JP2001013027A - 圧力センサおよびその組付け方法 - Google Patents

圧力センサおよびその組付け方法

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JP2001013027A JP2000045143A JP2000045143A JP2001013027A JP 2001013027 A JP2001013027 A JP 2001013027A JP 2000045143 A JP2000045143 A JP 2000045143A JP 2000045143 A JP2000045143 A JP 2000045143A JP 2001013027 A JP2001013027 A JP 2001013027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ素子部へ圧力を導入するための圧力導
入部を被検出体である相手側部材とシール固定するよう
に組み付ける圧力センサにおいて、該相手側部材との接
続直前までの間に、圧力導入部のシールされる部位に異
物が付着するのを防止する。 【解決手段】 圧力センサ100は、圧力検出用のセン
サ素子部4へ圧力を導入するための導入路1bを有し且
つ相手側部材に接続可能な圧力導入部1aを備える。圧
力導入部1aの外壁には、相手側部材との接続において
シールを行うためのOリング14が設けられ、Oリング
固定部は、相手側部材との接続作業に移行するまで、予
め取り外し可能な保護キャップ15によって被覆保護さ
れる。導入路1bは保護キャップ15の開口部15aに
より外部と連通しており、保護キャップ15を付けたま
まの状態で圧力特性検査が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力検出用のセン
サ素子部と該センサ素子部への圧力導入用の導入路を有
する圧力導入部とを備え、該圧力導入部にて被検出体で
ある相手側部材と組み付けられる圧力センサ、及びその
ような圧力センサの組付方法、更には、そのような圧力
センサの圧力導入部として好適な圧力導入部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の圧力センサの概略断面
構成を図11に示す。この圧力センサは例えば自動車の
燃料タンク(被検出体)内の圧力を検出する燃料圧セン
サとして適用される。シリコンよりなる圧力検出用のセ
ンサチップJ1がガラス台座J2に接着されて、センサ
素子部J3を構成し、このセンサ素子部J3は、PBT
(ポリブチレンテレフタレート)等にて型成形されたハ
ウジングJ4の凹部に収納固定されている。
【0003】ハウジングJ4には、センサ素子部J3へ
圧力を導入するための導入路J5を有する圧力導入部
(圧力ポート)J6が形成されており、圧力導入部J6
の外周にはOリング溝J7が形成され、このOリング溝
J7にOリングJ8が設けられている。圧力導入部J6
は、上記燃料タンク内と連通するホース等の相手側部材
に挿入されて接続可能となっており、OリングJ8によ
って接続部分がシールされる。
【0004】一般に、この圧力センサは、型成形されO
リングJ8が取り付けられたハウジングJ4に対して、
センサ素子部J3を取り付けた後、センサの圧力特性を
検査する等の工程を行ったものを製品とし、この製品
は、ハウジングJ4の圧力導入部J6にてOリングJ8
を介してシールするように上記相手側部材に接続され、
組み付けられる。
【0005】このように、圧力センサの生産工程におい
ては、ハウジングJ4の圧力導入部J6にOリングJ8
を取り付けた後、種々の工程を経て相手側部材に組み付
けられるため、従来では、図11に示す様に、相手側部
材との接続直前まで圧力導入部J6にゴム製のキャップ
J9をはめ込んでOリング固定部(シール部位)を被覆
保護することにより、生産工程中におけるOリング固定
部の異物かみこみを防止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ゴム製のキャップJ9によるOリング固定部の保護方法
では、圧力導入部J6にキャップJ9をはめた後、生産
工程内で例えば圧力特性検査をする際に、圧力導入部J
6と検査治具とを接続し、導入路J5からセンサ素子部
J3へ検査用の圧力を導入させることが必要であるた
め、いったん、キャップJ9を外す必要がある。
【0007】このように生産工程内でキャップJ9をつ
けたり外したりするのは煩わしく、時間のロスでもあ
る。また、キャップJ9を外して作業しているときにO
リング固定部に異物がかみ込まれてしまう可能性が出て
