JP2001015508A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001015508A
JP2001015508A JP11181469A JP18146999A JP2001015508A JP 2001015508 A JP2001015508 A JP 2001015508A JP 11181469 A JP11181469 A JP 11181469A JP 18146999 A JP18146999 A JP 18146999A JP 2001015508 A JP2001015508 A JP 2001015508A
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insulating layer
semiconductor device
conductive
layer
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Junko Izumitani
淳子 泉谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線形成工程における歩留りの向上・コスト
低減および信頼性の高い配線を形成する。 【解決手段】 半導体装置は、シリコン基板1の上に形
成された、所定の方向に延在する溝3aを有する絶縁層
3を備える。絶縁層3を規定する側壁3c間の距離はシ
リコン基板1から遠ざかるにつれて大きくなる。半導体
装置は、溝3aを充填する導電層7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、特に、導電層を有する半導体装
置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置では、半導体基板の上
に配線層としての導電層が形成されている。この導電層
は、絶縁層に溝を形成し、その溝に埋込まれた、いわゆ
る埋込型の導電層と、絶縁層の表面に形成された埋込ま
れない導電層とがある。
【0003】通常、絶縁層に埋込まれる導電層は、絶縁
層に溝を形成し、この溝を充填するように形成される。
また、埋込まれない導電層は、絶縁層上に形成され、そ
の導電層はさらに別の絶縁層で覆われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の導
電層に生じる問題について説明する。
【0005】まず、絶縁層に形成された溝に埋込まれる
導電層では、通常、溝は絶縁層を異方性エッチングして
形成されるため、溝の側壁は半導体基板に対してほぼ垂
直に形成される。
【0006】したがって、この溝を導電材料で埋込む際
に、溝のアスペクト比が大きくなると、溝を完全に導電
材料で埋込むことができない。そのため、導電層内に導
電材料が充填されない、いわゆるボイドと呼ばれる空洞
部分が生じる。このボイドの存在により、配線のオープ
ン不良の発生や信頼性が劣化するという問題があった。
【0007】また、絶縁層の表面に形成される埋込まれ
ない導電層も、導電材料を異方性エッチングすることに
より形成される。そのため、導電層の側壁は半導体基板
に対してほぼ垂直に形成される。この導電層を絶縁層で
覆う際にも、絶縁層にボイドと呼ばれる空洞部分が発生
することがある。
【0008】特に、狭い領域に複数本の導電層を形成し
た場合に、導電層間を充填する絶縁層に、このボイドが
発生し、絶縁層の絶縁不良が生じるという問題があっ
た。
【0009】そこで、この発明は、上述のような問題点
を解決するためになされたものであり、この発明の目的
は、溝内に確実に導電材料を埋込むことができ、配線形
成工程における歩留りの向上・コスト低減および信頼性
の高い配線を有する半導体装置を提供することである。
【0010】また、この発明の別の目的は、確実に絶縁
層で覆うことができる導電層を有する、絶縁不良の生じ
ない半導体装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
従った半導体装置は、絶縁層と導電層とを備える。絶縁
層は、半導体基板の上に形成される。絶縁層は、所定の
方向に延在する凹部を有する。凹部を規定する側壁間の
距離は、半導体基板から遠ざかるにつれて大きくなる。
導電層は凹部を充填する。
【0012】このように構成された半導体装置おいて
は、凹部を規定する側壁間の距離が半導体基板から遠ざ
かるにつれて大きくなるため、側壁間の距離が一定であ
る凹部に比べて、この凹部を導電層で充填しやすい。そ
のため、導電層にボイド(空洞部分)が生じるのを防止
することができ、導電層の電気抵抗の上昇を抑えること
ができる。
【0013】さらに、凹部を充填する導電層の幅は、半
導体基板から遠ざかるにつれて大きくなる。そのため、
幅が一定の導電層に比べて、断面積が大きくなるため、
導電層の電気抵抗を低下させることができる。
【0014】また、好ましくは、凹部を規定する側壁は
曲面を有し、その曲率の中心は側壁の内側に位置する。
この場合、側壁間の距離は半導体基板から遠ざかるにつ
れて徐々に大きくなり、かつ、側壁はなだらかに傾斜す
る。そのため、この側壁により形成される凹部を導電層
がさらに充填しやすくなり、導電層にボイドが発生しな
い。その結果、導電層の電気抵抗の上昇を抑えることが
できる。
【0015】また好ましくは、導電層と絶縁層とは頂面
を有する。絶縁層の頂面と導電層の頂面とはほぼ同一平
面である。この場合、絶縁層の頂面と導電層の頂面との
間に段差が発生せず、半導体装置の平坦化を向上させる
ことができる。
【0016】また、好ましくは、導電層は単一のまたは
複数の導電材料により構成される。また、好ましくは、
凹部の底壁は半導体基板の表面により構成される。この
場合、凹部を充填する導電層と半導体基板とを電気的に
接続することができる。
【0017】また、好ましくは、凹部の底壁は半導体基
板上の導電領域の表面により構成される。この場合、凹
部を充填する導電層と半導体基板上の導電領域とを電気
的に接続することができる。
【0018】また、好ましくは、凹部は絶縁層を異方性
エッチングすることにより形成される。
【0019】この発明の別の局面に従った半導体装置
は、導電層と絶縁層とを備える。導電層は、半導体基板
の上に形成される。導電層は、所定の方向に延在する。
絶縁層は、導電層を覆う。導電層を規定する側壁間の距
離は、半導体基板から遠ざかるにつれて小さくなる。
【0020】このように構成された半導体装置において
は、導電層を規定する側壁間の距離が半導体基板から遠
ざかるにつれて小さくなるため、この導電層を絶縁層が
覆いやすくなる。そのため、絶縁層にボイドが発生せ
ず、絶縁不良の発生を抑えることができる。
【0021】また、好ましくは、導電層を規定する側壁
は曲面を有し、その曲率の中心は側壁の内側に位置す
る。この場合、導電層を規定する側壁間の距離は半導体
基板から遠ざかるにつれて徐々に小さくなり、かつ、導
電層の側壁はなだらかに傾斜する。そのため、さらにこ
の導電層を絶縁層が覆いやすくなり、ボイドの発生を抑
えることができる。その結果、絶縁不良の発生を防止す
ることができる。
【0022】また、好ましくは、導電層と絶縁層とは頂
面を有する。絶縁層の頂面と導電層の頂面とはほぼ同一
平面である。この場合、絶縁層の頂面と導電層の頂面と
の間に段差が生じないため、半導体装置の平坦性を向上
させることができる。
【0023】また、好ましくは、導電層は単一のまたは
複数の導電材料により構成される。この発明の1つの局
面に従った半導体装置の製造方法は、半導体基板の上に
絶縁層を形成する工程と、所定の方向に延在する凹部を
絶縁層の表面に形成する工程と、絶縁層の表面を等方性
エッチングすることにより、凹部を規定する側壁が曲面
を有するように凹部を加工する工程とを備える。曲面の
曲率中心は側壁の内側に位置する。半導体装置の製造方
法は、加工された凹部を充填するように導電層を形成す
る工程をさらに備える。
【0024】このような工程を備えた半導体装置の製造
方法に従えば、絶縁層の表面を等方性エッチングするこ
とにより、凹部に曲面が形成される。これにより、凹部
の側壁間の距離は、半導体基板から遠ざかるにつれて徐
々に大きくなる。そのため、この凹部を導電層が充填し
やすくなり、導電層にボイドが発生するのを防止するこ
とができる。その結果、導電層の電気抵抗の上昇を抑え
ることができる。
【0025】また、導電層の幅は、凹部の幅と同様に半
導体基板から遠ざかるにつれて大きくなるため、導電層
の断面積も大きくなる。その結果、導電層の電気抵抗を
低下させることができる。
【0026】また、好ましくは、導電層を形成する工程
は、加工された凹部を充填し、かつ絶縁層を覆う導電材
料を堆積することと、絶縁層の表面が露出するまで導電
材料を除去して導電層を形成することとを含む。また、
好ましくは、凹部を形成する工程は、絶縁層を異方性エ
ッチングすることを含む。
【0027】この発明の別の局面に従った半導体装置の
製造方法は、所定の方向に延在する導電層を半導体基板
の上に形成する工程と、導電層を等方性エッチングする
ことにより、導電層を規定する側壁が曲面を有するよう
に導電層を加工する工程とを備える。曲面の曲率中心は
側壁の内側に位置する。半導体装置の製造方法は、加工
された導電層を覆う絶縁層を形成する工程をさらに備え
る。
【0028】このような工程を備えた半導体装置の製造
方法に従えば、導電層を等方性エッチングすることによ
り、導電層を規定する側壁に曲面を形成する。この曲面
により、導電層の側壁間の距離は、半導体基板から遠ざ
かるにつれて徐々に小さくなるため、絶縁層が導電層を
覆いやすくなる。その結果、絶縁層にボイドが生じず、
半導体装置の絶縁性不良の発生を防ぐことができる。ま
た、好ましくは、導電層を形成する工程は、導電材料を
異方性エッチングすることを含む。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に従った半導体装置の平面図であり、図2は、
図1中のII−II線に沿って見た断面を示す図であ
る。図1および図2を参照して、シリコン基板1の主表
面1a上に絶縁層2が形成されている。絶縁層2の上に
さらに別の絶縁層3が形成されている。
【0031】絶縁層3には、1方向に延びる凹部として
の溝3aが形成されている。溝3aは側壁3cにより規
定される。側壁3c間の距離は、シリコン基板1から遠
ざかるにつれて徐々に大きくなる。特に、絶縁層3の頂
面3bに近づくにつれて、側壁3c間の距離が急に大き
くなる。また、頂面3bに近い部分では、側壁3cに曲
面からなるラウンド部分3dが形成されている。その曲
面の曲率中心3eは、側壁3cの内側でかつ絶縁層3内
に位置する。
【0032】側壁3cの各部分での接線の傾きは、シリ
コン基板1に近い部分ではほぼ90°であり、シリコン
基板1から遠ざかるにつれて0°に近くなる。また、側
壁3cの形状は頂面3bに近い部分ではほぼ円弧状とな
っている。
【0033】絶縁層3の溝3aを充填するように1方向
に延びる配線層としての導電層7が形成されている。導
電層7はアルミニウムと銅の合金の単一材料により構成
される。導電層7の頂面7aと絶縁層3の頂面3bとは
ほぼ同一平面であり、シリコン基板1の主表面1aから
頂面7aまでの高さと主表面1aから頂面3bまでの高
さとはほぼ等しい。
【0034】次に、この半導体装置の製造方法について
説明する。図3〜図5は、図1および2で示す半導体装
置の製造方法を示す断面図である。図3を参照して、シ
リコン基板1の上にCVD法(化学気相成長法)により
絶縁層2を形成する。絶縁層2上にCVD法によりシリ
コン酸化膜からなる絶縁層3を形成する。絶縁層3上に
レジストを塗布し、フォトリソグラフィ工程に従ってレ
ジストを所定の形状にパターニングする。これによりレ
ジストパターン4を形成する。レジストパターン4に
は、1方向に延びる溝の形状がパターニングされてい
る。
【0035】レジストパターン4に従い絶縁層3を異方
性エッチングする。これにより、絶縁層3に溝3aを形
成する。溝3aは、側壁3cにより規定される。側壁3
cは半導体基板1の主表面1aに対してほぼ垂直に形成
される。
【0036】図4を参照して、絶縁層3をフッ酸で等方
性エッチングする。これにより、側壁3cのうち、頂面
3bに近い部分にラウンド部分3dが形成される。この
ラウンド部分3dは円弧状であり、その曲率中心3eは
絶縁層3の内部に位置する。
【0037】図5を参照して、温度約400℃の雰囲気
でスパッタリングによりアルミニウムと銅の合金からな
る導電材料6を形成する。ここで、導電材料6の形成方
法としては、高温でアルミニウムと銅の合金膜をスパッ
タリングにより形成する、いわゆるホットアルミに限ら
れず、低温でアルミニウムと銅の合金膜を形成した後、
その膜を高温に保つ、いわゆるアルミリフローを用いて
もよい。さらに、導電材料6を銅により形成することも
できる。この場合、形成方法としてはCVD、メッキま
たはCVDとメッキの組合せを用いることができる。さ
らに、導電材料6を主金属膜とバリアメタルの2層構造
としてもよい。この場合、バリアメタルの形成方法とし
ては、CVD、PVDまたはこれらの組合せとすること
ができる。また、主金属膜としてアルミニウム−銅合金
を用いる場合には、その形成方法として、ホットアルミ
またはアルミリフローを用いることができる。また、主
金属膜として銅を用いる場合には、その形成方法とし
て、CVD、メッキまたはCVDとメッキの組合せを用
いることができる。この導電材料6は溝3aを充填し、
かつ、絶縁層3を覆う。
【0038】図2を参照して、導電材料6をCMP法
(化学的機械的研磨法)により除去して絶縁層3の頂面
3bを露出させる。これにより、溝3aを埋込む導電層
7を形成する。
【0039】このような半導体装置とその製造方法に従
えば、まず、図4で示すように、側壁3にラウンド部分
3dを形成する。その後、溝3aを覆う導電材料6を堆
積するので、ラウンド部分3dがない場合に比べて導電
材料6が溝3aを充填しやすくなる。そのため、溝3a
内の導電材料6にボイドが発生せず、断線や信頼性寿命
の劣化を防ぐことができる。
【0040】さらに、導電層7の断面積は半導体基板1
から遠ざかるにつれて大きくなる。そのため、導電層7
の電気抵抗を低下させることができる。
【0041】また、最後の工程で導電層7の頂面7aと
絶縁層3の頂面3bとをほぼ同一平面とするため、この
絶縁層3および導電層7上に新たに層を作る場合に、そ
の層を平坦にすることができる。
【0042】(実施の形態2)図6は、この発明の実施
の形態2に従った半導体装置の平面図であり、図7は、
図6中のVII−VII線に沿って見た断面を示す図で
ある。図6および図7を参照して、シリコン基板1の主
表面1a上に絶縁層2が形成されている。絶縁層2上に
1方向に延びる導電層24、25および26が形成され
ている。
【0043】導電層24、25および26のそれぞれ
は、側壁24c、25cおよび26cを有する。側壁2
4c間の距離は、シリコン基板1の主表面1aから遠ざ
かるにつれて小さくなる。同様に、側壁25c間の距離
と、側壁26c間の距離もシリコン基板1の主表面から
遠ざかるにつれて小さくなる。
【0044】側壁24c、25cおよび26cの上部に
は、ラウンド部分24a、25aおよび26aが形成さ
れている。ラウンド部分24a、25aおよび26aは
ほぼ円弧状であり、それらの曲率中心24e、25eお
よび26eは側壁24c、25cおよび26c内で導電
層24、25および26内に位置する。
【0045】導電層24、25および26は、それぞ
れ、シリコン基板1の主表面1aとほぼ平行な頂面24
b、25bおよび26bを有する。側壁24c、25c
および26cの接線の傾きは、シリコン基板1に近い部
分で90°に近く、シリコン基板1から遠ざかるにつれ
て徐々に小さくなり、頂面24b、25bおよび26b
に近づくにつれてほぼ0°となる。
【0046】絶縁層2上には、導電層24、25および
26を覆う絶縁層23が形成されている。絶縁層23の
頂面23aは導電層24、25および26の頂面24
b、25bおよび26bとほぼ同一平面である。そのた
め、シリコン基板1の主表面1aから頂面24b、25
bおよび26bまでの距離は、シリコン基板1の主表面
1aから頂面23aまでの距離と等しい。
【0047】次に、図6および図7で示す半導体装置の
製造方法について説明する。図8〜図10は、図6およ
び図7で示す半導体装置の製造工程を示す断面図であ
る。図8を参照して、シリコン基板1の主表面1a上に
絶縁層2を形成する。絶縁層2上にスパッタリングによ
りアルミニウムと銅の合金からなる単一の導電材料を形
成する。導電材料上にレジストを塗布し、このレジスト
をフォトリソグラフィ工程により所定の形状にパターニ
ングしてレジストパターン28を形成する。レジストパ
ターン28に従って導電材料を異方性エッチングする。
これにより、1方向に延びる導電層24、25および2
6を形成する。それぞれの導電層24、25および26
は、側壁24c、25cおよび26cを有する。
【0048】図9を参照して、レジスト選択比の低い条
件でエッチングをし、上部がラウンド形状の配線形状を
形成する。これにより、側壁24c、25cおよび26
cの上部にラウンド部分24a、25aおよび26aを
形成する。
【0049】図10を参照して、導電層24、25およ
び26を覆うようにCVD法によりシリコン酸化膜から
なる絶縁層23を形成する。
【0050】図7を参照して、絶縁層23をCMP法に
より除去して導電層の頂面24b、25bおよび26b
を露出させる。これにより、図7で示す半導体装置が完
成する。
【0051】このような半導体装置とその製造方法に従
えば、まず、図9で示す工程において、側壁24c、2
5cおよび26cにラウンド部分24a、25aおよび
26aを形成する。この導電層24、25および26を
覆うように絶縁層23を形成するので、絶縁層が導電層
24、25および26を覆いやすくなり絶縁層23にボ
イドが発生しない。その結果、絶縁層23の絶縁性を低
下させることがない。
【0052】また、図7で示す工程において絶縁層23
の頂面23aと導電層24、25および26の頂面24
b、25bおよび26bとを同一平面とするため、これ
らの上にさらに別の層を作る場合に、その層を平坦化す
ることができる。
【0053】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形する
ことが可能である。
【0054】また、実施の形態1では、絶縁層2上に導
電層を形成したが、シリコン基板1と接触するように導
電層を形成することも可能である。この場合、シリコン
基板1の表面に不純物領域を形成し、その不純物と導電
層とを電気的に接続することも可能である。また、絶縁
層2内に導電層を形成し、この導電層と本発明により製
造した導電層とを接続することも可能である。
【0055】さらに、コンタクトホールを形成し、この
コンタクトホールを等方性エッチングすることで、実施
の形態1のようなラウンド部分を形成することも可能で
ある。
【0056】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0057】
【発明の効果】請求項1〜7、12、13および14に
記載の発明に従えば、配線形成工程における歩留りの向
上・コスト低減および信頼性の高い配線を有する半導体
装置を得ることができる。
【0058】請求項8〜11、15および16に記載の
発明に従えば、絶縁不良が生じにくい絶縁層を有する半
導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った半導体装置
の平面図である。
【図2】 図1中のII−II線に沿って見た断面を示
す図である。
【図3】 図2で示す半導体装置の製造方法の第1工程
を示す断面図である。
【図4】 図2で示す半導体装置の製造方法の第2工程
を示す断面図である。
【図5】 図2で示す半導体装置の製造方法の第3工程
を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に従った半導体装置
の平面図である。
【図7】 図6中のVII−VII線に沿って見た断面
を示す図である。
【図8】 図7で示す半導体装置の製造方法の第1工程
を示す断面図である。
【図9】 図7で示す半導体装置の製造方法の第2工程
を示す断面図である。
【図10】 図7で示す半導体装置の製造方法の第3工
程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、3,23 絶縁層、3a 溝、3
b,7a,23a,24b,25b,26b 頂面、3
c,24c,25c,26c 側壁、3d,24a,2
5a,26a ラウンド部分、3e,24e,25e,
26e 曲率中心。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上に形成された、所定の方
    向に延在する凹部を有する絶縁層を備え、 前記凹部を規定する側壁間の距離は、前記半導体基板か
    ら遠ざかるにつれて大きくなり、 さらに、前記凹部を充填する導電層を備えた、半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記凹部を規定する前記側壁は曲面を有
    し、その曲率の中心は前記側壁の内側に位置する、請求
    項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記導電層と前記絶縁層とは頂面を有
    し、前記絶縁層の頂面と前記導電層の頂面とはほぼ同一
    平面である、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記導電層は単一または複数の導電材料
    により構成される、請求項1から3のいずれか1項に記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記凹部の底壁は前記半導体基板の表面
    により構成される、請求項1から4のいずれか1項に記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記凹部の底壁は前記半導体基板上の導
    電領域の表面により構成される、請求項1から4のいず
    れか1項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記凹部は前記絶縁層を異方性エッチン
    グすることにより形成される、請求項1から6のいずれ
    か1項に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板の上に形成された、所定の方
    向に延在する導電層と、 前記導電層を覆う絶縁層とを備え、 前記導電層を規定する側壁間の距離は、前記半導体基板
    から遠ざかるにつれて小さくなる、半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記導電層を規定する前記側壁は曲面を
    有し、その曲率の中心は前記側壁の内側に位置する、請
    求項8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記導電層と前記絶縁層とは頂面を有
    し、前記絶縁層の頂面と前記導電層の頂面とはほぼ同一
    平面である、請求項8または9に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記導電層は単一または複数の導電材
    料により構成される、請求項8から10のいずれかに記
    載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 半導体基板の上に絶縁層を形成する工
    程と、 所定の方向に延在する凹部を前記絶縁層の表面に形成す
    る工程と、 前記絶縁層の表面を等方性エッチングすることにより、
    前記凹部を規定する側壁が曲面を有するように前記凹部
    を加工する工程とを備え、 前記凹部を加工する工程において、前記曲面の曲率中心
    が前記側壁の内側に位置するように前記凹部は加工さ
    れ、 加工された前記凹部を充填するように導電層を形成する
    工程をさらに備えた、半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記導電層を形成する工程は、加工さ
    れた前記凹部を充填し、かつ前記絶縁層を覆う導電材料
    を堆積することと、 前記絶縁層の表面が露出するまで前記導電材料を除去し
    て前記導電層を形成することとを含む、請求項12に記
    載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記凹部を形成する工程は、前記絶縁
    層を異方性エッチングすることを含む、請求項12また
    は13に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 所定の方向に延在する導電層を半導体
    基板の上に形成する工程と、 前記導電層を等方性エッチングすることにより、前記導
    電層を規定する側壁が曲面を有するように前記導電層を
    加工する工程とを備え、 前記凹部を加工する工程において、前記曲面の曲率中心
    が前記側壁の内側に位置するように前記凹部は加工さ
    れ、 加工された前記導電層を覆う絶縁層を形成する工程をさ
    らに備えた、半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記導電層を形成する工程は、前記導
    電材料を異方性エッチングすることを含む、請求項15
    に記載の半導体装置の製造方法。
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