JP2001014497A - 自動改札機と自動改札機の案内方法 - Google Patents

自動改札機と自動改札機の案内方法

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JP2001014497A
JP2001014497A JP18796899A JP18796899A JP2001014497A JP 2001014497 A JP2001014497 A JP 2001014497A JP 18796899 A JP18796899 A JP 18796899A JP 18796899 A JP18796899 A JP 18796899A JP 2001014497 A JP2001014497 A JP 2001014497A
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tickets
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JP18796899A
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English (en)
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Kazuhiro Niimi
和弘 新見
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、複数枚対応で、120mm券に
対する保留部を有さない、コンパクト化が図られている
小型の自動改札機において、120mm券に対する対処
を行うことができる。 【解決手段】 この発明は、一括投入された券に120
mm券が含まれていた場合、120mm券を先に放出
し、一括投入された券が全て放出されるまで、取出口近
傍の案内表示部5に「次の券もお取り下さい」等を表示
し、「次の券もお取り下さい」をスピーカ80により音
声案内し、旅客にまだ券があることを案内するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数枚の券を一
括して受け入れて改札処理を行う自動改札機と自動改札
機の案内方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅に設けら
れる自動改札機として、複数枚対応の自動改札機が実用
化されている。
【0003】上記交通機関で扱われる券としては、長さ
が58mmの普通乗車券や長さが85mmの定期乗車
券、指定券、特急券等のほかに、周遊券、領収書等に用
いられる120mm券(大型券)がある。
【0004】しかし、近年、120mm券については、
自動改札機の判定に無関係な券となっているため、12
0mm券を処理しない小型(コンパクト化)で複数枚対
応の自動改札機が提案されている。
【0005】この小型で複数枚対応の自動改札機におい
て、120mm券を含んで券が投入された際の対処が必
要となっている。
【0006】すなわち、従来の大型の自動改札機の場合
には、投入された券を一旦、保留可能な枚数まで、保留
するため、120mm券を複数枚投入された場合を想定
して、メカ的に120mm券の保留部を複数箇所用意し
ていた。また、券の放出は、120mm券も重ね合わせ
て一括放出していた。
【0007】この場合、メカ的に保留可能な箇所を複数
設けていたため、搬送部が大きくなっていた。また保留
動作を伴うため処理時間が長くなっている。
【0008】しかし、上記小型の自動改札機では、12
0mm券に対する対応がとれないものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、複数枚対
応で小型の自動改札機において、大型券に対する対処を
行うことができるものが要望されているもので、複数枚
対応で小型の自動改札機において、大型券に対する対処
を行うことができる自動改札機と自動改札機の案内方法
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の自動改札機
は、投入口から複数枚の券を一括して受入れ、この受入
れた複数枚の券を搬送することにより読み取られる改札
情報に基づいて改札処理を行い、この改札処理後上記券
を取出口から放出するものにおいて、上記受入れた券の
