JP4363705B2 - 携帯電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機の電話番号に基づいた固有IDと、データとを記録可能な記録媒体が、本体に対して挿脱自在である携帯電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機は無線回線を介した通話や各種情報ソースへのアクセス手段として用いられていたが、この携帯電話機の利便性に着目し、携帯電話機本体に対し挿脱自在な記録媒体を用いることで、携帯電話機において前記記録媒体を介して音楽データなどのデータの記録且つ/または再生を行う音楽配信システムを本出願人は特願平11−75916号として提案した。
【0003】
前記音楽配信システムにおいて、前記記録媒体に記録されている固有IDにより暗号化コンテンツキーを復号し、該復号したコンテンツキーによって暗号化データが復号できれば、前記携帯電話機の電話番号に基づいて決まる固有IDと該携帯電話機に挿入された前記記録媒体に記録されている固有IDとが異なる場合においても、暗号化データを再生することが可能となっている。即ち、第1のユーザが音楽データなどのデータを著作権料を支払って購入し、該購入したデータを第1のユーザが所有する第1の携帯電話機で記録媒体に記録した場合、前記記録媒体に記録されているデータを他の第2のユーザが所有する第2の携帯電話機にて再生することを可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記音楽配信システムでは、前記記録媒体に記録されているデータの保護が成されていないため、音楽データなどのデータを購入した第1のユーザ以外の第2のユーザが、第1のユーザの購入したデータを前記記録媒体から消去してしまうというような問題が発生する。
【0005】
そこで、本願発明は前記従来技術のかかる問題を解決するため、前記記録媒体にデータを記録する前に、或いは同時に記録された携帯電話機の電話番号に基づく固有IDにより、前記記録媒体の所有者を明確にし、前記携帯電話機の電話番号に基づき携帯電話機において生成した生成固有IDと、該前記携帯電話機に挿入された前記記録媒体に記録されている記録固有IDとの関係から、前記記録媒体に記録されているデータのアクセスを制限することで、前記記録媒体に記録されているデータの保護を行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、携帯電話機の電話番号に基づく第1の固有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱自在になされた携帯電話機であって、前記記録媒体に前記第1の固有IDを記録する固有ID記録手段と、前記記録媒体にアクセスする制御手段と携帯電話機に対し入力を行うための入力手段と、携帯電話機の電話番号から第2の固有IDを、前記入力手段にて入力された電話番号から第3の固有IDを夫々生成する固有ID生成手段と、前記第1の固有IDと前記第2の固有ID、または前記第1の固有IDと前記第3の固有IDとを比較し、一致するか否かを判定する固有ID判定手段とを備え、前記第1の固有IDと前記第2の固有ID、前記第1の固有IDと前記第3の固有IDがともに一致しないとき、前記制御手段における前記記録媒体へのアクセスに対して制限を加えることを特徴とした携帯電話機である。
【0009】
従って請求項1に係る発明によって、前記固有ID判定手段において、前記第1の固有IDと前記第2の固有IDが一致しないと判定され、更に前記第1の固有IDと前記入力手段にて入力された電話番号から固有ID生成手段にて生成した第3の固有IDが一致しないと判定された場合に、前記記録媒体へのアクセスを制限することで、前記記録媒体に記録されているデータの保護が可能となり、更に暗証番号となる電話番号を利用することで前記記録媒体の所有者以外の利用者に対しても前記記録媒体への条件付アクセスを可能としている。
【0012】
