JP2001015067A - 放電ランプ装置用アークチューブ - Google Patents
放電ランプ装置用アークチューブInfo
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Abstract
が生じるおそれのないアークチューブの提供。 【解決手段】電極棒6とモリブデン箔7とリード線8が
直列に接続一体化された電極アッシーAの少なくともモ
リブデン箔7を含む領域が両端ピンチシール部13に封
着されて、発光物質等を封止した中央の密閉チャンバー
部12内に電極棒6が対設されたアークチューブにおい
て、ピンチシール部13におけるガラス層15の電極棒
6との密着面に、電極棒6のみに密着するガラス層領域
の軸方向長さLの約30%以上の長さで、電極棒6の周
方向約180度以上の角度範囲θにおよぶ大きさの残留
圧縮歪層16を形成し、アークチューブ10の点灯に伴
ってガラス層15の電極棒6との境界に発生する熱応力
(引張応力)が、電極棒6を取り囲む残留圧縮歪層16
によって、吸収、分散されて、ピンチシール部13のガ
ラス層15に封止物質のリークにつながる縦クラックが
発生しない。
Description
ン箔とリード線が直列に接続一体化された電極アッシー
の少なくともモリブデン箔を含む領域が両端ピンチシー
ル部に封着されて、発光物質等を封止した中央の密閉チ
ャンバー部内に前記電極棒が対設された放電ランプ装置
用アークチューブに関する。
ークチューブ5の前端部は絶縁性ベース1の前方に突出
する一本のリードサポート2によって支持され、アーク
チューブ5の後端部はベース1の凹部1aで支持され、
アークチューブの後端部寄りが絶縁性ベース1の前面に
固定された金属製支持部材Sによって、把持された構造
となっている。アークチューブ5から導出する前端側リ
ード線8は、溶接によってリードサポート2に固定さ
れ、一方、後端側リード線8は、ベース1の凹部1a形
成底面壁1bを貫通し、底面壁1bに設けられている端
子3に、溶接により固定されている。符号Gは、アーク
チューブ5から発した光の中で、人体に有害な波長域の
紫外線成分をカットする円筒形状の紫外線遮蔽用グロー
ブで、アークチューブ5に溶着一体化されている。
ンチシール部5b,5b間に、電極棒6,6を対設しか
つ発光物質を封入した密閉チャンバー部5aが形成され
た構造となっている。ピンチシール部5b内には、密閉
チャンバー部5a内に突出する電極棒6とピンチシール
部5bから導出するリード線8とを接続するモリブデン
箔7が封着されており、ピンチシール部5bにおける気
密性が確保されている。
タングステン製が最も望ましいが、タングステンはアー
クチューブを構成する石英ガラスと線膨張係数が大きく
異なり、石英ガラスとのなじみも悪く気密性に劣る。し
たがって、タングステン製電極棒6に、線膨張係数がガ
ラスに近く、ガラスと比較的なじみの良いモリブデン箔
7を接続し、モリブデン箔7をピンチシール部5bで封
着することで、ピンチシール部5bにおける気密性を確
保するようになっている。
ては、まず図7(a)に示されるように、直線状延出部
w1 の途中に球状膨出部w2 の形成されている円筒形ガ
ラス管Wの一方の開口端側から、電極棒6とモリブデン
箔7とリード線8を接続一体化した電極アッシーAを挿
入し、球状膨出部w2 の近傍位置q1 を一次ピンチシー
ルする。次いで、図7(b)に示されるように、他方の
開口端側から、球状膨出部w2 に発光物質P等を投入
し、つづいて図7(c)に示されるように、他の電極ア
ッシーAを挿入した後、発光物質等が気化しないように
球状膨出部w2 を液体窒素で冷却しながら、球状膨出部
w2 の近傍位置q2 を加熱しつつ二次ピンチシールし
て、球状膨出部w2 を密封することで、チップレス密閉
チャンバー部5aをもつアークチューブ5が完成する。
なお、図7(b)に示す一次ピンチシール工程は、電極
アッシーAが酸化されないように、不活性ガス(一般に
は、安価なアルゴンガスまたは窒素ガス)をフォーミン
グガスとしてガラス管W内へ供給しつつ、ピンチシール
