JP2001015107A - アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極 - Google Patents

アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極

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JP2001015107A JP11188428A JP18842899A JP2001015107A JP 2001015107 A JP2001015107 A JP 2001015107A JP 11188428 A JP11188428 A JP 11188428A JP 18842899 A JP18842899 A JP 18842899A JP 2001015107 A JP2001015107 A JP 2001015107A
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輝彦 井本
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菊子 加藤
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衛 木本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極の導電性
を高めると共に、このアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電
極を負極に使用したアルカリ蓄電池の充電時に、アルカ
リ蓄電池用水素吸蔵合金電極において水素ガスが解離す
るのを抑制し、アルカリ蓄電池における高率放電容量を
大きくすると共に充電効率を向上させ、さらに電池内圧
が上昇するのを防止する。 【解決手段】 水素吸蔵合金の粉末と導電剤と結着剤と
の混合物を用いたアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極に
おいて、導電剤として、ニッケル粉末又はニッケルフレ
ークの表面の少なくとも一部がコバルト化合物で被覆さ
れた導電剤を用いるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニッケル−水素
蓄電池等のアルカリ蓄電池において、その負極に使用さ
れるアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極に関するもので
あり、水素吸蔵合金電極に混入させる導電剤を改良し、
このアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極における導電性
を向上させ、このアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を
負極に用いたアルカリ蓄電池における高率の放電容量を
高めると共に充電効率を向上させ、さらにこのアルカリ
蓄電池内において水素ガスが解離して内圧が上昇するの
を抑制した点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、アルカリ蓄電池の一つとし
て、ニッケル−水素蓄電池が知られており、このニッケ
ル−水素蓄電池においては、一般にその負極に水素吸蔵
合金を用いた水素吸蔵合金電極が使用されていた。
【0003】ここで、このようなアルカリ蓄電池用水素
吸蔵合金電極としては、一般に、水素吸蔵合金の粉末に
結着剤を加えてペーストを調整し、このペーストを集電
体に塗着させて乾燥させたものが用いられていた。
【0004】しかし、上記のような水素吸蔵合金電極に
おいては、水素吸蔵合金の粉末間における電気的接触が
十分ではなく、充放電に関与しない水素吸蔵合金の粉末
の割合が多くなり、これによって放電容量が減少した
り、充電効率が低下したり、充電時に水素ガスが解離し
て電池内圧が上昇する等の問題があった。
【0005】そこで、近年においては、特開昭60−1
72166号公報や特開平4−262367号公報に示
されるように、水素吸蔵合金電極中に導電剤であるニッ
ケルフレークやフレーク状ニッケルパウダーを添加させ
て、水素吸蔵合金電極の導電性を向上させるようにした
ものが提案されている。
【0006】しかし、上記の各公報に示されるように、
水素吸蔵合金電極にニッケルフレークやフレーク状ニッ
ケルパウダーを添加して導電性を向上させただけでは、
この水素吸蔵合金電極をアルカリ蓄電池に用いて充電を
行った場合に、水素吸蔵合電極において水素ガスが解離