1枚が所定の長さより長い券か否かを判断する判断手
段、この判断手段により所定の長さより長い券を判断し
た際に、所定の長さより長い券と他の券をそれぞれ別々
に取出口から放出する放出手段、およびこの放出手段に
より所定の長さより長い券が取出口から放出された際
に、続いて放出される券があることを案内する案内手段
から構成されている。
【0011】この発明の自動改札機は、投入口から複数
枚の券を一括して受入れ、この受入れた複数枚の券を搬
送することにより読み取られる改札情報に基づいて改札
処理を行い、この改札処理後上記券を取出口から放出す
るものにおいて、上記受入れた券の1枚が所定の長さよ
り長い券か否かを判断する判断手段、この判断手段によ
り所定の長さより長い券を判断した際に、所定の長さよ
り長い券を取出口から放出する第1の放出手段、この第
1の放出手段により放出がなされた際に、続いて放出さ
れる券があることを案内する案内手段、およびこの案内
手段の案内に基づいて上記取出口から所定の長さより長
い券が取出された際に、所定の長さより短い複数枚の券
を一括して取出口から放出する第2の放出手段から構成
されている。
【0012】この発明の自動改札機は、投入口から複数
枚の券を一括して受入れ、この受入れた複数枚の券を搬
送することにより読み取られる改札情報に基づいて改札
処理を行い、この改札処理後上記券を取出口から放出す
るものにおいて、上記受入れた券の1枚が所定の長さよ
り長い券か否かを判断する判断手段、この判断手段によ
り所定の長さより長い券を判断した際に、所定の長さよ
り長い券を取出口から放出する第1の放出手段、この第
1の放出手段により放出がなされた際に、続いて放出さ
れる券があることを案内する第1の案内手段、この第1
の案内手段の案内に基づいて上記取出口から所定の長さ
より長い券が取出された際に、所定の長さより短い複数
枚の券を一括して取出口から放出する第2の放出手段、
およびこの第2の放出手段により取出口から放出された
券が取出された際に、終了を案内する第2の案内手段か
ら構成されている。
【0013】この発明の自動改札機は、投入口から複数
枚の券を一括して受入れ、この受入れた複数枚の券を搬
送することにより読み取られる改札情報に基づいて改札
処理を行い、この改札処理後上記券を取出口から放出す
るものにおいて、上記受入れた券の1枚が所定の長さよ
り長い券か否かを判断する第1の判断手段、この第1の
判断手段により所定の長さより長い券を判断した際に、
所定の長さより長い券を取出口から放出する第1の放出
手段、この第1の放出手段により放出がなされた際に、
続いて放出される券があることを案内表示する表示手
段、この表示手段の案内表示に基づいて上記取出口から
所定の長さより長い券が取出された際に、所定の長さよ
り短い複数枚の券を一括して取出口から放出する第2の
放出手段、上記券の投入者の通路からの出場を判断する
第2の判断手段、および上記取出口に放出された券があ
り、かつ上記第2の判断手段により通路からの出場を判
断した際に、上記取出口に放出された券がある旨を音声
にて案内する案内手段から構成されている。
【0014】この発明の自動改札機は、投入口から複数
枚の券を一括して受入れ、この受入れた複数枚の券を搬
送することにより読み取られる改札情報に基づいて改札
処理を行い、この改札処理後上記券を取出口から放出す
るものにおいて、第1の券とこの第1の券と重ね合わせ
て放出できない第2の券とを一括して受入れる受入手
段、この受入手段により受入れた券が第1の券か第2の
券かを判断する判断手段、この判断手段により第2の券
を判断した際に、この第2の券を取出口から放出する第
1の放出手段、この第1の放出手段により放出がなされ
た際に、続いて放出される券があることを案内する案内
手段、およびこの案内手段の案内に基づいて上記取出口
から第2の券が取出された際に、第1の券を一括して取
出口から放出する第2の放出手段から構成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】図1は、この実施の形態に係る鉄道関係の
駅に設置される入場業務や出場業務を行う小型の自動改
札機の外観構成を概略的に示すものである。自動改札機
は、通常、2台1組として駅の改札口などに設置され、
両者の間に通行者が通行する通路が形成される。
【0017】すなわち、入場業務や出場業務を行う自動
