JP2001016325A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2001016325A
JP2001016325A JP11186018A JP18601899A JP2001016325A JP 2001016325 A JP2001016325 A JP 2001016325A JP 11186018 A JP11186018 A JP 11186018A JP 18601899 A JP18601899 A JP 18601899A JP 2001016325 A JP2001016325 A JP 2001016325A
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敏昭 日置
Morio Nakatani
守雄 中谷
Yoshikazu Kanamori
美和 金森
Megumi Makino
恵 牧野
Yoshihiro Hori
吉宏 堀
Toshiki Kuma
俊毅 隈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部記録媒体を挿脱自在な携帯電話機におい
て、外部記録媒体に記録されているデータを保護する。 【解決手段】携帯電話機101は、メモリカード102
が挿脱自在であり、携帯電話機101及びメモリカード
102はそれぞれ電話番号によって決まる固有IDを有
する。これら固有IDの関係を固有ID判定手段204
または電話番号判定手段132で比較した結果から、メ
モリ制御手段202を制御することで、メモリカード1
02に記録されているデータに対するアクセス権を制限
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の電話
番号に基づいた固有IDと、データとを記録可能な記録
媒体が、本体に対して挿脱自在である携帯電話機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機は無線回線を介した通
話や各種情報ソースへのアクセス手段として用いられて
いたが、この携帯電話機の利便性に着目し、携帯電話機
本体に対し挿脱自在な記録媒体を用いることで、携帯電
話機において前記記録媒体を介して音楽データなどのデ
ータの記録且つ/または再生を行う音楽配信システムを
本出願人は特願平11−75916号として提案した。
【0003】前記音楽配信システムにおいて、前記記録
媒体に記録されている固有IDにより暗号化コンテンツ
キーを復号し、該復号したコンテンツキーによって暗号
化データが復号できれば、前記携帯電話機の電話番号に
基づいて決まる固有IDと該携帯電話機に挿入された前
記記録媒体に記録されている固有IDとが異なる場合に
おいても、暗号化データを再生することが可能となって
いる。即ち、第1のユーザが音楽データなどのデータを
著作権料を支払って購入し、該購入したデータを第1の
ユーザが所有する第1の携帯電話機で記録媒体に記録し
た場合、前記記録媒体に記録されているデータを他の第
2のユーザが所有する第2の携帯電話機にて再生するこ
とを可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記音楽配信
システムでは、前記記録媒体に記録されているデータの
保護が成されていないため、音楽データなどのデータを
購入した第1のユーザ以外の第2のユーザが、第1のユ
ーザの購入したデータを前記記録媒体から消去してしま
うというような問題が発生する。
【0005】そこで、本願発明は前記従来技術のかかる
問題を解決するため、前記記録媒体にデータを記録する
前に、或いは同時に記録された携帯電話機の電話番号に
基づく固有IDにより、前記記録媒体の所有者を明確に
し、前記携帯電話機の電話番号に基づき携帯電話機にお
いて生成した生成固有IDと、該前記携帯電話機に挿入
された前記記録媒体に記録されている記録固有IDとの
関係から、前記記録媒体に記録されているデータのアク
セスを制限することで、前記記録媒体に記録されている
データの保護を行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
携帯電話機の電話番号に基づく第1の固有IDとデータ
を記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱自在になされた
携帯電話機であって、前記記録媒体にアクセスする制御
手段と携帯電話機の電話番号から第2の固有IDを生成
する固有ID生成手段と、前記第1の固有IDと前記第
2の固有IDを比較し、一致するか否かを判定する固有
ID判定手段とを備え、前記第1の固有IDと前記第2
の固有IDが一致しないとき、前記制御手段における前
記記録媒体へのアクセスに対して制限を加えることを特
徴とした携帯電話機である。
【0007】従って請求項1に係る発明によって、前記
第1の固有IDと前記第2の固有IDが一致しないと判
定された場合に、前記記録媒体へのアクセスを制限する
ことで、前記記録媒体に記録されているデータの保護が
可能となる。
【0008】請求項2に係る発明は、携帯電話機の電話
番号に基づく第1の固有IDとデータを記録可能な記録
媒体が本体に対し挿脱自在になされた携帯電話機であっ
て、前記記録媒体にアクセスする制御手段と携帯電話機
に対し入力を行うための入力手段と、携帯電話機の電話
番号から第2の固有IDを、前記入力手段にて入力され
た電話番号から第3の固有IDを夫々生成する固有ID
生成手段と、前記第1の固有IDと前記第2の固有I
D、または前記第1の固有IDと前記第3の固有IDと
を比較し、一致するか否かを判定する固有ID判定手段
とを備え、前記第1の固有IDと前記第2の固有ID、
前記第1の固有IDと前記第3の固有IDが一致しない
とき、前記制御手段における前記記録媒体へのアクセス
に対して制限を加えることを特徴とした携帯電話機であ
る。
【0009】従って請求項2に係る発明によって、前記
固有ID判定手段において、前記第1の固有IDと前記
第2の固有IDが一致しないと判定され、更に前記第1
の固有IDと前記入力手段にて入力された電話番号から
固有ID生成手段にて生成した第3の固有IDが一致し
ないと判定された場合に、前記記録媒体へのアクセスを
制限することで、前記記録媒体に記録されているデータ
の保護が可能となり、更に暗証番号となる電話番号を利
用することで前記記録媒体の所有者以外の利用者に対し
ても前記記録媒体への条件付アクセスを可能としてい
る。
【0010】請求項3に係る発明は、携帯電話機の電話
番号に基づく第1の固有IDとデータを記録可能な記録
媒体が本体に対し挿脱自在になされた携帯電話機であっ
て、前記記録媒体にアクセスする制御手段と前記第1の
固有IDから第1の電話番号を生成する電話番号生成手
段と、前記第1の電話番号と携帯電話機の第2の電話番
号を比較し、一致するか否かを判定する電話番号判定手
段とを備え、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号
が一致しないとき、前記制御手段における前記記録媒体
へのアクセスに対して制限を加えることを特徴とした携
帯電話機である。
【0011】従って請求項3に係る発明によって、前記
第1の電話番号と前記第2の電話番号が一致しないと判
定された場合に、前記記録媒体へのアクセスを制限する
ことで、前記記録媒体に記録されているデータの保護が
可能となる。
【0012】請求項4に係る発明は、携帯電話機の電話
番号に基づく第1の固有IDとデータを記録可能な記録
媒体が本体に対し挿脱自在になされた携帯電話機であっ
て、前記記録媒体にアクセスする制御手段と携帯電話機
に対し入力を行うための入力手段と、前記第1の固有I
Dから第1の電話番号を生成する電話番号生成手段と、
前記第1の電話番号と携帯電話機の第2の電話番号、前
記第1の電話番号と前記入力手段より入力された第3の
電話番号とを比較し、一致するか否かを判定する電話番
号判定手段とを備え、前記第1の電話番号と前記第2の
電話番号、前記第1の電話番号と前記第3の電話番号が
一致しないとき、前記制御手段における前記記録媒体へ
のアクセスに対して制限を加えることを特徴とした携帯
電話機である。
【0013】従って請求項4に係る発明によって、前記
電話番号判定手段において、前記第1の電話番号と前記
第2の電話番号が一致しないと判定され、更に前記第1
の電話番号と前記入力手段にて入力された第3の電話番
号が一致しないと判定された場合に、前記記録媒体への
アクセスを制限することで、前記記録媒体に記録されて
いるデータの保護が可能となり、更に暗証番号となる電
話番号を利用することで前記記録媒体の所有者以外の利
用者に対しても前記記録媒体への条件付アクセスを可能
としている。
【0014】請求項5に係る発明は、前記データが、携
帯電話機の電話番号に基づく固有ID、前記固有IDに
より復号可能な暗号化コンテンツキー、復号したコンテ
ンツキーにより復号可能な暗号化データから構成される
データ群であることを特徴とした請求項1及至4のいず
れかに記載の携帯電話機である。
【0015】従って請求項5に係る発明によって、前記
固有ID、前記暗号化コンテンツキー、及び暗号化デー
タよりなるデータ群を利用することで、前記データに対
し著作権保護を行うことが可能となる。
【0016】請求項6に係る発明は、前記データが、前
記データが、携帯電話機の電話番号に基づく固有ID、
前記固有IDにより復号可能な暗号化コンテンツキー、
復号したコンテンツキーにより復号可能な暗号化デー
タ、前記暗号化データに関する暗号化されない付加情報
データから構成されるデータ群であることを特徴とした
請求項1及至4のいずれかに記載の携帯電話機である。
【0017】従って請求項6に係る発明によって、前記
固有ID、前記暗号化コンテンツキー、暗号化データ及
び付加情報データよりなるデータ群を利用することで、
前記データに対し著作権保護を行うことが可能となり、
その暗号化データに関する付加情報を前記記録媒体に記
録することが可能となる。
【0018】請求項7に係る発明は、前記付加情報デー
タが少なくとも著作権情報を含むことを特徴とした請求
項6に記載の携帯電話機である。
【0019】従って請求項7では、付加情報データに著
作権情報を含めることで、暗号化データに関する著作権
情報を前記記録媒体に記録することが可能となる。
【0020】請求項8に係る発明は、前記記録媒体に固
有IDが記録されていない場合、前記制御手段における
前記記録媒体へのアクセスを制限しないこと特徴とした
請求項1及至7のいずれかに記載の携帯電話機である。
【0021】従って請求項8では、前記制御手段におい
て固有IDが記録されていない前記記録媒体へのアクセ
スを制限しないことで、未使用の記録媒体へのフルアク
セスが可能となる。
【0022】請求項9に係る発明は、前記制御手段に加
えられる制限がデータの読み出しであることを特徴とし
た請求項1及至8のいずれかに記載の携帯電話機であ
る。
【0023】従って請求項9に係る発明によって、前記
携帯電話機の所有者と前記記録媒体の所有者が異なると
判定された場合に、少なくとも読み出しを制限すること
で、前記記録媒体に記録されているデータの著作権保護
を行うことが可能となる。
【0024】請求項10に係る発明は、前記制御手段に
加えられる制限がデータの記録であることを特徴とした
請求項1及至8のいずれかに記載の携帯電話機である。
【0025】従って請求項10に係る発明によって、前
記携帯電話機の所有者と前記記録媒体の所有者が異なる
と判定された場合に、少なくとも記録を制限すること
で、前記記録媒体に記録されているデータの保護を行う
ことが可能となる。
【0026】請求項11に係る発明は、前記制御手段に
加えられる制限がデータの消去であることを特徴とした
請求項1及至8のいずれかに記載の携帯電話機である。
【0027】従って請求項11に係る発明によって、前
記携帯電話機の所有者と前記記録媒体の所有者が異なる
と判定された場合に、少なくとも消去を制限すること
で、前記記録媒体に記録されているデータの保護を行う
ことが可能となる。
【0028】請求項12に係る発明は、前記制御手段に
加えられる制限が前記記録媒体の初期化であることを特
徴とした請求項1及至8のいずれかに記載の携帯電話機
である。
【0029】従って請求項12に係る発明によって、前
記携帯電話機の所有者と前記記録媒体の所有者が異なる
と判定された場合に、少なくとも初期化を制限すること
で、前記記録媒体に記録されているデータの保護を行う
ことが可能となる。
【0030】請求項13に係る発明は、前記制御手段に
制限を加えられていることを報知する手段を備えること
を特徴とした請求項1及至12のいずれかに記載の携帯
電話機である。
【0031】従って請求項13に係る発明によって、前
記携帯電話機の所有者が、該携帯電話機に挿入した前記
記録媒体に対しアクセスを制限されるか否かを前記携帯
電話機上で確認することが可能となる。
【0032】
【発明の実施と形態】図を参照しつつ本発明の実施の形
態を説明する。図1は本願発明の一実施例に係る携帯電
話機の外観図である。図1において、101は前記携帯
電話機、102は携帯電話機101に挿脱自在で固有I
Dと音楽データ等の記録が可能な記録媒体となるメモリ
カード、103はダイヤルキー、または特殊キー等から
なる前記携帯電話機101への入力手段であり、電話番
号の入力等の他に、データ再生、データ記録、データ消
去またはメモリ初期化などの意志決定を入力する手段と
しても用いられる。104は各種情報を表示する表示手
段である。
【0033】図2において、201はメモリカード10
2内のシステムバスに接続されている各デバイスの制御
を行うコントローラである。202はメモリ205に対
し、再生、消去、記録、または初期化を行うメモリ制御
手段である。203はメモリカードインタフェース20
7を介して転送された電話番号から生成固有IDを生成
する固有ID生成手段である。204は、メモリ205
の固有ID格納部301に記録されている記録固有ID
と、固有ID生成手段203で携帯電話機の電話番号に
基づいて生成した生成固有IDとを比較する固有ID判
定手段である。固有ID判定手段204における比較結
果は、メモリカードインタフェース207を介して表示
インタフェース214に転送され、表示手段104にて
表示される。
【0034】205はメモリであり、図3にメモリ20
5のデータブロック構成図を示す。メモリ205は、生
成固有IDを記録固有IDとして格納する固有ID格納
部301と、記録固有IDにより復号可能な暗号化コン
テンツキーを格納する暗号化コンテンツキー格納部30
2と、復号したコンテンツキーにより復号可能な暗号化
データを格納する暗号化データ格納部303と、前記暗
号化データ群に関する著作権情報等の付加情報データを
記録する付加情報データ格納部304から成る。固有I
D格納部301に記録される記録固有IDは、メモリ2
05がメモリ制御手段202によって初期化される時に
のみ固有ID生成手段203にて生成された生成固有I
Dを記録固有IDとして記録する。
【0035】206はメモリ205に記録されている記
録固有ID及び暗号化コンテンツキーに基づいて暗号化
データを復号する復号手段、207はメモリカードイン
タフェースであり、携帯電話機101とメモリカード1
02とを接続するコネクタを有している。208はCP
U、209はROMであり、ROM209に格納されて
いるプログラムによってCPU208はシステムバスに
接続されている各デバイスの制御を行う。210は入力
手段103からの入力をデコードし、CPU208への
出力を行うキーインタフェースである。
【0036】211は音声ドライバであり、音声とデー
タとの相互変換をし、システムバス、イヤホンジャック
212または送受話器213に対し、その変換した音声
またはデータの入出力を行う。214は表示インタフェ
ースであり、システムバスからの入力をデコードし、表
示手段104への出力を行う。
【0037】215は、復号手段206で復号した音楽
データ等のデータの再生を行う再生手段である。再生さ
れたデータが音楽データの場合はイヤホンジャック21
2または送受話器213へ、画像データの場合は表示イ
ンタフェース214を介して表示手段104へ、音声デ
ータの場合は音声ドライバ211を介してイヤホンジャ
ック212または送受話器213へデータを出力する。
216は通話時における発信を行う発信手段である。2
17は通話時における受信を行う受信手段である。21
8は携帯電話網を形成する固定局との無線通信を行う無
線部である。
【0038】図4、図5を参照して、記録固有IDと生
成固有IDの対応について説明する。第1の携帯電話機
401、第2の携帯電話機501は前記携帯電話機10
1と同一の構造を持つ携帯電話機であって、音楽データ
等のデータを第1の携帯電話機401の利用者が購入
し、メモリカード102と同一の構造を持つメモリカー
ド402に該データを記録したものである。図4は、第
1の携帯電話機401にメモリカード402が挿入され
ている状態を示す図である。第1の携帯電話機401の
電話番号は「090−○×○○―△△×1」であり、前
記電話番号に基づく固有IDを固有ID1とする。メモ
リカード402は例えば第1の携帯電話機401にて初
期化されたメモリカードであり、固有ID格納部301
に記録されている記録固有ID1は、第1の携帯電話機
401の固有ID生成手段203にて生成した固有ID
1をメモリカード402の初期化時に記録固有IDとし
て記録したものである。本状態、即ちメモリカード40
2を初期化した第1の携帯電話機401にメモリカード
402を挿入した状態にある時には、固有ID判定手段
204により記録固有IDと生成固有IDとが一致する
という比較結果が得られる。図5は、第2の携帯電話機
501に、メモリカード402が挿入されている状態を
示す図である。携帯電話機501の電話番号は「090
−○×○○―△△×2」であり、第2の携帯電話機50
1の固有ID生成手段203によって生成した生成固有
IDは、前記固有ID1とは異なるものである。従っ
て、第2の携帯電話機501の固有ID判定手段204
においてメモリカード402に記録された前記固有ID
1と第2の携帯電話機の固有ID生成手段203にて生
成した生成固有IDとが一致しないという比較結果が得
られる。
【0039】図6は、固有ID生成手段203により生
成した生成固有IDと、メモリ205に記録されている
記録固有IDとが一致するか一致しないかを固有ID判
定手段204により比較した比較結果により、メモリに
対する再生、記録、消去または初期化処理を制限する方
法の第1の実施例であり、一致しないと判定された時
に、記録及び消去を不可能、初期化をメモリカードに記
録されている記録固有IDの元となった電話番号を入力
することで可能としている。本実施例に沿って、再生、
記録、消去及び初期化の各動作について説明する。
【0040】先ず、再生時について説明する。入力手段
103により再生指令があった場合、該再生指令はキー
インタフェース210を介して、CPU208へと伝え
られる。該再生指令を受けたCPU208は、メモリカ
ードインタフェース207を介して、メモリカード10
2に内蔵のコントローラ201に対し再生指令を送る。
【0041】コントローラ201はメモリ制御手段20
6に対し固有IDを読み出すよう指令し、メモリ制御手
段202は、メモリ205の固有ID格納部301から
記録固有IDを、暗号化コンテンツキー格納部302か
ら暗号化コンテンツキーを読み出し、復号手段206に
供給する。コントローラ201は復号手段206に対し
コンテンツキーの復号開始を指令し、復号手段206
は、読み出した記録固有IDを鍵として暗号化コンテン
ツキーからコンテンツキーを復号する。コンテンツキー
を復号した後、復号手段206は、コンテンツキーの復
号が行えたか行えなかったかをコントローラ201へと
伝える。
【0042】復号手段206でコンテンツキーの復号が
行えた場合、コントローラ201はメモリ制御手段20
2に対しメモリ205の暗号化データ格納部303から
暗号化データを読み出すように指令すると共に、復号回
路206に対し、該読み出した暗号化データと復号した
コンテンツキーによりデータを復号するよう指令する。
復号されたデータはCPU208の指示に従い、音声デ
ータであれば音声ドライバ211にて音声として再生さ
れ、音楽データであれば再生手段215にて音楽として
再生され、送受話器213またはイヤホンジャック21
2へ出力される。また、文字データまたは画像データで
あれば表示インタフェース214を介し、表示手段10
4へと出力される。
【0043】復号手段206でコンテンツキーの復号が
行われなかった場合、コントローラ201は、メモリイ
ンタフェース201を介し、CPU208に再生不可能
であることを伝え、CPU208は表示インタフェース
214を介して表示手段104により再生不可能である
ことを表示する。但し、再生不可能な状態であることを
音等にて報知するようにしてもよい。
【0044】再生時における処理フローを図7のフロー
チャートに沿って説明する。S71で再生指令を受ける
と、S72及びS73でメモリから記録固有ID及び暗
号化コンテンツキーを読み出す。次にS74で、S72
及びS73で読み出した記録固有IDと暗号化コンテン
ツキーからコンテンツキーの復号を行い、S75でコン
テンツキーの復号が正常に終了したか否かを判定する。
S75でコンテンツキーの復号が正常に終了した、即ち
復号可能な場合、S76で暗号化データの復号及び再生
を行い、再生処理を終了する。S75でコンテンツキー
の復号が正常に終了しない、即ち復号不可能な場合、S
77で再生不可能表示を行い、再生を行わないまま処理
を終了する。S72とS73は順序が逆、または同時並
行に行っても良い。
【0045】本実施例においては、メモリ205に記録
されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID
生成手段203にて生成した生成固有IDとを固有ID
判定手段204にて比較した結果に関わらず、再生可能
としている。従って、図4または図5のどちらの状態で
ある場合でも再生可能、即ち第1の携帯電話機401で
メモリカード402に記録したデータを、第1の携帯電
話機401、または第2の携帯電話機501のいずれの
携帯電話機においても再生可能である。次に、消去につ
いて説明する。入力手段103により消去指令があった
場合、該消去指令はキーインタフェース210を介し
て、CPU208へと伝えられる。該消去指令を受けた
CPU208は、メモリカードインタフェース207を
介して、メモリカード102に内蔵のコントローラ20
1に対し消去指令を送る。コントローラ201はメモリ
制御手段206に対し記録固有IDを固有ID判定手段
204に供給するよう指示する。メモリ制御手段202
は、メモリ205の固有ID格納部301から記録固有
IDを読み出し、固有ID判定手段204に供給する。
また、コントローラ201は固有ID生成手段203に
対し、携帯電話機101の電話番号から生成固有IDを
生成するよう指令を出し、該指令を受けた固有ID生成
手段203は、携帯電話機101の電話番号から生成固
有IDを生成し、固有ID判定手段204に供給する。
コントローラ201は固有ID判定手段204に対し、
メモリ205から読み出した記録固有IDと、固有ID
生成手段203にて生成した生成固有IDとが一致する
か否かを判断するように指令する。コントローラ201
は固有ID判定手段204による一致か否かの判断を受
け、一致であれば、メモリ制御手段202に対し暗号化
コンテンツキー、暗号化データまたは/及び付加情報デ
ータをメモリ205から消去するように指令する。固有
ID判定手段204の判定が一致でなければ、コントロ
ーラ201は、メモリインタフェース201を介し、C
PU208に消去不可能であることを伝え、CPU20
8は表示インタフェース214を介して表示手段104
により消去不可能であることを表示する。但し、消去不
可能な状態であることを音等にて報知するようにしても
よい。
【0046】消去時における処理フローを図8のフロー
チャートに沿って説明する。S81の処理指令で消去指
令を受けると、S82でメモリから記録固有IDを読み
出し、S83で携帯電話機の電話番号から生成固有ID
を生成する。次にS84で、S82で読み出した記録固
有IDとS83で生成した生成固有IDが一致するか否
かを判定し、一致であれば、S85でメモリから暗号化
コンテンツキー、暗号化データまたは/及び付加情報デ
ータの消去を行い、消去処理を終了する。S84で一致
でなければ、S86で不可能表示を行い、消去を行わな
いまま処理を終了する。S82とS83は順序が逆、ま
たは同時並行に行っても良い。
【0047】本実施例においては、メモリ205に記録
されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID
生成手段203にて生成した生成固有IDとを固有ID
判定手段204にて比較し、一致しなければ消去不可能
としている。従って、図4の状態にある場合には消去可
能、即ち第1の携帯電話機401でメモリカード402
に記録したデータを第1の携帯電話機401にて消去可
能であるが、図5の状態にある場合には消去不可能、即
ち第1の携帯電話機401でメモリカード402に記録
したデータを第2の携帯電話機501にて消去不可能で
ある。
【0048】次に記録時について説明する。但し、固有
ID判定手段204にて一致か否か判定するまでは、消
去時の場合と同様であるため説明を省略する。コントロ
ーラ201は固有ID判定手段204による一致か否か
の判断を受け、一致であれば、メモリ制御手段202に
対し暗号化コンテンツキー、暗号化データまたは/及び
付加情報データをメモリ205に記録するように指令す
る。固有ID判定手段204の判定が一致でなければ、
コントローラ201は、メモリインタフェース201を
介し、CPU208に記録不可能であることを伝え、C
PU208は表示インタフェース214を介して表示手
段104により記録不可能であることを表示する。但
し、記録不可能な状態であることを音等にて報知するよ
うにしてもよい。
【0049】記録時における処理フローについても消去
時と同様で、図8のS85において暗号化コンテンツキ
ー、暗号化データまたは/及び付加情報データをメモリ
に記録する、とすればよい。
【0050】本実施例においては、メモリ205に記録
されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID
生成手段203にて生成した生成固有IDとを固有ID
判定手段204にて比較し、一致しなければ記録不可能
としている。従って、図4の状態にある場合には記録可
能、即ち第1の携帯電話機401で初期化したメモリカ
ード402に携帯電話機401にてデータを記録可能で
あるが、図5の状態にある場合には記録不可能、即ち第
1の携帯電話機401で初期化したメモリカード402
に第2の携帯電話機501にてデータを記録不可能であ
る。次に、初期化時について説明する。入力手段103
により初期化指令があった場合、該消去指令はキーイン
タフェース210を介して、CPU208へと伝えられ
る。該消去指令を受けたCPU208は、メモリカード
インタフェース207を介して、メモリカード102に
内蔵のコントローラ201に対し初期化指令を送る。コ
ントローラ201はメモリ制御手段206に対し記録固
有IDを固有ID判定手段204に供給するよう指示す
る。メモリ制御手段202は、メモリ205の固有ID
格納部301から記録固有IDを読み出し、固有ID判
定手段204に供給する。また、コントローラ201は
固有ID生成手段203に対し、携帯電話機101の電
話番号から生成固有IDを生成するよう指令を出し、該
指令を受けた固有ID生成手段203は、携帯電話機1
01の電話番号から生成固有IDを生成し、固有ID判
定手段204に供給する。コントローラ201は固有I
D判定手段204に対し、メモリ205から読み出した
記録固有IDと、固有ID生成手段203にて生成した
生成固有IDとが一致するか否かを判断するように指令
する。コントローラ201は固有ID判定手段204に
よる一致か否かの判断を受け、一致であれば、メモリカ
ードインタフェース207を介して、CPUに第1の初
期化確認を行うよう伝える。CPUは表示インタフェー
ス214を介して表示手段104により記録固有IDと
第1の生成固有IDとが一致する旨及び第1の初期化確
認の表示を行い、入力手段103からの入力を待つ。入
力手段103からの入力結果は、キーインタフェース2
10を介してCPU208へと伝わり、CPU208は
該入力結果が初期化続行であればコントローラ201に
初期化続行を指令する。初期化続行の指令を受けたコン
トローラ201は、メモリ制御手段202に対しメモリ
205を初期化するよう指令する。初期化指令を受けた
メモリ制御手段202はメモリ205の初期化を行った
後、メモリ205の固有ID格納部301に第1の生成
固有IDを記録する。入力手段103からの入力結果が
初期化中止であればCPU208は初期化処理を全て中
止する。また、固有ID判定手段204による判定が一
致しなければ、コントローラ201は、メモリインタフ
ェース201を介し、CPU208に一致しないことを
伝え、CPU208は表示インタフェース214を介し
て表示手段104により記録固有IDと第1の生成固有
IDが一致しない旨及び電話番号入力の表示を行い、入
力手段103からの入力を待つ。入力手段103からの
入力された電話番号はキーインタフェース210を介
し、CPU208へと伝えられ、CPU208はメモリ
インタフェース210を介し、コントローラ201に入
力手段103からのに入力があったことを伝え、固有I
D生成手段203へ電話番号を転送する。コントローラ
201は固有ID生成手段203に対し、CPU208
から転送された電話番号から第2の生成固有IDを生成
するよう指令する。第2の生成固有IDの生成後、コン
トローラ201は、固有ID判定手段204に対し、第
2の生成固有IDと記録固有IDを比較するよう指令
し、コントローラ201は固有ID判定手段204によ
る一致か否かの判断を受け、一致であれば、メモリカー
ドインタフェース207を介して、CPUに第2の初期
化確認を行うよう伝える。CPUは表示インタフェース
214を介して表示手段104により記録固有IDと第
2の生成固有IDとが一致する旨及び第2の初期化確認
の表示を行い、入力手段103からの入力を待つ。入力
手段103からの入力結果は、キーインタフェース21
0を介してCPU208へと伝わり、CPU208は該
入力結果が初期化続行であればコントローラ201に初
期化続行を指令する。初期化続行の指令を受けたコント
ローラ201は、メモリ制御手段202に対しメモリ2
05を初期化するよう指令する。初期化指令を受けたメ
モリ制御手段202はメモリ205の初期化を行った
後、メモリ205の固有ID格納部301に第1の生成
固有IDを記録する。入力手段103からの入力結果が
初期化中止であれば、CPU208は初期化処理を全て
中止する。また、固有ID判定手段204による第2の
生成固有IDと記録固有IDとの比較結果が一致でなけ
れば、コントローラ201は、メモリインタフェース2
01を介し、CPU208に初期化不可能であることを
伝え、CPU208は表示インタフェース214を介し
て表示手段104により初期化不可能であることを表示
する。但し、初期化不可能な状態であることを音等にて
報知するようにしてもよい。
【0051】初期化時における処理フローを図9のフロ
ーチャートに沿って説明する。S91で初期化指令を受
けると、S92でメモリから記録固有IDを読み出し、
S93で携帯電話機の電話番号から第1の生成固有ID
を生成する。次にS94で、S92で読み出した記録固
有IDとS93で生成した第1の生成固有IDとが一致
するか否かを判定し、一致であれば、S95へと進む。
S94で一致でなければ、S97で暗証番号となる電話
番号を取得し、該取得した電話番号からS98で第2の
生成固有IDを生成する。S99で、S92で読み出し
た記録固有IDとS98で生成した第2の生成固有ID
とが一致するか否かを判定し、一致であれば、S95へ
進む。S99で一致でなければ、S90で不可能表示を
行い、初期化を行わないまま処理を終了する。S95で
初期化確認及び初期化処理を行う。初期化確認で初期化
続行であれば、メモリを初期化した後、第1の生成固有
IDをメモリに記録し、初期化処理を終了する。初期化
確認で初期化中止であれば、初期化処理を行わないまま
処理を終了する。S92とS93は順序が逆、または同
時並行に行っても良い。本実施例においては、メモリ2
05に記録されている記録固有IDと携帯電話機101
の固有ID生成手段203にて電話番号から生成した生
成固有IDとを固有ID判定手段204にて比較した結
果が一致しない、且つ、メモリ205に記録されている
記録固有IDと携帯電話機101の固有ID生成手段2
03にて入力手段103より入力された電話番号から生
成した生成固有IDとを固有ID判定手段204にて比
較した結果が一致しなければ初期化不可能としている。
従って、図4の状態にある場合には初期化可能、即ち第
1の携帯電話機401にてメモリカード402を初期化
可能であるが、図5の状態にある場合には暗証番号を入
力する条件付可能、即ち第2の携帯電話機501にてメ
モリカード402の初期化を行う場合、第1の携帯電話
機401の電話番号を入力すれば、メモリカード402
を初期化可能である。故に本実施例では、メモリに記録
されている記録固有IDと、携帯電話機の電話番号から
生成した生成固有IDとが一致すれば、再生、記録、消
去及び初期化を可能とし、一致しない場合には再生を可
能、記録及び消去を不可能、初期化を条件付可能とする
ことで、メモリに記録されているデータの保護を行って
いる。また、第1の携帯電話機を廃棄し、電話番号の異
なる新たな第2の携帯電話機を購入した場合等を考慮
し、第1の携帯電話機で使用していたメモリカードを第
2の携帯電話機において初期化する時に、第1の携帯電
話機の電話番号等を入力することでメモリの初期化を可
能とすることで、メモリカードの再利用を可能としてい
る。図10は、固有ID生成手段203により生成した
生成固有IDと、メモリ205に記録されている記録固
有IDとが一致するかしないかを固有ID判定手段20
4により比較した比較結果により、再生、記録、消去ま
たは初期化動作を制限する方法の第2の実施例であり、
一致すると判定された時に、再生、記録、消去及び初期
化を可能とし、一致しないと判定された時には再生のみ
を可能とし、記録、消去及び初期化を不可能としてい
る。本実施例における読み出し、記録または消去は第1
の実施例と全く同様であるため、説明は省略する。また
初期化については、図8のフローチャートにおけるS8
5において初期化処理を行えばよいため説明を省略す
る。本実施例では、メモリに記録されている記録固有I
Dと、携帯電話機の電話番号から生成した生成固有ID
とが一致しない場合には再生のみを可能とすることで、
メモリに記録されているデータの全面的な保護を行うこ
とが可能となる。図11は、固有ID生成手段203に
より生成した生成固有IDと、メモリ205に記録され
ている記録固有IDとが一致するかしないかを固有ID
判定手段204により比較した比較結果により、再生、
記録、消去または初期化動作を制限する方法の第3の実
施例であり、一致すると判定された時に再生、記録、消
去及び初期化を可能とし、一致しないと判定された時
に、再生を可能とし、暗証番号(例えば、メモリカード
に記録されている記録固有IDの元となった電話番号)
を入力することで記録、消去または初期化を可能として
いる。本実施例における再生及び初期化の各動作、及び
フローチャートは第1の実施例と全く同様であるため、
説明は省略する。また、記録または消去については、図
9のフローチャートにおけるS95において記録または
消去処理を行えばよいため説明を省略する。本実施例で
は、メモリに記録されている記録固有IDと、携帯電話
機の電話番号から生成した生成固有IDとが一致しない
場合には再生を可能とし、また、第1の携帯電話機を廃
棄し、電話番号の異なる新たな第2の携帯電話機を購入
した場合等を考慮し、第1の携帯電話機で使用していた
メモリカードを第2の携帯電話機において記録、消去ま
たは初期化する時に、第1の携帯電話機の電話番号等を
入力することでメモリの記録、消去または初期化を可能
とすることで、メモリカードの再利用を可能とし、且つ
メモリに記録されているデータの保護を行っている。
【0052】図12は、固有ID生成手段203により
生成した生成固有IDと、メモリ205に記録されてい
る記録固有IDとが一致するかしないかを固有ID判定
手段204により比較した比較結果により、再生、記
録、消去または初期化動作を制限する方法の第4の実施
例であり、一致すると判定された時に再生、記録、消去
及び初期化を可能とし、一致しないと判定された時に、
再生または記録を可能とし、暗証番号(例えば、メモリ
カードに記録されている記録固有IDの元となった電話
番号)を入力することで消去または初期化を可能として
いる。第4の実施例における再生、消去または初期化は
第2の実施例と全く同様であるため、説明は省略する。
また、記録については、記録固有IDと生成固有IDと
を比較せずに記録動作を行えばよいため説明を省略す
る。本実施例では、メモリに記録されている記録固有I
Dと、携帯電話機の電話番号から生成した生成固有ID
とが一致しない場合には再生または記録を可能とし、ま
た、第1の携帯電話機を廃棄し、電話番号の異なる新た
な第2の携帯電話機を購入した場合等を考慮し、第1の
携帯電話機で使用していたメモリカードを第2の携帯電
話機において消去または初期化する時に、第1の携帯電
話機の電話番号等を入力することでメモリの消去または
初期化を可能とすることで、メモリカードの再利用を可
能とし、且つメモリに記録されているデータの保護を行
っている。
【0053】第1及至第4の実施例以外にも、再生、記
録、消去または初期化に対し、可、不可または条件付可
の制約を組み合わせることができるのは云うまでもな
い。
【0054】図13は、図1の携帯電話機101及びメ
モリカード102における他の回路ブロック図の一実施
例である。図2の実施例と異なる点は、メモリ205に
記録されている固有IDから元となった電話番号を一意
的に生成する電話番号生成手段131が備えられてお
り、図2の実施例では固有ID判定手段204で携帯電
話機101の所有者とメモリカード102の所有者が等
しいか否かを判定していたのに対し、本実施例ではメモ
リ205に記録されている固有IDから電話番号生成手
段131により生成した生成電話番号と、携帯電話機1
01の電話番号とを電話番号判定手段132において比
較することで、携帯電話機101の所有者とメモリカー
ド102の所有者が一致するか否かを判定する点であ
る。
【0055】但し、図2または図3の実施例において、
電話番号判定手段132、固有ID判定手段204、固
有ID生成手段203、電話番号生成手段131、メモ
リ制御手段202、再生手段215または復号手段20
6をメモリカード102に内蔵のものとしたが、いずれ
かの手段が携帯電話機101に内蔵であっても構わない
ものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機の外観を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図3】本発明に係るメモリカードの構成図である。
【図4】本発明においてメモリカードが挿入された第1
の状態を示す図である。
【図5】本発明においてメモリカードが挿入された第2
の状態を示す図である。
【図6】本発明の制御の第1の例を示す図である。
【図7】本発明における再生動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明における消去動作を示すフローチャート
である。
【図9】本発明における初期化動作を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明のにおける制御の第2の実施例を示す
図である。
【図11】本発明のにおける制御の第3の実施例を示す
図である。
【図12】本発明のにおける制御の第4の実施例を示す
図である。
【図13】本発明の第2実施例を示す回路ブロック図で
ある。
【符号の説明】
101 … 携帯電話機 102 … メモリカード 103 … 入力手段 104 … 表示手段 201 … コントローラ 202 … メモリ制御手段 203 … 固有ID生成手段 204 … 固有ID判定手段 205 … メモリ 206 … 復号手段 207 … メモリカードインタフェース 208 … CPU 209 … RAM 210 … キーインタフェース 211 … 音声ドライバ 212 … イヤホンジャック 213 … 送受話器 214 … 表示インタフェース 215 … 再生手段 216 … 発信手段 217 … 受信手段 218 … 無線部 301 … 固有ID格納部 302 … 暗号化コンテンツキー格納部 303 … 暗号化データ格納部 304 … 付加情報データ格納部 131 … 電話番号生成手段 132 … 電話番号判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金森 美和 大阪府守口市京阪本通2町目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 牧野 恵 大阪府守口市京阪本通2町目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 堀 吉宏 大阪府守口市京阪本通2町目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 隈 俊毅 大阪府守口市京阪本通2町目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB09 HH24 MM03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機の電話番号に基づく第1の固