を行なう。また図7(c)に示す二次ピンチシール工程
では、発光物質等を気化させないように、開口端を閉
じ、液体窒素で冷却するため、真空に近い状態でピンチ
シールが行われる。
チューブでは、アークチューブの点灯時と消灯時での温
度差が大きく、線膨張係数が大きく異なる電極棒とガラ
ス層間には、点灯時に熱応力が生じる。特に、近年のア
ークチューブは瞬時点灯ができるように構成されてお
り、温度上昇率が大きく、熱応力が急激に生じる。そし
て、この状態が繰り返されると、電極棒6を封着するピ
ンチシール部(ガラス層)にクラックが発生し、封止物
質がリークし、点灯不良や寿命の低下につながるという
問題があった。
点につき実験と考察を重ねた結果、アークチューブの製
造過程においてピンチシール部5bに生じた圧縮歪が所
定の領域にわたって残っている場合の方が、アークチュ
ーブの点灯に伴う温度上昇に伴ってピンチシール部のガ
ラス層に生じる熱応力が分散されるので、それだけピン
チシール部のガラス層にクラックが生じにくく、アーク
チューブの寿命が延びる、ということを確認し、本発明
をなすに至ったものである。
および発明者の知見に基づいてなされたもので、その目
的は、点消灯時の熱応力の変化によってピンチシール部
にクラックが生じるおそれのない放電ランプ装置用アー
クチューブを提供することにある。
成するために、請求項1に係る放電ランプ装置用アーク
チューブにおいては、電極棒とモリブデン箔とリード線
が直列に接続一体化された電極アッシーの少なくともモ
リブデン箔を含む領域が両端ピンチシール部に封着され
て、発光物質等を封止した中央の密閉チャンバー部内に
前記電極棒が対設されるとともに、両端ピンチシール部
から前記リード線がそれぞれ導出する放電ランプ装置用
アークチューブにおいて、前記ピンチシール部における
ガラス層の前記電極棒との密着面には、残留圧縮歪層が
形成され、前記残留圧縮歪層は、電極棒のみに密着する
ガラス層領域の軸方向長さの約30%以上の長さにわた
って、または/および電極棒の周方向約180度以上の
角度範囲にわたって形成されたものである。 (作用)ピンチシール部におけるガラス層の電極棒との
密着面に形成される残留圧縮歪層の構成としては、前記
残留圧縮歪層を、電極棒のみに密着するガラス層領域の
軸方向長さの約30%以上の長さにわたって形成する第
1の構造と、前記残留圧縮歪層を、電極棒の周方向約1
80度以上の角度範囲にわたって形成する第2の構造
と、前記残留圧縮歪層を、電極棒のみに密着するガラス
層領域の軸方向長さの約30%以上の長さに、しかも電
極棒の周方向約180度以上の角度範囲にわたって形成
する第3の構造とがある。ピンチシール直後のガラス層
と電極棒間の境界には、熱応力が生じていないが、常温
に戻ると、電極棒(タングステン)とガラス(石英ガラ
ス)の境界には、両者の線膨張係数差に対応した熱応力
(電極棒側には引張応力、ガラス層には圧縮応力)が作
用し、ある程度の歪(電極棒には残留引張歪、ガラス層
には残留圧縮歪)が生じたままの形態となる。そして、
点灯時のアークチューブの温度は、ピンチシール部をピ
ンチシールする時の温度以上には上昇しないので、ガラ
ス層における残留圧縮歪層が広範囲にまたがって形成さ
れている場合には、点灯によってアークチューブのガラ
ス層に生じる熱応力は、軸方向,周方向のいずれの方向
においても、予め非点灯時のピンチシール部のガラス層
に残留している圧縮歪を低下させるように作用する。即
ち、点灯時のピンチシール部におけるガラス層には、こ
の残留圧縮歪を緩和する方向の熱応力(引張熱応力)が
作用する。そして、この残留圧縮歪層が小さい場合に
は、ここに熱応力が集中し、点灯と消灯が繰り返される
ことで熱応力が繰り返し作用し、封止物質のリークにつ
ながるクラックが発生するおそれがある。詳細には、残
留圧縮歪層の軸方向長さが電極棒のみに密着するガラス
層領域の軸方向長さの30%より短いと、軸方向の熱応
力を十分に吸収できず、残留圧縮歪層に応力が集中し
て、ガラス層に封止物質のリークにつながるおそれがあ
る。また残留圧縮歪層の電極棒周り周方向角度範囲が約
