JP2018148443A - 画像送信装置及び画像送信方法、並びに、画像受信装置及び画像受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データを限られた伝送容量を有する伝送路で送信することができる画像送信装置を提供する。【解決手段】画像合成・ダウンコンバータ1は、第1の画素数を有する第1及び第2の画像データの画素をそれぞれ第1及び第2の間引き率で間引き、第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1及び第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成する。第2の領域は第1の領域よりも小さい。シンタックス生成部3は、合成画像データにおける第1及び第2の領域の画像を第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成する。符号化部4は、合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成する。送信部(動画配信サーバ5及び情報配信サーバ6)は、符号化合成画像データ及びシンタックスデータを送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像データを送信または受信する、画像送信装置及び画像送信方法、並びに、画像受信装置及び画像受信方法に関する。
フルHDの画像データの1フレームの画素数は、水平1920画素、垂直1080画素である。近年、フルHDの画像データの画素数の4倍であるいわゆる4Kと称される画像データ、フルHDの画像データの画素数の16倍であるいわゆる8Kと称される画像データが登場している。4Kの画像データの1フレームの画素数は、水平3840画素、垂直2160画素であり、8Kの画像データの1フレームの画素数は、水平7680画素、垂直4320画素である。
特開平7−203436号公報 特開2015−207909号公報 特開平11−101951号公報
画像受信装置は所定の伝送路で送信される画像データを受信し、画像表示装置は受信した画像データに基づく画像を表示する。画像データを送信する伝送路の伝送容量は限られているから、4Kまたは8Kのような膨大な情報量を有する画像データを伝送路で送信できないことがある。
従来、膨大な情報量を有する画像データを限られた伝送容量を有する伝送路で送信するために、特許文献1または2に記載されているように、画像データを圧縮符号化するときのビットレートを領域ごとに個別に設定して、符号量を低減させるのが一般的である。
特許文献3には、3次元画像データにおける左眼画像及び右眼画像の周辺領域を視差情報のない画像領域とし、中心領域を視差情報のある画像領域とすることが記載されている。また、特許文献3には、左眼画像の視差情報のある画像領域と、右眼画像の視差情報のある画像領域と、左眼画像及び右眼画像で共通の視差情報のない画像領域を伝送することにより、3次元画像データを限られた伝送容量を有する伝送路で送信することが記載されている。
画像データのビットレートを領域ごとに個別に設定する必要がなく、2次元画像データまたは3次元画像データを、限られた伝送容量を有する伝送路で送信して、受信する新たな手法が必要である。
本発明は、画像データのビットレートを領域ごとに個別に設定する必要がなく、2次元画像データまたは3次元画像データを、限られた伝送容量を有する伝送路で送信して、受信することができる画像送信装置及び画像送信方法、並びに、画像受信装置及び画像受信方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成する画像合成・ダウンコンバータと、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成するシンタックス生成部と、前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成する符号化部と、前記符号化合成画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する送信部とを備えることを特徴とする画像送信装置を提供する。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成し、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成し、前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成し、前記符号化合成画像データと前記シンタックスデータとを所定の伝送路で送信することを特徴とする画像送信方法を提供する。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信するデータ受信部と、前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成する復号部と、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する画像復元部とを備えることを特徴とする画像受信装置を提供する。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信し、前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成し、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成することを特徴とする画像受信方法を提供する。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更して変更画像データを生成する画像合成・ダウンコンバータと、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成するシンタックス生成部と、前記変更画像データを圧縮符号化して符号化変更画像データを生成する符号化部と、前記符号化変更画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する送信部とを備えることを特徴とする画像送信装置を提供する。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更して変更画像データを生成し、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成し、前記変更画像データを圧縮符号化して符号化変更画像データを生成し、前記符号化変更画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信することを特徴とする画像送信方法を提供する。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更した符号化変更画像データを受信するデータ受信部と、前記符号化変更画像データを復号して変更画像データを生成する復号部と、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する画像復元部とを備えることを特徴とする画像受信装置を提供する。
