JP2000307527A - データ通信システムおよび送受信装置 - Google Patents

データ通信システムおよび送受信装置

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JP2000307527A
JP2000307527A JP11111034A JP11103499A JP2000307527A JP 2000307527 A JP2000307527 A JP 2000307527A JP 11111034 A JP11111034 A JP 11111034A JP 11103499 A JP11103499 A JP 11103499A JP 2000307527 A JP2000307527 A JP 2000307527A
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Seiya Ota
晴也 太田
Toshiaki Hioki
敏昭 日置
Yoshikazu Kanamori
美和 金森
Yoshihiro Hori
吉宏 堀
Megumi Makino
恵 牧野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無制限な複製を防止しながら、一の送受信装
置から他の送受信装置にデータを配信できるようにする
こと。 【解決手段】 携帯電話1から携帯電話2に音楽情報を
配信する場合、携帯電話1と携帯電話2のみに共通の通
信キーを生成し、これによってデータをスクランブルし
た後、これを携帯電話2に配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ム、およびそれに用いて好適なデータ送受信装置に関
し、特に、ソース情報の配信を受けた携帯電話から他の
携帯電話または情報端末に当該音楽情報を再配信するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、基地局の整備により携帯電話が急
速に普及しており、それに伴って、本来の通話の他、種
々のサービスが検討されるようになった。携帯電話に
は、マイク、スピーカおよび液晶表示器が装備されてお
り、AV装置やゲーム装置としての機能が備えられてい
る。また、携帯電話は、ユーザが常に携帯するものであ
るが、通話以外の状態では放置されており、従って、か
かる放置状態においてはAV装置等として用いる潜在的
なニーズが存在している。
【0003】本件出願の発明者らは、かかる潜在的なニ
ーズに着目し、携帯電話に対し音楽情報やゲーム情報等
のソース情報を配信できるシステムを構築しようとして
いる。
【0004】かかる配信システムを構築するに当たって
は、情報配信における料金の徴収や情報所有者の著作権
保護を円滑に図る必要がある。この点、ユーザが配信を
受ける際に情報毎に課金し、さらに当該課金の中から著
作権料を徴収するようにすれば、当該配信における料金
の徴収と著作権保護の問題は、一応解決される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配信を
受けたユーザサイドからすれば、二次的なニーズとし
て、当該音楽情報を個人的に編集したり、あるいは他の
ユーザに一時的に試聴せたいような場合も有り得る。か
かる二次的なニーズは、携帯電話本来のコミュニケート
機能を満たすものである。しかしながら、音楽情報を編
集するに際しては、当該音楽情報を例えばパーソナルコ
ンピュータ上に複製する必要があるが、かかる複製を無
制限に許すと、近年のインターネットの普及に伴い、当
該音楽情報の無制限な配信および複製を許すこととなっ
てしまう。同様に、他の携帯電話に対し情報を配信する
場合にも、無制限な複製が起こり得る。
【0006】そこで、本発明は、かかる無制限な複製を
防止し、上記携帯電話のコミュニケート機能を図り、ユ
ーザの二次的なニーズを満たすことを課題とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、それぞれ以下の特徴を有する。
【0008】請求項1に係る発明は、スクランブルキー
および当該スクランブルキーによってスクランブルされ
たデータが書き込まれる記録媒体と、当該記録媒体が装
着されると共に前記データを前記スクランブルキーによ
ってデスクランブルするデスクランブル手段および当該
デスクランブルされたデータを所定のキーによってスク
ランブルした後外部に送信するスクランブル送信手段を
有する第1および第2の送受信装置とを有するデータ通
信システムであって、前記第1および第2の送受信装置
はそれぞれ固有のIDを発生する第1および第2のID
発生手段と、当該両IDに基づいて共通の通信キーを生
成する通信キー生成手段を備え、前記第1の送受信装置
は、前記記録媒体から読み出したスクランブルデータを
前記スクランブルキーでデスクランブルした後、当該デ
スクランブルデータを前記通信キーを用いて前記スクラ
ンブル送信手段でスクランブルして前記第2の送受信装
置に送信し、前記第2の送受信装置は、当該受信したス
クランブルデータを前記通信キーを用いて前記デスクラ
ンブル手段によってデスクランブルすることを特徴とす
る。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、さらに、前記第2の送受信装置は、前記第1の送受
信装置との通信を検出する通信検出部を備え、当該通信
検出部によって前記第1の送受信装置との通信が解除さ
れたことを検出すると、前記通信キーを消去することを
特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1または2
において、前記IDは秘密IDと公開IDとの対によっ
て構成され、前記第1および第2の送受信装置はそれぞ
れ他方の公開IDを受信すると共に、当該受信した他方
の公開IDと自己の秘密IDとに基づいて前記共通の通
信IDを生成することを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、スクランブルキー
および当該スクランブルキーによってスクランブルされ
たデータが書き込まれる記録媒体と、当該記録媒体が装
着されると共に前記データを前記スクランブルキーによ
ってデスクランブルするデスクランブル手段および当該
デスクランブルされたデータを所定のキーによってスク
ランブルした後外部に送信するスクランブル送信手段を
有する第1の送受信装置と、当該送受信装置との間で通
信可能であると共に前記所定のキーによってスクランブ
ルされたデータをデスクランブルするデスクランブル手
段を有する第2の送受信装置とを有するデータ通信シス
テムであって、前記第1および第2の送受信装置はそれ
ぞれ固有のIDを発生する第1および第2のID発生手
段と、当該両IDに基づいて共通の通信キーを生成する
通信キー生成手段を備え、前記第1の送受信装置は、前
記記録媒体から読み出したスクランブルデータを前記ス
クランブルキーでデスクランブルした後、当該デスクラ
ンブルデータを前記通信キーを用いて前記スクランブル
手段でスクランブルして前記第2の送受信装置に送信
し、前記第2の送受信装置は、当該受信したスクランブ
ルデータを前記通信キーを用いて前記デスクランブル手
段によってデスクランブルすることを特徴とする請求項
5に係る発明は、請求項4において、前記IDは秘密I
Dと公開IDとの対によって構成され、前記第1および
第2の送受信装置はそれぞれ他方の公開IDを受信する
と共に、当該受信した他方の公開IDと自己の秘密ID
とに基づいて前記共通の通信IDを生成することを特徴
とする。
【0012】請求項6に係る発明は、請求項4または5
において、前記第2の送受信装置はコンピュータ装置で
あって、前記固有IDの発生、通信キー生成、および受
信したスクランブルデータのデスクランブルは、所定の
アプリケーションプログラム上で実行されることを特徴
とする。
【0013】請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何
れかのデータ通信システムに用いられる送受信装置であ
って、前記記録媒体が装着されると共に、前記デスクラ
ンブル手段、前記スクランブル送信手段、ID発生手段
および通信キー生成手段を備え、当該通信キー生成手段
は、通信先のID発生手段によって発生されたIDを受
信して前記通信キーを生成することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る好ましい実施
の形態について説明する。
【0015】1.第1の実施形態 図1に本実施形態のシステム構成を示す。図において、
101は携帯電話、102はメモリカード、103は携
帯電話1に内蔵されているROM(Read OnlyMemory)
である。メモリカード102は、カード状のRAM(Ra
ndom Access Memory)で、センターから配信されてくる
音楽情報およびキー情報が記憶される。また、ROM1
03には、当該電話に固有の秘密鍵(TEL ID)と公開鍵
(公開TEL ID)よりなる認証情報が記憶されている。
【0016】音楽情報の配信は以下の手順で行われる。
一例として、図1の携帯電話101に対し配信するもの
とする。まず、携帯電話101からセンターに電話通信
を行う。これを受けて、センターは携帯電話101に対
し、音楽情報を検索するための検索情報を提供する。携
帯電話101は、かかる検索情報をモニタ部に表示す
る。ユーザはかかる検索画面に従って、所望の音楽情報
をキー操作によって選択する。選択がなされると、携帯
電話101は、かかる選択情報をセンターに送信する。
【0017】センター側では、当該選択された音楽情報
をスクランブルKeyでもってスクランブルする。また、
携帯電話101の電話番号に基づいて、当該電話番号の
TELID1を割り出す。ここで、センターは、予め全ての携
帯電話のTEL IDと電話番号の対応表を所有している。前
記TEL ID1の割り出しは、かかる対応表に基づいて行わ
れる。センターは、かかるTEL ID1に基づいて前記スク
ランブルKeyをスクランブルする。
【0018】なお、上記スクランブルとは単なるデータ
配列の並び替えのみならず、所定のアルゴリズムに従っ
た暗号化も含む。
【0019】しかる後、センターは、上記スクランブル
された音楽情報(以下、スクランブル音楽情報と称す
る)と、スクランブルkeyをTEL ID1でスクランブルした
データ(以下、デスクランブルKey1と称する)を、携帯
電話1に送信する。これらの情報を受けた携帯電話1
は、当該スクランブル音楽情報、デスクランブルKey1お
よび自己のTEL ID1を対としてメモリカード102上に
書き込む。
【0020】このようにして音楽情報が配信されると、
センターは携帯電話101の電話番号に相当するユーザ
に、当該配信に係る料金を課金する。かかる課金の内の
一部は、当該音楽情報の著作権料に割り当てられる。
【0021】しかる後、配信を受けたユーザが携帯電話
に対し当該音楽情報を聞くための操作指令を行うと、携
帯電話101は、メモリカード102上のTEL ID1とデ
スクランブルKey1を読み出し、当該デスクランブルKey1
をTEL ID1でもってデスクランブルしてスクランブルKey
を生成する。次に、メモリカード102上のスクランブ
ル音楽情報を読み出し、これを先に生成したスクランブ
ルKeyでもってデスクランブルして再生可能な音楽情報
を得る。かかる音楽情報を復号および再生することによ
り、例えば、携帯電話1のスピーカ部から当該音楽が出
力される。
【0022】以上のシステム環境においては、メモリカ
ード102には、スクランブル音楽情報と共に、TEL ID
とデスクランブルKeyが書き込まれているので、当該メ
モリカード102を他の携帯電話に装着した場合にも、
上記と同様、TEL IDとデスクランブルKeyとによってス
クランブルKeyを生成することができ、よって、当該他
の携帯電話でもって当該メモリカード102上のスクラ
ンブル音楽情報を再生することができる。すなわち、図
1において、携帯電話101のメモリカード102を取
り外し、これを携帯電話201に装着すると、携帯電話
201にてメモリカード102上の音楽情報を再生する
ことができる。
【0023】ただし、かかる場合、メモリカード102
が装着された携帯電話のみが音楽情報を再生できるのみ
であり、よって、携帯電話201のユーザは、携帯電話
101のユーザからメモリカード102を受け取らない
限り、メモリカード102上の音楽情報を試聴できな
い。
【0024】そこで、本実施の形態では、携帯電話10
1から携帯電話201にメモリカード102上の音楽情
報を配信し、その後、携帯電話201が携帯電話101
と接続状態にある期間のみ、当該配信された音楽情報を
携帯電話201にて試聴できるようになされている。
【0025】以下、本実施の形態に係る携帯電話の具体
的構成について、図2を参照して説明する。図におい
て、104は選択部で、装着されているメモリカード1
02から読み出されたスクランブル音楽情報と、他の携
帯電話から送信されてきたスクランブル音楽情報の2つ
の音楽情報の内、何れかを選択して出力する。105は
デスクランブル部で、選択部104から入力されるスク
ランブル音楽情報をデスクランブルする。106はKey
デスクランブル部で、メモリカード102から所望の音
楽情報に対応したデスクランブルKeyとTEL IDとからス
クランブルKeyを生成する。
【0026】107はスクランブル部で、デスクランブ
ル部105からの音楽情報とKeyデスクランブル部10
6からのスクランブルKeyを、通信Key生成部108から
の通信Keyによってスクランブルした後、出力する。
【0027】108は通信Key生成部で、接続先の携帯
電話から送られてくる公開TEL IDと自己のTEL IDに基づ
いて通信Keyを生成する。109は通信検出部で、接続
先の携帯電話との間の通信状態を監視し、当該通信状態
を示す信号を通信Key生成部108に送信する。
【0028】次に、かかる実施の形態の動作について以
下に説明する。
【0029】(1)通常の再生動作 図1に示す携帯電話101にメモリカード102が装着
されている状態で、メモリカード102上の所定の音楽
情報の再生が指示されると、メモリカード102から当
該音楽情報に対応するデスクランブルKey1とTEL ID1が
読み出され、これらがKeyデスクランブル部106に送
信される。Keyデスクランブル部106では、かかるデ
スクランブルKey1とTEL ID1からスクランブルKeyを生成
し、これをデスクランブル部105に送る。
【0030】同時に、指定された音楽情報(スクランブ
ル音楽情報)がメモリカード102から読み出され、こ
れが選択部104を介してデスクランブル部105に送
られる。
【0031】デスクランブル部105は、選択部104
から送られてくるスクランブル音楽情報を、Keyデスク
ランブル部106からのスクランブルKeyでもってデス
クランブルし、これを順次、図示しない復号部に送る。
復号部はかかる音楽情報を復号し、音声信号としてスピ
ーカに出力する。
【0032】(2)音楽情報の配信動作 携帯電話101から携帯電話201に対し音楽情報を配
信する場合を例に挙げて説明する。携帯電話101にて
メモリカード102上の所望の音楽情報が選択された
後、既に接続状態にある携帯電話2に対し、当該音楽情
報を配信する指示がなされると、携帯電話101と携帯
