JP2001022335A - 映像表示制御方法、映像表示処理システム、映像表示処理装置 - Google Patents

映像表示制御方法、映像表示処理システム、映像表示処理装置

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JP2001022335A
JP2001022335A JP11194000A JP19400099A JP2001022335A JP 2001022335 A JP2001022335 A JP 2001022335A JP 11194000 A JP11194000 A JP 11194000A JP 19400099 A JP19400099 A JP 19400099A JP 2001022335 A JP2001022335 A JP 2001022335A
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JP11194000A
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Hideaki Kobayashi
秀明 小林
Kenjiro Tsuda
賢治郎 津田
Yoshihisa Nishigori
義久 錦織
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC上あるいはPCのグラフィックスシステ
ムを応用した映像表示装置上で、伝送路の伝送能力を効
率よく利用しながら、複数の映像を表示処理できる映像
処理方法、映像表示処理システムおよび映像処理装置を
提供する。 【解決手段】 画面201における各映像の表示状態を
状態取得部205が取得し、該表示状態により複数の映
像信号源101からの各映像を解像度変換部103にお
いて解像度変換し、合成部104において1枚の映像と
して合成し、伝送路300を通じて伝送し、分離部20
3によって各映像に分離し、表示制御部204によって
各映像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の入力映像を
1つの伝送路を介して伝送し、同一の表示画面に混在さ
せて出力表示する映像表示処理システム、映像表示制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア社会と呼ばれる現在、D
VD、CATV、STB、デジタルTVなど、様々な映
像信号を取り扱う機会が多くなっている。そして、これ
ら複数の映像信号をパーソナルコンピュータ(以下、P
Cと略す)などの映像表示装置へ伝送し、PCのグラフ
ィックスシステムと統合的に取り扱うための環境が開発
されつつある。
【0003】このように不特定の複数の映像信号を同時
に映像表示装置へ伝送する必要が生じる場合、それぞれ
の映像信号に対応できるよう複数の伝送路をあらかじめ
設けることは現実的ではない。そのためこれら複数の映
像信号を多重化あるいは時分割して伝送する方法がとら
れることが多い。しかしながら一方で、伝送される複数
の映像信号の総データ量が大きくなると、伝送路におけ
る伝送能力の不足が問題となってくる。そのため従来で
は、特開平6−324662号公報に提案されているよ
うに、複数の映像信号のそれぞれに対するユーザの関心
度を推定し、その関心度が高い映像には高画質な画像圧
縮をかけ、関心度が低い映像には低画質な画像圧縮をか
け、それらを伝送するようにすることで、映像信号の総
データ量を減らしながら、効果的な画質を得られるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、圧縮・伸張回路が複数必要となる、また、PC上
あるいはPCのグラフィックスシステムを応用した映像
表示装置上で、グラフィックスチップの映像入力ポート
が通常1つしか用意されていないという点に対する考慮
がなされていない、という問題があった。
【0005】本発明の目的は、PC上あるいはPCのグ
ラフィックスシステムを応用した映像表示装置上で、伝
送路の伝送能力を効率よく利用しながら、複数の映像を
表示処理できる映像処理方法、映像表示処理システムお
よび映像処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の映像表示処理システムでは、複数の映像信号
源と、そられの映像の解像度を変換する解像度変換部
と、解像度変換後の映像を1枚の映像として合成する合
成部と、合成された映像を伝送する伝送路と、伝送路を
介して伝送された合成映像を各映像に分離する分離部
と、分離後の映像をそれぞれ画面に表示させる表示制御
部と、表示制御部における各映像のサイズや重なりなど
の表示状態を取得する状態取得部と、それら映像の表示
状態から解像度・合成方法を決定する解像度・合成方法
決定部を備えている。
【0007】それによると、映像入力側では複数の映像
を1つの映像として合成してから伝送路を伝送し、映像
表示側では合成された映像から元の映像をそれぞれ切り
出して独立に表示することで、1映像分のみの伝送路を
用いながら、複数の映像を伝送し、表示することが可能
となる。
【0008】また、一般に画面上に複数の映像が表示さ
れている場合、ユーザは関心度の高い特定の映像は見や
すい表示状態に操作して見る場合が多い。よって各映像
の表示状態からユーザの関心度を推定し、関心度が高い
と推定された映像は高解像度に解像度変換し、関心度が
低いとされた映像は低解像度に解像度変換した後、適切
な配置で合成することで、伝送路をより効率的に利用す
ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、接続した複数の映像信号源の映像を、指定した表示
状態で同一の画面に混在させて表示する映像表示制御方
法において、前記画面に表示された各映像の少なくとも
表示状態の違いに基づいて各映像の解像度を変換し、該
解像度変換後の映像を1枚の映像として合成し、該合成
後の映像を伝送し、該伝送された前記合成映像を分離
し、該分離された各映像を表示することを特徴とする映
像表示制御方法であり、1系統の映像伝送路上で複数の
映像を伝送でき、かつユーザの関心度の高い映像を高画