本発明は、第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更した符号化変更画像データを受信し、前記符号化変更画像データを復号して変更画像データを生成し、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成することを特徴とする画像受信方法を提供する。
本発明の画像送信装置及び画像送信方法、並びに、画像受信装置及び画像受信方法によれば、画像データのビットレートを領域ごとに個別に設定する必要がなく、2次元画像データまたは3次元画像データを、限られた伝送容量を有する伝送路で送信して、受信することができる。
一実施形態の画像送信装置を示すブロック図である。 一実施形態の画像受信装置に示すブロック図である。 全天球画像の撮影方法の一例を示す平面図である。 全天球画像を概略的に示す斜視図である。 全天球画像の各フレームを1フレームに割り当てて画像合成する例を示す図である。 図1における画像合成・ダウンコンバータ1の具体的な構成例を示すブロック図である。 図1におけるシンタックス生成部3の具体的な構成例を示すブロック図である。 シンタックス生成部3が生成するシンタックスデータを概念的に示す図である。 図2における画像復元・アップコンバータ10の具体的な構成例を示すブロック図である。 画像復元・アップコンバータ10の動作を説明するための図である。 第2実施形態の画像送信装置を示すブロック図である。 第2実施形態の画像受信装置に示すブロック図である。 図11における画像変更・ダウンコンバータ21の動作を説明するための図である。
以下、各実施形態の画像送信装置及び画像送信方法、並びに、画像受信装置及び画像受信方法について、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態においては、送受信する画像データが、バーチャルリアリティ(VR)用のヘッドアップディスプレイ(VRゴーグル)によって見る3次元(3D)画像データである場合を例とする。
図1に示すように、第1実施形態の画像送信装置は、画像合成・ダウンコンバータ1と、領域割当・復元設定部2と、シンタックス生成部3と、符号化部4と、動画配信サーバ5と、情報配信サーバ6とを備える。図2に示すように、第1実施形態の画像受信装置は、データ受信部8と、復号部9と、画像復元・アップコンバータ10と、3次元画像表示部11(以下、3D画像表示部11)とを備える。画像送信装置が送信する後述する画像データ及びシンタックスデータは、インターネット等のネットワーク7を介して画像受信装置へと送信される。
図1において、画像合成・ダウンコンバータ1には、全天球画像におけるフロント左眼画像を示すフロント左眼画像データDFLと、フロント右側画像を示すフロント右眼画像データDFRと、左右共通リア画像を示す左右共通リア画像データDRLRとが入力される。フロント左眼画像データDFL及びフロント右眼画像データDFRは第1の画像データであり、左右共通リア画像データDRLRは第2の画像データである。第1及び第2の画像データは、非圧縮のデジタル動画データであるとする。
図3において、フロント左眼用の魚眼ビデオカメラ50FLと、フロント右眼用の魚眼ビデオカメラ50FRとを所定の視差が生じるように配置して、前方を撮影することによって、フロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRとが生成される。左右共通のリア用の魚眼ビデオカメラ50Rによって後方を撮影することによって、左右共通リア画像データDRLRが生成される。
前方及び後方を図3のように撮影することによって、図4に示すように、全天球画像におけるフロント側の360度×180度の左眼画像及び右眼画像と、全天球画像におけるリア側の360度×180度の左右共通リア画像を得ることができる。図3は全天球画像の撮影方法の一例であり、図3に示す撮影方法に限定されない。3D画像データは、コンピュータグラフィックスを用いて生成されていてもよい。
半球状の左眼画像と右眼画像と左右共通リア画像とを正距円筒図法等の手法によって2次元平面に変換することによって、図5に示す、フロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRの各フレームが得られる。
3D画像データにおけるリア画像はフロント画像と比較して重要度が低い。リア画像を左右共通リア画像とすることによって、3D画像データのデータ容量を削減することができる。
例えば、フロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRとは4Kの画像データである。画像合成・ダウンコンバータ1は、4Kの画像データの各フレームを、フルHDの画像データのフレームに画像合成しながらダウンコンバートして、合成画像データD3Dを生成する。画像合成・ダウンコンバータ1は、第1の画素数の画像データを第2の画素数の画像データにダウンコンバートする。
ユーザは、領域割当・復元設定部2によって、フロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRのフレームをフルHDの画像データのフレームにどのように割り当てるかを設定する。領域割当・復元設定部2は、一例として、図5に示すように、フロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRのフレームをフルHDのフレームに割り当てる。
領域割当・復元設定部2は、ユーザ設定に基づき、フロント左眼画像のフレームを、フルHDのフレームの垂直方向上側50%で、水平方向左側80%の領域に割り当てる。領域割当・復元設定部2は、ユーザ設定に基づき、フロント右眼画像データのフレームの垂直方向下側50%で、水平方向左側80%の領域に割り当てる。
