JP2002345543A - 染毛剤塗布用ブラシ - Google Patents
染毛剤塗布用ブラシInfo
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- JP2002345543A JP2002345543A JP2001152746A JP2001152746A JP2002345543A JP 2002345543 A JP2002345543 A JP 2002345543A JP 2001152746 A JP2001152746 A JP 2001152746A JP 2001152746 A JP2001152746 A JP 2001152746A JP 2002345543 A JP2002345543 A JP 2002345543A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作で髪の根元と髪全体を染め、頭皮
への染毛剤の付着を低減させ、櫛通り感を向上させる。 【解決手段】 染毛剤塗布用ブラシ1Aが、ブラシ部4
と、染毛剤を収容する容器2と、ブラシ部4と容器2と
の間にあって、容器2内に連通する導液路20を内部に
有し、ブラシ部4側に染毛剤の吐出口21が列設されて
いる連結部5からなる。ブラシ部4は、染毛剤の吐出口
21の列の両側に対向するように設けられた複数の外側
櫛歯31からなる外側櫛歯部30と、対向する外側櫛歯
部30の間で、回転可能に保持された複数の板状の回転
櫛歯41からなる。
への染毛剤の付着を低減させ、櫛通り感を向上させる。 【解決手段】 染毛剤塗布用ブラシ1Aが、ブラシ部4
と、染毛剤を収容する容器2と、ブラシ部4と容器2と
の間にあって、容器2内に連通する導液路20を内部に
有し、ブラシ部4側に染毛剤の吐出口21が列設されて
いる連結部5からなる。ブラシ部4は、染毛剤の吐出口
21の列の両側に対向するように設けられた複数の外側
櫛歯31からなる外側櫛歯部30と、対向する外側櫛歯
部30の間で、回転可能に保持された複数の板状の回転
櫛歯41からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染毛剤を髪の根元
も含めて髪全体に塗布するために好適な染毛剤塗布用ブ
ラシに関する。
も含めて髪全体に塗布するために好適な染毛剤塗布用ブ
ラシに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、染毛剤塗布用ブラシ
1として、染毛剤を収容する容器2に、櫛歯3を列設さ
せたブラシ部4を連結部5を介して装着したものが知ら
れている。この櫛歯3は、先端部6が先細りになった扁
平な板状形状をしており、その内部には、容器2の内部
と連通する導液路7が形成されている。また、櫛歯3の
側面(隣接する櫛歯との対向面)には、染毛剤の吐出口
9が形成されている。
1として、染毛剤を収容する容器2に、櫛歯3を列設さ
せたブラシ部4を連結部5を介して装着したものが知ら
れている。この櫛歯3は、先端部6が先細りになった扁
平な板状形状をしており、その内部には、容器2の内部
と連通する導液路7が形成されている。また、櫛歯3の
側面(隣接する櫛歯との対向面)には、染毛剤の吐出口
9が形成されている。
【0003】この染毛剤塗布用ブラシ1によれば、容器
2を押圧することにより櫛歯3の吐出口9から染毛剤を
吐出させ、染毛剤を髪に塗布しつつ、先端部6で髪を梳
くことができるので、染毛剤の収容容器とブラシが別体
となっている場合に比して、容易に染毛剤を髪に塗布す
ることができる。
2を押圧することにより櫛歯3の吐出口9から染毛剤を
吐出させ、染毛剤を髪に塗布しつつ、先端部6で髪を梳
くことができるので、染毛剤の収容容器とブラシが別体
となっている場合に比して、容易に染毛剤を髪に塗布す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
染毛剤塗布用ブラシ1では、髪の根元へ染毛剤を供給し
易くするために図8(a)のように吐出口9の位置を櫛
歯3の先端側に寄せると、隣り合う櫛歯3間で、吐出口
9から吐出された染毛剤Aの保持量が減る。そのため、
染毛に要する仕事量(コーミング数)が増えるという不
具合が生じる。
染毛剤塗布用ブラシ1では、髪の根元へ染毛剤を供給し
易くするために図8(a)のように吐出口9の位置を櫛
歯3の先端側に寄せると、隣り合う櫛歯3間で、吐出口
9から吐出された染毛剤Aの保持量が減る。そのため、
染毛に要する仕事量(コーミング数)が増えるという不
具合が生じる。
【0005】反対に、同図(b)のように吐出口9を櫛
歯基面8側に寄せると、櫛歯3間での染毛剤Aの保持量
は増えるが、櫛歯3間で保持される染毛剤Aと櫛歯3の
先端部6との距離が大きくなるので、髪の根元の着剤が
難しくなる。髪の根元の着剤を容易にするためには、先
細りになっている先端部6を短くすることも考えられる
が、先端部6を短くすると髪を梳き難くなり、櫛通り感
が悪くなる。また頭皮に染毛剤が付着しやすくなる。
歯基面8側に寄せると、櫛歯3間での染毛剤Aの保持量
は増えるが、櫛歯3間で保持される染毛剤Aと櫛歯3の
先端部6との距離が大きくなるので、髪の根元の着剤が
難しくなる。髪の根元の着剤を容易にするためには、先
細りになっている先端部6を短くすることも考えられる
が、先端部6を短くすると髪を梳き難くなり、櫛通り感
が悪くなる。また頭皮に染毛剤が付着しやすくなる。
【0006】このように、従来の染毛剤塗布用ブラシで
は、髪の根元への着剤のし易さと染毛に要する仕事量の
低減と櫛通り感の全てを同時に向上させることができな
い。
は、髪の根元への着剤のし易さと染毛に要する仕事量の
低減と櫛通り感の全てを同時に向上させることができな
い。
【0007】一方、従来の染毛剤塗布用ブラシとして
は、側面に凹凸のあるローラーをブラシ本体に取り付
け、ブラシ本体の背面に毛髪化粧品注入口を設けたもの
も知られている(実開昭61−79931号公報)。
は、側面に凹凸のあるローラーをブラシ本体に取り付
け、ブラシ本体の背面に毛髪化粧品注入口を設けたもの
も知られている(実開昭61−79931号公報)。
【0008】しかしながら、このブラシでは、長手方向
に連続的に延びたローラーを用いているので、単に、ロ
ーラーの表面に付着した染毛剤を毛髪の上から塗れるに
すぎず、梳き起こした髪の根元にまで染毛剤を供給する
ことはできない。頭皮上での毛髪の厚み分だけ、染毛剤
が髪の根元から遠ざかり、髪の根元の染毛が不十分とな
る。
に連続的に延びたローラーを用いているので、単に、ロ
ーラーの表面に付着した染毛剤を毛髪の上から塗れるに
すぎず、梳き起こした髪の根元にまで染毛剤を供給する
ことはできない。頭皮上での毛髪の厚み分だけ、染毛剤
が髪の根元から遠ざかり、髪の根元の染毛が不十分とな
る。
【0009】これに対し、本発明は、簡単な操作で髪の
根元や髪全体を染め、頭皮への染毛剤の付着を低減さ
せ、櫛通り感にも優れる染毛剤塗布用ブラシを提供する
ことを目的とする。
根元や髪全体を染め、頭皮への染毛剤の付着を低減さ
せ、櫛通り感にも優れる染毛剤塗布用ブラシを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、染毛剤の収
容容器とブラシ部を一体化した染毛剤塗布用ブラシにお
いて、染毛剤の吐出口の列の両側に対向するように外側
櫛歯を列設させ、この対向する外側櫛歯間に複数の回転
櫛歯を保持させると、吐出口から吐出した染毛剤が隣り
合う回転櫛歯間に十分な量で保持され、さらにこのブラ
シで髪を梳くと、髪に付着した染毛剤の余分な分が外側
櫛歯基部壁で掻き取られて回転櫛歯間に保持されるので
染毛剤が回転櫛歯の外側にはみ出すことが妨げられ、こ
れにより常に髪の根元へ染毛剤を供給し、かつ頭皮への
染毛剤の付着を極めて低減させられることを見出した。
容容器とブラシ部を一体化した染毛剤塗布用ブラシにお
いて、染毛剤の吐出口の列の両側に対向するように外側
櫛歯を列設させ、この対向する外側櫛歯間に複数の回転
櫛歯を保持させると、吐出口から吐出した染毛剤が隣り
合う回転櫛歯間に十分な量で保持され、さらにこのブラ
シで髪を梳くと、髪に付着した染毛剤の余分な分が外側
櫛歯基部壁で掻き取られて回転櫛歯間に保持されるので
染毛剤が回転櫛歯の外側にはみ出すことが妨げられ、こ
れにより常に髪の根元へ染毛剤を供給し、かつ頭皮への
染毛剤の付着を極めて低減させられることを見出した。
【0011】即ち、本発明は、ブラシ部と、染毛剤を収
容する容器と、ブラシ部と容器との間にあって、容器内
に連通する導液路を内部に有し、ブラシ部側に染毛剤の
吐出口が列設されている連結部からなる染毛剤塗布用ブ
ラシであって、ブラシ部が、染毛剤の吐出口の列の両側
に対向するように設けられた複数の外側櫛歯からなる外
側櫛歯部と、対向する外側櫛歯部の間で、回転可能に保
持された複数の板状の回転櫛歯からなる染毛剤塗布用ブ
ラシを提供する。
容する容器と、ブラシ部と容器との間にあって、容器内
に連通する導液路を内部に有し、ブラシ部側に染毛剤の
吐出口が列設されている連結部からなる染毛剤塗布用ブ
ラシであって、ブラシ部が、染毛剤の吐出口の列の両側
に対向するように設けられた複数の外側櫛歯からなる外
側櫛歯部と、対向する外側櫛歯部の間で、回転可能に保
持された複数の板状の回転櫛歯からなる染毛剤塗布用ブ
ラシを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明を
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一または
同等の構成要素を表している。
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一または
同等の構成要素を表している。
【0013】図1は、本発明の一実施例の染毛剤塗布用
ブラシ1Aを表しており、図2、図3、図4はぞれぞれ
この染毛剤塗布用ブラシ1Aのブラシ部4を構成する外
側櫛歯部30、回転櫛歯ブロック40、回転櫛歯ブロッ
クの固定用ストッパー50を表している。
ブラシ1Aを表しており、図2、図3、図4はぞれぞれ
この染毛剤塗布用ブラシ1Aのブラシ部4を構成する外
側櫛歯部30、回転櫛歯ブロック40、回転櫛歯ブロッ
クの固定用ストッパー50を表している。
【0014】この染毛剤塗布用ブラシ1Aは、染毛剤を
収容する容器2、ブラシ部4、容器2とブラシ部4とを
連結する連結部5からなっている。
収容する容器2、ブラシ部4、容器2とブラシ部4とを
連結する連結部5からなっている。
【0015】容器2は、押圧により染毛剤を押し出すこ
とのできる可撓性材料からなっている。このような可撓
性材料としては、例えば、特開2000−16470号
に開示されているような可撓性外側層と、その外側層に
剥離自在に積層された内側層からなるものを使用し、容
器の押圧後に空気を外側層と内側層との間に導入し、外
側層を押圧前の形状に復元させつつ内側層を剥離させて
収縮変形させるものが好ましい。これにより、ディップ
チューブが不要となり、また、容器2を正立させても倒
立させても使用することが可能となる。
とのできる可撓性材料からなっている。このような可撓
性材料としては、例えば、特開2000−16470号
に開示されているような可撓性外側層と、その外側層に
剥離自在に積層された内側層からなるものを使用し、容
器の押圧後に空気を外側層と内側層との間に導入し、外
側層を押圧前の形状に復元させつつ内側層を剥離させて
収縮変形させるものが好ましい。これにより、ディップ
チューブが不要となり、また、容器2を正立させても倒
立させても使用することが可能となる。
【0016】連結部5は、その内部に染毛剤の導液路2
0が形成されており、ブラシ部4側に染毛剤の吐出口2
1が列設されている。連結部5は、容器2と一体的に形
成してもよいが、別部材としてもよい。
0が形成されており、ブラシ部4側に染毛剤の吐出口2
1が列設されている。連結部5は、容器2と一体的に形
成してもよいが、別部材としてもよい。
【0017】ブラシ部4は、染毛剤の吐出口21の列の
両側に対向するように設けられた外側櫛歯部30と、対
向する外側櫛歯部30の間で、回転可能に保持された回
転櫛歯ブロック40からなっている。
両側に対向するように設けられた外側櫛歯部30と、対
