JP2001013156A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001013156A
JP2001013156A JP11180800A JP18080099A JP2001013156A JP 2001013156 A JP2001013156 A JP 2001013156A JP 11180800 A JP11180800 A JP 11180800A JP 18080099 A JP18080099 A JP 18080099A JP 2001013156 A JP2001013156 A JP 2001013156A
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etching hole
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充 藤井
Masakazu Shiiki
正和 椎木
Fumihiko Sato
文彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体薄膜の中央部の有効面積を大きくと
り、センサの感度及び精度を向上することができる半導
体装置を提供すること 【解決手段】 シリコン基板10の上面に形成された窪
み14が覆われるように誘電体薄膜12を成膜する。誘
電体薄膜上に熱電変換素子を有する回路パターンを形成
する。シリコン基板の上面は、(100)面となり、誘
電体薄膜には、シリコン基板の<110>方向と45度
傾斜する第1エッチングホール16と、<110>方向
に平行・直交するように延びる第2エッチングホール1
7が形成され、各エッチングホールの外周に接する<1
10>方向並びにそれと直交する方向の仮想線で囲んで
形成される仮想長方形が、隣接するもの同士で少なくと
も1ヶ所で接触または重なって連続し、その連続が、前
記窪みの周囲に沿って一周するように前記複数のエッチ
ングホールを配置するように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フローセンサ,赤外線センサ等のシリコ
ン基板の表面に窪みを設けるとともに、その窪みを覆う
ような誘電体薄膜を前記シリコン基板表面に設け、か
つ、その誘電体薄膜上に所定形状の抵抗素子等を形成し
た半導体装置としては、例えば従来特公平3−5202
8に示されるようなものがある。
【0003】係る構成の半導体装置では、シリコン基板
の表面に誘電体薄膜を成膜した後で窪みを作ることにな
るが、その製造方法としては、裏面(誘電体薄膜非形成
面)からシリコン基板をエッチングする方法と、表面の
誘電体薄膜にシリコン基板をエッチングするためのエッ
チングホールを形成し、そのエッチングホールを介して
エッチング液を浸透させてエッチングする方法がある。
【0004】後者においては誘電体薄膜にどのような形
状のエッチングホールを形成するかによってエッチング
時間・有効領域など生産性や特性に大きな影響を及ぼす
のでその形状設計には注意が必要となる。そして、その
形状としては、従来は図1に示すように、(100)面
と<110>方向を持つシリコンウエハ1においては<
110>に対して45°の方向に方向付けられるパター
ンとなるように、そのシリコンウエハ1の上面に成膜さ
れた誘電体薄膜3にエッチングホール2を形成するのが
一般的であった。
【0005】そして、このエッチングホール2を介して
露出するシリコンウエハ1の領域からエッチングが進行
し、異方性エッチングによりアンダーカットすることに
より、最終的に図示するようにシリコンウエハ1の上面
に窪み4が形成され、その窪み4に対向する誘電体薄膜
3がメンブレンとなる。この窪み4により、誘電体薄膜
3(メンブレン)とシリコンウエハ1との間で、物理的
に熱的な絶縁性が図れる。さらに、窪み4の上方に位置
する誘電体薄膜(メンブレン)の表面に、抵抗素子また
は熱電変換素子等の物理量の検出部や配線パターンが形
成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の半導体装置では、以下に示す問題を有する。す
なわち、赤外線センサのような外部からの入射エネルギ
ーを熱に変換し、その熱を電気信号に変換する構造をも
つセンサにおいては、誘電体薄膜3の中央部の入射エネ
ルギーが最大となる。また、誘電体薄膜3の熱絶縁性
は、ヒートシンク((100)面と<110>方向を有
するウエハ1)から最も距離のとれる誘電体薄膜3の中
央部が最大となるため、センシングにおいてこの部分が
最も重要な素子形成領域となる。
【0007】そして、従来の半導体装置の構造では、誘
電体薄膜3の中央部分にエッチングホール2を形成して
いたため、熱絶縁性の最もよい中央部分にセンシングに
関わる素子を形成するための有効面積が小さくなり、感
度・精度が悪くなる。
【0008】さらに、エッチングホール2を開けた部分
は、当然のことながら検出部はもちろんのこと配線パタ
ーンも形成できず、そのエッチングホール2を避け、迂
回しながら配線等のパターンレイアウトを考えなければ
ならい。そして、従来の半導体装置では、窪み4上の誘
電体薄膜3を横断するように複数のエッチングホール2
が形成されるため、検出部(素子)と配線の配置レイア
ウトに制約を受け、抵抗素子,熱電変換素子や配線等を
効率よく、しかも広範囲にわたって形成することができ
ず、半導体装置の検出感度・精度の向上の妨げとなる。
【0009】また、誘電体薄膜3は、その周囲がシリコ
ン基板1に接合され支持されており、窪み4の上方部分
の誘電体薄膜の中央には応力がかかりやすい(特に誘電
体薄膜の膜厚にバラツキが有る場合)。
【0010】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、誘電体薄膜の中央部の有効面積を大きくとり、素子
や配線パターンの配置レイアウトの自由度も高く、セン
サの感度及び精度を向上することができ、さらに、応力
にも強い誘電体薄膜を備えた半導体装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明に係る半導体装置では、(100)面と<
110>方向を有し、(100)面に平行な表面に異方
性エッチングで形成された窪みを有する半導体基板と、
前記窪みを覆うように前記半導体基板に設けられた誘電
体薄膜と、前記誘電体薄膜上に所定形状の抵抗素子と熱
電変換素子の少なくとも一方を有する回路パターンとを
備えた。そして、前記窪みに対向する前記誘電体薄膜に
は、複数のエッチングホールを設け、その複数のエッチ
ングホールには、<110>方向に対し所定角度で傾斜
する方向に延びる第1のエッチングホールを含むように
した。さらに、前記複数の各エッチングホールの外周に
接する<110>方向並びにそれと直交する方向の仮想
線で囲んで形成される仮想長方形が、隣接するもの同士
で少なくとも1ヶ所で接触または重なって連続し、その
連続が、前記窪みの周囲に沿って一周するように前記複
数のエッチングホールを配置するように構成した(請求
項1)。そして、前記窪みは、平面矩形状であり、前記
第1のエッチングホールは、前記窪みの四隅にそれぞれ
1つ以上設けるようにしてもよい(請求項2)。
【0012】エッチングホールを有する誘電体薄膜付き
の半導体基板(窪みなし)に対し、異方性エッチングを
する。すると、<110>方向と傾斜する方向に配置さ
れたエッチングホール、つまり、第1のエッチングホー
ルに基づく異方性エッチングは、その第1のエッチング
ホールを対角線とする長方形状にエッチングされる。つ
まり、仮想長方形の領域がエッチングされて除去され、
しかも、仮想長方形は隣接するもの同士が連続している
ので、結局、窪みを形成しようとする領域に沿ってエッ
チングにより除去された領域が形成される。すると、
(411)面や(100)面が現れるので、実施の形態
で詳細に説明するように、その(411)面,(10
0)面に向かってエッチングが進む。よって、最終的に
は<110>方向と並行,垂直な辺を持つ矩形状の窪み
が形成される。しかも、(411)面の最速エッチング
を利用するので、従来のものよりも短時間で窪みを形成
できる。
【0013】このように、窪みを形成する周囲部分にエ
ッチングホールを設け、そのエッチングホールに基づい
て直接的にエッチングされた領域から、中央に向かって
エッチングが信号するので、メンブレン(窪みに対向す
る誘電体薄膜の部分)の中央に半導体基板を異方性エッ
チングするためのエッチングホールを設けなくても良く
なる。その結果、中央部のセンシングのための有効面積
を大きくとれる。そのことにより、感度、精度が向上す
る。
【0014】特に、サーモパイルセンサのような、ヒー
トシンク−メンブレン(シリコン−窪み上の誘電体薄
膜)間に多くの熱電対を形成する必要のあるセンサにお
いて、誘電体薄膜の中央に素子・配線の可能な領域が広
くなると、配線のレイアウトが容易となる。また、エッ
チングパターンの数が減れば、シリコンプロセス時の検
査工程も短縮できる。
【0015】また、前記第1のエッチングホールの傾斜
角度は、好ましくは、45度とすることである(請求項
3)。係る構成にすると、初期段階のエッチング、つま
り、第1のエッチングホールの下方に形成される仮想長
方形の領域に対するエッチングが最も早くできる。
【0016】さらに、前記複数のエッチングホールは、
前記第1のエッチングホールと、<100>方向と平行
或いは直交する方向に位置付けられた第2のエッチング
ホールを含むようにすることができる(請求項4)。
【0017】このようにすると、第1のエッチングホー
ルに基づいてその下方の半導体基板の領域が除去された
エッチング初期段階では、誘電体薄膜の中央の下方に残
った領域は半導体が略十字状となる。よって、センシン
グのための有効面積をより広くすることができる。ま
た、第2のエッチングホールは、製品完成後は<110
>方向と平行または直交する方向でメンブレンとの境界
に形成される孔となるので、熱絶縁性も向上し、フロー
センサなどの測定精度の向上が可能である。
【0018】さらにまた、前記第2のエッチングホール
の長さをaとし、前記第1のエッチングホールを対角線
とする仮想長方形の前記第2のエッチングホールと平行
な辺の長さをbとすると、aがbの2倍以上になるよう
に設定した(請求項5)。このように構成すると、(4
11)面でのエッチングが主体となり、(411)面の
エッチング速度の1/2以下である(100)面のエッ
チングの関与が少なくなるため、エッチング時間がさら
に早くなる。
【0019】前記複数のエッチングホールは、前記第1
のエッチングホールと、前記第1のエッチングホールよ
り短く、前記<110>に対し所定角度で傾斜する方向
に延びる第3のエッチングホールを含むように構成する
ことができる(請求項6)。この発明は、第4の実施の
形態(図11)により実現されている。そして、動作原
理としては、第2のエッチングホールを複数の第3のエ
ッチングホールで構成したものと等価となる。
【0020】さらにまた、前記誘電体薄膜の中央に、応
力吸収用の孔部を設けるとより好ましい(請求項7)。
この発明は、第5の実施の形態(図12)により実現さ
れている。
【0021】メンブレン中央には応力が集中しやすい。
よって、誘電体薄膜の膜厚のバラツキが大きくなるとメ
ンブレンが反る可能性があるが、孔部を形成することで
係る応力を緩和でき、たとえ量産時に誘電体薄膜の膜厚
にバラツキが出ても平坦なメンブレンが形成される。
【0022】また、同様の問題を解決する別の手段とし
ては、前記誘電体薄膜の中央に、補強パターンを設ける
ことである(請求項8)。この発明は、第6の実施の形
態(図13)により実現されている。そして、誘電体薄
膜の膜厚のバラツキ等に起因してメンブレンが反ろうと
しても、その反ろうとする力が補強パターンにより抑え
られ、平坦なメンブレンを形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置の
好適な実施の形態を添付図面を参照にして詳述する。図
2は、本発明の第1の実施の形態を示している。同図に
示すように、シリコン基板10の上面に誘電体薄膜12
が成膜されている。このとき、シリコン基板10の上面
に平面形状が矩形状で有底の窪み14が形成され、上記
誘電体薄膜12によりその窪み14の開放部分が覆われ
るようになっている。
【0024】そして、窪み14に対向する誘電体薄膜1
2の四隅には、シリコンの<110>方向と45度の角
度で交差する第1のエッチングホール16を形成する。
つまり、この第1のエッチングホール16は、窪み14
の平面形状である正方形の対角線の上に配置され、その
外側の一端16aは、その正方形の頂点に位置する。さ
らに、各第1のエッチングホール16の長さは等しくし
ている。これにより、第1のエッチングホール16の他
端16bは、窪み14の外形状よりも所定量だけ小さい
正方形の頂点に位置する。
【0025】さらに、隣接する第1のエッチングホール
16の一端16aを結ぶ線上に、第2のエッチングホー
ル17を形成している。この第2のエッチングホール1
7の両端17aは、隣接する第1のエッチングホール1
6の一端16aを結ぶ線に対する第1のエッチングホー
ル16の他端16bからの垂線の足と同じか、それより
も外側(第2のエッチングホール17の長手方向)に延
長配置する。すなわち、第2のエッチングホール17の
上(端部17a上を含む)に、第1のエッチングホール
16の一端16aからの垂線の足がくるようにする。換
言すると、第2のエッチングホール17の両端17a
は、第1のエッチングホール16を対角線とする仮想正
方形の領域Rに接するか、その領域R内に進入するよう
に構成する。
【0026】また、図示省略するが、誘電体薄膜12の
上面(窪み14の上方)には、多数の熱電変換素子が配
置され、この各熱電変換素子には、引出配線パターンの
一端が接続され、また引出配線パターンの他端は、シリ
コン基板10と誘電体薄膜12が接合されている外周囲
部分に引き出される。そして、係る引出配線パターンの
他端を介して熱電変換素子で検出した信号が外部に出力
可能となっている。
【0027】ところで、本形態の製造プロセスとして
は、平板状(窪み14のない)シリコン基板10の上面
に誘電体薄膜12を成膜し、その誘電体薄膜12の表面
に熱電変換素子や引出配線パターン等を形成するととも
に、フォトリソグラフィ技術を用いて誘電体薄膜12の
所定位置に、各エッチングホール16,17を形成す
る。
【0028】その後、KOH等のエッチング液にシリコ
ン基板10ごと浸漬することにより、その第1,第2の
エッチングホール16,17を介して露出するシリコン
基板10の表面がエッチング液により徐々に異方性エッ
チングされ、最終的に上記した所定形状の窪み14が形
成される。なお、このエッチングの際には、シリコン基
板10の裏面側にも所定の保護膜を成膜し、除去されな
いようにする。
【0029】次に、上記した第1,第2のエッチングホ
ール16,17のパターン形状により、平面矩形状(逆
角錐台形状の空間)からなる窪み14が形成される原理
を説明する。まず、良く知られているように、(10
0)面に平行な表面に異方性エッチングをすると、第
1,第2のエッチングホール16,17により開口され
ている部分が、<100>方向、つまり、基板表面と垂
直方向にエッチングされる。
【0030】さらに、水平方向に対しては、<110>
方向と45度の方向、つまり、第1のエッチングホール
16と平行な面に向かってエッチングが進む。これによ
り、図3に示すように、第1のエッチングホール16を
対角線とする仮想正方形の領域Rが除去される。また、
第2のエッチングホール17の各辺は、<110>方向
と平行または直交する方向であるので、第2のエッチン
グホール17の周縁外側に向けてのエッチングは進まな
い。よって、この段階では、図中白抜き部分並びに第
1,第2のエッチングホール16,17の領域がエッチ
ングされ、最終的に窪み14となる領域の中では、網掛
けで示す十字状の領域が残る。
【0031】そして、第1のエッチングホール16の下
方に形成された4つの正方形状のエッチング済み領域R
1は、第2のエッチングホール17の下方に形成された
エッチング済み領域R2により連結される。
【0032】このように、エッチングされた長方形(正
方形を含む)の領域R1,R2が連結されることによ
り、(411)面という最速エッチング面が現れるの
で、図4中矢印で示す方向にエッチングが急速に進む。
そして、シリコンの(411)面のエッチングは(10
0)面に対して倍以上エッチングが速いため、誘電体薄
膜12の下のシリコンは、図4から図5に示すように、
エッチングが進む。つまり、(411)面と(100)
面が共にエッチングされていくものの、(411)面の
方がエッチングが速く(100)面の領域が減少してい
く。そして最終的に、図6に示すように、中央部に(4
11)面のみで形成された八角形の領域R4が残る。
【0033】そして、このように(411)面のみ残る
と、さらにこの(411)面に向かって高速にエッチン
グが進み、残った領域R4も全てアンダーカットされ
る。一方、第1,第2のエッチングホール16,17を
含む領域R1,R2の外周縁は(111)となるので、
それ以上のエッチングは行われない。よって、図2に示
すように誘電体薄膜12の下に、窪み14が形成され
る。
【0034】なお、図3に示すように第2のエッチング
ホール17の長さをaとし、第1のエッチングホール1
6を対角線とする仮想長方形(正方形)の領域R(R
1)における第2のエッチングホール17と平行な辺の
長さをbとすると、aがbの2倍以上になるように設定
するとよい。このように構成すると、(411)面での
エッチングが主体となり、(411)面のエッチング速
度の1/2以下である(100)面のエッチングの関与
が少なくなるため、エッチング時間がさらに早くなる。
【0035】なおまた、本形態では、(411)面に対
するエッチングを利用しているので、従来のもの(<1
00>方向や<−110>方向と45度傾斜する方向に
矩形状のエッチングホールを形成するもの)に比べて、
結果として短時間で窪み14を製造することが可能とな
る。
【0036】図7は、本発明の第2の実施の形態を示し
ている。上記した第1の実施の形態では、第1のエッチ
ングホール16は、四隅に1つずつ設けたが、本実施の
形態では、図7に示すように、第1のエッチングホール
16′を各隅に複数本(具体的には、2本)設け、しか
も、対角線上以外の領域に形成している。さらに、各第
1のエッチングホール16′の長さは、第1の実施の形
態における第1のエッチングホール16よりも短くして
いる。但し、この例でも第1のエッチングホール16′
と<110>方向のなす角は45度となるようにしてい
る。
【0037】これにより、上記した第1の実施の形態の
第1のエッチングホール16と同様の原理にしたがい、
第1のエッチングホール16′の下側のシリコンが異方
性エッチングにより除去され、その除去される領域R5
は、その第1のエッチングホール16′を対角線とする
正方形の領域となる。そして、隣接する領域R5が、接
するか一部重複(本形態では重複)するように第1のエ
ッチングホール16′をパターニングする。
【0038】さらに、第2のエッチングホール17′
は、その両端17′aが、隣接する隅に設けた複数の第
1のエッチングホール16′のうち、最も互いに近い第
1のエッチングホール16′に基づく上記正方形の領域
R5と接するように形成している(もちろん内部に進入
配置してもよい)。すると、第2のエッチングホール1
7′は、<110>方向と平行または直交するように形
成されているので、その外周縁に向けてのエッチングは
進まず、その第2のエッチングホール17′を介して露
出するシリコンのみがその奥(下方)に向かって除去さ
れる。
【0039】これにより、第1のエッチングホール1
6′の下方に形成されるエッチングされた領域R5と、
第2のエッチングホール17′の下方に形成されたエッ
チングされた領域が、隣接する領域同士が接続され、最
終的に窪み14となる領域のほぼ外周囲を無端状に囲む
ことになる。よって、その無端状に囲まれた内側の領域
は、第1の実施の形態と同様に、シリコンの異方性エッ
チングは(411)面のエッチングが支配的となり、高
速にエッチングされて除去される。
【0040】また、同一の隅に形成された2つの第1の
エッチングホール16′によりエッチングされた2つの
領域R5と、最終的に窪み14となる領域で囲まれる領
域R6は、以下のようにしてやはり高速にエッチングさ
れる。
【0041】すなわち、エッチングされた領域R5同士
が接触することにより、(411)面という最速エッチ
ング面が現れるので、図8中矢印で示す方向にエッチン
グが急速に進む。つまり、エッチングで除去された領域
R5で区切られた領域R6(この段階ではエッチングさ
れていない)は、(411)面へのエッチングにより各
領域R6の対角線方向に進む。
【0042】そして、対角線に達すると、(411)面
がなくなり、新たに(100)面がエッチングを支配す
る。そして、領域R6内をエッチングすると、周囲は
(111)となり、それ以上のエッチングは行われず、
エッチングが終了する。これにより、開口面が正方形状
の窪みが形成される。
【0043】なお、この第2の実施の形態に設けられる
検出部の一例を示すと、図9のようになる。同図に示す
ように、誘電体薄膜12のうち窪み14に対向する領域
(メンブレン)の中央に、抵抗素子配線18,19を設
けている。この抵抗素子配線18,19は複数回折り返
され、その両端が窪み14の外側に配置され、それぞれ
電極20,21に接続されている。この電極20,21
を介して抵抗素子配線18,19に電流を流すことによ
り、発熱する。つまり、抵抗素子配線18,19はヒー
タ線を構成し、半導体装置全体では、マイクロヒータ,
フローセンサを構成することができる。
【0044】また、一方の抵抗素子配線(第1の抵抗素
子)18が過熱させるもので、他方の抵抗素子配線(第
2の抵抗素子)19が温度の変化を捉えるように機能さ
せる(温度変化により抵抗値が変化するので、それを検
出する)ように構成してもよい。
【0045】また、誘電体薄膜12の上面に形成するの
は、上記のように抵抗素子配線に限ることはなく、通電
して発熱するヒータとして機能させるための抵抗素子配
線と、温度の変化を捉える熱電変換素子としての熱電対
を形成するように構成しても良い。
【0046】さらに、センシングのための第1の抵抗素
子、熱電変換素子などの他に、第1の素子の出力を補正
するための第2の素子を形成し、精度を向上させること
ができる。例えば、サーモパイルのような熱電変換素子
の場合、温度補正素子が必要となる。また、サーモパイ
ルの出力に乗る外乱を除去するために、リファレンスセ
ンサを第2の素子として形成することで精度の向上が可
能となる。もちろん、上記した各例示に限られることは
なく、他の各種の検出素子を配置することが可能とな
る。
【0047】図から明らかなように、誘電体薄膜12の
中央部にエッチングホール16,17がないので、連続
した広い領域が確保でき、その広い領域内に抵抗素子配
線等の検出部を配置できるので、高感度・高精度のセン
サを構成でき、しかも、配置レイアウトの自由度も増
す。そして、上記した各検出部の構成は、第1の実施の
形態のものにも適用できるし、以下に示す各種の実施の
形態にももちろん適用できる。
【0048】図10は、本発明の第3の実施の形態を示
している。本実施の形態は、<110>方向と45度傾
斜する第1のエッチングホール16′を、各隅に対して
第2の実施の形態よりも多く設置している。さらに、同
一線上に短い第1のエッチングホール16′を形成して
いる。また、第1のエッチングホール16′を多数設置
したことから、隣接する隅に設けた複数の第1のエッチ
ングホール16′のうち、最も互いに近い第1のエッチ
ングホール16′同士の間隔が短くなったことから、第
2のエッチングホール17″も短くなる。
【0049】そして、係る構成においても、シリコン基
板をエッチング液に浸漬したエッチング開始当初は、第
1のエッチングホール16′を対角線とする正方形状の
領域R5と、第2のエッチングホール17″から露出す
る領域がエッチングされ、それら各領域が連続し、その
内側に階段状のパターンでシリコンが残る(領域R
7)。また、領域R5同士の外側の領域R6もエッチン
グされずに残る。
【0050】この残った領域R6,R7は、ともに上記
した各実施の形態と同様に(411)面のエッチングが
支配的になり、高速にエッチングされて除去され、開口
部が正方形状の窪みが形成される。
【0051】図11は、第4の実施の形態を示してい
る。本実施の形態では、第2の実施の形態を基本とし、
第2のエッチングホール17′を設けず、その第2のエ
ッチングホールを設けていた領域に、<110>方向と
45度傾斜し、第1のエッチングホール16´よりもさ
らに短い第3のエッチングホール22を設けた。そし
て、第3のエッチングホール22を対角線とする仮想正
方形の領域R9が連続(隣接する領域R9同士が接触或
いは重複)し、この連続した領域R9により、第1のエ
ッチングホール16′を対角線とする仮想正方形の領域
R6と連続(接触或いは重複)するようにパターニング
する。
【0052】係る構成にすると、エッチング開始当初の
段階で、領域R5,R9がエッチングされ、領域R9
が、第2の実施の形態における第2のエッチングホール
に基づいてエッチングされた領域と等価の状態となる。
よって、以後は、第2の実施の形態と同様の原理にした
がって、エッチングが進み、最終的に開口部が正方形状
となる窪みが高速に形成される。
【0053】なお、第2のエッチングホールに替えて、
係る第3のエッチングホールを用いた構成は、上記した
第2の実施の形態に適用するものに限ることはなく、他
の実施の形態のいずれにも適用することができる。なお
また、その他の構成並びに作用効果は、上記した各実施
の形態と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0054】図12は、本発明の第5の実施の形態を示
している。本実施の形態では、第1の実施の形態を基本
とし、さらに誘電体薄膜12(メンブレン)の中央に、
異方性エッチングのトータルのエッチング時間に実質的
に関与しない孔部24を設けている。
【0055】すなわち、誘電体薄膜12の中央には応力
が集中しやすいので、誘電体薄膜12の膜厚のバラツキ
が大きくなると窪み14に対向する誘電体薄膜の領域
(メンブレン)が反る可能性がある。そこで、誘電体薄
膜12の中央部に孔部24を形成することで応力を緩和
でき、量産時に誘電体薄膜12の膜厚のばらつきが出て
も平坦なメンブレンを形成することができる。
【0056】なお、係る孔部24を設ける構成は、上記
した第1の実施の形態に適用するものに限ることはな
く、他の実施の形態のいずれにも適用することができ
る。なおまた、その他の構成並びに作用効果は、上記し
た各実施の形態と同様であるので、その詳細な説明を省
略する。
【0057】図13は、本発明の第6の実施の形態を示
している。本実施の形態では、第2の実施の形態を基本
とし、中央部にPoly−Siなどの材料を用いた十字
状の補強パターン26を形成している。すなわち、上記
した第5の実施の形態でも説明したように、メンブレン
中央には応力が集中しやすく、誘電体薄膜の膜厚のバラ
ツキが大きくなるとメンブレンが反る可能性がある。こ
れを回避するために、補強パターン26を形成し、反り
にくくした。
【0058】なお、係る補強パターン26を設ける構成
は、上記した第2の実施の形態に適用するものに限るこ
とはなく、他の実施の形態のいずれにも適用することが
できる。なおまた、その他の構成並びに作用効果は、上
記した各実施の形態と同様であるので、その詳細な説明
を省略する。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る半導体装置
では、請求項1のように構成すると、メンブレン中央に
シリコンを異方性エッチングするためのエッチングホー
ルがないため、中央部のセンシングのための有効面積を
大きくとれる。そのことにより、感度、精度を向上でき
る。また、従来と同一の性能とした場合には、従来より
も小型のものにすることができる。
【0060】その結果、例えば耳式体温計や、FA用小
型非接触温度センサ等へ展開することができる。もちろ
ん、利用分野はこれに限ることはない。
【0061】そして、請求項3のように構成すると、エ
ッチング速度がさらに高速化され、短時間で処理可能と
なる。また、請求項4のように構成すると、センシング
に必要な有効面積の拡大に加え、第2のエッチングホー
ルが、熱絶縁用の孔となるので、熱絶縁性も向上し、フ
ローセンサなどの測定精度の向上が可能となる。さら
に、請求項5のように構成すると、(411)面のエッ
チングが主体となるので、より高速にエッチングが完了
し、生産性が向上する。さらに、請求項7,8のように
構成すると、誘電体薄膜にかかる応力による反りの発生
を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来例を示す平面図である。(b)は
同図(a)におけるa−a線矢視断面図である。
【図2】(a)は本発明に係る半導体装置の第1の実施
の形態を示す平面図である。(b)は同図(a)におけ
るb−b線矢視断面図である。
【図3】窪みを形成する原理を説明する図(その1)で
ある。
【図4】窪みを形成する原理を説明する図(その2)で
ある。
【図5】窪みを形成する原理を説明する図(その3)で
ある。
【図6】窪みを形成する原理を説明する図(その4)で
ある。
【図7】本発明に係る半導体装置の第2の実施の形態を
示す平面図である。
【図8】窪みを形成する原理を説明する図である。
【図9】第2の実施の形態における検出部を示す図であ
る。
【図10】本発明に係る半導体装置の第3の実施の形態
を示す平面図である。
【図11】本発明に係る半導体装置の第4の実施の形態
を示す平面図である。
【図12】本発明に係る半導体装置の第5の実施の形態
を示す平面図である。
【図13】本発明に係る半導体装置の第6の実施の形態
