JP2001021980A - 防滴防水ズームレンズカメラの調整方法及び防滴防水ズームレンズカメラ - Google Patents

防滴防水ズームレンズカメラの調整方法及び防滴防水ズームレンズカメラ

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JP2001021980A
JP2001021980A JP19855799A JP19855799A JP2001021980A JP 2001021980 A JP2001021980 A JP 2001021980A JP 19855799 A JP19855799 A JP 19855799A JP 19855799 A JP19855799 A JP 19855799A JP 2001021980 A JP2001021980 A JP 2001021980A
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zoom lens
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optical axis
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Hitoshi Tanaka
田中  均
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光軸方向に進退するズームレンズ鏡筒を備
え、ズーミング動作により内容積を変化させるズームレ
ンズカメラであって、使用状態では、カメラ内部が通気
非通水フィルタを介してのみ外気と連通する防滴防水ズ
ームレンズカメラにおいて、組立時に調整されたピント
が使用時に確実に再現される防滴防水ズームレンズカメ
ラの調整方法を得る。 【構成】 防滴防水ズームレンズカメラのピント位置を
製造工程において調整するとき、内容積を増加させる方
向にレンズ鏡筒を移動させ、かつレンズ鏡筒に押し込み
方向の力を与えながら、ピント位置を測定し調整する調
整方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、防滴防水ズームレンズカメラの
組立時のピント調整方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ズームレンズカメラは、光
軸方向に進退するレンズ鏡筒を備え、ズーミング動作に
よりカメラ内容積が変化する。これを防滴防水化するた
めに、カメラ内部を通気非通水性フィルタを介して外部
と連通させた防滴防水ズームレンズカメラが既に本出願
人によって開発され市販されている。
【0003】この防滴防水カメラにおいて、組立時に正
しくピント調整を行っても、使用時にそのピントが再現
されない場合があることが指摘された。
【0004】
【発明の目的】本発明は、従って、組立時に調整された
ピントが使用時に確実に再現される防滴防水ズームレン
ズカメラの調整方法を得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明者は、組立時に調整されたピント
が使用時に再現されない原因について検討の結果、次の
結論に至って本発明を完成したものである。防滴防水ズ
ームレンズカメラでは、レンズ鏡筒を前進させ、カメラ
内容積を増加させていくと、通気非通水フィルタを介し
ての空気の流通には抵抗があるため、レンズ鏡筒の前進
のスピードが早い程、大きい負圧がカメラ内部に発生す
る。つまり、レンズ鏡筒にはカメラ内部に引き込もうと
する方向の力が加わる。一方、この防滴防水カメラの組
立工程ではピント位置を測定して調整するピント調整が
行われるが、このピント調整は、当然カメラ裏蓋を開放
した状態で行われるため、レンズ鏡筒には使用状態のよ
うなカメラ内部に引き込もうとする力が加わることはな
い。このため、ピント調整時と実際の使用時とでレンズ
鏡筒に加わる力の状態が異なり、ピント調整時のピント
が実際の使用時には再現されない原因となる。
【0006】本発明は、光軸方向に進退するレンズ鏡筒
を備え、ズーミング動作によりカメラ内容積を変化させ
るズームレンズカメラであって、使用状態では、カメラ