するのを十分に抑制することができず、このため、充電
時にアルカリ蓄電池の内圧が上昇したり、充電効率が低
下するという問題が依然として存在した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ニッケル
−水素蓄電池等のアルカリ蓄電池の負極に使用するアル
カリ蓄電池用水素吸蔵合金電極における上記のような様
々な問題を解決することを課題とするものであり、アル
カリ蓄電池用水素吸蔵合金電極の導電性を高め、このア
ルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を負極に使用したアル
カリ蓄電池における高率の放電容量を高めると共に充電
効率を向上させ、さらに充電時にこのアルカリ蓄電池用
水素吸蔵合金電極において水素ガスが解離するのを抑制
し、アルカリ蓄電池において電池の内圧が上昇するのを
防止すると共にさらに充電効率を向上させることを課題
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明におけるアルカ
リ蓄電池用水素吸蔵合金電極においては、上記のような
課題を解決するため、水素吸蔵合金の粉末と導電剤と結
着剤との混合物を用いたアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金
電極において、上記の導電剤として、ニッケル粉末又は
ニッケルフレークの表面の少なくとも一部がコバルト化
合物で被覆された導電剤を用いるようにしたのである。
【0009】そして、この発明におけるアルカリ蓄電池
用水素吸蔵合金電極のように、ニッケル粉末又はニッケ
ルフレークの表面の少なくとも一部がコバルト化合物で
被覆されてなる導電剤を水素吸蔵合金の粉末と混合させ
ると、この導電剤を介して水素吸蔵合金の粉末間におけ
る電気的接触が高まり、アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金
電極の導電性が向上する。このため、このアルカリ蓄電
池用水素吸蔵合金電極を負極に用いたアルカリ蓄電池に
おける高率の放電容量が大きくなると共に充電効率も向
上し、さらにコバルト化合物で被覆された上記の導電剤
により、充電時に水素吸蔵合金の表面において水素が移
動するのが促進されて、このアルカリ蓄電池用水素吸蔵
合金電極において水素ガスが解離するのが抑制され、ア
ルカリ蓄電池の内圧が上昇するのが防止されると共に、
充電効率がさらに向上するようになる。
【0010】ここで、ニッケル粉末又はニッケルフレー
クの表面の少なくとも一部を被覆するコバルト化合物と
しては、請求項2に示すように、コバルトの酸化物、水
酸化物、フッ化物又はホウ化物を用いることができる。
【0011】また、この発明におけるアルカリ蓄電池用
水素吸蔵合金電極において、水素吸蔵合金の粉末と混合
させる上記の導電剤の量が少ないと、アルカリ蓄電池用
水素吸蔵合金電極における導電性が十分に向上されなく
なると共に、アルカリ蓄電池の充電時にこのアルカリ蓄
電池用水素吸蔵合金電極において水素ガスが解離するの
を十分に抑制することができなくなる。一方、導電剤の
量が多くなり過ぎると、水素吸蔵合金の粉末の粒子間に
導電剤が偏在する傾向が大きくなり、アルカリ蓄電池用
水素吸蔵合金電極において水素ガスが解離するのを十分
に抑制することができなくなると共に、アルカリ蓄電池
における高率の放電容量が低下する。このため、請求項
3に示すように、上記の水素吸蔵合金の粉末と導電剤中
におけるニッケル原子との重量比が100:0.5〜1
00:5の範囲になるように、水素吸蔵合金の粉末とニ
ッケルとを混合させることが好ましい。
【0012】また、アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極
に用いる水素吸蔵合金の粉末が球状又はこれに近似した
形状であると、水素吸蔵合金の粉末の分散性が良くなっ
て導電剤等と均一に混合されて導電剤との接触性が向上
するため、上記の水素吸蔵合金の粉末として、請求項4
に示すように、アトマイズ法により作製された球状及び
これに近似した形状の水素吸蔵合金の粉末を10重量%
以上含有されたものを用いることが好ましい。なお、球
状に近似した形状とは、ほほ球状のものや鶏卵状のもの
を含む。
【0013】また、この発明のアルカリ蓄電池用水素吸
蔵合金電極に使用する水素吸蔵合金の種類は特に限定さ
れず、希土類元素の混合物であるミッシュメタル(M
m)を用いたMm系の水素吸蔵合金やラーベス(Lav
es)相系の水素吸蔵合金等を使用することができる。
そして、Mm系の水素吸蔵合金としては、例えば、Ca
