JP2001020223A - 既設橋桁支承部の改修方法 - Google Patents
既設橋桁支承部の改修方法Info
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Abstract
るゴムその他の既設支承で下部構造に支持されている既
設橋桁において、既設支承の交換を要せずに、支承部を
単独で慣性力に抵抗できるように変更する。 【解決手段】 上部構造1と下部構造2の少なくともい
ずれか一方に、他方との間に橋軸方向に距離を隔てて対
向する突起3を突設し、突起3と上部構造1、もしくは
下部構造2との間にゴム41(42)を介在させる。
Description
の慣性力に抵抗できない既設支承で上部構造が下部構造
に支持されている既設橋桁において、上部構造の橋軸方
向の慣性力に抵抗できるように支承部を改修する方法に
関するものである。
に上部構造に働く慣性力は支承部が滑り支承でない限
り、支承部を介して下部構造に伝達されるため、支承部
は慣性力を下部構造に確実に伝達できる構造とされてい
る必要がある。
部に損傷を起こすことなく上部構造と下部構造を健全に
保つために、支承部単独で慣性力に抵抗する支承(タイ
プB)と、落橋防止システムと補完し合って慣性力に抵
抗する支承(タイプA)のいずれかを採用しなければな
らないとされているが、後者の支承の使用は桁長が50m
以下で、地震による振動の生じにくい場合等に限られる
ため、それ以外の場合には前者のタイプBの支承を用い
る必要がある。
Aの支承で構築されている既設橋桁を改修するには既設
の支承をタイプBの支承に変更することが必要になる
が、支承が例えばゴムの場合、タイプAとタイプBとで
は示方書で規定するゴム厚が相違し、タイプBのゴム厚
が大きいため、タイプAのゴム支承をタイプBのゴム支
承に変更するには上部構造と下部構造の少なくともいず
れか一方を斫る、または上部構造をジャッキアップする
必要が生じ、いずれの場合も上部構造を仮の支承で支持
することになるため、上部構造を使用状態に置いたまま
支承を変更することは不可能であり、ゴム支承の交換に
は多大な困難を伴う。
くはそれに相当するゴムその他の既設支承の交換を要せ
ずに、単独で慣性力に抵抗できる支承に変更する方法を
提案するものである。
部構造の少なくともいずれか一方に、他方との間に橋軸
方向に距離を隔てて対向する突起を突設し、突起と上部
構造、もしくは下部構造との間に、上部構造と下部構造
間の相対変位時の両者の衝突を回避するゴムを介在させ
ることにより、既設支承の交換を要することなく、上部
構造の橋軸方向の慣性力に支承部単独で抵抗できるよう
に支承部を改修する。
造の橋軸方向両側に上部構造が張り出し、上部構造が下
部構造上で連続的に架設されている部分では、突起は例
えば上部構造と下部構造のいずれか一方に、他方を橋軸
方向に挟み込むように突設され、各突起と上部構造、も
しくは下部構造との間にゴムが介在させられる。
ずれか一方の両側に位置することから、地震時に上部構
造と下部構造間に橋軸方向のいずれの向きの相対変位時
にも、上部構造の慣性力を圧縮力として負担しながら下
部構造に伝達する。
造の橋軸方向片側にのみ上部構造が張り出し、下部構造
が上部構造の端部を支持する部分では、突起は例えば上
部構造と下部構造のいずれか一方に、他方と橋軸方向に
対向するように突設され、突起の橋軸方向両側にゴムが
介在させられる。
ゴムの内、上部構造と下部構造のいずれか一方と突起間
に介在するゴムが上部構造と下部構造のいずれか一方と
突起が接近する向きの相対変位時に上部構造の慣性力を
圧縮力として負担しながら下部構造に伝達し、突起の開
放した側に介在するゴムが上部構造と下部構造のいずれ