内部が通気非通水フィルタを介してのみ外気と連通する
防滴防水ズームレンズカメラにおいて、該防滴防水ズー
ムレンズカメラのピント位置を製造工程において調整す
るとき、内容積を増加させる方向にレンズ鏡筒を移動さ
せ、かつレンズ鏡筒に押し込み方向の力を与えながら、
ピント位置を測定し調整することを特徴としている。
【0007】この押し込み方向の力は、組立が完了した
使用状態でレンズ鏡筒を内容積が増加させる方向に移動
させるとき該レンズ鏡筒に加わる引き込み方向の力にで
きるだけ対応させることが好ましい。
【0008】この押し込み方向の力は、カメラとは別の
治具によって与えることができる他、レンズ鏡筒内に予
め設けることもできる。すなわち、レンズ鏡筒が光軸方
向に進退するとき光軸方向に相対移動する二部材の間
に、摺動抵抗を与える負荷部材を介在させることによ
り、この押し込み方向の力を与えることが可能である。
この負荷部材は、組立調整時に抵抗を与えた後ユーザの
手に渡る頃には摺動抵抗がなくなるか小さくなる素材が
好ましく、具体的には例えば、光軸方向に相対移動する
環状二部材の間に挿入した植毛紙を用いることができ
る。
【0009】本発明は、防滴防水ズームレンズカメラの
態様では、光軸方向に進退するレンズ鏡筒を備え、ズー
ミング動作により内容積を変化させるズームレンズカメ
ラであって、使用状態では、カメラ内部が通気非通水フ
ィルタを介してのみ外気と連通する防滴防水ズームレン
ズカメラにおいて、レンズ鏡筒が光軸方向に進退すると
き光軸方向に相対移動する二部材の間に、摺動抵抗を与
える負荷部材を介在させたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】最初に図1ないし図5について、
本発明が対象とする防滴防水ズームレンズカメラの具体
例を説明する。図1、図2は、ピント位置調整のため
に、移動筒21先端の透明防水ガラス46とカメラボデ
ィ10の裏蓋9を外した状態を示し、図3、図4は、ピ
ント位置調整が終了した後、透明防水ガラス46を取り
付け、カメラボディ10の裏蓋9を閉じて防滴防水ズー
ムレンズカメラとして使用する使用状態を示している。
【0011】カメラボディ10に固定されるハウジング
11には、固定枠12が固定されている。固定枠12
は、ハウジング11の直進案内部11aに沿って光軸方
向に移動可能であるが、バックフォーカス調整後に、ハ
ウジング11に固定される。固定枠12には、その内周
面に、雌ヘリコイド12aと、光軸と平行な直進案内溝
12bとが形成されている。
【0012】固定枠12の内側には、厚肉内筒(カム
環)13Aと薄肉外筒(化粧筒)13Bとの内外二重筒
からなる移動筒(進退レンズ鏡筒)13が嵌まってい
る。厚肉内筒13Aは、合成樹脂材料の成形品からなる
もので、その外周面に固定枠12の雌ヘリコイド12a
に螺合する雄ヘリコイド13aを有し、内周面に、雌ヘ
リコイド13bと後群用カム溝13cとを有している。
この厚肉内筒13Aはまた、固定枠12の直進案内溝1
2bに直進案内されている直進案内環14に、相対回転
は自在に光軸方向には相対移動しないように結合されて
いる。すなわち、直進案内環14の後端部に固定された
直進案内キープレート14aは、固定枠12の直進案内
溝12bに嵌まっており、この直進案内環14と直進案
内キープレート14aの間に、厚肉内筒13Aの後端部
の内方フランジ13dが回転のみ自在に挟着支持されて
いる。
【0013】薄肉外筒13Bは、寸法精度、表面硬度に
優れた金属材料、例えばアルミ合金のプレス加工(絞加
工)品の表面にアルマイト処理を施した薄肉部材、ある
いはステンレス材料からなる薄肉部材であり、厚肉内筒
13Aの外周に隙間なく嵌合する。この薄肉外筒13B
の外周面には、カメラボディ側に固定した第一の環状防
水パッキン16が弾接する。また移動筒13(薄肉外筒
13B)の先端部内周面には、環状スぺーサ17を介し
て第二の環状防水パッキン18が固定されている。
【0014】移動筒13と直進案内環14の間には、厚
肉内筒21Aと薄肉外筒21Bとの内外二重筒からなる
移動筒(進退レンズ鏡筒)21が位置している。この移
