JP2001014891A - 半導体メモリチップ - Google Patents

半導体メモリチップ

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JP2001014891A
JP2001014891A JP2000145101A JP2000145101A JP2001014891A JP 2001014891 A JP2001014891 A JP 2001014891A JP 2000145101 A JP2000145101 A JP 2000145101A JP 2000145101 A JP2000145101 A JP 2000145101A JP 2001014891 A JP2001014891 A JP 2001014891A
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Gerd Frankowsky
フランコフスキー ゲルト
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Infineon Technologies North America Corp
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体メモリをより高速にかつより効率的に
検査できるようにすることである。 【解決手段】 データ発生器は、プログラム可能メモリ
アレイと、プログラム可能メモリアレイに格納されたパ
ターンデータをアドレス指定する手段とを有し、前記プ
ログラム可能メモリアレイは複数のメモリバンクを有
し、該メモリバンクは、行および列に配置されたメモリ
セルを有し、前記各メモリバンクは、第1のメモリアレ
イの各入/出力ピンに対して発生すべきパターンに対す
るデータを格納することができ、前記アドレス指定手段
は、第1のメモリアレイへ伝送すべきおよび第1のメモ
リアレイから伝送される個々のパターンデータを入/出
力ピンにおいてアドレシングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ、よ
り詳細にはオンチップパターン発生器を使用したメモリ
素子の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路が急激に複雑化することによって、
メモリ検査の困難性とコストも増大した。高密度メモリ
の開発によって検査複雑性は新たな次元に突入した。例
えば高速同期DRAMのパターン検査は、より複雑で時
間の掛かるものとなった。メモリ検査に検査装置を使用
することは、スループットの現在レベルを維持するため
に付加的な装置を必要とする。付加的なテスタを使用し
て、さらに高速で複雑なメモリ素子に対して必要なスル
ープットを維持するにはかなりのコストが掛かる。
【0003】現在および将来の世代の高密度メモリを検
査することに関する別の問題点は、テスタの速度と精度
に関連するチップ周波数を含む。検査されるチップと同
じ速度で動作する高速検査装置を見つけることはますま
す困難になっている。一般的にデバイス周波数はテスタ
の精度よりも急速に上昇している。同時に検査装置はま
すます複雑になっている。ピン数がさらに増加し、従っ
てますます多数のピンを管理する精度が必要である。さ
らにコストを合理的レベルに留め、検査を合理的時間枠
内で実行することも製造および検査に対する問題であ
る。
【0004】半導体メモリ検査ではチップは次のように
検査される。すなわち既知のデータパターンをアレイの
メモリセルに外部の検査装置により書き込むことによっ
て検査される。データパターンは次にデバイスに読み戻
され、既知のデータパターンと比較される。データパタ
ーンは例えば物理的パターン、論理的パターン、および
/またはチェッカパターンを含むことができる。ダイナ
ミックランダムアクセスメモリ(DRAM)である半導
体メモリ素子に対する図1AからCの例を参照すると、
ビット線BLと相補的ビット線BL(図ではBLの上に
バー)がペアでセンスアンプSAに接続されている。メ
モリセル(円により示されている)をアクティブにする
ため(読み出しおよび書き込み)には、センスアンプS