Cu5 型結晶構造を有し、組成式MmNix Coy z
(式中、MはAl、Mg、Mn、Fe、Sn,Si、
W、Zn、Cr及びCuから選択される少なくとも一種
の元素であり、2.8≦x≦4.4、0≦y≦0.6、
0≦z≦1.5、4.0≦x+y+z≦5.6の条件を
満たす。)で表されるもの等を用いることができ、特
に、上記のx+y+zの値が5.1〜5.4になった水
素吸蔵合金を用いることが好ましい。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係るアルカリ蓄電池用水素
吸蔵合金電極について実施例を挙げて具体的に説明する
と共に、この実施例におけるアルカリ蓄電池用水素吸蔵
合金電極をアルカリ蓄電池の負極に用いた場合、充電時
にアルカリ蓄電池の電池内圧が上昇するのが抑制される
と共に、高率の放電容量が高くなり、また充電効率も向
上することを、比較例を挙げて明らかにする。なお、こ
の発明におけるアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極は、
特に、下記の実施例に示したものに限定されるものでは
なく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して
実施できるものである。
【0015】(実施例1〜10)実施例1〜10におい
ては、水素吸蔵合金の粉末を得るにあたり、希土類元素
の混合物であるミッシュメタルMmと、それぞれ純度が
99.9%のNiとCoとAlとMnとを用い、Mmと
NiとCoとAlとMnとを1.0:4.0:0.2:
0.3:0.5のモル比で混合し、これをアルゴン雰囲
気のアーク溶解炉で溶解させた後、これを自然放冷し
て、組成式MmNi4.0 Co0.2 Al0.3 Mn0.5 で表
される水素吸蔵合金の塊を作製し、この水素吸蔵合金の
塊を粉砕し分級して、平均粒径が約40μmになった水
素吸蔵合金の粉末を得た。
【0016】一方、上記の水素吸蔵合金の粉末と混合さ
せる導電剤としては、下記の表1に示すように、実施例
1ではニッケル粉末をCoOで部分的に被覆したもの
を、実施例2ではニッケル粉末をCo3 4 で部分的に
被覆したものを、実施例3ではニッケル粉末をCo(O
H)2 で部分的に被覆したものを、実施例4ではニッケ
ル粉末をCoF2 で部分的に被覆したものを、実施例5
ではニッケル粉末をCoB2 で部分的に被覆したもの
を、実施例6ではニッケルフレークをCoOで部分的に
被覆したものを、実施例7ではニッケルフレークをCo
3 4 で部分的に被覆したものを、実施例8ではニッケ
ルフレークをCo(OH)2 で部分的に被覆したもの
を、実施例9ではニッケルフレークをCoF2 で部分的
に被覆したものを、実施例10ではニッケルフレークを
CoB2 で部分的に被覆したものを用いるようにした。
ここで、ニッケル粉末やニッケルフレークを上記のよう
なCo化合物で部分的に被覆させるにあたっては、ボー
ルミルを用いて物理的に付着させるようにした。
【0017】ここで、上記のようにニッケル粉末又はニ
ッケルフレークの表面をコバルト化合物で部分的に被覆
させるにあたり、実施例1〜10においては、導電剤中
におけるニッケル原子とコバルト原子との和を100重
量部とした場合に、コバルト原子が5重量部の割合にな
るようにした。なお、上記の各導電剤におけるコバルト
原子の割合は誘導結合高周波プラズマ分析(ICP)に
より、ニッケル粉末又はニッケルフレークの表面をコバ
ルト化合物が被覆している状態は走査型電子顕微鏡(S
EM)と電子線プローブ微量分析法(EPMA)とによ
り、また被覆しているコバルト化合物の種類はX線回折
法(XRD)により確認した。
【0018】そして、上記の平均粒径が約40μmにな
った水素吸蔵合金の粉末100重量部に対して、上記の
各導電剤におけるニッケル原子の重量が0.5重量部の
割合になるようにして、水素吸蔵合金の粉末と各導電剤
とを混合させた。
【0019】次いで、上記の水素吸蔵合金の粉末と各導
電剤との混合物100重量部に対して、結着剤であるポ
リエチレンオキサイドの5重量%水溶液を20重量部の
割合で加え、これらを混合して各ペーストを調製し、各
ペーストをそれぞれニッケルメッキを施したパンチング
メタルからなる芯体の両面に塗着させて乾燥させた後、
これらを所定の寸法に切断して、実施例1〜10の各ア
ルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を作製した。
【0020】(比較例1)比較例1においては、上記の
実施例1〜10と同じ水素吸蔵合金の粉末を用い、この