くる。そして、相手側部材との接続直前までの間にOリ
ング固定部に異物がかみ込まれると、相手側部材と組み
付けた際、Oリング固定部から圧力媒体が漏洩する等、
シール不良が発生する。
【0008】なお、このような問題は、相手側部材との
接続における圧力導入部のシールがOリングによるもの
に限らず、パッキング部材や、更には、相手側部材と圧
力導入部とのネジ結合によりシールがなされるもの等に
おいても同様に生じ得る。
【0009】本発明は上記問題に鑑み、センサ素子部へ
圧力を導入するための圧力導入部を被検出体である相手
側部材とシール固定するように組み付ける圧力センサに
おいて、該相手側部材との接続直前までの間に、圧力導
入部のシールされる部位に異物が付着するのを防止する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし請求項5記載の発明は、圧力検出用
のセンサ素子部(4)とこのセンサ素子部へ圧力を導入
するための導入路(1b)を有する圧力導入部(1a)
とを備える圧力センサにおいて、該圧力導入部を被検出
体である相手側部材とシールするように接続する接続工
程を有する圧力センサの組付方法に関してなされたもの
である。
【0011】即ち、請求項1〜請求項5の発明では、開
口部(15a、16a)を有する保護部材(15、1
6)を用意し、上記接続工程に移行するまで、該開口部
によって該導入路を外部と連通させつつ該圧力導入部の
シールされる部位を被覆する状態が継続するように、該
保護部材を該圧力導入部に取り付けておくことを特徴と
している。
【0012】本組付方法によれば、接続工程に移行する
まで、保護部材によって圧力導入部のシールされる部位
は被覆保護されるため、異物の付着を好適に防止でき
る。また、保護部材の開口部から導入路が開放されてい
るから、導入路に圧力導入が可能であり、シールされる
部位を保護したまま、センサ特性を検査することが可能
である。
【0013】ここで、上記圧力導入部としては、相手側
部材との接続においてシールを行うためのシール部(1
d、14)が、圧力導入部のシールされる部位に一体も
しくは別体に形成されているものを用いることができ
る。具体的には、圧力導入部のシールされる部位に一体
に形成されたネジ部(1d)等、もしくは、同シールさ
れる部位に別体に取り付けられたOリング(14)また
はパッキング材等、を採用できる。
【0014】また、請求項6ないし請求項8記載の発明
は、上記したセンサ素子部(4)と該センサ素子部への
圧力導入用の導入路(1b)を有する圧力導入部(1
a)とを備える圧力センサにおいて、該圧力導入部を被
検出体である相手側部材にシール用のOリング(14)
を介して接続する圧力センサの組付方法に関してなされ
たものである。
【0015】即ち、本発明の組付方法では、該圧力導入
部に該Oリング(14)を取り付けた後、開口部(15
a、16a)を有する保護部材(15、16)を、該圧
力導入部に対して、該開口部によって該導入路を外部と
連通させつつ該Oリングを被覆するように取り付け、次
に、該圧力導入部に対して該センサ素子部を取り付け
る。
【0016】しかる後、該センサ素子部に対して該保護
部材の該開口部から圧力を導入することにより、圧力検
出特性を検査し、この後、該保護部材を取り外し、続い
て、該圧力導入部と該相手側部材とを該Oリングを介し
て接続する。
【0017】このような組付方法によっても、相手側部
材との接続工程直前まで、圧力導入部のシールされる部
位に設けられたOリングは、保護部材によって被覆保護
されるため、異物の付着を好適に防止でき、Oリングに
異物がかみ込む等の不具合を防止できる。また、保護部
材の開口部から導入路が開放されているから、導入路に
圧力導入可能であり、シールされる部位を保護したま
ま、センサ特性を検査することが可能である。
【0018】ここで、請求項6の発明におけるOリング
の取り付け形態、及び、用いる保護部材の構成として
は、請求項7及び請求項8の発明のような具体的手段を
採用することが可能である。
【0019】また、請求項9の発明は、請求項1〜請求
項8の組付方法に用いる保護部材(15、16)を、開
口部(15a、16a)の一部が、圧力導入部(1a)
の導入路(1b)へ外部から異物が侵入するのを防止す
るために該開口部の他の部位よりも開口面積を小さくし
た異物侵入防止部(15c、16c)を構成しているも
のとしたことを特徴としている。
【0020】それにより、相手側部材との接続直前まで
の間に、圧力導入部のシールされる部位に異物が付着す
るのを防止することができるとともに、圧力導入部内へ
異物が侵入するのを防止することができ、より信頼性の
高い圧力センサを実現する組付方法を提供することがで
