する。そし
て、タスクリスト18への指示先を1インクリメントし
て新たな指示先の実行モードが実行可能かどうかを判断
し、実行可能であればタスクリスト18のアドレス部を
プログラムカウンタ21へ複写する。処理ポインタB5
0は、中断信号生成回路51から中断信号が通知された
場合には、予約処理レジスタ26のアドレス部をプログ
ラムカウンタ21へ複写する。この時、処理ポインタB
50のタスクリスト18への指示先は変更されないの
で、演算装置12が演算装置11から要求された処理を
実行し、命令デコーダ22からプログラム停止通知信号
23が通知されると、処理ポインタB50は、タスクリ
スト18への指示先を1インクリメントして新たな指示
先の実行モードが実行可能かどうかを判断し、実行可能
であればタスクリスト18のアドレス部をプログラムカ
ウンタ21に複写する。
タ21が処理の終了アドレスに到達し、プログラム停止
命令が命令デコーダ22に入力されると、命令デコーダ
22からプログラム停止通知信号23を受理する。そし
て、タスクリスト18への指示先を1インクリメントし
て新たな指示先の実行モードが実行可能かどうかを判断
し、実行可能であればタスクリスト18のアドレス部を
プログラムカウンタ21へ複写する。処理ポインタB5
0は、中断信号生成回路51から中断信号が通知された
場合には、予約処理レジスタ26のアドレス部をプログ
ラムカウンタ21へ複写する。この時、処理ポインタB
50のタスクリスト18への指示先は変更されないの
で、演算装置12が演算装置11から要求された処理を
実行し、命令デコーダ22からプログラム停止通知信号
23が通知されると、処理ポインタB50は、タスクリ
スト18への指示先を1インクリメントして新たな指示
先の実行モードが実行可能かどうかを判断し、実行可能
であればタスクリスト18のアドレス部をプログラムカ
ウンタ21に複写する。
【0027】かかる構成を持つ光ディスク装置のディジ
タル信号処理装置によれば、演算装置11から演算装置
12に対して発生するタスク処理要求を受理し、演算装
置12が現在実行中のタスクを中断させて、要求された
タスクを実行することができる。例えば、図6のタイミ
ングチャートで示すように、演算装置12が処理Aを実
行中に演算装置11で処理C実行要求が発生したとする
と、従来装置では、演算装置11は演算装置12が処理
A、処理Bの処理を終了するまで、終了ステータス記憶
レジスタ24を監視しながら待機しなければならなかっ
たが、本発明の装置によると、演算装置11は、予約処
理レジスタ26のアドレス部に処理Cのアドレスを書き
込み、さらに、予約処理レジスタ26の実行モードに対
して実行可能を示す1を書き込むだけで、処理Cを実行
することができる。
タル信号処理装置によれば、演算装置11から演算装置
12に対して発生するタスク処理要求を受理し、演算装
置12が現在実行中のタスクを中断させて、要求された
タスクを実行することができる。例えば、図6のタイミ
ングチャートで示すように、演算装置12が処理Aを実
行中に演算装置11で処理C実行要求が発生したとする
と、従来装置では、演算装置11は演算装置12が処理
A、処理Bの処理を終了するまで、終了ステータス記憶
レジスタ24を監視しながら待機しなければならなかっ
たが、本発明の装置によると、演算装置11は、予約処
理レジスタ26のアドレス部に処理Cのアドレスを書き
込み、さらに、予約処理レジスタ26の実行モードに対
して実行可能を示す1を書き込むだけで、処理Cを実行
することができる。
【0028】さらに、本実施の形態3のディジタル信号
処理装置によれば、演算装置11から演算装置12に対
して、現在処理中の処理Aを中断させて、演算装置11
が要求した処理Cを実行することができる。この時、処
理ポインタB50のタスクリスト18への指示先は変更
されないので、演算装置12は、処理Cを実行後、処理
Bを実行する。
処理装置によれば、演算装置11から演算装置12に対
して、現在処理中の処理Aを中断させて、演算装置11
が要求した処理Cを実行することができる。この時、処
理ポインタB50のタスクリスト18への指示先は変更
されないので、演算装置12は、処理Cを実行後、処理
Bを実行する。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載のディジタ
ル信号処理装置によれば、補助的な演算装置に、主たる
演算装置から設定可能で、タスクリストと同様にアドレ
ス、及び実行モードを格納できる構造を持った予約処理
レジスタと、前記予約処理レジスタの前記アドレスがプ
ログラムカウンタに複写されたときに、前記予約処理レ
ジスタの前記実行モードをクリアにするクリア回路とを
備えたことで、前記主たる演算装置から前記補助的な演
算装置に対して発生するタスク処理要求を、前記主たる
演算装置を待機させることなく前記補助的な演算装置で
受理し、前記補助的な演算装置が現在実行中のタスク処
理終了後、要求されたタスクを実行することが可能とな
る。
ル信号処理装置によれば、補助的な演算装置に、主たる
演算装置から設定可能で、タスクリストと同様にアドレ
ス、及び実行モードを格納できる構造を持った予約処理