Aとワード線WLを選択しなければならない。BLとB
Lバーそれぞれはこれに関連するメモリセルを有する。
例えば図1Aでは物理的“1”データパターンがBLに
関連するメモリセルに1として格納され、BLバーに関
連するメモリセルには0として格納される。このこと
は、全てのメモリセルが荷電されたキャパシタを有する
ことを意味する。図1Bについては、データパターンは
論理“1”である。この場合、全ての1がアレイに格納
され、このことはメモリセルの半分が荷電されたキャパ
シタを有し、半分が有していないことを意味する。図1
Cでは、チェッカボードパターンが実現されており、こ
のパターンは1と0を交互に有し、荷電されたメモリセ
ルキャパシタと放電されたメモリセルキャパシタとを交
互に有する。
【0005】図1AからCに示されたように、物理的デ
ータは内容または意味または記憶キャパシタに相当す
る。物理的1の場合、キャパシタは荷電され、物理的0
に対してはキャパシタは放電される。論理的データに対
しては入/出力ピン(DQ)における値だけが重要であ
る。論理的1(0)は、メモリセルがBLまたはBLバ
ーに接続されている場合、1(0)がI/Oピンで読み
書きされることを意味する。チェッカボードパターンも
また、荷電されたキャパシタと放電されたキャパシタと
を交互に有する物理的データパターンである。論理的パ
ターンはさらに簡単に実現することができる。なぜな
ら、メモリセルのアドレスが物理的データパターンに対
するほど重要でないからである。物理的データパターン
に対しては、BLまたはBLバー接続情報が適切な検査
のために必要である。従ってアドレス情報が、各メモリ
セルおよびデータパターンに対してBL/BLバーを相
関させるために必要である。アドレス情報とメモリセル
の密度のために検査が複雑になる。これは一部にはメモ
リセルの数のためであり、各メモリセルにアドレス指定
されたデータパターンを追従することが必要であるばか
りでなく、欠けているメモリセルの位置も必要である。
【0006】チップ製造プロセスはエラーフリーのもの
ではない。従って各メモリチップを十分に検査しなけれ
ばならず、通常は上に説明したようなデータパターンを
使用する。検査コストが現在、メモリチップの製造コス
ト全体に占める割合は大きい。検査コストは、チップを
検査するのに必要な時間の低減および/または並列的に
検査されるチップ数の増大によって低減することができ
る。並列的に検査されるチップの数は通常、メモリテス
タが取り扱うことのできる入/出力(I/O)チャネル
の数によって制限される。並列的に検査されるチップの
数を増大させる1つの手段は、外部テスタと検査するチ
ップとの間の接続数を低減することである。テスタが1
024のI/Oチャネルを取り扱うことができ、130
チャネルが1つのチップを検査するのに必要であると仮
定すれば、7つのチップを並列的に検査することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、半導
体メモリをより高速にかつより効率的に検査できるよう
にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は半導体メモリ
チップを、検査すべき第1のメモリアレイと、メモリチ
ップ上に形成されたパターン発生器とを有する半導体メ
モリチップであって、前記第1のメモリアレイは、行お
よび列に配置された複数のメモリセルを有し、該メモリ
セルは、ビット線およびワード線を使用することにより
データが読み出しおよび書き込みアクセスされ、データ
が入/出力ピンに供給され、前記データ発生器は、プロ
グラム可能メモリアレイと、プログラム可能メモリアレ
イに格納されたパターンデータをアドレス指定する手段
とを有し、前記プログラム可能メモリアレイは複数のメ
モリバンクを有し、該メモリバンクは、行および列に配
置されたメモリセルを有し、前記各メモリバンクは、第
1のメモリアレイの各入/出力ピンに対して発生すべき
パターンに対するデータを格納することができ、前記ア
ドレス指定手段は、第1のメモリアレイへ伝送すべきお
よび第1のメモリアレイから伝送される個々のパターン
データを入/出力ピンにおいてアドレシングする、よう
