JP2001012096A - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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JP2001012096A
JP2001012096A JP11184578A JP18457899A JP2001012096A JP 2001012096 A JP2001012096 A JP 2001012096A JP 11184578 A JP11184578 A JP 11184578A JP 18457899 A JP18457899 A JP 18457899A JP 2001012096 A JP2001012096 A JP 2001012096A
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JP
Japan
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parking
floor
space
zones
story
Prior art date
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Pending
Application number
JP11184578A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Mogi
和彦 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防火区画、消火設備、換気設備、照明設備な
どにまつわる費用を大幅に削減でき、各階が広大な駐車
スペースを有するにも拘わらず安価に構築できる立体駐
車場を提供すること。 【解決手段】 立体駐車場12は、駐車専用建物14と
昇降専用建物16A、16Bから構成されている。駐車
専用建物14の各階は、前後に長い駐車領域18が左右
に3つ並べられ、各駐車領域18の中間部には1500
2ずつ前後に仕切る防火区画20が設けられている。
隣り合うい駐車領域18間は、吹き抜け空間22により
その前後方向の全長にわたって仕切られている。吹き抜
け空間22は平面視した場合に各階においてほぼ同一の
箇所を通り、吹き抜け空間22の前後端部の各外側に、
左右に延在して隣り合う駐車領域18間を接続する連通
路30が設けられ、連通路30には防火区画32が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体駐車場に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各階が広大な駐車スペースを有する立体
駐車場を構築する場合、防火区画、消火設備、換気設
備、照明設備などの点で種々の問題が生じる。例えば、
図4に平面図で示すように、立体駐車場の各階のフロア
62が広大な駐車スペースを有する場合、建物規模や行
政区域により差異はあるものの消防法から1500m2
毎にシャッターなどで構成される防火区画64を設ける
ことが義務づけられる。また、防火区画毎の外周部の窓
面積を大きく確保できず、防火区画の2面を開放する構
造も取り難いことから、消火設備として固定式泡消火設
備などの特殊設備を装備することが義務づけられる。ま
た、窓からの奥行きが深くなるため、換気設備や照明設
備も重装備とならざるを得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、各階が広大
な駐車スペースを有する立体駐車場を構築する場合、コ
ストが大幅に累積的に嵩んでしまう不具合があった。本
発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明
の目的は、各階が広大な駐車スペースを有するにも拘わ
らず安価に構築できる立体駐車場を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、複数階を有する立体駐車場であって、各階
は、多数の車が駐車可能な前後に長い駐車スペースを有
する複数の駐車領域が左右に並べられて構成され、各階
において前記各駐車領域間で各駐車領域の前後方向の全
長にわたって吹き抜け空間が延在し、前記吹き抜け空間
は平面視した場合に各階においてほぼ同一の箇所を通
り、各階の各駐車領域に、左右に延在して各駐車領域を
前後に仕切る防火区画が設けられていることを特徴とす
る。
【0005】本発明では、前記のように構成すること
で、吹き抜け空間が外部空間として取扱われ、1500
2毎に仕切る防火区画の数を減少でき、防火区画に要
する費用を大幅に削減できる。また、防火区画毎の外周
部の窓面積を簡単に大きく確保でき、防火区画の2面が
開放されるので、消火設備に要する費用を大幅に削減す
ることができる。さらに、吹き抜け空間が延在すること
から、奥行きも大きな寸法にならず、換気設備や照明設
備に要する費用を大幅に削減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は立体駐車場の各階の概略
平面図、図2は立体駐車場の1階の平面図、図3は立体
駐車場の断面正面図を示す。図1に示すように、実施の
形態に係る立体駐車場12は、駐車専用建物14と、駐
車専用建物14の左右に設けられた昇降専用建物16
A、16Bとから構成されている。駐車専用建物14の
各階は、前後に長いスペースを有して多数の車が駐車可
能な駐車領域18が左右に3つ並べられ、各駐車領域1
8の前後方向の中間部には駐車領域18を1500m2
ずつ前後に仕切る防火区画20が設けられ、防火区画2
0は例えばシャッターなどにより構成することができ
る。また、隣り合うい駐車領域18間は、吹き抜け空間
22によりその前後方向の全長にわたって仕切られてい
る。
【0007】図2、図3に詳細に示すように、各駐車領
域18はそれぞれ4つの駐車スペース列24を備えてお
り、各駐車スペース列24は、車を左右に向けて駐車で
きる駐車スペース2402が前後に並べられて構成され
ている。また、各駐車領域18において駐車スペース列
24の間に前後に延在する走行用通路26が設けられ、
また、各駐車領域18の前後端部に左右に延在する走行
用通路28が設けられている。
【0008】前記吹き抜け空間22は、平面視した場
合、前後に長い長方形に形成され、吹き抜け空間22は
平面視した場合に各階においてほぼ同一の箇所を上下に
延在している。前記吹き抜け空間22の前後端部の各外
側に、左右に延在して隣り合う駐車領域18間を接続
し、隣り合う駐車領域18間に車が行き来できる連通路
30が設けられている。本実施の形態では連通路30は
