JP2000210220A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JP2000210220A
JP2000210220A JP11012559A JP1255999A JP2000210220A JP 2000210220 A JP2000210220 A JP 2000210220A JP 11012559 A JP11012559 A JP 11012559A JP 1255999 A JP1255999 A JP 1255999A JP 2000210220 A JP2000210220 A JP 2000210220A
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JP
Japan
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bathtub
upper edge
tub
edge surface
bath
Prior art date
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Pending
Application number
JP11012559A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takechi
浩明 武市
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入浴の際に洗面器を必要とせず、洗場床面の
デザインパターンを限定することなしに、様々なデザイ
ンの要求に答えることが可能で、使用者が使いやすく、
浴室カウンタを必要としないものであって、左右対称形
状な量産性に優れる浴槽1を提供する。 【解決手段】 上縁面1aを周囲に有し、長手方向又は
短手方向に対して左右対称な浴槽1において、前記上縁
面1aに前記浴槽1よりも底が浅い槽部2を左右対称位
置に一対設置し、該槽部2の少なくとも一方には底面に
着脱自在な排水栓を備えた排水口5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般住宅の浴室に
設置される浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、浴槽と洗場とを備えた浴室に
て入浴を行う場合には、洗面器に湯水を溜めて顔を洗
い、タオル等の小物も同様にして洗うことが多い。前記
洗面器は、使用時以外は洗場の床面又は浴室カウンタの
上面に載置するものの、あまり外観が良いとは言えず、
浴室清掃時等は邪魔になることも多い。
【0003】そこで、従来の浴室では、洗面器を必要と
しないものとして、図14及び図15に示すように、浴
槽1、洗場3及び浴室カウンタ12を一体に形成し、前
記洗場3(図14参照)又は浴室カウンタ12(図15
参照)のカウンタ上面12aに洗面器の代わりに使用す
る小型の槽部2を備えた構造の浴室ユニット6aを用い
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示す浴室ユニット6aは、槽部2が洗場床面3aに配
置されているため、洗場床面3aのデザインパターンが
限定されてしまい、また、洗場床面3aよりも低い位置
に湯水を溜めて使用するので、使用者にとって使いやす
いものではないとの課題を有している。
【0005】一方、図15に示す浴室ユニット6aは、
槽部2がカウンタ上面12aに設けられるため、洗場床
面3aのデザインパターンが限定されることなく、快適
に洗面器の代用として用いることができるものの、必ず
浴室カウンタ12を備える必要があり、全体のコストを
押し上げるとの課題を有している。
【0006】そして、図14及び図15に示す浴室ユニ
ット6aは、左右対称ではなく、使用者の要求に素早く
対応する為には、左タイプのものと、右タイプのものを
各々用意しなければならないとの課題も有している。
【0007】本発明は、前述した課題に鑑みてなされた
ものであり、入浴の際に洗面器を必要とせず、洗場床面
3aのデザインパターンを限定することなしに、様々な
デザインの要求に答えることが可能で、使用者が使いや
すく、浴室カウンタ12を必要としないものであって、
左右対称形状である量産性に優れた浴槽1を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、図
1に示すように、上縁面1aを周囲に有し、長手方向又
は短手方向に対して左右対称な浴槽1において、前記上
縁面1aに前記浴槽1よりも底が浅い槽部2を左右対称
位置に一対設置し、該槽部2の少なくとも一方には底面
に着脱自在な排水栓を備えた排水口5を設けたことを特
徴とする。
【0009】本発明の請求項2は、図6に示すように、
槽部2が、浴槽1を設置した際に洗場3側となる上縁面
1aの左右に設けられ、槽部2と前記洗場3との間にあ
