JP3059311U - 毛染液塗布具 - Google Patents

毛染液塗布具

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JP3059311U
JP3059311U JP1998009047U JP904798U JP3059311U JP 3059311 U JP3059311 U JP 3059311U JP 1998009047 U JP1998009047 U JP 1998009047U JP 904798 U JP904798 U JP 904798U JP 3059311 U JP3059311 U JP 3059311U
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hair dye
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wall
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JP1998009047U
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English (en)
Inventor
雅英 石黒
晃司 喜多山
古澤  光夫
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ノズル付塗布具と櫛付塗布具の利点を生か
し、ノズル、櫛のいずれでも利用できるよう、ノズルの
先端に櫛体を着脱自在として取着した毛染液塗布具を提
供すること。 【解決手段】 可撓性を有する容器Aと、容器口筒部1
に取着されたノズル付キャップBと、ノズル10に着脱
自在に取着された櫛体Cとからなる毛染液塗布具であっ
て、櫛歯体21は、頂壁35と、頂壁の各端縁から垂下
され支持筺30に嵌着される側壁と、頂壁の上面に立設
された複数の櫛歯37とを具備しており、各櫛歯は、そ
の内部にノズルの吐出口42に連通する液流路40が長
手方向に穿設されており、櫛歯先端には、分岐板41が
設けられ、液流路を縦方向に二分して吐出口が開口され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、毛染液塗布具、とくにノズル付塗布容器のノズル先端に、櫛体を着 脱自在として取着した毛染液塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛染液をキャップ上面に立設したノズルから吐出させるようにしたノズル付塗 布具は、従来より知られている。 また、毛染液を毛髪に塗布するための櫛付塗布具も、従来より知られている( 例えば特開平10−137029号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前者のノズル付塗布具の場合には、ノズルから吐出した毛染液を直接頭髪につ け、手袋をした手で必要な個所に塗布していた。 手作業により必要部分に丁寧に塗布できるが、広範囲の部分や長い毛髪の場合 に能率的に塗布ができないという問題があった。
【0004】 後者の櫛付塗布具の場合は、櫛全体で塗布するので、広範囲の部分や長い毛髪 の場合には能率的に塗布できるが、必要とする少範囲に塗布しょうとするときに 、櫛歯だと必要以外の部分にも塗布されるという問題があった。 また櫛歯先から少量の毛染液を手袋をした指先につけ、必要な個所につけるよ うにする場合に、必要以上の毛染液が吐出されるという問題があった。
【0005】 本考案は、上記問題点に鑑み、ノズル付塗布具と櫛付塗布具の利点を生かし、 ノズル、櫛のいずれでも利用できるよう、ノズルの先端に櫛体を着脱自在として 取着した毛染液塗布具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記の課題を解決するため、毛染液塗布具として、可撓性を有する 容器と、容器口筒部に取着されたノズル付キャップと、ノズルに着脱自在に取着 された櫛体とからなる毛染液塗布具であって、前記キャップは、上壁と外周壁と からなり、上壁には根本部に係合部を設けたノズルが立設されており、前記櫛体 は、基台と該基台に取着された櫛歯体とからなり、基台は、中央に係合筒を立設 した上板と、上板下面より垂設され、下端部内周に前記ノズル根本部の係合部に 係合する係合部を設けた嵌着筒と、上板の端縁から上下に延び上部を櫛歯体の支 持筺とした外周壁とを具備しており、櫛歯体は、頂壁と、該頂壁の各端縁から垂 下され前記支持筺に嵌着される側壁と、頂壁の上面に立設された複数の櫛歯とを 具備しており、各櫛歯は、その内部に前記ノズルの吐出口に連通する液流路が長 手方向に穿設されており、櫛歯先端には、分岐板が設けられ、液流路を縦方向に 二分して吐出口が開口されていることを特徴とする構成を採用する。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施形態について、図面を参照して説明する。 図1において、Aは可撓性の合成樹脂を素材として成形された容器で、毛染用 液の一方の液を収納し、使用時には毛染用の二液を混合して収納する。 Bはノズル付キャップ、Cはノズルに嵌着自在に取着された櫛体であり、いず れも合成樹脂を素材として成形されている。
【0008】 容器Aは、口筒部1と円形または楕円形の胴部2、底部3とからなり、口筒部 1にはネジ4と保持環5が設けられ、口筒部1の上端面には、内周端から延びる 密封リング6が立設されている。
【0009】 図2に示すように、ノズル付キャップBは、上壁7と外周壁8とを備えており 、上壁7の中央部には、段差部9が設けられている。 段差部9の中央には、ノズル10が立設されており、ノズル10の上部は円錐 状となっており、上端には吐出口11が形成されている。 ノズル10の根本部は円筒12となっており、その外周にはネジ13が刻設さ れている。
【0010】 上壁7の下面には、口筒部1の内周に一定の締め代をもって嵌合する密封リン グ14が垂設されており、その外側には、口筒部1の密封リング6上面に衝接す る突出リング15が設けられている。 前記外周壁8の外周には、ローレットが刻設されており、内周には、容器口筒 部1のネジ4に螺合するネジ16が刻設されている。
【0011】 図3,4に示すように、櫛体Cは、基台20と櫛歯体21とからなっている。 基台20は、中央に係合筒22を立設した短形状の上板23と、係合筒22の 外側に上板23より垂設された嵌着筒24と、上板23の端縁から上下に延びる 外周壁25とを具えている。 係合筒22は、一定の締め代をもってノズル10上端に嵌合する円錐としてお り、上端には、ノズル10先端に接合する段部26が設けられている。
【0012】 嵌着筒24は、図4に示すようその周縁が上板23中央部の縁端から下方に延 びるよう垂下し、下端部内周には、ノズル10のネジ13に螺合するネジ27が 刻設されている。 図5に示すように、ネジ27の溝部にはゆるみ止めのために、ネジ13外周に 係合する段部27aが設けられている。
【0013】 外周壁25の下端部は、断面円形の湾曲面28となっており、その外周にはロ ーレットが刻設されている。 外周壁25の長手方向側周壁には、上板23の縁端から延びる傾斜面によって 平壁29が形成されている。
【0014】 上板23の上方には、外周壁25の上部分によって前後側壁30aと左右側壁 30bとからなる櫛歯体21の支持筺30が形成されている。 支持筺30の左右側壁30bの外端縁から一対の外側櫛歯31が立設されてお り、前後側壁30a内周の上端近くには、凹溝32が刻設され、側壁30a,3 0bの下端部には、側壁内周をめぐる膨出部33が設けられている。 支持筺30の内方の上板23上面には、側壁30a,30bから一定の間隔を おいて挟持板34が立設されている。
【0015】 櫛歯体21は、短形の頂壁35と該頂壁35の各端縁から垂下された側壁36 と、頂壁35の上面に立設された複数の櫛歯37とを具えている。 側壁36は、前後壁36aと左右壁36bとからなり、前後壁36aには、前 記支持筺30の凹溝32に係合する突条38が設けられている。 側壁36の下端は、基台20の上板23に当接し、側壁30a,bと挟持板3 4との間で支持されている。
【0016】 各側壁36a,bは、一定の締め代をもって支持筺30の各側壁30a,30 bと係合し、前後壁36aの突条38は、凹溝32に嵌合して定位置に維持され ている。 かくして、櫛歯体21は、支持筺30に締着保持され、頂壁35と上板23と の間に液溜まり部39が形成される。
【0017】 各櫛歯37には、頂壁35を貫いて液溜まり部39に連通する液流路40が穿 孔されており、櫛歯37先端には、分岐板41が設けられ、液流路40を縦方向 に二分して吐出口42a,bが開口されている。
【0018】 次に、本毛染液塗布具の使用態様と、作用効果について説明する。 毛染液は、二液からなり、容器Aには一方の液が収納され、仮キャップで被蓋 されている。 他方の液は、別容器に収納され、使用時には、容器Aの仮キャップを外して容 器A内で二液を混合し、ノズル付キャップBを被嵌する。
【0019】 ノズル付塗布具として使用する場合には、容器A胴部2を押圧すると、一定量 の混合液がノズル10先端の吐出口11より吐出される。 これを手袋をはめた指先に付け、必要部分に塗布することができる。 毛髪の分け目の根本部などには、ノズル10の吐出口11から吐出させながら ノズル10を毛髪の分け目に沿って移動させ、その後に指先で均一に塗布するよ うなでつけてもよい。
【0020】 櫛付塗布具として使用する場合には、櫛体Cをノズル10に取着する。 その際、基台20の嵌着筒24をノズル10に螺着すると、係合筒22はノズ ル10の先端部に嵌合し、段部26がノズル10先端に接合するようにして櫛体 Cがノズル10に嵌着される。
【0021】 使用にあたって、胴部2を押圧すると、内容液はノズル10から液溜まり部3 9に吐出され、さらに押圧を続けると、液溜まり部39から液流路40、吐出口 42を通って、櫛歯37先端から吐出される。 毛染液を吐出した櫛歯37で毛髪をなでつけると、広範囲な必要とする毛髪に 毛染液を塗布することができる。
【0022】 そのとき、櫛歯37の先端の吐出口42は、毛髪の根本部に届き、先端には二 つの吐出口が形成されているので、毛染液は櫛歯先端から前方に左右に分かれて 流れ出し、先端面全面に広がるので、広範囲に効率的に塗布することができる。 櫛歯の毛染液がなくなれば、容器を押圧することによって、続けて必要な毛染 液を吐出することができる。
【0023】 次に、ノズル10根本部と櫛体の嵌着筒24の構成を変更した別実施形態につ いて説明する。 前記実施形態では、櫛体のノズルへの着脱にあたって、ノズル10の根本部外 周にネジ13を刻設し、櫛体基台20の上板23下面より垂設された嵌着筒24 の下端部に前記ネジ13に螺合するネジ27を刻設し、螺着によって着脱するよ うにしているが、螺着式に変え嵌合その他の方式にすることもできる。
【0024】 その実施例について説明すると、ノズル10の根本部を円筒とし、その下端よ り少し上に拡径された膨出環を設け、櫛体基台の嵌着筒24の下端部には、前記 膨出環外周よりやや小径の内周を有する膨出環を設ける。 着脱時には、櫛体の嵌着筒24をノズル10に嵌挿し押しつけると、嵌着筒2 4の膨出環がノズルの膨出環を乗り越えて下降して嵌着筒24がノズル10に嵌 着され、櫛をノズルに着脱自在として取着することができる(図示しない)。
【0025】 また他の実施例として、ノズル10根本部の下端にやや拡径された拡径円周部 、または円錐部を設け、櫛体基台の嵌着筒24の下端部には、前記拡径円周部ま たは円錐部外周に一定の締め代をもって嵌合する膨出環を設ける。 着脱時には、櫛体の環着筒24をノズル10に嵌挿し押しつけると、嵌着筒2 4がノズル10に嵌合し、櫛をノズルに着脱自在として取着することができる。
【0026】 上記実施例とは膨出環の配設を逆にして、ノズル10の拡径された拡径円周部 を嵌着筒24内周との間に締め代をもつ膨出部として、嵌着筒24を嵌合するよ うにしてもよい。
【0027】 また、別の実施例として、ノズル10根本部の下端より少し上にフランジ状に 突出した複数の突条または膨出環を周方向に一定間隔をおいて配設し、櫛体基台 の嵌着筒24の下端部に、前記突条または膨出環の間隙より狭い巾でノズル根本 部外周とほぼ同径の内周を有する突条または膨出環をノズル10根本部のそれと 対応するよう周方向に一定間隔をおいて配設する。
【0028】 着脱時には、櫛体の嵌着筒24をノズル10に嵌挿し、下降が停止したときに 廻動すると所定角度位置で嵌着筒24はさらに下降する。 最下降位置に達したときに、さらに所定角度廻動させると嵌着筒24はノズル 10に係止されることになる。 嵌挿時に嵌着筒24を所定角度位置に維持して嵌挿すると、嵌着筒24はその まま最下降位置に達し、廻動操作は一度のみにすることができる。
【0029】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。 ノズル付塗布具のノズルに櫛体を着脱自在として取着するようにしているので 、ノズルまたは櫛体から毛染液を吐出することができ、毛染を必要とする部分が 狭い場合と広い場合に応じてノズルと櫛体を使い分け、毛染液を無駄なく効率的 に塗布できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の毛染液塗布具の正面図である。
【図2】ノズル付キャップの説明図で、(a)は一部断
面正面図、(b)は平面図である。
【図3】櫛体の説明図で、(a)平面図、(b)は一部
断面正面図である。
【図4】櫛体の一部断面側面図である。
【図5】櫛体のネジの説明図である。
【符号の説明】
A 容器 B ノズル付キャップ C 櫛体 1 口筒部 2 胴部 7 上壁 10 ノズル 11 吐出口 12 円筒 13,27 ネジ 20 基台 21 櫛歯体 22 係合筒 23 上板 24 嵌着筒 25 外周壁 26 段部 27 ネジ 30 支持筺 31 外側櫛歯 35 頂壁 36 側壁 37 櫛歯 39 液溜まり部 40 液流路 41 分岐板 42 吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 古澤 光夫 大阪府茨木市宇野辺1−6−9 株式会社 吉野工業所大阪工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する容器と、容器口筒部に取
    着されたノズル付キャップと、ノズルに着脱自在に取着
    された櫛体とからなる毛染液塗布具であって、 前記キ
    ャップは、上壁と外周壁とからなり、上壁には根本部に
    係合部を設けたノズルが立設されており、 前記櫛体は、基台と該基台に取着された櫛歯体とからな
    り、 基台は、中央に係合筒を立設した上板と、上板下面より
    垂設され、下端部内周に前記ノズル根本部の係合部に係
    合する係合部を設けた嵌着筒と、上板の縁端から上下に
    延び上部を櫛歯体の支持筺とした外周壁とを具備してお
    り、 櫛歯体は、頂壁と、該頂壁の各端縁から垂下され前記支
    持筺に嵌着される側壁と、頂壁の上面に立設された複数
    の櫛歯とを具備しており、 各櫛歯は、その内部に前記ノズルの吐出口に連通する液
    流路が長手方向に穿設されており、櫛歯先端には、分岐
    板が設けられ、液流路を縦方向に二分して吐出口が開口
    されていることを特徴とする毛染液塗布具。
JP1998009047U 1998-11-16 1998-11-16 毛染液塗布具 Expired - Lifetime JP3059311U (ja)

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