きる。
【0021】また、上記目的を達成するために、請求項
10及び請求項11記載の圧力センサ(100)及び請
求項12及び請求項13記載の圧力センサ用の圧力導入
部材(1)を採用することも可能である。
【0022】即ち、請求項10及び請求項11の発明で
は、センサ素子部(4)への圧力導入用の導入路(1
b)を有し且つ相手側部材に接続可能な圧力導入部(1
a)に、相手側部材との接続においてシールを行うため
のシール部(1d、14)を設けるとともに、該導入路
を外部と連通させた状態で該シール部を被覆保護する取
り外し可能な保護部材(15、16)を取り付けたこと
を特徴としている。
【0023】このような圧力センサにおいては、圧力導
入部から保護部材を外すことなくセンサ特性の検査が可
能であるため、相手側部材との接続直前まで保護部材を
取り付けたままにでき、圧力導入部のシール部に異物が
付着するのを防止することができる。
【0024】また、請求項12及び請求項13の発明で
は、センサ素子部(4)を有する圧力センサの構成部材
として適用され、相手側部材に接続されるとともに、検
出用の圧力を該センサ素子部へ導入するための導入路
(1b)を有する圧力導入部材であって、該接続におけ
るシール用のシール部(1d、14)と、該導入路を外
部と連通させた状態で該シール部を被覆保護する取り外
し可能な保護部材(15、16)とを備えたことを特徴
としている。
【0025】このような圧力導入部材を用いれば、セン
サ素子部と組み付けて圧力センサを構成した場合、保護
部材を外すことなくセンサ特性の検査が可能であるた
め、相手側部材との接続作業に移行するまで保護部材を
取り付けたままにでき、シール部に異物が付着するのを
好適に防止することができる。
【0026】ここで、請求項11及び請求項13の発明
では、保護部材(15、16)に、請求項9と同様の異
物侵入防止部(15c、16c)を設けており、請求項
9の発明と同様の理由から、圧力導入部内へ異物が侵入
するのを防止することができ、より信頼性の高い圧力セ
ンサを実現することができる。
【0027】ところで、上記各発明において、相手側部
材とは、被検出体そのものでなくとも、被検出体に発生
する圧力と同等の圧力を維持したまま、その圧力を圧力
センサまで移送するもの(例えばホースやパイプ等)も
含むものである。
【0028】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る圧
力センサ100の全体構成を示す概略断面図であり、図
2は、図1中のセンサ素子部の拡大図である。圧力セン
サ100は上記した被検出体としての燃料タンクの圧力
を検出する燃料圧センサに適用されるタイプのものであ
る。
【0030】1はハウジング(本発明の圧力導入部材に
相当)であり、例えば、PBTやPPS等の樹脂を型成
形することにより形成されたものである。ハウジング1
の中央部には凹部が形成されており、この凹部内の空間
は、大気圧が導入される基準圧力室2と、ガソリンベー
パ等の測定対象圧力が導入される測定圧力室3とに区画
されている。両室2、3の区画は上記凹部内に固定され
たセンサ素子部4にてなされている。
【0031】また、図1に示す様に、ハウジング1にお
ける上記凹部と反対側の部位には、柱状に突出する圧力
導入部1aがハウジング1の一部として形成されてい
る。圧力導入部1a内には、センサ素子部4へ上記測定
対象圧力を導入するための通路である導入路1bが、測
定圧力室3とハウジング1の外部とを連通するように形
成されている。
【0032】ハウジング1の圧力導入部1aの外壁に
は、Oリング溝1cが形成され、このOリング溝1c内
に収納されるように、ゴム等よりなるOリング(本発明
のシール部に相当)14が設けられている。圧力導入部
1aは、上記燃料タンク内と連通するように、燃料タン
ク(相手側部材)自身または燃料タンクから延設された
ホースやパイプ等の相手側部材と接続可能となってお
り、Oリング14は接続部分をシールして、相手側部材
から導入路1bへ伝わる圧力の漏れを防止するためのも
のである。
【0033】また、圧力導入部1aの外周には、開口部
15aを有するキャップ状の保護キャップ(本発明の保
護部材、キャップ部材に相当)15が圧入気味に挿入固
定されており、この保護キャップ15によって圧力導入
部1aにおけるシールされる部位(Oリング14及びO
リング溝1c)が被覆されると共に、開口部15aによ
って導入路1bは外部と連通している。
【0034】詳細は後述するが、この保護キャップ15
はPBT等の樹脂等(ナイロン、ゴム等)よりなり、少
なくとも相手側部材との接続作業に移行するまで、好ま
