JP2001011209A - 包装用フィルム、包装材および包装袋 - Google Patents

包装用フィルム、包装材および包装袋

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JP2001011209A
JP2001011209A JP11181866A JP18186699A JP2001011209A JP 2001011209 A JP2001011209 A JP 2001011209A JP 11181866 A JP11181866 A JP 11181866A JP 18186699 A JP18186699 A JP 18186699A JP 2001011209 A JP2001011209 A JP 2001011209A
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immersed
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JP11181866A
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English (en)
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Shinichi Kawai
伸一 河合
Masaya Watanabe
真哉 渡邊
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス遮断性、耐熱性、紫外線遮断性、透明性
に優れ、またフィルムからの抽出物が少ない包装用フィ
ルムおよびそれからなる包装用材を提供する。 【解決手段】 ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカ
ルボキシレートを主たる成分としてなるポリエステルの
二軸配向フィルムであって、ヘーズが20%以下、全光
線透過率が75%以上、350nmでの光線透過率が2
0%以下、121℃の水に2時間浸した際の抽出物が
0.05mg/inch2以下、66℃のヘプタンに2
時間浸した際の抽出物が0.01mg/inch2
下、66℃の8%エタノール溶液に2時間浸した際の抽
出物が0.05mg/inch2以下である包装用フィ
ルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス遮断性、耐熱
性、紫外線遮断性、透明性に優れた包装用フィルムおよ
びそれからなる包装袋に関し、特にフィルムからの抽出
物が殆どなく、安全で衛生的な、食品及び医薬品用途に
好適な包装用フィルムおよびそれからなる包装袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリエチレンテレフタレート
フィルムは、優れた機械的性質、耐熱性、高温での寸法
安定性、ガス遮断性を生かし、これにポリエチレン等の
ヒートシール可能な高分子物質を積層し、ヒートシール
による製袋、密封を可能にして、食品、医薬品包装用途
などに用いられている。そして、これはポリエチレンテ
レフタレートフィルムの耐熱性を利用してレトルト包装
用にも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな食品、医薬品包装用途においては、内部に空気が存
在すると、保管中に紫外線によって包装物が酸化され変
質が起こるなどの問題がある。特に油脂を含む食品、医
薬品包装の場合は極めて重大である。従って、空気を完
全に除去するか、紫外線をカットする必要が有り、また
外から空気が侵入しないようにする必要がある。
【0004】空気を除去するために真空包装という手段
があるが、設備費が高く加工コストが高くつく欠点があ
る。また、紫外線をカットするために、紫外線吸収剤を
フィルム表面にコーティングする手段も有るが、この場
合も製造工程が煩雑でかつフィルムの性質を低下させる
欠点がある。更に紫外線吸収剤をブレンドする方法もあ
るが、多量にブレンドすると機械的性質が低下し、さら
には透明性が悪化するとともに食品中に紫外線吸収剤が
浸出する恐れも有り好ましくない。
【0005】さらに、従来の包装用フィルムでは、食品
や医薬品を包装紙して長期間保存したり、レトルト処理
などで高温に晒したときに、フィルム内に含まれる不純
物がフィルム表面上に析出して、内容物に移行すること
が懸念され、安全衛生上好ましくないという問題があ
る。
【0006】本発明はこれらの問題を解決せしめ、包装
用フィルムとして用いたとき、高透明性を保持しつつ、
耐熱性、紫外線遮断性およびガス遮断性に優れ、フィル
ムからの抽出物が少なく、破袋し難い包装用フィルムお
よびそれからなる包装材、特に食品包装用袋および医薬
品包装用袋として好適に用いることのできる包装材を提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、 項1) ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキ
シレートを主たる成分としてなるポリエステルの二軸配
向フィルムであって、ヘーズが20%以下、全光線透過
率が75%以上、350nmでの光線透過率が20%以
下、121℃の水に2時間浸した際の抽出物が0.05
mg/inch2以下、66℃のヘプタンに2時間浸し
た際の抽出物が0.01mg/inch2以下、66℃
の8%エタノール溶液に2時間浸した際の抽出物が0.