に構成して解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による半導体メモリチップ
は検査すべき第1のメモリアレイを含み、このメモリア
レイは行と列に配置された複数のメモリセルと、パター
ン発生器とを含む。メモリセルはデータの書き込み/読
み出しのためにビット線とワード線を使用してアクセス
され、データは入/出力ピンに供給され、パターン発生
器はメモリチップ上に形成される。パターン発生器はさ
らにプログラム可能メモリアレイを含み、このメモリア
レイは複数のメモリバンクを含む。メモリバンクは行と
列に配置されたメモリセルを有し、各バンクは第1のメ
モリアレイの各入/出力ピンに対して発生すべきパター
ンに対するデータを格納することができる。プログラム
可能メモリアレイに格納されたデータをアドレス指定す
るための手段が含まれており、この手段は第1のメモリ
アレイに伝送すべき、および第1のメモリアレイから伝
送される個々のデータをアドレシングする。
【0010】別の半導体メモリチップは検査すべき第1
のメモリアレイを含み、この第1のメモリアレイは行と
列に配置された複数のメモリセルを含み、メモリセルに
はデータの読み出しおよび書き込みのためにビット線と
ワード線を使用してアクセスされ、データは入/出力ピ
ンに供給される。パターン発生器はメモリチップ上に形
成される。パターン発生器はさらにプログラム可能メモ
リアレイを有し、このメモリアレイは複数のメモリバン
クを含む。メモリバンクは行と列に配置されたメモリセ
ルを有し、各バンクは第1のメモリアレイの各入/出力
ピンに対して発生すべきパターンに対するデータを格納
することができる。プログラム可能メモリアレイに格納
されたデータをアドレス指定するための手段も含まれて
おり、この手段は第1のメモリアレイに伝送すべき、お
よびこれから伝送される個々のデータをアドレシングす
る。メモリバンクに格納された複数のパターンからパタ
ーンを入力信号に従って選択するためのパターンデコー
ダが設けられている。出力側が第1のメモリアレイの入
/出力ピンに接続されており、第1のメモリアレイに伝
送すべき、およびこれから伝送された個々のデータを供
給する。
【0011】本発明によるDRAMメモリチップは検査
すべき第1のメモリアレイを含み、この第1のメモリア
レイは行と列に配置された複数のメモリセルを含む。メ
モリセルは、データを読み出しおよび書き込みするため
ビット線とワード線を使用してアクセスされる。データ
は入/出力ピンに供給される。パターン発生器がメモリ
チップ上に形成されている。パターン発生器はさらにプ
ログラム可能メモリアレイを含み、このメモリアレイは
複数のメモリバンクを含む。メモリバンクは行と列に配
置されたメモリセルを有し、各バンクは第1のメモリア
レイの各入/出力ピンに対して発生すべきパターンに対
するデータを格納することができる。パターンデータを
入力するための入力手段が含まれている。この入力手段
は、メモリチップに対する外部ソースからのパターンデ
ータをプログラム可能メモリのメモリバンクに入力す
る。プログラム可能メモリアレイに格納されているデー
タをアドレス指定するための手段が含まれており、第1
のメモリアレイへ伝送すべき、およびこれから伝送され
た個々のデータをアドレシングする。パターンデコーダ
はパターンをメモリバンクに格納されている複数のパタ
ーンから入力信号に従って選択する。パターン発生器の
出力側は第1のメモリアレイの入/出力ピンと接続され
ており、第1のメモリアレイに伝送すべき、およびこれ
から伝送されたパターンデータを供給する。
【0012】択一的実施例では、アドレス指定手段を半
導体メモリチップに含めることも、外に配置することも
できる。アドレス指定手段は外部の検査装置により供給
される。パターン発生器は、プログラム可能メモリアレ
イに格納されたパターンを選択するためのパターンアド
レス入力側を含むことができる。プログラム可能メモリ
アレイは、パターンデータを格納した読み出し専用メモ
リを含むことができる。メモリチップは有利にはダイナ
ミックランダムアクセスメモリチップである。プログラ
ム可能メモリアレイは有利には複数のデータパターンを