向する外側櫛歯部30の間で、回転可能に保持された回
転櫛歯ブロック40からなっている。
【0018】外側櫛歯部30は、連結部5上に設けられ
た外側櫛歯基部壁32とその縁辺上に列設している外側
櫛歯31からなり(図2(a))、対向する外側櫛歯3
1に挟まれた領域33に吐出口21が開口している(図
2(b))。
た外側櫛歯基部壁32とその縁辺上に列設している外側
櫛歯31からなり(図2(a))、対向する外側櫛歯3
1に挟まれた領域33に吐出口21が開口している(図
2(b))。
【0019】回転櫛歯ブロック40は、所定の間隙をお
いて列設された複数の回転櫛歯41からなっている(図
3)。各回転櫛歯41は、その外形が、幅aが厚みbよ
りも大きい扁平な板状形状をなしており、外周部の周方
向に6枚の台形状の翼歯42が形成されている(図3
(b)、(c))。ここで、隣り合う翼歯42間の凹み
量cは、隣り合う回転櫛歯41間に染毛剤を適量保持さ
せ、また回転櫛歯41の回転性を確保する点から1mm
〜5mmとすることが好ましく、翼歯42の端辺の長さ
dは、0.5mm〜5.0mmとすることが好ましい。
また、回転櫛歯41間の間隙eは、0.8mm〜3.0
mmとすることが好ましい。
いて列設された複数の回転櫛歯41からなっている(図
3)。各回転櫛歯41は、その外形が、幅aが厚みbよ
りも大きい扁平な板状形状をなしており、外周部の周方
向に6枚の台形状の翼歯42が形成されている(図3
(b)、(c))。ここで、隣り合う翼歯42間の凹み
量cは、隣り合う回転櫛歯41間に染毛剤を適量保持さ
せ、また回転櫛歯41の回転性を確保する点から1mm
〜5mmとすることが好ましく、翼歯42の端辺の長さ
dは、0.5mm〜5.0mmとすることが好ましい。
また、回転櫛歯41間の間隙eは、0.8mm〜3.0
mmとすることが好ましい。
【0020】図5に示すように、回転櫛歯ブロック40
は、外側櫛歯部30の間で、回転櫛歯ブロック40の軸
43を軸受け34にはめ、ストッパー50で押さえるこ
とにより、軸43を回転中心として矢印Aのように回転
するように保持される。
は、外側櫛歯部30の間で、回転櫛歯ブロック40の軸
43を軸受け34にはめ、ストッパー50で押さえるこ
とにより、軸43を回転中心として矢印Aのように回転
するように保持される。
【0021】回転櫛歯41は、回転櫛歯ブロック40を
外側櫛歯部30の間にはめた状態で、対向する外側櫛歯
31に挟まれた領域33と回転櫛歯41とが交互に位置
するように形成されている(図1(b)、(d))。ま
たこの状態で、外側櫛歯基部壁32と回転櫛歯41との
間隙pは、0.2mm〜1.0mm程度に狭く形成され
ている(図1(c))。また、図6に示すように、この
染毛剤塗布用ブラシ1Aを用いて染毛する場合に、回転
櫛歯41の端部44(連結部5と反対側の端部)が頭部
に最も近づいたときでも、その端部44が外側櫛歯31
の端部35より頭部側にでないように形成されている。
さらに、回転櫛歯41の端部44と、その両側の外側櫛
歯31の端部35とで形成される形状が、頭部の外形の
半径寸法に近い半径50mm〜150mmの間の寸法を
有するように形成されている。
外側櫛歯部30の間にはめた状態で、対向する外側櫛歯
31に挟まれた領域33と回転櫛歯41とが交互に位置
するように形成されている(図1(b)、(d))。ま
たこの状態で、外側櫛歯基部壁32と回転櫛歯41との
間隙pは、0.2mm〜1.0mm程度に狭く形成され
ている(図1(c))。また、図6に示すように、この
染毛剤塗布用ブラシ1Aを用いて染毛する場合に、回転
櫛歯41の端部44(連結部5と反対側の端部)が頭部
に最も近づいたときでも、その端部44が外側櫛歯31
の端部35より頭部側にでないように形成されている。
さらに、回転櫛歯41の端部44と、その両側の外側櫛
歯31の端部35とで形成される形状が、頭部の外形の
半径寸法に近い半径50mm〜150mmの間の寸法を
有するように形成されている。
【0022】染毛剤塗布用ブラシ1Aの使用時におい
て、容器2を押圧すると、容器2内に収容されていた染
