JP2001011423A - 感圧粘着テープ用シリコーン粘着剤組成物 - Google Patents

感圧粘着テープ用シリコーン粘着剤組成物

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JP2001011423A
JP2001011423A JP11184378A JP18437899A JP2001011423A JP 2001011423 A JP2001011423 A JP 2001011423A JP 11184378 A JP11184378 A JP 11184378A JP 18437899 A JP18437899 A JP 18437899A JP 2001011423 A JP2001011423 A JP 2001011423A
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pressure
sensitive adhesive
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silicone
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JP11184378A
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Takashi Kobayashi
敬司 小林
Nariaki Makino
成昭 牧野
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Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
GE Toshiba Silicones Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 救急絆創膏等の感圧粘着テープに使用するに
際して、優れた粘着特性(タック、保持力、粘着力等)
を示し、また粘着特性の経時的安定性に優れるシリコー
ン粘着剤組成物を提供すること。 【解決手段】 ケイ素原子に結合した有機基の10〜2
0モル%がフェニル基、残余の有機基がアルキル基ある
いはアルケニル基であり、両末端が水酸基で封鎖された
ポリジオルガノシロキサン100重量部と、(2) R
1 SiO1/2単位とSiO4/2単位からなり(式
中、R1 は1価の炭化水素基を表す)、SiO単位1
モルに対するR1 SiO1/2単位の量が0.5〜
1.3モルであり、ケイ素原子に結合した水酸基を分子
中に少なくとも1個有する分岐状ポリオルガノシロキサ
ン60〜150重量部とを水酸化リチウムにより部分縮
合して得られたフェニル基含有ポリオルガノシロキサン
縮合体から成る感圧粘着テープ用シリコーン粘着剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は創傷面保護等に用い
る救急絆創膏等の感圧粘着テープ用のシリコーン粘着剤
組成物に関し、さらに詳しくは、プローブタック、保持
力、剥離力等のバランスが良く、こうした粘着特性の経
時的安定性に優れた感圧粘着テープ用シリコーン粘着剤
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーン粘着剤は、耐熱性、耐寒性、
耐水性、耐候性、再付着性、電気絶縁性等に優れ、さら
に、一般の有機系粘着剤では粘着が困難であるポリイミ
ド、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン、シリコ
ーンゴム等に対する粘着性が優れているので、各種用途
の粘着剤として広く用いられている。
【0003】また、シリコーン粘着剤は、アクリル系粘
着剤のような皮膚刺激性がないため、近年、絆創膏など
の医療用粘着テープとして用いられており、例えば、特
開平7−52326号公報、特公平7−8554号公
報、第2865342号公報等には、救急絆創膏等の感
圧粘着テープ用途が開示されている。
【0004】救急絆創膏等の創傷面保護材においては、
例えば、粘着剤組成物を不織布等の粘着テープ基材の一
面に塗布して粘着面を形成し、その粘着面の一部に創傷
面を保護するための吸湿性シートを貼着させる。粘着面
および吸湿性シートを使用直前まで保護するために、剥