改札機の本体1によって構成されている。この本体1に
は、駅の改札口内つまり構内への入場時、あるいは駅の
改札口内つまり構内からの出場時に、乗車券(普通乗車
券、定期乗車券、SFカード)等が一括投入される投入
口2、この投入口2で受け入れた乗車券等を排出する取
出口3がそれぞれ設けられている。投入口2の近傍に
は、乗車券等の投入を阻止するためのシャッタ(図示し
ない)が設けられている。
【0018】本体1上の投入口2と取出口3の前方に
は、それぞれ通行者や駅員などに対して案内を行うため
の案内表示部4が設けられている。
【0019】本体1の通路側の側面の両端部には、それ
ぞれ通行者の通行を制御する開閉動作可能なドア5、5
が設けられており、通行可否の判定結果に基づき、この
ドア5、5が開閉制御されるようになっている。
【0020】本体1の上部には、通行者の通路を定義す
るための枠状のポール部(枠体)6が立設されている。
そして、ポール部6および本体1の各通路側の側面に
は、通行者の通過を検知する複数の光学的なセンサとし
ての人間検知器7a、…7jが設けられている。図1の
場合、受光器で、反対側に発光器がある。たとえば、人
間検知器7a、7b、7cにより通路への入場が検知さ
れ、人間検知器7d、7e、7f、7gにより通路の中
間部の通過が検知され、人間検知器7h、7i、7jに
より通路からの出場が検知されるようになっている。
【0021】また、ポール部6上には、この装置の動作
状態(小児券の投入、無効券の投入や機器の異常など)
を表示する状態表示部8が設けられている。
【0022】上記投入口2に一括投入される券として
は、長さが58mmサイズの普通乗車券や長さが85m
mサイズの定期乗車券、指定券、特急券等のほかに、周
遊券、領収書等に用いられる長さが120mmサイズの
券(大型券、所定の長さより長い券)となっている。
【0023】次に、図2を用いて本体1の内部機構の概
略構成を説明する。すなわち、投入口2と取出口3との
間には、投入口2により受け入れた乗車券等を取出口3
(矢印a方向)に搬送する主搬送路11が形成されてい
る。
【0024】主搬送路11の搬送路上には投入口2から
取出口3に沿って、分離部12、整列部13、磁気情報
読取部(磁気ヘッド;読取ヘッド)14、15、反転部
16、磁気情報記録部(磁気ヘッド;書込ヘッド)1
7、磁気情報読取部(磁気ヘッド;読取ヘッド)18、
分岐部(振分ゲート)19、保留部20、振分部(振分
ゲート)21、集積部22が順に設けられている。
【0025】また、分岐部19によって主搬送路11か
ら分岐される分岐搬送路23が設けられている。この分
岐搬送路23は、反転搬送路16aを介して反転部16
にて主搬送路11に合流される。
【0026】分岐搬送路23の搬送経路上には、保留部
としてのストッパ24、25が順に設けられている。こ
れらのストッパ24、25が回動して分岐搬送路23を
塞ぐことにより、分岐搬送路23を搬送される券を保留
(保持)するものである。これらのストッパ24、25
は、搬送経路のコンパクト化を計るために、85mm券
は保留できるが、120mm券は保留できない構造とな
っている。
【0027】また、振分部21によって主搬送路11か
ら分岐される集札用搬送路26は、回収する券を集札す
る集札部27の方向へ振り分けるようになっている。
【0028】上記分離部12は、投入口2に投入された
乗車券等の券(最大3枚まで)を一括して受け入れ、1
枚ずつに分離して整列部13に送出するものである。
【0029】整列部13は、上記分離部12から送出さ
れてきた1枚ずつの券を整列して読取ヘッド14、15
へ送出するものである。
【0030】上記読取ヘッド14、15は、乗車券等の
裏面の磁気記録層に記録されているエンコード磁気情報
を読み取るものである。上記読取ヘッド14は、磁気記
録層が上側で搬送された際に読み取るものであり、上記
読取ヘッド15は、磁気記録層が下側で搬送された際に
読み取るものである。
【0031】上記反転部16は、上記読取ヘッド14、
15を介して供給される券の表裏が正しい場合(磁気記
録層が下側の場合)、反転搬送路16aを介さないで書
込ヘッド17へ搬送し、上記読取ヘッド14、15を介
して供給される券の表裏が反転している場合(磁気記録
層が上側の場合)、反転搬送路16aに券を搬送した
後、この反転搬送路16aから図示しない振分ゲートを