しくは接続直前まで圧力導入部1aに取り付けられたま
まとする(取り付けられた状態を継続する)ことで、生
産工程中におけるOリング固定部の異物かみこみを好適
に防止するものである。
【0035】センサ素子部4は、図2に示す様に、シリ
コン等よりなる感圧素子4aと、この感圧素子4aを支
持固定するガラス台座4bとから構成されている。感圧
素子4aは、例えばシリコン等の基板にダイヤフラムが
形成されたものであり、この感圧素子4aと熱膨張係数
が近似したガラス台座4bに接合されている。
【0036】ガラス台座4bには貫通穴が空いており、
基準圧力室2から導入される大気圧と測定圧力室3から
導入される測定圧力の差圧を、感圧素子4aによって検
出するようになっている。
【0037】センサ素子部4は、貫通穴を有する中空形
状のステム5を介してハウジング1に固定されている。
ステム5はガラス台座4bと熱膨張係数が近似した材料
である42−アロイ(Fe:Ni=58:42)を採用
しており、センサ素子部4とステム5とは熱硬化性樹脂
等の接着剤で固定されている。
【0038】また、ステム5とハウジング1も熱硬化性
樹脂等の接着剤で固定されている。センサ素子部4とス
テム5が、ハウジング1に固定されることにより、測定
圧力室3から導入される測定圧力が感圧素子4aの裏面
(ガラス台座4b接合側の面)に伝わることが可能にな
る。
【0039】また、ハウジング1の凹部には、センサ素
子部4とステム5の固定部及びステム5とハウジング1
の固定部の気密性をより一層高めるために、例えば熱硬
化性樹脂等の接着剤6が充填されており、さらに、セン
サ素子部4の耐湿性向上のために、シリコンゲル7が充
填されている。
【0040】基準圧力室2の上面は、例えばPBT等の
樹脂よりなるリッド(蓋)8により閉鎖されている。こ
のリッド8は接着剤9により気密固定されている。そし
て、基準圧力室2はハウジング1に形成された大気圧導
入口10により、大気中に開放されている。
【0041】この大気圧導入口10の奥には、樹脂等よ
りなる撥水フィルタ11が超音波溶着等によりハウジン
グ1に固定されている。撥水フィルタ11により、空気
の流れを許容しつつ、基準圧力室2内への塵埃や水など
の通過を阻止するようにしている。
【0042】また、ステム5を介してハウジング1に固
定されている感圧素子4aにおける検出信号出力用の出
力端子は、ターミナル12にボンディングワイヤ13を
介して接続されており、感圧素子4aが検出した信号
を、外部(例えば自動車のECU等)に取り出すことが
可能になっている。
【0043】かかる圧力センサ100は、保護キャップ
15を取り外した後、圧力導入部1aをOリング14を
介してシールするように上記相手側部材に接続される。
そして、被検出体(燃料タンク)からの測定圧力が、導
入路1bから測定圧力室3に導入され、ステム5の中空
部を通り、ガラス台座4bの貫通穴から感圧素子4aの
裏面に伝達される。感圧素子4aに伝達された測定圧力
は、上述のように、感圧素子4aにおいて基準圧力室2
から導入される大気圧との差圧として検出され、ボンデ
ィングワイヤ13、ターミナル12を介して外部に取り
出される。
【0044】次に、圧力センサ100の製造及び相手側
部材への接続を含めた組付方法について、より具体的に
説明する。図3はこの組付方法を工程順に示す流れ図で
ある。まず、ケース作製工程S1では、PBTやPPS
(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂を型成形する
ことによりハウジング1を作製する。このとき、ターミ
ナル12は同時にインサート成形される。また、作製さ
れたハウジング1に対して、撥水フィルタ11を超音波
溶着等により固定する。
【0045】次に、Oリング挿入工程(Oリング取付工
程)S2では、ハウジング1の圧力導入部1aにOリン
グ14を挿入し、Oリング溝1c内に配設する。
【0046】次に、保護部材挿入工程(保護部材取付工
程)S3では、用意された保護キャップ15を、圧力導
入部1aに対して、開口部15aによって導入路1bを
外部と連通させつつOリング14及びOリング溝1c
(つまりシールされる部位)を被覆するように取り付け
る。具体的には、図4(a)に示す様に、人手等により
保護キャップ15をやや圧入気味に圧力導入部1aに挿
入することで、保護キャップ15と圧力導入部1aとは
固定される。
【0047】この保護キャップ15が取り付けられたハ
ウジング1は、圧力センサを製造する製造メーカへ入庫
され、保護キャップ15が取り付けられた状態で生産工
程内を流動する。
【0048】次に、チップ・ステム接着固定工程S4で
