JP4749776B2 - 櫛付き塗布容器 - Google Patents

櫛付き塗布容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4749776B2
JP4749776B2 JP2005189372A JP2005189372A JP4749776B2 JP 4749776 B2 JP4749776 B2 JP 4749776B2 JP 2005189372 A JP2005189372 A JP 2005189372A JP 2005189372 A JP2005189372 A JP 2005189372A JP 4749776 B2 JP4749776 B2 JP 4749776B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comb
container
teeth
hair
comb teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005189372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007007009A (ja
Inventor
古澤  光夫
次男 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2005189372A priority Critical patent/JP4749776B2/ja
Publication of JP2007007009A publication Critical patent/JP2007007009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4749776B2 publication Critical patent/JP4749776B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、櫛付き塗布容器、とくに櫛付き塗布容器に装着する櫛歯体に関するものである。
櫛付き塗布容器において、櫛歯の先端部分における内容液保持性を向上させるために櫛歯の両面に注出口を設け、それより先端部分の櫛歯面に複数の溝と突条を交互に配設して凹凸面を形成した櫛付キャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、内容液の保持能力を大きくするとともに、毛髪の毛先まで満遍なく塗布するため、櫛歯の両面に吐出口を設け、櫛歯の両側周縁に間隔をおいて、複数の突出部を形成した毛髪用塗布剤の塗布櫛も、従来より知られている(例えば、特許文献2参照)。
[特許文献1] 特開2001−275739号公報
特開平10−75815号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の櫛付キャップは、櫛付キャップを倒立させて使用するときに、櫛歯からの液垂れを防ぐことができるが、塗布時に頭皮に内容液が多く付き、毛髪が多いときには毛先に付きにくく、毛髪全体に満遍なく塗布することは簡単にできなかった。
また、特許文献2記載の塗布櫛は、毛髪全体に満遍なく塗布することはできるが、保持具が櫛歯の側部周縁であるので、櫛歯の両面の間には保持されず、保持能力を多くできなかった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、塗布液の保持能力を高めるとともに、毛髪の毛先にも満遍なく塗布できるようにした染毛剤等の櫛付き塗布容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、櫛付き塗布容器として、両端の固定歯と複数の櫛歯を列状に配置した櫛歯体を装着した櫛付き塗布容器であって、櫛歯の先端部に穿設した吐出口から根本部の間で、櫛歯および固定歯の互いに対向する平面に、櫛歯が根本部から延びる方向に対して垂直な横方向に延びる突条と溝とからなる凹凸面を設けたことを特徴とする構成を採用する。
また、塗布剤として、染毛剤を採用する。
櫛歯の先端部に、吐出口を設け、櫛歯の両面に吐出口から根本部にかけて突条と溝とからなる凹凸面を設けたから、染毛剤、その他の塗布剤の保持能力が高くなり、また、余分についた塗布剤を取り除くことができるので、毛髪の根本部から先端部まで、むらなく塗布剤を塗布することができるようになった。
染毛剤の塗布に用いるときには、染めむらがなくなり、染毛効果がよくなった。
次に、本発明の櫛付き塗布容器について実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1、2において、Aは染毛剤、その他毛髪用塗布剤を収納した容器、Bは容器Aに取着された櫛体である。
容器Aは、口筒部1と肩部2、胴部3と底部からなり、口筒部1には、ねじ4が螺設されている。
容器Aは合成樹脂によって形成され、胴部3は可撓性を有しており、スクイズ可能となっている。