質に表示できるという作用を有する。本発明の請求項2
に記載の発明は、請求項1において、映像の表示状態の
違いが、各映像の少なくとも表示サイズの違いにある場
合、解像度変換および映像合成、映像分離を各映像の表
示サイズの大きさに相関させることを特徴とする映像表
示制御方法であり、表示サイズの大きい映像は高解像度
に、表示サイズの小さい映像は低解像度に解像度変換し
て合成することで、ユーザの関心度が高いと推定される
表示サイズの大きい映像を高画質に表示できるという作
用を有する。本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1において、映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
とも表示の重なり状態にある場合、解像度変換および映
像合成、映像分離を各映像の重なりの深さに相関させる
ことを特徴とする映像表示制御方法であり、表示の重な
りが手前にある映像は高解像度に、表示の重なりが奥に
ある映像は低解像度に解像度変換して合成することで、
ユーザの関心度が高いと推定される表示の重なりが手前
にある映像を高画質に表示できるという作用を有する。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1において、
映像の表示状態の違いが、各映像の少なくとも表示の可
視面積にある場合、解像度変換および映像合成、映像分
離を各映像の可視面積の大きさに相関させることを特徴
とする映像表示制御方法であり、表示の可視面積が大き
い映像は高解像度に、表示の可視面積が小さい映像は低
解像度に解像度変換して合成することで、ユーザの関心
度が高いと推定される表示の可視面積が大きい映像を高
画質に表示できるという作用を有する。本発明の請求項
5に記載の発明は、請求項1において、映像の表示状態
の違いが、各映像の少なくとも表示がフォーカスされて
いる状態か否かにある場合、解像度変換および映像合
成、映像分離を各映像のフォーカスされているか否かに
相関させることを特徴とする映像表示制御方法であり、
フォーカスされている映像は高解像度に、それ以外の映
像は低解像度に解像度変換して合成することで、ユーザ
の関心度が高いと推定されるフォーカスされている映像
を高画質に表示できるという作用を有する。本発明の請
求項6に記載の発明は、請求項1において、映像の表示
状態の違いが、各映像の少なくとも表示時間の長さにあ
る場合、解像度変換および映像合成、映像分離を各映像
の表示時間の長さに相関させることを特徴とする映像表
示制御方法であり、表示時間の長い映像は高解像度に、
表示時間の短い映像は低解像度に解像度変換して合成す
ることで、ユーザの関心度が高いと推定される表示時間
の長い映像を高画質に表示できるという作用を有する。
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1において、
映像の表示状態の違いが、各映像の少なくとも表示され
た順番にある場合、解像度変換および映像合成、映像分
離を各映像の表示された順番に相関させることを特徴と
する映像表示制御方法であり、最近に表示された映像を
高解像度に、以前に表示された映像を低解像度に解像度
変換して合成することで、ユーザの関心度が高いと推定
される新しく表示された映像を高画質に表示できるとい
う作用を有する。本発明の請求項8に記載の発明は、請
求項1において、映像の表示状態の違いが、各映像の少
なくとも表示の形にある場合、解像度変換および映像合
成、映像分離を各映像の表示の形に相関させることを特
徴とする映像表示制御方法であり、縦横のそれぞれの解
像度変換をおよび合成方法を映像の表示の形に合わせる
ことで、各映像を高画質に表示できるという作用を有す
る。本発明の請求項9に記載の発明は、接続した複数の
映像信号源の映像を、指定した表示状態で同一の画面に
混在させて表示する映像表示制御方法において、外部か
らのユーザ操作によって各映像の解像度を変換し、該解
像度変換後の映像を1枚の映像として合成し、該合成後
の映像を伝送し、該伝送された前記合成映像を分離し、
該分離された各映像を表示することを特徴とする映像表
示制御方法であり、ユーザが外部からの入力手段を用い
て自由に指定した映像を高画質に表示できるという作用
を有する。本発明の請求項10に記載の発明は、請求項
1から9のいずれかにおいて、解像度変換および映像合
成が、複数の映像信号源の各映像の縦横のアスペクト比
を維持しながら解像度変換し、1枚の映像として合成す
ることを特徴とする映像表示制御方法であり、分離部あ
るいは表示制御部においてアスペクト比補正をせずに、
分離した映像をそのまま使用できるという作用を有す
る。本発明の請求項11に記載の発明は、請求項1から
9のいずれかにおいて、解像度変換および映像合成が、
合成後の映像に隙間のないよう、複数の映像信号源の各
映像を解像度変換し、1枚の映像として合成することを
特徴とする映像表示制御方法であり、各映像を無駄なく
伝送できるという作用を有する。本発明の請求項12に
記載の発明は、請求項1から11のいずれかにおいて、
伝送前に合成後の映像を圧縮し、前記伝送後に前記圧縮
後の合成映像を伸張することを特徴とする映像表示制御
方法であり、伝送する映像データ量を削減することで効
率的に伝送路を利用可能であるという作用を有する。本
発明の請求項13に記載の発明は、請求項1から12の
いずれかにおいて、伝送前に解像度変換の情報および合
成の情報を、前記合成後の映像データにヘッダーとして
付加し、前記伝送後に前記ヘッダーを解読し、前記解読
した情報を元に前記合成映像を分離することを特徴とす
る映像表示制御方法であり、映像入力部から映像表示部
への伝送路において伝送遅延が発生した場合において
も、分離部には確実なタイミングで解像度変換・合成方
法情報が伝わるので、映像の乱れがないという作用を有
する。本発明の請求項14に記載の発明は、複数の映像
源を接続した映像入力部と、画面を接続した映像表示部
と、前記映像入力部と前記映像表示部を接続する伝送路
とを備えてなり、前記映像入力部では、前記映像出力部
から受信した解像度・合成方法情報信号に従って接続さ