レジスタと、前記予約処理レジスタの前記アドレスがプ
ログラムカウンタに複写されたときに、前記予約処理レ
ジスタの前記実行モードをクリアにするクリア回路とを
備えたことで、前記主たる演算装置から前記補助的な演
算装置に対して発生するタスク処理要求を、前記主たる
演算装置を待機させることなく前記補助的な演算装置で
受理し、前記補助的な演算装置が現在実行中のタスク処
理終了後、要求されたタスクを実行することが可能とな
る。
【0030】また、請求項2のディジタル信号処理装置
によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置に、前記タスクリスト内の処
理と前記予約処理レジスタ内の処理の中から最優先の処
理を判別し、最優先の処理のアドレスをプログラムカウ
ンタに複写する優先順位判定回路を備えたことで、前記
主たる演算装置から前記補助的な演算装置に対して要求
されたタスクに優先順位をつけて実行することが可能と
なる。
によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置に、前記タスクリスト内の処
理と前記予約処理レジスタ内の処理の中から最優先の処
理を判別し、最優先の処理のアドレスをプログラムカウ
ンタに複写する優先順位判定回路を備えたことで、前記
主たる演算装置から前記補助的な演算装置に対して要求
されたタスクに優先順位をつけて実行することが可能と
なる。
【0031】さらに、請求項3のディジタル信号処理装
置によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置に、前記予約処理レジスタへ
の処理の書き込みを処理ポインタに通知し、現在実行中
の処理を中断する中断信号を生成する中断信号生成回路
を備えたことで、前記主たる演算装置から実行を要求さ
れたタスクを待ち時間なく前記補助的な演算装置で、実
行することが可能となる。
置によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置に、前記予約処理レジスタへ
の処理の書き込みを処理ポインタに通知し、現在実行中
の処理を中断する中断信号を生成する中断信号生成回路
を備えたことで、前記主たる演算装置から実行を要求さ
れたタスクを待ち時間なく前記補助的な演算装置で、実
行することが可能となる。
【図1】 本発明の実施の形態1における予約処理レジ
スタを備えるディジタル信号処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
スタを備えるディジタル信号処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における予約処理レジ
スタを備えるディジタル信号処理装置のタイミングチャ
ート図である。
スタを備えるディジタル信号処理装置のタイミングチャ
ート図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における優先順位判定
回路を備えるディジタル信号処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
回路を備えるディジタル信号処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 本発明の実施の形態2における優先順位判定
回路を備えるディジタル信号処理装置のタイミングチャ
ート図である。
回路を備えるディジタル信号処理装置のタイミングチャ
ート図である。
【図5】 本発明の実施の形態3における処理中断回路
を備えるディジタル信号処理装置の構成を示すブロック
図である。
を備えるディジタル信号処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図6】 本発明の実施の形態3における処理中断回路
を備えるディジタル信号処理装置のタイミングチャート
図である。
を備えるディジタル信号処理装置のタイミングチャート
図である。
【図7】 従来のディジタル信号処理装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図8】 従来のディジタル信号処理装置のタイミング
チャート図である。
チャート図である。
【図9】 一般的な光ディスク装置の構成図である。
11,12 演算装置 13 外部バス 14,16 プログラム記憶領域 15,17 数値演算回路 18 タスクリスト 19 外部起動要因 20 処理ポインタ 21 プログラムカウンタ 22 命令デコーダ 23 プログラム停止通知信号 24 終了ステータス記憶レジスタ 25 処理要求生成回路 26 予約処理レジスタ 27 クリア回路 30 優先順位判定回路 50 処理ポインタB 51 中断信号生成回路 70 処理ポインタA
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月9日(2000.8.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1に係る発明は、タスク要求を発生する主た
る演算装置と、前記主たる演算装置からの前記タスク要
求を受理し、実行する補助的な演算装置とからなるディ
ジタル信号処理装置であって、前記補助的な演算装置
は、該補助的な演算装置が処理を実行中でも、前記主た
る演算装置からタスクを設定可能な予約処理レジスタ
と、前記予約処理レジスタに設定されたタスクが行われ
ると、前記予約処理レジスタのタスクをクリアにするク
リア回路とを備え、前記補助的な演算装置が現在実行中
のタスク終了後、前記主たる演算装置から要求されたタ
スクを実行することを特徴とする。
に、請求項1に係る発明は、タスク要求を発生する主た
る演算装置と、前記主たる演算装置からの前記タスク要
求を受理し、実行する補助的な演算装置とからなるディ
ジタル信号処理装置であって、前記補助的な演算装置
は、該補助的な演算装置が処理を実行中でも、前記主た
る演算装置からタスクを設定可能な予約処理レジスタ
と、前記予約処理レジスタに設定されたタスクが行われ
ると、前記予約処理レジスタのタスクをクリアにするク
リア回路とを備え、前記補助的な演算装置が現在実行中
のタスク終了後、前記主たる演算装置から要求されたタ
スクを実行することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、請求項2に記載のように、請求項1
記載のディジタル信号処理装置において、前記補助的な
演算装置は、処理が要求されているタスクに対して、処
理を行なう優先順位を決定する優先順位判定回路を有
し、前記補助的な演算装置が、前記優先順位判定回路に
より決定されたタスクごとの優先順位に従いタスクを実
行することを特徴とする。
記載のディジタル信号処理装置において、前記補助的な
演算装置は、処理が要求されているタスクに対して、処
理を行なう優先順位を決定する優先順位判定回路を有
し、前記補助的な演算装置が、前記優先順位判定回路に
より決定されたタスクごとの優先順位に従いタスクを実
行することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項3に記載のように、請求項1記載の
ディジタル信号処理装置において、前記補助的な演算装
置は、現在実行中の処理を中断する中断信号を生成する
中断信号生成回路を有し、前記主たる演算装置からのタ
スク要求を受けると、前記補助的な演算装置が処理を中
断し、前記主たる演算装置からのタスクを実行すること
を特徴とする。
ディジタル信号処理装置において、前記補助的な演算装
置は、現在実行中の処理を中断する中断信号を生成する
中断信号生成回路を有し、前記主たる演算装置からのタ
スク要求を受けると、前記補助的な演算装置が処理を中
断し、前記主たる演算装置からのタスクを実行すること
を特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載のディジタ
ル信号処理装置によれば、タスク要求を発生する主たる
演算装置と、前記主たる演算装置からの前記タスク要求
を受理し、実行する補助的な演算装置とからなるディジ
タル信号処理装置であって、前記補助的な演算装置は、
該補助的な演算装置が処理を実行中でも、前記主たる演
算装置からタスクを設定可能な予約処理レジスタと、前
記予約処理レジスタに設定されたタスクが行われると、
前記予約処理レジスタのタスクをクリアにするクリア回
路とを備え、前記補助的な演算装置が現在実行中のタス
ク終了後、前記主たる演算装置から要求されたタスクを
実行するようにしたことで、前記主たる演算装置から前
記補助的な演算装置に対して発生するタスク処理要求
を、前記主たる演算装置を待機させることなく前記補助
的な演算装置で受理し、前記補助的な演算装置が現在実
行中のタスク処理終了後、要求されたタスクを実行する
ことが可能となる。
ル信号処理装置によれば、タスク要求を発生する主たる
演算装置と、前記主たる演算装置からの前記タスク要求
を受理し、実行する補助的な演算装置とからなるディジ
タル信号処理装置であって、前記補助的な演算装置は、
該補助的な演算装置が処理を実行中でも、前記主たる演
算装置からタスクを設定可能な予約処理レジスタと、前
記予約処理レジスタに設定されたタスクが行われると、
前記予約処理レジスタのタスクをクリアにするクリア回
路とを備え、前記補助的な演算装置が現在実行中のタス
ク終了後、前記主たる演算装置から要求されたタスクを
実行するようにしたことで、前記主たる演算装置から前
記補助的な演算装置に対して発生するタスク処理要求
を、前記主たる演算装置を待機させることなく前記補助
的な演算装置で受理し、前記補助的な演算装置が現在実
行中のタスク処理終了後、要求されたタスクを実行する
ことが可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、請求項2のディジタル信号処理装置
によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置は、処理が要求されているタ
スクに対して、処理を行なう優先順位を決定する優先順
位判定回路を有し、前記補助的な演算装置が、前記優先
順位判定回路により決定されたタスクごとの優先順位に