櫛体Bは、取付台10と、取付台10に立設された櫛歯体11とからなっている。
取付台10は、円筒体12と上壁13とからなり、円筒体12の内周には、口筒部1のねじ4が螺合するねじ14が螺設されている。
円筒体12に沿って、その内側には、上壁13下面より短い長さの密封リング15が垂設されており、上壁13の上面には、櫛歯体11の櫛基台16が立設されている。
櫛歯体11は、櫛基台16の上面に設けられた支持板17、その両端に設けられた固定歯18、および支持板17に取着された櫛歯列19とからなっており、櫛基台16内部は、液通路20となっている。
櫛歯列19は、根本部を連結部21とした複数の櫛歯22からなり、各櫛歯22の根本端22aは、支持板17の取付孔に嵌挿されている。
各櫛歯22には、液通路20に連通する流出孔23が穿設されており、櫛歯22先端近くには、流出孔23に続いて、両側の側面24に開口する吐出口25が穿設されている。
図1〜3に示すように、固定歯18の内側の側面と各櫛歯22の両側の側面24には、吐出口25から櫛歯22の根本部、すなわち連結部21近くまで横方向に伸びる突条26と溝とからなる凹凸面27が設けられており、突条26の高さは1.0〜2.0mm前後であり、溝巾は0.5〜1.0mm前後としている。
突条26の高さ、溝巾は、櫛歯22の間隔、塗布剤に応じて調整することができる。
また、凹凸面は、吐出口25から根本部までの間で連続して設けてもよく、間隔をおいて設けてもよい。
次に、本実施例塗布容器の作用効果について説明する。
本実施例塗布容器は、染毛剤、その他の毛髪用塗布剤の塗布容器として使用され、染毛用に使用する場合には、容器A内に、二液の染毛剤が混合収納される。
塗布容器の使用にあたっては、従来のものと同様に、櫛歯体11を毛髪に当接して塗布する。
その際、櫛歯22の側面24に、吐出口25から櫛歯22の根本部にかけて凹凸面27を設けたから、吐出された塗布剤が凹凸面27によって保持され、凹凸面27の突条26の高さを1.0〜2.0mm前後、溝巾を0.5〜1.0mm前後としたので、必要な保持力を得ることができる。
また、凹凸面27により、余分な塗布剤を取り除くこともでき、毛髪の根本から先端まで、満遍なく塗布することができる。
とくに、染毛剤の塗布に使用する場合には、染めむらもなく、染毛効果をあげることができる。
上記実施例では、櫛歯列19を別体として櫛基台16に取着するようにしているが、櫛歯列19を含めて、櫛体Bを一体成形してもよい。
次に、櫛歯が容器の軸方向に対して横方向に延びる第2実施例について説明する。
図4、5において、Aaは染毛剤を収納した容器、Baは容器口部に装着された櫛体である。
容器Aaは、櫛体Baを取着する口部と、胴部30を具えており、胴部30は可撓性を有し、スクイズ可能となっている。
櫛体Baは、取付台31と、取付台31に立設された櫛基体32とを具えている。
櫛基体32は、内部に液通路33が穿孔され、上下端の固定歯34a、34bの間に櫛歯列35が取着されている。
櫛歯列35は、根本部を連結部36とした複数の櫛歯37からなっており、櫛歯37の内部には、液通路33に連通する流出孔38が穿孔されており、櫛歯37の先端近くには、両側の側面に開口する吐出口39が穿設されている。
固定歯34a、34bの内側の側面、櫛歯37の両側の側面には、吐出口39から櫛歯37の連結部36近くまで、横方向に延びる突条40と溝からなる凹凸面41が形成されている。
突条40の高さは、1.0〜2.0mm前後、溝巾は0.5〜1.0mm前後としており、突条40の高さ、溝巾、凹凸面41の位置は、第1実施例と同様に調節することができる。
本実施例は、櫛歯37の側面に凹凸面41を設けているので、第1実施例と同様の作用効果を得ることができ、さらに、エアゾール容器にも取着することができるので、染毛剤だけでなく、毛髪用塗布容器として広く利用することができる。
本発明は、櫛歯の間に塗布剤を保持し、毛髪の根本から先端までほぼ一様に満遍なく塗布することができるから、とくに染毛剤の塗布容器として有効であり、また、各種の毛髪用塗布容器として広く利用できる。
本発明第1実施例塗布容器の断面立面図である。 塗布容器の一部断面側面図である。 櫛歯の説明図で、(a)は断面図、(b)は側面図である。 第2実施例の塗布容器の断面立面図である。 要部の拡大図である。
符号の説明
A、Aa 容器
B、Ba 櫛体
1 口筒部
2 肩部
3、30 胴部
4、14 ねじ
10、31 取付台
11、32 櫛歯体
12 円筒体
13 上壁
15 密封リング
16 櫛基台
17 支持板
18 固定歯
19、35 櫛歯列
20、33 液通路
21、36 連結部
22、37 櫛歯
22a 根本端
23、38 流出孔
24 側面
25、39 吐出口
26、40 突条
27、41 凹凸面
34a、b 固定歯

Claims (2)

  1. 両端の固定歯と複数の櫛歯を列状に配置した櫛歯体を装着した櫛付き塗布容器であって、