領域割当・復元設定部2は、ユーザ設定に基づき、左右共通リア画像のフレームのうちの左半分の領域を、フルHDのフレームの垂直方向上側50%で、水平方向右側20%の領域に割り当てる。領域割当・復元設定部2は、ユーザ設定に基づき、左右共通リア画像のフレームのうちの右半分の領域を、フルHDのフレームの垂直方向下側50%で、水平方向右側20%の領域に割り当てる。
領域割当・復元設定部2は、以上のように設定した領域割当設定情報を画像合成・ダウンコンバータ1に供給する。画像合成・ダウンコンバータ1は、領域割当設定情報に基づいて、フロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRのフレームの画素を間引きながら、フルHDのフレームに配置して、合成画像データD3Dのフレームを生成する。
図6に示すように、画像合成・ダウンコンバータ1は、メモリ101と、フレーム内配置・水平垂直画素間引き部102と、制御部103とで構成することができる。メモリ101は、フロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRを記憶する。メモリ101は例えばRAMである。
フレーム内配置・水平垂直画素間引き部102は、メモリ101から読み出されたフロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRの画素を水平及び垂直方向に間引きながら、フルHDのフレームに配置する。なお、画素の間引きとは、単に元の画素を削除することだけでなく、画像を縮小するために補間によって新たな画素を生成することも含む。
制御部103は、領域割当設定情報に基づいて、メモリ101からのフロント左眼画像データDFLとフロント右眼画像データDFRと左右共通リア画像データDRLRの読み出しと、フレーム内配置・水平垂直画素間引き部102における画素の間引き及びフルHDのフレームへの配置を制御する。制御部103は例えばマイクロプロセッサで構成することができる。
図5に示す合成画像データD3Dのフレームにおいて、フロント左眼画像及びフロント右眼画像に割り当てられている領域を第1の領域、左右共通リア画像に割り当てられている領域を第2の領域とする。第2の領域は第1の領域よりも小さい領域である。フレーム内配置・水平垂直画素間引き部102は、フロント左眼画像データDFL及びフロント右眼画像データDFRの画素を第1の間引き率で間引いて第1の領域に配置する。左右共通リア画像データDRLRの画素を第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の領域に配置する。
フレーム内配置・水平垂直画素間引き部102における画像データの画素の間引き率は領域の面積(画素数)に応じた値となる。第1または第2の間引き率のような1つの間引き率における水平方向の画素の間引き率と垂直方向の画素の間引き率とは異なることがある。
図1に戻り、画像合成・ダウンコンバータ1は、合成画像データD3Dを符号化部4に供給する。符号化部4は、合成画像データD3DをH.264/MPEG-4 AVC (Advanced Video Coding)またはH.265/MPEG-H HEVC(High Efficiency Video Coding)のような任意の圧縮符号化方式で圧縮符号化して、符号化合成画像データD3Deを動画配信サーバ5に供給する。動画配信サーバ5は、符号化合成画像データD3Deをネットワーク7へと送信する。
符号化部4は、合成画像データD3Dを圧縮符号化するときに、ビットレートをフレーム内の第1の領域と第2の領域とで個別に設定する必要はない。符号化部4は、合成画像データD3Dの例えば絵柄の複雑さに応じてビットレートを可変してもよい。
また、ユーザは、領域割当・復元設定部2によって、合成画像データD3Dの各フレームを画像受信装置においてどのように復元するかを設定する。領域割当・復元設定部2は、領域割当設定情報及び復元設定情報をシンタックス生成部3に供給する。シンタックス生成部3は、合成画像データD3Dにおける第1及び第2の領域の画像を、第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータDstxを生成する。
図7に示すように、シンタックス生成部3は、領域割当設定情報及び復元設定情報に基づいてシンタックスデータDstxを生成する制御部301によって構成することができる。制御部301は例えばマイクロプロセッサで構成することができる。
図8は、シンタックスデータDstxの一例を示している。図8において、(1)〜(6)に示す各行のS1で示す“/pmovie”はシンタックスであることを示す。S2で示す“0”〜“5”はシンタックスの設定番号(インデックス)を示す。S3で示す“0” は左眼画像を示し、“1”は右眼画像を示す。“1”を左眼画像、“0”を右眼画像としてもよい。
フレームの左上角部の位置を(0,0)、右下角部の位置を(1,1)とする。S4は画像を切り出す開始位置、S5は切り出す画像の水平方向の幅、S6は切り出す画像の垂直方向の高さを示す。(1)の行のシンタックスはS3の値が“0”であるから、左眼画像である。(1)の行の“00 0.8 0.5”は、左上角部(0,0)から水平方向0.8、垂直方向0.5の領域の画像を切り出すことを意味する。
S7は、切り出した画像を画像受信装置が復元するフレーム(復元フレーム)のどの位置に配置するかの開始位置、S8は配置する水平方向の幅、S9は配置する垂直方向の高さを示す。(1)の行の“0.24 0 0.52 0.9”は、左から0.24、上端0である(0.24 0)の位置から、水平方向0.52、垂直方向0.9の領域に切り出した画像を拡大または縮小して配置することを意味する。拡大するか縮小するかは、切り出した画像の画素数と復元フレームの画素数とによって決まる。
以上より分かるように、(1)の行のシンタックスは、図5の合成画像データD3Dのフレームにおけるフロント左眼画像を、左眼画像の復元フレームのどの位置に配置してどのように復元するかを示す。同様にして、(2)の行のシンタックスは、図5の合成画像データD3Dのフレームにおけるフロント右眼画像を、右眼画像の復元フレームのどの位置に配置してどのように復元するかを示す。
(3)の行のシンタックスは、図5の合成画像データD3Dのフレームにおける左右共通リア画像のうちの左半分の領域の画像を、左眼画像の復元フレームのどの位置に配置してどのように復元するかを示す。(4)の行のシンタックスは、図5の合成画像データD3Dのフレームにおける左右共通リア画像のうちの右半分の領域の画像を、左眼画像の復元フレームのどの位置に配置してどのように復元するかを示す。