180度より小さいと、周方向の熱応力を十分に吸収で
きず、残留圧縮歪層に応力が集中して、ガラス層に封止
物質のリークにつながる縦クラックが生じるおそれがあ
る。しかし、ガラス層の電極棒との密着面には、予め圧
縮歪層が軸方向または/および周方向の所定の広範囲な
領域にわたって形成されており、この広範囲な圧縮歪層
(残留圧縮歪層)が、温度上昇に伴ってガラス層に発生
する熱応力を効率よく緩和(吸収)する。換言すれば、
所定の広範囲にわたって存在する残留圧縮歪層によっ
て、繰り返し発生する熱応力が分散されてガラス層側に
伝達されるため、ガラス層には封止物質のリークにつな
がるクラックが発生しない。請求項2では、請求項1記
載の放電ランプ装置用アークチューブにおいて、前記残
留圧縮歪層に、前記残留圧縮歪層の外周面に沿った境界
クラックを形成するように構成した。 (作用)点灯時における電極棒とガラス層の境界に作用
する熱応力は、境界クラックに沿ってガラス層が相対的
に滑ることで、吸収される。請求項3では、請求項1ま
たは2に記載の放電ランプ装置用アークチューブにおい
て、前記ピンチシール部の少なくとも電極棒封着領域
を、2000〜2300℃、好ましくは2100〜22
00℃でピンチシールするように構成した。 (作用)石英ガラスは、その軟化点が1600℃、加工
可能温度が1800℃であり、ガラス管(被ピンチシー
ル部)の温度が2000℃以下では、ガラス層内部(電
極棒に臨む側)の温度が電極棒との密着性を確保するに
十分な温度とならず、電極棒の軸方向および周方向に広
範囲な残留圧縮歪層を形成するには、ピンチシール部の
少なくとも電極棒封着領域を、2000℃以上、好まし
くは2100℃以上の温度でピンチシールすることが望
ましい。一方、ガラス管(被ピンチシール部)の温度が
2300℃以上では、残留圧縮歪層を拡大する上で効果
がなく、ガラス管をピンチシールするピンチャーやピン
チシール工程の際のアークチューブ支持部材に対しての
耐熱性の要求も厳しくなり、しかもガラス管を加熱する
ための熱カロリーもそれだけ多く必要となるため、無駄
であり、熱効率よく広範囲な残留圧縮歪層を形成するに
は、ピンチシール部の少なくとも電極棒封着領域を、2
300℃以下、好ましくは2200℃以下の温度でピン
チシールすることが望ましい。
例に基づいて説明する。
で、図1は本発明の一実施例である放電ランプ装置用ア
ークチューブの縦断面図、図2は同アークチューブのピ
ンチシール部の要部拡大断面図、図3はピンチシール部
の横断面図(図2に示す線III−IIIに沿う断面図)、図
4は圧縮歪層に形成された境界クラックに沿ってガラス
層が滑る現象を説明する説明図、図5は本実施例に示す
アークチューブの製造工程説明図である。
の装着される放電ランプ装置は、図6に示す従来構造と
同一であり、その説明は省略する。
の長手方向途中に球状膨出部w2 が形成された円パイプ
形状の石英ガラス管Wの球状膨出部w2 寄りがピンチシ
ールされて、放電空間を形成する楕円体形状のチップレ
ス密閉チャンバー部12の両端部に横断面矩形状のピン
チシール部13,13が形成された構造で、密閉チャン
バー部12内には、始動用希ガス,水銀及び金属ハロゲ
ン化物(以下、発光物質等という)が封入されている。
極を構成するタングステン製の電極棒6,6が対向配置
されており、電極棒6,6はピンチシール部13に封着
されたモリブデン箔7に接続され、ピンチシール部1
3,13の端部からはモリブデン箔7,7に接続された
モリブテン製リード線8,8が導出し、後端側リード線
8は非ピンチシール部である円パイプ形状部14を挿通
して外部に延びている。
については、図6に示す従来のアークチューブ5と一見
したところ変わるものではないが、タングステン製の電
極棒6の外周面には、石英ガラスとのなじみをもたせる
ために、強電解研磨によって微細な凹凸が形成されると
ともに、ピンチシール部13のガラス層における電極棒
6に密着する領域には、ガラス管を真空にした状態でピ
ンチシールすることで、電極棒6との密着度が特に高い
所定の大きさの残留圧縮歪層16が形成された構造とな