請求項2に係る発明は、携帯電話機の電話番号に基づく第1の固有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱自在になされた携帯電話機であって、前記記録媒体に前記第1の固有IDを記録する固有ID記録手段と、前記記録媒体にアクセスする制御手段と携帯電話機に対し入力を行うための入力手段と、前記第1の固有IDから第1の電話番号を生成する電話番号生成手段と、前記第1の電話番号と携帯電話機の第2の電話番号、前記第1の電話番号と前記入力手段より入力された第3の電話番号とを比較し、一致するか否かを判定する電話番号判定手段とを備え、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号、前記第1の電話番号と前記第3の電話番号がともに一致しないとき、前記制御手段における前記記録媒体へのアクセスに対して制限を加えることを特徴とした携帯電話機である。
【0013】
従って請求項2に係る発明によって、前記電話番号判定手段において、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号が一致しないと判定され、更に前記第1の電話番号と前記入力手段にて入力された第3の電話番号が一致しないと判定された場合に、前記記録媒体へのアクセスを制限することで、前記記録媒体に記録されているデータの保護が可能となり、更に暗証番号となる電話番号を利用することで前記記録媒体の所有者以外の利用者に対しても前記記録媒体への条件付アクセスを可能としている。
【0032】
【発明の実施と形態】
図を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。図1は本願発明の一実施例に係る携帯電話機の外観図である。図1において、101は前記携帯電話機、102は携帯電話機101に挿脱自在で固有IDと音楽データ等の記録が可能な記録媒体となるメモリカード、103はダイヤルキー、または特殊キー等からなる前記携帯電話機101への入力手段であり、電話番号の入力等の他に、データ再生、データ記録、データ消去またはメモリ初期化などの意志決定を入力する手段としても用いられる。104は各種情報を表示する表示手段である。
【0033】
図2において、201はメモリカード102内のシステムバスに接続されている各デバイスの制御を行うコントローラである。202はメモリ205に対し、再生、消去、記録、または初期化を行うメモリ制御手段である。203はメモリカードインタフェース207を介して転送された電話番号から生成固有IDを生成する固有ID生成手段である。204は、メモリ205の固有ID格納部301に記録されている記録固有IDと、固有ID生成手段203で携帯電話機の電話番号に基づいて生成した生成固有IDとを比較する固有ID判定手段である。固有ID判定手段204における比較結果は、メモリカードインタフェース207を介して表示インタフェース214に転送され、表示手段104にて表示される。
【0034】
205はメモリであり、図3にメモリ205のデータブロック構成図を示す。メモリ205は、生成固有IDを記録固有IDとして格納する固有ID格納部301と、記録固有IDにより復号可能な暗号化コンテンツキーを格納する暗号化コンテンツキー格納部302と、復号したコンテンツキーにより復号可能な暗号化データを格納する暗号化データ格納部303と、前記暗号化データ群に関する著作権情報等の付加情報データを記録する付加情報データ格納部304から成る。固有ID格納部301に記録される記録固有IDは、メモリ205がメモリ制御手段202によって初期化される時にのみ固有ID生成手段203にて生成された生成固有IDを記録固有IDとして記録する。
【0035】
206はメモリ205に記録されている記録固有ID及び暗号化コンテンツキーに基づいて暗号化データを復号する復号手段、207はメモリカードインタフェースであり、携帯電話機101とメモリカード102とを接続するコネクタを有している。208はCPU、209はROMであり、ROM209に格納されているプログラムによってCPU208はシステムバスに接続されている各デバイスの制御を行う。210は入力手段103からの入力をデコードし、CPU208への出力を行うキーインタフェースである。
【0036】
211は音声ドライバであり、音声とデータとの相互変換をし、システムバス、イヤホンジャック212または送受話器213に対し、その変換した音声またはデータの入出力を行う。214は表示インタフェースであり、システムバスからの入力をデコードし、表示手段104への出力を行う。
【0037】
215は、復号手段206で復号した音楽データ等のデータの再生を行う再生手段である。再生されたデータが音楽データの場合はイヤホンジャック212または送受話器213へ、画像データの場合は表示インタフェース214を介して表示手段104へ、音声データの場合は音声ドライバ211を介してイヤホンジャック212または送受話器213へデータを出力する。216は通話時における発信を行う発信手段である。217は通話時における受信を行う受信手段である。218は携帯電話網を形成する固定局との無線通信を行う無線部である。