(5)の行のシンタックスは、図5の合成画像データD3Dのフレームにおける左右共通リア画像のうちの左半分の領域の画像を、右眼画像の復元フレームのどの位置に配置してどのように復元するかを示す。(6)の行のシンタックスは、図5の合成画像データD3Dのフレームにおける左右共通リア画像のうちの右半分の領域の画像を、右眼画像の復元フレームのどの位置に配置してどのように復元するかを示す。
図1に戻り、シンタックス生成部3はシンタックスデータDstxを情報配信サーバ6に供給する。情報配信サーバ6はシンタックスデータDstxをネットワーク7へと送信する。シンタックスデータDstxは各フレームで共通であるので、情報配信サーバ6は、符号化合成画像データD3Deをネットワーク7へと送信を開始するのと同時に、または送信を開始する前にシンタックスデータDstxを少なくとも1回送信すればよい。
合成画像データD3Dの全体的なコンテンツの途中でシンタックスデータDstxが切り替わる場合には、情報配信サーバ6は、シンタックスデータDstxが切り替わるごとにシンタックスデータDstxを送信すればよい。
情報配信サーバ6は、3D画像表示部11に表示する3D画像に重畳するコメントを配信するコメントサーバであってもよい。
図1に示す構成例では、符号化合成画像データD3DeとシンタックスデータDstxとを別々に送信しているが、シンタックスデータDstxを符号化合成画像データD3Deのメタデータとして符号化合成画像データD3Deに埋め込んで、動画配信サーバ5が送信してもよい。シンタックスデータDstxの送信の仕方は任意である。
動画配信サーバ5及び情報配信サーバ6は、符号化合成画像データD3De及びシンタックスデータDstxを送信する送信部である。ここでは、送信部は符号化合成画像データD3De及びシンタックスデータDstxを、ネットワーク7を介して画像受信装置へと送信しているが、ネットワーク7以外の所定の伝送路で送信してもよい。送信部は、符号化合成画像データD3De及びシンタックスデータDstxを、地上波デジタル放送の放送波、または、BSもしくはCSデジタル放送の放送波を伝送路として送信してもよい。
次に、図2に示す画像受信装置の動作を説明する。図2において、データ受信部8は、ネットワーク7より、符号化合成画像データD3De及びシンタックスデータDstxを受信する。データ受信部8は、符号化合成画像データD3Deを復号部9に供給し、シンタックスデータDstxを画像復元・アップコンバータ10に供給する。
復号部9は、符号化合成画像データD3Deを符号化部4が採用する圧縮符号化方式に対応する復号方式で復号して、合成画像データD3Dを生成する。復号部9は、合成画像データD3Dを画像復元・アップコンバータ10に供給する。
図9に示すように、画像復元・アップコンバータ10は、メモリ1101と、フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102と、固定画像付加部1103と、シンタックス保持部1104と、制御部1105とで構成することができる。メモリ1101は、合成画像データD3Dを記憶する。メモリ1101は例えばRAMである。シンタックス保持部1104は、シンタックスデータDstxを記憶する任意のメモリである。メモリ1101がシンタックス保持部1104の機能を備えてもよい。
フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、合成画像データD3Dの各領域の画像を水平及び垂直方向に拡大または縮小しながら、左眼画像及び右眼画像の復元フレームに配置する。フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、画像を拡大する場合には画素を補間し、画像を縮小する場合には画素を間引く。フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は画像を縮小せず拡大するフレーム内配置・水平垂直拡大部である場合があってもよく、画像を拡大せず縮小するフレーム内配置・水平垂直縮小部である場合があってもよい。
フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、復元左眼画像データD3DL0及び復元右眼画像データD3DR0を固定画像付加部1103に供給する。固定画像付加部1103は、復元左眼画像データD3DL0及び復元右眼画像データD3DR0に例えば黒の固定画素よりなる固定画像を付加して、復元左眼画像データD3DL及び復元右眼画像データD3DRを出力する。画像復元・アップコンバータ10は、固定画像付加部1103を備えない構成であってもよい。
制御部1105は、シンタックス保持部1104よりシンタックスデータDstxを読み出す。制御部1105は、シンタックスデータDstxを参照しながら、メモリ1101からの合成画像データD3Dの読み出しと、フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102における画像の拡大縮小及び復元フレームへの画像の配置を制御する。制御部1105は例えばマイクロプロセッサで構成することができる。
図2に示す構成例では、フルHDの合成画像データD3Dの各フレームを例えば4Kのフレームに復元することを前提として、画像復元・アップコンバータ10と称している。フルHDの合成画像データD3DをフルHDのフレームに復元してもよいし、フルHDの合成画像データD3DをフルHDよりも小さい画素数のフレームに復元してもよい。
前者であれば画像復元・アップコンバータ10の代わりにアップコンバータを備えない画像復元部とすればよく、後者であれば、ダウンコンバータを備える画像復元部である画像復元・ダウンコンバータとすればよい。画像復元部は、第2の画素数を有する合成画像データD3Dのフレームを、第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレームに復元すればよい。
図10を用いて、合成画像データD3Dの各フレームを復元左眼画像データD3DL及び復元右眼画像データD3DRの各フレームに復元する動作を具体的に説明する。ここでは、合成画像データD3Dをアップコンバートする場合を示す。
画像復元・アップコンバータ10は、シンタックスデータDstxの各行のシンタックスに基づいて次のように画像を復元する。フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、(1)の行のシンタックスに基づいて、合成画像データD3Dのフロント左眼画像の画素数を増大させて、左眼画像の復元フレームの左から0.24、上端0の位置から、水平方向0.52、垂直方向0.9の領域に配置する。
フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、(3)の行のシンタックスに基づいて、合成画像データD3Dの左右共通リア画像のうちの左半分の領域の画像を左端0、上端0の位置から、水平方向0.24、垂直方向0.9の領域に配置する。フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、(4)の行のシンタックスに基づいて、左右共通リア画像のうちの右半分の領域の画像を左から0.76、上端0の位置から、水平方向0.24、垂直方向0.9の領域に配置する。
固定画像付加部1103は、以上のように生成した復元左眼画像データD3DL0の下側に固定画像1113を付加して、復元左眼画像データD3DLのフレームを生成する。
フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、(2)の行のシンタックスに基づいて、合成画像データD3Dのフロント右眼画像の画素数を増大させて、右眼画像の復元フレームの左から0.24、上端0の位置から、水平方向0.52、垂直方向0.9の領域に配置する。
フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、(5)の行のシンタックスに基づいて、合成画像データD3Dの左右共通リア画像のうちの左半分の領域の画像を左端0、上端0の位置から、水平方向0.24、垂直方向0.9の領域に配置する。フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102は、(6)の行のシンタックスに基づいて、左右共通リア画像のうちの右半分の領域の画像を左から0.76、上端0の位置から、水平方向0.24、垂直方向0.9の領域に配置する。
固定画像付加部1103は、以上のように生成した復元左眼画像データD3DR0の下側に固定画像1113を付加して、復元右眼画像データD3DRのフレームを生成する。
固定画像付加部1103は、左眼画像及び右眼画像の復元フレームにおいて、フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102が画像を配置していない領域に固定画像1113を付加すればよい。復元フレームの下端部のような目立たない位置に固定画像1113を付加すれば、フレーム内配置・水平垂直拡大縮小部1102における垂直方向の画像の拡大率を小さくすることができるので、画質を向上させることができる。
図2に戻り、画像復元・アップコンバータ10は、復元左眼画像データD3DL及び復元右眼画像データD3DRをVRゴーグルである3D画像表示部11に供給する。3D画像表示部11は、VRゴーグルを装着したユーザが、左眼で復元左眼画像データD3DLを認識し、右眼で復元右眼画像データD3DRを認識するように、復元左眼画像データD3DL及び復元右眼画像データD3DRに基づく画像を表示する。ユーザはあたかも図4に示す全天球画像の中心に位置して、フロント及びリア側の360度×360度の全天球画像を楽しむことができる。
<第2実施形態>
第1実施形態においては、送受信する画像データが3D画像データである場合を例としたが、送受信する画像データは2次元(2D)画像データであってもよい。第2実施形態の画像送信装置及び画像受信装置は2D画像データを送受信する。
図11に示すように、第2実施形態の画像送信装置は、図1に示す第1実施形態の画像送信装置における画像合成・ダウンコンバータ1の代わりに画像変更・ダウンコンバータ21を備える。画像変更・ダウンコンバータ21には、3D画像データの代わりに、例えば4Kの2D画像データD2D0が入力される。図12に示すように、第2実施形態の画像受信装置は、図2に示す第1実施形態の画像受信装置における3D画像表示部11の代わりに2次元画像表示部211(以下、2D画像表示部211)を備える。2D画像表示部211は例えば液晶パネルである。
図11及び図12において、それぞれ、図1及び図2と異なる部分の動作を中心に説明し、共通する部分の動作の説明を省略する。
図13において、2D画像データD2D0のフレームは、画像の内容が比較的重要な重要画像領域(第1の画像領域)と、画像の内容が比較的重要でない非重要画像領域(第2の画像領域)とを含む。また、2D画像データD2D0のフレームは、付加画像Aが表示されている1つの付加画像領域と、付加画像Bが表示されている2つの付加画像領域とを含む。付加画像領域は、比較的重要でない非重要画像領域である。
図13に示すように、図11に示す領域割当・復元設定部2は、ユーザ設定に基づき、フルHDのフレームに占める重要画像領域の割合を、2D画像データD2D0のフレームに占める重要画像領域の割合より大きくなるように、フルHDのフレームに重要画像領域と非重要画像領域とを割り当てる。
また、領域割当・復元設定部2は、ユーザ設定に基づき、付加画像領域のような共通の画像領域を含む場合には、共通の画像領域を全てフルHDのフレームに割り当てるのではなく、共通の画像領域のうちの1つのみをフルHDのフレームに割り当てることが好ましい。領域割当・復元設定部2は、このように割り当てた領域割当設定情報を生成する。
第2実施形態においては、領域割当・復元設定部2は、フレーム内での重要画像領域と非重要画像領域との面積の割合を元に戻し、共通の画像領域を1つのみに削減した場合には共通の画像領域を元の数に戻す復元設定情報を生成する。
画像変更・ダウンコンバータ21は、領域割当設定情報に基づき、第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、フルHDのフレーム内の第1の領域に配置する。画像変更・ダウンコンバータ21は、第2の画像領域の画素を第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、フルHDのフレーム内の第1の領域よりも小さい第2の領域に配置する。
画像変更・ダウンコンバータ21は、1つのみに削減した共通の画像領域を第1の間引き率より大きい間引き率で間引いて、フルHDのフレーム内に配置する。共通の画像領域の間引き率は第2の間引き率であってもよいし、他の間引き率であってもよい。