は、感圧素子4aをガラス台座4bに接着してセンサ素
子部4を形成し、このセンサ素子部4のガラス台座4b
をステム5に接着する。次に、ステム・ケース接着固定
工程S5では、センサ素子部4が固定されたステム5を
ハウジング1の上記凹部に接着する。これにより、ハウ
ジング1の凹部内において、基準圧力室2と測定圧力室
3とが区画形成される。これら工程S4及びS5が素子
部取付工程に相当する。
【0049】次に、ワイヤボンディング工程S6では、
センサ素子部4の感圧素子4aにおける出力端子とター
ミナル12とをワイヤボンディングし、それによって形
成されたボンディングワイヤ13にて結線する。
【0050】次に、接着剤注入硬化工程S7では、ハウ
ジング1の凹部における基準圧力室2側に接着剤6を注
入、充填し、加熱処理等により硬化する。次に、ゲル注
入硬化工程S8では、センサ素子部4及びワイヤボンデ
ィング部分を被覆するようにシリコーンゲル7を注入、
充填し、硬化する。
【0051】次に、蓋接着固定工程S9では、基準圧力
室2の上面にリッド8を接着剤9で固定し、基準圧力室
2を気密封止する。こうして、図1に示す圧力センサ1
00が出来上がる。
【0052】次に、温度・圧力測定検査工程(特性検査
工程)S10では、圧力センサとして正しく機能するか
どうかセンサの特性を検査する。具体的には、図5に示
す様に、保護キャップ15と検査治具Kとを検査用シー
ル部材Cを介して接続し、検査用の圧力を、保護キャッ
プ15の開口部15aから導入路1bを介してセンサ素
子部4へ導入することにより、センサ素子部4から正し
い出力(検出信号)がされるかどうかを、温度を変えて
検査する。
【0053】このとき、検査治具Kとの圧力導入部1a
とのシールは、保護キャップ15に形成されたシール面
15bによりなされる。このシール面15bは例えば面
粗度が6.3Z以上の平滑化された面であり、それによ
って、圧力導入部1aと検査治具Kとの気密性が確保で
き、測定圧力が漏れることなく確実に検査することが可
能となる。次に、外観検査工程S11では、例えば、圧
力センサ100に外観上の傷がないかどうかを調べる、
外観検査等を行う。
【0054】以上の各工程S1〜S11を経て、圧力セ
ンサ100は、使用者である納入先へ納入される。そし
て、センサ100は、相手側部材(燃料タンクやホース
等)に接続される直前に、保護部材取り外し工程S12
に供される。この工程S12では、図4(b)に示す様
に、人手等でもって、保護キャップ15を圧力センサ1
00におけるハウジング1の圧力導入部1aから取り外
す。
【0055】次に、センサ取付工程(本発明の接続工程
に相当)S13では、保護キャップ15が取り外された
圧力センサ100を相手側部材に接続し、組み付ける。
具体的には、ハウジング1の圧力導入部1aを相手側部
材である管部材(図示せず)に挿入すると、両者はOリ
ング14を介してシールするように接続される。こうし
て、圧力センサ100は、相手側部材に組み付けられ
(実装され)、センサとして使用可能な状態となる。
【0056】ところで、上記組付方法によれば、少なく
とも接続工程であるセンサ取付工程S13に移行するま
で、圧力導入部1aのシールされる部位(Oリング14
及びOリング溝1c)は、保護キャップ15によって予
め被覆され保護されるため、工程S3の後から工程S1
2の直前までにおける異物の付着を好適に防止できる。
即ち、Oリング固定部に異物が侵入してOリング14に
異物がかみ込む等の不具合を防ぐことでき、相手側部材
とのシール固定が良好になる。
【0057】また、保護キャップ15の開口部15aか
ら導入路1bが開放されているから、導入路1bに測定
圧力の導入が可能であり、シールされる部位を保護した
まま、センサ特性(圧力特性)を検査することが可能で
ある。
【0058】また、保護キャップ15は、ハウジング1
の圧力導入部1aに圧入気味に手で挿入されるから、保
護部材取り外し工程S12以外の生産工程内では外れに
くく、シールされる部位の適切な保護が可能である。
【0059】なお、保護部材としては、上記のような圧
力導入部1aの外形に対応した形状を有する保護キャッ
プ(キャップ部材)15以外にも、図6に示すようなO
リング14を導入路1bの内壁に取り付けるものとした
圧力センサ100の場合、挿入部材16を用いることも
可能である。なお、図6中、17はOリング14が導入
路1bから抜けないようにするためのスペ−サである。
【0060】この挿入部材16は、保護キャップ15と
同様の材質とでき、導入路1b内に圧入気味に挿入可能
な外形を有し、且つ、内部に貫通穴(本発明の開口部に
相当)16aを有する。この貫通穴16aにより導入路
