JP2002143016A - エプロン及び浴室ユニット - Google Patents

エプロン及び浴室ユニット

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JP2002143016A
JP2002143016A JP2000343843A JP2000343843A JP2002143016A JP 2002143016 A JP2002143016 A JP 2002143016A JP 2000343843 A JP2000343843 A JP 2000343843A JP 2000343843 A JP2000343843 A JP 2000343843A JP 2002143016 A JP2002143016 A JP 2002143016A
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JP
Japan
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bathtub
apron
counter
washing
main body
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JP2000343843A
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English (en)
Inventor
Takatomo Ito
孝友 伊藤
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Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽自体の形状を複雑にすることなく浴槽に
洗面部を併設することのできるエプロンを提供するこ
と。 【解決手段】 浴槽10の外側をカバーするエプロン本
体21と、このエプロン本体21の外側に一体化された
洗面部22とによりエプロン20が構成されている。エ
プロン20は、浴槽10の上端と洗面部22の上端との
間に、浴槽及び洗面部相互間で湯水の流れ込みを阻止す
る流水阻止部27を備える。また、洗面部22にはカウ
ンター37が連続して配置可能とされ、洗面部22の上
端位置はカウンター37の上端位置よりも低く設定され
て当該カウンター37側への湯水の流れ込みも阻止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽のエプロン及び
浴室ユニットに係り、特に、洗面部を一体に備えたエプ
ロンと、洗面部を連続的に配置した浴室ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、入浴に際しては、洗面器
を利用して洗顔やタオル類の濯ぎが行われている。従っ
て、洗面器は浴室内の必要的備品となり、不使用時で
も、洗い場床面やカウンター等の上面に置いた状態に保
たれるのが一般的となっている。しかしながら、一般家
庭のように複数の家人が利用する浴室では、各人毎に洗
面器の置き場が異なったり、あるいは、決められた箇所
に洗面器を置かずに雑然と放置されている場合も多い。
そのため、不使用時に洗面器の存在が却って邪魔にな
り、また、外観上の体裁を損なう要因となっている。
【0003】そこで、最近では、浴槽に隣接した位置に
洗面器として利用することのできる洗面部を設けたタイ
プの浴槽が提案されるに至っている。このタイプの浴槽
としては、例えば、図4に示されるように、平面視略長
方形状の外形をなす浴槽40の上部コーナー領域に、凹
状に陥没した形状に形成された二つの洗面部41,41
を一体に設けたり、或いは、図5及び図6に示されるよ
うに、浴槽50の長手方向両側上部を外側に膨らむよう
な平面形状に設け、この膨らませた領域に洗面部51,
51を一体に設けた構成等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5に示された構造にあっては、洗面部41,51が
浴槽40,50にそれぞれ一体となっている構成である
ため、浴槽40,50自体が洗面部41,51付きの専
用形状となってしまうこととなり、これが浴槽の汎用性
をなくす原因となる。しかも、洗面部41,51の有無
により二種類の浴槽と、これの外側をカバーするエプロ
ンを設ける必要を生じて浴槽の製造コストを高騰化させ
る不都合を招来する。また、特に、図4に示された浴槽
40では、洗面部41,41を設けた分だけ浴槽40内
の有効スペースを相対的に減少させる要因となる。
【0005】更に、洗面部41,51が浴槽40,50
と一体であるため、洗面部を後付する場合には、浴槽全
体の交換が余儀なくされることとなって経済的な負担を
重いものとする他、洗面部41,51の位置、形状等種
々のバリエーションを付与する場合に、浴槽そのものの
バリエーションも多様化しなければならないという不都
合を招来する。
【0006】また、浴槽40,50の上端と洗面部4
1,51の上端とがフランジ部43,53を介して同一
高さ位置で連なる構造であるため、洗面部41,51で
使用した汚れた湯水が浴槽41,51側に流れ込んでし
まう場合がある。この場合、例えば、図7に示されるよ
うに、フランジ部53の一部すなわち浴槽50と洗面部