っている。
に、電極棒6に沿って、しかも電極棒6を取り囲むよう
に延びており、その軸方向の長さL1は、電極棒6のみ
に密着するガラス層領域の軸方向長さLの約30%以上
あって、電極棒6の周方向約180度以上の角度範囲θ
1にわたって形成されている。
電極棒6間の境界には、熱応力が生じていないが、常温
に戻ると、電極棒(タングステン)6とガラス(石英ガ
ラス)の境界には、両者の線膨張係数差(45×10-7
1/℃,5×10-71/℃)に対応した熱応力(電極棒
側には引張応力、ガラス層には圧縮応力)が作用し、電
極棒6には残留引張歪、ガラス層には残留圧縮歪が生じ
た形態となっている。
6が広範囲にまたがって形成されており、しかも点灯時
のアークチューブ10(ピンチシール部13)の温度
は、ピンチシール部13をピンチシールする時の温度以
上には上昇しないので、点灯によってピンチシール部1
3のガラス層15に生じる熱応力は、軸方向,周方向の
いずれの方向においても、ピンチシール部13のガラス
層15に残留している圧縮歪を低下させるように作用す
る。
ラス層15には、この残留圧縮歪を緩和する方向の熱応
力(引張熱応力)が作用する。そして、この残留圧縮歪
層16における電極棒6の軸方向および周方向への広が
りが小さい場合には、残留圧縮層16に熱応力が集中
し、点灯が繰り返されることで熱応力が繰り返し作用
し、ガラス層15には封止物質のリークにつながる縦ク
ラックが発生するおそれがある。しかし、ガラス層15
の電極棒6との密着面には、電極棒6との密着度の特に
高い残留圧縮歪層16が、電極棒6の軸方向にL1≧
0.3Lで、電極棒6の周方向にθ1≧180度という
広範囲にわたって形成されており、この広範囲の圧縮歪
層(残留圧縮歪層)16が、温度上昇に伴ってガラス層
15に発生する熱応力を効率よく緩和(吸収)する。
留圧縮歪層16によって、繰り返し発生する熱応力が分
散されてガラス層15側に伝達されるため、ガラス層1
5には封止物質のリークにつながるような縦クラックが
発生しないのである。
取り囲み軸方向に円弧状(筒状)に延びる、肉眼でも観
察できる境界クラック17が形成されており、点灯時に
おける電極棒6とガラス層15の境界に作用する熱応力
は、境界クラック17に沿ってガラス層15a,15b
が相対的に滑ることで、吸収されるようになっている。
おけるガラス層15と電極棒6間の境界に熱応力が発生
するが、図4に拡大して示すように、電極棒6に密着一
体化した境界クラック17内側のガラス層15bが、境
界クラック17外側のガラス層15aに対し滑り、電極
棒6とガラス層15の境界に作用する熱応力は、この境
界クラック17で吸収されてしまうので、封止物質のリ
ークにつながるような縦クラックがガラス層15に発生
するおそれがない。
内に軸方向長さL1≧0.3Lで、かつθ1≧180度と
いう大きさの残留圧縮歪層16を形成するには、後述す
るアークチューブ製造工程において、ガラス管(被ピン
チシール部)を2000〜2300℃、好ましくは21
00〜2200℃の範囲でピンチシールすることが望ま
しい。
モード加速試験によれば、L1≧0.3Lかつθ1≧18
0度の大きさの残留圧縮歪層16が形成されたアークチ
ューブの平均寿命は、1156時間であったのに対し、
残留圧縮層16の大きさがL1<0.3Lかつθ1<18
0度という比較例であるアークチューブの平均寿命は、
483時間であった。
験によれば、本実施例のアークチューブでは、従来のア
ークチューブの寿命の3倍弱であることから、通常の使
い方をした場合には、従来のアークチューブに比べてそ
の寿命が著しく長いといえる。
ー部12をもつアークチューブの製造工程を、図5に基
づいて説明する。
部w2 の形成されたガラス管Wを予め製造しておく。そ
して、図5(a)に示されるように、ガラス管Wを垂直
に保持し、ガラス管Wの下方の開口端側から、電極アッ
シーAを挿入して所定位置に保持するとともに、ガラス
管Wの上方開口端に不活性ガス(アルゴンガスまたは窒
素ガス)供給ノズル40を差し込む。さらに、ガラス管