従いタスクを実行するようにしたことで、前記主たる演
算装置から前記補助的な演算装置に対して要求されたタ
スクに優先順位をつけて実行することが可能となる。
によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置は、処理が要求されているタ
スクに対して、処理を行なう優先順位を決定する優先順
位判定回路を有し、前記補助的な演算装置が、前記優先
順位判定回路により決定されたタスクごとの優先順位に
従いタスクを実行するようにしたことで、前記主たる演
算装置から前記補助的な演算装置に対して要求されたタ
スクに優先順位をつけて実行することが可能となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】さらに、請求項3のディジタル信号処理装
置によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置は、現在実行中の処理を中断
する中断信号を生成する中断信号生成回路を有し、前記
主たる演算装置からのタスク要求を受けると、前記補助
的な演算装置が処理を中断し、前記主たる演算装置から
のタスク要求を実行するようにしたことで、前記主たる
演算装置から実行を要求されたタスクを待ち時間なく前
記補助的な演算装置で、実行することが可能となる。
置によれば、請求項1のディジタル信号処理装置におい
て、前記補助的な演算装置は、現在実行中の処理を中断
する中断信号を生成する中断信号生成回路を有し、前記
主たる演算装置からのタスク要求を受けると、前記補助
的な演算装置が処理を中断し、前記主たる演算装置から
のタスク要求を実行するようにしたことで、前記主たる
演算装置から実行を要求されたタスクを待ち時間なく前
記補助的な演算装置で、実行することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 21/10 G11B 21/10 A (72)発明者 大北 正明 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB47 GG06 5B098 AA10 GB01 GB10 GB13 GC03 GC16 GD02 GD17 5D096 AA01 DD01 GG04 KK17 5D118 AA13 CA11 CA13
Claims (3)
- 【請求項1】 主たる演算装置と補助的な演算装置から
構成されるデジタル信号処理装置であって、 前記主たる演算装置から前記補助的な演算装置に対して
発生するタスク処理要求を、前記主たる演算装置を待機
させることなく前記補助的な演算装置で受理し、前記補
助的な演算装置が現在実行中のタスク終了後、要求され
た前記タスク処理を実行できることを特徴とするディジ
タル信号処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のディジタル信号処理装
置において、 前記補助的な演算装置は、処理するタスクに優先順位を
つけ、その優先順位に従って、前記タスクを実行するこ
とを特徴とするディジタル信号処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のディジタル信号処理装
置において、 前記補助的な演算装置は、現在実行中のタスク処理を中
断して、前記主たる演算装置からのタスク処理要求を受
理し、待ち時間なくタスクを実行できることを特徴とす
るディジタル信号処理装置。
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---|---|---|---|
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---|---|
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JPH0474229A (ja) | 1990-07-17 | 1992-03-09 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
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-
1999
- 1999-07-06 JP JP11191143A patent/JP2001022600A/ja active Pending
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2000
- 2000-07-05 US US09/786,482 patent/US6915517B1/en not_active Expired - Fee Related
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- 2000-07-05 KR KR10-2001-7002852A patent/KR100415029B1/ko not_active IP Right Cessation
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