格納し、複数のデータパターンの各データパターンは複
数のメモリバンクに格納することができる。アドレス指
定手段は有利にはワード線とセンスアンプを含み、プロ
グラム可能メモリアレイのメモリセルをアクティブにす
る。発生すべきパターンは物理的パターン、論理的パタ
ーンおよび/またはチェッカパターンを含むことができ
る。
【0013】
【実施例】本発明は、半導体メモリに関連し、より詳細
にはプログラム可能オンチップデータパターン発生器を
使用したメモリ素子の検査装置に関する。データパター
ン発生器は有利にはメモリチップの一部として設計され
構成されている。データパターン発生器は任意のデータ
パターンを格納するか、または外部のテスタから供給さ
れるか、またはハード的に符号化されパターン発生器に
直接供給される。本発明によるオンチップデータパター
ン発生器は半導体メモリ/素子を検査するのにより高速
でより効率的な方法を提供する。なぜならデータパター
ンは検査前にメモリセルの近傍に格納されるからであ
る。
【0014】次の図2を参照する。ここで類似の素子ま
たは同じ素子には同じ参照符号が付してあり、図2には
半導体メモリ素子/チップ100が示されている。半導
体メモリ素子100はメモリエリア102を有し、この
メモリエリアには複数のメモリバンク104が含まれて
いる。メモリバンク104はメモリセル106を含み、
メモリセルはワード線WLおよびビット線BLとBLバ
ーを使用してアクセスされる。パターン発生器108は
チップ上に含まれており、検査パターンをメモリセル1
06の検査のために供給する。
【0015】パターン発生器108は外部テスタ110
によりオフチップで制御することができる。外部テスタ
はパターン発生器108と例えばシリアルインターフェ
ース112により接続できる。パターン発生器108は
動作の検査モードをセットまたはリセットすることによ
りアクティブまたは非アクティブにされる。このことは
イネーブルスイッチまたはイネーブルラインに供給され
るイネーブル信号を使用して実行される。イネーブルに
よりパターン発生器108は、図1に示したようなデー
タパターンを出力し、このデータパターンはメモリアレ
イ102にデータ出力ラインを通して伝送される。デー
タ出力ラインは入/出力(I/O)ピンまたはメモリチ
ップ100のDQと接続されている。
【0016】データ入力およびプログラムラインによっ
て、パターン発生器108のメモリ114に直接アクセ
スすることができる。パターン発生器108は読み出し
専用メモリまたは消去可能メモリまたは両方を含むこと
ができる。データ入力によりパターンデータが入力さ
れ、メモリ114に格納される。この格納は、このパタ
ーンデータがメモリアレイ102にメモリセル106の
検査のために伝送されるまで続けられる。プログラムに
より、メモリ114への書き込みおよび上書きの動作を
プログラミングすることができる。パターンアドレスラ
インにより特定のパターンをパターン発生器108に入
力し、プログラムすることができる。パターンアドレス
は、メモリセル106へ書き込むべきデータパターンを
選択するのに使用される。
【0017】メモリアドレスライン120は行アドレス
ラインと列アドレスラインを含む。メモリアドレスライ
ン120は、パターン発生器108によってアレイ10
2のメモリセル106に書き込むべきメモリセルのメモ
リ114内の位置を供給する。パターン発生器108
は、パターンデータをメモリセル106に、所定の例え
ば物理的パターン(図1AとC参照)、または論理的パ
ターン(図1B参照)に従って書き込むアドレス情報と
パターンデータとを管理する。パターントポロジー(メ
モリアレイ102内の物理的データスクランブルまたは
アレンジメント)は、行アドレスと列アドレスの部分集
合により制御され、パターン発生器108にメモリアド
レスライン120の行レインと列ラインを通して供給さ
れる。実施例では、1つのビット(1または0)だけが
メモリアドレスライン120の行ラインで必要であり、
これにより行アドレスデータは図1に示すようにスクラ
ンブルされる。2つまたは3つのビット(1および/ま
たは0)がメモリアドレスライン120の列ラインで必