Wの下端部を不活性ガス(アルゴンガスまたは窒素ガ
ス)供給パイプ50内に挿入する。
ピンチシール時の電極アッシーAが酸化されるのを防止
するためのものである。ガス供給パイプ50から供給さ
れる不活性ガスは、ピンチシールの際、およびピンチシ
ール後のリード線8が高温状態にある間、リード線8を
不活性ガス雰囲気に保持して、リード線8の酸化を防止
するものである。なお図5(a)における符号42,5
2は不活性ガスの充填されたガスボンベ、符号44,5
4はガス圧調整器、符号22はガラス管把持部材であ
る。
ズル40から不活性ガスをガラス管W内に供給しつつ、
さらに、パイプ50から不活性ガスをガラス管Wの下端
部に供給しつつ、直線状延出部w1 における球状膨出部
w2 の近傍位置(モリブデン箔を含む位置)をバーナ2
4aで2100℃に加熱し、ピンチャー26aでモリブ
デン箔7のリード線8接続側を仮ピンチシールする。
(b)に示されるように、真空ポンプ(図示せず)によ
って、ガラス管W内を真空(400Torr以下の圧
力)に保持し、バーナ24bで2100℃に加熱し、ピ
ンチャー26bでモリブデン箔7を含む未ピンチシール
部を本ピンチシールする。なお、ガラス管W内に作用さ
せる真空度は、400Torr〜4×10-3Torrが
望ましい。
は、ガラス層15が電極アッシーAを構成する電極棒6
とモリブデン箔7とリード線8に密着した状態となる。
特に、本ピンチシールされた部位では、ガラス層15が
電極棒6とモリブデン箔7に隙間なく密着して十分に馴
染むため、ガラス層15とモリブデン箔7(電極棒6)
間が強固に接合された形態となる。そして、この一次ピ
ンチシール部が冷えると、所定の大きさの残留圧縮歪層
16が形成され、この残留圧縮歪層16内には、境界ク
ラック17が形成される。
も、ガラス管Wの下方開口部を不活性ガス(アルゴンガ
スまたは窒素ガス)雰囲気に保持することで、リード線
8の酸化を防ぐことができる。次に、図5(c)に示さ
れるように、ガラス管Wの上方の開口端側から、球状膨
出部w2 に発光物質P等を投入し、電極棒6とモリブデ
ン箔7とリード線8が接続一体化された他の電極アッシ
ーA’を挿入して所定位置に保持する。
の屈曲部8bが設けられており、この屈曲部8bがガラ
ス管Wの内周面に圧接された形態となって、直線状延出
部w 1の長手方向所定位置に電極アッシーA’を位置決
め保持することができる。
(d)に示されるように、ガラス管W内にキセノンガス
を供給しつつ、ガラス管Wの上方所定部位をチップオフ
することで、ガラス管W内にリードワイヤ付電極アッシ
ーA’を仮止めし、かつ発光物質等を封止する。符号W
3は、チップオフ部を示す。
質P等が気化しないように球状膨出部w2 を液体窒素
(LN2 )で冷却しながら、直線状延出部w1 における
球状膨出部w2 の近傍位置(モリブデン箔を含む位置)
をバーナー24で2100℃に加熱し、ピンチャー26
cで二次ピンチシールして、球状膨出部w2 を密封する
ことで、電極6,6が対設され発光物質P等が封止され
たチップレス密閉チャンバー部12をもつアークチュー
ブができ上がる。
ンチシール工程の本ピンチシールのように、真空ポンプ
でガラス管W内を負圧にするまでもなく、ガラス管W内
に封止されているキセノンガスを液化させることにより
ガラス管W内は負圧(約400Torr)に保持される
ので、二次ピンチシール13B部におけるガラス層の電
極アッシーA’(電極棒6,モリブデン箔7,リード線
8)への密着度は優れたものとなっている。
ンチシールの場合と同様、加熱されて軟化したガラス層
には、ピンチャー26cの押圧力に加えて負圧も作用す
るため、ガラス層が電極棒6,モリブデン箔7,リード
線8に隙間なく密着して馴染み、ガラス層と電極棒6,
モリブデン箔7,リード線8間は強固に接合された形態
となる。このため、この二次ピンチシール部13が冷え
ると、一次ピンチシール部13に形成されたと同様の残
留圧縮歪層16や境界クラック17が形成される。
定の長さだけ切断することにより、図1に示すアークチ
ューブ10が得られる。そして、製造されたアークチュ