水素吸蔵合金の粉末100重量部に対して、導電剤とし
てコバルト化合物で被覆されていないニッケル粉末を
0.5重量部の割合で混合させ、それ以外は、上記の実
施例1〜10の場合と同様にしてアルカリ蓄電池用水素
吸蔵電極を作製した。
【0021】(比較例2)比較例2においては、上記の
実施例1〜10と同じ水素吸蔵合金の粉末を用い、この
水素吸蔵合金の粉末100重量部に対して、導電剤とし
てコバルト化合物で被覆されていないニッケルフレーク
を0.5重量部の割合で混合させ、それ以外は、上記の
実施例1〜10の場合と同様にしてアルカリ蓄電池用水
素吸蔵電極を作製した。
【0022】(比較例3)比較例3においては、ニッケ
ル原子とコバルト原子との和を100重量部とした場合
にコバルト原子が5重量部の割合になるようにして、ニ
ッケル粉末とCoOとを混合し、この混合物を上記の実
施例1〜10と同じ水素吸蔵合金の粉末100重量部に
対して、上記のニッケル粉末が0.5重量部になるよう
に混合させ、それ以外は、上記の実施例1〜10の場合
と同様にしてアルカリ蓄電池用水素吸蔵電極を作製し
た。
【0023】(比較例4)比較例4においては、ニッケ
ル原子とコバルト原子との和を100重量部とした場合
にコバルト原子が5重量部の割合になるようにして、ニ
ッケルフレークとCoOとを混合し、この混合物を上記
の実施例1〜10と同じ水素吸蔵合金の粉末100重量
部に対して、上記のニッケルフレークが0.5重量部に
なるように混合させ、それ以外は、上記の実施例1〜1
0の場合と同様にしてアルカリ蓄電池用水素吸蔵電極を
作製した。
【0024】次に、上記のようにして作製した実施例1
〜10及び比較例1〜4の各水素吸蔵合金電極を負極に
使用して、図1に示すような、円筒型で電池容量が10
00mAhになった正極支配型のアルカリ蓄電池を作製
した。
【0025】ここで、正極としては、硝酸コバルトと硝
酸亜鉛とを加えた硝酸ニッケル水溶液を、多孔度85%
のニッケル焼結基板に化学含浸法により含浸させて作製
した焼結式ニッケル極を使用し、またセパレータには耐
アルカリ性の不織布を用いると共に、アルカリ電解液に
は30重量%の水酸化カリウム水溶液を使用するように
した。
【0026】そして、アルカリ蓄電池を作製するにあた
っては、図1に示すように、正極1と負極2との間にセ
パレータ3を介在させてスパイラル状に巻き取り、これ
を負極缶4内に収容させた後、負極缶4内に30%水酸
化カリウム水溶液を主成分とするアルカリ電解液を注液
して封口し、正極1を正極リード5を介して封口蓋6に
接続させると共に、負極2を負極リード7を介して負極
缶4に接続させ、負極缶4と封口蓋6とを絶縁パッキン
8により電気的に絶縁させると共に、封口蓋6と正極外
部端子9との間にコイルスプリング10を設け、電池の
内圧が異常に上昇した場合は、このコイルスプリング1
0が圧縮されて電池内部のガスが大気に放出されるよう
にした。
【0027】次に、上記の実施例1〜10及び比較例1
〜4の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を負極に用
いた各アルカリ蓄電池に対して、電流値100mAで充
放電を2回繰り返して行った後、各アルカリ蓄電池にお
ける内圧特性、高率放電特性及び高い電流での充電効率
を測定し、これらの結果を下記の表1に合わせて示し
た。
【0028】ここで、内圧特性については、上記の各ア
ルカリ蓄電池を充電電流100mAで16時間充電させ
た後、放電電流1000mAで放電終止電圧1.0Vま
で放電させ、その後、充電電流1000mAで90分間
充電した時点において、各アルカリ蓄電池の電池内圧を
測定し、その結果を表1に示した。
【0029】また、高率放電特性については、上記の各
アルカリ蓄電池を充電電流100mAで16時間充電さ
せた後、放電電流4000mAの高い電流で放電終止電
圧1.0Vまで放電を行って、各アルカリ蓄電池におけ
る放電容量を測定し、その結果を表1に示した。
【0030】また、充電効率については、上記の各アル
カリ蓄電池を充電電流2000mAの高い電流で30分
間充電させた後、放電電流100mAで放電終止電圧
1.0Vまで放電を行って、各アルカリ蓄電池における
放電容量を測定し、各アルカリ蓄電池の設計容量である
1000mAhに対する比率(%)を求め、その結果を
表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】この結果から明らかなように、ニッケル粉
末又はニッケルフレークをコバルト化合物で被覆させた
導電剤を水素吸蔵合金の粉末に添加させた実施例1〜1