離紙などの剥離性シートを残りの粘着面に貼着する。
【0005】上述の公報においては、使用されているシ
リコーン粘着剤に関する詳細な記述がなく、また、開示
されているシリコーン粘着剤は、粘着特性のバランスが
悪いのみならず、シリコーン粘着剤塗布物の粘着特性の
経時的変化が大きいため、アクリル系の粘着剤と比べ
て、経時的にべたつき感が減少したり、剥離紙からの剥
離が悪くなる等の欠点があり、更なる改善が求められて
いた。特に、被着体であるヒトの皮膚と粘着面との間の
保持力と、粘着面と剥離紙との間の剥離力とのバランス
の改善と、その経時的安定性の改善が求められていた。
【0006】また、特開昭51−143042号公報、
特公昭57−56509号公報には、シリコーン粘着剤
を塗った面を保護するために、アリール基含有シリコー
ン粘着剤とシリコーン系剥離剤を塗布した剥離紙とを組
み合わせる例が開示されている。これらの公報では、ア
リール基含有生ゴムとMQレジンとをアミノシランで脱水
縮合させているため、救急絆創膏用途で要求されるタッ
クの高い粘着剤組成物を得ようとすると保持力が低下
し、高い剥離力が必要となり、保持力と剥離力とのバラ
ンスが取れなくなる欠点があった。いいかえれば、この
組み合わせでは、粘着剤層の剥離層からの剥離力を重要
視するあまり、他の粘着特性(タック、保持力、粘着力
等)のバランスが悪くなっていた。
【0007】また、アミノシランの代わりに水酸化ナト
リウムを用いて、アリール基含有生ゴムとMQレジンとを
脱水縮合させる例も開示されているが、水酸化ナトリウ
ムを使用すると反応速度が速く、製品の粘度低下を招く
という欠点があった。
【0008】一般に粘着剤のタックが高い場合には、粘
着力が低下し、また、粘着剤の皮膜が柔らかくなる結
果、保持力(凝集力)も低下する。逆に保持力あるいは
粘着力の高い粘着剤では、タックが低下する。剥離力と
タックとの間には相関関係が認められ、粘着剤のタック
が高い場合には剥離力が大きくなる。
【0009】したがって、救急絆創膏等の感圧粘着テー
プに使用するためには、こうした各粘着特性のバランス
の取れたシリコーン粘着剤組成物を調製する必要があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
シリコーン粘着剤組成物を、救急絆創膏等の感圧粘着テ
ープに使用する場合には、粘着特性のバランスやその経
時的安定性をさらに改善することが望まれていた。特
に、被着体と粘着面との間の保持力と、粘着面と剥離紙
との間の剥離力とのバランスの改善と、その経時的安定
性の改善が求められていた。
【0011】本発明の目的は、救急絆創膏等の感圧粘着
テープに使用するに際して、優れた粘着特性(タック、
保持力、粘着力等)を示すシリコーン粘着剤組成物を提
供することである。特に粘着特性の経時的安定性に優れ
たシリコーン粘着剤組成物を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために検討を重ねた結果、特定の分子構造
を有するガム成分とレジン成分とを、特定の縮合触媒を
用いて縮合させることで、製品の低粘度化を防ぎなが
ら、高タックで、保持力と剥離力とのバランスの取れた
経時的安定性のよいシリコーン粘着剤組成物が得られる
ことを見出して、本発明を完成するに至った。
【0013】すなわち、本発明は、請求項1に記載され
るように、(1) ケイ素原子に結合した有機基の10
〜20モル%がフェニル基、残余の有機基がアルキル基
あるいはアルケニル基であり、両末端が水酸基で封鎖さ
れたポリジオルガノシロキサン100重量部と、(2)
SiO1/2単位とSiO4/2単位からなり
(式中、Rは1価の炭化水素基を表す)、SiO
位1モルに対するR SiO1/2単位の量が0.5
〜1.3モルであり、ケイ素原子に結合した水酸基を分
子中に少なくとも1個有する分岐状ポリオルガノシロキ
サン60〜150重量部とを水酸化リチウムにより部分
縮合して得られたフェニル基含有ポリオルガノシロキサ
ン縮合体から成る感圧粘着テープ用シリコーン粘着剤組
成物である。
【0014】請求項2に記載されるように、(1)成分
が、一般式(I):
【化2】 ( 式中、R2 およびR3 は互いに同一でも異なってもよ
く、R2 およびR3 の合計の10〜20モル%がフェニ
ル基であり、残余がアルキル基あるいはアルケニル基で