ーブのピンチシール部に設けられた残留圧縮歪層16の
大きさを歪計(図示せず)で測定し、圧縮残留歪層16
が所定の大きさ以上であれば、合格となり、所定の大き
さ以下であれば、不合格となる。
ピンチシール部13におけるガラス層15の電極棒6に
密着する側に所定の大きさの残留圧縮歪層16が形成さ
れ、さらに残留圧縮歪層16内には境界クラック17が
形成された構造となっているが、残留圧縮歪層16内に
境界クラック17が形成されていない構造であってもよ
い。
3におけるガラス層15の電極棒6に密着する側に形成
された残留圧縮歪層16は、軸方向に所定の長さL1を
もち、かつ周方向にも所定の角度θ1をもつ、として説
明したが、軸方向にのみ所定の長さL1をもつ場合や、
周方向にのみ所定の角度θ1をもつ場合であってもよ
い。
形成されたガラス管Wを一次ピンチシール後に二次ピン
チシールすることで、電極6,6の対設されたチャンバ
ー部12を密封して、チップレス密閉チャンバー部12
をもつアークチューブを製造するように説明され、この
チップレスアークチューブに本発明を適用した構成につ
いて説明しているが、本発明は、チップ部付アークチュ
ーブにも同様に適用することができる。即ち、排気管を
連成した球状膨出部が長手方向途中に形成されたガラス
管の両端部をピンチシールすることで、電極の対設され
た球状膨出部(チャンバー部)を形成し、次いで、この排
気管を介して球状膨出部(チャンバー部)内に発光物質等
を供給後、この排気管をチップオフすることで、チャン
バー部を密封して、チップ付アークチューブを製造する
ことができるが、このチップ部付チャンバー部をもつア
ークチューブについても本発明を適用できる。
に係る放電ランプ装置用アークチューブによれば、ピン
チシール部のガラス層内において電極棒を取り囲むよう
に形成されている残留圧縮歪層によって、アークチュー
ブの点灯に伴ってガラス層の電極棒との境界に発生する
熱応力(引張応力)が吸収、分散されるので、ピンチシ
ール部のガラス層にはクラックが発生せず、封止物質が
リークしたり、アークチューブの点灯不良や寿命が低下
するなどの不具合が解消される。請求項2によれば、ア
ークチューブ点灯時の電極棒とガラス層の境界に作用す
る熱応力は、残留圧縮歪層によって吸収分散される他、
境界クラックにおいても吸収分散されるので、ガラス層
にクラックが発生し、封止物質がリークしたり、アーク
チューブの点灯不良や寿命が低下するなどの不具合が確
実に解消される。請求項3によれば、熱エネルギーを無
駄にすることなく、ピンチシール部の残留圧縮歪層を所
定の大きさに形成することで、長寿命のアークチューブ
を提供できる。
クチューブの縦断面図
断面図
−IIIに沿う断面図)
ラス層が滑る現象を説明する説明図
Claims (3)
- 【請求項1】 電極棒とモリブデン箔とリード線が直列
に接続一体化された電極アッシーの少なくともモリブデ
ン箔を含む領域が両端ピンチシール部に封着されて、発
光物質等を封止した中央の密閉チャンバー部内に前記電
極棒が対設されるとともに、両端ピンチシール部から前
記リード線がそれぞれ導出する放電ランプ装置用アーク
チューブにおいて、前記ピンチシール部におけるガラス
層の前記電極棒との密着面には、残留圧縮歪層が形成さ
れ、前記残留圧縮歪層は、電極棒のみに密着するガラス
層領域の軸方向長さの約30%以上の長さにわたって、
または/および電極棒の周方向約180度以上の角度範
囲にわたって形成されたことを特徴とする放電ランプ装
置用アークチューブ。 - 【請求項2】 前記残留圧縮歪層には、前記残留圧縮歪
層の外周面に沿った境界クラックが形成されたことを特
徴とする請求項1に記載の放電ランプ装置用アークチュ
ーブ。 - 【請求項3】 前記ピンチシール部の少なくとも電極棒
封着領域が、2000〜2300℃、好ましくは210
0〜2200℃でピンチシールされたことを特徴とする
請求項1又は2に記載の放電ランプ装置用アークチュー
ブ。
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