【0038】
図4、図5を参照して、記録固有IDと生成固有IDの対応について説明する。第1の携帯電話機401、第2の携帯電話機501は前記携帯電話機101と同一の構造を持つ携帯電話機であって、音楽データ等のデータを第1の携帯電話機401の利用者が購入し、メモリカード102と同一の構造を持つメモリカード402に該データを記録したものである。
図4は、第1の携帯電話機401にメモリカード402が挿入されている状態を示す図である。
第1の携帯電話機401の電話番号は「090−○×○○―△△×1」であり、前記電話番号に基づく固有IDを固有ID1とする。メモリカード402は例えば第1の携帯電話機401にて初期化されたメモリカードであり、固有ID格納部301に記録されている記録固有ID1は、第1の携帯電話機401の固有ID生成手段203にて生成した固有ID1をメモリカード402の初期化時に記録固有IDとして記録したものである。本状態、即ちメモリカード402を初期化した第1の携帯電話機401にメモリカード402を挿入した状態にある時には、固有ID判定手段204により記録固有IDと生成固有IDとが一致するという比較結果が得られる。
図5は、第2の携帯電話機501に、メモリカード402が挿入されている状態を示す図である。
携帯電話機501の電話番号は「090−○×○○―△△×2」であり、第2の携帯電話機501の固有ID生成手段203によって生成した生成固有IDは、前記固有ID1とは異なるものである。従って、第2の携帯電話機501の固有ID判定手段204においてメモリカード402に記録された前記固有ID1と第2の携帯電話機の固有ID生成手段203にて生成した生成固有IDとが一致しないという比較結果が得られる。
【0039】
図6は、固有ID生成手段203により生成した生成固有IDと、メモリ205に記録されている記録固有IDとが一致するか一致しないかを固有ID判定手段204により比較した比較結果により、メモリに対する再生、記録、消去または初期化処理を制限する方法の第1の実施例であり、一致しないと判定された時に、記録及び消去を不可能、初期化をメモリカードに記録されている記録固有IDの元となった電話番号を入力することで可能としている。本実施例に沿って、再生、記録、消去及び初期化の各動作について説明する。
【0040】
先ず、再生時について説明する。入力手段103により再生指令があった場合、該再生指令はキーインタフェース210を介して、CPU208へと伝えられる。該再生指令を受けたCPU208は、メモリカードインタフェース207を介して、メモリカード102に内蔵のコントローラ201に対し再生指令を送る。
【0041】
コントローラ201はメモリ制御手段206に対し固有IDを読み出すよう指令し、メモリ制御手段202は、メモリ205の固有ID格納部301から記録固有IDを、暗号化コンテンツキー格納部302から暗号化コンテンツキーを読み出し、復号手段206に供給する。コントローラ201は復号手段206に対しコンテンツキーの復号開始を指令し、復号手段206は、読み出した記録固有IDを鍵として暗号化コンテンツキーからコンテンツキーを復号する。コンテンツキーを復号した後、復号手段206は、コンテンツキーの復号が行えたか行えなかったかをコントローラ201へと伝える。
【0042】
復号手段206でコンテンツキーの復号が行えた場合、コントローラ201はメモリ制御手段202に対しメモリ205の暗号化データ格納部303から暗号化データを読み出すように指令すると共に、復号回路206に対し、該読み出した暗号化データと復号したコンテンツキーによりデータを復号するよう指令する。復号されたデータはCPU208の指示に従い、音声データであれば音声ドライバ211にて音声として再生され、音楽データであれば再生手段215にて音楽として再生され、送受話器213またはイヤホンジャック212へ出力される。また、文字データまたは画像データであれば表示インタフェース214を介し、表示手段104へと出力される。
【0043】
