JP2001011919A - 浴室用床パン - Google Patents
浴室用床パンInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗い場で便利に使えるカウンターを有し、
なおかつ、簡単に施工できるような配管構造とした浴室
用床パンを提供することにある。 【解決手段】 床パン15と一体のカウンター7を設
け、カウンター7の天面から給水給湯管6を浴室内に引
き込んで、水栓5へ接続する。
なおかつ、簡単に施工できるような配管構造とした浴室
用床パンを提供することにある。 【解決手段】 床パン15と一体のカウンター7を設
け、カウンター7の天面から給水給湯管6を浴室内に引
き込んで、水栓5へ接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室に用いる床パ
ンに関するものである。
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示す如く浴室用の床パ
ン15は平面形状をなしており、洗面器載置台2など小
物置きは浴室壁面9に取付けてなる構造としていた。こ
の場合、洗面器載置台2に洗面器もしくは、石鹸類など
の小物を置くことができる。
ン15は平面形状をなしており、洗面器載置台2など小
物置きは浴室壁面9に取付けてなる構造としていた。こ
の場合、洗面器載置台2に洗面器もしくは、石鹸類など
の小物を置くことができる。
【0003】又、図3に示す如く、浴槽10と浴室壁面
9との間に配管用の隙間11を設け、この隙間11の下
の床パン15に穴4を開け、この穴4より給水給湯管6
を引き込み、隙間11を通して水栓5に接続する構造と
していた。そして、浴室内部の給水給湯管6は水平保護
カバー3と垂直保護カバー8で覆ってなる構造としてい
た。この場合、水栓5に接続する給水給湯管6の配管ス
ペースを浴室の外側に設けなくても水栓5の配管を行う
ことができる。
9との間に配管用の隙間11を設け、この隙間11の下
の床パン15に穴4を開け、この穴4より給水給湯管6
を引き込み、隙間11を通して水栓5に接続する構造と
していた。そして、浴室内部の給水給湯管6は水平保護
カバー3と垂直保護カバー8で覆ってなる構造としてい
た。この場合、水栓5に接続する給水給湯管6の配管ス
ペースを浴室の外側に設けなくても水栓5の配管を行う
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術において、浴室壁面9に取付けた洗面器載置台
2は壁付けの為強度が弱く、又、洗面器載置台2の裏面
12と洗面器載置台2の下の洗い場部分13の掃除がし
にくいという問題があった。さらに、取付部分の継ぎ目
14からの浸水による取付強度の劣化、洗面器載置台2
を取付ける為に手間がかかること、及び洗面器載置台2
を追加することによる製造コストの上昇などの問題があ
った。
来の技術において、浴室壁面9に取付けた洗面器載置台
2は壁付けの為強度が弱く、又、洗面器載置台2の裏面
12と洗面器載置台2の下の洗い場部分13の掃除がし
にくいという問題があった。さらに、取付部分の継ぎ目
14からの浸水による取付強度の劣化、洗面器載置台2
を取付ける為に手間がかかること、及び洗面器載置台2
を追加することによる製造コストの上昇などの問題があ
った。
【0005】又、従来の技術の配管方法においては、給
水給湯管6の配管時、もしくは点検整備の時、浴槽10
が邪魔になることが多く、時には浴槽10を取り外す必
要があり、施工性に問題があった。
水給湯管6の配管時、もしくは点検整備の時、浴槽10
が邪魔になることが多く、時には浴槽10を取り外す必
要があり、施工性に問題があった。
【0006】本発明は上記事由に鑑みてなしたもので、
その目的とするところは、洗い場で便利に使えるカウン
ターを有し、なおかつ、簡単に施工できるような配管構
造とした浴室用床パンを提供することにある。
その目的とするところは、洗い場で便利に使えるカウン
ターを有し、なおかつ、簡単に施工できるような配管構
造とした浴室用床パンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の浴室用床パンにあっては、洗い場を有する
床パンの、少なくとも洗い場の一辺に段差を設けて床パ
ンと一体のカウンターとしたことを特徴としている。
に、本発明の浴室用床パンにあっては、洗い場を有する
床パンの、少なくとも洗い場の一辺に段差を設けて床パ
ンと一体のカウンターとしたことを特徴としている。
【0008】この場合、床パンとカウンターが一体なの
で、継ぎ目がなくなり、防水性能に優れた浴室となる。
一方で、特別にカウンターを設置する作業の必要がない
為、施工を簡略できる効果もある。当該床パンを設置し
ただけでカウンター付きの浴室となり、作業効率が良い
のである。さらに、一体成形にすることで製造コストが
下がり、リーズナブルな価格で市場に商品提供すること