要になることもある。これにより列アドレスデータは図
1に示すようにスクランブルされる。行/列データをス
クランブルするのに実際に必要なビット数はチップアー
キテクチュアによって変化する。
【0018】図3を参照する。ここにはオンチップパタ
ーン発生器108が詳細に示されている。パターン発生
器108のメモリ114は複数のメモリバンク115を
有し、このメモリバンクの各々は特別なパターンについ
ての情報、すなわちパターン<0>、パターン<1>、
またはパターン<k>、行情報に対するxアドレス<x
>、列情報に対する全てのyアドレスy<0:n−1
>、そしてメモリアレイ102にDQ<0:j>により
入/出力すべき全てのデータを含んでいる。パターンア
ドレスはパターンデコーダ122に入力され、特定パタ
ーン、すなわちパターン<0>、パターン<1>、また
はパターン<k>を選択する。バンク115は図3のよ
うに、次の規則に従ってラベリングされている:バンク
はパターン(0−k)とyアドレス(0−n)により同
定される。例えばバンク<k><n>はパターンkを指
定し、このパターンは物理的パターンまたは他の所望の
パターン、および列nを含んでいる。
【0019】図4を参照すると、1つのバンク<k><
n>がバンク115の詳細を示している。バンク<k>
<n>は入力信号、データパターン<k>をパターンデ
コーダ122(図3)から受信し、イネーブルされる。
バンク<k><n>は、メモリアレイ102(図2)に
伝送すべきデータパターン<k>に対する情報を格納す
る。バンク<k><n>は、全てのデータラインDQ<
0:j>を通してここから出力すべきデータを、1つの
xアドレス(行アドレス)とyアドレス全体(列アドレ
ス)スペースに対して含んでいる。他の格納構成も意図
されている。例えば各バンク115は全てのデータライ
ンDQ<0:j>に対する情報を、1つのyアドレス
(列アドレス)とxアドレス全体(行アドレス)スペー
スに対して含むことができる。例えばjは4,8,1
6,32,64、またはそれらの倍数である。
【0020】図5を参照すると、バンク<k><0:n
>が、本発明のチップパターン発生器108の構成を説
明するために示されている。バンク<k><0:n>の
セットは、アドレススペース全体に対する完全なデータ
パターンに対する情報を含む。すなわち、xアドレス<
0:m−1>およびyアドレス<0:n−1>であり、
ここでmとnはそれぞれx方向およびy方向でのパター
ンに対して必要なビット数である。
【0021】再び図2を参照する。バンク115は、メ
モリアレイ102に伝送すべき最小の反復可能パターン
に対する完全なパターンに対して十分なデータを格納す
るのに十分な格納スペースを有している。同じようにバ
ンク115は、メモリアレイ102に伝送すべき任意の
大きさのパターンに対する完全なパターンに対して十分
なデータを格納するのに十分な格納スペースを有してい
る。パターン発生器メモリ114をメモリアレイ102
と同じように製造することもできる。例えばメモリ11
4は、センスアンプSA、ビット線BL(BLバー)お
よびワード線WLを図1に示すように有することができ
る。このようにしてyアドレスはメモリ114にあるメ
モリセルをワード線に従ってアクティブにするために使
用され、またxアドレスはセンスアンプSAをアクティ
ブにするために使用される。パターン発生器108は、
センスアンプSA、ビット線BL(BLバー)とワード
線WLの構造を有しており、同時にメモリアレイ102
の相応の構造と共に形成される。
【0022】パターンアドレス信号はチップ上で、また
は外部テスタ110により発生することができる。メモ
リ114に多くのパターンを格納すればするほど、より
多くのパターンアドレスラインが必要である。例えば8
つの異なるデータパターンを格納すべき場合には、3つ
の異なるアドレスビットが必要である。さらにメモリア
ドレスライン120のアドレス信号はオンチップでもオ
フチップでも発生することができる。メモリ114は読
み出し専用メモリを含むことができ、これには使用のた
めに予めプログラムされたパターンが格納される。
【0023】本発明によるパターン発生器108を使用