復号手段206でコンテンツキーの復号が行われなかった場合、コントローラ201は、メモリインタフェース201を介し、CPU208に再生不可能であることを伝え、CPU208は表示インタフェース214を介して表示手段104により再生不可能であることを表示する。但し、再生不可能な状態であることを音等にて報知するようにしてもよい。
【0044】
再生時における処理フローを図7のフローチャートに沿って説明する。S71で再生指令を受けると、S72及びS73でメモリから記録固有ID及び暗号化コンテンツキーを読み出す。次にS74で、S72及びS73で読み出した記録固有IDと暗号化コンテンツキーからコンテンツキーの復号を行い、S75でコンテンツキーの復号が正常に終了したか否かを判定する。S75でコンテンツキーの復号が正常に終了した、即ち復号可能な場合、S76で暗号化データの復号及び再生を行い、再生処理を終了する。S75でコンテンツキーの復号が正常に終了しない、即ち復号不可能な場合、S77で再生不可能表示を行い、再生を行わないまま処理を終了する。S72とS73は順序が逆、または同時並行に行っても良い。
【0045】
本実施例においては、メモリ205に記録されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID生成手段203にて生成した生成固有IDとを固有ID判定手段204にて比較した結果に関わらず、再生可能としている。従って、図4または図5のどちらの状態である場合でも再生可能、即ち第1の携帯電話機401でメモリカード402に記録したデータを、第1の携帯電話機401、または第2の携帯電話機501のいずれの携帯電話機においても再生可能である。
次に、消去について説明する。入力手段103により消去指令があった場合、該消去指令はキーインタフェース210を介して、CPU208へと伝えられる。該消去指令を受けたCPU208は、メモリカードインタフェース207を介して、メモリカード102に内蔵のコントローラ201に対し消去指令を送る。コントローラ201はメモリ制御手段206に対し記録固有IDを固有ID判定手段204に供給するよう指示する。メモリ制御手段202は、メモリ205の固有ID格納部301から記録固有IDを読み出し、固有ID判定手段204に供給する。また、コントローラ201は固有ID生成手段203に対し、携帯電話機101の電話番号から生成固有IDを生成するよう指令を出し、該指令を受けた固有ID生成手段203は、携帯電話機101の電話番号から生成固有IDを生成し、固有ID判定手段204に供給する。コントローラ201は固有ID判定手段204に対し、メモリ205から読み出した記録固有IDと、固有ID生成手段203にて生成した生成固有IDとが一致するか否かを判断するように指令する。
コントローラ201は固有ID判定手段204による一致か否かの判断を受け、一致であれば、メモリ制御手段202に対し暗号化コンテンツキー、暗号化データまたは/及び付加情報データをメモリ205から消去するように指令する。固有ID判定手段204の判定が一致でなければ、コントローラ201は、メモリインタフェース201を介し、CPU208に消去不可能であることを伝え、CPU208は表示インタフェース214を介して表示手段104により消去不可能であることを表示する。但し、消去不可能な状態であることを音等にて報知するようにしてもよい。
【0046】
消去時における処理フローを図8のフローチャートに沿って説明する。S81の処理指令で消去指令を受けると、S82でメモリから記録固有IDを読み出し、S83で携帯電話機の電話番号から生成固有IDを生成する。次にS84で、S82で読み出した記録固有IDとS83で生成した生成固有IDが一致するか否かを判定し、一致であれば、S85でメモリから暗号化コンテンツキー、暗号化データまたは/及び付加情報データの消去を行い、消去処理を終了する。S84で一致でなければ、S86で不可能表示を行い、消去を行わないまま処理を終了する。S82とS83は順序が逆、または同時並行に行っても良い。
【0047】
本実施例においては、メモリ205に記録されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID生成手段203にて生成した生成固有IDとを固有ID判定手段204にて比較し、一致しなければ消去不可能としている。従って、図4の状態にある場合には消去可能、即ち第1の携帯電話機401でメモリカード402に記録したデータを第1の携帯電話機401にて消去可能であるが、図5の状態にある場合には消去不可能、即ち第1の携帯電話機401でメモリカード402に記録したデータを第2の携帯電話機501にて消去不可能である。