動筒21の厚肉内筒22Aは、合成樹脂材料の成形品か
らなるもので、その後端部に厚肉内筒13Aの雌ヘリコ
イド13bに螺合する雄ヘリコイド21aを有する。薄
肉外筒21Bは、薄肉外筒13Bと同様に、寸法精度、
表面硬度に優れた金属材料、例えばアルミ合金のプレス
加工(絞加工)品の表面にアルマイト処理を施した薄肉
部材、あるいはステンレス材料からなる薄肉部材で、厚
肉内筒21Aの外周に隙間なく嵌合する。この薄肉外筒
21Bの先端部には、内方フランジ22が一体に設けら
れており、その外周面は、上述の環状防水パッキン18
に弾接する。
【0015】直進案内環14の外周には、光軸と平行な
直進案内溝14bが形成されており、厚肉内筒21Aの
内周面には、この直進案内溝14bに嵌合する光軸と平
行な直進案内突起21bが形成されている。従って、厚
肉内筒21A(移動筒21)は回動を規制されていて、
厚肉内筒13A(移動筒13)が図示しない駆動機構に
より回転駆動されると、雌ヘリコイド13bと雄ヘリコ
イド21aに従って光軸方向に直進進退動する。また、
厚肉内筒13A(移動筒13)は、回転駆動されると、
雄ヘリコイド13aと雌ヘリコイド12aに従って回動
しながら光軸方向に進退動し、この進退動に、直進案内
溝12bによって回転を規制されている直進案内環14
が回転することなく同道する。
【0016】以上の構造から、移動筒(カム環)13を
構成する厚肉内筒13Aが回転駆動されると、該厚肉内
筒13Aと一体の薄肉外筒13Bが環状防水パッキン1
6に摺接しながら回転しつつ光軸方向に進退し、薄肉外
筒21B(移動筒21)は、薄肉外筒13Bの先端部内
周の環状防水パッキン18に摺接しながら、該薄肉外筒
13Bに対して光軸方向に直進進退動する。薄肉外筒2
1Bと薄肉外筒13Bは、ともに寸法精度、表面硬度に
優れた金属材料からなるため、環状防水パッキン16、
18に摺接して必要な防滴防水性能を容易に確保するこ
とができる。
【0017】移動筒21の内側には、シャッタ取付環3
1が挿入され、固定ピン32によって固定されている。
シャッタ取付環31は、先端環状部31aと後部筒状部
31bとを周縁の複数の接続柱31cで接続した形をし
ている。直進案内環14には、この接続柱31cの逃げ
溝14cが形成されている。
【0018】シャッタ取付環31の後部筒状部31bに
は、シャッタユニット33が固定ビス34を介して固定
されている。シャッタユニット33は、周知のように、
軸部の雌ヘリコイド33aに、前群レンズL1を固定し
た前群枠35の雄ヘリコイド35aを螺合させ、光軸か
らの偏心位置に突出させた駆動ピン33bが前群枠35
に一体に設けた連動杆35bと係合している。駆動ピン
33bは、シャッタレリーズ時に被写体距離情報に応じ
た角度だけ回動し、その回動量に応じて、前群枠35
(前群レンズL1)が雄ヘリコイド35a(雌ヘリコイ
ド33a)に従って光軸方向に進退する。
【0019】後群レンズL2を保持した後群枠36には
径方向のフォロアピン36aが一体に設けられ、このフ
ォロアピン36aは、直進案内環14に形成した光軸と
平行な直進案内溝14dを通り、厚肉内筒13Aの後群
用カム溝13cに嵌まっている。また、シャッタ取付環
31と後群枠36の間には、バックラッシュ除去用の圧
縮コイルばね37が挿入されていて、後群枠36(後群
レンズL2)をシャッタ取付環31(前群レンズL1)
に対して後方に移動付勢している。
【0020】このように、シャッタ取付環31(前群レ
ンズL1を支持するシャッタユニット33)は、厚肉内
筒21A(移動筒21)に固定されていて、厚肉内筒1
3A(移動筒13)が回動すると、雄ヘリコイド21a
と雌ヘリコイド13bの関係によって光軸方向に進退
し、同時に、後群枠36(後群レンズL2)は、後群用
カム溝13cに従って、シャッタ取付環31(前群レン
ズL1)との空気間隔を変化させるように移動し、焦点
距離を変化させる。
【0021】薄肉外筒21Bの内側には、ガラス押え環
43、遮光筒44、Oリング(環状シール部材)45、
及び透明防水ガラス46を支持し、移動筒21を水密構
造ととする保持環42が嵌合しており、薄肉外筒21B
と保持環42の間には、両者の環状隙間をシールするO