1bは外部と連通可能となっている。また、16bは上
記のシール面15bと同様のシール面である。そして、
挿入部材16は、導入路1bの内壁との間にOリング1
4を介在させるように圧力導入部1aに対して取り付け
られている。
【0061】この挿入部材16を保護部材として用いた
場合、保護部材挿入工程S3において、図7(a)に示
す様に、人手等により圧入気味に挿入部材16を導入路
1bに挿入し、保護部材取り外し工程S12において、
図7(b)に示す様に、人手等による取り外しを行う。
それにより、導入路1b内壁のOリング14が挿入部材
16により被覆保護され、保護キャップ15の場合と同
様の効果が得られる。
【0062】このように、図1及び図6に示す圧力セン
サ100は、相手側部材と接続される圧力導入部1a
に、該接続においてシールを行う為のOリング(シール
部)14を設け、且つ、導入路1bを外部と連通させた
状態でOリング14を被覆保護する取り外し可能な保護
部材15、16を取り付けたことを特徴としている。
【0063】そして、このような構成とすることで、圧
力導入部1aから保護部材15、16を外すことなくセ
ンサ特性の検査が可能であるため、相手側部材との接続
直前まで保護部材15、16を取り付けたままにでき、
Oリング14に異物が付着するのを防止することができ
る。
【0064】また、本実施形態において、圧力センサ1
00の構成部材として適用されるハウジング1は、相手
側部材に接続されるとともに検出用の圧力をセンサ素子
部4へ導入するための導入路1bを有する圧力導入部材
に相当する。そして、ハウジング1は、シール用のOリ
ング14と、導入路1bを外部と連通させた状態でOリ
ング14を被覆保護する取り外し可能な保護部材15、
16とを備えたものとなっている。
【0065】そして、このようなハウジング(圧力導入
部材)1を用いれば、センサ素子部4と組み付けて圧力
センサ100を構成した場合、保護部材15、16を外
すことなくセンサ特性の検査が可能であるため、少なく
とも相手側部材との接続作業に移行するまで、好ましく
は接続直前まで保護部材15、16を取り付けたまま
(取り付けた状態を継続させたまま)にでき、Oリング
14に異物が付着するのを好適に防止することができ
る。 (他の実施形態)なお、上記実施形態では、圧力導入部
1aにおいて、相手側部材との接続においてシールを行
うためのシール部がOリング14であったが、このOリ
ングのように、該シール部が圧力導入部1aのシールさ
れる部位に別体に形成されたものとしては、樹脂のパッ
キング材等であってもよい。
【0066】また、上記シール部が圧力導入部1aのシ
ールされる部位に一体に形成されたものでもよい。その
ようなものとしては、図8に示すような、圧力導入部1
aの外壁に形成されたネジ部1dであってもよい。この
場合、圧力導入部1aは金属等で構成してもよく、相手
側部材との接続はネジ結合で行われることは勿論であ
る。また、圧力導入部と相手側部材との接続を圧入で行
う場合には、圧力導入部の外壁面自体がシール部に相当
する。
【0067】また、図9及び図10は、それぞれ、上記
図1及び図6に示す保護部材15、16において、導入
路1bを外部と連通させるための通路である開口部15
a、16aの一部に、異物侵入防止部15c、16cを
形成した例を示す概略断面図である。
【0068】図9に示す例では、保護キャップ15の開
口部15aにおける導入路1bとの連通部側に、異物侵
入防止部15cが形成されており、この異物侵入防止部
15cは、開口部15aの外部開口側に比べて、外部か
らの異物が通過しにくいように開口面積(通路面積)が
小さくなっている。
【0069】一方、図10に示す例では、挿入部材16
の貫通穴(開口部)16aにおける導入路1bとの連通
部側に、異物侵入防止部16cが形成されており、この
異物侵入防止部16cは、貫通穴16aの外部開口側に
比べて、外部からの異物が通過しにくいように通路面積
(開口面積)が小さくなっている。
【0070】そして、これら図9及び図10に示す保護
部材15、16によれば、相手側部材との接続直前まで
の間に、圧力導入部1aのシールされる部位に異物が付
着するのを防止することができるとともに、圧力導入部
1a内へ異物が侵入するのを防止することができ、より
信頼性の高い圧力センサを実現することができる。
【0071】また、本発明の要部は圧力導入部のシール
部位を被覆保護する保護部材にあるから、他の部分は適
宜変更してよいことは勿論である。更に、本発明は、上
記の燃料圧センサに限定されるものではなく、自動車エ
ンジンの噴射圧センサ、吸気圧センサ、ガスや液体の輸
送等に用いられる配管内の圧力検出用のセンサ等、圧力