【0048】
次に記録時について説明する。但し、固有ID判定手段204にて一致か否か判定するまでは、消去時の場合と同様であるため説明を省略する。コントローラ201は固有ID判定手段204による一致か否かの判断を受け、一致であれば、メモリ制御手段202に対し暗号化コンテンツキー、暗号化データまたは/及び付加情報データをメモリ205に記録するように指令する。固有ID判定手段204の判定が一致でなければ、コントローラ201は、メモリインタフェース201を介し、CPU208に記録不可能であることを伝え、CPU208は表示インタフェース214を介して表示手段104により記録不可能であることを表示する。但し、記録不可能な状態であることを音等にて報知するようにしてもよい。
【0049】
記録時における処理フローについても消去時と同様で、図8のS85において暗号化コンテンツキー、暗号化データまたは/及び付加情報データをメモリに記録する、とすればよい。
【0050】
本実施例においては、メモリ205に記録されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID生成手段203にて生成した生成固有IDとを固有ID判定手段204にて比較し、一致しなければ記録不可能としている。従って、図4の状態にある場合には記録可能、即ち第1の携帯電話機401で初期化したメモリカード402に携帯電話機401にてデータを記録可能であるが、図5の状態にある場合には記録不可能、即ち第1の携帯電話機401で初期化したメモリカード402に第2の携帯電話機501にてデータを記録不可能である。
次に、初期化時について説明する。入力手段103により初期化指令があった場合、該消去指令はキーインタフェース210を介して、CPU208へと伝えられる。該消去指令を受けたCPU208は、メモリカードインタフェース207を介して、メモリカード102に内蔵のコントローラ201に対し初期化指令を送る。コントローラ201はメモリ制御手段206に対し記録固有IDを固有ID判定手段204に供給するよう指示する。メモリ制御手段202は、メモリ205の固有ID格納部301から記録固有IDを読み出し、固有ID判定手段204に供給する。また、コントローラ201は固有ID生成手段203に対し、携帯電話機101の電話番号から生成固有IDを生成するよう指令を出し、該指令を受けた固有ID生成手段203は、携帯電話機101の電話番号から生成固有IDを生成し、固有ID判定手段204に供給する。
コントローラ201は固有ID判定手段204に対し、メモリ205から読み出した記録固有IDと、固有ID生成手段203にて生成した生成固有IDとが一致するか否かを判断するように指令する。コントローラ201は固有ID判定手段204による一致か否かの判断を受け、一致であれば、メモリカードインタフェース207を介して、CPUに第1の初期化確認を行うよう伝える。CPUは表示インタフェース214を介して表示手段104により記録固有IDと第1の生成固有IDとが一致する旨及び第1の初期化確認の表示を行い、入力手段103からの入力を待つ。入力手段103からの入力結果は、キーインタフェース210を介してCPU208へと伝わり、CPU208は該入力結果が初期化続行であればコントローラ201に初期化続行を指令する。
初期化続行の指令を受けたコントローラ201は、メモリ制御手段202に対しメモリ205を初期化するよう指令する。初期化指令を受けたメモリ制御手段202はメモリ205の初期化を行った後、メモリ205の固有ID格納部301に第1の生成固有IDを記録する。入力手段103からの入力結果が初期化中止であればCPU208は初期化処理を全て中止する。また、固有ID判定手段204による判定が一致しなければ、コントローラ201は、メモリインタフェース201を介し、CPU208に一致しないことを伝え、CPU208は表示インタフェース214を介して表示手段104により記録固有IDと第1の生成固有IDが一致しない旨及び電話番号入力の表示を行い、入力手段103からの入力を待つ。
入力手段103からの入力された電話番号はキーインタフェース210を介し、CPU208へと伝えられ、CPU208はメモリインタフェース210を介し、コントローラ201に入力手段103からのに入力があったことを伝え、固有ID生成手段203へ電話番号を転送する。