介して主搬送路11へ導くことにより、券の表裏を反転
して搬送するものである。
【0032】上記書込ヘッド17は、乗車券等の裏面の
磁気記録層に対してエンコード磁気情報を記録するもの
である。
【0033】上記読取ヘッド18は、ベリファイ用のヘ
ッドであり、上記書込ヘッド17で記録されたエンコー
ド磁気情報を読み取るものである。
【0034】上記保留部としてのストッパ20は、上記
分岐部19を通過して主搬送路11を搬送される券を保
留するものである。上記ストッパ20を解除することに
より、保留されている券が主搬送路11で搬送されるよ
うになっている。このストッパ20は、120mm券を
保留できる構造となっている。
【0035】上記集積部としてのストッパ22は、一括
投入された乗車券等を重ねて揃えるものである。このス
トッパ22により、乗車券等がまとめられて取出口3か
ら排出されるようになっている。このストッパ22は、
搬送経路のコンパクト化を計るために、85mm券は保
留できるが、120mm券は保留できない構造となって
いる。
【0036】上記投入口2の近傍には、投入口2からの
券の投入を検知する検知器51が設けられ、上記取出口
3の近傍には、取出口3からの券の抜き取りを検知する
検知器52が設けられ、上記読取ヘッド14の手前に
は、搬送される券を検知し、読取ヘッド14の読取タイ
ミング用の検知器53が設けられ、この検知器53の1
20mm手前に、券の有無を検知する検知器54が設け
られ、上記ストッパ20、22、24、25の近傍に
は、それぞれ保留されている券を検知する検知器55、
56、57、58が設けられている。上記各検知器5
1、…は、受光部と発光部からなる。
【0037】更に、上記各搬送経路上には、搬送される
券の通過を検知する検知器(図示しない)が設けられて
いる。
【0038】図3は、図2のように構成された自動改札
装置の制御系統を概略的に示すものである。自動改札装
置の制御系統は、自動改札装置全体を制御するセントラ
ル・プロセッシング・ユニット(以下、CPUと略記す
る)60、CPU60の制御プログラムを記憶している
リード・オンリー・メモリ61(以下、ROMと略記す
る)、乗車券等から読み取った情報の記憶および制御プ
ログラムのバッファとして情報を記憶するランダム・ア
クセス・メモリ62(以下、RAMと略記する)、入場
駅(から設置駅まで)に対応した運賃情報を記憶してい
る運賃メモリ63、読取ヘッド14、15を制御する読
取回路64、書込ヘッド17を制御する書込回路65、
読取ヘッド18を制御する読取回路66、振分ゲート1
9、21を制御する振分制御回路67、検知器51の出
力により投入口2での券の投入状態および検知器52の
出力により取出口3での券の抜き取りを検知する検知回
路69、検知器53、…の出力により120mm券を検
知したり券の搬送(保留)状態を検知する検知回路7
1、乗車券等を搬送する主搬送路11、反転部16の各
搬送路、分岐搬送路23、集札用搬送路26を形成する
搬送ベルトや搬送ローラを回転させる搬送用モータ72
を制御する搬送制御回路73、上記人間検知器7a、…
の出力により乗車券等の投入者の通過(移動位置)を検
知する通過検知回路74、ドア5を駆動するドア開閉機
構75を制御するドア制御回路76、自動改札装置を制
御する係員監視装置(図示しない)あるいはホストコン
ピュータ等との間で情報の伝達を行う伝達制御回路7
7、ストッパ20、24、25を駆動するストッパ移動
機構78を制御するストッパ制御回路79、音声にて操
作案内を行うスピーカ80を駆動する駆動回路81、上
記案内表示部4、状態表示部8等から構成されている。
【0039】次に、上記のような構成において、一括投
入された券に120mm券が含まれていた場合の処理に
ついて、図4、図5に示すフローチャートを用いて詳細
に説明する。
【0040】すなわち、利用者により投入口2へ複数枚
の券が一括投入されると(ST1)、複数枚の券は分離
部12において一枚ずつに分離され、順次、主搬送路1
1上を搬送され(ST2)、整列部13で整列された
後、読取ヘッド14、15により券の磁気情報が読み取
られ、CPU60に供給される(ST3)。
【0041】また、CPU60は検知器51からの検知
信号により投入口2の残券の有無を判断し(ST4)、
検知器53、54からの検知信号により120mmか否
かを判断し(ST5)、検知器57、58からの検知信
号によりストッパ24、25による保留が可能か否かを
判断する(ST6)。
【0042】これにより、CPU60は各判断結果に基
づいて、保留処理(ST7)、保留券放出処理(ST
8)、保留券放出処理(ST9)を実行する。
【0043】すなわち、CPU60は、投入口2の残券
ありを判断し(ST4)、120mmでないと判断し
(ST5)、ストッパ24、25による保留が可能と判
断した際に(ST6)、ステップ7の保留処理を実行
し、ステップ2に戻る。
【0044】また、CPU60は、投入口2の残券あり
を判断し(ST4)、120mmでないと判断し(ST
5)、ストッパ24、25による保留ができないと判断
した際に(ST6)、ステップ8の保留券放出処理を実
行し、ステップ2に戻る。
【0045】また、CPU60は、投入口2の残券あり
を判断し(ST4)、120mmであると判断した際に
(ST5)、ステップ8の保留券放出処理を実行し、ス
テップ2に戻る。
【0046】また、CPU60は、投入口2の残券なし
を判断した際に(ST4)、ステップ9の保留券放出処
理を実行し、処理を終了する。
【0047】上記ステップ7の保留処理は、120mm
券以外の券に対するストッパ24、25による保留が行
われるものである。
【0048】上記ステップ8、9の保留券放出処理は、
種々の条件に基づいて放出処理を行った後(ST1
1)、ストッパ24、25により保留されている券がな
くなるまで(ST12、13)、上記ステップ11の放
出処理が行われるものである。
【0049】上記放出処理について、図6、図7に示す
フローチャートを用いて詳細に説明する。
【0050】すなわち、CPU60は、検知器52から
の検知信号により取出口3の券の有無を判断し(ST2
1)、券があった際に、現在放出する券をストッパ20
により保留し(ST22)、取出口3の券の抜き取りが
判断された際に(ST23)、ステップ24へ進む。ま
た、上記ステップ21において、券の無しが判断されて
いる際も、ステップ24へ進む。
【0051】これにより、CPU60は、上記ステップ
5により120mm券を判断している際(ST24)、
その120mm券を取出口3から放出する(ST2
5)。この際、CPU60は、残券の有無に応じて表示
処理を行った後(ST26)、取出口3の券の抜き取り
が判断された際に(ST27)、放出処理を終了する。
【0052】上記ステップ26による表示処理は、上記
ステップ4により投入口2に残券が有りを判断している
際に(ST41)、「次の券もお取り下さい」を案内表
示部4で案内表示するとともに、スピーカ80により音
声案内する(ST42)。また、ステップ41にて残券
がなしを判断している際は、通常の案内表示(券をお取
り下さい)が行われる。
【0053】また、上記ステップ24において、120
mm券を判断していない場合、CPU60は、集積要求
の有無を判断し(ST28)、集積処理中か否かを判断
し(ST29)、集積可能か否かを判断し(ST3
0)、それらの判断結果に基づいて、券単体で取出口3
から放出する処理(ST31)、他の券と重ね合わせて
取出口3から放出する処理(ST32)、ストッパ22
による集積(保留)処理が行われる(ST33)。上記
ステップ31による放出する処理が行われた際、CPU
60は、残券の有無に応じて表示処理を行った後(ST
34)、放出処理を終了する。
【0054】すなわち、CPU60は、集積要求の無し
を判断し(ST28)、集積処理中でないと判断した際
(ST29)、券単体を取出口3から放出する(ST3
1)。
【0055】また、CPU60は、集積要求の無しを判
断し(ST28)、集積処理中であると判断した際(S
T29)、および集積要求の有りを判断し(ST2
8)、集積可能でないと判断した際(ST30)、他の
券と重ね合わせて取出口3から放出する(ST32)。
【0056】また、CPU60は、集積要求の有りを判
断し(ST28)、集積可能と判断した際(ST3
0)、ストッパ22による集積(保留)処理が行われる
(ST33)。
【0057】上記ステップ31による放出する処理が行
われた際、CPU60は、残券の有無に応じて表示処理
を行った後(ST34)、放出処理を終了する。
【0058】上記ステップ32による放出する処理が行
われた際、CPU60は、残券の有無に応じて表示処理