る上縁面2bの高さを他の上縁面1aの高さよりも低く
したことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3は、図8〜10に示すよ
うに、少なくとも一方の槽部2に、着脱自在の蓋14を
載置したことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4は、図12又は図13に
示すように、少なくとも一方の槽部2に、着脱自在の収
納体16を載置したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に用いる浴槽1は、上縁面
1aに槽部2を有することを特徴としており、浴槽1の
剛性及び水密性から、前記槽部2は、浴槽1と一体に成
形されることが好ましい。
【0013】本発明に用いる浴槽1は、長手方向又は短
手方向に対して左右対称な浴槽を用いることによって、
使用者が左右どちら側のタイプを選択しても1種類の浴
槽で対応するようにしたものであるが、通常浴槽1は、
その長辺側に洗場を接続して使用するため、図1に示す
ように、長辺の中央部分(中心線13参照)から左右対
称となる浴室を用いることが特に好ましい。
【0014】浴槽1としては、不飽和ポリエステル樹脂
にガラス短繊維を混入しシート状としたSMC(シート
モールディングコンパウンド)をプレス成形したもの、
アクリル樹脂と不飽和ポリエステル樹脂の積層構造体に
補強材としてガラス繊維を裏打ちしたもの、エポキシア
クリレート樹脂の成形品等を適宜使用することができ
る。
【0015】本発明に用いる排水口5は、2つ設けた槽
部2、2の少なくとも一方に設ける必要があり、前記排
水口5を設けた槽部2を洗面器の代わりとして使用する
ことができる。また、排水口5を設けなかった槽部2、
又は2つの槽部2、2の両方に排水口5を設けた場合に
は、水栓から遠い方の槽部2は、図8〜図10に示すよ
うに蓋14を載置することにより腰掛け部となすことが
でる。更に、図12又は図13に示すように、槽部2
は、収納体16を載置すればシャンプー等の入浴用品1
5を収納させることができ、使用時には、収納体16ご
と入浴用品15を引き出して使用し、入浴後に再び収納
体16ごと入浴用品15を収納すれば浴室の外観も良く
なる。尚、本発明で述べる収納体16は、底面が平面状
であれば良く、特に限定されるものではないが、底面に
通水できる孔があると、泡等の汚れを流しやすく好まし
い。
【0016】
【実施例】以下図面を用いて、本発明の実施例を説明す
る。図1〜図3は、各々本発明の1実施例を示す浴槽の
平面図であり、浴槽内槽1bの周囲には上縁面1aが設
けられ、中心線13を中心として左右対称形状としてい
る。図1〜図3の浴槽1で異なるのは、槽部2の設置位
置であり、図1に示す浴槽1では、洗場側に面した上縁
面1aに槽部2、2を設け、図2に示す浴槽1では、該
浴槽1の短辺側に槽部2、2を設け、図3に示す浴槽1
では、図1と同様に洗場側に面した上縁面1aに槽部
2、2を設けているが、浴槽1に凸部10、10を設
け、該凸部10、10の上縁面1aに各々槽部2を設け
ている。そのため、図3に示す槽部2は、図1に示す槽
部2よりも大きな槽部2を浴槽内槽1bを小さくせずに
設けることができる。
【0017】図1のA−A断面図である図4を用いて、
図1〜図3に示す浴槽1の共通部分を詳細に説明する
と、槽部2は、その深さが浴槽内槽1bよりも浅く15
0mmとしており、槽部底面2aには、排水口5を設け
ている。前記排水口5には、鎖11に連結された排水栓
4が嵌合可能にしてあり、自由に湯水を溜めることがで
きるようになっている。
【0018】図5は、本発明の浴槽1を一般的な浴室6
に設置した際の平面図を示しており、槽部用の水栓7
は、槽部2を洗場3側に設けることにより、洗場3でも
共通して使用可能な水洗7となる。
【0019】図6は、本発明の他の実施例を示す浴槽1
の断面図であり、本実施例では、槽部2を洗場側の上縁
面1aに設け、槽部2と洗場3(図5参照)との間にあ
る上縁面2bの高さを他の上縁面1aの高さよりも低く
している。このようにすると、槽部2に湯水を溜めた際
の最高水位は、上縁面1aよりも低い、槽部2と洗場3
との間にある上縁面2bの高さとなり、汚れた湯水が浴
槽内槽1bに流入せずに、洗場3へと排出されることと
なる。
【0020】図7は、本発明の実施例を示す浴槽1を一
般的な浴室6に設置した状態を示す斜視図であり、本実
施例では、水栓7から遠い方の槽部2に蓋14を載置し
て、使用者が腰掛けとして使用できるようにしている。
前記蓋14の形状は、図8に示すように、断面コ字形を
したものであり、槽部2の断面形状によっては、図9に
示すように平面形状である蓋14や、図10に示すよう
に平面形状である落とし込みの蓋14等を使用すること
もできる。蓋14を設ける槽部2では、該槽部2を洗面
器として使用することはないので、必ずしも排水口5は
必要なものではないが、湯の流入による湯垢等の清掃を
考えると排水口5を設けた方が好ましい。
【0021】図11は、前述した図7の浴槽1に設け
た、蓋14を載置しなかった方の槽部2に、入浴用品1
5を収納したものであり、図12を用いて詳細に説明す
ると、槽部2に底面が網目であり且つ平面の収納体16
を載置した後に、入浴用品15を置いており、使用者が
いない場合には、図12に示される状態で、槽部2に収
納体16を介して入浴用品15を収納している。使用者
がいる場合には、入浴者が槽部2から収納体16を入浴
用品15と共に取り出して、入浴用品15を使用し、空
いた槽部2を洗面器の代わりとして活用する。
【0022】図13は、別の収納体16の実施例を示す
断面図であり、本実施例では、収納体16に取っ手17
を接続し、使用者がより簡単に収納体16を取り出しや
すいようにしている。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、槽部を
浴槽の上縁面に設けることにより、洗面器を必要とせず
に入浴を行うことができ、槽部を洗場側に設けた場合に
は、槽部用の水栓を洗場の水栓と共通して使用すること
ができる。更に、槽部と洗場との間にある上縁面の高さ
を他の上縁面の高さよりも低くすると、槽部内の湯水が
浴槽へと流入することがなく、衛生的に入浴を行うこと
ができる。
【0024】本発明の槽部は、蓋を設置すると、腰掛け
として使用することが可能となり、収納体を載置する
と、入浴用品を収納する棚として使用することができ
る。また、前述した槽部を含め、本発明の浴槽は、左右
対称形状であるために、1種類の浴槽でも使用者の好み
に合わせ、左タイプ、右タイプのどちらにも対応がで
き、量産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す浴槽の平面図。
【図2】本発明の他の実施例を示す浴槽の平面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す浴槽の平面図。
【図4】図1に示す浴槽のA−A断面図。
【図5】本発明の実施例である浴槽を浴室に設置した状
態を示す平面図。
【図6】本発明の他の実施例を示す浴槽の断面図。
【図7】本発明の実施例である浴槽を浴室に設置した状
態を示す斜視図。
【図8】本発明の要部である槽部を示す断面図。
【図9】本発明の要部である他の槽部を示す断面図。
【図10】本発明の要部である他の槽部を示す断面図。
【図11】本発明の実施例である浴槽を浴室に設置した
状態を示す斜視図。
【図12】本発明の要部である槽部を示す断面図。
【図13】本発明の要部である他の槽部を示す断面図。
【図14】従来例を示す浴室ユニットの平面図。
【図15】従来例を示す他の浴室ユニットの平面図。
【符号の説明】
1.浴槽 1a.上縁面 1b.浴槽内槽 2.槽部 2a.槽部底面 2b.上縁面 3.洗場 3a.洗場床面 4.排水栓 5.排水口 6.浴室 6a.浴室ユニット 7.水栓 10.凸部 11.鎖 12.浴室カウンタ 12a.カウンタ上面 13.中心線 14.蓋 15.入浴用品 16.収納体 17.取っ手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上縁面を周囲に有し、長手方向又は短手
    方向に対して左右対称な浴槽において、前記上縁面に前
    記浴槽よりも底が浅い槽部を左右対称位置に一対設置
    し、該槽部の少なくとも一方には底面に着脱自在な排水
    栓を備えた排水口を設けたことを特徴とする浴槽。
  2. 【請求項2】 槽部が、浴槽を設置した際に洗場側とな
    る上縁面の左右に設けられ、槽部と前記洗場との間にあ
    る上縁面の高さを他の上縁面の高さよりも低くしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の浴槽。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の槽部に、着脱自在の蓋
    を載置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の浴
    槽。
  4. 【請求項4】 少なくとも一方の槽部に、着脱自在の収
    納体を載置したことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の浴槽。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340780A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340780A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット

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