か一方と突起が遠ざかる向きの相対変位時に上部構造の
慣性力を圧縮力として負担しながら下部構造に伝達す
る。
れか一方と突起間に介在するゴムが圧縮力を負担しなが
ら、上部構造の慣性力を突起を通じて下部構造に伝達す
ることで、既設支承をタイプBのゴム支承に変更するこ
となく、支承部が単独で上部構造の橋軸方向の慣性力に
抵抗することが可能になる。
の間に橋軸方向に距離を隔てて対向し、両者間にゴムが
介在した形で支承部が形成されることで、タイプBのゴ
ム支承に変更する場合のように上部構造と下部構造間に
鉛直方向に間隔を隔てる空間を形成する必要がなく、そ
のための斫りの必要と上部構造をジャッキアップする必
要も生じない。
が上部構造、もしくは下部構造に対して付加されること
で、上部構造を使用状態に置いたまま支承部の改修を遂
行することが可能になる。
5で下部構造2に支持されている既設橋桁において、上
部構造1と下部構造2の少なくともいずれか一方に突起
3を突設し、突起3と上部構造1や下部構造2間に圧縮
変形可能な圧縮ゴム41、または硬質ゴム42のいずれかの
ゴムを介在させることで、地震時の上部構造1の橋軸方
向の慣性力に抵抗可能に支承部を改修する方法である。
部構造2の少なくともいずれか一方に、他方との間に橋
軸方向に距離を隔てて対向するように突設される。突起
3は下部構造2が橋脚の場合は図1に示すように上部構
造1、もしくは下部構造2を挟み込むように突設され、
橋台の場合は図3に示すように上部構造1、もしくは下
部構造2の橋軸方向の片側に突設される。
ことにより、もしくはプレキャストコンクリート製のブ
ロックを上部構造1や下部構造2にPC鋼材やアンカー
等を用いて固定することにより、またはブロック状に組
み立てられた鋼材を上部構造1や下部構造2にアンカー
等により定着させることにより突設される。
むように突設される場合は、上部構造1の両側と突起3
間、もしくは下部構造2の両側と突起3間にゴムが配置
され、上部構造1や下部構造2の片側に突設される場合
は、突起3と上部構造1間、もしくは下部構造2間に、
または突起3の両側にゴムが配置される。ゴムは突起3
と上部構造1、もしくは下部構造2との間にその間隔を
埋めるように介在することで、上部構造1と下部構造2
間の相対変位時に両者の衝突を回避し、衝突による衝撃
力の作用を回避する。
部構造1と下部構造2のいずれか一方と突起3が遠ざか
る向きの相対変位時に上部構造1の慣性力を圧縮力とし
て負担しながら下部構造1に伝達できるよう、突起3の
開放側の端面に位置するゴムは後述のように突起3を挿
通する引張材7が定着されるプレート9と突起3との間
に挟み込まれる。
で、下部構造2が橋脚である部位の改修例を示す。この
場合は既設支承5により各上部構造1の端部が独立して
下部構造2に支持されているため、過大な慣性力による
上部構造1,1同士の衝突と分離を回避するために両上
部構造1,1はコンクリート6やモルタルとPC鋼材等
の引張材7によって接合され、一体化される。
ンクリート6やモルタルを充填すると共に、両横桁1a,
1aを橋軸方向に貫通する孔を穿設し、その貫通孔に引張
材7を挿通し、緊張して両端を定着することにより行わ
れる。
で下部構造2に支持されていることから、接合された上
部構造1,1の横桁1a,1aを挟み込むようにその両側位
置の下部構造2に突起3,3を突設しているが、上部構
造1がウェブ1b部分で支持されている場合は下部構造2
を挟み込むようにその両側位置の上部構造1に突起3,
3を突設することもある。
橋軸方向に距離を隔てて下部構造2に突設した場合、各
突起3と横桁1a間にゴムが介在させられる。圧縮ゴム41
と硬質ゴム42は既設支承5が可動支承であるか固定支承