毛剤が吐出口21から押し出され、回転櫛歯41の幅a
と回転櫛歯41間の間隙eとに応じた量の染毛剤が隣り
合う回転櫛歯41間に保持される。この場合、図7の染
毛剤塗布用ブラシ1に比して櫛歯3内の導液路7が省略
されているので、より少ない力で染毛剤を押し出すこと
ができる。
て、容器2を押圧すると、容器2内に収容されていた染
毛剤が吐出口21から押し出され、回転櫛歯41の幅a
と回転櫛歯41間の間隙eとに応じた量の染毛剤が隣り
合う回転櫛歯41間に保持される。この場合、図7の染
毛剤塗布用ブラシ1に比して櫛歯3内の導液路7が省略
されているので、より少ない力で染毛剤を押し出すこと
ができる。
【0023】染毛剤を回転櫛歯41間に押し出した状態
でブラシ1Aを頭皮に沿わせて動かすと、回転櫛歯41
は、頭皮あるいは毛髪との摩擦力で回転し、外側櫛歯3
1が毛髪を梳き、対向する外側櫛歯31の間に容易に毛
髪を導くことができ、その毛髪に回転櫛歯41間の間隙
及び翼歯42の凹み部分に保持されていた染毛剤を付着
させることができる。
でブラシ1Aを頭皮に沿わせて動かすと、回転櫛歯41
は、頭皮あるいは毛髪との摩擦力で回転し、外側櫛歯3
1が毛髪を梳き、対向する外側櫛歯31の間に容易に毛
髪を導くことができ、その毛髪に回転櫛歯41間の間隙
及び翼歯42の凹み部分に保持されていた染毛剤を付着
させることができる。
【0024】また、外側櫛歯基部壁32と回転櫛歯41
との間隙pが狭いので、回転櫛歯41に付着した余分な
染毛剤は、外側櫛歯基部壁32で掻き取られて回転櫛歯
41間及び翼歯42の凹み部分に保持される。このた
め、染毛剤が回転櫛歯41の外側にはみ出すことが妨げ
られ、頭皮への染毛剤の付着を極めて低減させることが
できる。また、これにより常に髪の根元へ染毛剤を十分
に供給し、髪の根元まで染毛することが可能となる。
との間隙pが狭いので、回転櫛歯41に付着した余分な
染毛剤は、外側櫛歯基部壁32で掻き取られて回転櫛歯
41間及び翼歯42の凹み部分に保持される。このた
め、染毛剤が回転櫛歯41の外側にはみ出すことが妨げ
られ、頭皮への染毛剤の付着を極めて低減させることが
できる。また、これにより常に髪の根元へ染毛剤を十分
に供給し、髪の根元まで染毛することが可能となる。
【0025】特に、図6に示すように、回転櫛歯41の
端部44と、その両側の外側櫛歯31の端部35とで形
成される形状が、頭部の外形の半径寸法に近い半径を有
するように形成されているので、このブラシ1Aを頭皮
に当てた場合、頭部全体の毛髪Hをその根元まで良好に
染毛することができる。
端部44と、その両側の外側櫛歯31の端部35とで形
成される形状が、頭部の外形の半径寸法に近い半径を有
するように形成されているので、このブラシ1Aを頭皮
に当てた場合、頭部全体の毛髪Hをその根元まで良好に
染毛することができる。
【0026】染毛後は、ストッパー50を外すことによ
り、回転櫛歯ブロック40を外側櫛歯部30から外すこ
とができるので、容易に各部の洗浄を行うことができ、
また、図5に示したように組み立てることができる。
り、回転櫛歯ブロック40を外側櫛歯部30から外すこ
とができるので、容易に各部の洗浄を行うことができ、
また、図5に示したように組み立てることができる。
【0027】本発明は、この他種々の態様をとることが
できる。例えば、各回転櫛歯41の翼歯42は6枚に限
られない。髪を梳いたときの回転櫛歯41の回転性を確
保する点からは、3枚以上とすることが好ましい。
できる。例えば、各回転櫛歯41の翼歯42は6枚に限
られない。髪を梳いたときの回転櫛歯41の回転性を確
保する点からは、3枚以上とすることが好ましい。
【0028】また、複数の吐出口21から吐出される染
毛剤の量を等しくするために、連結部5内の導液路20
の口径を容器2に遠いほど広げてもよく、また、吐出口
21の開口面積を容器に遠い程広げても良い。
毛剤の量を等しくするために、連結部5内の導液路20
の口径を容器2に遠いほど広げてもよく、また、吐出口
21の開口面積を容器に遠い程広げても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明の染毛剤塗布用ブラシによれば、