検出用のセンサ素子部と該センサ素子部への圧力導入用
の導入路を有する圧力導入部とを備え、該圧力導入部に
て被検出体である相手側部材とシール固定される圧力セ
ンサに適用可能なものである。
【0072】また、保護部材15、16の着脱は、人手
によらず、装置(図示せず)を用いた自動着脱構成とし
てもよい。また、保護部材15、16としては、PBT
等の樹脂以外に、本発明のシール効果が得られるような
材料(例えば、金属、シリコン、ガラス等)が適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る圧力センサの全体構成
を示す概略断面図である。
【図2】図1中のセンサ素子部の拡大図である。
【図3】上記実施形態に係る圧力センサの組付方法を工
程順に示す流れ図である。
【図4】保護キャップの取り外しを説明する説明図であ
る。
【図5】図1に示す圧力センサと検査治具との接続構成
図である。
【図6】上記実施形態に係る保護部材の他の例としての
挿入部材を示す図である。
【図7】図6に示す挿入部材の取り外しを説明する説明
図である。
【図8】圧力導入部の外壁に形成されたネジ部を示す図
である。
【図9】図1に示す保護部材に異物侵入防止部を形成し
た例を示す概略断面図である。
【図10】図6に示す保護部材に異物侵入防止部を形成
した例を示す概略断面図である。
【図11】従来の圧力センサの構成を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1…ハウジング、1a…圧力導入部、1b…導入路、1
d…ネジ部、4…センサ素子部、14…Oリング、15
…保護キャップ、15a…開口部、15c、16c…異
物侵入防止部、16…挿入部材、16a…貫通穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 広伸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 林 道孝 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2F055 AA23 BB19 CC02 DD05 EE13 FF43 FF49 GG01 GG11 HH03 HH05 HH11 4M112 AA01 CA15 DA17 DA18 DA20 EA02 EA13 FA11 GA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力検出用のセンサ素子部(4)とこの
    センサ素子部へ圧力を導入するための導入路(1b)を
    有する圧力導入部(1a)とを備える圧力センサにおい
    て、前記圧力導入部を被検出体である相手側部材とシー
    ルするように接続する接続工程を有する圧力センサの組
    付方法であって、 開口部(15a、16a)を有する保護部材(15、1
    6)を用意し、 少なくとも前記接続工程に移行するまで、前記開口部に
    よって前記導入路を外部と連通させつつ前記圧力導入部
    のシールされる部位を被覆する状態が継続するように、
    前記保護部材を前記圧力導入部に取り付けておくことを
    特徴とする圧力センサの組付方法。
  2. 【請求項2】 前記圧力導入部(1a)として、前記相
    手側部材との接続においてシールを行うためのシール部
    (14)が、前記圧力導入部のシールされる部位に別体
    に形成されているものを用いることを特徴とする請求項
    1に記載の圧力センサの組付方法。
  3. 【請求項3】 前記シール部は、前記圧力導入部(1
    a)のシールされる部位に取り付けられたOリング(1
    4)またはパッキング材であることを特徴とする請求項
    2に記載の圧力センサの組付方法。
  4. 【請求項4】 前記圧力導入部(1a)として、前記相
    手側部材との接続においてシールを行うためのシール部
    (1d)が、前記圧力導入部のシールされる部位に一体
    に形成されているものを用いることを特徴とする請求項
    1に記載の圧力センサの組付方法。
  5. 【請求項5】 前記シール部は、前記圧力導入部(1
    a)のシールされる部位に形成されたネジ部(1d)で
    あることを特徴とする請求項4に記載の圧力センサの組
    付方法。
  6. 【請求項6】 圧力検出用のセンサ素子部(4)とこの
    センサ素子部へ圧力を導入するための導入路(1b)を
    有する圧力導入部(1a)とを備える圧力センサにおい
    て、前記圧力導入部を被検出体である相手側部材に接続