コントローラ201は固有ID生成手段203に対し、CPU208から転送された電話番号から第2の生成固有IDを生成するよう指令する。第2の生成固有IDの生成後、コントローラ201は、固有ID判定手段204に対し、第2の生成固有IDと記録固有IDを比較するよう指令し、コントローラ201は固有ID判定手段204による一致か否かの判断を受け、一致であれば、メモリカードインタフェース207を介して、CPUに第2の初期化確認を行うよう伝える。CPUは表示インタフェース214を介して表示手段104により記録固有IDと第2の生成固有IDとが一致する旨及び第2の初期化確認の表示を行い、入力手段103からの入力を待つ。入力手段103からの入力結果は、キーインタフェース210を介してCPU208へと伝わり、CPU208は該入力結果が初期化続行であればコントローラ201に初期化続行を指令する。
初期化続行の指令を受けたコントローラ201は、メモリ制御手段202に対しメモリ205を初期化するよう指令する。初期化指令を受けたメモリ制御手段202はメモリ205の初期化を行った後、メモリ205の固有ID格納部301に第1の生成固有IDを記録する。入力手段103からの入力結果が初期化中止であれば、CPU208は初期化処理を全て中止する。また、固有ID判定手段204による第2の生成固有IDと記録固有IDとの比較結果が一致でなければ、コントローラ201は、メモリインタフェース201を介し、CPU208に初期化不可能であることを伝え、CPU208は表示インタフェース214を介して表示手段104により初期化不可能であることを表示する。但し、初期化不可能な状態であることを音等にて報知するようにしてもよい。
【0051】
初期化時における処理フローを図9のフローチャートに沿って説明する。S91で初期化指令を受けると、S92でメモリから記録固有IDを読み出し、S93で携帯電話機の電話番号から第1の生成固有IDを生成する。次にS94で、S92で読み出した記録固有IDとS93で生成した第1の生成固有IDとが一致するか否かを判定し、一致であれば、S95へと進む。S94で一致でなければ、S97で暗証番号となる電話番号を取得し、該取得した電話番号からS98で第2の生成固有IDを生成する。S99で、S92で読み出した記録固有IDとS98で生成した第2の生成固有IDとが一致するか否かを判定し、一致であれば、S95へ進む。S99で一致でなければ、S90で不可能表示を行い、初期化を行わないまま処理を終了する。S95で初期化確認及び初期化処理を行う。初期化確認で初期化続行であれば、メモリを初期化した後、第1の生成固有IDをメモリに記録し、初期化処理を終了する。初期化確認で初期化中止であれば、初期化処理を行わないまま処理を終了する。S92とS93は順序が逆、または同時並行に行っても良い。
本実施例においては、メモリ205に記録されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID生成手段203にて電話番号から生成した生成固有IDとを固有ID判定手段204にて比較した結果が一致しない、且つ、メモリ205に記録されている記録固有IDと携帯電話機101の固有ID生成手段203にて入力手段103より入力された電話番号から生成した生成固有IDとを固有ID判定手段204にて比較した結果が一致しなければ初期化不可能としている。
従って、図4の状態にある場合には初期化可能、即ち第1の携帯電話機401にてメモリカード402を初期化可能であるが、図5の状態にある場合には暗証番号を入力する条件付可能、即ち第2の携帯電話機501にてメモリカード402の初期化を行う場合、第1の携帯電話機401の電話番号を入力すれば、メモリカード402を初期化可能である。
故に本実施例では、メモリに記録されている記録固有IDと、携帯電話機の電話番号から生成した生成固有IDとが一致すれば、再生、記録、消去及び初期化を可能とし、一致しない場合には再生を可能、記録及び消去を不可能、初期化を条件付可能とすることで、メモリに記録されているデータの保護を行っている。 また、第1の携帯電話機を廃棄し、電話番号の異なる新たな第2の携帯電話機を購入した場合等を考慮し、第1の携帯電話機で使用していたメモリカードを第2の携帯電話機において初期化する時に、第1の携帯電話機の電話番号等を入力することでメモリの初期化を可能とすることで、メモリカードの再利用を可能としている。