あり、nは500〜10,000の数である)で示され
るポリジオルガノシロキサンであることが好ましい。
【0015】また、請求項3に記載されるように、本発
明のシリコーン粘着剤組成物は、ケイ素原子に結合した
水酸基を分子中に0.01〜1.5重量%含有すること
が好ましく、さらに好ましくは、0.1〜0.9重量
%、一層好ましくは0.2〜0.7重量%である。
【0016】本発明においては、ガム成分である(1)
とレジン成分である(2)とを、水酸化リチウムを縮合
触媒として縮合させることで、製品の低粘度化を防ぎな
がら、救急絆創膏等の感圧粘着テープ用途に要求される
粘着特性のバランスを満たすシリコーン粘着剤組成物を
調製することができる。
【0017】また、粘着特性の経時的安定性のよいシリ
コーン粘着剤組成物が得られる。
【0018】本発明のシリコーン粘着剤組成物におい
て、粘着特性の経時的安定性等が改善したメカニズムは
不明であるが、水酸化リチウムを縮合触媒として用いる
ことで、ガム成分である(1)とレジン成分である
(2)との水酸基同士の縮合反応を一定値まで高める結
果、粘着特性の経時的安定性が改善したのではないかと
推論される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のシリコーン粘着剤組成物
に用いられる(1)成分のポリジオルガノシロキサン
は、フェニル基を含有し、残余の有機基がアルキル基あ
るいはアルケニル基で構成され、両末端が水酸基で封鎖
されている。
【0020】この(1)成分のポリジオルガノシロキサ
ンは、実質的に直鎖状のシロキサン骨格を有し、両末端
の水酸基が(2)成分中の水酸基と脱水縮合して、粘着
剤組成物のベースポリマーを形成する。
【0021】式(I)で示されるように、有機基として
フェニル基及びアルキル基あるいはアルケニル基を有
し、両端部のケイ素原子に結合する有機基はメチル基で
あることが好ましい。
【0022】ケイ素原子に結合した全有機基のうち、1
0〜20モル%、好ましくは11〜18モル%がフェニ
ル基であることが望ましい。フェニル基の量が10モル
%未満では、フェニル基含有シリコーン粘着剤の特徴で
ある高凝集力が得られず、20モル%以上では分岐状ポ
リオルガノシロキサンとの相溶性が悪くなり脱水縮合反
応が困難となるからである。
【0023】フェニル基の結合したケイ素原子において
は、このケイ素原子上の2個の有機基のうち、1個がフ
ェニル基であっても、2個がフェニル基であってもよ
い。
【0024】(1)のポリジオルガノシロキサンの残余
の有機基は、アルキル基、アルケニル基等の炭化水素基
であることが望ましい。アルキル基としては、メチル、
エチル、プロピル等が例示される。容易に合成され、
(1)成分に比較的低い粘度を与え、かつ得られる粘着
剤に耐熱性、耐寒性、耐水性、耐候性などのポリシロキ
サン固有の性質を典型的に付与する点から、メチル基が
好ましく用いられる。アルケニル基としては、ビニル、
アリル、ブテニル、ヘキセニルなどが例示されるが、容
易に合成でき、良好な耐熱性を与える点からはビニル基
が好ましい。
【0025】このような(1)のポリオルガノシロキサ
ンの重合度、すなわちシロキサン単位の数nは、得られ
る粘着剤の粘着性と、製造ないし取り扱いの容易性を考
慮して、通常500〜10000の範囲であり、200
0〜8000であることが好ましい。
【0026】(2)の分岐状ポリオルガノシロキサン
は、R SiO1/2単位とSiO 4/2単位からな
るポリオルガノシロキサンであり、Rの炭化水素基と
してはメチル、エチル、プロピルのようなアルキル基、
ビニル、アリルのようなアルケニル基、およびフェニル
基が例示される。合成が容易なことからメチル基が好ま
しく用いられる。
【0027】(2)のR SiO1/2単位とSiO
4/2単位の比は、SiO4/2単位1モルに対してR
SiO1/2が0.5〜1.3モル、好ましくは
0.7〜1.2モルである。0.5モル未満ではタック
が極端に低下し、1.3モルを超えると凝集力が低下す
るからである。
【0028】さらに、(2)の分岐状ポリオルガノシロ
キサンは、ケイ素原子に結合した水酸基を有しており、
この水酸基が(1)のポリジオルガノシロキサンとの部
分縮合反応に寄与する。
【0029】(2)成分は製造工程上、通常有機溶剤に
溶解した状態で得られるが、60%固形分のキシレン溶
液として25℃における粘度が12〜17cP (センチ
ポイズ)のものが好ましく用いられる。粘度12cP 未
満では、タックは高くなるが保持力が低下する。粘度1
7cP 以上では保持力は強いが、タックが低下する。
【0030】部分縮合反応によってフェニル基含有ポリ
オルガノシロキサン縮合体を形成するには(1)の10
0重量部に対して(2)を60〜150重量部用いるこ
とが好ましい。(2)の量が60重量部未満では凝集力
が乏しく、150重量部を超えると粘着性(タック)が
低下するからである。
【0031】水酸化リチウムの配合量は、触媒としての
有効量であり、(1)成分と(2)成分との合計量に対
して、水酸化リチウムとして1〜50ppm程度であ
る、好ましくは3〜20ppmである。1ppm未満で
は縮合が遅く連続生産する場合に実用上不利であり、5
0ppmを超えても縮合速度は向上せず、経済性および
組成物の安定性のうえで好ましくないからである。
【0032】この組成物には、必要に応じて、本発明の
機能を損なわない範囲で、公知の添加剤を配合してもよ
い。このような添加剤としては、煙霧質シリカのような
無機質充填剤、ベンガラのような顔料、染料、2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールのような硬化抑制剤、2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オンのような光増感剤、耐熱添加剤、シリコーンレジン
等が例示される。
【0033】部分縮合反応は、例えばトルエン、キシレ
ンのような有機溶媒の存在下に、水酸化リチウム触媒を
用いて、有機溶媒の還流温度において、数時間加熱しな
がら生成する水を系外に除去しながら行うことができ
る。
【0034】反応時間は、製造スケールや使用する触媒
量等によって異なるが、例えば、触媒量5ppmで1〜
5kgの粘着剤組成物を調製する場合には、通常溶剤の
還流温度で4〜8時間程度反応させることが望ましい。
【0035】救急絆創膏等の感圧粘着テープ用途に使用
するためには、(1)成分と(2)成分との部分縮合反
応によって得られたシリコーン粘着剤組成物が、ケイ素
原子に結合した水酸基を、分子中に0.01〜1.5重
量%含有することが好ましい。さらに好ましくは、0.
1〜0.9重量%、一層好ましくは0.2〜0.7重量
%である。この範囲では特に粘着特性の経時安定性が優
れているからである。
【0036】従来、部分縮合反応においてはアミノシラ
ン、水酸化ナトリウム等が触媒として用いられていた。
しかし、アミノシランを使用した反応では、(1)成分
と(2)成分との部分縮合反応が充分ではなく、得られ
たシリコーン粘着剤組成物の保持力は不充分であった。
水酸化ナトリウムを用いた反応では、得られたシリコー
ン粘着剤組成物の保持力は充分であったが、粘度が著し
く低下するため製品の粘度コントロールが困難であっ
た。
【0037】こうして得られたシリコーン粘着剤組成物
を、基材に塗布することで救急絆創膏等の感圧粘着テー
プ用途に使用できる。
【0038】救急絆創膏等の創傷面保護材に使用する場
合には、例えば、粘着剤組成物を不織布等のテープ基材
の一面に塗布して粘着面である粘着剤層を形成し、その
粘着面の一部に創傷面を保護するための吸湿性シートを
貼着させる。さらに、吸湿性シートを貼着されていない
部分の粘着面に剥離紙を貼着して、粘着面および吸湿性
シートを使用直前まで保護する。
【0039】剥離紙としては、フッ素系剥離紙、フッ素
系剥離紙用シリコーンを塗工した剥離紙、メチル系剥離
紙用シリコーンを塗工した剥離紙等が使用可能である。
本発明のシリコーン粘着剤組成物は(1)成分由来のフ
ェニル基を有するため、高価なフッ素系剥離紙を使わず
に、安価なメチル系剥離紙を使用できる。
【0040】メチル系剥離紙用シリコーンとしては、
(A )アルケニル基含有ポリオルガノシロキサン、(B
)ポリオルガノハイドロジェンシロキサン、(C )白
金系触媒からなる組成物等があり、こうした組成物を剥
離紙用シートに塗布し硬化させることでメチル系剥離紙
を作成することができる。
【0041】(A )アルケニル基含有ポリオルガノシロ
キサンは、実質的に直鎖状のシロキサン骨格を有し、ケ
イ素原子に結合したアルケニル基を分子中に少なくとも
2個含有し、このアルケニル基の量としては全有機基中
の0.5〜3.0モル%の範囲が好ましく、0.5〜
2.5モル%のものがさらに好ましい。またこの成分の
粘度は25℃において50〜1000cP 、好ましくは
200〜500cP である。
【0042】(B )ポリオルガノハイドロジェンシロキ
サンは、ケイ素原子に結合した水素原子を分子中に少な
くとも3個有し、このSi−H結合と(A )成分中のア
ルケニル基との間の付加反応により、網状の分子構造を
形成させて組成を硬化させる。
【0043】(B )成分中のケイ素原子に結合した有機
基としては、メチル、エチル、プロピルのようなアルキ
ル基およびフェニル基等の炭化水素基が例示され、合成
および取り扱いが容易な事からメチル基が好ましい。
【0044】(B )成分のシロキサン骨格構造は、直鎖
状、分岐状、環状のいずれであってもよく、25℃にお
ける粘度は5〜500cPの範囲が好ましい。5cP未
満では保存中に揮発しやすく、500cPを超えると合
成および取り扱いが困難となる。
【0045】(B )成分の配合量は、(A )成分中のア
ルケニル基1個に対して、ケイ素原子に結合した水素原
子が0.5〜2.5個になる量である。この量が0.5
個未満または2.5個を超える場合は、組成物の硬化が
十分ではなく、感圧粘着テープ面に塗布されたシリコー
ン粘着剤組成物と剥離紙との間の剥離性が損なわれる。
【0046】(C )白金系触媒は、(A )成分中のアル
ケニル基と(B )成分中のSi−H結合との間のヒドロ
シリル化反応を促進させる触媒である。(C )成分とし
ては、白金の他、塩化白金酸、塩化白金酸とアルコール
の反応生成物、白金−オレフィン錯体、白金−ビニルシ
ロキサン錯体、白金−リン錯体等の白金化合物が例示さ
れるが、触媒効果の点から白金化合物が好ましく用いら
れる。
【0047】(C )成分の配合量は、触媒としての有効
量であり、(A )成分と(B )成分との合計量に対し
て、白金原子として通常1〜500ppm、好ましくは
1〜300ppmである。1ppm未満では硬化が遅く
連続生産する場合に実用上不利であり、500ppmを
超えても硬化速度は向上せず、経済性および組成物の安
定性のうえで好ましくないからである。
【0048】こうしたメチル系剥離紙用シリコーンに
は、必要に応じてその機能を損なわない範囲で、2−メ
チル−3−ブチン−2−オールのような反応遅延剤、2
−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1
−オンのような光増感剤などを配合してもよい。
【0049】
【実施例】以下、実施例および比較例によって、本発明
をさらに詳細に説明する。これらの例において、「部」
は重量部を示す。なお、本発明は、下記の実施例に限定
されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適
宜変形して実施し得るものである。
【0050】(実施例1)表1に示す(1)−1、すな
わち、MOH2Ph 600 3398OHで表わされるポリジメ
チルシロキサンを(1)成分として100部と、表2に
示す(2)−1、すなわちMで表わされる分岐状
ポリシロキサンを(2)成分として固形分量で122部
とを、トルエンに加えて撹拌し、両ポリシロキサンを完
全に溶解させた。
【0051】ここで、(2)成分は60%固形分のキシ
レン溶液として調製されており、(1)成分と(2)成
分とを加えるトルエンの量は、得られるトルエン・キシ
レン溶液中の(1)成分と(2)成分との固形分の合計
が55%固形分となる量とした。
【0052】なお、表1,2においては、ポリオルガノ
シロキサン類の各シロキサン単位を、表3に示す記号で
表示した。また、表1の「生ゴム希釈粘度」は、(1)
成分を30%固形分になるようにトルエンで希釈溶解し
た時の粘度を表わし、表2の「粘度」は、(2)成分を
60%固形分になるようにキシレンで希釈溶解した時の
粘度を表わす。
【0053】
【表1】
【表2】
【表3】 この溶液に、(1)成分と(2)成分と溶媒との合計量
に対して水酸化リチウムとして5ppmに相当する量の
1%水酸化リチウム水溶液を添加し、溶媒の還流温度で
6時間加熱攪拌して両ポリシロキサンの水酸基を脱水縮
合させ、生成した水を系外に除去した。
【0054】ついで、固形分に対して10ppm のリン酸
を加えて中和し、シリコーン粘着剤組成物を得た。この
シリコーン粘着剤組成物をトルエンで希釈し塗布液を調
整した。
【0055】得られた塗布液を、A4サイズにカットし
たメチル系剥離紙用シリコーン皮膜にドクターブレード
で塗布し、100℃で5分間乾燥して溶剤を蒸発させ、
厚さ30g/mの粘着剤層を得た。この粘着剤層の剥
離紙用シリコーン皮膜のついていない方の面に、長さ2
50mm、幅25mm、厚さ50μmのPETフィルム
を貼付し、テープ上の粘着剤塗工試料を得た。
【0056】こうして得られた粘着剤塗工試料につい
て、以下の測定方法により、粘着特性を評価した。各成
分の配合ならびに評価結果を表4に示す。
【0057】なお、表4の「(2)成分量重量部」は、
固形分量であり、希釈溶剤であるキシレンは含まない量
である。
【0058】また、粘着特性の経時的変化を評価するた
めに、粘着力、プローブタック、保持力、剥離力につい
ては、試料作成直後と、剥離紙用シリコーン皮膜を付け
た状態で40℃で一ヶ月保管した後とで測定を行った。
結果を表5に示す。
【0059】初期粘度 (1)成分と(2)成分との固形分の合計が55%固形
分となるように、希釈溶解した時のトルエン・キシレン
溶液の粘度を測定した。
【0060】製品粘度 (1)成分と(2)成分との固形分の合計が55%固形
分となるように希釈溶解し、(1)成分と(2)成分を
縮合反応させた後の、トルエン・キシレン溶液の粘度を
測定した。
【0061】救急絆創膏等の感圧粘着テープ用粘着剤と
しては、製品粘度が9000cP 以上であることが実用
上望ましい。
【0062】粘着力 幅19mmのテープ状の粘着剤塗工試料を用意し、剥離
紙用シリコーン皮膜をはがした。荷重2kgのゴムロー
ラーを用いて、この粘着剤塗工試料をベークライト板に
粘着剤層が接するようにして貼り合わせ、室温で20分
間養生した。この試料片を引張試験機により180°方
向に0.3m/minの速度で引っ張り、粘着力を測定
した。
【0063】救急絆創膏等の感圧粘着テープ用粘着剤と
しては、900gf/19mm以上の粘着力を有するこ
とが実用上望ましい。
【0064】プローブタック デジタルポリケンプローブタックテスターTMI80−
02−01(株式会社東洋精機製作所、商品名)を用い
て測定を行った。剥離紙用シリコーン皮膜をはがした粘
着剤塗工試料を、接着時間1秒、荷重100g/c
、接着面積0.2cm、剥離速度10mm/se
cの条件でプローブから剥離させ、プローブタックを測
定した。
【0065】救急絆創膏等の感圧粘着テープ用粘着剤と
しては、プローブタックが200g/cm以上である
ことが実用上望ましい。
【0066】保持力 表面を#280番耐水研磨紙で磨いたステンレス板(S
US304)の表面に、剥離紙用シリコーン皮膜をはが
した粘着剤塗工試料を、粘着剤層の25×25mmの面
積が接するようにして、荷重2kgのゴムローラーを用
いて貼り合わせ、40℃のオーブン中で20分間無荷重
で養生した。このテープの下端に1kgの垂直荷重をか
け、この重りが落下するまでの時間を測定し、重りが落
下した時の時間を保持力の値とした。
【0067】救急絆創膏等の感圧粘着テープ用粘着剤と
しては、保持力が15分以上であることが実用上望まし
い。
【0068】剥離力 剥離紙用シリコーン皮膜を付けたままの粘着剤塗工試料
を25℃、50%RHの条件で、20g/cmの荷重
をかけながら20時間養生した後、引張試験機によって
180°方向に0.3m/minの速度で引っ張り、粘
着剤層から剥離紙用シリコーン皮膜をはがすときの剥離
力を測定した。
【0069】救急絆創膏等の感圧粘着テープ用粘着剤と
しては、粘着面から剥離紙を剥離する際の剥離力が30
gf/25mm以下であることが実用上望ましい。
【0070】(実施例2)(2)成分として、表2に示
す(2)−2、すなわちMで表わされる分岐状ポ
リシロキサンを使用すること以外は、実施例1と同様の
条件でシリコーン粘着剤組成物を調製し、粘着剤塗工試
料を作成し、実施例1と同様の方法で、粘着特性の評価
を行った。各成分の配合ならびに評価結果を表4に示
す。
【0071】また、粘着特性の経時的変化の評価も実施
例1と同様の方法で行った。結果を表5に示す。
【0072】(実施例3) (1)成分として、表1に示す(1)−2、すなわち、
OH2Ph 600 Vi 43394OHで表わされるポリジメ
チルシロキサンを使用し、(2)成分として、表2に示
す(2)−2、すなわちMで表わされる分岐状ポ
リシロキサンを使用すること以外は、実施例1と同様の
条件でシリコーン粘着剤組成物を調製し、粘着剤塗工試
料を作成し、実施例1と同様の方法で、粘着特性の評価
を行った。
【0073】各成分の配合ならびに評価結果を表4に示
す。また、粘着特性の経時的変化の評価も実施例1と同
様の方法で行った。結果を表5に示す。
【0074】(実施例4)(1)成分として、表1に示
す(1)−3、すなわち、MOH2Ph 540 3458OH
表わされるポリジメチルシロキサンを100部使用し、
(2)成分として、表2に示す(2)−1、すなわちM
で表わされる分岐状ポリシロキサンを固形分量で
100部使用すること以外は、実施例1と同様の条件で
シリコーン粘着剤組成物を調製し、粘着剤塗工試料を作
成し、実施例1と同様の方法で、粘着特性の評価を行っ
た。各成分の配合ならびに評価結果を表4に示す。
【0075】(実施例5)反応時間、すなわち(1)成
分、(2)成分および水酸化リチウムを含むトルエン・
キシレン溶液を還流温度で加熱攪拌する時間、を12時
間とすること以外は、実施例4と同様の条件でシリコー
ン粘着剤組成物を調製し、粘着剤塗工試料を作成し、実
施例1と同様の方法で、粘着特性の評価を行った。各成
分の配合ならびに評価結果を表4に示す。
【0076】(実施例6)(1)成分と(2)成分の割
合、すなわち(1)/(2)、を変えて、(1)−1を
100部と(2)−1を固形分量で150部とを使用す
ること以外は、実施例1と同様の条件でシリコーン粘着
剤組成物を調製し、粘着剤塗工試料を作成し、実施例1
と同様の方法で、粘着特性の評価を行った。各成分の配
合ならびに評価結果を表4に示す。
【0077】(比較例1)(2)成分として、表2に示
す(2)−3、すなわちMで表わされる分岐状ポ
リシロキサンを使用すること以外は、実施例1と同様の
条件でシリコーン粘着剤組成物を調製し、粘着剤塗工試
料を作成し、実施例1と同様の方法で、粘着特性の評価
を行った。各成分の配合ならびに評価結果を表4に示
す。
【0078】(比較例2)触媒として、1%水酸化リチ
ウム水溶液の代わりに、ジメチルジイソプロピルアミノ
シラン[(CHCHNH]Si(CH
を、(1)成分と(2)成分と溶媒との合計量に対し
て300ppm使用して、反応時間を1時間としたこと
以外は、実施例1と同様の条件でシリコーン粘着剤組成
物を調製し、粘着剤塗工試料を作成し、実施例1と同様
の方法で、粘着特性の評価を行った。各成分の配合なら
びに評価結果を表4に示す。
【0079】また、粘着特性の経時的変化の評価も実施
例1と同様の方法で行った。結果を表5に示す。
【0080】(比較例3)触媒として、1%水酸化リチ
ウム水溶液の代わりに、1%水酸化ナトリウム水溶液を
(1)成分と(2)成分と溶媒との合計量に対して水酸
化ナトリウムとして5ppmに相当する量を使用するこ
と以外は、実施例1と同様の条件でシリコーン粘着剤組
成物を調製し、粘着剤塗工試料を作成し、実施例1と同
様の方法で、粘着特性の評価を行った。各成分の配合な
らびに評価結果を表4に示す。
【0081】(比較例4)(1)成分として、表1に示
す(1)−4、すなわち、MD2Ph 600 3398Mで表わ
されるポリジメチルシロキサンを使用すること以外は、
実施例1と同様の条件でシリコーン粘着剤組成物を調製
し、粘着剤塗工試料を作成し、実施例1と同様の方法
で、粘着特性の評価を行った。各成分の配合ならびに評
価結果を表4に示す。
【0082】(比較例5)(1)成分として、表1に示
す(1)−5、すなわち、MOH2Ph 200 3798OH
表わされるポリジメチルシロキサンを使用し、(2)成
分として、表2に示す(2)−2、すなわちM
表わされる分岐状ポリシロキサンを使用すること以外
は、実施例1と同様の条件でシリコーン粘着剤組成物を
調製し、粘着剤塗工試料を作成し、実施例1と同様の方
法で、粘着特性の評価を行った。各成分の配合ならびに
評価結果を表4に示す。
【0083】(比較例6)(1)成分として、表1に示
す(1)−6、すなわち、MOH2Ph 10002998OH
表わされるポリジメチルシロキサンを使用し、(2)成
分として、表2に示す(2)−2、すなわちM
表わされる分岐状ポリシロキサンを使用すること以外
は、実施例1と同様の条件でシリコーン粘着剤組成物を
調製し、粘着剤塗工試料を作成し、実施例1と同様の方