0の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を使用した各
アルカリ蓄電池は、コバルト化合物で被覆していないニ
ッケル粉末又はニッケルフレークを水素吸蔵合金の粉末
に添加させた比較例1,2のアルカリ蓄電池用水素吸蔵
合金電極を使用したアルカリ蓄電池や、ニッケル粉末又
はニッケルフレークとCoOとを混合させたものを水素
吸蔵合金の粉末に添加させた比較例3,4のアルカリ蓄
電池用水素吸蔵合金電極を使用したアルカリ蓄電池に比
べて、電池の内圧が上昇するのが抑制され、また高率の
放電容量が大きくなると共に、高い電流での充電効率が
向上していた。
【0033】これは、先に説明したように、ニッケル粉
末又はニッケルフレークをコバルト化合物で被覆させた
導電剤を水素吸蔵合金の粉末と混合させることにより、
水素吸蔵合金の粉末間における電気的接触が高まり、ア
ルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極の導電性が向上すると
共に、コバルト化合物で被覆された導電剤により、充電
時に水素吸蔵合金の表面において水素が移動するのが促
進され、このアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極におい
て水素ガスが解離するのが抑制されたためであると考え
られる。
【0034】(実施例11〜15)実施例11〜15に
おいては、上記の実施例1〜10と同じ水素吸蔵合金の
粉末を用い、また導電剤としては、上記の実施例6と同
様に、導電剤中におけるニッケル原子とコバルト原子と
の和を100重量部とした場合に、コバルト原子が5重
量部の割合になるようにして、ニッケルフレークをCo
Oで部分的に被覆したものを用いるようにした。
【0035】そして、実施例11〜15においては、上
記の水素吸蔵合金の粉末にニッケルフレークをCoOで
部分的に被覆した導電剤を添加させる量を変更し、水素
吸蔵合金の粉末100重量部に対して導電剤中における
ニッケル原子の重量が、下記の表2に示すように、実施
例11では0.1重量部、実施例12では1.0重量
部、実施例13では5.0重量部、実施例14では1
0.0重量部、実施例15では12.0重量部の割合に
なるようにし、それ以外は、上記の実施例1〜10の場
合と同様にして、実施例11〜15の各アルカリ蓄電池
用水素吸蔵合金電極を作製した。
【0036】(比較例5)比較例5においては、上記の
実施例1〜10と同じ水素吸蔵合金の粉末を用いる一
方、この水素吸蔵合金の粉末に対して導電剤を添加させ
ないようにし、それ以外は、上記の実施例1〜10の場
合と同様にしてアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を作
製した。
【0037】そして、上記の実施例11〜15及び比較
例5の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を負極に用
い、上記の実施例1〜10及び比較例1〜4の場合と同
様にして各アルカリ蓄電池を作製し、このように作製し
た各アルカリ蓄電池について、上記の実施例1〜10及
び比較例1〜4の場合と同様にして、内圧特性、高率放
電特性及び充電効率を測定し、その結果を上記の実施例
6のものと合わせて下記の表2に示した。
【0038】
【表2】
【0039】この結果から明らかなように、水素吸蔵合
金の粉末にニッケルフレークをCoOで部分的に被覆し
た導電剤を添加させた実施例6,11〜15の各アルカ
リ蓄電池用水素吸蔵合金電極を使用した各アルカリ蓄電
池は、水素吸蔵合金の粉末に導電剤を添加しなかった比
較例5のアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を使用した
アルカリ蓄電池に比べて、電池の内圧が上昇するのが著
しく抑制されると共に、高率放電特性や高率の充電効率
が著しく向上していた。
【0040】また、上記の実施例6,11〜15のアル
カリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を使用したアルカリ蓄電
池を比較すると、水素吸蔵合金の粉末と導電剤中におけ
るニッケル原子との重量比が100:0.5〜100:
5の範囲になった実施例6,12,13のアルカリ蓄電
池用水素吸蔵合金電極を用いた各アルカリ蓄電池におい
て、さらに電池の内圧が上昇するのがさらに抑制される
と共に、高率放電特性や充電効率がさらに向上してい
た。
【0041】(実施例16〜24)実施例16〜24に
おいては、アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極に使用す
る水素吸蔵合金の粉末に、組成式MmNix Coy z
(式中、MはAl、Mg、Mn、Fe、Sn,Si、
W、Zn、Cr及びCuから選択される少なくとも一種
の元素である。)で表される水素吸蔵合金の粉末を用い
るようにした。
【0042】ここで、実施例16〜24においては、上
記の組成式で表される水素吸蔵合金の粉末を得るにあた
り、上記の実施例1〜10の場合と使用する原料の割合
及び種類を変更させて、下記の表3に示すように、実施
例16においては組成式がMmNi3.8 Co0.4 Al
0.3 Mn0.5 、実施例17においては組成式がMmNi
2.8 Co0.4 Al0.3 Mn0.5 、実施例18においては
組成式がMmNi3.3 Co0.4 Al0.3 Mn0.5 、実施
例19においては組成式がMmNi3.9 Co0.4Al
0.3 Mn0.5 、実施例20においては組成式がMmNi
4.2 Co0.4 Al0. 3 Mn0.5 、実施例21においては
組成式がMmNi4.4 Co0.4 Al0.3 Mn 0.5 、実施
例22においては組成式がMmNi3.7 Co0.4 Al
0.3 Mn0.5 Fe0.1 、実施例23においては組成式が
MmNi3.7 Co0.4 Al0.3 Mn0.5Cu0.1 、実施
例24においては組成式がMmNi3.7 Co0.4 Al
0.3 Mn0. 5 Mg0.1 になった各水素吸蔵合金の塊を作
製し、その後は、上記の実施例1〜10の場合と同様に
して、平均粒径が約40μmになった各水素吸蔵合金の
粉末を得た。そして、このようにして得た各水素吸蔵合
金の粉末において、上記の組成式MmNix Coy z
におけるx+y+zの値を求め、これを表3に合わせて
示した。
【0043】一方、導電剤としては、上記の実施例6の
場合と同様に、導電剤中におけるニッケル原子とコバル
ト原子との和を100重量部とした場合に、コバルト原
子が5重量部の割合になるようにして、ニッケルフレー
クをCoOで部分的に被覆したものを用いるようにし
た。
【0044】そして、上記の各水素吸蔵合金の粉末10
0重量部に対して、この導電剤中におけるニッケル原子
の重量が0.5重量部の割合になるように混合させ、そ
れ以外は、上記の実施例1〜10の場合と同様にして、
実施例16〜24の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電
極を作製した。
【0045】また、上記のようにして作製した実施例1
6〜24の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を負極
に用い、上記の実施例1〜10及び比較例1〜4の場合
と同様にして各アルカリ蓄電池を作製し、このように作
製した各アルカリ蓄電池について、上記の実施例1〜1
0及び比較例1〜4の場合と同様にして、内圧特性、高
率放電特性及び充電効率を測定し、その結果を上記の実
施例6のものと合わせて下記の表3に示した。
【0046】
【表3】
【0047】この結果から明らかなように、組成式Mm
Nix Coy z (式中、MはAl、Mg、Mn、F
e、Sn,Si、W、Zn、Cr及びCuから選択され
る少なくとも一種の元素である。)で表される水素吸蔵
合金の粉末に対してニッケルフレークをCoOで部分的
に被覆した導電剤を添加させた実施例16〜24の各ア
ルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を使用したアルカリ蓄
電池においても、前記の比較例1〜5の各アルカリ蓄電
池用水素吸蔵合金電極を使用したアルカリ蓄電池に比べ
て、電池の内圧が上昇するのが抑制されると共に、高率
放電特性や充電効率が向上していた。
【0048】また、上記の実施例6,16〜24のアル
カリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を使用したアルカリ蓄電
池を比較すると、組成式MmNix Coy z (式中、
MはAl、Mg、Mn、Fe、Sn,Si、W、Zn、
Cr及びCuから選択される少なくとも一種の元素であ
る。)で表される水素吸蔵合金の粉末において、上記の
x+y+zの値が5.1〜5.4になった水素吸蔵合金
の粉末を使用した実施例19,20のアルカリ蓄電池用
水素吸蔵合金電極を用いた各アルカリ蓄電池において、
特に電池の内圧が上昇するのが著しく抑制された。
【0049】(実施例25〜28)実施例25〜28に
おいては、上記の実施例1〜10の場合と同様にして作
製した組成式MmNi4.0 Co0.2 Al0.3 Mn0.5
表される平均粒径が約40μmになった水素吸蔵合金の
粉末と、上記の実施例1〜10の場合と同様にしてアル
ゴン雰囲気下のアーク溶解炉で加熱溶融させた後、ガス
アトマイズ法によって冷却させて得た組成式MmNi
4.0 Co0.2 Al0.3 Mn0.5 で表される球状又はこれ
に近似した形状からなる平均粒径が約40μmの水素吸
蔵合金の粉末とを混合させて用いるようにした。
【0050】そして、実施例25〜28においては、全
体の水素吸蔵合金の粉末中における上記の球状又はこれ
に近似した形状からなる水素吸蔵合金の粉末の割合が、
下記の表4に示すように、実施例25においては10重
量%、実施例26においては20重量%、実施例27に
おいては50重量%、実施例28においては100重量
%になるようにした。
【0051】一方、導電剤としては、上記の実施例6の
場合と同様に、導電剤中におけるニッケル原子とコバル
ト原子との和を100重量部とした場合に、コバルト原
子が5重量部の割合になるようにして、ニッケルフレー
クをCoOで部分的に被覆したものを用いるようにし
た。
【0052】そして、上記の各水素吸蔵合金の粉末10
0重量部に対して、この導電剤中におけるニッケル原子
の重量が0.5重量部の割合になるように混合させ、そ
れ以外は、上記の実施例1〜10の場合と同様にして、
実施例25〜28の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電
極を作製した。
【0053】また、上記のようにして作製した実施例2
5〜28の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を負極
に用い、上記の実施例1〜10及び比較例1〜4の場合
と同様にして各アルカリ蓄電池を作製し、このように作
製した各アルカリ蓄電池について、上記の実施例1〜1
0及び比較例1〜4の場合と同様にして、内圧特性、高
率放電特性及び充電効率を測定し、その結果を上記の実
施例6のものと合わせて下記の表4に示した。
【0054】
【表4】
【0055】この結果から明らかなように、水素吸蔵合
金の粉末中に球状又はこれに近似した形状になった水素
吸蔵合金の粉末を含有させた実施例25〜28の各アル
カリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を用いたアルカリ蓄電池
は、水素吸蔵合金の粉末中に球状又はこれに近似した形
状の水素吸蔵合金粒子を含有させなかった実施例6のア
ルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を用いたアルカリ蓄電
池に比べ、電池の内圧が上昇するのが抑制されると共
に、高率放電特性や高率の充電効率がさらに向上してい
た。
【0056】(実施例29〜32)実施例29〜32に
おいては、導電剤として、上記の実施例6の場合と同様
にニッケルフレークをCoOで部分的に被覆したものを
用いる一方、この導電剤中におけるニッケル原子とコバ
ルト原子との割合を変更させ、導電剤中におけるニッケ
ル原子とコバルト原子との和を100重量部とした場合
にコバルト原子の割合が、下記の表5に示すように、実
施例29では0.1重量部、実施例30では1.0重量
部、実施例31では10重量部、実施例32では15重
量部になるようにし、それ以外は、上記の実施例6の場
合と同様にして、実施例29〜32の各アルカリ蓄電池
用水素吸蔵合金電極を作製した。
【0057】そして、上記のように作製した実施例29
〜32の各アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を負極に
用い、上記の実施例1〜10及び比較例1〜4の場合と
同様にして各アルカリ蓄電池を作製し、このように作製
した各アルカリ蓄電池について、上記の実施例1〜10
及び比較例1〜4の場合と同様にして、内圧特性、高率
放電特性及び充電効率を測定し、その結果を上記の実施
例6のものと合わせて下記の表5に示した。
【0058】
【表5】
【0059】この結果から明らかなように、ニッケルフ
レークをCoOで部分的に被覆した導電剤を添加させた
上記の実施例6、29〜32の各アルカリ蓄電池用水素
吸蔵合金電極を用いたアルカリ蓄電池を比較すると、導
電剤中におけるニッケル原子とコバルト原子との和10
0重量部に対して、コバルト原子の割合を1〜10重量
部の範囲にすることにより、アルカリ蓄電池における内
圧の上昇が一層抑制されることが分かった。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極においては、ニッケ