以上のように、画像変更・ダウンコンバータ21は、フレーム内の重要画像領域と非重要画像領域との面積の割合を変更した図13に示すフルHDの変更画像データD2D1を生成する。符号化部4は、変更画像データD2D1を圧縮符号化して符号化変更画像データD2D1eを生成する。動画配信サーバ5は、符号化変更画像データD2D1eをネットワーク7へと送信する。
シンタックス生成部3は、上述した領域割当設定情報及び復元設定情報に基づいて、変更画像データD2D1における第1及び第2の領域の画像を、復元フレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータDstxを生成すればよい。2D画像データD2D0のフレームが第1の画素数を有し、変更画像データD2D1のフレームが第2の画素数を有するとすれば、復元フレームは第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有すればよい。
図12において、データ受信部8は、ネットワーク7より、符号化変更画像データD2D1e及びシンタックスデータDstxを受信する。復号部9は、符号化変更画像データD2D1eを復号して、変更画像データD2D1を生成する。画像復元・アップコンバータ10は、シンタックスデータDstxを参照しながら、2D画像データD2D0を復元して、2D画像表示部211に供給する。
第1実施形態と同様に、画像復元・アップコンバータ10の代わりにアップコンバータを備えない画像復元部を設けて、重要画像領域と非重要画像領域との面積の割合を復元したフルHDの復元画像データを生成してもよい。画像復元・アップコンバータ10の代わりに画像復元・ダウンコンバータを設けて、重要画像領域と非重要画像領域との面積の割合を復元した、フルHDよりも小さい画素数のフレームを有する復元画像データを生成してもよい。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。図1、図2、図6、図7、図9、図11、図12の構成をハードウェアで構成してもソフトウェアで構成してもよく、ハードウェアとソフトウェアとの使い分けは任意である。
1 画像合成・ダウンコンバータ
2 領域割当・復元設定部
3 シンタックス生成部
4 符号化部
5 動画配信サーバ(送信部)
6 情報配信サーバ(送信部)
7 ネットワーク
8 データ受信部
9 復号部
10 画像復元・アップコンバータ(画像復元部)
11 3次元画像表示部(3D画像表示部)
21 画像変更・ダウンコンバータ
211 2次元画像表示部(2D画像表示部)
本発明は、第1及び第2の画像データがそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成する画像合成・ダウンコンバータと、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成するシンタックス生成部と、前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成する符号化部と、前記符号化合成画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する送信部とを備えることを特徴とする画像送信装置を提供する。
本発明は、第1及び第2の画像データがそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成し、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成し、前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成し、前記符号化合成画像データと前記シンタックスデータとを所定の伝送路で送信することを特徴とする画像送信方法を提供する。
本発明は、第1及び第2の画像データがそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信するデータ受信部と、前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成する復号部と、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する画像復元部とを備えることを特徴とする画像受信装置を提供する。
本発明は、第1及び第2の画像データがそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信し、前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成し、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成することを特徴とする画像受信方法を提供する。
本発明は、第1の画像データが第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を変更して変更画像データを生成する画像変更・ダウンコンバータと、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成するシンタックス生成部と、前記変更画像データを圧縮符号化して符号化変更画像データを生成する符号化部と、前記符号化変更画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する送信部とを備えることを特徴とする画像送信装置を提供する。
本発明は、第1の画像データが第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を変更して変更画像データを生成し、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成し、前記変更画像データを圧縮符号化して符号化変更画像データを生成し、前記符号化変更画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信することを特徴とする画像送信方法を提供する。
本発明は、第1の画像データが第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を変更した符号化変更画像データを受信するデータ受信部と、前記符号化変更画像データを復号して変更画像データを生成する復号部と、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する画像復元部とを備えることを特徴とする画像受信装置を提供する。