    する圧力センサの組付方法であって、 前記圧力導入部に、前記相手側部材との接続においてシ
    ールを行うためのOリング(14)を取り付けるOリン
    グ取付工程と、 この工程の後、開口部(15a、16a)を有する保護
    部材(15、16)を、前記圧力導入部に対して、前記
    開口部によって前記導入路を外部と連通させつつ前記O
    リングを被覆するように取り付ける保護部材取付工程
    と、 前記保護部材が取り付けられた前記圧力導入部に対して
    前記センサ素子部を取り付ける素子部取付工程と、 この工程の後、前記センサ素子部に対して前記保護部材
    の前記開口部から圧力を導入することにより、圧力検出
    特性を検査する特性検査工程と、 この工程の後、前記保護部材を取り外し、続いて、前記
    圧力導入部と前記相手側部材とを前記Oリングを介して
    接続する接続工程と、を備えることを特徴とする圧力セ
    ンサの組付方法。
  7. 【請求項7】 前記Oリング(14)は前記圧力導入部
    (1a)の外壁に取り付けるものであり、 前記保護部材として、前記圧力導入部の外形に対応した
    形状を有するキャップ部材(15)を、用いることを特
    徴とする請求項6に記載の圧力センサの組付方法。
  8. 【請求項8】 前記Oリング(14)は前記導入路(1
    b)の内壁に取り付けるものであり、 前記保護部材として、内部を貫通する貫通穴(16a)
    を前記開口部として有し且つ前記導入路内に挿入可能な
    挿入部材(16)を用い、 前記挿入部材と前記導入路の内壁との間に前記Oリング
    を介在させるように、前記挿入部材を前記圧力導入部に
    対して取り付けることを特徴とする請求項6に記載の圧
    力センサの組付方法。
  9. 【請求項9】 前記保護部材(15、16)として、前
    記開口部(15a、16a)の一部が、前記圧力導入部
    (1a)の前記導入路(1b)へ外部から異物が侵入す
    るのを防止するために前記開口部の他の部位よりも開口
    面積を小さくした異物侵入防止部(15c、16c)を
    構成しているものを用いることを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれか1つに記載の圧力センサの組付方法。
  10. 【請求項10】 圧力検出用のセンサ素子部(4)と、 被検出体である相手側部材からの圧力を前記センサ素子
    部へ導入するための導入路(1b)を有するとともに、
    前記相手側部材に接続可能な圧力導入部(1a)とを備
    える圧力センサにおいて、 前記圧力導入部には、前記相手側部材との接続において
    シールを行うためのシール部(1d、14)が設けられ
    ており、 更に、前記圧力導入部には、前記導入路を外部と連通さ
    せた状態で前記シール部を被覆保護する取り外し可能な
    保護部材(15、16)が取り付けられていることを特
    徴とする圧力センサ。
  11. 【請求項11】 前記保護部材(15、16)における
    前記導入路(1b)を外部と連通させるための通路(1
    5a、16a)の一部が、前記導入路へ外部から異物が
    侵入するのを防止するために前記通路の他の部位よりも
    通路面積を小さくした異物侵入防止部(15c、16
    c)を構成していることを特徴とする請求項10に記載
    の圧力センサ。
  12. 【請求項12】 圧力検出用のセンサ素子部(4)を有
    する圧力センサを構成する部材として適用され、被検出
    体である相手側部材に接続されるとともに、前記被検出
    体にて発生した圧力を前記センサ素子部へ導入するため
    の導入路(1b)を有する圧力導入部材であって、 前記相手側部材との接続においてシールを行うためのシ
    ール部(1d、14)と、 前記導入路を外部と連通させた状態で前記シール部を被
    覆保護する取り外し可能な保護部材(15、16)とを
    備えていることを特徴とする圧力センサ用の圧力導入部
    材。
  13. 【請求項13】 前記保護部材(15、16)における
    前記導入路(1b)を外部と連通させるための通路(1
    5a、16a)の一部が、前記導入路へ外部から異物が
    侵入するのを防止するために前記通路の他の部位よりも
    通路面積を小さくした異物侵入防止部(15c、16
    c)を構成していることを特徴とする請求項12に記載
    の圧力センサ用の圧力導入部材。
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