であるかによって、または既設支承5を可動支承に改修
するか固定支承に改修するかによって使い分けられる。
まま使用する場合と、固定支承の既設支承5を可動支承
に変更する場合は圧縮ゴム41が使用され、固定支承の既
設支承5を固定支承のまま使用する場合と、可動支承の
既設支承5を固定支承に変更する場合は硬質ゴム42が使
用される。
圧縮ゴム41のゴム単体4aは圧縮力の作用方向に圧縮変形
できるよう、図17に示すように断面上、内部に空洞4bを
有する形をし、圧縮ゴム41はこのゴム単体4aのまま、ま
たはそれを圧縮力作用方向に鋼板4cを挟んで複数個配列
させた形で使用される。
として負担しながら、圧縮変形可能な範囲で上部構造1
と下部構造2間の相対変位を許容する機能を持ち、上部
構造1と下部構造2間の全支承部分に使用されること
で、全圧縮ゴム41に慣性力を分散させて作用させ、特定
の圧縮ゴム41に過大な圧縮力を集中させない働きをす
る。この場合のゴム単体4aの素材として合成ゴムにカー
ボンを混入した高減衰ゴムを使用すれば、下部構造2に
対する上部構造1の振動を早期に減衰させる機能も持
つ。
を使用する場合は、既設支承5はそれを定着しているア
ンカーバーを切断する等により上部構造1、もしくは下
部構造2との縁が切られ、可動支承に変更される。
合に、可動支承に変更する場合は図18に示すように積層
ゴムの上面と上部構造1間、もしくは積層ゴムの下面と
下部構造2間の縁が切られ、上部構造1が下部構造2に
対して橋軸方向に自由に相対移動できるよう、絶縁部分
に低摩擦材5aが差し込まれる。
19に示すように上部構造1に固定される上部支承5bと下
部構造2に固定される下部支承5cから構成され、上部支
承5bと下部支承5cは橋軸方向に一定距離をおいて互いに
係止する形をしていることから、この係止部分であるス
トッパ、図19の場合は上部支承5bのストッパを破線で示
すように切断することにより上部支承5bと下部支承5cが
橋軸方向に自由に相対移動できる可動支承に変更され
る。
固定する場合には図2に示すように上部構造1と下部構
造2が橋軸直角方向に突起3において互いに係合し得る
よう、上部構造1が単純T桁の場合は隣接するウェブ1
b,1b間に突起3が突設され、橋軸直角方向に突起3と
上部構造1、もしくは下部構造2との間に硬質ゴム42が
配置される。
に橋軸方向に係合し得る突起3を突設する場合に、上部
構造1を橋軸直角方向に下部構造2に固定する場合は図
13に示すように突起3とは別の突起10が上部構造1と下
部構造2のいずれか一方のいずれかの部分に、他方に橋
軸直角方向に係合し得るように突設される。
固定する場合に、橋軸方向に対向する突起3と上部構造
1、もしくは下部構造2間に圧縮ゴム41が使用された場
合、橋軸方向の慣性力の作用時に上部構造1と下部構造
2間に相対変位が生ずることから、橋軸直角方向に対向
する突起3と上部構造1、もしくは下部構造2間に配置
される硬質ゴム42のいずれか一方の接触面には上部構造
1と下部構造2間の橋軸方向の相対変位を許容するため
の低摩擦材が介在させられる。
支承部の改修例を示す。図3〜図5、図6〜図8は下部
構造2が橋台である部位を、図9〜図11は下部構造2が
橋脚である部位を示す。
2に突起3を突設する場合、上部構造1の横桁1aの橋軸
方向両側に突起3を突設することはできないことから、
突起3は橋台の、橋脚寄りの一箇所に突設される。上部
構造1に突起3を突設する場合も下部構造2に対向する
位置である橋台の、橋脚寄りの位置に突設される。
合、横桁1aを貫通させて引張材7を挿通できないため、
横桁1aと突起3を接合する引張材7を挿通するために横
桁1aには突起3の突設前にケミカルアンカー等のアンカ