本発明は、第1の画像データが第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を変更した符号化変更画像データを受信し、前記符号化変更画像データを復号して変更画像データを生成し、前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成することを特徴とする画像受信方法を提供する。
本発明は、画像データのビットレートを領域ごとに個別に設定する必要がなく、3次元画像データを、限られた伝送容量を有する伝送路で送信して、受信することができる画像送信装置及び画像送信方法、並びに、画像受信装置及び画像受信方法を提供することを目的とする。
本発明は、全天球画像におけるフロント左眼画像を示すフロント左眼画像データと、前記全天球画像におけるフロント右側画像を示すフロント右眼画像データとをそれぞれ第1の画像データ、前記全天球画像における左右共通リア画像を示す左右共通リア画像データを第2の画像データとし、前記第1及び第2の画像データそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成する画像合成・ダウンコンバータと、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成するシンタックス生成部と、前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成する符号化部と、前記符号化合成画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する送信部とを備えることを特徴とする画像送信装置を提供する。
本発明は、全天球画像におけるフロント左眼画像を示すフロント左眼画像データと、前記全天球画像におけるフロント右側画像を示すフロント右眼画像データとをそれぞれ第1の画像データ、前記全天球画像における左右共通リア画像を示す左右共通リア画像データを第2の画像データとし、前記第1及び第2の画像データそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成し、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成し、前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成し、前記符号化合成画像データと前記シンタックスデータとを所定の伝送路で送信することを特徴とする画像送信方法を提供する。
本発明は、全天球画像におけるフロント左眼画像を示すフロント左眼画像データと、前記全天球画像におけるフロント右側画像を示すフロント右眼画像データとをそれぞれ第1の画像データ、前記全天球画像における左右共通リア画像を示す左右共通リア画像データを第2の画像データとし、前記第1及び第2の画像データそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信するデータ受信部と、前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成する復号部と、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する画像復元部とを備えることを特徴とする画像受信装置を提供する。
本発明は、全天球画像におけるフロント左眼画像を示すフロント左眼画像データと、前記全天球画像におけるフロント右側画像を示すフロント右眼画像データとをそれぞれ第1の画像データ、前記全天球画像における左右共通リア画像を示す左右共通リア画像データを第2の画像データとし、前記第1及び第2の画像データそれぞれ第1の画素数を有するフレームによって構成されており、前記第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて第1の間引き画像データを生成し、前記第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて第2の間引き画像データを生成し、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内に、第1の領域と、前記第1の領域よりも小さい第2の領域とを設定し、前記第1の間引き画像データを前記第1の領域に配置し、前記第2の間引き画像データを前記第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信し、前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成し、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成することを特徴とする画像受信方法を提供する。
本発明の画像送信装置及び画像送信方法、並びに、画像受信装置及び画像受信方法によれば、画像データのビットレートを領域ごとに個別に設定する必要がなく、3次元画像データを、限られた伝送容量を有する伝送路で送信して、受信することができる。

Claims (12)

  1. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成する画像合成・ダウンコンバータと、
    前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成するシンタックス生成部と、
    前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成する符号化部と、
    前記符号化合成画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする画像送信装置。
  2. 前記第1の画像データは、全天球画像におけるフロント左眼画像を示すフロント左眼画像データと、フロント右側画像を示すフロント右眼画像データとを含み、
    前記第2の画像データは、全天球画像における左右共通リア画像を示す左右共通リア画像データであり、
    前記画像合成・ダウンコンバータは、前記フロント左眼画像及びフロント右眼画像を前記第1の間引き率で間引いて前記第1の領域に配置し、前記左右共通リア画像のうちの左半分及び右半分の領域の画像を前記第2の間引き率で間引いて前記第2の領域に配置して、前記合成画像データを生成し、
    前記シンタックス生成部は、前記第1の領域の前記フロント左眼画像及びフロント右眼画像と、前記第2の領域の前記左半分及び右半分の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像合成して合成画像データを生成し、