ができる。
で、継ぎ目がなくなり、防水性能に優れた浴室となる。
一方で、特別にカウンターを設置する作業の必要がない
為、施工を簡略できる効果もある。当該床パンを設置し
ただけでカウンター付きの浴室となり、作業効率が良い
のである。さらに、一体成形にすることで製造コストが
下がり、リーズナブルな価格で市場に商品提供すること
ができる。
【0009】そして、上記浴室用床パンは、カウンター
の一部分を洗面器が置ける程度に突出させ、前後方向に
広くし、洗面器載置台とすることが好ましい。
の一部分を洗面器が置ける程度に突出させ、前後方向に
広くし、洗面器載置台とすることが好ましい。
【0010】この場合、カウンターの全体の前後方向を
広くすることなく、カウンターの天面に洗面器を置くこ
とができる。カウンターの全体の前後方向を広くしてし
まうと、洗い場自身が狭くなり使い勝手が悪い。カウン
ターの一部分だけを前後方向に広くすることで、洗い場
自身の広さを充分に確保しつつ、洗面器が置けるカウン
ターとなる。
広くすることなく、カウンターの天面に洗面器を置くこ
とができる。カウンターの全体の前後方向を広くしてし
まうと、洗い場自身が狭くなり使い勝手が悪い。カウン
ターの一部分だけを前後方向に広くすることで、洗い場
自身の広さを充分に確保しつつ、洗面器が置けるカウン
ターとなる。
【0011】そして、上記浴室用床パンは、洗面器載置
台を浴室内の水栓下部に設けてなることが好ましい。
台を浴室内の水栓下部に設けてなることが好ましい。
【0012】この場合、洗面器載置台に洗面器を置くこ
とで、水栓から直接洗面器に水を入れることができる。
又、吐水先が洗い場床面より一段あがる為、誤って熱湯
を直接足元にかけてしまうことがなくなり、安全であ
る。
とで、水栓から直接洗面器に水を入れることができる。
又、吐水先が洗い場床面より一段あがる為、誤って熱湯
を直接足元にかけてしまうことがなくなり、安全であ
る。
【0013】そして、カウンターの天面に穴を設け、こ
の穴から浴室内に給水給湯管を引き込み、浴室内の水栓
と接続することが好ましい。
の穴から浴室内に給水給湯管を引き込み、浴室内の水栓
と接続することが好ましい。
【0014】この場合、給水給湯管と水栓との接続を洗
い場側で行うことができる。従来技術の配管方法の様に
浴槽を取り外す必要もなく簡単に接続できる。又、洗い
場床面ではなく、カウンターの天面から給水給湯管を引
き出すことで、洗い場床面の排水機能を損なうことなく
配管できる。洗い場床面から直接浴室内に給水給湯管を
引き込んだ場合、洗い場床面に排水障害物ができること
になるので、排水時の水の流れが阻害される。本発明の
場合、良好な排水性能と簡単な施工が両立できる。
い場側で行うことができる。従来技術の配管方法の様に
浴槽を取り外す必要もなく簡単に接続できる。又、洗い
場床面ではなく、カウンターの天面から給水給湯管を引
き出すことで、洗い場床面の排水機能を損なうことなく
配管できる。洗い場床面から直接浴室内に給水給湯管を
引き込んだ場合、洗い場床面に排水障害物ができること
になるので、排水時の水の流れが阻害される。本発明の
場合、良好な排水性能と簡単な施工が両立できる。
【0015】そして、浴室内に引き込んだ給水給湯管
を、保護カバーで覆ってなることが好ましい。
を、保護カバーで覆ってなることが好ましい。
【0016】この場合、給水給湯管に肌が直接触れるこ
とがなくなる為安全に入浴することができる。又、給水
給湯管を覆い隠すことで美観が向上する。
とがなくなる為安全に入浴することができる。又、給水
給湯管を覆い隠すことで美観が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1乃至図2は、本発明の請求項
1乃至5全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の浴室用床パンを示す斜視図であ
る。図2は、同浴室用床パンの一要部を示す斜視図であ
る。
1乃至5全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の浴室用床パンを示す斜視図であ
る。図2は、同浴室用床パンの一要部を示す斜視図であ
る。
【0018】この実施の形態の浴室用床パンは、洗い場
1を有する床パン15の、少なくとも洗い場1の一辺に
段差を設けて床パン15と一体のカウンター7を設けて
なる。
1を有する床パン15の、少なくとも洗い場1の一辺に
段差を設けて床パン15と一体のカウンター7を設けて
なる。
【0019】又、該実施の形態の浴室用床パンにおいて
は、カウンター7の一部分を洗面器が置ける程度に突出
させ、前後方向に広くし、洗面器載置台2としてもい
る。
は、カウンター7の一部分を洗面器が置ける程度に突出
させ、前後方向に広くし、洗面器載置台2としてもい
る。
【0020】又、該実施の形態の浴室用床パンにおいて
は、洗面器載置台2を浴室内の水栓5の下部に設けても
いる。