れた前記複数の映像源の各映像の解像度変換および合成
方法を制御する解像度変換・合成方法制御部と、各映像
を前記解像度変換・合成方法制御部により指定された解
像度に変換する解像度変換部と、解像度変換後の複数の
映像を前記解像度変換・合成方法制御部により指定され
た方法で1つの映像として合成し出力する合成部とを有
し、前記映像表示部では、前記映像入力部より受信した
合成映像を各映像に分離する分離部と、分離された映像
を同時に前記画面に表示する表示制御部と、各映像の表
示状態を取得する状態取得部と、取得した表示状態から
決定した解像度・合成方法情報信号を前記分離部および
前記映像入力部へ出力する解像度・合成方法決定部を有
したこと特徴とする、請求項1から請求項8、請求項1
0および請求項11の方法を実現可能とする映像表示処
理システムである。
【0010】本発明の請求項15に記載の発明は、複数
の映像源を接続した映像入力部と、画面を接続した映像
表示部と、前記映像入力部と前記映像表示部を接続する
伝送路とを備えてなり、前記映像入力部では、前記映像
出力部から受信した解像度・合成方法情報信号に従って
接続された前記複数の映像源の各映像の解像度変換およ
び合成方法を制御する解像度変換・合成方法制御部と、
各映像を前記解像度変換・合成方法制御部により指定さ
れた解像度に変換する解像度変換部と、解像度変換後の
複数の映像を前記解像度変換・合成方法制御部により指
定された方法で1つの映像として合成し出力する合成部
とを有し、前記映像表示部では、前記映像入力部より受
信した合成映像を各映像に分離する分離部と、分離され
た映像を同時に前記画面に表示する表示制御部と、外部
からのユーザ操作を入力する操作入力部と、入力された
操作から決定した解像度・合成方法情報信号を前記分離
部および前記映像入力部へ出力する解像度・合成方法決
定部を有したこと特徴とする、請求項9の方法を実現可
能とする映像表示処理システムである。本発明の請求項
16に記載の発明は、複数の映像源を接続した映像入力
部と、画面を接続した映像表示部と、前記映像入力部と
前記映像表示部を接続する伝送路とを備えてなり、前記
映像入力部では、前記映像出力部から受信した解像度・
合成方法情報信号に従って接続された前記複数の映像源
の各映像の解像度変換および合成方法を制御する解像度
変換・合成方法制御部と、各映像を前記解像度変換・合
成方法制御部により指定された解像度に変換する解像度
変換部と、解像度変換後の複数の映像を前記解像度変換
・合成方法制御部により指定された方法で1つの映像と
して合成する合成部と、合成された映像に圧縮をかけて
出力する圧縮部とを有し、前記映像表示部では、前記映
像入力部より受信した圧縮された合成映像を伸張する伸
張部と、伸張された合成映像を各映像に分離する分離部
と、分離された映像を同時に前記画面に表示する表示制
御部と、各映像の表示状態を取得する状態取得部と、取
得した表示状態から決定した解像度・合成方法情報信号
を前記映像入力部へ出力する解像度・合成方法決定部を
有したこと特徴とする、請求項12の方法を実現可能と
する映像表示処理システムである。本発明の請求項17
に記載の発明は、複数の映像源を接続した映像入力部
と、画面を接続した映像表示部と、前記映像入力部と前
記映像表示部を接続する伝送路とを備えてなり、前記映
像入力部では、前記映像出力部から受信した解像度・合
成方法情報信号に従って接続された前記複数の映像源の
各映像の解像度変換および合成方法を制御する解像度変
換・合成方法制御部と、各映像を前記解像度変換・合成
方法制御部により指定された解像度に変換する解像度変
換部と、解像度変換後の複数の映像を前記解像度変換・
合成方法制御部により指定された方法で1つの映像とし
て合成する合成部と、前記解像度・合成方法情報信号か
ら特定のフォーマットを生成し、合成後の映像信号に付
加するヘッダー付加部とを有し、前記映像表示部では、
前記映像入力部より受信した合成映像信号に付加された
ヘッダーから解像度・合成方法情報を取り出すヘッダー
解析部と、前記映像入力部より受信した合成映像を各映
像に分離する分離部と、分離された映像を同時に前記画
面に表示する表示制御部と、各映像の表示状態を取得す
る状態取得部と、取得した表示状態から決定した解像度
・合成方法情報信号を前記映像入力部へ出力する解像度
・合成方法決定部を有したこと特徴とする、請求項13
の方法を実現可能とする映像表示処理システムである。
本発明の請求項18に記載の発明は、複数の映像源を接
続可能な映像表示処理装置であって、受信した解像度・
合成方法情報信号に従って接続された前記複数の映像源
の各映像の解像度変換および合成方法を制御する解像度
変換・合成方法制御部と、各映像を前記解像度変換・合
成方法制御部により指定された解像度に変換する解像度
変換部と、解像度変換後の複数の映像を前記解像度変換
・合成方法制御部により指定された方法で1つの映像と
して合成し出力する合成部とを有した映像表示処理装置
であり、PCの拡張カードとして実装することで、PC
と組み合わせて実現することが可能である。
【0011】以下、本発明の実施の形態を図1から図8
を用いて詳細に説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る映像表示処理システムの全体構成図であ
る。図1に示すように、本映像表示処理システムは大き
く分けて3つの部分から構成される。つまり複数の映像
(ここではアナログ2系統、デジタル2系統で計4系
統)を入力し、1つの合成映像として出力する映像入力
部100、入力された合成映像をそれぞれの映像に分離
して表示する映像表示部200、映像入力部100と映
像出力部200の間を接続し、合成映像の映像信号およ
び解像度・合成方法情報信号を伝送する伝送路300で
ある。さらに映像を発生する複数のアナログおよびデジ
タルの映像信号源101を映像入力部100に接続し、
表示装置となる画面201を映像表示部200に接続す
る。
【0013】映像入力部100は、アナログ映像信号を
デジタル映像信号に変換するA/Dコンバータ102
と、デジタル映像信号に対し解像度変換を行う解像度変
換部103と、解像度変換部103からの4系統のデジ
タル映像信号を1つの映像として合成し、そのデジタル