前記走行用通路28に連続状に設けられている。
【0009】前記昇降専用建物16A、16Bは左右方
向の端部に位置する駐車領域18の外側に併設して設け
られている。前記昇降専用建物16A、16Bには、運
転者が所望の階まで行けるように、各階を接続するため
の環状の昇降路1602が設けられ、この環状の昇降路
1602に連なる2つの通路1604、1604が対応
する駐車領域18に接続されている。本実施の形態で
は、昇降専用建物16Aの昇降路1602が上り専用
で、昇降専用建物16Bの昇降路1602が下り専用と
なっている。
【0010】さらに、前記連通路30が駐車領域18に
接続される部分と、昇降路1602に連なる2つの通路
1604、1604が駐車領域18に接続される部分と
には両者を仕切る防火区画32がそれぞれ設けられ、防
火区画32は例えばシャッターなどにより構成すること
ができる。なお、図2において符号40は窓などの開放
部を有する外壁、符号42、44、46は駐車領域18
の前後方向の端部に設けられた管理室、昇降用エレベー
タ、階段を示している。
【0011】本実施の形態によれば、駐車専用建物14
の各階のフロアは2つの吹き抜け空間22により3つの
駐車領域18に仕切られており、吹き抜け空間22は外
部空間として取扱われる。したがって、本実施の形態に
よれば、図1に示すように、駐車スペースを1500m
2毎に仕切る防火区画20は、各駐車領域18毎に1つ
の合計3つで足り、また、最低限、各連通路30にそれ
ぞれ1つの防火区画32を設ければ足り、防火区画に要
する費用を大幅に削減できる。また、外部空間として取
扱われる吹き抜け空間22は各駐車領域18の全長にわ
たって延在しているので、防火区画毎の外周部の窓面積
を簡単に大きく確保でき、また、防火区画の2面が開放
されるので、消火設備も移動式粉末設備程度で足り、消
火設備に要する費用を大幅に削減することができる。さ
らに、吹き抜け空間22が各駐車領域18に全長にわた
って延在しているので、奥行きも大きな寸法にならず、
したがって、換気設備や照明設備も軽装備で足り、換気
設備や照明設備に要する費用を大幅に削減することがで
きる。
【0012】なお、本実施の形態では、3つの駐車領域
18に対して1つの上り専用の昇降路1602と1つの
下り専用の昇降路1602を設けた場合について説明し
たが、各駐車領域18毎に1つの上り専用の昇降路16
02と1つの下り専用の昇降路1602を設けるなど任
意である。また、本実施の形態では、運転者自らが駐車
スペースまで運転する自走式駐車場について説明した
が、本発明は、機械により駐車スペースまで自動的に運
ぶ機械式駐車場にも無論適用される。
【0013】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
複数階を有する立体駐車場であって、各階は、多数の車
が駐車可能な前後に長い駐車スペースを有する複数の駐
車領域が左右に並べられて構成され、各階において前記
各駐車領域間で各駐車領域の前後方向の全長にわたって
吹き抜け空間が延在し、前記吹き抜け空間は平面視した
場合に各階においてほぼ同一の箇所を通り、各階の各駐
車領域に、左右に延在して各駐車領域を前後に仕切る防
火区画が設けられている構成とした。そのため、各階が
広大な駐車スペースを有するにも拘わらず、防火区画、
消火設備、換気設備、照明設備などにまつわる費用を大
幅に削減でき、各階が広大な駐車スペースを有する立体
駐車場を安価に構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る立体駐車場の各階の概略平
面図である。
【図2】本実施の形態に係る立体駐車場の1階の平面図
である。
【図3】本実施の形態に係る立体駐車場の断面正面図で
ある。
【図4】広大な駐車スペースを防火区画する場合の説明
図である。
【符号の説明】
12 立体駐車場 14 駐車専用建物 16A、16B 昇降専用建物 18 駐車領域 20、32 防火区画 22 吹き抜け空間 30 連通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階を有する立体駐車場であって、 各階は、多数の車が駐車可能な前後に長い駐車スペース
    を有する複数の駐車領域が左右に並べられて構成され、 各階において前記各駐車領域間で各駐車領域の前後方向
    の全長にわたって吹き抜け空間が延在し、 前記吹き抜け空間は平面視した場合に各階においてほぼ
    同一の箇所を通り、 各階の各駐車領域に、左右に延在して各駐車領域を前後
    に仕切る防火区画が設けられている、 ことを特徴とする立体駐車場。
  2. 【請求項2】 前記吹き抜け空間の前後部において、左
    右に延在して隣り合う駐車領域間を接続し、隣り合う駐
    車領域間に車が行き来できる連通路が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の立体駐車場。
  3. 【請求項3】 前記立体駐車場は、運転者が駐車スペー
    スまで自ら車を運転する自走式駐車場であって、各階を
    接続するための昇降路が、左右方向の端部に位置する駐
    車領域に併設して設けられ、各階において、左右方向の
    端部に位置する駐車領域と前記昇降路とは左右に延在す
    る通路により接続されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の立体駐車場。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156210A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Takenaka Komuten Co Ltd 駐車場建物
JP2007032130A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Kajima Corp 駐車場

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156210A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Takenaka Komuten Co Ltd 駐車場建物
JP2007032130A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Kajima Corp 駐車場
JP4510715B2 (ja) * 2005-07-28 2010-07-28 鹿島建設株式会社 駐車場

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