は、洗面器載置台2を浴室内の水栓5の下部に設けても
いる。
【0021】又、該実施の形態の浴室用床パンにおいて
は、カウンター7の天面に穴4を設け、この穴4から浴
室内に給水給湯管6を引き込み、浴室内の水栓5と接続
してもいる。
は、カウンター7の天面に穴4を設け、この穴4から浴
室内に給水給湯管6を引き込み、浴室内の水栓5と接続
してもいる。
【0022】又、該実施の形態の浴室用床パンにおいて
は、浴室内に引き込んだ給水給湯管6を、保護カバーで
覆ってもいる。保護カバーは、垂直保護カバー8と水平
保護カバー3からなる。
は、浴室内に引き込んだ給水給湯管6を、保護カバーで
覆ってもいる。保護カバーは、垂直保護カバー8と水平
保護カバー3からなる。
【0023】床パン15は、硬質樹脂製で、下部に脚を
設けて浴室全体を支えることができる構造としている。
床面全体は2つの部分からなる平面形状をしており、片
側は浴槽載置部で浴槽10を載置している。浴槽載置部
は浴槽10がはまりこむように、段差が設けてある。も
う一方の側は洗い場1としている。
設けて浴室全体を支えることができる構造としている。
床面全体は2つの部分からなる平面形状をしており、片
側は浴槽載置部で浴槽10を載置している。浴槽載置部
は浴槽10がはまりこむように、段差が設けてある。も
う一方の側は洗い場1としている。
【0024】洗い場1は、床パン15の一部で体を洗う
為のスペースである。表面は入浴時に滑らないよう滑り
止め加工を施している。又、床パン15と一体となった
カウンター7を有し、利便性も向上してある。
為のスペースである。表面は入浴時に滑らないよう滑り
止め加工を施している。又、床パン15と一体となった
カウンター7を有し、利便性も向上してある。
【0025】カウンター7は床パン15と一体となって
おり、石鹸、シャンプーが置ける程度の奥行きとしてい
る。カウンター7の一部分を突出させ前後方向に広くし
て、洗面器がおけるように工夫してある。また、天面
に、給水給湯管6を浴室内に引き込む為の穴4を建築現
場で穴明けする。
おり、石鹸、シャンプーが置ける程度の奥行きとしてい
る。カウンター7の一部分を突出させ前後方向に広くし
て、洗面器がおけるように工夫してある。また、天面
に、給水給湯管6を浴室内に引き込む為の穴4を建築現
場で穴明けする。
【0026】洗面器載置台2はカウンター7の一部分を
洗面器が置ける程度に突出させ、前後方向に広くした部
分をさす。洗面器載置台2の端を丸くすることで、安全
に使えるようにもしてある。
洗面器が置ける程度に突出させ、前後方向に広くした部
分をさす。洗面器載置台2の端を丸くすることで、安全
に使えるようにもしてある。
【0027】水栓5は、洗い場側の壁に設けた水栓で湯
水混合水栓である。水栓5に水と湯を供給する管である
給水給湯管6を、カウンター7の天面に開けた穴4から
浴室内に引き込んだ後、水栓5へ接続する。
水混合水栓である。水栓5に水と湯を供給する管である
給水給湯管6を、カウンター7の天面に開けた穴4から
浴室内に引き込んだ後、水栓5へ接続する。
【0028】水平保護カバー3は、浴室内に配管される
給水給湯管6を保護する為に水平方向に設けた樹脂製の
カバーである。断面をコの字形状にすることで、給水給
湯管6を覆い隠すことができると同時に、天面に小物を
置くことができる。水平保護カバー3の天面は、置いた
小物がすべり落ちないように、滑り止め加工をほどこし
ても良い。
給水給湯管6を保護する為に水平方向に設けた樹脂製の
カバーである。断面をコの字形状にすることで、給水給
湯管6を覆い隠すことができると同時に、天面に小物を
置くことができる。水平保護カバー3の天面は、置いた
小物がすべり落ちないように、滑り止め加工をほどこし
ても良い。
【0029】垂直保護カバー8は、浴室内に配管される
給水給湯管6を保護する為に垂直方向に設けた樹脂製の
カバーである。断面をLの字形状にすることで、給水給
湯管6を覆い隠すことができる。配管の点検口としても
使えるように、着脱自在としてある。
給水給湯管6を保護する為に垂直方向に設けた樹脂製の
カバーである。断面をLの字形状にすることで、給水給
湯管6を覆い隠すことができる。配管の点検口としても
使えるように、着脱自在としてある。
【0030】以上説明した浴室用床パンによると、床パ
ン15とカウンター7が一体なので、継ぎ目がなくな
り、防水性能に優れた浴室となる。一方で、特別にカウ
ンターを設置する作業の必要がない為、施工を簡略でき
る効果もある。床パン15を設置しただけでカウンター
付きの浴室となり、作業効率が良いのである。さらに、
一体成形にすることで製造コストが下がり、リーズナブ
ルな価格で市場に商品提供することができる。又、カウ
ンター7の下に余分な隙間がないので、掃除の手間も省
ける。
ン15とカウンター7が一体なので、継ぎ目がなくな
り、防水性能に優れた浴室となる。一方で、特別にカウ
ンターを設置する作業の必要がない為、施工を簡略でき