映像信号を出力する合成部104と、合成部104から
のデジタル映像信号を伝送路300を介して映像表示部
200に送信し、また映像表示部200からの解像度・
合成方法情報信号を伝送路300を介して受信する送受
信部105と、送受信部105が受信した解像度・合成
方法情報信号をもとに解像度変換部103と合成部10
4の動作を制御する信号を発する解像度変換・合成方法
制御部106とから構成される。
【0014】映像出力部200は、映像入力部100か
らの合成映像のデジタル映像信号を伝送路300を介し
て受信し、また解像度・合成方法情報信号を伝送路30
0を介して映像入力部100に送信する送受信部202
と、送受信部202が受信した合成映像のデジタル映像
信号から元の4系統の映像を切り出して出力する分離部
203と、分離部203からの4系統の映像を独立にユ
ーザの表示操作による任意の表示状態で生成する表示制
御部204と、表示制御部204の各映像の表示状態を
取得する状態取得部205と、状態取得部205からの
情報に基づき、各映像の解像度と合成パターンを計算し
決定し、送受信部202および分離部203へ解像度・
合成方法情報信号を発する解像度・合成方法決定部20
6とから構成される。
【0015】以下各部を詳細に説明する。
【0016】映像信号源101はアナログ信号あるいは
デジタル信号を発する映像信号源であり、アナログの映
像信号源の例としてはNTSCのビデオカセットレコー
ダ、DVDプレーヤ、レーザーディスク、テレビチュー
ナなど、デジタルの映像信号源の例としてはPC用デジ
タルTV受信ボード、PC用MPEGデコーダボード、
PC用ビデオキャプチャボードなどがある。
【0017】映像入力部100のうち、A/Dコンバー
タ102は、映像信号源101がアナログ映像信号の場
合に使用し、アナログ映像信号をサンプリングし、デジ
タルの映像信号を出力する。映像信号源101がNTS
CやPALなどのフォーマットであれば、さらにNTS
C/PALデコード処理なども行う。出力するデジタル
の映像信号形式の例としてはY/C8ビット、Y/C1
6ビット、RGB24ビットなどがある。
【0018】解像度変換部103は、入力されたデジタ
ル映像信号に対し解像度変換・合成方法制御部106か
らの解像度変換信号に従って解像度変換をかけ、解像度
変換後のデジタル映像信号を出力する。この際、画像の
歪みを防ぐためのフィルタ処理も施す。解像度変換の例
として、縦横をそれぞれ1/2、1/4、3/4に間引
く変換や、縦は1/1を維持し横を1/2、1/4、3
/4に間引く変換や、横は1/1を維持し縦を1/2、
1/4、3/4に間引く変換など、複数の変換パターン
があらかじめ用意されており、フィルタ処理にはその変
換パターンごとに割り当てられた適切なフィルタ係数を
使用する。
【0019】合成部104は、解像度変換部103によ
って解像度変換された4系統の映像をそれぞれフレーム
シンクロナイズしながら、解像度変換・合成方法制御部
106からの合成方法信号による指定のパターンで1枚
の映像として合成して出力する。
【0020】ここで図2は本発明の実施の形態1に係る
映像表示処理システムにおいて、前記解像度変換から得
られる合成方法の例である。図2の401のように各映
像の縦横のアスペクト比を維持したまま間引きして合成
する場合、映像表示部200において切り出した各映像
をそのまま使用することが可能であるが、合成画面に隙
間ができるため伝送路300の使用効率が下がってしま
う。一方、図2の402のように各映像の縦横のアスペ
クト比を維持しない間引きをして合成する場合、伝送路
300の使用効率は良好であるが、映像表示部200に
おける各映像の切り出し処理または表示制御処理の際に
縦横のアスペクト比補正処理が必要となる。
【0021】送受信部105は、合成部104からの合
成後のデジタル映像信号データを伝送路300に送信
し、あるいは伝送路300からの解像度・合成方法情報
信号を受信し、解像度変換・合成方法制御部106に伝
える通信インターフェースであり、例としてPCのグラ
フィックスシステムにおける映像入力ポートの標準仕様
であるVIP(Video Interface Po
rt)や、PC内部のPCI/AGPバス、LAN/イ
ンターネットなどのネットワークのインターフェースな
どがある。
【0022】解像度変換・合成方法制御部106は、送
受信部105が伝送路300を介して受信した映像表示
部200からの解像度変換・合成方法情報信号のうち、
4系統の映像の解像度変換情報をそれぞれの解像度変換
部103へ伝えるとともに、4系統の映像の合成パター
ンを指示する合成方法情報信号を合成部104へ伝え
る。
【0023】映像出力部200の例としては、ウィンド
ウシステムベースのOSが実行しているPCのグラフィ
ックスシステムがある。画面201はPCに接続された
ディスプレイであり、例としてCRT、LCD、ヘッド
マウントディスプレイなどがある。
【0024】送受信部202は、伝送路300からのデ
ジタル映像信号データを受信し、分離部300に伝え、
また解像度・合成方法決定部206からの解像度・合成
方法情報信号を伝送路300へ送信する通信インターフ
ェースであり、その例としては映像入力部100の送受
信部105と同様である。
【0025】分離部203および表示制御部204は、
PCのグラフィックスチップ内部の機能である。分離部
203は、送受信部202から入力された合成デジタル
映像信号を元の4つの映像に切り出す処理を行う。この
とき、解像度・合成方法決定部206からの解像度・合
成方法情報により、合成映像上における各映像の座標等
を決定し適切な切り出し動作を行う。 表示制御部20
4は、通常のPCのコンピュータ画像にこれらの4つの
映像を独立にオーバーレイ処理し、これを表示するため
画面201を駆動する。
【0026】状態取得部205は、PCで実行されてい
るOSの機能であり、各映像を表示しているウィンドウ
のサイズ、重なり、表示時間などの状態を取得し、何ら
かの変動があれば解像度・合成方法決定部206に伝え
る。
【0027】解像度・合成方法決定部206は、状態取
得部205から取得した各映像の表示状態から、各映像