ー8が打ち込まれ、アンカー8に対して引張材7が連結
される。引張材7の端部は突起3の開放側の端面に突出
し、その端面に定着される。突起3の開放側の端面には
前記したようにゴムを挟み込むためのプレート9が配置
され、引張材7の端部はこのプレート9に定着される。
する面との間と、突起3の開放した端面とプレート9と
の間に挟み込まれるが、圧縮ゴム41を使用するか硬質ゴ
ム42を使用するかは上記の通り、既設支承5が可動であ
るか固定であるか等によって決まり、既設支承5が固定
支承の場合は図3〜図5に示すように硬質ゴム42が使用
される。
が一体となって挙動するため、引張材7が突起3から縁
を切られている必要はないが、図6〜図8に示すように
圧縮ゴム41が使用される場合は、圧縮ゴム41の変形可能
な範囲で横桁1aと突起3が橋軸方向に相対変位できるよ
う、突起3がコンクリートの場合はその内部にシースを
埋設する、またはアンボンド処理する等により引張材7
は突起3に付着しない状態で挿通する。
する場合、ゴムは横桁1aと突起3間、及び横桁1aと下部
構造2の立上り部2a間に介在させられる場合もある。そ
の場合、ゴムは上部構造1と下部構造2の開放側の端面
に位置しないため、引張材7とプレート9を配置する必
要はない。
である場合は図1,図2の場合と同様に突起3が突設さ
れ、上部構造1、もしくは下部構造2と突起3,3間に
ゴムが介在させられる。ここでは図1,図2と同様に上
部構造1の横桁1aを挟み込むようにその両側位置の下部
構造2に突起3,3を突設しているが、下部構造2を挟
み込むようにその両側位置の上部構造1に突起3,3を
突設することもある。図9〜図11の場合、上部構造1は
連続桁であるため、単純桁の場合の上部構造1,1を接
合する作業は必要ない。
1、もしくは下部構造2に橋軸方向に対向しながら、上
部構造1を橋軸直角方向に下部構造2に固定する場合は
図4,図5、図7,図8、図10,図11に示すように上部
構造1と下部構造2が橋軸直角方向に突起3において互
いに係合し得るように隣接するウェブ1b,1b間に突起3
が突設される。
ェブ1bに対して傾斜していることに対応し、突起3のウ
ェブ1b,1b間に位置する部分をZ字形に形成している
が、平面上の横桁1aとウェブ1bの角度に関係なく、ゴム
が横桁1aと突起3間、及び突起3とプレート9間で橋軸
方向の慣性力を伝達できるように介在していればよいた
め、必ずしも突起3のウェブ1b,1b間の部分をZ字形に
形成する必要はない。
場合の支承部の改修例を示す。図12〜図14は下部構造2
が橋脚である部位を、図15,図16は下部構造2が橋台で
ある部位を示す。
であることから、図12に示すように下部構造2の頂部に
は既設支承5を挟んで橋軸方向両側に突起31,31が突設
され、上部構造1の底面には各下部構造2の突起31に橋
軸方向に対向して突起32,32が突設される。ここでは下
部構造2の突起31を鉄筋コンクリート造で構築し、上部
構造1の突起32に鋼材を用いた場合を示している。
等に応じて圧縮ゴム41、または硬質ゴム42が介在させら
れる。図14は圧縮ゴム41を配置した場合の下部構造2の
平面を示す。
固定する場合は図13に示すように上部構造1の幅方向両
側位置の、上部構造1と下部構造2のいずれか一方に他
方に係合し得る突起10が突設され、突起10と上部構造
1、もしくは下部構造2との間に硬質ゴム42が介在させ
られる。
ないことから、図15,図16では下部構造2上の、上部構
造1の側面位置に鉄筋コンクリート造の突起31を突設
し、上部構造1の側面の、突起31に立上り部2a側で対向
する位置に鋼材の突起32を突設すると共に、上部構造1
の底面の、下部構造2に対向する位置に突起32を突設