リング(環状シール部材)41が位置している。
【0022】カメラボディ10には、通気穴10aが穿
設されており、この通気穴10aに、通気非通水フィル
タ10bが設けられている。パッキン9aを有する裏蓋
9は、カメラボディ10を閉じた状態(使用状態)で
は、レンズ鏡筒を含むカメラ内部を閉じた空間とし、通
気穴10a(通気非通水フィルタ10b)を介しての
み、その閉空間が外部と連通する。
【0023】図3は、移動筒13と移動筒21が後退し
たワイド端位置にある使用状態を示している。この状態
から移動筒13と移動筒21が前進していく(カメラ内
容積が増加する方向に移動していく)と、閉じられたカ
メラ内空間には、矢印Xで示すように、通気非通水フィ
ルタ10bを通って空気が流入する。このとき、通気非
通水フィルタ10bは比較的大きな空気流通抵抗がある
ため、移動筒13と移動筒21の前進速度が速い程、こ
の閉空間内に大きな負圧が発生する。その結果、移動筒
13と移動筒21には、カメラボディ10内に引き込む
方向の力Pが加わることになる。すなわち、前群レンズ
L1と後群レンズL2によるピント位置は、常に移動筒
13と移動筒21に引き込み方向の力が加わった状態で
のピント位置となる。
【0024】これに対し、組立時のピント調整では、透
明防水ガラス46が外され、裏蓋9が開けられ(外さ
れ)るため、カメラボディ10内に負圧が発生すること
がない。本発明者は、これが組立調整時のピント位置が
使用状態で再現されない原因であると推論した。
【0025】図1は、使用状態のピント位置と組立調整
状態でのピント位置を一致させるための本発明の調整方
法の第一の実施形態である。裏蓋9を開け(あるいは裏
蓋9をカメラボディ10に取り付ける前に)、ピント位
置にピントセンサ(CCD)50を置くとともに、透明
防水ガラス46を外して、ピント調整治具51を前群枠
35に係合させる。その上で、移動筒13と移動筒21
を後退位置から前進位置に前進させながらピント調整を
行うとき、移動筒21の前端部に、負荷付与治具52に
より、移動筒21を押し込む方向の力Pを与える。この
状態は、使用状態で移動筒21と移動筒13を前進させ
たとき、カメラボディ10内に発生する負圧により、移
動筒21と移動筒13に引き込み方向の力が加わる状態
と似ている。よって、この状態でピント調整を行えば、
そのピント位置は使用状態でのピント位置と一致する可
能性が高い。ピント調整自体は、周知のように、ピント
センサ50の出力を見ながら、前群枠35を回転させて
その初期位置を変化させることで行う。
【0026】図2は、本発明の調整方法の第二の実施形
態である。この実施形態では、ピント調整を行うとき、
移動筒21に押し込み方向の力Pを与えるため、移動筒
21と直進案内環14の間に、負荷部材としての植毛紙
54を介在させている。移動筒21と直進案内環14
は、移動筒21と移動筒13を光軸方向に移動させると
き光軸方向に相対移動する環状二部材である。この実施
形態によっても、第一の実施形態と同様の作用効果を期
待することができる。植毛紙54としては、組立調整
後、ユーザの手にカメラが渡るころには、その摩擦抵抗
がなくなり、または小さくなるような材料が好ましい。
図2、図5に、植毛紙54を有するズームレンズ鏡筒を
描いた。
【0027】以上の実施形態に示した防滴防水ズームレ
ンズカメラの構造は具体例の一つを示したものであり、
本発明は、光軸方向に進退するズームレンズ鏡筒を備
え、ズーミング動作により内容積を変化させるズームレ
ンズカメラであって、使用状態では、カメラ内部が通気
非通水フィルタを介してのみ外気と連通する防滴防水ズ
ームレンズカメラ一般に広く適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、防滴防水ズームレンズ
カメラの使用状態と似た状態で、組立調整時のピント調
整を行うことができるから、使用状態での正しいピント
位置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防滴防水ズームレンズカメラの調
整方法の調整作業の一例を示す概念図である。
【図2】同負荷部材を有する防滴防水ズームレンズカメ