51との間を相対的に高く設定して流水阻止部54を形
成することもできるが、このような構成では、浴槽50
全体の形状を複雑化してしまうという反射的不利益を招
来する。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、浴槽の形状を複雑
にすることなく適用することができ、浴槽に隣接した位
置に洗面部を設ける構造としても、浴槽自体の汎用性を
維持することのできるエプロンを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、洗面部をカウンター
等に連続して配置する浴室ユニットとした場合に、洗面
部からカウンターへの流水を防止することのできる浴室
ユニットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、浴槽の外側をカバーするエプロン本体
と、このエプロン本体に一体化された洗面部とを備え
る、という構成を採っている。このような構成とすれ
ば、浴槽自体の形状を変える必要性は全くなく、単に、
エプロンの形状を変えるだけで浴槽に隣接した位置に洗
面部を設けることが可能となる。従って、浴室内に洗面
器を備品として置く必要性をなくすことができ、浴室内
の体裁を良好に保つことができる。また、エプロンを交
換するのみで洗面部の形状が異なるタイプのものを採用
することができ、従来のように、浴槽毎に交換する経済
的な負担を大幅に軽減することができる。
【0010】また、本発明は、浴槽の外側をカバーする
エプロン本体と、このエプロン本体の外側に一体化され
た洗面部と、当該洗面部に連続して配置されたカウンタ
ーとを含む浴室ユニットにおいて、前記洗面部の上端位
置は前記カウンターの上端位置よりも低く設定される、
という構成を採っている。このような構成によっても浴
室内に洗面器を置く必要性をなくすことができる他、洗
面部で使用した汚れた湯水がカウンター側に流れ込むこ
とを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明におけるエプロンにおい
て、前記浴槽の上端と洗面部の上端との間に位置するエ
プロン本体部分に流水阻止部を設けることが好ましい。
このような構成により、浴槽から洗面部、或いは洗面部
から浴槽へと湯水が流れ込むことを防止することが可能
となる。また、この場合でも、浴槽自体の形状を複雑に
することはないので、経済的な負担も従来タイプに比べ
て軽減することができる。
【0012】更に、前記洗面部にカウンターが連続して
配置可能に設けられ、前記洗面部の上端位置は前記カウ
ンターの上端位置よりも低く設定される、という構成を
併せて採用することもできる。このような構成によれ
ば、石鹸等の洗面用具を洗面部に関連付けた至近位置に
置くことができる一方、カウンターの上面に対して汚れ
た湯水の流れ込みを防止してカウンター上の汚損も回避
可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1には、本実施例に係る要部概略斜視図
が示され、図2には、図1のA−A線に沿う矢視概略断
面図が示されている。これらの図において、浴槽10は
浴室内の床面を形成する防水パン11上に配置されてい
る。この浴槽10は底面部13の外周縁から立設する周
壁部14と、この周壁部14の上端から略水平方向外側
に延びるフランジ部15とを備え、当該フランジ部15
の上面側における浴槽10の長手方向一端側に水栓16
が設けられている。
【0015】前記浴槽10の外側、すなわち、防水パン
11上の洗い場側には、図示しない適宜なクランプ部材
等を介して浴槽10に着脱自在に設けられたエプロン2
0が装着されている。このエプロン20は浴槽10の外
側をカバーするエプロン本体21と、このエプロン本体
21の図1中右外側位置で当該エプロン本体21と一体
成形された洗面部22とを備えて構成されている。エプ
ロン本体21は、特に限定されるものではないが、本実
施例では、鉛直面部24と、この鉛直面部24の上端に
連なって浴槽10のフランジ部15と略同一平面位置に
設けられた上面部25と、当該上面部25において、前
記洗面部22が形成されている領域に対応して上面高さ
位置が高く設定された流水阻止部27とを備えて構成さ
れている。流水阻止部27の高さは、洗面部22の上端
から湯水が溢れたときに浴槽10側に流れ込まない程度
であって、水栓16の吐水口との位置的な干渉がない範
囲で決定すればよい。
【0016】前記洗面部22は、凹状のボール部30
と、このボール部30の上端に位置するフランジ部31
の外縁に連なる垂下部33と、この垂下部33と防水パ
ン11との間に位置するカバー34とにより構成されて
いる。ボール部30の底面に設けられた排水口35には
トラップ36が連結されており、このトラップ36を介
してボール部30内の湯水が外部に排出されるようにな
っている。
【0017】前記洗面部22において、浴槽10とは反
対側となる位置には浴室ユニットを構成するカウンター
37が連続して配置されている。このカウンター37
は、石鹸、シャンプー等の入浴用品を載せることのでき
るカウンタトップ38と、当該カウンタトップ38の外
縁から垂下した側壁39及びカウンターエプロン40と
からなる。ここで、前記洗面部22のフランジ部31の