して行う検査を実行するために、検査に使用される検査
モードを選択することによってパターンが選択される。
これはパターンアドレスとしてパターンデコーダ122
へ入力され、選択されたパターンに相応するデータを有
するメモリバンク115が選択される。xアドレスはオ
ンチップでもオフチップでも発生することができ、シン
グルバンクおよびyアドレスを選択するのに使用され
る。これらはパターン発生器出力側に供給されるデータ
セットを定める。チップ面積を節約するために、パター
ン発生器に対する回路構成はシングル・プログラム可能
データパターンに低減することができる。新たなパター
ンが必要になる度に、これがパターン発生器108のメ
モリ114にダウンロードされる。別の実施例では、パ
ターンデータを組み合わせることができる。すなわちい
くつかのパターンをシングル検査に使用し、例えばチェ
ッカボードパターンとリプルパターンを任意に選択され
た箇所で、メモリアレイ102に対する検査パターンを
供給するのに使用できる。
【0024】実施例 以下に、16ビットDRAMに対する本発明のパターン
発生器に対する実施例を説明する。16ビットチップに
対してはDQ0〜15が含まれている。この実施例で
は、メモリアーキテクチュアにより、2列ビット(すな
わちn=2)と行方向の4ビット(すなわちm=4)に
よるパターンが可能である。従って8つのパターンをパ
ターン発生器メモリに格納することが所望される。すな
わちk=7(0〜7で8パターン)である。(WLは行
アドレス、mからデコードされる)mとnは、アレイの
トポロジー項での最小反復可能構造に関連する。チェッ
カボードパターン(図1C参照)を書き込むことが所望
される。パターン発生器はパターンの0と1を供給しな
ければならない。図1Cを参照すると、センスアンプS
A<0>がアクティブの場合、yアドレスは0となり、
xアドレス(WL)も0である。そして1がビット線B
Lに供給される。次にxアドレスが0から1に変化する
と(WL<1>へ)、0がパターン発生器の出力側で必
要になる。WL<0>からWL<1>へ、同じyアドレ
スが使用される。
【0025】図1Cのパターンについて、パターン発生
器が書き込まなければならない情報は1,0,0,1の
パターンを有する。この場合、固定のyアドレス4ビッ
トがx方向で必要である。次のパターン自体は繰り返さ
れる。これら4つの4ビットはパターン発生器のメモリ
にすでに格納されている。2ビットがy方向に対して必
要である。なぜならSA<0>に対するパターンはSA
<1>のパターンとは異なるからである。
【0026】mとn(4×2)はこの実施例では最小の
ユニークなパターンであり、このパターンは、DRAM
チップのメモリセルにパターンを読み出し/書き込みす
るアドレスを単に変化するだけで繰り返される。
【0027】上記の実施例では、外部テスタが1024
のI/Oチャネルを取り扱うことができ、130チャネ
ルが1つのチップを検査するのに必要である。従って7
つのチップを並列に検査することができる。本発明のパ
ターン発生器を組み込むことにより、通常はパターン発
生器に対して使用されるチャネルが使用可能になる。約
31チャネルが1チップ当たりに使用可能になる。この
ことは、テスタが10のチップを並列に検査できること
を意味し、これによりメモリチップの受諾検査に対する
スループットが上昇する。
【0028】半導体メモリに対するオンチップ・プログ
ラム可能データパターン発生器に対する上記の有利な実
施例は説明のためのものであり、限定のためのものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術により格納された典型的なデータパタ
ーンを示すメモリアレイの平面図である。
【図2】パターン発生器を有するメモリ素子のブロック
回路図であり、本発明によるプログラム可能メモリを備
えている。
【図3】図2のパターン発生器の概略図であり、メモリ
バンクおよび本発明によるパターンデコーダを備えてい
る。
【図4】図3に示した本発明のパターン発生器のメモリ
バンクの概略図である。
【図5】図3の本発明によるパターン発生器に対する完
全なパターンを格納するためのメモリバンク集合の概略
