JP2001019016A - 毛染め用キャップ - Google Patents

毛染め用キャップ

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JP2001019016A
JP2001019016A JP11192568A JP19256899A JP2001019016A JP 2001019016 A JP2001019016 A JP 2001019016A JP 11192568 A JP11192568 A JP 11192568A JP 19256899 A JP19256899 A JP 19256899A JP 2001019016 A JP2001019016 A JP 2001019016A
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JP
Japan
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comb
hair dyeing
hair
cap
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP11192568A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Moroi
勝雄 諸井
Takamitsu Nozawa
孝光 野澤
Masahide Ishiguro
雅英 石黒
Koji Kitasan
晃司 喜多山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C & A Kk
Henkel Lion Cosmetics Co Ltd
Original Assignee
C & A Kk
Henkel Lion Cosmetics Co Ltd
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Publication date
Application filed by C & A Kk, Henkel Lion Cosmetics Co Ltd filed Critical C & A Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側頭部や後頭部の毛染めを容易に行うことが
できる毛染め用キャップを提供する。 【解決手段】 容器50の口筒部52に装着される筒状
基部10と、基部10に設けられた櫛部20とを備え、
櫛部20の各櫛歯部24は、中空で先端に吐出口26を
有しており、櫛歯部24の軸線が、基部10の軸線に対
して傾斜している毛染め用キャップ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛染め液が収納さ
れた可撓性の容器に装着され、頭髪の毛染めに用いられ
る毛染め用キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の毛染め用キャップとしては、例え
ば、特開平10−137029号公報に開示されている
ような櫛付きタイプのものが知られている。図6に示す
ように、この櫛付きキャップ80は、可撓性容器90の
口筒部に螺着される筒状基部82と、この基部82の蓋
部に垂設された櫛部84とから構成されている。櫛部8
4の各櫛歯部86は、中空で先端付近に吐出口が形成さ
れており、この吐出口から容器内の毛染め液を吐出させ
る。
【0003】この櫛付きキャップ80によれば、容器9
0の胴部を押圧して毛染め液を吐出させながら、髪を繰
り返し梳くことにより、頭髪全体の毛染めを効率良く行
うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した櫛
付きキャップ80は、櫛部84が基部82の蓋部に垂直
に設けられており、各櫛歯部86の軸線が容器90の口
筒部の軸線に一致しているので、以下に示すような問題
を生じていた。即ち、側頭部や後頭部の毛染めを行う場
合において、毛染め作業を行い易くするためには、図6
(a)に示すように、櫛歯部86の向きを略水平にしな
ければならない。この場合、容器90の毛染め液が減っ
てくると液面Lが破線で示す状態になるので、液面Lの
上方に位置する櫛歯部86の吐出口から毛染め液が供給
されず、塗布ムラが生じたり、櫛歯全体を用いての効率
的な毛染めができないという問題があった。
【0005】一方、図6(b)に示すように、櫛歯84
の向きを略鉛直下方にして毛染め作業を行う場合には、
全ての櫛歯部86から毛染め液を供給することができる
ものの、側頭部や後頭部の毛染めを行う際に頭を大きく
傾ける必要があり、毛染め作業が辛くやりにくいものと
なっていた。更に、このような不自然な状態で作業を行
うため、一部の櫛歯部86先端が毛髪と接触せず、この
部分から液垂れDを生じるおそれがあるという問題もあ
った。
【0006】本発明は、上述した問題を解決すべくなさ
れたものであって、側頭部や後頭部の毛染めを容易に行
うことができる毛染め用キャップの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、毛
染め液が収納された可撓性の容器に装着される毛染め用
キャップであって、前記容器の口筒部に装着される筒状
基部と、該基部に設けられた櫛部とを備え、前記櫛部の
各櫛歯部は、中空で先端に吐出口を有しており、前記櫛
歯部の軸線が、前記基部の軸線に対して傾斜している毛
染め用キャップによって達成される。
【0008】前記櫛部は、前記基部の軸線周りに回転可
能に支持されており、前記櫛部の回転によって、前記櫛
歯部の前記傾斜角を調節できるように構成することが好
ましい。また、前記傾斜角は、5゜〜90゜とすること
が好ましく、10゜〜60゜とすることがより好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の具体的な実施形態について説明する。図1は、
本発明の第1の実施形態に係る毛染め用キャップの正面
断面図であり、図2は矢示A方向の側面図、図3は矢示
B方向の平面図である。図1から図3に示すように、こ
の毛染め用キャップ1は、キャップ状の基部10と、こ
の基部10に設けられた櫛部20とから構成されてお
り、これらは合成樹脂によって成形されている。
【0010】基部10は、内周面にねじ溝14が形成さ
れており、このねじ溝14は、容器50の口筒部52の
外周面に形成されたねじ山54と螺合する。基部10の
蓋部12内面には、口筒部52の内周に嵌合され容器5
0との間での液密を可能にする嵌合リング16が設けら
れている。また、蓋部12の中央には開口11が形成さ
れており、この開口11の縁部から垂直に支持筒17が
突設されている。支持筒17の上端部は傾斜しており、