を示す平面図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 12 誘電体薄膜 14 窪み 16,16′ 第1のエッチングホール 17,17′ 第2のエッチングホール 18,19 抵抗素子配線 24 孔部 26 補強パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎木 正和 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 佐藤 文彦 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 2G065 AA04 AB02 BA11 BA14 CA13 5F043 AA02 BB02 DD30 FF02 FF04 GG06 GG10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (100)面と<110>方向を有し、
    (100)面に平行な表面に異方性エッチングで形成さ
    れた窪みを有する半導体基板と、 前記窪みを覆うように前記半導体基板に設けられた誘電
    体薄膜と、 前記誘電体薄膜上に所定形状の抵抗素子と熱電変換素子
    の少なくとも一方を有する回路パターンとを備え、 前記窪みに対向する前記誘電体薄膜には、複数のエッチ
    ングホールを設け、 その複数のエッチングホールには、<110>方向に対
    し所定角度で傾斜する方向に延びる第1のエッチングホ
    ールを含むようにし、 前記複数の各エッチングホールの外周に接する<110
    >方向並びにそれと直交する方向の仮想線で囲んで形成
    される仮想長方形が、隣接するもの同士で少なくとも1
    ヶ所で接触または重なって連続し、 その連続が、前記窪みの周囲に沿って一周するように前
    記複数のエッチングホールを配置するように形成された
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記窪みは、平面矩形状であり、 前記第1のエッチングホールは、前記窪みの四隅にそれ
    ぞれ1つ以上設けられてなることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のエッチングホールの傾斜角度
    は、45度であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のエッチングホールは、前記第
    1のエッチングホールと、<100>方向と平行或いは
    直交する方向に位置付けられた第2のエッチングホール
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のエッチングホールの長さをa
    とし、 前記第1のエッチングホールを対角線とする仮想長方形
    の前記第2のエッチングホールと平行な辺の長さをbと
    すると、aがbの2倍以上としたことを特徴とする請求
    項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のエッチングホールは、前記第
    1のエッチングホールと、前記第1のエッチングホール
    より短く、前記<110>に対し所定角度で傾斜する方
    向に延びる第3のエッチングホールを含むように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1
    項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記誘電体薄膜の中央に、応力吸収用の
    孔部を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれ
    か1項に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記誘電体薄膜の中央に、補強パターン
    を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1
    項に記載の半導体装置。
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