JP2002125200A - 動画像フォーマット変換装置 - Google Patents

動画像フォーマット変換装置

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JP2002125200A
JP2002125200A JP2000315281A JP2000315281A JP2002125200A JP 2002125200 A JP2002125200 A JP 2002125200A JP 2000315281 A JP2000315281 A JP 2000315281A JP 2000315281 A JP2000315281 A JP 2000315281A JP 2002125200 A JP2002125200 A JP 2002125200A
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horizontal
signal
buffer
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JP2000315281A
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Inventor
Kenichi Iwata
憲一 岩田
Koichi Ono
公一 小野
Shinobu Torigoe
忍 鳥越
Yoshiaki Kuroda
悦章 黒田
哲郎 ▲高▼橋
Tetsuo Takahashi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ放送やディジタル放送の両方の動画
像信号をフォーマットの異なる複数の表示装置に出力す
る手段を安価に提供する。 【解決手段】 入力動画像信号を任意の倍率に水平/垂
直方向に拡大または縮小する水平/垂直サイズ変換手段
と、入力動画像信号の水平サイズのデータ量を保持する
データバッファと、各々の入力信号を選択する手段と、
表示出力信号を選択する手段を備えたディジタル放送受
信機に適用され、画像フォーマット変換の動作モードに
応じてデータバッファと垂直サイズ変換手段に入力する
データ量が最小になるように選択手段を切り替え可能と
し、さらにデータバッファ23(24)に、入力信号を
所定の時間だけ遅延させるフィールドメモリにアクセス
するためのライトバッファ231とリードバッファ23
2として使用する場合と、縦続接続して1つのラインバ
ッファとして使用する場合とを選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISO/IECの
国際規格MPEG2などで符号化されたディジタル動画
像データの送受信と表示を行うシステムに係り、特に、
符号化されたディジタル動画像データの復号データある
いは入力動画像データを、複数の表示デバイスの画像フ
ォーマットに合わせるためのフォーマット変換装置、さ
らに、かかる動画像データのフォーマット変換装置を利
用した動画像表示装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、デ
ィジタル動画像データの送受信と表示を行う動画像信号
処理システムとして、以下のような技術が考えられる。
【0003】ディジタル映像メディアの普及に伴い、動
画像信号処理システムは様々な形態の動画像を取り扱う
ことが必要になってきた。例えば、放送衛星を使ったデ
ィジタル衛星放送は高精細画像(HDTV)放送を中心
に、480I、480P、720P、1080Iなど複
数の解像度の異なる動画像フォーマットが採用される。
これら全ての動画像フォーマットに対応した復号動画像
データを表示させるには、ディスプレイ装置としてこれ
ら全ての動画像フォーマットが表示可能なものを用いる
か、復号装置とディスプレイ装置の間に、動画像フォー
マット変換装置を用いる必要がある。また、複数の動画
像データを多重表示するピクチャインピクチャ形式(P
inP)においては、ある1つの動画像データに別の動
画像データを同期させて表示させる手段が必要である。
また、動画像データだけでなく、画面上に字幕、時間情
報、チャンネル番号等の文字情報や番組案内などのグラ
フィックスデータを付与する場合は、文字などの記号を
画像データに変換し、動画像データとの多重表示する技
術も要求される。さらに静止画データもこれらに多重す
る要求がある。動画像表示装置にはより多くの情報を一
度に提供する技術が求められてきている。
【0004】これらの要求に対して、例えば、ディジタ
ル放送受信装置に、複数の画像フォーマット変換手段
と、複数のオンスクリーンデータ手段およびアナログ放
送の動画像データを共通メモリに格納する手段を設ける
手法が特開平11−289520号公報に述べられてい
る。メモリの共用化は、システム全体のコスト削減につ
ながる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な動画像信号処理システムの技術について、本発明者が
検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0006】前記動画像信号処理システムの技術では、
共通のメモリアクセスバンド幅や、総メモリ容量につい
ての配慮がなされておらず、ディジタル放送の受信デー
タのデコード処理と同時に動画像データのフォーマット
変換、グラフィックスデータと動画像データとを多重し
ながら表示する処理を行う場合、メモリバンド幅やメモ
リ容量が増大し、LSIなどの集積回路により実現する
には高価なものになってしまうことが考えられる。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、動画像のフォーマット変換に関わる共通メモリアク
セスバンド幅および動画像データを一時格納するメモリ
手段を最小限に抑え、安価な集積回路として提供するこ
とである。さらには、複数の画像フォーマット入力デー
タおよびグラフィックスデータを複数の表示デバイスへ
容易に出力させるためのフォーマット変換手段を提供す
ることにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0010】すなわち、上記目的を達成するために、本
発明では、フォーマット変換時にディレイデータを得る
ための共通メモリにアクセスするためのライトバッファ
とリードバッファを縦続接続して、入力動画像信号の水
平サイズのデータ量を保持する1つのラインバッファと
して使用可能なデータバッファを備える。また、前記デ
ータバッファと、入力動画像信号を任意の倍率に水平方
向に拡大または縮小する水平サイズ変換手段と、入力動
画像信号を任意の倍率に垂直方向に拡大または縮小する
垂直サイズ変換手段と、前記水平サイズ変換手段、前記
垂直サイズ変換手段、前記データバッファの各々の入力
信号を選択する第1の選択手段と、表示出力信号を選択