法で、粘着特性の評価を行った。各成分の配合ならびに
評価結果を表4に示す。
【0084】(比較例7)(2)成分として、表2に示
す(2)−2、すなわちMで表わされる分岐状ポ
リシロキサンを使用し、かつ、触媒として、1%水酸化
リチウム水溶液の代わりに、ジメチルジイソプロピルア
ミノシラン[(CHCHNH]Si(CH
を(1)成分と(2)成分と溶媒との合計量に対して
300ppm使用して、反応時間を1時間としたこと以
外は、実施例1と同様の条件でシリコーン粘着剤組成物
を調製し、粘着剤塗工試料を作成し、実施例1と同様の
方法で、粘着特性の評価を行った。各成分の配合ならび
に評価結果を表4に示す。
【0085】また、粘着特性の経時的変化の評価も実施
例1と同様の方法で行った。結果を表5に示す。
【0086】
【表4】
【表5】 表4の結果から明らかなように、実施例1〜6で調製さ
れたシリコーン粘着剤は、製品粘度、粘着力、プローブ
タック等が高く、保持力と剥離力のバランスの良いもの
であり、比較例1〜6のシリコーン粘着剤と比較して、
救急絆創膏等の感圧粘着テープ用粘着剤として優れた粘
着特性を有していた。
【0087】さらに、表5の結果から明らかなように、
実施例1〜3で調製されたシリコーン粘着剤は、粘着
力、プローブタック、保持力、剥離力等の経時的安定性
も良好であり、40℃で1ヶ月保管した後にも、充分な
粘着力およびプローブタックを示し、保持力と剥離力と
のバランスも良好で、救急絆創膏等の感圧粘着テープ用
粘着剤として優れた粘着特性を維持していた。
【0088】それに対して、比較例2,7のシリコーン
粘着剤においては、経時的に保持力と剥離力とのバラン
スが悪化しており、感圧粘着テープ用粘着剤としては不
十分な粘着特性を示していた。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、高タックで、保持力と
剥離力のバランスのよい救急絆創膏等の感圧粘着テープ
用粘着剤として優れた粘着特性を示すシリコーン粘着剤
組成物が得られる。
【0090】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA11 AB01 CC02 DA02 DA04 DB02 FA09 4J040 EK061 EK062 EK091 EK092 GA05 HA146 JA09 JB09 KA14 MA15 NA02 QA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) ケイ素原子に結合した有機基の
    10〜20モル%がフェニル基、残余の有機基がアルキ
    ル基あるいはアルケニル基であり、両末端が水酸基で封
    鎖されたポリジオルガノシロキサン100重量部と、 (2) R1 SiO1/2単位とSiO4/2単位か
    らなり(式中、R1 は1価の炭化水素基を表す)、Si
    単位1モルに対するR1 SiO1/2単位の量が
    0.5〜1.3モルであり、ケイ素原子に結合した水酸
    基を分子中に少なくとも1個有する分岐状ポリオルガノ
    シロキサン60〜150重量部とを水酸化リチウムによ
    り部分縮合して得られたフェニル基含有ポリオルガノシ
    ロキサン縮合体から成ることを特徴とする感圧粘着テー
    プ用シリコーン粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】 (1)成分が一般式(I): 【化1】 (式中、R2 およびR3 は互いに同一でも異なってもよ
    く、R2 およびR3 の合計の10〜20モル%がフェニ
    ル基であり、残余がアルキル基あるいはアルケニル基で
    あり、nは500〜10,000の数である)で示され
    るポリジオルガノシロキサンであることを特徴とする請
    求項1に記載の感圧粘着テープ用シリコーン粘着剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 ケイ素原子に結合した水酸基を分子中に
    0.01〜1.5重量%含有することを特徴とする請求
    項1または2に記載の感圧粘着テープ用シリコーン粘着
    剤組成物。
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