を行った後(ST35)、放出処理を終了する。
【0059】上記ステップ34による表示処理は、上記
ステップ4により投入口2に残券が有りを判断している
際に(ST41)、「次の券もお取り下さい」を案内表
示部4で案内表示する(ST42)。また、ステップ4
1にて残券がなしを判断している際は、通常の案内表示
(券をお取り下さい)が行われる。
【0060】上記ステップ35による表示処理は、上記
ステップ4により投入口2に残券が有りを判断している
際に(ST41)、「次の券もお取り下さい」を案内表
示部4で案内表示する(ST42)。また、ステップ4
1にて残券がなしを判断している際は、通常の案内表示
(券をお取り下さい)が行われる。この場合、規定以上
の枚数の券が挿入された際に、上記「次の券もお取り下
さい」が案内が行われる。
【0061】上記案内表示時、「次の券をお取り下さ
い」をスピーカ80により音声案内するようにしても良
い。
【0062】また、全ての券が取出口3から取出された
際、終了を示す「ありがとうございました」を案内表示
部4により案内表示するようにしても良い。
【0063】上述した説明により、一括投入された券に
120mm券が含まれていた場合、120mm券を先に
放出し、一括投入された券が全て放出されるまで、取出
口3の近傍の案内表示部4による案内表示で「次の券も
お取り下さい」等を行い、まだ一括投入された券が残っ
ていることを案内するものである。
【0064】このような上記120mm券を含んで一括
投入された場合の処理を、120mm券が、1番目から
3番目に繰り出した場合のそれぞれについて、例1、
2、3で説明する。
【0065】例1.120mm券が1番目の場合、12
0mm券を繰り出した後、取出口3に券がない時は、そ
のまま放出する。残券がある場合は、「次の券もお取り
下さい」を案内表示部4で表示した後、取出口3の12
0mm券が抜かれた後に、「次の券をお取り下さい」を
スピーカ80により音声案内を行う。順次この動作を繰
り出し残券がなくなるまで繰り返す。
【0066】例2.120mm券が2番目の場合、一枚
目の券の磁気読取りを終了し、ストッパ25で保留した
後、120mm券を繰り出し、取出口3に券がない時
は、そのまま放出する。「次の券もお取り下さい」を案
内表示部4で表示し、取出口3の120mm券が抜かれ
た後、「次の券をお取り下さい」をスピーカ80により
音声案内し、ストッパ25で保留していた券と重ね合わ
せて放出する。残券がある場合は、同じ動作を繰り返す
例3.120mm券が3番目の場合、一枚目の券の磁気
読取りを終了し、ストッパ25で保留し、次券を繰り出
し、読取り終了後、ストッパ26で保留した後、120
mm券を繰り出し、取出口3に券がない時は、「次の券
もお取り下さい」を案内表示部4で表示し、そのまま放
出する。取出口3の120mm券が抜かれた後、「次の
券をお取り下さい」をスピーカ80により音声案内し、
ストッパ25、26で保留されている券を重ね合わせて
放出する。
【0067】上記120mm券以外でも、異常券が投入
された場合も、保留後、繰り出しを行わず、繰り出しを
連続することにより、処理時間を短縮する。但し、12
0mm券以外の異常券は、集積処理可能な場合は、重ね
合わせて放出する。
【0068】上記例1〜3と券の動きは、同じで、表示
と音声案内を同時に行う場合もある。
【0069】上記したように、120mm券サイズと判
定した時点で、その120mm券を取出口から放出し、
残りの券を取り忘れないように案内表示と音声案内を行
い、残りの券を取出口から放出するようにしたものであ
る。
【0070】すなわち、一括投入された券に120mm
券が含まれていた場合、120mm券を先に放出し、一
括投入された券が全て放出されるまで、取出口近傍の案
内表示部に「次の券もお取り下さい」等を表示し、「次
の券もお取り下さい」をスピーカ80により音声案内
し、旅客にまだ券があることを案内するようにしたもの
である。
【0071】これにより、複数枚対応で、120mm券
に対する保留部を有さない、コンパクト化が図られてい
る小型の自動改札機において、120mm券に対する対
処を行うことができる。
【0072】なお、上記実施形態では、一括投入された
券に120mm券が含まれていた場合、120mm券を
先に放出し、一括投入された券が全て放出されるまで、
取出口3近傍の案内表示部4に「次の券もお取り下さ