    前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成し、
    前記合成画像データを圧縮符号化して符号化合成画像データを生成し、
    前記符号化合成画像データと前記シンタックスデータとを所定の伝送路で送信する
    ことを特徴とする画像送信方法。
  4. 前記第1の画像データは、全天球画像におけるフロント左眼画像を示すフロント左眼画像データと、フロント右側画像を示すフロント右眼画像データとを含み、
    前記第2の画像データは、全天球画像における左右共通リア画像を示す左右共通リア画像データであり、
    前記フロント左眼画像及びフロント右眼画像を前記第1の間引き率で間引いて前記第1の領域に配置し、前記左右共通リア画像のうちの左半分及び右半分の領域の画像を前記第2の間引き率で間引いて前記第2の領域に配置して、前記合成画像データを生成し、
    前記第1の領域の前記フロント左眼画像及びフロント右眼画像と、前記第2の領域の前記左半分及び右半分の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像送信方法。
  5. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信するデータ受信部と、
    前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成する復号部と、
    前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する画像復元部と、
    を備えることを特徴とする画像受信装置。
  6. 前記画像復元部は、前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像の画素を補間して画素数を増大させ、前記第3の画素数を有するフレーム内に画素数を増大させた前記第1及び第2の領域の画像を配置して前記復元画像データを生成するアップコンバータを含み、
    前記第3の画素数を有するフレーム内の画素数を増大させた前記第1及び第2の領域の画像を配置しない領域に、固定画素よりなる固定画像を付加する固定画像付加部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像受信装置。
  7. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データの画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画素数を有するフレームによって構成された第2の画像データの画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を合成した符号化合成画像データを受信し、
    前記符号化合成画像データを復号して合成画像データを生成し、
    前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する
    ことを特徴とする画像受信方法。
  8. 前記合成画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像の画素を補間して画素数を増大させ、前記第3の画素数を有するフレーム内に画素数を増大させた前記第1及び第2の領域の画像を配置して前記復元画像データを生成し、
    前記第3の画素数を有するフレーム内の画素数を増大させた前記第1及び第2の領域の画像を配置しない領域に、固定画素よりなる固定画像を付加する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像受信方法。
  9. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更して変更画像データを生成する画像変更・ダウンコンバータと、
    前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成するシンタックス生成部と、
    前記変更画像データを圧縮符号化して符号化変更画像データを生成する符号化部と、
    前記符号化変更画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする画像送信装置。
  10. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更して変更画像データを生成し、
    前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを生成し、
    前記変更画像データを圧縮符号化して符号化変更画像データを生成し、
    前記符号化変更画像データ及び前記シンタックスデータを所定の伝送路で送信する
    ことを特徴とする画像送信方法。
  11. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更した符号化変更画像データを受信するデータ受信部と、
    前記符号化変更画像データを復号して変更画像データを生成する復号部と、
    前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する画像復元部と、
    を備えることを特徴とする画像受信装置。
  12. 第1の画素数を有するフレームによって構成された第1の画像データにおける第1の画像領域の画素を第1の間引き率で間引いて、前記第1の画素数より少ない第2の画素数を有するフレーム内の第1の領域に配置し、前記第1の画像データにおける第2の画像領域の画素を前記第1の間引き率より大きい第2の間引き率で間引いて、前記第2の画素数を有するフレーム内の前記第1の領域よりも小さい第2の領域に配置するように画像を変更した符号化変更画像データを受信し、
    前記符号化変更画像データを復号して変更画像データを生成し、
    前記変更画像データにおける前記第1及び第2の領域の画像を、前記第2の画素数と同一または異なる第3の画素数を有するフレーム内にどのように配置し、どのように画像を復元するかを設定するためのシンタックスデータを参照して、前記第3の画素数を有するフレーム内に前記第1及び第2の領域の画像を配置した復元画像データを生成する
    ことを特徴とする画像受信方法。
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