る効果もある。床パン15を設置しただけでカウンター
付きの浴室となり、作業効率が良いのである。さらに、
一体成形にすることで製造コストが下がり、リーズナブ
ルな価格で市場に商品提供することができる。又、カウ
ンター7の下に余分な隙間がないので、掃除の手間も省
ける。
【0031】又、この場合、カウンター7の全体の前後
方向を広くすることなく、カウンター7の天面に洗面器
を置くことができる。カウンター7の全体の前後方向を
広くしてしまうと、洗い場自身が狭くなり使い勝手が悪
い。カウンター7の一部分だけを前後方向に広くするこ
とで、洗い場自身の広さを充分に確保しつつ、洗面器が
置けるカウンターとなる。
方向を広くすることなく、カウンター7の天面に洗面器
を置くことができる。カウンター7の全体の前後方向を
広くしてしまうと、洗い場自身が狭くなり使い勝手が悪
い。カウンター7の一部分だけを前後方向に広くするこ
とで、洗い場自身の広さを充分に確保しつつ、洗面器が
置けるカウンターとなる。
【0032】又、この場合、洗面器載置台2に洗面器を
置くことで、水栓5から直接洗面器に水又はお湯を入れ
ることができる。さらには、吐水先が洗い場1の床面よ
り一段あがる為、誤って熱湯を吐水した時に直接足元に
かけてしまうことがなく安全である。
置くことで、水栓5から直接洗面器に水又はお湯を入れ
ることができる。さらには、吐水先が洗い場1の床面よ
り一段あがる為、誤って熱湯を吐水した時に直接足元に
かけてしまうことがなく安全である。
【0033】又、この場合、給水給湯管6と水栓5との
接続を洗い場側で行うことができる。従来技術の配管方
法の様に、浴槽10を取り外す必要もなく簡単に接続で
きる。
接続を洗い場側で行うことができる。従来技術の配管方
法の様に、浴槽10を取り外す必要もなく簡単に接続で
きる。
【0034】又、この場合、洗い場1の床面ではなく、
カウンター7の天面から給水給湯管6を引き出すこと
で、洗い場1の床面の排水機能を損なうことなく配管で
きる。洗い場1の床面から直接浴室内に給水給湯管6を
引き込んだ場合、洗い場1の床面に排水障害物ができる
ことになるので、排水時の水の流れが阻害される。本実
施の形態の場合、良好な排水性能と簡単な施工が両立で
きる。
カウンター7の天面から給水給湯管6を引き出すこと
で、洗い場1の床面の排水機能を損なうことなく配管で
きる。洗い場1の床面から直接浴室内に給水給湯管6を
引き込んだ場合、洗い場1の床面に排水障害物ができる
ことになるので、排水時の水の流れが阻害される。本実
施の形態の場合、良好な排水性能と簡単な施工が両立で
きる。
【0035】又、この場合、引き込んだ給水給湯管6が
水栓5に至る迄には、カウンター7の天面より引き込ん
だ給水給湯管6を、まず水栓5の高さまで立上げ、その
後水平方向に延長させ、水栓5と接続する。そして、垂
直方向の配管と水平方向の配管とを其々覆う垂直保護カ
バー8と水平保護カバー3とを取付ける。2つの保護カ
バーのおかげで、給水給湯管6に肌が直接触れることが
なくなる為、安全に入浴することができ、なおかつ、美
観の向上をはかることができる。
水栓5に至る迄には、カウンター7の天面より引き込ん
だ給水給湯管6を、まず水栓5の高さまで立上げ、その
後水平方向に延長させ、水栓5と接続する。そして、垂
直方向の配管と水平方向の配管とを其々覆う垂直保護カ
バー8と水平保護カバー3とを取付ける。2つの保護カ
バーのおかげで、給水給湯管6に肌が直接触れることが
なくなる為、安全に入浴することができ、なおかつ、美
観の向上をはかることができる。
【0036】又、其々の保護カバーについては、安全性
以外の機能も有する。垂直保護カバー8は、裏側に配管
接続部を設けることで、配管の点検などを行う時の点検
口として機能すると同時に、カウンター7の天面に設け
た穴4に対する浸水を防ぐ効果もある。水平保護カバー
3は天面に小物を置くことができ、便利が良い。
以外の機能も有する。垂直保護カバー8は、裏側に配管
接続部を設けることで、配管の点検などを行う時の点検
口として機能すると同時に、カウンター7の天面に設け
た穴4に対する浸水を防ぐ効果もある。水平保護カバー
3は天面に小物を置くことができ、便利が良い。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、洗い場を有する床パンの、少なくとも洗い場の一辺
に段差を設けて床パンと一体のカウンターとしているの
で、防水性能に優れ、製造コストをさげることができ
る。
ば、洗い場を有する床パンの、少なくとも洗い場の一辺
に段差を設けて床パンと一体のカウンターとしているの
で、防水性能に優れ、製造コストをさげることができ
る。
【0038】そして、請求項2記載の発明によれば、カ
ウンターの全体の前後方向を広くすることなく、カウン
ターの天面に洗面器を置くことができる。その結果、洗
い場自身の広さを充分に確保することができる。
ウンターの全体の前後方向を広くすることなく、カウン