い」等を表示する場合について説明したが、さらに上記
表示を行っている状態で、人間検知器7h、7i、7j
により通路からの出場が検知され、CPU60により通
路からの出場が判断された際に、通行者から案内表示部
4の表示が見えなくなるため、「取忘れがあります」を
スピーカ80により音声案内し、通行者(旅客)にまだ
券があることを案内するようにしても良い。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数枚対応で小型の自動改札機において、大型券に
対する対処を行うことができる自動改札機と自動改札機
の案内方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の自動改札機の外観構成を概
略的に示す斜視図。
【図2】図2は、自動改札機の内部機構の概略構成を示
す断面図。
【図3】図3は、自動改札機の制御系統を概略的に示す
ブロック図。
【図4】図4は、複数枚の投入券に対する処理を説明す
るためのフローチャート
【図5】図5は、保留券放出処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】図6は、放出処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図7】図7は、表示処理を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
2…投入口 3…取出口 4…案内表示部 20、22、24、25…ストッパ 60…CPU 80…スピーカ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口から複数枚の券を一括して受入
    れ、この受入れた複数枚の券を搬送することにより読み
    取られる改札情報に基づいて改札処理を行い、この改札
    処理後上記券を取出口から放出する自動改札機におい
    て、 上記受入れた券の1枚が所定の長さより長い券か否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段により所定の長さより長い券を判断した際
    に、所定の長さより長い券と他の券をそれぞれ別々に取
    出口から放出する放出手段と、 この放出手段により所定の長さより長い券が取出口から
    放出された際に、続いて放出される券があることを案内
    する案内手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  2. 【請求項2】 投入口から複数枚の券を一括して受入
    れ、この受入れた複数枚の券を搬送することにより読み
    取られる改札情報に基づいて改札処理を行い、この改札
    処理後上記券を取出口から放出する自動改札機におい
    て、 上記受入れた券の1枚が所定の長さより長い券か否かを
    判断し、 この判断により所定の長さより長い券を判断した際に、
    所定の長さより長い券と他の券をそれぞれ別々に取出口
    から放出し、 この所定の長さより長い券が取出口から放出された際
    に、続いて放出される券があることを案内する、 ことを特徴とする自動改札機の案内方法。
  3. 【請求項3】 投入口から複数枚の券を一括して受入
    れ、この受入れた複数枚の券を搬送することにより読み
    取られる改札情報に基づいて改札処理を行い、この改札
    処理後上記券を取出口から放出する自動改札機におい
    て、 上記受入れた券の1枚が所定の長さより長い券か否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段により所定の長さより長い券を判断した際
    に、所定の長さより長い券を取出口から放出する第1の
    放出手段と、 この第1の放出手段により放出がなされた際に、続いて
    放出される券があることを案内する案内手段と、 この案内手段の案内に基づいて上記取出口から所定の長
    さより長い券が取出された際に、所定の長さより短い複
    数枚の券を一括して取出口から放出する第2の放出手段
    と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  4. 【請求項4】 投入口から複数枚の券を一括して受入