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/34 371A (71)出願人 399035836 1730 North First Stre et、San Jose、CA、USA (72)発明者 ゲルト フランコフスキー アメリカ合衆国 ニューヨーク ワッピン ガース フォールズ タウン ヴュー ド ライヴ 68

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査すべき第1のメモリアレイと、メモ
    リチップ上に形成されたパターン発生器とを有する半導
    体メモリチップであって、 前記第1のメモリアレイは、行および列に配置された複
    数のメモリセルを有し、 該メモリセルは、ビット線およびワード線を使用するこ
    とによりデータが読み出しおよび書き込みアクセスさ
    れ、データが入/出力ピンに供給され、 前記データ発生器は、プログラム可能メモリアレイと、
    プログラム可能メモリアレイに格納されたパターンデー
    タをアドレス指定する手段とを有し、 前記プログラム可能メモリアレイは複数のメモリバンク
    を有し、 該メモリバンクは、行および列に配置されたメモリセル
    を有し、 前記各メモリバンクは、第1のメモリアレイの各入/出
    力ピンに対して発生すべきパターンに対するデータを格
    納することができ、 前記アドレス指定手段は、第1のメモリアレイへ伝送す
    べきおよび第1のメモリアレイから伝送される個々のパ
    ターンデータを入/出力ピンにおいてアドレシングす
    る、ことを特徴とする半導体メモリチップ。
  2. 【請求項2】 前記アドレス指定手段は、半導体メモリ
    チップ上に含まれている、請求項1記載の半導体メモリ
    チップ。
  3. 【請求項3】 アドレス指定手段は外部の検査装置によ
    り供給される、請求項1記載の半導体メモリチップ。
  4. 【請求項4】 パターン発生器は、プログラム可能メモ
    リアレイに格納されたパターンを選択するためにパター
    ンアドレス入力側を有する、請求項1記載の半導体メモ
    リチップ。
  5. 【請求項5】 プログラム可能メモリアレイは、パター
    ンデータを格納した読み出し専用メモリを有する、請求
    項1記載の半導体メモリチップ。
  6. 【請求項6】 メモリチップはダイナミックランダムア
    クセスメモリチップである、請求項1記載の半導体メモ
    リチップ。
  7. 【請求項7】 アドレス指定手段はワード線とセンスア
    ンプを有し、プログラム可能メモリアレイのメモリセル
    をアクティブにする、請求項1記載の半導体メモリチッ
    プ。
  8. 【請求項8】 複数のデータパターンの各データパター
    ンは複数のメモリバンクに格納されている、請求項1記
    載の半導体メモリチップ。
  9. 【請求項9】 発生すべきパターンは、物理的パター
    ン、論理的パターン、またはチェッカパターンの1つで
    ある、請求項1記載の半導体メモリチップ。
  10. 【請求項10】 検査すべき第1のメモリアレイと、メ
    モリチップ上に形成されたパターン発生器とを有する半
    導体メモリチップであって、 前記第1のメモリアレイは、行および列に配置された複
    数のメモリセルを有し、 該メモリセルは、ビット線およびワード線を使用するこ
    とによりデータが読み出しおよび書き込みアクセスさ
    れ、データが入/出力ピンに供給され、 前記データ発生器は、プログラム可能メモリアレイと、
    プログラム可能メモリアレイに格納されたパターンデー
    タをアドレス指定する手段と、パターンデコーダと、出
    力側とを有し、 前記プログラム可能メモリアレイは複数のメモリバンク
    を有し、 該メモリバンクは、行および列に配置されたメモリセル
    を有し、 前記各メモリバンクは、第1のメモリアレイの各入/出
    力ピンに対して発生すべきパターンに対するデータを格
    納することができ、 前記アドレス指定手段は、第1のメモリアレイへ伝送す
    べきおよび第1のメモリアレイから伝送される個々のパ
    ターンデータを入/出力ピンにおいてアドレシングし、 前記パターンデコーダは、メモリバンクに格納された複
    数のパターンから入力信号に従ってパターンを選択する
    ものであり、 前記出力側は第1のメモリアレイの入/出力ピンと接続
    されており、第1のメモリアレイへ伝送すべき、および
    第1のメモリアレイから伝送された個別のパターンデー
    タを入/出力ピンに供給する、ことを特徴とする半導体
    メモリチップ。
  11. 【請求項11】 アドレス指定手段は半導体メモリチッ
    プ上に含まれている、請求項10記載の半導体メモリチ
    ップ。
  12. 【請求項12】 アドレス指定手段は外部検査装置によ
    り供給される、請求項10記載の半導体メモリチップ。
  13. 【請求項13】 入力信号はオフチップメモリの外部ソ
    ースから供給される、請求項10記載の半導体メモリチ
    ップ。
  14. 【請求項14】 プログラム可能メモリアレイは、パタ
    ーンデータを格納した読み出し専用メモリを有する、請
    求項10記載の半導体メモリチップ。
  15. 【請求項15】 メモリチップはダイナミックランダム
    アクセスメモリチップである、請求項10記載の半導体
    メモリチップ。
  16. 【請求項16】 複数のデータパターンの各々は複数の
    メモリバンクに格納されている、請求項10記載の半導
    体メモリチップ。
  17. 【請求項17】 発生すべきパターンは、物理的パター
    ン、論理的パターンまたはチェッカパターンの1つであ
    る、請求項10記載の半導体メモリチップ。
  18. 【請求項18】 検査すべき第1のメモリアレイと、メ
    モリチップ上に形成されたパターン発生器とを有するD
    RAMメモリチップであって、 前記第1のメモリアレイは、行および列に配置された複
    数のメモリセルを有し、 該メモリセルは、ビット線およびワード線を使用するこ
    とによりデータが読み出しおよび書き込みアクセスさ
    れ、データが入/出力ピンに供給され、 前記データ発生器は、プログラム可能メモリアレイと、
    入力手段と、プログラム可能メモリアレイに格納された
    パターンデータをアドレス指定する手段と、パターンデ
    コーダと、出力側とを有し、 前記プログラム可能メモリアレイは複数のメモリバンク
    を有し、 該メモリバンクは、行および列に配置されたメモリセル
    を有し、 前記各メモリバンクは、第1のメモリアレイの各入/出
    力ピンに対して発生すべきパターンに対するデータを格
    納することができ、 前記入力手段は、パターンデータを外部ソースからメモ
    リチップに、プログラム可能メモリのメモリバンクへ入
    力し、該パターンデータは以前の検査でメモリチップに
    供給されたものであり、 前記アドレス指定手段は、第1のメモリアレイへ伝送す
    べきおよび第1のメモリアレイから伝送される個々のパ
    ターンデータを入/出力ピンにおいてアドレシングし、 前記パターンデコーダは、メモリバンクに格納された複
    数のパターンから入力信号に従ってパターンを選択する
    ものであり、 前記出力側は第1のメモリアレイの入/出力ピンと接続
    されており、第1のメモリアレイへ伝送すべき、および
    第1のメモリアレイから伝送された個別のパターンデー
    タを入/出力ピンに供給する、ことを特徴とするDRA
    Mメモリチップ。
  19. 【請求項19】 プログラム可能メモリアレイは、パタ
    ーンデータを格納した読み出し専用メモリを有する、請
    求項18記載の半導体メモリ。
  20. 【請求項20】 アドレス指定手段は半導体メモリチッ
    プ上に含まれている、請求項18記載の半導体メモリ。
  21. 【請求項21】 入力信号はオフチップメモリの外部ソ
    ースから供給される、請求項18記載の半導体メモリ。
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