    櫛歯の先端部に穿設した吐出口から根本部の間で、櫛歯および固定歯の互いに対向する平面に、櫛歯が根本部から延びる方向に対して垂直な横方向に延びる突条と溝とからなる凹凸面を設けたことを特徴とする櫛付き塗布容器。
  2. 塗布剤が、染毛剤であることを特徴とする請求項1記載の櫛付き塗布容器。
JP2005189372A 2005-06-29 2005-06-29 櫛付き塗布容器 Expired - Fee Related JP4749776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005189372A JP4749776B2 (ja) 2005-06-29 2005-06-29 櫛付き塗布容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005189372A JP4749776B2 (ja) 2005-06-29 2005-06-29 櫛付き塗布容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007007009A JP2007007009A (ja) 2007-01-18
JP4749776B2 true JP4749776B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=37746253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005189372A Expired - Fee Related JP4749776B2 (ja) 2005-06-29 2005-06-29 櫛付き塗布容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4749776B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5348523B2 (ja) * 2008-06-30 2013-11-20 株式会社吉野工業所 櫛付きキャップ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3688406B2 (ja) * 1996-09-04 2005-08-31 株式会社吉野工業所 髪用塗布剤の塗布用具
JP3859114B2 (ja) * 2000-03-31 2006-12-20 株式会社吉野工業所 櫛付きキャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007007009A (ja) 2007-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101171129B1 (ko) 모발용 도포구 및 그 도포구 부착 화장재료 용기
US7134799B2 (en) Applicator including an applicator element for applying a substance, in particular a cosmetic or another care product
US9681725B2 (en) Cosmetic product applicator, associated head and device
JP4636243B2 (ja) 染毛用塗布具
JP4070728B2 (ja) 物質、特に化粧品及び/またはケア製品を塗るアプリケータ要素を具備したアプリケータ、及びそれを用いた装置
JP4749776B2 (ja) 櫛付き塗布容器
JP5110467B2 (ja) 櫛付きキャップ
KR100638507B1 (ko) 빗 부착 용기
JP4721511B2 (ja) 櫛付きキャップ
JP6406972B2 (ja) 髪用塗布具
JP4292881B2 (ja) 櫛付キャップ
JP5060908B2 (ja) 櫛付きキャップ
JP4545531B2 (ja) 塗布櫛
JP3991778B2 (ja) 櫛付キャップ
JP4296841B2 (ja) 櫛付キャップ
JPH08196332A (ja) 櫛付容器の櫛
CN108523368B (zh) 涂敷工具及安装有涂敷工具的容器
JP2002119332A (ja) 櫛 体
JP4667452B2 (ja) 毛髪化粧料用塗布具及び塗布具付き容器
KR20070022302A (ko) 모발용 도포구 및 그 도포구 부착 화장료 용기
US20200260830A1 (en) Hair applicator
JP2003093140A (ja) 櫛付き容器
CN111511247A (zh) 具备梳子部件的化妆品容器
JP2006345898A (ja) 毛染め用具と容器の組合せ
JP2002204715A (ja) 櫛付き容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4749776

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees