JP2006318409A - 音楽再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成で、音楽データの著作権を保護することが可能な音楽再生装置を提供すること。
【解決手段】制御回路B13は、音楽データの再生が指示されると、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行うとともに、携帯型音楽機器Aとの通信が不可である場合、すなわち、携帯型音楽機器Aの存在が確認できない場合は、音楽データの再生を行わない。これにより、本音楽再生装置は、簡易な構成で、音楽データの著作権を保護することが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】制御回路B13は、音楽データの再生が指示されると、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行うとともに、携帯型音楽機器Aとの通信が不可である場合、すなわち、携帯型音楽機器Aの存在が確認できない場合は、音楽データの再生を行わない。これにより、本音楽再生装置は、簡易な構成で、音楽データの著作権を保護することが可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、音楽データの著作権を保護する機能を備えた音楽再生装置に関する。
従来、音楽データの著作権を保護する機能を備えた音楽再生装置が公知である。例えば、特許文献1の装置では、脱着式メモリに記憶された音楽データは暗号化されており、同じく脱着式メモリに記憶された固有IDがなければ再生できない構成となっている。脱着式メモリに記憶された音楽データの他の脱着式メモリへのコピーは、情報配信端末を介して行われ、音楽データと固有IDの両方がコピーされる。そして、コピー元の脱着式メモリに記憶された音楽データおよび固有IDは消去される。
特開2000−285591号公報
このように、従来装置では、固有IDを利用して音楽データの著作権を保護している。しかしながら、従来装置では、固有IDによって音楽データの暗号化・復号化を行ったり、音楽データをコピーする際にも固有IDもコピーしたりする必要があるため、装置の構成が複雑になり、設計面およびコスト面から好ましくない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、音楽データの著作権を保護することが可能な音楽再生装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の音楽再生装置では、音楽機器の有する音楽データを取得する取得手段と、取得手段が取得した音楽データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された音楽データの再生を行う再生手段と、再生手段が記憶手段に記憶された音楽データの再生を行う際、音楽機器が存在するか否かを確認するための通信を行うとともに、当該通信によって音楽機器が存在しないことが確認された場合には、再生手段による音楽データの再生を禁止する制御手段とを備えることを特徴とする。
記憶手段に記憶された音楽データは音楽機器から取得した音楽データであるため、当該音楽データの著作権を保護するためには、音楽機器が存在することを確認した上で再生する必要がある。言い換えれば、音楽機器が存在しないことが確認された場合には、音楽データの著作権保護の観点から、当該音楽データの再生を禁止する必要がある。再生手段が記憶手段に記憶された音楽データの再生を行う際、音楽機器が存在するか否かを確認するための通信を行うとともに、当該通信によって音楽機器の存在が確認できない場合には、再生手段による音楽データの再生を禁止することで、本音楽再生装置は、簡易な構成で、音楽データの著作権を保護することが可能となる。
請求項2に記載のように、制御手段は、確認動作および当該動作に伴う禁止動作を、所定時間毎に行うことが望ましい。これにより、音楽データの著作権をより確実に保護することができる。
請求項3に記載のように、制御手段は、再生すべき音楽データが記憶手段に未記憶であり、当該音楽データを音楽機器が有する場合には、取得手段によって当該音楽データを取得し、記憶手段に記憶した後に、再生手段によって再生することが望ましい。これにより、再生すべき音楽データが記憶手段に記憶されていない場合でも、当該音楽データを音楽機器から取得して再生することが可能となる。また、音楽データの著作権についても十分保護できる。
請求項4に記載のように、音楽機器が音楽データを再生する際、記憶手段に音楽データが記憶されているか否かを確認するための通信を音楽再生装置と行うとともに、音楽データが記憶されていることが確認された場合には、音楽機器に対して音楽データの再生を禁止させる禁止手段を音楽機器に設けることが望ましい。記憶手段に音楽データが記憶されている場合、著作権保護の観点から、音楽機器における当該音楽データの再生を禁止手段によって禁止することが好ましいのである。
請求項5に記載のように、禁止手段は、確認動作および当該動作に伴う禁止動作を、所定時間毎に行うことが望ましい。これにより、音楽データの著作権をさらに確実に保護することができる。
請求項6に記載のように、取得手段は、単数または複数の音楽機器から音楽データを取得するものであり、記憶手段は、音楽データを記憶する際、当該音楽データの取得元である音楽機器を示す機器データも記憶し、制御手段は、再生手段が音楽データの再生を行う際、当該音楽データと共に記憶手段に記憶された機器データに対応する音楽機器との間で、確認動作を行うことが望ましい。これにより、音楽再生装置は単数または複数の音楽機器の各々から音楽データを取得するとともに、取得した音楽データの各々について、機器データに基づいて確認動作および当該動作に伴う禁止動作を行うことができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における音楽再生装置の全体構成を示すブロック図である。本音楽再生装置Bは、カーナビゲーション装置に組み込まれて動作し、携帯型音楽機器Aから音楽データを取得して音楽再生を行うものである。
図1は、本発明の第1の実施形態における音楽再生装置の全体構成を示すブロック図である。本音楽再生装置Bは、カーナビゲーション装置に組み込まれて動作し、携帯型音楽機器Aから音楽データを取得して音楽再生を行うものである。
はじめに、携帯型音楽機器Aの各部について詳細に説明する。
図1に示すように、音楽データ記憶器A1は、例えば不揮発性の記憶素子であり、音楽データの記憶を行う。前述の音楽データに関しては、メモリカード等に記憶することとしても良い。
操作スイッチA2は、複数のメカニカルなスイッチから構成され、音楽データ記憶器A1に記憶された音楽データの再生や、当該音楽データのカーナビゲーション装置Bへの送信を指示する。前述の各種指示に関しては、操作キーを表示する表示パネルと、当該表示パネルに表示された操作キーを押したことを検出するタッチパネルを備えたタッチスイッチによって構成しても良い。
ディスプレイA3は、小型の液晶ディスプレイであり、音楽データ記憶器A1に記憶された音楽データの曲名を表示する。また、音楽データ記憶器A1に記憶された音楽データが再生できない旨の内容を表示することも行う。前述の各種表示に関しては、小型のCRTに行うこととしても良い。
音楽出力器A4は、信号処理回路であり、音楽データ記憶器A1に記憶された音楽データをアナログの音響信号に変換し、図示しないスピーカから出力させて音楽再生を行う。
通信機A5は、小型の無線通信機であり、車両に搭載されたカーナビゲーション装置Bとの間で、当該装置と通信可能か否かを確認する通信、言い換えれば、カーナビゲーション装置Bが車内に存在するか否かを確認するための通信を行う。また、再生を指示された音楽データが当該装置に記憶されているか否かを確認するための通信を行ったり、音楽データ記憶器A1に記憶された音楽データをカーナビゲーション装置Bへ送信したりすることも行う。これらの通信は、例えば無線通信によって通信相手方の認証が可能な、公知のBluetoothプロトコル等に基づいて行われる。
制御回路A6は、公知のコンピュータから構成され、音楽データ記憶器A1に記憶された音楽データの再生制御を行う。具体的には、制御回路A6は、操作スイッチA2から音楽データの再生が指示されると、通信機A5によってカーナビゲーション装置Bが存在するか否かを確認するための通信を行う。前述の通信が可能であった場合、すなわち、カーナビゲーション装置Bの存在が確認された場合、制御回路A6は、再生を指示された音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されているか否かを確認するための通信をさらに行う。前述の音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されていることが確認された場合、制御回路A6は、カーナビゲーション装置Bに音楽データが記憶されていることをディスプレイA3に表示し、音楽再生を行わない。なお、再生を指示された音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されていないことが確認された場合や、通信機A5がカーナビゲーション装置Bと通信不可である場合、すなわち、カーナビゲーション装置Bの存在が確認できない場合には、制御回路A6は音楽データを音楽出力器B10へ出力して音楽再生を行わせる。
また、制御回路A6は、音楽データ記憶器A1に記憶された音楽データを、通信機A5を介してカーナビゲーション装置Bへ送信させることも行う。
メモリA7は、制御回路A6が各種動作を行う際の一時的な記憶領域として利用される。前述の記憶領域に関しては、例えばメモリカード等を利用することとしても良い。
次に、カーナビゲーション装置Bの各部について詳細に説明する。
図1に示すように、位置検出器B1は、ジャイロスコープB2、距離センサB3、GPS受信機B4から構成され、車両の現在位置および進行方向の検出を行う。
ジャイロスコープB2は、例えば水晶振動子を備え、当該振動子を振動させた際に発生する、コリオリ力に基づく振動から、車両のヨー角速度(ヨーレート)を検出する。
距離センサB3は、例えば車両に搭載された図示しない車輪や車軸の回転信号に基づいて、車両の移動距離を検出する。
GPS受信機B4は、人工衛星である図示しないGPS衛星から送信される位置測定用のGPS信号を受信し、車両が現在走行している地点の緯度や経度、高度を検出する。
位置検出器B1は、前述した3つの機器の検出結果を相互に補間することによって精度の高い位置検出を行う。もちろん、要求される検出精度によっては、前述の3つの機器を全て備える必要はない。なお、車両の現在位置および進行方向の検出に関しては、ステアリングセンサ等、他のセンサによる検出信号に基づいて行うこととしてもよい。
地図データ入力器B5は、例えばハードディスクであり、道路情報、建造物情報、各地域の住所情報や郵便番号情報などを含む地図データと、地図画像を表示するための地図画像データとを記憶する。地図データおよび地図画像データに関しては、CD−ROMやDVD−ROM等に記憶することとしても良い。
ディスプレイB6は、車載用の小型ディスプレイであり、地図画像の表示を含む、各種ナビゲーション表示を行う。また、携帯型音楽機器Aの存在が確認できない旨の内容や、再生すべき音楽データが無い旨の内容を表示することも行う。前述の各種表示に関しては、車載用のヘッドアップディスプレイ等を用いることとしても良い。
操作スイッチB7は、複数のメカニカルなスイッチから構成され、カーナビゲーション装置に対して、各種ナビゲーション動作の開始や終了を指示する。前述の各種ナビゲーション指示に関しては、操作キーを表示する表示パネルと、当該表示パネルに表示された操作キーを押したことを検出するタッチパネルを備えたタッチスイッチによって構成しても良い。
インタフェースB8は、図示しない車内LANと接続されるインタフェースであり、当該LANに接続された図示しない各種機器から、例えば交通情報を取得したり、また例えば車両の現在位置情報等を各種機器へ出力したりする。
音楽データ記憶器B9は、例えば不揮発性の記憶素子であり、音楽データおよび当該データの取得元の機器を示す機器データを記憶する。音楽データおよび機器データに関しては、メモリカード等に記憶することとしても良い。
音楽出力器B10は、信号処理回路であり、音楽データ記憶器B9に記憶された音楽データをアナログの音響信号に変換し、図示しないスピーカから出力させて音楽再生を行う。
音声出力器B11は、音声合成回路であり、各種ナビゲーション案内のためのアナログの音声信号を合成し、図示しないスピーカから出力して音声案内を行う。また、携帯型音楽機器Aが確認できない旨の内容や、再生すべき音楽データが無い旨の内容を案内するアナログの音声信号を合成し、図示しないスピーカから案内音声を出力することも行う。
通信機B12は、携帯型音楽機器Aとの間で、当該機器が存在するか否かを確認するための通信や、再生を指示された音楽データが当該機器に記憶されているか否かを確認するための通信を行う。また、携帯型音楽機器Aから音楽データを受信することも行う。
制御回路B13は、公知のコンピュータから構成され、操作スイッチB7からの指示に従って、地図画像表示を含む各種ナビゲーション動作を実行する。具体的には、制御回路B13は、位置検出器B1が検出した車両の現在位置および進行方向に基づいて、地図データ入力器B5から車両の現在位置周辺の地図データおよび地図画像データを読み出し、車両の現在位置を示すマークを重畳した地図画像を生成してディスプレイB6に表示させる。また、音声出力器B11によって各種音声案内を行わせる。
さらに、制御回路B13は、音楽データ記憶器B9に記憶された音楽データの再生制御を行う。具体的には、制御回路B13は、操作スイッチB7から音楽データの再生が指示されると、当該音楽データが音楽データ記憶器B9に記憶されているか否かを確認する。音楽データ記憶器B9に音楽データが記憶されている場合、制御回路B13は、音楽データと共に記憶された機器データを参照し、当該機器データが携帯型音楽機器Aを示す場合には、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行う。前述の通信が不可であった場合、すなわち、携帯型音楽機器Aの存在が確認できない場合には、制御回路B13は、携帯型音楽機器Aの存在が確認できない旨の内容をディスプレイB6に表示し、音声出力器B11からも案内音声を出力して、音楽データの再生を行わない。前述の通信が可能であった場合、すなわち、携帯型音楽機器Aの存在が確認された場合には、制御回路B13は、音楽データを音楽出力器B10へ出力して音楽再生を行わせる。また、機器データが携帯型音楽機器A以外の機器を示す場合にも、制御回路B13は音楽データを音楽出力器B10へ出力して音楽再生を行わせる。
一方、再生を指示された音楽データが音楽データ記憶器B9に記憶されていない場合にも、制御回路B13は、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行う。携帯型音楽機器Aと通信可能である場合、すなわち、携帯型音楽機器Aの存在が確認された場合には、制御回路B13は、再生を指示された音楽データが携帯型音楽機器Aに記憶されているか否かを確認するための通信をさらに行う。再生を指示された音楽データが携帯型音楽機器Aに記憶されていることが確認された場合、制御回路B13は、携帯型音楽機器Aから当該音楽データを受信し、携帯型音楽機器Aを示す機器データと共に音楽データ記憶器B9に記憶した後、音楽出力器B10へ出力して音楽再生を行う。
なお、再生を指示された音楽データが音楽データ記憶器B9に記憶されていない場合において、携帯型音楽機器Aとの通信が不可である、すなわち、携帯型音楽機器Aの存在が確認できない場合や、携帯型音楽機器Aとの通信が可能であっても、当該機器に再生を指示された音楽データが記憶されていない場合には、再生すべき音楽データが無いことをディスプレイB6に表示し、音楽再生を行わない。
メモリB14は、制御回路B13が各種動作を行う際の一時的な記憶領域として利用される。前述の記憶領域に関しては、例えばメモリカード等を利用することとしても良い。
図2は、本実施形態の音楽再生装置において、携帯型音楽機器Aが音楽再生を行う際の処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、操作スイッチA2から音楽データの再生が指示されるたびに実行される。
ステップ201では、制御回路A6は、通信機A5によってカーナビゲーション装置Bとの通信が可能か否かを確認する通信、言い換えれば、カーナビゲーション装置Bが車内に存在するか否かを確認するための通信を行う。前述の通信が可能であった場合、すなわち、カーナビゲーション装置Bの存在が確認された場合は、ステップ202へ進む。前述の通信が不可であった場合、すなわち、カーナビゲーション装置Bの存在が確認できない場合は、ステップ204へ進む。
ステップ202では、再生を指示された音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されているか否かを確認するための通信を行う。前述の音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されていることが確認された場合は、ステップ203へ進む。前述の音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されていないことが確認された場合は、ステップ204へ進む。
ステップ203では、カーナビゲーション装置Bに再生すべき音楽データが記憶されていることをディスプレイA3に表示させ、処理を終了する。カーナビゲーション装置Bに再生すべき音楽データが記憶されている場合、著作権保護の観点から、携帯型音楽機器Aにおける当該音楽データの再生を禁止することが好ましいためである。ステップ204では、音楽データ記憶器A1から再生を指示された音楽データを読み出して音楽出力器A4に出力し、音楽再生を開始して処理を終了する。
図3は、本実施形態の音楽再生装置において、カーナビゲーション装置Bが音楽再生を行う際の処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、操作スイッチB7から音楽データの再生が指示されるたびに実行される。
ステップ301では、制御回路B13は、再生すべき音楽データが音楽データ記憶器B9に記憶されているか否かを判定する。音楽データが記憶されている場合は、ステップ302へ進む。音楽データが記憶されていない場合は、ステップ305へ進む。
ステップ302では、音楽データと共に記憶されている機器データが携帯型音楽機器Aを示しているか否かを判定する。携帯型音楽機器Aを示している場合は、ステップ303へ進む。携帯型音楽機器Aを示していない場合は、ステップ309へ進む。
ステップ303では、通信機B12によって携帯型音楽機器Aの存在を確認するための通信を行う。前述の通信によって携帯型音楽機器Aが確認された場合は、ステップ309へ進む。携帯型音楽機器Aが確認できない場合は、ステップ304へ進み、携帯型音楽機器Aが確認できない旨の内容をディスプレイB6に表示し、音声出力器B11から案内音声を出力して、処理を終了する。
一方、ステップ305では、通信機B12によって携帯型音楽機器Aの存在を確認するための通信を行う。前述の通信によって携帯型音楽機器Aが確認された場合は、ステップ306へ進む。携帯型音楽機器Aが確認できない場合は、ステップ308へ進む。
ステップ306では、通信機B12によって携帯型音楽機器Aに音楽データが記憶されているか否かを確認するための通信をさらに行う。携帯型音楽機器Aに音楽データが記憶されていることが確認された場合には、ステップ307へ進み、携帯型音楽機器Aから音楽データを受信し、携帯型音楽機器Aを示す機器データと共に音楽データ記憶器B9へ記憶して、ステップ309へ進む。これにより、再生すべき音楽データが音楽データ記憶器B9に記憶されていない場合でも、当該音楽データを携帯型音楽機器Aから取得して再生することが可能となる。また、当該音楽データの著作権についても十分保護できる。一方、携帯型音楽機器Aに音楽データが記憶されていないことが確認された場合には、ステップ308へ進み、音楽データが無いため再生できない旨の内容をディスプレイB6に表示し、音声出力器B11から案内音声を出力して、処理を終了する。
ステップ309では、再生を指示された音楽データを音楽データ記憶器B9から読み出し、音楽出力器B10へと出力して音楽再生を開始し、処理を終了する。
このように、本実施形態の音楽再生装置では、制御回路B13は、音楽データの再生が指示されると、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行うとともに、携帯型音楽機器Aとの通信が不可である場合、すなわち、携帯型音楽機器Aの存在が確認できない場合は、音楽データの再生を行わない。これにより、本音楽再生装置は、簡易な構成で、音楽データの著作権を保護することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態における音楽再生装置について説明する。本実施形態の音楽再生装置では、音楽データの再生が指示されたか否かにかかわらず、所定時間毎に音楽再生制御を行う。また、携帯型音楽機器Aについても、音楽データの再生が指示されたか否かにかかわらず、所定時間毎に音楽再生制御を行う。上述した点が、本実施形態のポイントである。
次に、本発明の第2の実施形態における音楽再生装置について説明する。本実施形態の音楽再生装置では、音楽データの再生が指示されたか否かにかかわらず、所定時間毎に音楽再生制御を行う。また、携帯型音楽機器Aについても、音楽データの再生が指示されたか否かにかかわらず、所定時間毎に音楽再生制御を行う。上述した点が、本実施形態のポイントである。
本実施形態の制御回路A6は、所定時間毎に、通信機A5によってカーナビゲーション装置Bが存在するか否かを確認するための通信を行う。前述の通信が可能であった場合、制御回路A6は、現在再生中の音楽データがあるか否かを調べ、再生中の音楽データがある場合には、当該音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されているか否かを確認するための通信をさらに行う。再生中の音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されていることが確認された場合、制御回路A6は、カーナビゲーション装置Bに音楽データが記憶されていることをディスプレイA3に表示し、音楽再生を中止する。なお、通信機A5がカーナビゲーション装置Bと通信不可である場合や、現在再生中の音楽データが無い場合、再生中の音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されていないことが確認された場合は、前述の中止動作は行わない。なお、音楽データの再生が指示された場合は、前述した第1の実施形態の場合と同様の動作を行う。
本実施形態の制御回路B13は、所定時間毎に、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行う。前述の通信が不可であった場合、制御回路B13は、携帯型音楽機器Aから取得した音楽データを再生中であれば、当該機器の存在が確認できない旨の内容をディスプレイB6に表示し、音声出力器B11からも案内音声を出力して、音楽データの再生を中止する。なお、音楽データの再生が指示された場合は、前述した第1の実施形態の場合と同様の動作を行う。
その他の構成・動作は、前述した第1の実施形態の場合と同様であるため、説明を省略する。
図4は、本実施形態の音楽再生装置において、携帯型音楽機器Aが音楽再生を行う際の処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、所定時間毎に実行されるものであり、前述した図2のフローチャートの処理に対し、音楽データが再生中であれば再生を継続し、音楽データの再生が指示された場合は、指示された音楽データを再生するステップ、再生中の音楽データがあるか否かを判定するステップ、再生中の音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されているか否かを確認するステップ、音楽データの再生を中止するステップ、音楽データの再生を継続するステップ、音楽データの再生が指示されたか否かを判定するステップを新たに加える。言い換えれば、ステップ402〜ステップ407以外の全ての処理は、前述した図2のフローチャートの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップ402では、制御回路Aは、音楽データの再生中であれば再生を継続し、音楽データの再生が指示された場合は、指示された音楽データを再生する。
ステップ403では、再生中の音楽データがあるか否かを判定する。再生中の音楽データがある場合は、ステップ404へ進む。再生中の音楽データが無い場合は、ステップ407へ進む。
ステップ404では、再生中の音楽データがカーナビゲーション装置Bに記憶されているか否かを確認するための通信を行う。カーナビゲーション装置Bに記憶されていることが確認された場合は、ステップ405へ進み、音楽データの再生を中止してステップ409へ進む。カーナビゲーション装置Bに記憶されていないことが確認された場合は、ステップ406へ進み、音楽データの再生を継続して処理を終了する。
ステップ407では、音楽データの再生が指示されたか否かを判定する。音楽データの再生が指示された場合は、ステップ408へ進む。指示されなかった場合は、処理を終了する。
図5は、本実施形態の音楽再生装置において、カーナビゲーション装置Bが音楽再生を行う際の処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、所定時間毎に実行されるものであり、前述した図3のフローチャートの処理に対し、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行うステップと、携帯型音楽機器Aから取得した音楽データの再生を中止するステップとを新たに加える。言い換えれば、ステップ501およびステップ502以外の全ての処理は、前述した図3のフローチャートの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップ501では、制御回路B13は、通信機B12によって携帯型音楽機器Aが存在するか否かを確認するための通信を行う。前述の通信が不可であった場合は、ステップ502へ進み、機器データを参照して、携帯型音楽機器Aから取得した音楽データを再生中であれば、当該音楽データの再生を中止してステップ503へ進む。前述の通信が可能であった場合は、ステップ503へ進む。
このように、本実施形態の音楽再生装置では、音楽データの再生が指示されたか否かにかかわらず、所定時間毎に音楽再生制御を行う。また、携帯型音楽機器Aについても、音楽データの再生が指示されたか否かにかかわらず、所定時間毎に音楽再生制御を行う。これにより、音楽データの著作権をより確実に保護することができる。
前述した各実施形態では、本音楽再生装置は単一の携帯型音楽機器と通信を行い、音楽データの再生制御を行った。しかしながら、これに限定されるものではなく、複数の携帯型音楽機器の各々と通信を行い、音声データの再生制御を行うこととしても良い。この場合、各音楽データと共に記憶される機種データを参照するとともに、当該音楽データの取得元である携帯型音楽機器を判別して通信を行い、上述した確認動作および再生中止動作を行うこととなる。
前述した各実施形態では、本音楽再生装置はカーナビゲーション装置に組み込まれて動作したが、これに限定されるものではなく、例えばカーオーディオ等、音響出力を行うことが可能な装置であれば、好適に利用できる。また、携帯型ではなく据置型(設置型)の音楽機器と通信を行い、音楽データの再生制御を行うこととしても良い。
A…携帯型音楽機器
A1…音楽データ記憶器
A2…操作スイッチ
A3…ディスプレイ
A4…音楽出力器
A5…通信機
A6…制御回路
A7…メモリ
B…カーナビゲーション装置
B1…位置検出器
B2…ジャイロスコープ
B3…距離センサ
B4…GPS受信機
B5…地図データ入力器
B6…ディスプレイ
B7…操作スイッチ
B8…インタフェース
B9…音楽データ記憶器
B10…音楽出力器
B11…音声出力器
B12…通信機
B13…制御回路
B14…メモリ
A1…音楽データ記憶器
A2…操作スイッチ
A3…ディスプレイ
A4…音楽出力器
A5…通信機
A6…制御回路
A7…メモリ
B…カーナビゲーション装置
B1…位置検出器
B2…ジャイロスコープ
B3…距離センサ
B4…GPS受信機
B5…地図データ入力器
B6…ディスプレイ
B7…操作スイッチ
B8…インタフェース
B9…音楽データ記憶器
B10…音楽出力器
B11…音声出力器
B12…通信機
B13…制御回路
B14…メモリ
Claims (6)
- 音楽機器の有する音楽データを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した音楽データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された音楽データの再生を行う再生手段と、
前記再生手段が前記記憶手段に記憶された音楽データの再生を行う際、前記音楽機器が存在するか否かを確認するための通信を行うとともに、当該通信によって前記音楽機器が存在しないことが確認された場合には、前記再生手段による前記音楽データの再生を禁止する制御手段とを備えることを特徴とする音楽再生装置。 - 前記制御手段は、前記確認動作および当該動作に伴う前記禁止動作を、所定時間毎に行うことを特徴とする請求項1記載の音楽再生装置。
- 前記制御手段は、再生すべき音楽データが前記記憶手段に未記憶であり、当該音楽データを前記音楽機器が有する場合には、前記取得手段によって当該音楽データを取得し、前記記憶手段に記憶した後、前記再生手段によって再生することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音楽再生装置。
- 前記音楽機器が前記音楽データを再生する際、前記記憶手段に前記音楽データが記憶されているか否かを確認するための通信を前記音楽再生装置と行うとともに、前記音楽データが記憶されていることが確認された場合には、前記音楽機器に対して前記音楽データの再生を禁止させる禁止手段を前記音楽機器に設けることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の音楽再生装置。
- 前記禁止手段は、前記確認動作および当該動作に伴う前記禁止動作を、所定時間毎に行うことを特徴とする請求項4記載の音楽再生装置。
- 前記取得手段は、単数または複数の前記音楽機器から前記音楽データを取得するものであり、
前記記憶手段は、前記音楽データを記憶する際、当該音楽データの取得元である前記音楽機器を示す機器データも記憶し、
前記制御手段は、前記再生手段が前記音楽データの再生を行う際、当該音楽データと共に前記記憶手段に記憶された前記機器データに対応する前記音楽機器との間で、前記確認動作を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の音楽再生装置。
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JP2014504812A (ja) * | 2010-12-27 | 2014-02-24 | 日本電気株式会社 | マッピングサーバ装置、ネットワークシステム、パケット転送方法およびプログラム |
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