    有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱
    自在になされた携帯電話機であって、 前記記録媒体にアクセスする制御手段と携帯電話機の電
    話番号から第2の固有IDを生成する固有ID生成手段
    と、 前記第1の固有IDと前記第2の固有IDを比較し、一
    致するか否かを判定する固有ID判定手段とを備え、 前記第1の固有IDと前記第2の固有IDが一致しない
    とき、前記制御手段における前記記録媒体へのアクセス
    に対して制限を加えることを特徴とした携帯電話機。
  2. 【請求項2】 携帯電話機の電話番号に基づく第1の固
    有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱
    自在になされた携帯電話機であって、 前記記録媒体にアクセスする制御手段と携帯電話機に対
    し入力を行うための入力手段と、 携帯電話機の電話番号から第2の固有IDを、前記入力
    手段にて入力された電話番号から第3の固有IDを夫々
    生成する固有ID生成手段と、 前記第1の固有IDと前記第2の固有ID、または前記
    第1の固有IDと前記第3の固有IDとを比較し、一致
    するか否かを判定する固有ID判定手段とを備え、 前記第1の固有IDと前記第2の固有ID、前記第1の
    固有IDと前記第3の固有IDが一致しないとき、前記
    制御手段における前記記録媒体へのアクセスに対して制
    限を加えることを特徴とした携帯電話機。
  3. 【請求項3】 携帯電話機の電話番号に基づく第1の固
    有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱
    自在になされた携帯電話機であって、 前記記録媒体にアクセスする制御手段と前記第1の固有
    IDから第1の電話番号を生成する電話番号生成手段
    と、 前記第1の電話番号と携帯電話機の第2の電話番号を比
    較し、一致するか否かを判定する電話番号判定手段とを
    備え、 前記第1の電話番号と前記第2の電話番号が一致しない
    とき、前記制御手段における前記記録媒体へのアクセス
    に対して制限を加えることを特徴とした携帯電話機。
  4. 【請求項4】 携帯電話機の電話番号に基づく第1の固
    有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱
    自在になされた携帯電話機であって、 前記記録媒体にアクセスする制御手段と携帯電話機に対
    し入力を行うための入力手段と、 前記第1の固有IDから第1の電話番号を生成する電話
    番号生成手段と、 前記第1の電話番号と携帯電話機の第2の電話番号、前
    記第1の電話番号と前記入力手段より入力された第3の
    電話番号とを比較し、一致するか否かを判定する電話番
    号判定手段とを備え、 前記第1の電話番号と前記第2の電話番号、前記第1の
    電話番号と前記第3の電話番号が一致しないとき、前記
    制御手段における前記記録媒体へのアクセスに対して制
    限を加えることを特徴とした携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記データが、携帯電話機の電話番号に
    基づく固有ID、前記固有IDにより復号可能な暗号化
    コンテンツキー、復号したコンテンツキーにより復号可
    能な暗号化データから構成されるデータ群であることを
    特徴とした請求項1及至4のいずれかに記載の携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】 前記データが、携帯電話機の電話番号に
    基づく固有ID、前記固有IDにより復号可能な暗号化
    コンテンツキー、復号したコンテンツキーにより復号可
    能な暗号化データ、前記暗号化データに関する暗号化さ
    れない付加情報データから構成されるデータ群であるこ
    とを特徴とした請求項1及至4のいずれかに記載の携帯
    電話機。
  7. 【請求項7】 前記付加情報データが少なくとも著作権
    情報を含むことを特徴とした請求項6に記載の携帯電話
    機。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体に固有IDが記録されてい
    ない場合、前記制御手段における前記記録媒体へのアク
    セスを制限しないこと特徴とした請求項1及至7のいず
    れかに記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 前記制御手段に加えられる制限がデータ
    の読み出しであることを特徴とした請求項1及至8のい
    ずれかに記載の携帯電話機。
  10. 【請求項10】 前記制御手段に加えられる制限がデー
    タの記録であることを特徴とした請求項1及至8のいず
    れかに記載の携帯電話機。
  11. 【請求項11】 前記制御手段に加えられる制限がデー
    タの消去であることを特徴とした請求項1及至8のいず
    れかに記載の携帯電話機。
  12. 【請求項12】 前記制御手段に加えられる制限が前記
    記録媒体の初期化であることを特徴とした請求項1及至
    8のいずれかに記載の携帯電話機。
  13. 【請求項13】 前記制御手段に制限を加えられている
    ことを報知する手段を備えることを特徴とした請求項1
    及至12のいずれかに記載の携帯電話機。
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