する第2の選択手段とを設け、画像フォーマット変換の
動作モードに応じて前記データバッファと前記垂直サイ
ズ変換手段に入力するデータ量が最小になるように前記
第1、第2の選択手段を切り替え可能にする。また、メ
モリに格納された動画像データを、画像サイズ変換手段
の入力動画像信号としてメモリから読み出すための水平
垂直同期タイミングを任意に設定可能な手段を備えるこ
とで、動画像のフォーマット変換に関わる共通メモリア
クセスバンド幅および動画像データを一時格納するメモ
リ手段を最小限に抑える。
【0011】さらに、複数の水平垂直サイズ変換手段
と、オンスクリーンデータ多重化手段の接続を前後に入
れ替えられるようなデータパスの選択手段を備える。複
数の動画像データ入力手段、複数の水平垂直サイズ変換
手段、複数のデータバッファ、前記水平垂直サイズ変換
手段と前記データバッファ間の接続組み合わせを自由に
選択可能にするセレクタを備える。画像サイズ変換手段
とメモリアクセスのためのデータバッファとを独立構成
とし、さらに両者の組み合わせの自由度を増すことで、
全体のメモリバンド幅を低減する。表示モードに応じて
最適なメモリアクセス構成を提供できるようにしたもの
である。
【0012】具体的に、本発明による動画像フォーマッ
ト変換装置及びこれを用いた動画像表示装置は、以下の
ような特徴を有するものである。
【0013】(1)第1の動画像フォーマット変換装置
及びこれを用いた動画像表示装置は、合計容量が入力動
画像信号の水平サイズ以上である少なくとも2つのバッ
ファを備え、画像フォーマット変換の動作モードに応じ
て、前記バッファを、入力動画像信号を所定の時間だけ
遅延させるフィールドメモリにアクセスするためのライ
トバッファとリードバッファとして使用する場合と、縦
続接続して1つのラインバッファとして使用する場合と
を選択可能なことを特徴とするものである。
【0014】(2)第2の動画像フォーマット変換装置
及びこれを用いた動画像表示装置は、合計容量が入力動
画像信号の水平サイズ以上である少なくとも2つのバッ
ファを備え、画像フォーマット変換の動作モードに応じ
て、前記バッファを、入力動画像信号を所定の時間だけ
遅延させるフィールドメモリにアクセスするためのライ
トバッファとリードバッファとして使用する場合と、縦
続接続して1つのラインバッファとして使用する場合と
を選択可能なデータバッファと、入力動画像信号を任意
の倍率で水平方向に拡大または縮小する水平サイズ変換
手段と、入力動画像信号を任意の倍率で垂直方向に拡大
または縮小する垂直サイズ変換手段と、前記水平サイズ
変換手段、前記垂直サイズ変換手段、前記データバッフ
ァの各々の入力信号を選択する第1の選択手段と、表示
出力信号を選択する第2の選択手段とを有し、画像フォ
ーマット変換の動作モードに応じて前記データバッファ
と前記垂直サイズ変換手段に入力するデータ量が最小に
なるように前記第1、第2の選択手段を切り替え可能な
ことを特徴とするものである。
【0015】(3)第3の動画像フォーマット変換装置
及びこれを用いた動画像表示装置は、入力動画像信号を
任意の倍率で水平垂直方向に拡大または縮小する画像サ
イズ変換手段と、メモリに格納された動画像データを前
記画像サイズ変換手段の入力動画像信号として前記メモ
リから読み出すための水平垂直同期タイミングを生成す
る第1のタイミング制御手段と、前記画像サイズ変換手
段でフォーマット変換された動画像を表示するための水
平垂直同期タイミングを生成する第2のタイミング制御
手段と、前記第1のタイミング制御手段のクロックによ
り生成する垂直画像有効期間が前記第2のタイミング制
御手段の生成する垂直画像表示期間と同一になるように
設定された第3のタイミング制御手段とを有し、前記画
像サイズ変換手段の入力動画像データとして前記第3の
タイミング制御手段の生成する水平垂直タイミングを用
いることを選択可能にしたことを特徴とするものであ
る。
【0016】(4)第4の動画像フォーマット変換装置
及びこれを用いた動画像表示装置は、ディジタル符号化
動画像データを復号し、復号動画像データを得る動画像
データデコード手段と、入力動画像信号を任意の倍率で
水平垂直方向に拡大または縮小する第1の画像サイズ変
換手段と、入力動画像信号を任意の倍率で水平垂直方向
に拡大または縮小する第2の画像サイズ変換手段と、入
力動画像信号にオンスクリーンデータを多重化しオンス
クリーンデータ混合動画像データを得るオンスクリーン
データ多重化手段と、前記第1の画像サイズ変換手段入
力信号を選択する第1の選択手段と、前記第2の画像サ
イズ変換手段の入力信号を選択する第2の選択手段と、
前記オンスクリーンデータ多重化手段の入力信号を選択
する第3の選択手段と、前記オンスクリーンデータ多重
化手段の出力信号または前記第1の画像サイズ変換手段
の出力信号を選択出力する第1の出力手段と、前記第2
の画像サイズ変換手段の出力信号を出力する第2の出力
手段とを有し、前記第1の選択手段の入力として、前記
復号動画像データまたは前記オンスクリーンデータ多重
化手段の出力信号が選択可能で、前記第2の選択手段の
入力として、前記復号動画像データまたは前記オンスク
リーンデータ多重化手段の出力信号が選択可能であるこ
とを特徴とするものである。
【0017】(5)第5の動画像フォーマット変換装置
及びこれを用いた動画像表示装置は、第1の動画像デー
タとして、ディジタル符号化動画像データを復号し、復
号動画像データを得る動画像データデコード手段と、第
2の動画像データを得る動画像キャプチャ手段と、入力
動画像信号を任意の倍率で水平垂直方向に拡大または縮
小を行うと同時に動画像信号の輪郭強調処理機能を有す
る第1の水平垂直サイズ変換手段と、入力動画像信号を
任意の倍率で水平垂直方向に拡大または縮小する第2の
水平垂直サイズ変換手段と、第1の動画像データを所定
の時間だけ遅延させる第1のデータバッファと、第2の
動画像データを所定の時間だけ遅延させると同時に第1
の動画像データと同期化させるフレームシンクロナイザ
機能を有する第2のデータバッファと、第1のフォーマ
ット変換された動画像データと第2のフォーマット変換
された動画像データを混合しピクチャインピクチャ形式
の動画像を得るピクチャインピクチャ手段と、前記ピク
チャインピクチャ手段の出力信号にオンスクリーンデー
タを多重化しオンスクリーンデータ混合動画像データを
得るオンスクリーンデータ多重化手段と、前記第1の水
平垂直サイズ変換手段の入力信号を選択する第1の選択
手段と、前記第2の水平垂直サイズ変換手段の入力信号
を選択する第2の選択手段と、前記オンスクリーンデー
タ混合動画像データを出力する第1の出力手段と、前記
第2の水平垂直サイズ変換手段の出力信号を出力する第
2の出力手段とを有し、前記第1の選択手段の入力とし
て、前記第1の動画像データと前記第2の動画像データ
が選択可能で、前記第2の選択手段の入力として、前記