ターの天面に洗面器を置くことができる。その結果、洗
い場自身の広さを充分に確保することができる。
【0039】そして、請求項3記載の発明によれば、水
栓から直接洗面器に水を入れることができる。又、吐水
先が洗い場床面より一段あがる為、誤って熱湯を直接足
元にかけてしまうことがなくなり、安全である。
栓から直接洗面器に水を入れることができる。又、吐水
先が洗い場床面より一段あがる為、誤って熱湯を直接足
元にかけてしまうことがなくなり、安全である。
【0040】そして、請求項4記載の発明によれば、給
水給湯管と水栓との接続を洗い場側で簡単に行うことが
でき、なおかつ、洗い場の良好な排水性能を確保でき
る。
水給湯管と水栓との接続を洗い場側で簡単に行うことが
でき、なおかつ、洗い場の良好な排水性能を確保でき
る。
【0041】そして、請求項5記載の発明によれば、給
水給湯管に肌が直接触れることがなくなる為安全に入浴
することができる。又、給水給湯管を覆い隠すことで美
観が向上する。
水給湯管に肌が直接触れることがなくなる為安全に入浴
することができる。又、給水給湯管を覆い隠すことで美
観が向上する。
【図1】本発明の一実施の形態である浴室用床パンを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】同浴室用床パンの一要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の従来例である浴室用床パンを示す斜視
図である。
図である。
1 洗い場 2 洗面器載置台 3 水平保護カバー 4 穴 5 水栓 6 給水給湯管 7 カウンター 8 垂直保護カバー 15 床パン
Claims (5)
- 【請求項1】 洗い場を有する床パンの、少なくとも洗
い場の一辺に段差を設けて床パンと一体のカウンターと
したことを特徴とする浴室用床パン。 - 【請求項2】 カウンターの一部分を洗面器が置ける程
度に突出させ、前後方向に広くし、洗面器載置台とした
ことを特徴とする請求項1記載の浴室用床パン。 - 【請求項3】 洗面器載置台を浴室内の水栓下部に設け
たことを特徴とする請求項2記載の浴室用床パン。 - 【請求項4】 カウンターの天面に穴を設け、この穴か
ら浴室内に給水給湯管を引き込み、浴室内の水栓と接続
したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の浴室
用床パン。 - 【請求項5】 浴室内に引き込んだ給水給湯管を、保護
カバーで覆ったことを特徴とする請求項4記載の浴室用
床パン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11184877A JP2001011919A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 浴室用床パン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11184877A JP2001011919A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 浴室用床パン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001011919A true JP2001011919A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16160886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11184877A Pending JP2001011919A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 浴室用床パン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001011919A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012229537A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Asahi Kasei Homes Co | 給水管の配設構造 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11184877A patent/JP2001011919A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012229537A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Asahi Kasei Homes Co | 給水管の配設構造 |
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