電話102の間で、一方の公開TEL IDが他方の携帯電話
に相互に送信される。携帯電話101では、このように
受信した携帯電話201の公開TEL ID2と自己のTEL ID1
とによって通信Keyが生成される。同様に、携帯電話2
01では、携帯電話101の公開TEL ID1と自己のTEL I
D2とによって通信Keyが生成される。
【0033】ここで、両携帯電話に生成される通信Key
は同一である。すなわち、かかる通信Keyは、携帯電話
101と携帯電話201との間で共有されている。かか
る通信Keyの共有は、公開TEL ID1とTEL ID1、公開TEL I
D2とTEL ID2が一定の規則によって設定されていること
によって可能となる。
【0034】さらに、携帯電話101では、配信を指示
されたスクランブル音楽情報はメモリカード102から
読み出し、上記の「(1)通常の再生動作」にて説明し
たと同様にして、当該スクランブル音楽情報をデスクラ
ンブル部105にてデスクランブルする。かかる音楽情
報は、スクランブル部107に送られ、通信Key生成部
108からの通信Keyでもってスクランブルされた後、
携帯電話2に順次、送信される。
【0035】携帯電話2では、受信したスクランブル音
楽情報を順次、自己のメモリカード(以下、メモリカー
ド202と称する)に書き込む。携帯電話2にメモリカ
ード202が装着されていない場合、あるいはユーザの
操作によりメモリカード202への書き込みが禁止され
ている場合には、かかるスクランブル音楽情報は、選択
部104に送られる。
【0036】(3)配信された音楽情報の再生動作 以上のようにして携帯電話101から配信されたスクラ
ンブル音楽情報は、携帯電話201において、選択部1
04を介してデスクランブル部105に送られる。かか
るデスクランブル部105では、通信key生成部108
からの通信Keyでもって、かかるスクランブル音楽情報
が順次、デスクランブルされる。そして、かかるデスク
ランブル後の音楽情報が図示しない復号部にて処理され
ることによって、スピーカから音声が出力される。
【0037】この際、通信検出部109により、携帯電
話101と携帯電話102の間の接続が遮断されたこと
が検出されると、通信Key生成部108の動作が遮断さ
れ、生成された通信Keyが消去される。よって、以後、
携帯電話から配信された音楽情報を再生しようとして
も、通信Keyが存在しないので、当該配信されたスクラ
ンブル音楽情報をデスクランブルすることはできない。
したがって、たとえば、配信されたスクランブル音楽情
報が携帯電話2のメモリカード202に残っていたとし
ても、それをデスクランブルするための通信Keyが存在
しないため、携帯電話202では当該スクランブル音楽
情報をデスクランブルして再生することはできない。こ
れにより、配信された音楽情報は実質的にメモリカード
202上に複製されていないのと同様の状態となる。
【0038】なお、携帯電話101と携帯電話201と
を再接続した際に、通信Key生成部108によって、上
記と同一の通信keyを生成せしめ、これにより携帯電話
2のメモリカード202に残っている上記スクランブル
音楽情報を再度、再生可能とすることも可能である。ま
た、これとは逆に、通信Key生成部108によって生成
される通信Keyをランダムなものとし、携帯電話101
と携帯電話201とを再度接続したとしても、通信Key
生成部108によって、上記と同一の通信keyは生成さ
れないようにしても良い。後者の場合、配信された音楽
情報を携帯電話201で試聴できるのは、当該配信時に
電話接続している間のみとなる。
【0039】2.第2の実施形態 図3に第2の実施形態のシステム構成を示す。図におい
て、上記第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付
し、説明を省略する。本実施の形態では、パーソナルコ
ンピュータ(以下、パソコンと称する)401に対し、
携帯電話101から音楽情報を配信するものである。
【0040】図4に、携帯電話101のブロック構成と
パソコン401との関係を示す。パソコン401にダウ
ンロードされたアプリケーションプログラムには、上記
携帯電話におけるROM103、デスクランブル部10
5、スクランブル部107、通信Key生成部108の制
御動作が含まれている。したがって、パソコン104で
は、上記第1の実施形態における「(2)音楽情報の配
信動作」および「(3)配信された音楽情報の再生動
作」が同様にして実行される。ここで、携帯電話101
から配信されたスクランブル音楽情報は、パソコン上の
ハードディスク上に一時記憶される。
【0041】以下、配信された音楽情報をパソコン40
1上で編集する際の動作について説明する。ここで、編
集の例としては、再生制御情報とオブジェクトリンク情
報を音楽情報に付加することが挙げられる。再生制御情
報とは、例えば、音楽情報を再生する際、エコー、エコ
ライジング等の効果を実現するため、音楽情報の復号部
に指示を与えるための情報である。また、オブジェクト
リンク情報とは、例えば、画像や文字等の情報を音楽情
報に所定のタイミングで付加する指示を与えるための情
報である。
【0042】上述した第1の実施の形態と同様にして、
配信されたスクランブル音楽情報をパソコンで再生しな
がら、ユーザが上記編集動作を行うと、かかる編集によ
り付加された情報が、通信Keyによってスクランブルさ
れ、これが携帯電話101に送信される。携帯電話10
1では、かかる編集情報をデスクランブル部105に
て、通信Key生成部108からの通信Keyでもってデスク
ランブルし、これをスクランブル部107に送る。スク
ランブル部107では、当該編集された音楽情報に対応
するスクランブルKeyをKeyデスクランブル部106から
受信し、かかるスクランブルKeyでもって前記編集情報
をスクランブルする。そして、かかるスクランブル編集
情報を、メモリカードの当該音楽情報に関連づけて記憶
する。
【0043】なお、メモリカード102のTEL ID1とR
OM部103のTEL IDとを比較することにより、当該音
楽情報の所有者を識別できることを利用し、ユーザが実
際に音楽情報を購入した場合には全ての編集情報を記憶
でき、一方、ユーザが当該音楽情報を借用していた場合
は編集情報の記憶に一定の制限を掛けたり、もしくは記
憶できないようにしても良い。
【0044】当該編集した音楽情報を聴くには、当該携
帯電話101に当該メモリカード102を装着し、当該
音楽情報と編集情報をパソコン401に送信すればよ
い。すなわち、かかる音楽情報と編集情報は、携帯電話
101のデスクランブル部105にてデスクランブルさ
れた後、携帯電話101とパソコン401の共有する通
信Keyでもって、スクランブル部107でスクランブル
され、しかる後、パソコン401側に送信される。パソ
コン401では、受信した音楽情報と編集情報を前記共
通の通信Keyによってデスクランブルし、処理可能な音
楽情報と編集情報を得る。したがって、かかる音楽情報
を当該編集情報にて編集しながら再生することによっ
て、当該パソコン401上で、編集後の音楽を聴くこと
ができる。
【0045】なお、上記生成された通信Keyは、上記ア
プリケーションプログラムを遮断することに応じて消去
される。従って、パソコン401のハードディスク上に
スクランブル音楽情報が残っていたとしても、携帯電話
101を接続することなしにパソコン単体でこれをデス
クランブルして再生することはできない。
【0046】以上、本発明の種々の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
他に種々の変更が可能であることは言うまでもない。た
とえば、上記実施の形態では、携帯電話の接続の解除に
応じて通信Key生成部108を遮断する構成としたが、
これに代えて、またはこれと共に、接続解除に応じて携
帯電話201のスクランブル音楽情報を消去するように
してもよい。また、上記実施の形態では、配信される情
報を音楽情報としたが、これに限らず、文字情報やゲー
ムのプログラム情報であってもよい。さらに、上記実施
の形態では、携帯電話を例にとって情報の配信を説明し
たが、その他の情報端末であっても同様に実現可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、送受信装置からデータ
を配信する際、受信先と共有する通信キーでもってスク
ランブルした後、受信先にデータを送信するようにした
ので、当該受信先がさらに他の受信先に当該スクランブ
ルデータを配信したとしても、当該他の受信先において
データをデスクランブルすることはできない。他方、送
受信装置から配信を受けた受信先は、共通の通信キーを
保有しているので、当該スクランブルされたデータをデ
スクランブルして再生できる。したがって、無制限な複
製の拡大を防止しながら、相手先にデータの配信するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係るシステム構成図
【図2】 第1の実施形態に係るブロック図
【図3】 第2の実施の形態に係るシステム構成図
【図4】 第2の実施形態に係るブロック図
【符号の説明】
101 携帯電話 102 メモリカード 103 ROM 104 選択部 105 デスクランブル部 106 Keyデスクランブル部 107 スクランブル部 108 通信Key生成部 201 携帯電話 301 携帯電話 401 パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 H04L 9/00 621A 675B (72)発明者 金森 美和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 堀 吉宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 牧野 恵 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA01 CA01 DA04 EA02 EA20 KA10 LA02 PA02 5K067 AA30 BB21 DD13 DD27 DD51 EE02 EE10 HH23 HH36 KK15 5K101 KK18 LL12 NN21 PP04 TT06 UU19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクランブルキーおよび当該スクランブ
    ルキーによってスクランブルされたデータが書き込まれ
    る記録媒体と、当該記録媒体が装着されると共に前記デ
    ータを前記スクランブルキーによってデスクランブルす
    るデスクランブル手段および当該デスクランブルされた
    データを所定のキーによってスクランブルした後外部に
    送信するスクランブル送信手段を有する第1および第2
    の送受信装置とを有するデータ通信システムであって、 前記第1および第2の送受信装置はそれぞれ固有のID
    を発生する第1および第2のID発生手段と、当該両I
    Dに基づいて共通の通信キーを生成する通信キー生成手
    段を備え、 前記第1の送受信装置は、前記記録媒体から読み出した
    スクランブルデータを前記スクランブルキーでデスクラ
    ンブルした後、当該デスクランブルデータを前記通信キ
    ーを用いて前記スクランブル送信手段でスクランブルし
    て前記第2の送受信装置に送信し、前記第2の送受信装
    置は、当該受信したスクランブルデータを前記通信キー
    を用いて前記デスクランブル手段によってデスクランブ
    ルすることを特徴とするデータ送信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記第2の
    送受信装置は、前記第1の送受信装置との通信を検出す
    る通信検出部を備え、当該通信検出部によって前記第1
    の送受信装置との通信が解除されたことを検出すると、
    前記通信キーを消去することを特徴とするデータ通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記IDは
    秘密IDと公開IDとの対によって構成され、前記第1
    および第2の送受信装置はそれぞれ他方の公開IDを受
    信すると共に、当該受信した他方の公開IDと自己の秘
    密IDとに基づいて前記共通の通信IDを生成すること
    を特徴とするデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 スクランブルキーおよび当該スクランブ
    ルキーによってスクランブルされたデータが書き込まれ
    る記録媒体と、当該記録媒体が装着されると共に前記デ
    ータを前記スクランブルキーによってデスクランブルす
    るデスクランブル手段および当該デスクランブルされた
    データを所定のキーによってスクランブルした後外部に
    送信するスクランブル送信手段を有する第1の送受信装
    置と、当該送受信装置との間で通信可能であると共に前
    記所定のキーによってスクランブルされたデータをデス
    クランブルするデスクランブル手段を有する第2の送受
    信装置とを有するデータ通信システムであって、 前記第1および第2の送受信装置はそれぞれ固有のID
    を発生する第1および第2のID発生手段と、当該両I
    Dに基づいて共通の通信キーを生成する通信キー生成手
    段を備え、 前記第1の送受信装置は、前記記録媒体から読み出した
    スクランブルデータを前記スクランブルキーでデスクラ
    ンブルした後、当該デスクランブルデータを前記通信キ
    ーを用いて前記スクランブル手段でスクランブルして前
    記第2の送受信装置に送信し、前記第2の送受信装置
    は、当該受信したスクランブルデータを前記通信キーを
    用いて前記デスクランブル手段によってデスクランブル
    することを特徴とするデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記IDは秘密ID
    と公開IDとの対によって構成され、前記第1および第
    2の送受信装置はそれぞれ他方の公開IDを受信すると
    共に、当該受信した他方の公開IDと自己の秘密IDと
    に基づいて前記共通の通信IDを生成することを特徴と
    するデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、前記第2の
    送受信装置はコンピュータ装置であって、前記固有ID
    の発生、通信キー生成、および受信したスクランブルデ
    ータのデスクランブルは、所定のアプリケーションプロ
    グラム上で実行されることを特徴とするデータ通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかのデータ通信シス
    テムに用いられる送受信装置であって、前記記録媒体が
    装着されると共に、前記デスクランブル手段、前記スク
    ランブル送信手段、ID発生手段および通信キー生成手
    段を備え、当該通信キー生成手段は、通信先のID発生
    手段によって発生されたIDを受信して前記通信キーを
    生成することを特徴とする送受信装置。
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