第1の動画像データと前記第2の動画像データと前記オ
ンスクリーンデータが選択可能であり、前記第1、第2
の水平垂直サイズ変換手段と前記第1、第2のデータバ
ッファの接続組み合わせを自由に選択可能であることを
特徴とするものである。
【0018】(6)第6の動画像フォーマット変換装置
及びこれを用いた動画像表示装置は、第1の動画像デー
タとして、ディジタル符号化動画像データを復号し、復
号動画像データを得る動画像データデコード手段と、第
2の動画像データを得る動画像キャプチャ手段と、入力
動画像信号を任意の倍率で水平垂直方向に拡大または縮
小する第1の水平垂直サイズ変換手段と、入力動画像信
号を任意の倍率で水平垂直方向に拡大または縮小する第
2の水平垂直サイズ変換手段と、第1のフォーマット変
換された動画像データと第2のフォーマット変換された
動画像データを混合しピクチャインピクチャ形式の動画
像を得るピクチャインピクチャ手段と、前記ピクチャイ
ンピクチャ手段の出力信号にオンスクリーンデータを多
重化しオンスクリーンデータ混合動画像データを得るオ
ンスクリーンデータ多重化手段と、前記第1の水平垂直
サイズ変換手段の入力信号を選択する第1の選択手段
と、前記第2の水平垂直サイズ変換手段の入力信号を選
択する手段と、前記オンスクリーンデータ混合動画像デ
ータを出力する第1の出力手段と、前記第2の水平垂直
サイズ変換手段の出力信号を出力する第2の出力手段を
有し、前記第1の選択手段の入力として、前記第1の動
画像データと前記第2の動画像データが選択可能で、前
記第2の選択手段の入力として、前記第1の動画像デー
タと前記第2の動画像データと前記オンスクリーンデー
タが選択可能であることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1であり、本発明をディジタル放送の受信機に適用し
た場合の構成図である。図1において、本実施の形態の
ディジタル放送の受信機の構成と動作について説明す
る。
【0021】本実施の形態のディジタル放送の受信機
は、ディジタル放送アンテナ1、ディジタル放送チュー
ナ・復調回路2、デスクランブラ3、デマルチプレクサ
4、クロック発生部5、メモリI/F6、メモリ7、ビ
デオヘッダパーサ8、ビデオデコーダ9、デコード画像
リード部10、フォーマット変換部11、タイミング制
御部12、ディジタルアナログ変換部(以下、DACと
記す)13,14、表示装置15、記録装置16などか
ら構成されている。各部間の信号として、T0は基準ク
ロック、S1はフォーマット変換部11の第1の動画像
入力、S2はフォーマット変換部11の第1の動画像出
力、S3はフォーマット変換部11の第2の動画像出力
である。
【0022】放送電波をディジタル放送アンテナ1で受
け、ディジタル放送チューナ・復調回路2で受信信号を
復調しトランスポートストリームを出力する。このトラ
ンスポートストリームをデスクランブラ3で有料放送な
どのスクランブルを解除し、デマルチプレクサ4は、ト
ランスポートストリームに多重化された複数の番組の中
から1つの番組を分離し、さらに符号化ビデオデータと
符号化オーディオデータに分離してそれぞれのデータを
メモリI/F6を介して、メモリ7内に格納する。この
際、メモリI/F6はデマルチプレクサ4からメモリ7
へのアクセス要求だけでなく、後述する各ブロックから
メモリ7へのアクセス要求に対する調停処理を行う。ま
た、デマルチプレクサ4は、トランスポートストリーム
の中から時刻情報を抽出し、クロック発生部5へ送出す
る。クロック発生部5は、符号化データ送信側と時刻が
同一になるように内部タイマーを制御し、ビデオデコー
ダ9や画像表示のタイミングを制御するための基準クロ
ックT0を発生する。タイミング制御部12は基準クロ
ックT0により、ビデオデコーダ9のデコード開始タイ
ミングや、表示のためのフィールド基準信号、水平垂直
同期信号を生成する。
【0023】ビデオヘッダパーサ8はメモリ7に格納し
たデータを読み出し後、符号化ビデオデータの画像サイ
ズなどのパラメータを抽出し、ビデオデコーダ9は抽出
したパラメータに従って符号化ビデオデータを復号す
る。このデコード過程で、デコードした画像データをメ
モリI/F6を介してメモリ7のフレームメモリ領域に
書き込む。MPEG2のデコードにおいては、フレーム
メモリのうちIピクチャとPピクチャは、Pピクチャや
Bピクチャのデコード時に参照画像として読み出され
る。デコードはフレーム単位で行われることが多く、デ
コード画像リード部10は、デコード結果を表示フレー
ム順に並べ替え、さらに、必要に応じてフィールド毎
に、メモリ7から動画像データS1を出力する。フォー
マット変換部11は、デコード動画像を出力装置の画像
フォーマットに合わせるようにフォーマット変換を行
う。
【0024】フォーマット変換部11の第1の出力S2
は、第1のDAC13においてアナログ信号に変換さ
れ、表示装置15に表示される。また、フォーマット変
換部11の第2の出力S3は、第2のDAC14におい
てアナログ信号に変換され、記録装置16への記録を行
う。記録装置16は、本発明のフォーマット変換装置お
よび動画像表示装置と同一の装置として構成しても良
い。記録装置16に出力する画像フォーマットをNTS
Cに設定した場合、広く普及しているVHS方式のVT
Rを使用することができる。また、1080Iなどに設
定する場合D−VHSなどに出力可能である。
【0025】図2に本発明の実施の形態1におけるフォ
ーマット変換部11の構成図を示す。図2において、フ
ォーマット変換部11は、第1の画像サイズ変換部2
1、第2の画像サイズ変換部22、データバッファ2
3,24、第1のタイミング制御部サブブロック31、
第2のタイミング制御部サブブロック32、第3のタイ
ミング制御部サブブロック33などから構成されてい
る。
【0026】デコード画像リード部10は、メモリ7に
格納されたデコード画像をタイミング制御部31の生成
する水平垂直同期信号T1に従って第1の画像サイズ変
換部21と第2の画像サイズ変換部22の入力信号S1
として出力する。第1の画像サイズ変換部21は、タイ
ミング制御部32の生成する水平垂直同期信号T4に従
って、データバッファ23にデータS4を出力し、該タ
イミング制御部32の生成する水平垂直同期信号T5に
従ってデータバッファ23からデータS5の読み出しを
行うことで、表示装置15の画像フォーマットに合わせ
た拡大または縮小を行う。データバッファ23は拡大ま
たは縮小の前後の垂直方向のデータ有効期間にある一定
以上の差があるとき、例えば動画像の一部を切り出した
後に、水平垂直に拡大して表示画面全体に変換するよう
な場合には、フォーマット変換前後の垂直方向のデータ
有効時間差のデータを補償すべく、一度メモリI/F6
を介してメモリ7に画像データを格納する。
【0027】第2の画像サイズ変換部22は、第1の画
像サイズ変換部21と同様に、タイミング制御部33の
生成する水平垂直同期信号T6に従って、データバッフ
ァ24と、必要に応じてメモリI/F6を介してメモリ
7にデータS6をいったん格納後、タイミング制御部3
3の生成する水平垂直同期信号T7に従って、データバ
ッファ24からデータS7を読み出しながら記録装置1
6の画像フォーマットに変換する。
【0028】ここでタイミング制御サブブロック32,
33は、画像サイズの変換前後それぞれに合わせた水平
垂直同期信号を生成する。本実施の形態の場合、デコー
ド画像リード部10への水平垂直同期信号T1と、画像
サイズ変換部21,22の画像フォーマット変換前の水
平垂直同期信号T4,T5は同一である。画像サイズ変
換部21の画像フォーマット変換後の水平垂直同期信号
T6は表示装置15と、また画像サイズ変換部22の画
像フォーマット変換後の水平垂直タイミングT7は記録
装置16の水平垂直同期信号と同じである。すなわち、
データバッファ23,24の前後で水平垂直タイミング
をT4からT5、T6からT7へと異なる水平垂直同期
信号に同期変換を行いながらサイズ変換していることに
なる。
【0029】デコード画像フォーマットS1が480P
(水平有効画素720、垂直有効ライン480、フレー
ム周波数60Hz、プログレッシブ走査)で、表示装置
15への出力S2として1080I(水平有効画素19
20、垂直有効ライン1080、フレーム周波数30H
z、2:1インターレース走査)、記録装置16への出
力S3としてVHS方式のVTR、すなわち480I
(水平有効画素720、垂直有効ライン480、フレー
ム周波数30Hz、2:1インターレース走査)を例に
動作を説明する。
【0030】図2における画像サイズ変換部21とデー
タバッファ23の動作の詳細を図3により説明する。図
3において、画像サイズ変換部21は、水平サイズ変換
部211、垂直サイズ変換部212、セレクタ213,
214,215,216,217,218などから構成
され、3つの入力A,B,Cのいずれか1つを選択して
出力する。セレクタ217,218は2つの入力A,B
を選択出力する。水平サイズ変換部211は水平方向の
任意倍率の拡大または縮小を、垂直サイズ変換部212
は垂直方向の任意倍率の拡大または縮小を行う。
【0031】セレクタ213,214,215,216
は任意サイズの画像サイズ変換を実現するためのもので
あり、データバッファ23と垂直サイズ変換部212に
出力するデータが最小になるよう制御する。水平サイズ
変換部211は、変換比が1以下で縮小する場合には、
垂直サイズ変換部212、データバッファ23の前段に
配置するようにする。逆に変換比が1以上で拡大する場
合には垂直サイズ変換部212、データバッファ23の
後段になるようにセレクタを切り替える。また、垂直サ
イズ変換部212は、変換比が1以下で縮小する場合に
はデータバッファ23の前段に、変換比が1以上で拡大
する場合にはデータバッファ23の後段になるようにセ
レクタを切り替える。これは、画像サイズ変換時にメモ
リ7へデータをいったん格納する場合に、メモリライト
量を減らす効果があるとともに、垂直サイズ変換部21
2のラインバッファ(後述)のサイズを小さくする効果
がある。
【0032】例示したケースでは、480Pから108
0Iへの水平垂直拡大動作は、データバッファ23、垂
直サイズ変換部212、水平サイズ変換部211の処理
順になるようセレクタ213はA、セレクタ214は
C、セレクタ215はC、セレクタ216はBを選択す
る。水平サイズ変換部211の水平同期信号は、データ
バッファ23の後段、すなわちデータバッファ23のリ
ードタイミングであるT5になるようにセレクタ217
はBを選択し、垂直サイズ変換部212の垂直同期信号
は、データバッファ23の後段、すなわちデータバッフ
ァ23のリードタイミングであるT5になるようにセレ
クタ218もBを選択する。また、480Pから480
Iへの縮小動作は、図3の符号の括弧で示されるよう
に、データバッファ23を24、画像サイズ変換部21
を22、データ信号S2,S4,S5をS3,S5,S
6に、水平垂直同期信号T4,T5をT6,T7に読み
替えた上で、水平サイズ変換部211、垂直サイズ変換
部212、データバッファ24の処理順になるようセレ
クタ213はC、セレクタ214はA、セレクタ215
はB、セレクタ216はAを選択する。水平サイズ変換
部211の水平同期信号は、データバッファ23の前
段、すなわちデータバッファ24のライトタイミングで
あるT6になるようにセレクタ217はAを選択し、垂
直サイズ変換部212の垂直同期信号は、データバッフ
ァ23の前段、すなわちデータバッファ24のライトタ
イミングであるT6になるようにセレクタ218もAを
選択する。
【0033】図4にフォーマット変換部11の入力S1
(480P)、第1の出力S2(1080I)、第2の
出力S3(480I)の各水平垂直タイミングを示す。
図中細線枠はブランキングを含めた1フィールド期間を
示している。また、網掛けした太線枠はデータ有効期間
を示す。図4において入力フォーマットS1に対し、表
示装置15への出力S2は垂直表示期間に差がある。こ
のタイミング関係で画像フォーマット変換を行う場合、
垂直表示期間差の間に処理すべきデータをバッファリン
グしておく必要がある。これをSRAMなどの各ブロッ
クのローカルメモリで補うのは現実的ではなく、共通メ
モリ7にいったん格納する必要がある。
【0034】図5にデータバッファ23のブロック図を
示す。図5において、データバッファ23は、共通メモ
リ7へライトアクセスするためのライトバッファ23
1、共通メモリ7をリードアクセスするためのリードバ
ッファ232、ライトバッファ231とリードバッファ
232を縦続接続し1つの同期変換ラインバッファとし
て動作させるための同期変換ラインバッファ制御部23
3、2つの入力A,Bを選択出力するセレクタ234,
235、メモリ7へライトアクセス時のライトバッファ
231のリードライトを行うライトバッファ制御部23
6、メモリ7へリードアクセス時のリードバッファ23
2のリードライトを行うリードバッファ制御部237、
ライトバッファ231への制御信号を選択するセレクタ
238、リードバッファ232への制御信号を選択する
セレクタ239などから構成されている。
【0035】図5において、メモリ7へアクセスしなが
らの拡大動作時を説明する。セレクタ234,235は
ともにAを選択する。また、バッファ制御信号は、ライ
トバッファ制御部236、リードバッファ制御部237
が有効になるよう、セレクタ238はB、セレクタ23
9はAを選択する。ライトバッファ制御部236は、水
平垂直同期信号T4に従ってライトバッファ231にデ
ータS4を格納し、メモリI/F6へメモリ7へのライ
トアクセス要求S231を出力する。ライトバッファ2
31のリードはメモリI/F6の承認信号S232に従
ってデータを引き抜き、メモリ7へライトする(S23
3)。一方メモリ7からのリード時には、リードバッフ
ァ制御部237は水平垂直同期信号T5に従ってリード
バッファ232からデータS5を出力できるよう、メモ
リI/F6へデータリード要求S234を送出する。メ
モリI/F6の承認信号S235に従ってリードバッフ
ァ232へデータS236のライトを行う。
【0036】一方、前記図4における入力S1から出力
S3へのフォーマット変換のように、入出力信号の垂直
表示期間に差がない場合には、メモリ7にアクセスせ
ず、メモリ7へのアクセスのライトバッファ231とリ
ードバッファ232を縦続接続して、1つのラインバッ
ファとして使用する。この場合、セレクタ234はBを
選択し、セレクタ235は、ライトバッファ231、リ
ードバッファ232からのデータリード順に切り替え
る。また、バッファ制御信号は、同期変換ラインバッフ
ァ制御部233が有効になるよう、セレクタ238は
A、セレクタ239はBを選択する。ライトバッファ2
31、リードバッファ232へのライトは水平垂直同期
信号T6に従って行い、リードは水平垂直同期信号T7
に従いながら同期の変換を行う。
【0037】図6に同期変換ラインバッファ制御部23
3のブロック図を示す。図6において、同期変換ライン
バッファ制御部233は、アドレスカウンタ2331、
比較器2332、バッファ切り替え器2333、マスク
回路2334,2335、セレクタ2336などから構
成されている。同期変換ラインバッファへのライト制御
は、データバッファ23に入力されるデータS6の有効
期間を示すデータイネーブル信号に従って行う。水平同
期信号T6によりバッファ切り替え器2333を初期化
し、マスク回路2334はスルー状態、マスク回路23
35はマスク状態にして、ライトバッファ231にデー
タがライトされるようにする。同時にセレクタ2336
はライトバッファ231の最大アドレスが選択されるよ
うにする。データイネーブル信号に従い、アドレスカウ
ンタ2331はインクリメントされ、比較器2332で
ライトバッファ231の最大アドレスと一致したことを
検出すると、アドレスカウンタ2331をリセットする
とともにアドレス出力先がリードバッファ232になる
ようにバッファ切り替え器2333を変更する。マスク
回路2334はマスク状態に、他方のマスク回路233
5はスルー状態になり、今度はリードバッファ232に
データがライトされる。また、セレクタ2336はリー
ドバッファ232の最大アドレスを選択する。さらにデ
ータイネーブル信号に従ってアドレスカウンタ2331
をインクリメントし、リードバッファ232の最大アド
レスと一致した場合には、同様な手順でアドレスやライ
ト制御信号の接続をライトバッファ231へ切り替え
る。
【0038】ライトバッファ231、リードバッファ2
32からのデータリード制御もまったく同じ構成で、水
平垂直同期信号T7から生成する出力信号S7のデータ
イネーブルに従って、ライトバッファ231,リードバ
ッファ232から交互にデータを読み出すことが可能で
ある。一連の動作で、水平垂直同期信号T6から水平垂
直同期信号T7への同期変換を行うことができる。すな
わち、メモリ7へのアクセス時にはリードライトのため
のバッファとして、またメモリ7にアクセスしない場合
は同期変換ラインバッファとして共用できる。
【0039】ところで、本例の場合、入力480Pから
1080Iへの変換の場合にデータバッファ23へのラ
イト量は、YUV4:2:2フォーマットを仮定する
と、水平垂直拡大前のデータ量、すなわち1フィールド
あたり720×480×2バイトになる。一方480I
への変換の場合におけるデータバッファ24へのライト
量は、水平垂直縮小後のデータ量なので720×240
×2バイトにすることができる。前記図4のタイミング
では、データ量の多いデータバッファ23をメモリ7へ
格納することになる。
【0040】これに対し、本実施の形態では、図7のよ
うに、デコード画像リード部10に供給する水平垂直タ
イミングを1080Iのフォーマットに垂直表示期間に
合わせる。こうすることでデータ量の多い480Pから
1080Iのフォーマット変換を共通メモリ7へのアク
セスを行わずにデータバッファ23内の同期変換ライン
バッファを用いて拡大動作を行い、データ量の少ない4
80Pから480Iへのフォーマット変換を共通メモリ
7にライトリードしながら縮小動作を実行させる。
【0041】本実施の形態では、タイミング制御部12
のサブブロック31,32,33を図8のように構成し
て実現する。図8において、タイミング制御部12は、
クロックイネーブル生成部121、水平カウンタ12
2、垂直カウンタ123、比較器124,125などか
ら構成されている。クロックイネーブル生成部121に
おいて基準クロックT0からデコード画像のフォーマッ
トに合わせ、T0よりも周波数の高いシステムクロック
(例えば108MHz)によりシステムクロック幅のク
ロックイネーブルを生成する。1080Iや720Pで
は74.25MHz相当のクロックイネーブル、480
Pでは27MHz相当、480Iでは13.5MHz相
当のクロックイネーブルを生成する。画像フォーマット
に合わせたクロックイネーブルにより水平カウンタ12
2をインクリメントし、比較器124においてあらかじ
め設定した値と一致した場合に水平同期信号を出力する
とともに、水平カウンタ122を自己リセットし、垂直
カウンタ123をインクリメントする。垂直カウンタ1
23も比較器125においてあらかじめ設定された値と
一致検出した場合に垂直同期信号を出力するとともに、
自己リセット動作を行う。ここで水平カウンタ122、
垂直カウンタ123のリセット値を設定可能にすること
で、垂直表示期間を所望の期間に設定することができ
る。
【0042】上記本発明によるタイミング制御により、
入力S1(480P)から出力S2(1080I)への
フォーマット変換をメモリ7を使用せず、データバッフ
ァ23のライトバッファ231、リードバッファ232
を1つの同期変換ラインバッファとして使用した垂直拡
大変換動作を図9〜図11により説明する。
【0043】図9は、垂直サイズ変換部212の拡大動
作時におけるブロック図である。図9において、垂直サ
イズ変換部212は、ラインバッファ2111,211
2、減算器2113、乗算器2114、加算器211
5、垂直拡大制御部2116などから構成されている。
また、S4はデータバッファ23へのライトデータ、S
5はデータバッファ23のリードデータ、S8はライン
バッファ2111のリードデータ、S9はラインバッフ
ァ2112のリードデータ、S10は垂直サイズ変換部
211の拡大後の出力データである。
【0044】垂直拡大処理は2ラインの間に補間ライン
を挿入する処理であり、1ラインの上下の画素から補間
データを作成する。垂直拡大制御部2116は、図10
