JP2001021260A - 冷蔵庫の扉 - Google Patents

冷蔵庫の扉

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JP2001021260A
JP2001021260A JP11193267A JP19326799A JP2001021260A JP 2001021260 A JP2001021260 A JP 2001021260A JP 11193267 A JP11193267 A JP 11193267A JP 19326799 A JP19326799 A JP 19326799A JP 2001021260 A JP2001021260 A JP 2001021260A
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Japan
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door
flow dividing
window
dividing member
refrigerator
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JP11193267A
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English (en)
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Atsushi Umaki
厚志 宇摩木
Yoshichika Ishikawa
義親 石川
Masanori Abe
昌則 安部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2331/00Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2331/80Type of cooled receptacles
    • F25D2331/803Bottles

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  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉における窓部を大きくすることができ、か
つ、断熱材であるウレタン等の充填を確実に、かつ、ボ
イドが発生しないように充填することができる冷蔵庫の
扉を提供する。 【解決手段】 ワイン庫10の扉の構造であって、その
内部が見える窓部42を有する扉面材40の前面に両サ
イド支持部30,30を配した透明板28を固定し、そ
れら上下部分を上下キャップ46,48で嵌合して一体
になし、扉面材40の後面に扉内側板56を取り付けて
断熱材であるウレタンWを注入したものである。そし
て、ウレタンWを確実に充填するために、窓部42の窓
枠部材50の下方に二等辺三角形状の分流部材120を
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用冷凍冷蔵庫
やワイン庫などの冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワインの収納に使用されるワイン庫は、
そのキャビネットに収納したワイン瓶を外部から見える
ようにするために、ワイン庫の扉の一部を透明にする場
合がある。
【0003】そして、この透明部分は、液晶表示装置な
どを取付けないため、比較的小さくて済んでいた。
【0004】従来、この扉の透明部分、すなわち、透明
窓部は、例えば、扉外周巻きサッシュ方式や、透明窓部
を切欠き、その外周を巻きサッシュにて固定する方式で
構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の巻きサッシュ方
式においては、デザイン的にも制約があって外観イメー
ジが悪く、また、その材料にポリ塩化ビニルを使用しな
ければならないという問題点があった。
【0006】また、透明窓部が小さいと、庫内を広く見
せることができないという問題点もあった。
【0007】さらに、液晶表示装置等を透明窓部に取付
けるためには、透明窓部が小さすぎるという問題点があ
った。
【0008】一方、透明窓部を大きくすると、断熱材で
あるウレタンの流入経路が小さくなって充填性が悪くな
り、充填空間における充填されない部分やボイドが発生
するという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、扉に
おける窓部を大きくすることができ、かつ、断熱材であ
るウレタン等の充填を確実に、かつ、ボイドが発生しな
いように充填することができる冷蔵庫の扉を提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷蔵
庫の扉は、冷蔵庫のキャビネットの前面開口部に取付け
る扉であって、扉の中央部には、キャビネットの内部が
見える窓部を有し、扉の内部における窓部の四周には、
断熱材が充填される額縁状の充填空間が配され、充填空
間への断熱材の充填性をよくするための分流部材を、充