の解像度・合成方法をソフトウェアで計算、決定し、解
像度・合成方法情報信号を送受信部202および分離部
203へ出力する。
【0028】ここで図3は本発明の実施の形態1に係る
映像表示処理システムにおいて、画面201における表
示と、その表示状態を取得した状態取得部205からの
情報をもとに解像度・合成方法決定部206が各映像の
解像度・合成方法を計算する例である。図3の500で
は、ユーザは特定の映像に注目せず均等に見ていると判
断し、図3の503のように解像度・合成方法を決定し
た例である。図3の501では、最も大きいウィンドウ
サイズの映像が最もユーザに注目されていると判断し、
図3の504のように縦横のアスペクト比を維持して解
像度・合成方法を決定した例である。図3の502で
は、最も重なりが手前にあるウィンドウの映像がもっと
もユーザに注目されていると判断し、同様に解像度・合
成方法を決定した例である。
【0029】以上のように構成された映像表示処理シス
テムにおいて、ユーザが画面上に表示されている映像を
図3の500から図3の501のように操作した場合の
動作の例を以下に説明する。
【0030】簡単のため、ここでは4系統の入力映像と
合成後の映像のサイズが同じであるとする。現在、画面
201上で各映像が図3の500のような表示状態に見
えるよう表示制御部204が動作している。状態取得部
205は各映像の表示サイズが均等かつ重なりがない状
態であることを取得しているので、解像度・合成方法決
定部206は各映像の解像度を縦横のアスペクト比を維
持したまま縦横をそれぞれ1/2に縮小して図3の50
3のように1つの映像として合成するよう指示してい
る。この指示は映像入力部100の解像度変換・合成方
法制御部106に伝えられている。各映像の縮小部10
3はそれぞれの映像の解像度を縦横のアスペクト比を維
持したまま縦横をそれぞれ1/2に縮小するよう指示さ
れるので、1/2間引き用のフィルタ係数を用いてフィ
ルタ処理をした後、間引き処理をする。合成部104で
は均等に縦横1/2に縮小された映像を図3の503の
パターンで合成し、出力する。映像出力部200の分離
部203では、解像度・合成方法決定部205により、
伝送路300を介して伝送されてきた映像が図3の50
3のように合成されていることを既に知っているため、
各映像を適切な領域で切り出し処理し、表示制御部20
4に出力することが可能である。
【0031】さて、ここでユーザが表示制御部204を
操作し、画面201上での各映像が図3の501のよう
な表示状態に見えるようにしたとする。状態取得部20
5は図3の505の映像が他の3つの映像より大きなウ
ィンドウで表示されている状態を取得する。解像度・合
成方法決定部206は状態取得部205から取得した各
映像のウィンドウサイズ情報から、図3の505の映像
の解像度は縦横のアスペクト比を維持したまま縦横をそ
れぞれ3/4に縮小するにとどめ、その他3つの映像の
解像度は縦横のアスペクト比を維持したまま縦横をそれ
ぞれ1/4に縮小し、図3の504のように1つの映像
として合成するよう指示する。この指示は映像入力部1
00の解像度変換・合成方法制御部106に伝えられ
る。各映像の縮小部103のうち、図3の505に対応
する映像の縮小部103は映像の解像度を縦横のアスペ
クト比を維持したまま縦横をそれぞれ3/4に縮小する
よう指示されるので、3/4間引き用のフィルタ係数を
用いてフィルタ処理をした後、間引き処理をする。また
他の3つの映像に対応する縮小部103はそれぞれの映
像の解像度を縦横のアスペクト比を維持したまま縦横を
それぞれ1/4に縮小するよう指示されるので、1/4
間引き用のフィルタ係数を用いてフィルタ処理をした
後、間引き処理をする。合成部104では異なる解像度
に変換された映像を図3の504のパターンで合成し、
出力する。映像出力部200の分離部203では、解像
度・合成方法決定部205により、伝送路300を介し
て伝送されてきた映像は、図3の504のように合成さ
れていることを既に知っているため、各映像を適切な領
域で切り出し処理し、表示制御部204に出力すること
が可能である。
【0032】上述したように、本発明の実施の形態1に
よれば、映像入力部に接続された複数の映像を伝送路を
介して映像表示部に伝送するにあたり、各映像に対する
ユーザの関心度に従って伝送する映像データの総量を伝
送路の能力に見合うように維持しながら、各映像をダイ
ナミックに解像度変換していることから、伝送能力に制
限がある伝送路を用いても効率的な映像伝送と表示を行
うことができる。
【0033】また、伝送は複数の映像を1つの映像とし
て合成することから、映像入力ポートを通常1つしか持
たないPCのグラフィックシステムに対して親和性が高
い。
【0034】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係る映像表示処理システムの全体構成図であ
る。図1と比較して、映像入力部100にヘッダー付加
部107が追加、映像出力部200にヘッダー解析部2
07が追加された構成となっている。
【0035】本発明の実施の形態1との違いは、映像表
示部200において解像度・合成方法決定部206から
分離部203への解像度・合成方法情報信号をなくした
点、映像入力部100において映像表示部200から伝
送路300を介して受信した解像度変換・合成方法情報
信号をヘッダー付加部107へ渡す点、映像表示部20
0において送受信部202からの合成された映像のデジ
タル映像信号をヘッダー解析部207にも出力し、解析
結果を分離部203へ出力するようにした点である。
【0036】以下、ヘッダー付加部107とヘッダー解
析部207を詳細に説明する。ヘッダー付加部107は
入力された解像度・合成方法情報信号から、解像度・合
成方法信号を一定のフォーマットで生成し、合成部10
4から入力されたデジタル映像信号のブランキングデー
タ部分に付加し、送受信部へ出力する。
【0037】ヘッダー解析部207では入力されたヘッ
ダーつきのデジタル映像信号の中からヘッダー部分のみ
を解釈し、合成された映像の各映像の解像度・合成方法
情報を取り出し、分離部203へ出力する。分離部20
3では入力された解像度・合成方法情報により各映像の