のように補間画素を作り出すための係数K(Kは0以上
1未満)を制御するとともに、メモリ制御信号S11を
出力して、データバッファ23からのデータリード、ラ
インバッファ2111,2112のデータライトを補間
位置に合わせて止める制御を行う。本例では係数Kが1
/9ずつ加算していき、係数Kが1を超える場合にデー
タバッファ23のリード動作とラインバッファ211,
2112へのライト動作を止める。また、ラインバッフ
ァ2111,2112出力S8,S9を繰り返し読み出
しをすることにより所望の補間データを生成する。図1
0において、例えば、変換後bのデータは、1/9×A
+(1−1/9)×Bになるように補間データを作成す
る。
【0045】一連の垂直拡大動作のタイミングチャート
を図11に示す。縦細線間隔は水平同期信号T4であ
り、A〜Lは入力ラインデータを表す。また、縦細破線
は水平同期信号T5であり、a〜kは出力ラインデータ
を示している。T91においてデータバッファ23への
ライトアドレスとリードアドレスが同じになるようにS
11を制御すれば、ライトアドレスとリードアドレスの
差分は、T93におけるリード開始直前で1水平ライン
分が最大となる。本例の480Pから1080Iへのフ
ォーマット変換では、9/8倍の垂直拡大であり、フィ
ールド期間全体を見るとT91からT92の間隔の繰り
返しとなる。すなわち合計で約1水平ライン分の容量を
持つデータバッファ23を備えれば、メモリ7へのアク
セスなしに垂直拡大処理が可能になる。また、垂直縮小
処理も同様な方法で実現できる。
【0046】(実施の形態2)図12に本発明の実施の
形態2におけるフォーマット変換部の構成図を示す。な
お、この図12に示す実施の形態2においても、前記実
施の形態1の図2と同じ符号は、特に記述しない限り、
同一の構成を示しており、同一の機能を有する。以下、
本実施の形態の構成と動作について、前記実施の形態1
と異なる点についてのみ説明する。
【0047】本実施の形態では、前記実施の形態1の図
2に加えて、オンスクリーンデータを多重化するOSD
30、このOSD30の表示タイミングを制御するタイ
ミング制御サブブロック34、画像サイズ変換部21,
22の入力信号を選択するセレクタ27,28、OSD
30の入力信号を選択するセレクタ35、出力信号を選
択するセレクタ36が追加されている。
【0048】OSD30では、あらかじめメモリ7に格
納されたグラフィックスデータをメモリI/F6を介し
て読み出し、タイミング制御サブブロック34の生成す
る水平垂直同期信号T8に従って、セレクタ35で選択
された動画像データに多重する。
【0049】セレクタ27,28,35,36は、グラ
フィックスデータをデコード画像S1と同じフォーマッ
トで、あるいはフォーマット変換後の動画像データに多
重可能にするためのものである。セレクタ27,28の
入力ソースとしてOSD30の出力データを選択可能に
したことにより、OSDを付加した動画像データを複数
のフォーマットの異なる出力デバイスへ同時に出力可能
になる。これはOSDデータをデコード画像のフォーマ
ットに関わらず1つのフォーマットを用意すればよいこ
とになり、複数のフォーマットに合わせたOSDデータ
の作成を不要にすることができる。
【0050】(実施の形態3)図13は本発明の実施の
形態3であり、本発明をディジタル放送の受信機に適用
した場合の構成図である。前記実施の形態1である図1
との違いについてのみ説明する。図13において、アナ
ログ放送アンテナ17、アナログ放送チューナ18、N
TSCデコーダ19、ビデオキャプチャ20が追加され
ている。これらはアナログ放送の画像信号を表示装置1
5に表示させるためのものである。アナログ放送電波を
アナログ放送アンテナ17で受信し、アナログ放送チュ
ーナ18で周波数変換したアナログ放送信号はNTSC
デコーダ19により輝度信号と色差信号に分離されたコ
ンポーネント信号に変換する。ビデオキャプチャ20は
NTSCデコーダ19の出力するコンポーネント信号を
取り込み、動画像データS20をフォーマット変換部1
1へ、水平垂直同期信号T20をタイミング制御部12
へ送出する。
【0051】図14に本発明の実施の形態3におけるフ
ォーマット変換部11の構成図を示す。図14におい
て、本実施の形態のフォーマット変換部11は、前記図
12に加えて、画像サイズ変換部21,22とデータバ
ッファ23,24との接続を選択する第1のセレクタ2
5と第2のセレクタ26、ピクチャインピクチャ形式の
動画像を得るPinP29が追加されている。また、動
画像データS1にグラフィックスデータを多重化するデ
ータパスの記述は煩雑のため割愛し、セレクタ35,3
6が削除されている。
【0052】アナログ放送の受信動画像データS20を
表示する場合は、ディジタル放送による動画像受信デー
タS1に対し、フィールド間隔が同一であることは保証
されない。どちらかの動画像データをもう一方の動画像
データのフィールドに同期させて表示する必要がある。
本実施の形態では、アナログ放送の動画像データS20
をディジタル放送の動画像データS1に同期させること
にする。アナログ放送の動画像データS20はビデオキ
ャプチャ20の検出した水平垂直同期信号T20に従っ
て、メモリ7の所定の領域にデータをいったん格納した
後に、表示装置15の水平垂直同期信号に従ってメモリ
7のデータを読み出し、所望の表示画像サイズのデータ
を得る。この一連の動作により異なるフレームレートへ
の同期化を行い、いわゆるフレームシンクロナイザとし
ての機能を実現する。フレームシンクロナイズ動作とし
ては、フィールド単位でのメモリ7へのライト/リード
の速度が異なるため、メモリ格納領域をいくつかのフィ
ールドに分割し、リードを開始する場合にメモリの追い
越しが起こらない領域からデータを読み出す制御を行
う。図14において2つあるデータバッファのうち、ど
ちらかのデータバッファにフレームシンクロナイズ機能
があればよく、本実施の形態では、データバッファ24
に本機能を備えることにする。
【0053】PinPでは2つの画像サイズ変換部の出
力信号を合成する。フルサイズの主画面の任意の位置に
ウィンドウを設け、このウィンドウに副画面をはめ込ん
だり、ウィンドウをTV画面内に2つ設け、それぞれの
ウィンドウに動画像データを表示させる。この際画像サ
イズ変換部21を主画面を生成するためのものとして、
動画像信号の高域成分を重畳したエンハンサ機能を持た
せる。一方の画像サイズ変換部22を副画面を作り出す
ためのものとする。
【0054】ディジタル放送が主画面に、アナログ放送
を副画面にする場合、セレクタ25をA、セレクタ26
をB、セレクタ27をA、セレクタ28をBに選択する
ことにより、主画面はエンハンサ機能のある画像サイズ
変換部21とデータバッファ23の組み合わせ、フレー
ムシンクロナイザ動作により主画面への同期化を必要と
する副画面は副サイズ変換部23とデータバッファ24
の組み合わせにする。逆にディジタル放送が副画面に、
アナログ放送を主画面にする場合、セレクタ25をB、
セレクタ26をA、セレクタ27をB、セレクタ28を
Aに選択することにより、アナログ放送の主画面は主画
像サイズ変換部21とフレームシンクロナイズ機能を備
えるデータバッファ24の組み合わせ、ディジタル放送
の副画面は副サイズ変換部22とデータバッファ23の
組み合わせにする。すなわち画像サイズの変換を行う処
理のうち、データパス系は表示条件で、一方メモリ制御
に関しては、画像データの入力ソースを条件として選択
させることが本発明の特徴である。
【0055】本実施の形態により、ディジタル放送とア
ナログ放送の両方の受信画像をピクチャインピクチャ形
式で表示装置15に表示可能になる。画像エンハンサ機
能とフレームシンクロナイズ機能を画像サイズ変換部と
データバッファのうちそれぞれ1つのブロックにのみ備
えれば良く、フォーマット変換部全体として回路規模の
増大を抑える効果がある。
【0056】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0057】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0058】本発明のフォーマット変換部では水平サイ
ズ変換部、垂直サイズ変換部、データバッファの処理順
序を可変としたこと、及び、タイミング制御部の水平垂
直タイミングを可変にしたことにより、共通メモリへの
アクセス量を低減できる。例えば、動画像信号に多重し
て表示するためのグラフィックデータの共通メモリへの
書き込み速度を増すことが可能になる。また、共通メモ
リアクセスのためのバッファを縦続接続してタイミング
変換のためのバッファと共用したことにより、ローカル
メモリの低減を可能にすることができる。OSDの出力
信号を画像サイズ変換部の入力として選択可能な構成を
採ることにより、異なるフォーマットの複数の出力デバ
イスに単一のフォーマットのグラフィックスデータを動
画像データに多重化出力することが可能になる。また、
複数の画像サイズ変換部とデータバッファとの接続を選
択可能な構成は、ディジタル放送とアナログ放送に対応
した複数の画像ソースを複数の表示装置に出力するシス
テムにおいて、総回路規模の低減によりコストを抑える
効果がある。
【0059】また、本発明によるタイミング制御および
データパスの組み合わせ設定レジスタにより、自由度の
大きな回路システムが構成可能である。すなわち、信号
処理の多くの動作モードに対応可能であり、またシステ
ム仕様変更に対しても容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による動画像フォーマット変換装置の実
施の形態1を示すブロック図であり、本発明をディジタ
ル放送受信機に適用した場合である。
【図2】本発明の実施の形態1において、フォーマット
変換部を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1において、画像サイズ変
換部とデータバッファの動作を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1において、動画像のフォ
ーマット変換前後のタイミング関係の一例を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態1において、データバッフ
ァを示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態1において、同期変換ライ
ンバッファ制御部を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態1において、フォーマット
変換前後のタイミングを示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1において、タイミング制
御部を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態1において、画像サイズ変
換部の拡大動作時の動作を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態1において、画像サイズ
変換部の拡大処理における画素補間処理の一例を示す図
である。
【図11】本発明の実施の形態1において、画像サイズ
変換部の拡大動作時のタイミングチャートの一例を示す
図である。
【図12】本発明による動画像フォーマット変換装置の
実施の形態2において、フォーマット変換部を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明による動画像フォーマット変換装置の
実施の形態3を示すブロック図であり、本発明をディジ
タル放送受信機に適用した場合である。
【図14】本発明の実施の形態3において、フォーマッ
ト変換部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディジタル放送アンテナ 2 デジタル放送チューナ・復調回路 3 デスクランブラ 4 デマルチプレクサ 5 クロック発生部 6 メモリI/F 7 メモリ 8 パーサ 9 ビデオデコーダ 10 デコード画像リード部 11 フォーマット変換部 12 タイミング制御部 13,14 DAC 15 表示装置 16 記録装置 17 アナログ放送アンテナ 18 アナログ放送チューナ 19 NTSCデコーダ 20 ビデオキャプチャ 21,22 画像サイズ変換部 23,24 データバッファ 25,26,27,28 セレクタ 29 ピクチャインピクチャ 30 OSD 31,32,33,34 タイミング制御部 35,36 セレクタ 121 クロックイネーブル生成部 122 水平カウンタ 123 垂直カウンタ 124,125 比較器 211 水平サイズ変換部 212 垂直サイズ変換部 213,214,215,216,217,218 セ
レクタ 231 ライトバッファ 232 リードバッファ 233 同期変換ラインバッファ制御部 234,235 セレクタ 236 ライトバッファ制御部 237 リードバッファ制御部 238,239 セレクタ 2111,2112 ラインバッファ 2113 減算器 2114 乗算器 2115 加算器 2116 垂直拡大制御部 2331 アドレスカウンタ 2332 比較器 2333 バッファ切り替え器 2334,2335 マスク回路 2336 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥越 忍 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 黒田 悦章 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 ▲高▼橋 哲郎 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5C023 AA14 AA15 AA18 AA38 BA01 BA11 CA01 DA04 DA08 EA03 5C063 AB03 AC01 BA01 CA01 CA05 CA09 CA11 CA14 CA16 CA36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合計容量が入力動画像信号の水平サイズ
    以上である少なくとも2つのバッファを有し、 画像フォーマット変換の動作モードに応じて、前記バッ
    ファを、入力動画像信号を所定の時間だけ遅延させるフ
    ィールドメモリにアクセスするためのライトバッファと
    リードバッファとして使用する場合と、縦続接続して1
    つのラインバッファとして使用する場合とを選択可能な
    ことを特徴とする動画像フォーマット変換装置。
  2. 【請求項2】 合計容量が入力動画像信号の水平サイズ
    以上である少なくとも2つのバッファを備え、画像フォ
    ーマット変換の動作モードに応じて、前記バッファを、
    入力動画像信号を所定の時間だけ遅延させるフィールド
    メモリにアクセスするためのライトバッファとリードバ
    ッファとして使用する場合と、縦続接続して1つのライ
    ンバッファとして使用する場合とを選択可能なデータバ
    ッファと、 入力動画像信号を任意の倍率で水平方向に拡大または縮
    小する水平サイズ変換手段と、 入力動画像信号を任意の倍率で垂直方向に拡大または縮
    小する垂直サイズ変換手段と、 前記水平サイズ変換手段、前記垂直サイズ変換手段、前
    記データバッファの各々の入力信号を選択する第1の選
    択手段と、 表示出力信号を選択する第2の選択手段とを有し、 画像フォーマット変換の動作モードに応じて前記データ
    バッファと前記垂直サイズ変換手段に入力するデータ量
    が最小になるように前記第1、第2の選択手段を切り替
    え可能なことを特徴とする動画像フォーマット変換装
    置。
  3. 【請求項3】 入力動画像信号を任意の倍率で水平垂直
    方向に拡大または縮小する画像サイズ変換手段と、 メモリに格納された動画像データを前記画像サイズ変換
    手段の入力動画像信号として前記メモリから読み出すた
    めの水平垂直同期タイミングを生成する第1のタイミン
    グ制御手段と、 前記画像サイズ変換手段でフォーマット変換された動画
    像を表示するための水平垂直同期タイミングを生成する
    第2のタイミング制御手段と、 前記第1のタイミング制御手段のクロックにより生成す
    る垂直画像有効期間が前記第2のタイミング制御手段の
    生成する垂直画像表示期間と同一になるように設定され
    た第3のタイミング制御手段とを有し、 前記画像サイズ変換手段の入力動画像データとして前記
    第3のタイミング制御手段の生成する水平垂直タイミン
    グを用いることを選択可能にしたことを特徴とする動画
    像フォーマット変換装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル符号化動画像データを復号
    し、復号動画像データを得る動画像データデコード手段
    と、 入力動画像信号を任意の倍率で水平垂直方向に拡大また
    は縮小する第1の画像サイズ変換手段と、 入力動画像信号を任意の倍率で水平垂直方向に拡大また
    は縮小する第2の画像サイズ変換手段と、 入力動画像信号にオンスクリーンデータを多重化しオン
    スクリーンデータ混合動画像データを得るオンスクリー
    ンデータ多重化手段と、 前記第1の画像サイズ変換手段入力信号を選択する第1
    の選択手段と、 前記第2の画像サイズ変換手段の入力信号を選択する第
    2の選択手段と、 前記オンスクリーンデータ多重化手段の入力信号を選択
    する第3の選択手段と、 前記オンスクリーンデータ多重化手段の出力信号または
    前記第1の画像サイズ変換手段の出力信号を選択出力す
    る第1の出力手段と、 前記第2の画像サイズ変換手段の出力信号を出力する第
    2の出力手段とを有し、 前記第1の選択手段の入力として、前記復号動画像デー
    タまたは前記オンスクリーンデータ多重化手段の出力信
    号が選択可能で、前記第2の選択手段の入力として、前
    記復号動画像データまたは前記オンスクリーンデータ多
    重化手段の出力信号が選択可能であることを特徴とする
    動画像フォーマット変換装置。
  5. 【請求項5】 第1の動画像データとして、ディジタル
    符号化動画像データを復号し、復号動画像データを得る
    動画像データデコード手段と、 第2の動画像データを得る動画像キャプチャ手段と、 入力動画像信号を任意の倍率で水平垂直方向に拡大また
    は縮小を行うと同時に動画像信号の輪郭強調処理機能を
    有する第1の水平垂直サイズ変換手段と、 入力動画像信号を任意の倍率で水平垂直方向に拡大また
    は縮小する第2の水平垂直サイズ変換手段と、 第1の動画像データを所定の時間だけ遅延させる第1の
    データバッファと、 第2の動画像データを所定の時間だけ遅延させると同時
    に第1の動画像データと同期化させるフレームシンクロ
    ナイザ機能を有する第2のデータバッファと、 第1のフォーマット変換された動画像データと第2のフ
    ォーマット変換された動画像データを混合しピクチャイ
    ンピクチャ形式の動画像を得るピクチャインピクチャ手
    段と、 前記ピクチャインピクチャ手段の出力信号にオンスクリ
    ーンデータを多重化しオンスクリーンデータ混合動画像
    データを得るオンスクリーンデータ多重化手段と、 前記第1の水平垂直サイズ変換手段の入力信号を選択す
    る第1の選択手段と、 前記第2の水平垂直サイズ変換手段の入力信号を選択す
    る第2の選択手段と、 前記オンスクリーンデータ混合動画像データを出力する
    第1の出力手段と、 前記第2の水平垂直サイズ変換手段の出力信号を出力す
    る第2の出力手段とを有し、 前記第1の選択手段の入力として、前記第1の動画像デ
    ータと前記第2の動画像データが選択可能で、前記第2
    の選択手段の入力として、前記第1の動画像データと前
    記第2の動画像データと前記オンスクリーンデータが選
    択可能であり、前記第1、第2の水平垂直サイズ変換手
    段と前記第1、第2のデータバッファの接続組み合わせ
    を自由に選択可能であることを特徴とする動画像フォー
    マット変換装置。
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