ラに対する別の調整方法を示す断面図である。
【図3】本発明の調整方法を適用する防滴防水ズームレ
ンズカメラの具体例を示す、完成状態の上半断面図であ
る。
【図4】同負荷部材を有する防滴防水ズームレンズカメ
ラの上半断面図である。
【図5】負荷部材を介在させる相対移動する環状二部材
周辺の分解斜視図である。
【符号の説明】
9 裏蓋 9a パッキン 10 カメラボディ 10a 通気穴 10b 通気非通水フィルタ 11 ハウジング 12 固定枠 12a 雌ヘリコイド 12b 直進案内溝 13 21 移動筒(進退レンズ鏡筒) 13a 雄ヘリコイド 13b 雌ヘリコイド 13c 後群用カム溝 13d 内方フランジ 14 直進案内環 14a 直進案内キー 14b 直進案内溝 14c 逃げ溝 14d 直進案内溝 16 18 環状防水パッキン(環状シール部材) 21a 雄ヘリコイド 21b 直進案内突起 31 シャッタ取付環 33 シャッタユニット 35 前群枠 36 後群枠 37 圧縮コイルばね 41 45 Oリング(環状シール部材) 42 シール部材保持環 43 ガラス押え環 44 遮光筒 46 透明防水ガラス 50 ピントセンサ 51 ピント調整治具 52 負荷付与治具 54 植毛紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸方向に進退するレンズ鏡筒を備え、
    ズーミング動作によりカメラ内容積を変化させるズーム
    レンズカメラであって、使用状態では、カメラ内部が通
    気非通水フィルタを介してのみ外気と連通する防滴防水
    ズームレンズカメラにおいて、 上記防滴防水ズームレンズカメラのピント位置を製造工
    程において調整するとき、内容積を増加させる方向にレ
    ンズ鏡筒を移動させ、かつレンズ鏡筒に押し込み方向の
    力を与えながら、ピント位置を測定し調整することを特
    徴とする防滴防水ズームレンズカメラの調整方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の調整方法において、上記
    押し込み方向の力は、使用状態でレンズ鏡筒を内容積が
    増加させる方向に移動させるとき該レンズ鏡筒に加わる
    引き込み方向の力に対応している防滴防水ズームレンズ
    カメラの調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の調整方法におい
    て、上記押し込み方向の力は、上記レンズ鏡筒が光軸方
    向に進退するとき光軸方向に相対移動する二部材の間に
    介在させた、摺動抵抗を与える負荷部材によって与えら
    れる防滴防水ズームレンズカメラの調整方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の調整方法において、負荷
    部材は、相対移動する環状二部材の間に挿入した植毛紙
    である防滴防水ズームレンズカメラの調整方法。
  5. 【請求項5】 光軸方向に進退するレンズ鏡筒を備え、
    ズーミング動作によりカメラ内容積を変化させるズーム
    レンズカメラであって、使用状態では、カメラ内部が通
    気非通水フィルタを介してのみ外気と連通する防滴防水
    ズームレンズカメラにおいて、上記レンズ鏡筒が光軸方
    向に進退するとき光軸方向に相対移動する二部材の間
    に、摺動抵抗を与える負荷部材を介在させたことを特徴
    とする防滴防水ズームレンズカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の防滴防水ズームレンズカ
    メラにおいて、負荷部材は植毛紙である防滴防水ズーム
    レンズカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203773A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Hoya Corp レンズ鏡筒における防滴構造

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