ル粉末又はニッケルフレークの表面の少なくとも一部が
コバルト化合物で被覆された導電剤を水素吸蔵合金の粉
末と混合させるようにしたため、この導電剤を介して水
素吸蔵合金の粉末間における電気的接触が高まり、アル
カリ蓄電池用水素吸蔵合金電極の導電性が向上し、この
アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極を負極に用いたアル
カリ蓄電池における高率の放電容量が大きくなると共に
充電効率も向上した。
【0061】さらに、この発明のアルカリ蓄電池用水素
吸蔵合金電極を用いたアルカリ蓄電池を充電させる場合
に、コバルト化合物で被覆された上記の導電剤により、
水素吸蔵合金の表面において水素が移動するのが促進さ
れて、アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極において水素
ガスが解離するのが抑制され、アルカリ蓄電池の内圧が
上昇するのが防止されると共に充電効率がさらに向上し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の各実施例及び各比較例のアルカリ蓄
電池用水素吸蔵合金電極を用いて作製したアルカリ蓄電
池の概略断面図である。
【符号の説明】
1 正極 2 負極(水素吸蔵合金電極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井本 輝彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 加藤 菊子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 木本 衛 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 靖彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H003 AA01 AA02 AA10 BA00 BA03 BB02 BB11 BB14 BC01 BC05 BD04 5H016 AA02 BB00 BB06 BB08 EE01 EE04 EE05 HH01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素吸蔵合金の粉末と導電剤と結着剤と
    の混合物を用いたアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極に
    おいて、上記の導電剤として、ニッケル粉末又はニッケ
    ルフレークの表面の少なくとも一部がコバルト化合物で
    被覆された導電剤を用いたことを特徴とするアルカリ蓄
    電池用水素吸蔵合金電極。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したアルカリ蓄電池用水
    素吸蔵合金電極において、上記の導電剤に用いるコバル
    ト化合物が、酸化物、水酸化物、フッ化物又はホウ化物
    であることを特徴とするアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金
    電極。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載したアルカリ蓄電
    池用水素吸蔵合金電極において、上記の水素吸蔵合金の
    粉末と導電剤中におけるニッケル原子との重量比が10
    0:0.5〜100:5の範囲になるように混合させた
    ことを特徴とするアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載したア
    ルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極において、上記の水素
    吸蔵合金の粉末が、アトマイズ法により作製された球状
    及びこれに近似した形状になった水素吸蔵合金の粉末を
    10重量%以上含有することを特徴とするアルカリ蓄電
    池用水素吸蔵合金電極。
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JP2008192320A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Sanyo Electric Co Ltd 水素吸蔵合金電極およびその製造方法ならびにアルカリ蓄電池

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