図10は、固有ID生成手段203により生成した生成固有IDと、メモリ205に記録されている記録固有IDとが一致するかしないかを固有ID判定手段204により比較した比較結果により、再生、記録、消去または初期化動作を制限する方法の第2の実施例であり、一致すると判定された時に、再生、記録、消去及び初期化を可能とし、一致しないと判定された時には再生のみを可能とし、記録、消去及び初期化を不可能としている。本実施例における読み出し、記録または消去は第1の実施例と全く同様であるため、説明は省略する。また初期化については、図8のフローチャートにおけるS85において初期化処理を行えばよいため説明を省略する。本実施例では、メモリに記録されている記録固有IDと、携帯電話機の電話番号から生成した生成固有IDとが一致しない場合には再生のみを可能とすることで、メモリに記録されているデータの全面的な保護を行うことが可能となる。
図11は、固有ID生成手段203により生成した生成固有IDと、メモリ205に記録されている記録固有IDとが一致するかしないかを固有ID判定手段204により比較した比較結果により、再生、記録、消去または初期化動作を制限する方法の第3の実施例であり、一致すると判定された時に再生、記録、消去及び初期化を可能とし、一致しないと判定された時に、再生を可能とし、暗証番号(例えば、メモリカードに記録されている記録固有IDの元となった電話番号)を入力することで記録、消去または初期化を可能としている。本実施例における再生及び初期化の各動作、及びフローチャートは第1の実施例と全く同様であるため、説明は省略する。また、記録または消去については、図9のフローチャートにおけるS95において記録または消去処理を行えばよいため説明を省略する。
本実施例では、メモリに記録されている記録固有IDと、携帯電話機の電話番号から生成した生成固有IDとが一致しない場合には再生を可能とし、また、第1の携帯電話機を廃棄し、電話番号の異なる新たな第2の携帯電話機を購入した場合等を考慮し、第1の携帯電話機で使用していたメモリカードを第2の携帯電話機において記録、消去または初期化する時に、第1の携帯電話機の電話番号等を入力することでメモリの記録、消去または初期化を可能とすることで、メモリカードの再利用を可能とし、且つメモリに記録されているデータの保護を行っている。
【0052】
図12は、固有ID生成手段203により生成した生成固有IDと、メモリ205に記録されている記録固有IDとが一致するかしないかを固有ID判定手段204により比較した比較結果により、再生、記録、消去または初期化動作を制限する方法の第4の実施例であり、一致すると判定された時に再生、記録、消去及び初期化を可能とし、一致しないと判定された時に、再生または記録を可能とし、暗証番号(例えば、メモリカードに記録されている記録固有IDの元となった電話番号)を入力することで消去または初期化を可能としている。第4の実施例における再生、消去または初期化は第2の実施例と全く同様であるため、説明は省略する。また、記録については、記録固有IDと生成固有IDとを比較せずに記録動作を行えばよいため説明を省略する。本実施例では、メモリに記録されている記録固有IDと、携帯電話機の電話番号から生成した生成固有IDとが一致しない場合には再生または記録を可能とし、また、第1の携帯電話機を廃棄し、電話番号の異なる新たな第2の携帯電話機を購入した場合等を考慮し、第1の携帯電話機で使用していたメモリカードを第2の携帯電話機において消去または初期化する時に、第1の携帯電話機の電話番号等を入力することでメモリの消去または初期化を可能とすることで、メモリカードの再利用を可能とし、且つメモリに記録されているデータの保護を行っている。
【0053】
第1及至第4の実施例以外にも、再生、記録、消去または初期化に対し、可、不可または条件付可の制約を組み合わせることができるのは云うまでもない。
【0054】
図13は、図1の携帯電話機101及びメモリカード102における他の回路ブロック図の一実施例である。図2の実施例と異なる点は、メモリ205に記録されている固有IDから元となった電話番号を一意的に生成する電話番号生成手段131が備えられており、図2の実施例では固有ID判定手段204で携帯電話機101の所有者とメモリカード102の所有者が等しいか否かを判定していたのに対し、本実施例ではメモリ205に記録されている固有IDから電話番号生成手段131により生成した生成電話番号と、携帯電話機101の電話番号とを電話番号判定手段132において比較することで、携帯電話機101の所有者とメモリカード102の所有者が一致するか否かを判定する点である。
【0055】
但し、図2または図3の実施例において、電話番号判定手段132、固有ID判定手段204、固有ID生成手段203、電話番号生成手段131、メモリ制御手段202、再生手段215または復号手段206をメモリカード102に内蔵のものとしたが、いずれかの手段が携帯電話機101に内蔵であっても構わないものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機の外観を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す回路ブロック図である。
【図3】本発明に係るメモリカードの構成図である。
【図4】本発明においてメモリカードが挿入された第1の状態を示す図である。
【図5】本発明においてメモリカードが挿入された第2の状態を示す図である。
【図6】本発明の制御の第1の例を示す図である。
【図7】本発明における再生動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明における消去動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明における初期化動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明のにおける制御の第2の実施例を示す図である。
【図11】本発明のにおける制御の第3の実施例を示す図である。
【図12】本発明のにおける制御の第4の実施例を示す図である。
【図13】本発明の第2実施例を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
101 … 携帯電話機
102 … メモリカード
103 … 入力手段
104 … 表示手段
201 … コントローラ
202 … メモリ制御手段
203 … 固有ID生成手段
204 … 固有ID判定手段
205 … メモリ
206 … 復号手段
207 … メモリカードインタフェース
208 … CPU
209 … RAM
210 … キーインタフェース
211 … 音声ドライバ
212 … イヤホンジャック
213 … 送受話器
214 … 表示インタフェース
215 … 再生手段
216 … 発信手段
217 … 受信手段
218 … 無線部
301 … 固有ID格納部
302 … 暗号化コンテンツキー格納部
303 … 暗号化データ格納部
304 … 付加情報データ格納部
131 … 電話番号生成手段
132 … 電話番号判定手段
Claims (2)
- 携帯電話機の電話番号に基づく第1の固有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱自在になされた携帯電話機であって、
前記記録媒体に前記第1の固有IDを記録する固有ID記録手段と、
前記記録媒体にアクセスする制御手段と
携帯電話機に対し入力を行うための入力手段と、
携帯電話機の電話番号から第2の固有IDを、前記入力手段にて入力された電話番号から第3の固有IDを夫々生成する固有ID生成手段と、
前記第1の固有IDと前記第2の固有ID、または前記第1の固有IDと前記第3の固有IDとを比較し、一致するか否かを判定する固有ID判定手段と
を備え、
前記第1の固有IDと前記第2の固有ID、前記第1の固有IDと前記第3の固有IDがともに一致しないとき、前記制御手段における前記記録媒体へのアクセスに対して制限を加えることを特徴とした携帯電話機。 - 携帯電話機の電話番号に基づく第1の固有IDとデータを記録可能な記録媒体が本体に対し挿脱自在になされた携帯電話機であって、
前記記録媒体に前記第1の固有IDを記録する固有ID記録手段と、
前記記録媒体にアクセスする制御手段と
携帯電話機に対し入力を行うための入力手段と、
前記第1の固有IDから第1の電話番号を生成する電話番号生成手段と、
前記第1の電話番号と携帯電話機の第2の電話番号、前記第1の電話番号と前記入力手段より入力された第3の電話番号とを比較し、一致するか否かを判定する電話番号判定手段と
を備え、
前記第1の電話番号と前記第2の電話番号、前記第1の電話番号と前記第3の電話番号がともに一致しないとき、前記制御手段における前記記録媒体へのアクセスに対して制限を加えることを特徴とした携帯電話機。
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