し、各突起32と突起31間に圧縮ゴム41を介在させてい
る。上部構造1の底面に突設されている突起32は上部構
造1の側面の、下部構造2の突起31に橋脚側で対向する
位置に突設される場合もある。
上部構造1の側面位置に突設されることで、橋軸直角方
向に上部構造1と下部構造2を係合させ得る突起10の機
能も併せ持つ。図16は下部構造2の突起31と上部構造1
の側面間に硬質ゴム42を使用した場合を示す。
2が橋台である場合はこの他、突起31,32を一切突設せ
ず、上部構造1の端面と下部構造2の立上り部2aとの間
に硬質ゴム42を介在させることもできる。
角方向には図16に示すように上部構造1の幅方向両側位
置の、上部構造1と下部構造2のいずれか一方に、他方
に係合し得る突起10が突設され、突起10と上部構造1、
もしくは下部構造2との間に硬質ゴム42が介在させられ
る。
か一方に、他方との間に橋軸方向に距離を隔てて対向す
る突起を突設し、突起と上部構造、もしくは下部構造と
の間にゴムを介在させることで、ゴムに圧縮力を負担さ
せながら、上部構造の慣性力を突起を通じて下部構造に
伝達させるため、既設支承をタイプBのゴム支承に変更
することなく、支承部が単独で上部構造の橋軸方向の慣
性力に抵抗できるように支承部を改修することができ
る。
の間に橋軸方向に距離を隔てて対向し、両者間にゴムが
介在した形で支承部が形成されるため、タイプBのゴム
支承に変更する場合のように上部構造と下部構造間に鉛
直方向に間隔を隔てる空間を形成する必要がなく、その
ための斫りの必要と上部構造をジャッキアップする必要
も生じず、上部構造を使用状態に置いたまま改修するこ
とが可能になる。
ゴムを使用することで、上部構造の慣性力を下部構造に
分散させて作用させることができるため、特定の支承部
に過大な圧縮力を集中させる事態を防止できる。
の改修例であり、図2のC−C線断面図である。
側は図1のA−A線断面図、右側はB−B線断面図であ
る。
改修例であり、図4のA−A線断面図である。
のB−B線断面図、下側はC−C線断面図である。
側は図3のD−D線断面図、右側はE−E線断面図であ
る。
他の改修例であり、図7のA−A線断面図である。
のB−B線断面図、下側はC−C線断面図である。
側は図6のD−D線断面図、右側はE−E線断面図であ
る。
改修例であり、図10のA−A線断面図である。
9のB−B線断面図、下側はC−C線断面図である。
左側は図9のD−D線断面図、右側はE−E線断面図で
ある。
る場合の改修例を示した立面図である。
る場合の改修例を示した立面図である。
左側は図15のA−A線断面図、右側はB−B線断面図で
ある。
んで複数個配列させた圧縮ゴムを示した斜視図、(b) は
(a) の立面図である。
子を示した縦断面図である。
示した平面図である。
部構造、2a……立上り部、3……突起、31,32……突
起、41……圧縮ゴム、4a……ゴム単体、4b……空洞、4c
……鋼板、42……硬質ゴム、5……既設支承、5a……低
摩擦材、5b……上部支承、5c……下部支承、6……コン
クリート、7……引張材、8……アンカー、9……プレ
ート、10……突起。
Claims (1)
- 【請求項1】 上部構造が既設支承で下部構造に支持さ
れている既設橋桁において、地震時の上部構造の橋軸方
向の慣性力に抵抗可能に支承部を改修する方法であり、
上部構造と下部構造の少なくともいずれか一方に、他方
との間に橋軸方向に距離を隔てて対向する突起を突設
し、突起と上部構造、もしくは下部構造との間にゴムを
介在させる既設橋桁支承部の改修方法。
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