頭皮への染毛剤の付着を低減させ、かつ簡単な操作で髪
の根元や髪全体を染めることができ、良好な櫛通り感も
得ることができる。
頭皮への染毛剤の付着を低減させ、かつ簡単な操作で髪
の根元や髪全体を染めることができ、良好な櫛通り感も
得ることができる。
【図1】 本発明の染毛剤塗布用ブラシの斜視図
(a)、上面図(b)、側面図(c)、x−x断面図
(d)である。
(a)、上面図(b)、側面図(c)、x−x断面図
(d)である。
【図2】 外側櫛歯部の斜視図(a)、上面図(b)、
側面図(c)、x−x断面図(d)、y−y断面図
(e)である。
側面図(c)、x−x断面図(d)、y−y断面図
(e)である。
【図3】 回転櫛歯ブロックの斜視図(a)、正面図
(b)、側面図(c)、x−x断面図(d)である。
(b)、側面図(c)、x−x断面図(d)である。
【図4】 回転櫛歯ブロックの固定用ストッパーの正面
図(a)、底面図(b)である。
図(a)、底面図(b)である。
【図5】 本発明の染毛剤塗布用ブラシの組立方法の説
明図である。
明図である。
【図6】 本発明の染毛剤塗布用ブラシの形状の説明図
である。
である。
【図7】 従来の染毛剤塗布用ブラシの斜視図(a)、
そのx−x断面図(b)、y−y部分断面図(c)であ
る。
そのx−x断面図(b)、y−y部分断面図(c)であ
る。
【図8】 従来の染毛剤塗布用ブラシの櫛歯における、
吐出口の位置と染毛剤の保持量との関係を示す説明図で
ある。
吐出口の位置と染毛剤の保持量との関係を示す説明図で
ある。
1A 染毛剤塗布用ブラシ 2 容器 4 ブラシ部 5 連結部 20 連結部内の導液路 21 連結部に形成された吐出口 30 外側櫛歯部 31 外側櫛歯 33 対向する外側櫛歯に挟まれた領域 34 軸受け 40 回転櫛歯ブロック 41 回転櫛歯 42 翼歯 44 回転櫛歯の端部 H 毛髪
Claims (3)
- 【請求項1】 ブラシ部と、染毛剤を収容する容器と、
ブラシ部と容器との間にあって、容器内に連通する導液
路を内部に有し、ブラシ部側に染毛剤の吐出口が列設さ
れている連結部からなる染毛剤塗布用ブラシであって、
ブラシ部が、染毛剤の吐出口の列の両側に対向するよう
に設けられた複数の外側櫛歯からなる外側櫛歯部と、対
向する外側櫛歯部の間で、回転可能に保持された複数の
板状の回転櫛歯からなる染毛剤塗布用ブラシ。 - 【請求項2】 回転櫛歯の外周部に3枚以上の翼歯が形
成されている請求項1記載の染毛剤塗布用ブラシ。 - 【請求項3】 対向する外側櫛歯に挟まれた領域と回転
櫛歯とが交互に位置し、対向する外側櫛歯に挟まれた領
域に吐出口が開口している請求項1又は2記載の染毛剤
塗布用ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001152746A JP2002345543A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 染毛剤塗布用ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001152746A JP2002345543A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 染毛剤塗布用ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002345543A true JP2002345543A (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=18997371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-05-22 JP JP2001152746A patent/JP2002345543A/ja active Pending
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