JPH06331265A - 冷蔵庫の扉の内板構造 - Google Patents
冷蔵庫の扉の内板構造Info
- Publication number
- JPH06331265A JPH06331265A JP5118798A JP11879893A JPH06331265A JP H06331265 A JPH06331265 A JP H06331265A JP 5118798 A JP5118798 A JP 5118798A JP 11879893 A JP11879893 A JP 11879893A JP H06331265 A JPH06331265 A JP H06331265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral edge
- gasket
- inner plate
- door
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵庫の扉のガスケットの保持力を高める。
【構成】 図は扉３とそのガスケット６の関係を表して
いる。扉３は鋼板製の外板４と、真空成形された樹脂製
の内板５と、ガスケット６と、発泡断熱材７等で構成す
る。内板５にはガスケット６の取付部５を装着する取付
溝８を一体に成形する。ガスケット６の保持力を高める
には取付溝８の開口部でガスケット６の挟幅部12を挟持
する必要がある。したがって、取付溝８の開口部の一側
周縁に、同周縁から他側周縁に向かって突出する凸部13
を一体に成形するとともに、他側周縁に凸部13に対向す
る凸部14を所定の間隔で一体に成形する。凸部14を断続
的に設けるもう一つの理由は成形後の離型を良くするた
めである。
いる。扉３は鋼板製の外板４と、真空成形された樹脂製
の内板５と、ガスケット６と、発泡断熱材７等で構成す
る。内板５にはガスケット６の取付部５を装着する取付
溝８を一体に成形する。ガスケット６の保持力を高める
には取付溝８の開口部でガスケット６の挟幅部12を挟持
する必要がある。したがって、取付溝８の開口部の一側
周縁に、同周縁から他側周縁に向かって突出する凸部13
を一体に成形するとともに、他側周縁に凸部13に対向す
る凸部14を所定の間隔で一体に成形する。凸部14を断続
的に設けるもう一つの理由は成形後の離型を良くするた
めである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫の扉の内板に係わ
り、詳しくは、内板に一体成形するガスケットの取付溝
の構造に関する。
り、詳しくは、内板に一体成形するガスケットの取付溝
の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫では扉の内板の周縁部に枠状のガ
スケットを取付け、そのガスケットを冷蔵庫本体の前面
開口周縁に当接して気密を保持するようになっている。
図３は扉21とガスケット22の関係を一部拡大図示したも
ので、扉21は外板23と内板24と発泡断熱材25等で出来て
おり、内板24の周縁部にはガスケット22の取付部26を装
着するための取付溝27が形成されている。この取付溝27
の開口部の対向する両周縁間の寸法Ａは対向する溝側壁
間の寸法Ｂよりも小さくなっている。このように開口部
を狭くして溝内部を膨らませた形にしておけば取付溝27
に装着されたガスケット22の離脱防止になるからであ
る。
スケットを取付け、そのガスケットを冷蔵庫本体の前面
開口周縁に当接して気密を保持するようになっている。
図３は扉21とガスケット22の関係を一部拡大図示したも
ので、扉21は外板23と内板24と発泡断熱材25等で出来て
おり、内板24の周縁部にはガスケット22の取付部26を装
着するための取付溝27が形成されている。この取付溝27
の開口部の対向する両周縁間の寸法Ａは対向する溝側壁
間の寸法Ｂよりも小さくなっている。このように開口部
を狭くして溝内部を膨らませた形にしておけば取付溝27
に装着されたガスケット22の離脱防止になるからであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような取付溝27であっても、成形条件や扉組立時の条件
等によっては取付溝27の開口部の寸法Ａにも多少のバラ
ツキが発生する。もし、開口部が開きぎみになったりす
るとガスケット22の取付部26と内板24の取付溝27との嵌
合状態があまくなり、ガスケット22が外れ易くなる。し
たがって、本発明においては、このような不具合が生じ
ることのない冷蔵庫の扉の内板構造を提供することを目
的としている。
ような取付溝27であっても、成形条件や扉組立時の条件
等によっては取付溝27の開口部の寸法Ａにも多少のバラ
ツキが発生する。もし、開口部が開きぎみになったりす
るとガスケット22の取付部26と内板24の取付溝27との嵌
合状態があまくなり、ガスケット22が外れ易くなる。し
たがって、本発明においては、このような不具合が生じ
ることのない冷蔵庫の扉の内板構造を提供することを目
的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、冷蔵庫本体の前面開
口周縁に当接してシールするガスケットの取付部を扉の
内板に一体成形した取付溝に圧入するようにしてなるも
のにおいて、前記取付溝の開口部の一側周縁に、同周縁
から他側周縁側に突出する第１の凸部を一体に成形する
と共に、他側周縁に前記第１の凸部に対向する第２の凸
部を所定の間隔で一体に成形することにした。
決するためになされたものであり、冷蔵庫本体の前面開
口周縁に当接してシールするガスケットの取付部を扉の
内板に一体成形した取付溝に圧入するようにしてなるも
のにおいて、前記取付溝の開口部の一側周縁に、同周縁
から他側周縁側に突出する第１の凸部を一体に成形する
と共に、他側周縁に前記第１の凸部に対向する第２の凸
部を所定の間隔で一体に成形することにした。
【０００５】
【作用】上記の構成であれば、ガスケットを取付る取付
溝の開口部の一側周縁に、同周縁から他側周縁側に突出
する第１の凸部が有り、他側周縁には第１の凸部に対向
する第２の凸部が所定の間隔で成形されているので、開
口部の幅に多少のバラツキが出てもガスケットの保持力
を確保できる。
溝の開口部の一側周縁に、同周縁から他側周縁側に突出
する第１の凸部が有り、他側周縁には第１の凸部に対向
する第２の凸部が所定の間隔で成形されているので、開
口部の幅に多少のバラツキが出てもガスケットの保持力
を確保できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図２に基づ
いて説明する。図１は冷蔵庫の本体と、扉の前後を表し
たもので、１は冷蔵庫本体、２は冷凍室側の扉、３は冷
蔵室側の扉である。扉２，３の構成はほぼ同じであるの
で以下扉３について説明する。扉３は鋼板製の外板４
と、真空成形された樹脂製の内板５と、この内板５の周
縁部に取付けられた枠状のガスケット６と、図２に示す
ように外板４と内板５との間に充填された発泡断熱材７
等から成っている。図２は内板５とガスケット６との関
係を一部拡大図示したもので、内板５にはガスケット６
を取付けるための取付溝８が形成され、ガスケット６に
は取付溝８に圧入される取付部９と複数の中空室10等が
一体に成形され、中空室の一つには冷蔵庫本体１の前面
開口周縁に当接させたときのシール性を高める目的でマ
グネット11が挿入されている。
いて説明する。図１は冷蔵庫の本体と、扉の前後を表し
たもので、１は冷蔵庫本体、２は冷凍室側の扉、３は冷
蔵室側の扉である。扉２，３の構成はほぼ同じであるの
で以下扉３について説明する。扉３は鋼板製の外板４
と、真空成形された樹脂製の内板５と、この内板５の周
縁部に取付けられた枠状のガスケット６と、図２に示す
ように外板４と内板５との間に充填された発泡断熱材７
等から成っている。図２は内板５とガスケット６との関
係を一部拡大図示したもので、内板５にはガスケット６
を取付けるための取付溝８が形成され、ガスケット６に
は取付溝８に圧入される取付部９と複数の中空室10等が
一体に成形され、中空室の一つには冷蔵庫本体１の前面
開口周縁に当接させたときのシール性を高める目的でマ
グネット11が挿入されている。
【０００７】ところで、ガスケット６の取付部９と内板
５の取付溝８との嵌合状態を強めるには取付部９の狭幅
部12を内板５側で確実に挟持する必要がある。そこで、
本実施例においては取付溝８の開口部の一側周縁に、同
周縁から他側周縁に向かって突出する第１の凸部13を一
体に成形するとともに、他側周縁に凸部13に対向する第
２の凸部14を所定の間隔で一体に成形して開口部を部分
的に狭くし、取付部９を取付溝８に圧入するようにし
た。なお、取付溝８に圧入後のガスケット６の保持力を
より高めるには第２の凸部14も断続的ではなく開口部の
全周縁に連続して設けるべきであるが、このようにすれ
ば成形後の離型が悪くなるので図示のように所定の間隔
にして離型を良くしている。
５の取付溝８との嵌合状態を強めるには取付部９の狭幅
部12を内板５側で確実に挟持する必要がある。そこで、
本実施例においては取付溝８の開口部の一側周縁に、同
周縁から他側周縁に向かって突出する第１の凸部13を一
体に成形するとともに、他側周縁に凸部13に対向する第
２の凸部14を所定の間隔で一体に成形して開口部を部分
的に狭くし、取付部９を取付溝８に圧入するようにし
た。なお、取付溝８に圧入後のガスケット６の保持力を
より高めるには第２の凸部14も断続的ではなく開口部の
全周縁に連続して設けるべきであるが、このようにすれ
ば成形後の離型が悪くなるので図示のように所定の間隔
にして離型を良くしている。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したような構造であれば、ガス
ケットの取付部の挟幅部が内板側の取付溝の開口部周縁
に形成されている第１および第２の凸部により確実に挟
持されるのでガスケットの保持力は高まり、取付溝の開
口部周縁間の寸法が多少ばらついてもガスケットが内板
から外れることはない。
ケットの取付部の挟幅部が内板側の取付溝の開口部周縁
に形成されている第１および第２の凸部により確実に挟
持されるのでガスケットの保持力は高まり、取付溝の開
口部周縁間の寸法が多少ばらついてもガスケットが内板
から外れることはない。
【図１】本発明に係わる冷蔵庫の本体と、扉の前後を表
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】本発明の一実施例を示す扉とそのガスケットの
要部拡大斜視図である。
要部拡大斜視図である。
【図３】従来例を示す冷蔵庫の扉とそのガスケットの要
部拡大斜視図である。
部拡大斜視図である。
１ 冷蔵庫本体 ２ 扉（冷凍室側） ３ 扉（冷蔵室側） ４ 外板（扉の） ５ 内板（扉の） ６ ガスケット ７ 発泡断熱材 ８ 取付溝 ９ 取付部 10 中空室 11 マグネット 12 挟幅部 13 第１の凸部 14 第２の凸部
Claims (2)
- 【請求項１】 冷蔵庫本体の前面開口周縁に当接してシ
ールするガスケットの取付部を扉の内板に一体成形した
取付溝に圧入するようにしてなるものにおいて、前記取
付溝の開口部の一側周縁に、同周縁から他側周縁側に突
出する第１の凸部を一体に成形すると共に、他側周縁に
前記第１の凸部に対向する第２の凸部を所定の間隔で一
体に成形してなることを特徴とする冷蔵庫の扉の内板構
造。 - 【請求項２】 前記内板が真空成形によって形成されて
なる請求項１記載の冷蔵庫の扉の内板構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118798A JPH06331265A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 冷蔵庫の扉の内板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118798A JPH06331265A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 冷蔵庫の扉の内板構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06331265A true JPH06331265A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14745382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5118798A Pending JPH06331265A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 冷蔵庫の扉の内板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06331265A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5254306A (en) * | 1990-10-29 | 1993-10-19 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Method for making a double layer molded product using a dam in the mold cavity |
| JP2012229822A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
| JP2017044423A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | シャープ株式会社 | 冷却庫 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP5118798A patent/JPH06331265A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5254306A (en) * | 1990-10-29 | 1993-10-19 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Method for making a double layer molded product using a dam in the mold cavity |
| JP2012229822A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
| JP2017044423A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | シャープ株式会社 | 冷却庫 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20040114 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Effective date: 20040119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040728 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
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Effective date: 20070711 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 |
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| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070717 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20071011 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |