JP4067795B2 - ナビゲーション装置及び経路案内方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置及び経路案内方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナビゲーション装置においては、複数のGPS(Global Positioning System)衛星から受信した位置情報から現在位置を検出し、予め記憶されている地図データから現在位置周辺の地図を読み出して、現在位置を地図に重ねてディスプレイ上に表示している。同時に、目的地までの経路の案内ポイントとなる場所と進むべき方向等の経路案内情報を、予め登録されている音声データと方向を指示する矢印等の画像データを地図上に表示することによりユーザに伝えている。
【0003】
図5は、従来のナビゲーション装置の機能的構成を示すブロック図の一例である。図5に示すように、従来のナビゲーション装置は、CPU21a、メモリ21bを有するナビゲーション制御部21、記憶装置22、表示部23、入力部24、受信機・センサ25、発音器26、スピーカ27より構成されている。記憶装置22にはナビゲーションに必要なプログラム、地図データファイル、案内音声データファイル及び案内画像データファイル等が記録されており、ナビゲーション制御部21は、GPS等からなる受信機・センサ25から検出した位置情報をもとに案内が必要な地点に達すると記憶装置22より該当する地図データ、案内音声データ及び案内画像データを読み出して、表示部23による表示と発音器26とスピーカ27による音声出力により経路案内を行う。
【0004】
しかしながら、従来のナビゲーション装置においては、読み取り専用の記憶装置22に予めナビゲーションプログラム、地図データ、案内音声データ及び案内画像データが合わせて記録されているため、案内音声データ及び案内画像データのみを追加、変更することはできなかった。そのため、ユーザが嗜好に合わせてナビゲーション装置をカスタマイズすることができなかった。
【0005】
このような点を改良するものとして、例えば、特開2000−258180号公報に記載のナビゲーション装置が提案されている。当該ナビゲーション装置によれば、予め登録された案内音声データの他に、ユーザが自ら案内音声データを録音することによって、予め登録された案内音声データと録音した案内音声データのいずれか一方を選択的に取出して音声案内することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、当該ナビゲーション装置においてユーザが新たに設定できるのは録音した案内音声データのみであり、案内音声データと案内画像データ双方において嗜好に合わせて自由にカスタマイズすることはできなかった。また、案内音声データをユーザが録音する際には、メッセージごとに録音を繰り返す必要があり、手軽にカスタマイズを楽しむという面においても限界があった。
【0007】
本発明の課題は、ナビゲーション装置をユーザの嗜好に合わせて手軽にカスタマイズできるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載のナビゲーション装置は、
車輌が案内データ配信圏内に入ったことを検知する検知手段と、
配信地域の方言による案内音声データ及び案内画像データを含んで配信された案内データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した案内データをメモリに記録する記録手段と、
前記受信手段により受信した案内データにより案内を行うか否かを設定する設定手段と、
前記車輌の現在位置を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された現在位置が前記受信した案内データにより案内を行うべきポイントに到達した際に、前記メモリに記録されている案内データを読み出して案内を出力する案内手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載の発明の経路案内方法は、
車輌が案内データ配信圏内に入ったことを検知する工程と、
配信地域の方言による案内音声データ及び案内画像データを含んで配信された案内データを受信する工程と、
前記受信した案内データをメモリに記録する工程と、
前記受信した案内データにより案内を行うか否かを設定する工程と、
前記車輌の現在位置を検出する工程と、
前記検出された現在位置が前記受信した案内データにより案内を行うべきポイントに到達した際に、前記メモリに記録されている案内データを読み出して案内を出力する工程と、
を含むことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態におけるナビゲーション装置1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、ナビゲーション装置1は、CPU11a及びメモリ11bを有するナビゲーション制御部11、記録媒体12aを有する記憶装置12、追加記録媒体13、表示部14、入力部15、受信機・センサ16、音声合成装置17、発音器18、スピーカ19により構成され、これら各部はバスにより接続されている。
【0016】
ナビゲーション制御部11内のCPU(Central Processing Unit)11aは、記憶装置12に記憶されている各種制御プログラムを読み出し、該制御プログラムに従ってナビゲーション装置1の各部の動作を集中制御する。また、入力部15、受信機・センサ16等を介して入力されるデータに基づいて、記憶装置12の有する記録媒体12aに記憶されたナビゲーション用の各種アプリケーションプログラム及びデータを読み出して、後述する案内データ設定処理、案内音声合成処理、案内データ受信処理等の各種処理を実行し、処理結果を表示部14に表示させたり、発音器18、スピーカ19により音声出力したりする。
【0017】
すなわち、CPU11aは、案内データ設定処理の実行に際して、追加記録媒体13が挿入されると、追加案内音声データファイルと追加案内画像データファイル(追加案内データ)を読み出して追加データ格納メモリ111に格納する。そして、記録媒体12aが挿入されると、CPU11aは、追加データ格納メモリ111に追加案内データが格納されているか否かを判別し、格納されていると判別すると、経路案内を記録媒体12aに記録されている標準データで行うか、追加案内データで行うかをユーザに設定させる。そして、標準データによる案内が設定されると、CPU11aは、案内が必要なポイントに到達した際に、標準案内音声データファイル122及び標準案内画像データファイル123から必要なデータを読み出して経路案内を開始する。一方、追加案内データによる案内が設定されると、CPU11aは、案内が必要なポイントに到達した際に、追加データ格納メモリ111から必要なデータを読み出して経路案内を開始する。
【0018】
また、案内音声合成処理の実行に際して、CPU11aは、案内データ設定処理で追加案内データによる案内を設定した後案内が必要なポイントに到達すると、音声合成装置17に発声すべき音を命令する。そして、音声合成装置17に、追加データ格納メモリ111から発声するのに必要な発声音データを読み出させ、自然なフレーズになるように発声音データを合成させる。そして、合成されたデータを基に、CPU11aは、発音器18に合成音声信号を生成させ、スピーカ19から案内音声を出力させる。
【0019】
更に、案内データ受信処理の実行に際して、CPU11aは、案内データ設定処理で追加案内データによる案内を設定した後、受信機・センサ16により車輛が案内データ配信圏内に入ったことが検知され、案内データが受信されると、受信データを追加データ格納メモリ111に読み込む。そして、案内ポイントに到達すると、CPU11aは、追加データ格納メモリ111に読み込まれたデータを読み出して、案内を開始する。
【0020】
ナビゲーション制御部11内のメモリ11bは、CPU11aにより実行制御される上記各種処理において、記憶装置12、記録媒体12a及び追加記録媒体13から読み出されたナビゲーション装置1で実行可能なシステムプログラム、制御プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。例えば、メモリ11bは、追加データ格納メモリ111を有し、案内データ設定処理に際して追加記録媒体13に記録されている追加案内音声データファイル131、追加案内画像データファイル132を格納する。
【0021】
記憶装置12は、ナビゲーション装置1で実行可能なシステムプログラム、制御プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等が記憶されている。記憶装置12は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体等の不揮発性メモリで構成された記録媒体12aを有しており、記録媒体12aは記憶装置12に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものである。記録媒体12aには、CPU11aにより実行されるナビゲーション装置1に対応するシステムプログラム上で実行可能な各種アプリケーション、及びこれらのプログラムに係るデータ等が記憶されている。例えば、記録媒体12aには、案内データ設定処理、案内音声合成処理、案内データ受信処理等の各種プログラムが記憶されている。
【0022】
本実施の形態において、記録媒体12aは、図1に示すように、地図データファイル121、標準案内音声データファイル122、標準案内画像データファイル123を少なくとも有して構成されている。
地図データファイル121は、ナビゲーションの表示に使用する地図データ、及び道路、施設、海、川等の各種シンボルデータ等が記憶されている。
標準案内音声データファイル122は、経路案内に必要な、単語や文節等からなるメッセージのデータが予め記憶されている。経路案内の際には、CPU11aは、標準案内音声データファイル122に記憶されているメッセージデータを組み合わせて経路案内に適した文章を作成し、発音器18により音声を生成してスピーカ19により音声出力する。
標準案内画像データファイル123は、上下左右等の方向指示を表す矢印や車輛マーク等の案内に必要な画像データが記憶され、経路案内が必要な地点に達すると、経路案内に適した画像データが標準案内画像データファイル123から読み出されて表示部14に表示される。
【0023】
追加記録媒体13は、例えば、CD−ROM、DVD−ROM等の磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体等の不揮発性メモリで構成され、ナビゲーション装置1に着脱自在に装着するものである。追加記録媒体13は、追加案内音声データファイル131、追加案内画像データファイル132、発声音データファイル133等から構成され、経路案内の追加・変更データ、及び基本となる発声音データが記憶されている。
【0024】
表示部14は、カラー液晶ディスプレイ等により構成され、入力部15における入力内容や、CPU11aから入力されるナビゲーション用の表示情報を表示する。
【0025】
入力部15は、文字キー、数字キー、検索キーの他、ナビゲーション利用等の各種機能に対応付けられた各種キーを備え、操作されたキーに対応する操作信号をCPU11aに出力する。また、タッチパネル等のポインティングデバイス、リモコン等を備える構成としても良い。
【0026】
受信機・センサ16は、GPS(Global Positioning System)アンテナ、角度センサ、距離センサ、FMアンテナ等を備えて構成される。
GPSアンテナは、複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信して、受信したGPS信号に基づいて車の絶対的な位置情報を取得する。角度センサは、車の角速度(単位時間あたりの回転速度)を検出して、移動方位の変化量を算出する。 距離センサは、車輛の回転に応じて出力されるパルス信号を検出して、車輛の移動距離を算出する。そして、これら角速度信号及び車速パルス信号により、車の相対的な位置変化を算出する。この車の絶対的な位置情報及び相対的な位置変化から車の正確な現在位置情報をCPU11aに出力する。
FMアンテナは、FM多重放送等から提供される道路交通情報や、各種配信データを取得する。
【0027】
音声合成装置17は、CPU11aから指示された音声案内に必要なフレーズを、発声に必要な基本となるデータを発声音データファイル133からピックアップし、自然なフレーズとなるように音声合成する。そして、発音器18により合成音声信号を生成し、スピーカ19より出力する。
【0028】
発音器18は、標準案内音声データファイル122または追加データ格納メモリ111に記憶されたメッセージに基づいて合成音声信号を生成してスピーカ19より音声出力する。
【0029】
次に動作を説明する。
ナビゲーション装置1により実行される案内データ設定処理について図2のフローチャートを参照して説明する。
【0030】
ユーザにより経路案内開始の指示があると(ステップS1;Y)、CPU11aは、ナビゲーション装置1のディスク挿入部に記録媒体12a(以下、ナビディスクと記す)が挿入されているか否かを判断する(ステップS2)。ナビディスクが挿入されていないと判断すると(ステップS2;N)、CPU11aは、追加記録媒体13(以下、追加案内データディスクと記す)が挿入されているか否かを判断する(ステップS3)。追加案内データディスクが挿入されていないと判断すると(ステップS3;N)、CPU11aは、ナビディスクまたは追加案内データディスクのいずれか一方を挿入するようにユーザに指示する画面を表示部15に表示させる(ステップS4)。追加案内データディスクが挿入されていると判断すると(ステップS3;Y)、CPU11aは、追加データ格納メモリ111に追加案内データ(追加案内音声データファイル131、追加案内画像データファイル132)を読み込み、ユーザに対して追加案内データディスクとナビディスクとの交換を指示する画面を表示部14に表示する(ステップS5)。
【0031】
一方、ステップS2でナビディスクが挿入されていると判断すると(ステップS2;Y)、CPU11aは、追加データ格納メモリ111にデータが記録されているかを判別する(ステップS7)。
【0032】
ステップS6でユーザがナビディスクを挿入するか、若しくはステップS7でCPU11aが追加データ格納メモリ111にデータが記録されていると判別すると(ステップS7;Y)、CPU11aは、表示部14に案内設定画面を表示させ、ユーザに追加案内データによる案内を設定するか、標準の案内データによる案内を設定するかを選択させる(ステップS8)。そして、追加案内データによる案内が選択されると(ステップS8;Y)、CPU11aは、経路案内が必要なポイントに達すると追加データ格納メモリ111より追加案内データを読み出して案内を開始する(ステップS9)。
【0033】
ステップS7で追加データ格納メモリ111にデータが記録されていないと判別するか(ステップS7;N)、もしくはステップS8で標準の案内データが選択されると(ステップS8;N)、CPU11aは、経路案内が必要なポイントに到達すると、ナビディスクに記録されている標準案内音声データファイル122、標準案内画像データファイル123を読み出して案内を開始する(ステップS10)。
【0034】
以上説明したように、ナビゲーション装置1によれば、ユーザによる経路案内の開始の指示があると、ナビディスクが挿入されているか否かを判断し、挿入されていなければ追加案内データディスクが挿入されているか否かを判断する。追加案内データディスクが挿入されいなければ、ディスクの挿入をユーザに指示する。追加案内データディスクが挿入されていれば追加データ格納メモリ111にデータを読み込み、ユーザにナビディスクと交換させる。ナビディスクが挿入されると、追加データ格納メモリ111にデータが読み込まれているかを判断し、読み込まれていなければ、ナビディスクに記録されている標準案内音声データファイル122と標準案内画像データファイル123を読み出して案内を開始する。追加データ格納メモリ111にデータが読み込まれていると判別すると、案内設定画面を表示し、経路案内が必要なポイントで設定されたデータにより案内を開始する。
【0035】
従って、追加案内データディスクから追加案内データを読み込んでおくことで、標準案内データと追加案内データをユーザが自由に選択できるようになる。追加案内データディスクは入れ替え可能であるので、追加案内データディスクを入れ替えることで、ユーザは気分に応じて所望の経路案内を手軽にカスタマイズすることができる。追加案内画像データは、静止画に限らず、動画であってもよく、キャラクタが方向を指すアニメーションを追加案内データとして読み込んでおけば、エンタテインメント性を向上させることができる。
【0036】
また、追加案内データディスクのフォーマットを統一すれば、追加案内データディスクのフォーマットに対応しているナビゲーション装置全てにおいて追加案内データディスクが利用可能となるので、追加案内データディスクをナビゲーション装置と独立したソフトウエア製品単体として販売、配布することも容易になる。
【0037】
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る案内データ設定処理の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、記録媒体12aは、上記実施の形態においては着脱可能なナビディスクとしたが、ナビゲーション装置1に内蔵された構成としてもよい。また、上記実施の形態では、案内音声データ及び案内画像データの双方を標準データか追加データかのいずれかに設定することとしたが、案内音声データと案内画像データそれぞれに対して標準データか追加データかを設定するようにしてもよい。
【0038】
また、追加案内データに追加案内音声データに替わって50音等の基本的な発声音データのみを記録しておき、ナビゲーション装置1において当該発声音データを基にフレーズを合成してもよい。図3は、左に道案内をする場合を例に、発声音データからフレーズを合成する案内音声合成処理を示すフローチャートである。以下、図3を用いて案内音声合成処理を説明する。なお、案内データ設定処理のステップS5において、追加案内データとして追加案内画像データファイル132と発声音データファイル133を追加データ格納メモリ111に読み込んでおくこととする。
【0039】
案内データ設定処理で追加案内データによる案内を設定した後(ステップS21)、左方向に曲がる案内ポイントに到達すると(ステップS22)、CPU11aは、音声合成装置17に「ひだり」と発声するように命令する(ステップS23)。次に、音声合成装置17は、追加データ格納メモリ111から「ひだり」と発声するのに必要な音声データ「ひ」「だ」「り」を引き出して(ステップS24)、自然なフレーズになるように音声情報を合成する(ステップS25)。そして、合成されたデータを基に、CPU11aは発音器18に合成音声信号を生成させ、スピーカ19から「ひだり」と合成されたフレーズで案内音声を出力させ(ステップS26)、案内音声合成処理を終了する。
【0040】
案内音声合成処理によれば、追加案内データディスクから50音等の基本的な発声音データのみをメモリにとり込んでおくので、フレーズで追加案内音声データをとりこんでおくよりも情報量が少なくてすみ、メモリの使用領域を減少させることができる。標準案内データにおいても、発声音データにより音声を生成するようにしてもよいことは勿論である。
【0041】
追加案内データは、追加案内データディスクを追加データ格納メモリ111に読み込むという方法だけでなく、FM電波等から追加案内音声データ、追加案内画像データが発信されるようにして、受信機・センサ16により追加案内音声データ、追加案内画像データを受信して、追加データ格納メモリに追加案内データとして読み込むようにしてもよい。図4は、案内データ受信処理を示すフローチャートである。以下、図4を参照して、案内データ受信処理を説明する。
【0042】
案内データ設定処理で追加案内データによる案内を設定した後(ステップS31)、受信機・センサ16により車輛が案内データ配信圏内に入ったことが検知され、案内データが受信されると(ステップS32)、CPU11aは、自動的に受信データを追加データ格納メモリ111に読み込む。そして、案内ポイントに到達すると、CPU11aは、追加データ格納メモリ111に読み込まれたデータを読み出して、案内を開始する(ステップS34)。受信機・センサ16により車輛が新しい案内データを配信する圏内に入ったことを検知すると(ステップS35)、CPU11aは、ステップS33に戻り、ステップS33〜35の処理を実行する。CPU11aは、案内終了の指示があるまで(ステップS36;Y)、ステップS33〜35の処理を繰り返し実行する。
【0043】
案内データ受信処理によれば、地域ごとに方言等を利用した案内音声データや地域の特色を取り入れた案内画像データ等の案内データを配信すれば、地域性のある変化に富んだ経路案内を楽しむことができる。
【0044】
更に、追加案内データディスクは、位置情報による案内データの追加だけでなく、時間情報による案内の機能を追加することもできる。例えば、一定時間ごとにドライバーに休憩を促すように画像や音声で案内する機能を有したナビゲーション装置であれば、追加データによって、様々な休憩案内ができる。
その他、本装置の細部構成、及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、ナビゲーション装置をユーザの嗜好に合わせて手軽にカスタマイズできるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るナビゲーション装置1の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPU11aにより実行される案内データ設定処理を示すフローチャートである。
【図3】図1のCPU11aにより実行される案内音声合成処理を示すフローチャートである。
【図4】図1のCPU11aにより実行される案内データ受信処理を示すフローチャートである。
【図5】従来技術におけるナビゲーション装置の機能的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置
11 ナビゲーション制御部
11a CPU
11b メモリ
111 追加データ格納メモリ
12 記憶装置
12a 記録媒体
121 地図データファイル
122 標準案内音声データファイル
123 標準案内画像データファイル
13 追加記録媒体
131 追加案内音声データファイル
132 追加案内画像データファイル
133 発声音データファイル
14 表示部
15 入力部
16 受信機・センサ
17 音声合成装置
18 発音器
19 スピーカ
Claims (2)
- 車輌が案内データ配信圏内に入ったことを検知する検知手段と、
配信地域の方言による案内音声データ及び案内画像データを含んで配信された案内データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した案内データをメモリに記録する記録手段と、
前記受信手段により受信した案内データにより案内を行うか否かを設定する設定手段と、
前記車輌の現在位置を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された現在位置が前記受信した案内データにより案内を行うべきポイントに到達した際に、前記メモリに記録されている案内データを読み出して案内を出力する案内手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 車輌が案内データ配信圏内に入ったことを検知する工程と、
配信地域の方言による案内音声データ及び案内画像データを含んで配信された案内データを受信する工程と、
前記受信した案内データをメモリに記録する工程と、
前記受信した案内データにより案内を行うか否かを設定する工程と、
前記車輌の現在位置を検出する工程と、
前記検出された現在位置が前記受信した案内データにより案内を行うべきポイントに到達した際に、前記メモリに記録されている案内データを読み出して案内を出力する工程と、
を含むことを特徴とする経路案内方法。
Priority Applications (1)
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