この傾斜部18に、櫛部20が嵌合等の適宜手段によっ
て接続される。
【0011】櫛部20は、支持筒17における傾斜部1
8の外周面に密着状態で外嵌される筐体部22と、この
筐体部22の上面に垂直に設けられた複数の櫛歯部24
とを備えている。各櫛歯部24は、中空部25を有し先
端に吐出口26が設けられており、この吐出口26は、
中空部25及び支持筒17を介して容器50の内部と連
通している。櫛歯部24の先端には、吐出口26を挟ん
で一対の保持片28,28が設けられており、吐出口2
6から吐出された毛染め液を保持片28,28の間で保
持できるようになっている。
【0012】各櫛歯部24の軸線は、傾斜部18が傾斜
していることによって、基部10の軸線に対して傾斜角
θだけ傾斜している。この傾斜角θは、5゜〜90゜で
あり、好ましくは、10゜〜60゜である。傾斜角θが
小さすぎると、上述した従来の問題が十分に解消されな
い一方、傾斜角θが大きすぎると、前頭部への毛染めが
徐々にやりにくくなる傾向にある。
【0013】以上のように構成された毛染め用ノズル1
によれば、容器50に装着された状態において、櫛歯部
24の軸線が、容器からの毛染め液の流出方向である口
筒部52の軸線に対して、傾斜角θだけ傾斜する。即
ち、容器50を倒立させた時の櫛歯部24は、図4に示
すように、従来の鉛直下向きではなく、斜め下方を向く
ことになる。したがって、全ての櫛歯部24の先端から
毛染め液を供給可能にした状態で、この櫛歯部24の先
端を側頭部や後頭部の毛髪に容易に接触させることがで
きるので、毛染め作業を容易に行うことができ、従来生
じていた塗布ムラや液垂れの問題を解消することができ
る。
【0014】尚、支持筒17の上端に、傾斜部18を設
ける代わりに、基部10の軸線に対して垂線が傾斜した
傾斜板を設け、この傾斜板に形成した複数の連通孔に各
櫛歯部24を嵌合することで、櫛部20を支持筒17に
接続することも可能である。
【0015】次に、本発明の第2の実施形態に係る毛染
め用ノズルについて説明する。図5は、本発明の第2の
実施形態に係る毛染め用キャップの部分断面正面図であ
る。本実施形態において、第1の実施形態と同様の部分
には同一の番号を付して、その説明を省略する。
【0016】図5に示す毛染め用ノズル1aは、図1か
ら図3に示す毛染め用ノズル1における櫛部20の筐体
部22が、支持筒17の傾斜部18に対して嵌合によっ
て接続される代わりに、液密性を有するスイベルジョイ
ント30を介して接続されており、櫛部20は、基部1
0に対して180゜回転できるように構成されている。
更に、筐体部22は、傾斜部18に取り付けられる側の
端面と櫛歯部24を有する側の端面とが約45゜をなす
ような形状とされている。即ち、この毛染め用ノズル1
aは、基部10に対し櫛部20を回転させることで、基
部10の軸線に対する櫛歯部24の軸線の傾斜角θを変
えることができるようになっており、調整可能な傾斜角
θの範囲は、図5(a)に示す略0゜から、図5(b)
に示す略90゜までとなっている。尚、櫛部20の回転
中に、所望の傾斜角θで一旦停止させることができるよ
うに、筐体部22と傾斜部18とのジョイント部分にク
リック機構を設けても良い。
【0017】この毛染め用ノズルによれば、例えば、前
頭部を毛染めする場合には、傾斜角を略0゜にし、側頭
部や後頭部を毛染めする場合には、櫛部20を回転させ
て傾斜角を大きくする等、容器を倒立させた状態での櫛
歯の向きを塗布しようとする部分に合わせて簡単に調節
することができるので、毛染め作業をより容易に行うこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の毛染め用キャップは、櫛歯部が基部に対して傾斜して
いるので、側頭部や後頭部の毛染めを容易に行うことが
でき、更に、櫛歯部の傾斜角を調節可能にした場合に
は、前頭部を含めた頭髪全体の毛染め作業をより容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る毛染め用キャ
ップの正面断面図である。
【図2】 図1に示す毛染め用キャップの矢示A方向の
側面図である。
【図3】 図1に示す毛染め用キャップの矢示B方向の
平面図である。
【図4】 図1に示す毛染め用キャップの使用状態を示
す図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係る毛染め用キャ
ップの部分断面正面図である。
【図6】 従来の毛染め用キャップの使用状態を示す図
である。
【符号の説明】
1,1a 毛染め用キャップ 10 基部 20 櫛部 24 櫛歯部 26 吐出口 θ 傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野澤 孝光 千葉県印西市船尾1353番地 株式会社シー アンドエー内 (72)発明者 石黒 雅英 大阪府大阪市北区堂島1丁目1番25号 山 発産業株式会社内 (72)発明者 喜多山 晃司 大阪府大阪市北区堂島1丁目1番25号 山 発産業株式会社内 Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AB01 BA02 CA01 CB02 CC03 DA01 DB12 DC03 EA04 EC03 FA09 FB01 GA04 GB04 LC01 LD01 LG01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛染め液が収納された可撓性の容器に装
    着される毛染め用キャップであって、 前記容器の口筒部に装着される筒状基部と、該基部に設
    けられた櫛部とを備え、 前記櫛部の各櫛歯部は、中空で先端に吐出口を有してお
    り、 前記櫛歯部の軸線が、前記基部の軸線に対して傾斜して
    いることを特徴とする毛染め用キャップ。
  2. 【請求項2】 前記櫛部は、前記基部の軸線周りに回転
    可能に支持されており、前記櫛部の回転によって、前記
    櫛歯部の前記傾斜角を調節できるように構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の毛染め用キャップ。
  3. 【請求項3】 前記傾斜角を、5゜〜90゜としたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の毛染め用キャッ
    プ。
JP11192568A 1999-07-07 1999-07-07 毛染め用キャップ Pending JP2001019016A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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