適切な切り出し動作を行う一方、ヘッダーつきのデジタ
ル映像信号が入力されるが、ヘッダーはブランキングデ
ータ部分に付加されているので、元の映像に何ら影響を
与えることはない。
【0038】図5は本発明の実施の形態2に係る映像表
示処理システムのヘッダー付加部107が付加するヘッ
ダーの一例である。図5のように、ヘッダー600には
各映像の縦横のサイズ、合成後の映像上における各映像
の最も左上の点の座標情報が含まれており、各映像別に
連続して並べられている。
【0039】上述したように、本発明の実施の形態2に
よれば、映像入力部は複数の映像の解像度や合成方法の
変更の発生と同時にその解像度・合成方法情報を合成後
のデジタル映像信号に付加して映像表示部に伝送し、映
像表示部では付加された解像度・合成方法情報の解読と
同時に適切な各映像の切り取り領域制御が可能となるた
め、伝送路における映像データの伝送遅延が生じても確
実なタイミングで映像入力部と映像表示部の制御ができ
る。
【0040】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3に係る映像表示処理システムの全体構成図であ
る。図1と比較して、映像入力部100に圧縮部108
が追加、映像出力部200に伸張部208が追加された
構成となっている。
【0041】本発明の実施の形態1との違いは、映像入
力部100において、合成部104からの合成映像のデ
ジタル映像信号をMPEGのような映像データ圧縮技術
を用いて圧縮した圧縮データを出力する点、映像出力部
200において、送受信部202から受信した圧縮デー
タを伸張し、分離部203へ出力する点である。
【0042】本発明の実施の形態3によれば、合成映像
を1つの映像として圧縮・伝送・伸張するため、合成映
像の縦横サイズが同じであれば合成映像の総データ量を
削減し、より効率的な伝送が可能であり、また合成映像
の総データ量が同じであれば解像度変換時に解像度を高
く維持し、より高解像度な映像を伝送することが可能で
ある。
【0043】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4に係る映像表示処理システムの全体構成図であ
る。図1と比較して、映像入力部200に3D計算部2
09、3D表示処理部210が追加された構成となって
いる。
【0044】本発明の実施の形態1との違いは、映像表
示部200において、3D計算部209が各映像の画面
201上への仮想3次元表示に必要なパラメータを計算
する点、分離部203からの各映像は前記3D計算部2
09が算出したパラメータに従って3D表示処理部21
0で3D処理され表示制御部203に出力される点、状
態取得部205が各映像の表示状態を3D計算部209
から取得する点である。
【0045】図8は本発明の実施の形態4に係る映像表
示処理システムにおいて、各映像の画面201における
仮想3次元表示と、その表示状態を取得した状態取得部
205からの情報をもとに解像度・合成方法決定部20
6が各映像の解像度・合成方法を計算する例である。図
8の700は各映像が仮想3次元空間内を軸中心に自動
的に回転しているときのある瞬間の画面201の例であ
る。映像「1」「4」が大きく均等に、映像「2」
「3」が小さく均等に表示されている。解像度・合成方
法決定部206は、この表示状態を状態取得部205か
ら取得すると、映像「1」「4」は映像「2」「3」に
比べて注目度が高いと推定し、図8の702のように映
像「1」「4」は比較的高解像度に、映像「2」「3」
は比較的低解像度に解像度変換・合成するよう決定す
る。この画面表示では各映像の表示状態が縦に長く横に
短いため、縦方向には間引きせず、横方向のみを間引
き、合成する処理をしている。
【0046】次に各映像が仮想3次元空間何を軸中心に
さらに回転し、図8の701のように画面201に表示
されたとする。映像「1」は大きく均等に、映像「2」
「4」は小さく均等に表示されている。映像「3」は背
後に隠れてしまい表示されていない。解像度・合成方法
決定部206は、この表示状態を状態取得部205から
取得すると、映像「1」は映像「2」「4」に比べて注
目度が高く、映像「3」は画面201に表示されないた
め映像「3」のデータは不要であると推定し、図8の7
03のように映像「1」は高解像度に、映像「2」
「4」は比較的低解像度に、映像「3」はデータがなく
なるように解像度変換・合成するよう決定する。
【0047】上述したように、本発明の実施の形態4に
よれば、映像入力部に接続された複数の映像を伝送路を
介して映像表示部に伝送するにあたり、各映像の仮想3
次元表示の状態に従って伝送する映像データの総量を伝
送路の能力に見合うように維持しながら、各映像をダイ
ナミックに解像度変換していることから、伝送能力に制
限がある伝送路を用いても効率的な映像伝送と仮想3次
元表示を行うことができる。
【0048】また、伝送は複数の映像を1つの映像とし
て合成することから、PCのグラフィックシステムが映
像入力ポートを通常1つしか持たない点、グラフィック
チップが3D表示処理を行う際にテクスチャを任意の領
域から切り出して仮想3次元画面上に貼り付ける点にお
いて、PCのグラフィックシステムと親和性が高い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
の効果を生ずる。
【0050】複数の映像を1つの映像として合成した後
に伝送することから、伝送路は通常の映像一系統をその
まま利用することが可能であり、比較的低コストかつ容
易に実施可能である。
【0051】また、画面上での各映像の表示状態によっ
て各映像の解像度を変換することが可能であることか
ら、伝送路の伝送能力の制限に見合った効果的な伝送が
可能である。
【0052】さらに、コンピュータシステムおよびグラ
フィックチップの映像入力ポートとの親和性が高いこと
から、PC上、あるいはPCのグラフィックスシステム
を応用した映像表示装置上で複数の映像を同時に扱うこ
とが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る映像表示処理シス
テムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1に係る映像表示処理シス
テムの解像度変換および合成方法の例を示す図
【図3】本発明の実施の形態1に係る映像表示処理シス
テムの画面表示の例と対応する解像度変換・合成方法の
例を示す図
【図4】本発明の実施の形態2に係る映像表示処理シス
テムの構成図
【図5】本発明の実施の形態2に係る映像表示処理シス
テムの付加するヘッダーの例を示す図
【図6】本発明の実施の形態3に係る映像表示処理シス
テムの構成図
【図7】本発明の実施の形態4に係る映像表示処理シス
テムの構成図
【図8】本発明の実施の形態4に係る映像表示処理シス
テムの画面表示の例と対応する解像度変換・合成方法の
例を示す図
【符号の説明】
100 映像入力部 101 映像信号源 102 A/Dコンバーター 103 解像度変換部 104 合成部 105 送受信部 106 解像度変換・合成方法制御部 200 映像表示部 201 画面 202 送受信部 203 分離部 204 表示制御部 205 状態取得部 206 解像度・合成方法決定部 300 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/377 (72)発明者 錦織 義久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 BA29 CD05 CE06 CE08 CG01 5C082 AA01 AA27 BA20 BB01 BB44 CA32 CA36 CA55 CB01 DA26 DA87 MM02 MM05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続した複数の映像信号源の映像を、指定
    した表示状態で同一の画面に混在させて表示する映像表
    示制御方法において、前記画面に表示された各映像の少
    なくとも表示状態の違いに基づいて各映像の解像度を変
    換し、該解像度変換後の映像を1枚の映像として合成
    し、該合成後の映像を伝送し、該伝送された前記合成映
    像を分離し、該分離された各映像を表示することを特徴
    とする映像表示制御方法。
  2. 【請求項2】映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
    とも表示サイズの違いにある場合、解像度変換および映
    像合成、映像分離を各映像の表示サイズの大きさに相関
    させることを特徴とする請求項1に記載の映像表示制御
    方法。
  3. 【請求項3】映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
    とも表示の重なり状態にある場合、解像度変換および映
    像合成、映像分離を各映像の重なりの深さに相関させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示制御方法。
  4. 【請求項4】映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
    とも表示の可視面積にある場合、解像度変換および映像
    合成、映像分離を各映像の可視面積の大きさに相関させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の映像表示制御方
    法。
  5. 【請求項5】映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
    とも表示がフォーカスされている状態か否かにある場
    合、解像度変換および映像合成、映像分離を各映像のフ
    ォーカスされているか否かに相関させることを特徴とす
    る請求項1に記載の映像表示制御方法。
  6. 【請求項6】映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
    とも表示時間の長さにある場合、解像度変換および映像
    合成、映像分離を各映像の表示時間の長さに相関させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示制御方法。
  7. 【請求項7】映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
    とも表示された順番にある場合、解像度変換および映像
    合成、映像分離を各映像の表示された順番に相関させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示制御方法。
  8. 【請求項8】映像の表示状態の違いが、各映像の少なく
    とも表示の形にある場合、解像度変換および映像合成、
    映像分離を各映像の表示の形に相関させることを特徴と
    する請求項1に記載の映像表示制御方法。
  9. 【請求項9】接続した複数の映像信号源の映像を、指定
    した表示状態で同一の画面に混在させて表示する映像表
    示制御方法において、外部からのユーザ操作によって各
    映像の解像度を変換し、該解像度変換後の映像を1枚の
    映像として合成し、該合成後の映像を伝送し、該伝送さ
    れた前記合成映像を分離し、該分離された各映像を表示
    することを特徴とする映像表示制御方法。
  10. 【請求項10】解像度変換および映像合成が、複数の映
    像信号源の各映像の縦横のアスペクト比を維持しながら
    解像度変換し、1枚の映像として合成することを特徴と
    する請求項1から請求項9のいずれかに記載の映像表示
    制御方法。
  11. 【請求項11】解像度変換および映像合成が、合成後の
    映像に隙間のないよう、複数の映像信号源の各映像を解
    像度変換し、1枚の映像として合成することを特徴とす
    る請求項1から請求項9のいずれかに記載の映像表示制
    御方法。
  12. 【請求項12】伝送前に合成後の映像を圧縮し、前記伝
    送後に前記圧縮後の合成映像を伸張することを特徴とす
    る請求項1から請求項11のいずれかに記載の映像表示
    制御方法。
  13. 【請求項13】伝送前に解像度変換の情報および合成の
    情報を、前記合成後の映像データにヘッダーとして付加
    し、前記伝送後に前記ヘッダーを解読し、前記解読した
    情報を元に前記合成映像を分離することを特徴とする請
    求項1から請求項12のいずれかに記載の映像表示制御
    方法。
  14. 【請求項14】複数の映像源を接続した映像入力部と、
    画面を接続した映像表示部と、前記映像入力部と前記映
    像表示部を接続する伝送路とを備えてなり、前記映像入
    力部では、前記映像出力部から受信した解像度・合成方
    法情報信号に従って接続された前記複数の映像源の各映
    像の解像度変換および合成方法を制御する解像度変換・
    合成方法制御部と、各映像を前記解像度変換・合成方法
    制御部により指定された解像度に変換する解像度変換部
    と、解像度変換後の複数の映像を前記解像度変換・合成
    方法制御部により指定された方法で1つの映像として合
    成し出力する合成部とを有し、前記映像表示部では、前
    記映像入力部より受信した合成映像を各映像に分離する
    分離部と、分離された映像を同時に前記画面に表示する
    表示制御部と、各映像の表示状態を取得する状態取得部
    と、取得した表示状態から決定した解像度・合成方法情
    報信号を前記分離部および前記映像入力部へ出力する解
    像度・合成方法決定部を有したこと特徴とする映像表示
    処理システム。
  15. 【請求項15】複数の映像源を接続した映像入力部と、
    画面を接続した映像表示部と、前記映像入力部と前記映
    像表示部を接続する伝送路とを備えてなり、前記映像入
    力部では、前記映像出力部から受信した解像度・合成方
    法情報信号に従って接続された前記複数の映像源の各映
    像の解像度変換および合成方法を制御する解像度変換・
    合成方法制御部と、各映像を前記解像度変換・合成方法
    制御部により指定された解像度に変換する解像度変換部
    と、解像度変換後の複数の映像を前記解像度変換・合成
    方法制御部により指定された方法で1つの映像として合
    成し出力する合成部とを有し、前記映像表示部では、前
    記映像入力部より受信した合成映像を各映像に分離する
    分離部と、分離された映像を同時に前記画面に表示する
    表示制御部と、外部からのユーザ操作を入力する操作入
    力部と、入力された操作から決定した解像度・合成方法
    情報信号を前記分離部および前記映像入力部へ出力する
    解像度・合成方法決定部を有したこと特徴とする映像表
    示処理システム。
  16. 【請求項16】複数の映像源を接続した映像入力部と、
    画面を接続した映像表示部と、前記映像入力部と前記映
    像表示部を接続する伝送路とを備えてなり、前記映像入
    力部では、前記映像出力部から受信した解像度・合成方
    法情報信号に従って接続された前記複数の映像源の各映
    像の解像度変換および合成方法を制御する解像度変換・
    合成方法制御部と、各映像を前記解像度変換・合成方法
    制御部により指定された解像度に変換する解像度変換部
    と、解像度変換後の複数の映像を前記解像度変換・合成
    方法制御部により指定された方法で1つの映像として合
    成する合成部と、合成された映像に圧縮をかけて出力す
    る圧縮部とを有し、前記映像表示部では、前記映像入力
    部より受信した圧縮された合成映像を伸張する伸張部
    と、伸張された合成映像を各映像に分離する分離部と、
    分離された映像を同時に前記画面に表示する表示制御部
    と、各映像の表示状態を取得する状態取得部と、取得し
    た表示状態から決定した解像度・合成方法情報信号を前
    記映像入力部へ出力する解像度・合成方法決定部を有し
    たこと特徴とする映像表示処理システム。
  17. 【請求項17】複数の映像源を接続した映像入力部と、
    画面を接続した映像表示部と、前記映像入力部と前記映
    像表示部を接続する伝送路とを備えてなり、前記映像入
    力部では、前記映像出力部から受信した解像度・合成方
    法情報信号に従って接続された前記複数の映像源の各映
    像の解像度変換および合成方法を制御する解像度変換・
    合成方法制御部と、各映像を前記解像度変換・合成方法
    制御部により指定された解像度に変換する解像度変換部
    と、解像度変換後の複数の映像を前記解像度変換・合成
    方法制御部により指定された方法で1つの映像として合
    成する合成部と、前記解像度・合成方法情報信号から特
    定のフォーマットを生成し、合成後の映像信号に付加す
    るヘッダー付加部とを有し、前記映像表示部では、前記
    映像入力部より受信した合成映像信号に付加されたヘッ
    ダーから解像度・合成方法情報を取り出すヘッダー解析
    部と、前記映像入力部より受信した合成映像を各映像に
    分離する分離部と、分離された映像を同時に前記画面に
    表示する表示制御部と、各映像の表示状態を取得する状
    態取得部と、取得した表示状態から決定した解像度・合
    成方法情報信号を前記映像入力部へ出力する解像度・合
    成方法決定部を有したこと特徴とする映像表示処理シス
    テム。
  18. 【請求項18】複数の映像源を接続可能な映像表示処理
    装置であって、受信した解像度・合成方法情報信号に従
    って接続された前記複数の映像源の各映像の解像度変換
    および合成方法を制御する解像度変換・合成方法制御部
    と、各映像を前記解像度変換・合成方法制御部により指
    定された解像度に変換する解像度変換部と、解像度変換
    後の複数の映像を前記解像度変換・合成方法制御部によ
    り指定された方法で1つの映像として合成し出力する合
    成部とを有した映像表示処理装置。
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