    れ、この受入れた複数枚の券を搬送することにより読み
    取られる改札情報に基づいて改札処理を行い、この改札
    処理後上記券を取出口から放出する自動改札機におい
    て、 上記受入れた券の1枚が所定の長さより長い券か否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段により所定の長さより長い券を判断した際
    に、所定の長さより長い券を取出口から放出する第1の
    放出手段と、 この第1の放出手段により放出がなされた際に、続いて
    放出される券があることを案内する第1の案内手段と、 この第1の案内手段の案内に基づいて上記取出口から所
    定の長さより長い券が取出された際に、所定の長さより
    短い複数枚の券を一括して取出口から放出する第2の放
    出手段と、 この第2の放出手段により取出口から放出された券が取
    出された際に、終了を案内する第2の案内手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  5. 【請求項5】 投入口から複数枚の券を一括して受入
    れ、この受入れた複数枚の券を搬送することにより読み
    取られる改札情報に基づいて改札処理を行い、この改札
    処理後上記券を取出口から放出する自動改札機におい
    て、 上記受入れた券の1枚が所定の長さより長い券か否かを
    判断する第1の判断手段と、 この第1の判断手段により所定の長さより長い券を判断
    した際に、所定の長さより長い券を取出口から放出する
    第1の放出手段と、 この第1の放出手段により放出がなされた際に、続いて
    放出される券があることを案内表示する表示手段と、 この表示手段の案内表示に基づいて上記取出口から所定
    の長さより長い券が取出された際に、所定の長さより短
    い複数枚の券を一括して取出口から放出する第2の放出
    手段と、 上記券の投入者の通路からの出場を判断する第2の判断
    手段と、 上記取出口に放出された券があり、かつ上記第2の判断
    手段により通路からの出場を判断した際に、上記取出口
    に放出された券がある旨を音声にて案内する案内手段
    と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  6. 【請求項6】 投入口から複数枚の券を一括して受入
    れ、この受入れた複数枚の券を搬送することにより読み
    取られる改札情報に基づいて改札処理を行い、この改札
    処理後上記券を取出口から放出する自動改札機におい
    て、 第1の券とこの第1の券と重ね合わせて放出できない第
    2の券とを一括して受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた券が第1の券か第2の券か
    を判断する判断手段と、 この判断手段により第2の券を判断した際に、この第2
    の券を取出口から放出する第1の放出手段と、 この第1の放出手段により放出がなされた際に、続いて
    放出される券があることを案内する案内手段と、 この案内手段の案内に基づいて上記取出口から第2の券
    が取出された際に、第1の券を一括して取出口から放出
    する第2の放出手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札機。
  7. 【請求項7】 投入口から複数枚の券を一括して受入
    れ、この受入れた複数枚の券を搬送することにより読み
    取られる改札情報に基づいて改札処理を行い、この改札
    処理後上記券を取出口から放出する自動改札機におい
    て、 第1の券とこの第1の券と重ね合わせて放出できない第
    2の券とを一括して受入れ、 この受入れた券が第1の券か第2の券かを判断し、 この判断により第2の券を判断した際に、この第2の券
    を取出口し、 この放出がなされた際に、続いて放出される券があるこ
    とを案内し、 この案内に基づいて上記取出口から第2の券が取出され
    た際に、第1の券を一括して取出口から放出する、 ことを特徴とする自動改札機の案内方法。
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