填空間の断熱材の注入ポイント近傍に配したものであ
る。
【0011】請求項2の冷蔵庫の扉は、請求項1のもの
において、分流部材の正面形状が三角形状をなし、この
分流部材が窓部の縁部に沿って配され、かつ、三角形状
の分流部材の角部が注入ポイントの近傍に位置するもの
である。
【0012】請求項3の冷蔵庫の扉は、請求項1のもの
において、分流部材は、窓部の縁部を構成する窓枠部材
に圧入固定したものである。
【0013】請求項4の冷蔵庫の扉は、請求項1のもの
において、扉の前側に位置する分流部材の前面に段部を
設けたものである。
【0014】請求項5の冷蔵庫の扉は、請求項1のもの
において、分流部材の両端部から一対の腕部がそれぞれ
突出し、分流部材を窓部の一の縁部に沿って配し、か
つ、一対の腕部で、前記一の縁部の両側に位置する窓部
の両縁部を挾持したものである。
【0015】請求項6の冷蔵庫の扉は、請求項1のもの
において、扉の後側に位置する分流部材の後面に凹部を
設けたものである。
【0016】請求項1の冷蔵庫の扉であると、分流部材
を充填空間における断熱材の注入ポイント近傍に配する
ことにより、断熱材の充填性をよくすることができる。
【0017】請求項2の冷蔵庫の扉であると、三角形状
の分流部材が窓部の縁部に沿って配され、かつ、この三
角形状の分流部材の角部が注入ポイントの近傍に位置す
るため、注入ポイントから断熱材を注入した場合に、三
角形状の分流部材の辺に沿って断熱材が流れて、充填空
間に均一に充填することができる。
【0018】請求項3の冷蔵庫の扉であると、分流部材
を窓部の縁部を構成する窓枠部材に圧入固定することに
より、断熱材の充填の際に分流部材が充填空間において
外れたりすることがない。
【0019】請求項4の冷蔵庫の扉であると、分流部材
の前面に段部を設けることにより、分流部材の段部の位
置で断熱材の原液が溜まり、この原液が充填空間から出
ていくことがない。
【0020】請求項5の冷蔵庫の扉であると、分流部材
を一対の腕部で窓部の縁部に固定することにより、分流
部材が窓部の縁部から外れることなく、確実に断熱材を
注入及び充填することができる。
【0021】請求項6の冷蔵庫の扉であると、分流部材
の後面に凹部を設けることにより、この凹部に断熱材が
充填され、扉の後板との接着効果を果たす。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)本発明の第1の
実施例のワイン庫10について図1〜図11に基づいて
説明する。
【0023】図1は本実施例のワイン庫10の正面図で
あり、図2はワイン庫10の側面図である。
【0024】これら図に示すように、ワイン庫10のキ
ャビネット12の前面にヒンジで開閉可能な扉14が設
けられている。
【0025】キャビネット12は断熱構造をなし、底部
に圧縮機16などを設ける機械室18が設けられ、キャ
ビネット12の背面中央部には冷却器20が設けられ、
この冷却器20の上方には冷気を送風するための送風機
22が設けられている。
【0026】キャビネット12の内部には、ワイン瓶2
4を複数本収納するために、棚26が設けられている。
【0027】図3は扉14の分解斜視図であり、図4
は、扉14の要部拡大縦断面図であり、図5は扉14の
要部拡大横断面図であり、図6は図1のA−A線断面図
である。
【0028】これら図を参照して、扉14の製造方法に
基づいて、扉14の構造を説明する。
【0029】(第1工程)扉14の前面中央に配置され
るのがアクリル樹脂製の四角形の透明板28であり、そ
の上下寸法は扉14の高さとほぼ同じであり、左右の寸
法は扉14の約半分ほどである。この透明板28の両側
部にパッキングの役割を果たすサイド支持部30を嵌合
させる。サイド支持部30,30はABSよりなり、後
面には爪部32が複数本突出している。
【0030】透明板28の中央部のみが透明となって、
透明窓部34が形成されている。この透明窓部34以外
の部分はグレーに着色されていて、不透明となってい
る。
【0031】透明窓部34の上方には、後から説明する
操作スイッチ74が配される取付凹部36が設けられ、
この取付凹部36の内部には取付孔38が3個開口して
いる。
【0032】(第2工程)第2工程は、両サイド支持部
30,30を取り付けた透明板28を扉面材40に取り
付ける。
【0033】扉面材40は、金属板よりなり、その両側
部を後方へ折曲したものであり、また、中央部において
透明板28を取り付けることが可能なように後方へ凹ん
でいる。扉面材40の中央部には、四角形の窓部42が
開口している。この扉面材40の窓部42の縁部には縦
方向に係合孔44が複数個開口している。
【0034】そして、透明板28を取り付ける場合に
は、両サイド支持部30の後面から突出した爪部32を
これら係合孔44に係合させることによって固定する。
【0035】サイド支持部30と透明板20と扉面材4
0の取付け状態の詳細を示したものが図7である。
【0036】図7に示すように、サイド支持部30の横
断面において、サイド支持部30は、透明板20の端部
を圧入嵌合するための凹部102を有し、この凹部10
2は、サイド支持部30の前面を構成する前面部104
と、爪部32が後方から突出する後面部104とよりな
る。そして、前面部104の端部から後方に向かって凸
部108が突出している。透明板28を凹部102に圧
入嵌合した場合に、この凸部108が透明板28を押圧
して固定する。この場合に、透明板28を確実に固定す
るために、凸部108と後面部106との間の距離t1
が、透明板28の厚みt2よりも小さく形成しておく。
さらに、透明板28が後面部106に確実に接するよう
に、前面部104より後面部106を長く形成してお
く。すなわち、図7においてはL1の分だけ後面部10
6を大きく形成しておく。さらに、透明板28を圧入嵌
合しやすいように、後面部106の角部は面取りを行っ
ておく。一方、前面部104の凸部108と相対向する
位置にある角部110は、扉面材40とラップする(重
なる)ように軟質性にしておく。
【0037】(第3工程)第3工程は、透明板28、両
サイド支持部30,30及び扉面材40を一体に固定す
るために、扉面材40の上下方向から上キャップ46と
下キャップ48を嵌合させる。
【0038】上キャップ46には、複数本のリブ112
〜118が突出し、また、このリブ112の前部には、
透明板28を固定するための溝64が設けられ、同じく
扉面材40を固定するための溝66も設けられている。
【0039】図8が、上キャップ46における複数本の
リブ112〜118の詳細な構造について図8に基づい
て説明する。
【0040】透明板28を固定するための溝64は、上
キャップ46の前面部62とリブ112との間に設けら
れ、扉面材40を固定するための溝66は、リブ112
とリブ114との間に設けられている。そして、このリ
ブ114の後方にリブ116、118が設けられてい
る。リブ112の突出長さL2と、リブ114の突出長
さL3とを比較した場合に、L3の方がL2より大きく
形成されている。このように、L2よりもL3を長くす
ることにより、後述する額縁状の充填空間60にウレタ
ンWを注入する際に、ウレタン漏れを防止することがで
きる。
【0041】下キャップ48も同様の構成を有してい
る。
【0042】(第4工程)第4工程は、上キャップ46
と下キャップ48を取り付けた後に、扉面材40の窓部
42の4辺に窓枠部材50を取り付ける。
【0043】4つの窓枠部材50を組み合わせる4つの
角部においては、ウレタンシール材を取付ける。この場
合に、ウレタンシール材を黒色にすることにより、扉前
面の透明窓から見た場合に、このウレタンシール材が見
えにくくなり、外観の不体裁を隠すことができる。
【0044】これら4つの窓枠部材50は、図4に示す
ように、前部において、扉面材40の内端部が係合する
ための溝52を有し、また、後述する収納ボックス68
を取り付けるための突出部54を有している。
【0045】(第5工程)窓部42に4つの窓枠部材5
0を取り付けた後、図9に示すように、分流部材120
を取付ける。この分流部材120は、合成樹脂より形成
しておく。
【0046】この分流部材120は、図9に示すよう
に、正面形状が二等辺三角形状をなし、長辺120a
が、下側の窓枠部材50に沿って取付けられるものであ
る。図10が、分流部材120と下側の窓枠部材50の
縦断面図であり、その取付ける前の状態である。
【0047】ここで、下側の窓枠部材50の縦断面の形
状をさらに詳しく説明すると、溝52が設けられる前突
出部122と、この前突出部122から後方に水平に延
設された厚み部124と、この厚み部124から垂設さ
れた垂設部126と、垂設部126の下端から斜め後方
に延設された傾斜面128と、傾斜面128から下方に
垂設された下垂設部130と、下垂設部130の下端か
ら前方に突出したフランジ部132とよりなる。
【0048】一方、分流部材120の縦断面は、台形状
の台形部134と、台形部134の上部から突出した嵌
合部136とよりなる。この嵌合部136が、厚み部1
24と垂設部126との間に圧入嵌合される。そのた
め、嵌合部136の前後方向の寸法t4は、厚み部12
4の前後方向の寸法t3よりも大きく形成しておく。そ
して、この分流部材120を下側の窓枠部材50に圧入
嵌合した状態が、図11に示されている。すなわち、図
11に示すように、フランジ部132が台形部134の
傾斜部を押圧して、その分流部材120の弾性によっ
て、フランジ部132が台形部134の内部に圧入され
ている。そして、この台形部134の傾斜面は、分流部
材120の傾斜面128よりも寸法Aだけ大きく形成し
ておく。
【0049】このように分流部材120を下側の扉部材
50に圧入嵌合することにより、分流部材120が窓枠
部材50から外れることがない。
【0050】(第6工程)第5工程によって製造された
部材を水平にして型に収納して、額縁状の充填空間60
に、ウレタンWの注入する。
【0051】この注入が終了すると、発泡前に扉内側板
56を配設し、図11に示すように、発泡治具138を
被せる。
【0052】扉内側板56は、中央部に窓部58を有し
ている。そして、この扉内側板56を配設することによ
って、扉14の内部には額縁状の充填空間60を形成さ
れる。すなわち、この額縁状の充填空間60は、扉面材
40、上キャップ46、下キャップ48、窓枠部材50
及び扉内側板56によって形成されるものである。
【0053】発泡治具138の凸部140の形状は傾斜
面となっており、この傾斜面は、窓枠部材50の傾斜面
128と一致している。このように互いを傾斜面とする
ことにより、発泡治具138を被せた場合に、互いの部
材の擦れを防止することが可能であり、生産性が向上す
る。
【0054】そして、額縁状の充填空間60に注入され
たウレタンWの流れについて、図9に基づいて説明す
る。
【0055】図9に示すように、ウレタンWの原液は、
分流部材120の角部の下方に注入される。この注入位
置が注入ポイントである。注入ポイントから注入された
ウレタンWの原液は、分流部材120の三角形状の両辺
に沿って左右に均等に分かれ、それぞれ左右の窓枠部材
50,50に沿って流れ、最終的に上側の窓枠部材50
の部分まで流れる。これによって、額縁状の充填空間6
0に均等にウレタンWが注入され発泡する。そのため、
未充填部分やボイドが発生することがない。
【0056】これによって扉14は、断熱構造となる。
【0057】(第7工程)ウレタンWの注入を終えた
後、図4に示すように、透明板28の内側(後方)に、
制御装置の収納ボックス68を固定する。
【0058】この収納ボックス68は、後面に制御基板
70が設けられ、この制御基板70の上部には液晶表示
方式の表示部72が取り付けられ、下部には操作スイッ
チ74が取り付けられている。
【0059】収納ボックス68を扉14に具体的に取り
付ける構造としては、図6に示すように、収納ボックス
68の上端部から吊り下げ部76が突出し、これを窓枠
部材50の突出部54の後方に配してネジ78によって
止める。また、操作スイッチ74と操作スイッチ74と
の間には、雌ネジ部80が突出しているので、この雌ネ
ジ部80に透明板28の前方からネジ82を螺合させて
固定する。
【0060】操作スイッチ74は、透明板28の取り付
け凹部32に開口した取付孔38から突出する状態とな
っている。そして、この取付凹部36の見栄えをよくす
るために、この位置には装飾用の操作板84を貼り付け
る。そして、操作するときはこの操作板84を押圧する
とその後ろにある操作スイッチ74も押圧されて収納ボ
ックス68の制御基板70を操作することができる。
【0061】ところで、表示部72の液晶部分を見やす
くするために、収納ボックス68の前面には開口部86
が設けられ、この開口部86の縁部は、図6に示すよう
に、テーパ状になっており外側ほど広がるようになって
いる。これによって、外部から、この表示部72の視認
性がよくなる。
【0062】(第8工程)収納ボックス68の後方に複
数のガラス板88,90を組み合わせた積層ガラス板9
2を配する。具体的には、4つの窓枠部材50,50,
50,50の段部に積層ガラス板92を支持させる。ガ
ラス板88とガラス板90とは間隙調整用のスペーサ9
4によって取付けられている。
【0063】(第9工程)積層ガラス板92を取り付け
た後、その後方に後透明板96を配し、ネジ98によっ
て固定する。この後透明板96もアクリル板より構成さ
れる。なお、積層ガラス板92は、4つの窓枠部材5
0,50,50,50の段部と後透明板96とに挟まれ
て固定される。
【0064】(第10工程)扉内側板56の後面縁部に
ガスケット98を取付ける。
【0065】以上のような順番によって扉14が製造さ
れる。そして、この扉14であると、次のような効果が
ある。
【0066】下側の窓枠部材に三角形状の分流部材12
0を取付けることにより、ウレタンWの原液が左右に均
等に流れ、額縁状の充填空間60に均一にウレタンWが
充填され、未充填部分やボイドが発生することがない。
また、分流部材120は下側の窓枠部材50に圧入嵌合
されているため、外れたりすることがない。
【0067】透明板28はパッキングの役割を果たすサ
イド支持部30,30によって挟む構造であるため、透
明板28の端面エッジの保護が可能となる。
【0068】扉面材40、上キャップ46、下キャップ
48との隙間及び段差の吸収が容易となる。
【0069】表示部72が見やすいように収納ボックス
68の開口部86にはテーパが形成されている。
【0070】収納ボックス68は、窓枠部材50及び透
明板28に対しネジ止めされているため、透明板28の
反りによる弊害、すなわち、操作スイッチ74の距離が
遠くなり、押せない等の問題を除去することができ確実
に操作することができる。
【0071】ワイン庫10の天井部から水をこぼした場
合でも、収納ボックス68を扉14の内部に設けている
ため、基板への水進入を防止することができる。
【0072】断熱材であるウレタンWと、収納ボックス
68及び積層ガラス板92とは直接接していないため、
その交換が容易となる。
【0073】なお、上記構成ではワイン庫10について
説明したが、通常、家庭に置かれる冷凍冷蔵庫であっ
て、扉に透明窓を有する冷蔵庫であっても同様の構成を
取ることができる。
【0074】(第2の実施例)図12は、分流部材12
0の第2の実施例の縦断面図である。
【0075】本実施例と第1の実施例の異なる点は、分
流部材120の前面142に切欠により段部144を設
けた点にある。
【0076】この段部140を設けることにより、注入
ポイントからウレタンWの原液を注入した場合に、その
原液はまずこの段部144内部に注入されるため(実線
の矢印)、破線の矢印に示すように原液が分流部材12
0を乗り越えて充填空間60外部に出ることがない。
【0077】(第3の実施例)図13及び図14に基づ
いて、第3の実施例の分流部材120について説明す
る。
【0078】本実施例と第2の実施例の異なる点は、分
流部材120の後面に複数の縦方向に凹部146を設け
た点、及び、分流部材120の両端部に一対の腕部14
8,148を設けた点にある。
【0079】このように複数の凹部146を設けること
により、分流部材120と、この分流部材120の後ろ
側に取付けられる扉内側板56との間にウレタンWが充
填され、扉内側板56と分流部材120とが完全に接着
され、扉内側板56が外れたりすることがない。
【0080】また、一対の腕部148,148で左右の
窓枠部材50,50を挟むようにして分流部材120を
下側の窓枠部材50に取付けるために、扉内側板56が
外れたりすることがない。
【0081】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫の扉であると、分流部材
を充填空間の断熱材の注入ポイント近傍に配することに
より、充填空間への断熱材の充填性を向上させることが
でき、充填空間における未充填部分やボイドが発生する
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すワイン庫の正面図であ
る。
【図2】ワイン庫の側面図である。
【図3】扉の分解斜視図である。
【図4】扉の一部拡大縦断面図である。
【図5】扉の一部拡大横断面図である。
【図6】収納ボックスと透明板との関係を示す縦断面図
である。
【図7】サイド支持部と透明板と扉面材の係合状態を示
す横拡大縦断面図である。
【図8】上キャップのリブの状態を示す要部拡大縦断面
図である。
【図9】窓枠部材に分流部材を取り付けてウレタンを注
入しようとしている状態の説明図である。
【図10】窓枠部材に分流部材を取り付けようとしてい
る縦断面図である。
【図11】扉に発泡治具を取り付けようとしている状態
の縦断面図である。
【図12】第2の実施例の分流部材と窓枠部材との関係
を示す縦断面図である。
【図13】第3の実施例の分流部材と窓枠部材との関係
を示す説明図である。
【図14】分流部材の正面図、底面図、側面図である。
【符号の説明】
10 ワイン庫 28 透明板 30 サイド支持部 32 爪部 34 透明窓部 40 扉面材 42 窓部 46 上キャップ 48 下キャップ 50 窓枠部材 56 扉内側板 60 充填空間 120 分流部材 138 発泡治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 昌則 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA02 KB05 KE02 KE11 KE14 MA01 MB05 MB08 MB09 MB33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫のキャビネットの前面開口部に取付
    ける扉であって、 扉の中央部には、キャビネットの内部が見える窓部を有
    し、 扉の内部における窓部の四周には、断熱材が充填される
    額縁状の充填空間が配され、 充填空間への断熱材の充填性をよくするための分流部材
    を、充填空間の断熱材の注入ポイント近傍に配したこと
    を特徴とする冷蔵庫の扉。
  2. 【請求項2】分流部材の正面形状が三角形状をなし、 この分流部材が窓部の縁部に沿って配され、かつ、三角
    形状の分流部材の角部が注入ポイントの近傍に位置する
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の扉。
  3. 【請求項3】分流部材は、窓部の縁部を構成する窓枠部
    材に圧入固定したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫の扉。
  4. 【請求項4】扉の前側に位置する分流部材の前面に段部
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の扉。
  5. 【請求項5】分流部材の両端部から一対の腕部がそれぞ
    れ突出し、 分流部材を窓部の一の縁部に沿って配し、かつ、一対の
    腕部で、前記一の縁部の両側に位置する窓部の両縁部を
    挾持したことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫の扉。
  6. 【請求項6】扉の後側に位置する分流部材の後面に凹部
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の扉。
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