外縁は側壁39の上端より若干低い位置に突き当たる位
置に設定されており、これにより、洗面部22の上端す
なわちフランジ部35がカウンタトップ38よりも低く
なって洗面部22から湯水がカウンタトップ38側に流
出することがないように設けられている。
【0018】従って、このような実施例によれば、浴槽
20に着脱自在に設けられたエプロン20が洗面部22
を一体に備えた構造としたから、浴槽10を交換するこ
となく種々のバリエーションの中から特定の形状を有す
る洗面部を備えたものを選択して浴槽10に装着するこ
とが可能になる。
【0019】また、洗面部22とカウンター37とを連
続的に設けることにより、浴槽10とカウンター37と
の間のスペースを有効に利用することができ、洗い場領
域を効果的に確保することもできる。
【0020】なお、本発明に係る洗面部22は、前記実
施例に限定されるものではなく、例えば、図3に示され
るように、洗い場側に面するカバー34の形状が図1の
形状に対して斜め方向に延びるようにしてもよい。これ
によれば、洗い場面積を広く感じさせることが可能とな
る。また、カバー34は省略することもできる。但し、
カバー34を設けた構成では、排水経路を隠蔽できる点
で有利となる。
【0021】更に、エプロン本体21は、例えば、図1
中二点鎖線Lで示される位置で分割可能とする構成を採
用し、洗面部22を交換する際の領域をできるだけ小さ
な単位とすることができる。また、洗面部22をエプロ
ン本体21に対して着脱自在に設けることも勿論可能で
ある。更に、フランジ部31を浴槽10のフランジ部1
5より低くしてもよい。この場合、流水阻止部27はあ
ってもなくてもよい。また、洗面部22のカウンター3
7側に流水阻止部を設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エプロン本体に洗面部を一体化して浴槽に着脱自在とな
るエプロンを構成したから、浴槽自体の形状を変えるこ
となくエプロンの形状を変えるだけで浴槽に隣接した位
置に洗面部を設けることが可能となる。従って、浴槽を
交換しない状態で、後付によって既存の浴槽への適用も
難なく行うことができる。また、従来の洗面器を浴室か
ら一掃することができるため、洗面器の存在が浴室内の
体裁を損なうという一因も解消することができる。更
に、洗面部の形状が異なるタイプのエプロンを多種類用
意しておくことで、ユーザーのニーズに応じて低コスト
にて対応することも可能となる。
【0023】更に、浴槽と洗面部との間に流水阻止部を
設けた構成によれば、浴槽と洗面部との相互間で湯水の
流れ込みを防止することができる。また、流水防止部が
浴槽に形成される構成ではないため、浴槽自体の形状が
複雑になることはなく、製造コストの負担増も回避可能
となる。
【0024】また、洗面部にカウンターを連ねて浴室ユ
ニットを構成する際に、洗面部の上端をカウンターの上
端位置よりも低く設定したから、洗面部からの汚れた湯
水がカウンター側に流れ込むことがなく、当該カウンタ
ー上の汚損も防止することができる。しかも、カウンタ
ーを浴槽から離れた位置に設けた際に、洗面部をスペー
サ的に位置させることでデッドスペースの発生を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す要部概略斜視図。
【図2】 図1のA−A線に沿う矢視概略断面図。
【図3】 本発明の変形例を示す要部概略斜視図。
【図4】 従来の浴槽を示す平面図。
【図5】 従来の他の浴槽を示す平面図。
【図6】 図5のB−B線に沿う矢視概略断面図。
【図7】 浴槽と洗面部との間に流水阻止部を設けた従
来例を示す断面図。
【符号の説明】
10・・・浴槽、20・・・エプロン、21・・・エプ
ロン本体、22・・・洗面部、27・・・流水阻止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の外側をカバーするエプロン本体
    と、このエプロン本体の外側に一体化された洗面部とを
    備えたことを特徴とするエプロン。
  2. 【請求項2】 前記浴槽の上端と洗面部の上端との間に
    位置するエプロン本体部分に流水阻止部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のエプロン。
  3. 【請求項3】 前記洗面部にカウンターが連続して配置
    可能に設けられ、前記洗面部の上端位置は前記カウンタ
    ーの上端位置よりも低く設定されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のエプロン。
  4. 【請求項4】 浴槽の外側をカバーするエプロン本体
    と、このエプロン本体の外側に一体化された洗面部と、
    当該洗面部に連続して配置されたカウンターとを含む浴
    室ユニットにおいて、 前記洗面部の上端位置は前記カウンターの上端位置より
    も低く設定されていることを特徴とする浴室ユニット。
JP2000343843A 2000-11-10 2000-11-10 エプロン及び浴室ユニット Withdrawn JP2002143016A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080205