05mg/inch2以下である包装用フィルム、 項2) 全方向におけるF5値が1300kg/cm2
以上、275℃での荷重325gにおけるメルトフロー
レートが10分当たり10g以下、酸素透過度が60m
l/m2・day・atm以下、透湿度が25g/m2
24hr以下、厚みが5〜50μmである項1に記載の
包装用フィルム、 項3) 粒径比(長径/短径)が1.0〜1.2かつ平
均粒径が0.1〜1.0μmである球状シリカ微粒子を
0.05〜1重量%含有してなる項1または2に記載の
包装用フィルム、 項4) 項1〜3のいずれかに記載の包装用フィルム
に、ヒートシール層を積層してなる包装材、 項5) 項4に記載の包装材からなる食品用の包装袋
および 項6) 項4に記載の包装材からなる医薬品用の包装袋
である。 以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】[ポリエステル]本発明においてポリエス
テルの二軸配向フィルムは、ポリエチレン−2,6−ナ
フタレンジカルボキシレートを主たる成分とするポリエ
ステルからなる。
【0009】「主たる成分とする」とは、ポリエステル
を構成する全ジカルボン酸成分の20モル%以下の、ナ
フタレンジカルボン酸成分以外の第三成分の存在および
全ジオール成分の20モル%以下の、エチレングリコー
ル成分以外の第三成分の存在を許容することを意味す
る。この第三成分は、ポリエチレン−2,6−ナフタレ
ンジカルボキシレートの共重合成分として用いられても
よいし、ブレンドに用いられる他のポリマーの構成成分
として用いられてもよい。第三成分が20モル%以下だ
と主成分の本来の特性を極端に損なうことのないフィル
ムとなる。
【0010】ただし、本発明において、ポリエチレン−
2,6−ナフタレンジカルボキシレートは、ジエチレン
グリコール成分の共重合量が0.1〜3モル%以下(全
グリコール成分に対して)であることが好ましい。
【0011】このジエチレングリコール成分は、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート製造
時、共重合成分としてジエチレングリコール又はそのエ
ステル形成性誘導体の形で添加されたものではなく、製
造反応の過程で副生して共重合されたものである。
【0012】ジエチレングリコール成分の全共重合量が
3モル%を超えると、結晶性が損なわれるため機械的強
度が低下するとともに、ガラス転移点温度が低下し、耐
熱性に劣るフィルムとなり好ましくない。ジエチレング
リコール成分の全共重合割合はさらに好ましくは2.5
モル%以下、特に好ましくは2モル%以下である。製造
反応中でジエチレングリコールの副生を抑えるために、
添加するエチレングリコールとジカルボン酸のモル量比
を2.0〜3.0にすることが好ましい。また、エステ
ル交換反応に要する時間は短いほどよく150分以下が
好ましい。下限は好ましくは0.1モル%以上である
が、副生物であり完全にはなくすことはできない。
【0013】二軸配向フィルムのポリエステルに用いる
ことのできる第三成分について説明する。ポリエチレン
−2,6−ナフタレンジカルボキシレートの好適な共重
合成分としては、2個のエステル形成官能基を有する化
合物、例えばシュウ酸、アジピン酸、フタル酸、セバシ
ン酸、ドデカンジカルボン酸、コハク酸、イソフタル
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、テレフタル
酸、2−カリウムスルホテレフタル酸、2,7−ナフタ
レンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、4、4’−ジフェニルジカルボン酸、フェニルイン
ダンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸及
びこれらの低級アルキルエステル;p−オキシエトキシ
安息香酸等の如きオキシカルボン酸及びその低級アルキ
ルエステル;プロピレングリコール、1,2−プロパン
ジオール、1,3−ブタンジオール,1,4−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,
3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、p−キシリレングリコール、ビスフ
ェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノー
ルSのエチレンオキサイド付加体、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレンオキシドグリコール、ポリテトラメ
チレンオキシドグリコール、ネオペンチルグリコール等
を挙げることができる。
【0014】二軸配向フィルムのポリエステルは、例え
ば安息香酸、メトキシポリアルキレングリコール等の1
官能性化合物によて、末端の水酸基および/またはカル
ボキシル基の一部または全部を封鎖したものであっても
よく、あるいは例えば極少量のグリセリン、ペンタエリ
スリトールなどの如き3官能以上のエステル形成化合物
で実質的に線状のポリマーが得られる範囲内で変成され
たものであってもよい。
【0015】[添加物]本発明において、二軸配向フィ
ルムのポリエステルには、添加剤、例えば安定剤、染
料、滑剤、紫外線吸収剤および難燃剤などを所望により
含有させることができる。
【0016】フィルムに滑り性を付与するために、不活
性粒子を少量割合含有させることは好ましいことであ
る。かかる不活性粒子としては、例えば球状シリカ、多
孔質シリカ、炭酸カルシウム、シリカアルミナ、アルミ
ナ、二酸化チタン、カオリンクレー、硫酸バリウム、ゼ
オライトのごとき無機粒子、あるいはシリコン樹脂粒
子、架橋ポリスチレン粒子のごとき有機粒子をあげるこ
とができる。不活性粒子は天然品、合成品のいづれでも
よいが、無機粒子の場合は、粒径が均一であることが好
ましいなどの理由により、天然品よりも合成品であるこ
とが好ましく、結晶形態、硬度、比重、色などについて
は特に制限を受けることなく使用することができる。
【0017】上記の不活性微粒子の平均粒径は0.05
〜5.0μmの範囲であることが好ましく、0.1〜
3.0μmであることが更に好ましい。
【0018】フィルムに添加する不活性粒子は、前記例
示した中から選ばれた単一成分でもよく、二成分あるい
は三成分以上を含む多成分であってもよい。
【0019】不活性粒子の添加時期は、ポリエステルを
二軸配向フィルムに製膜するまでの段階であれば特に制
限はなく、例えば重合段階で添加してもよく、また製膜
の際に添加してもよい。
【0020】好ましい不活性粒子は球状シリカ微粒子で
あり、これを分散含有させることが更に好ましい。球状
シリカ微粒子は、平均粒径がフィルム厚みより大きくな
く、0.1〜1.0μmであり、かつ粒径比(長径/短
径)が1.0〜1.2のものが好ましい。この球状シリ
カ微粒子は個々の微粒子の形状が極めて真球に近い球状
であって、粗大粒子がほとんどなく、従来から滑剤とし
て知られているシリカ微粒子が10nm程度の超微細な
塊状粒子か、又はこれらが凝集して0.5μm程度の凝
集物、(凝集粒子)を形成しているものとは著しく異な
る。球状シリカ微粒子の平均粒径は1.0μmより小さ
いことが好ましいが、平均粒径が1.0μmより大きく
なると、球状シリカ微粒子による突起の周りの重合体フ
ィルムにひび割れが生じ、突き刺し強度、F5値、酸素
透過度、透湿度が低下するため好ましくない。0.1μ
mより小さいと、滑り性が劣りハンドリングしにくいフ
ィルムとなり好ましくない。
【0021】不活性微粒子の含有量は、好ましくは0.
001〜1.0重量%、さらに好ましくは0.03〜
1.0重量%、特に好ましくは0.05〜0.5重量%
である。添加量が1.0重量%より多いと滑り性は十分
であるが、ひび割れの総数が増加し、突き刺し強度、F
5値、酸素透過度、透湿度が低下しさらに、ヘーズが増
加するため好ましくない。0.001重量%より少ない
と、滑り性が劣りハンドリングしにくいフィルムとなり
好ましくない。
【0022】不活性微粒子として、球状シリカ微粒子を
用いる場合、ポリエステルに対して0.05〜1.0重
量%用いることが好ましい。
【0023】球状シリカ微粒子は、上述の条件を満たせ
ば、その製法、その他に何ら限定されるものではない。
例えば、球状シリカ微粒子は、オルトケイ酸エチル[S
i(OCH)]の加水分解から含水シリカ[Si(O
H)]単分散球を作り、さらにこの含水シリカ単分散球
を脱水化処理して下記シリカ結合を三次元的に成長させ
ることで製造できる(日本化学会誌、’81,No.
9,P.1503)。
【0024】
【化1】
【0025】
【化2】
【0026】[ヘーズ・光線透過率]本発明の包装用フ
ィルムは、そのヘーズが20%以下である。この値より
大きいと、透明性が損なわれ、内容物の視認性が悪くな
る。また、ヘーズは低い程よい。本発明の包装用フィル
ムは、その全光線透過率が75%以上、好ましくは80
%以上である。全光線透過率が75%より小さいと、透
明性が低下する。本発明の包装用フィルムは、350n
mでの光線透過率が20%以下、好ましくは15%以下
である。350nmでの光線透過率が20%より大きい
と紫外線の遮断効果が劣る。
【0027】[抽出物]本発明の包装用フィルムは、食
品や医薬品等を包装するときの安全および衛生の観点か
ら、121℃の水に2時間浸した際の抽出物が0.05
mg/inch2以下である。本発明の包装用フィルム
は、食品や医薬品等を包装するときの安全および衛生の
観点から、66℃のヘプタンに2時間浸した際の抽出物
が0.01mg/inch2以下である。本発明の包装
用フィルムは、食品や医薬品等を包装するときの安全お
よび衛生の観点から、66℃の8%エタノール溶液に2
時間浸した際の抽出物が0.05mg/inch2以下
である。この条件を満足しないと、食品や医薬品等を包
装して保存するときに、浸出物の混入などがおこり、安
全、衛生面で問題がある。
【0028】[F5値]本発明の包装用フィルムは、そ
のF5値が全方向において、好ましくは1300kg/
cm2以上、さらに好ましくは1400kg/cm2以上
である。この値より低いとその方向で破れやすいフィル
ムとなり好ましくない。
【0029】[メルトフローレート]本発明の包装用フ
ィルムは、そのメルトフローレートが、275℃におけ
る荷重325gでの10分間当たり吐出量が好ましくは
10g以下であり、さらに好ましくは2〜10gであ
る。2g未満では溶融粘度が高すぎて、製膜する際に支
障をきたし好ましくない。また10gを超えると溶融粘
度が低すぎて、フィルムとした際の強度が不足するなど
の欠点が生じるので好ましくない。
【0030】[酸素透過度]本発明の包装用フィルム
は、その酸素透過度が、好ましくは60ml/m2・d
ay・atm以下であり、さらに好ましくは40ml/
2・day・atm以下である。この値より大きい
と、内容物が酸化されてしまい、変質したり、味が変わ
ってしまったりして好ましくない。酸素透過度は、二軸
配向することで向上させることができ、好ましくは縦、
横の延伸倍率の積が9倍以上、更に好ましくは12倍以
上とすることにより、また、ジエチレングリコール量を
減少させることによって、本発明の条件を達成すること
ができる。
【0031】[透湿度]本発明の包装用フィルムは、そ
の透湿度が25g/m2・24hr以下であることが好
ましい。フィルムの吸水率がいかに小さくとも、透湿度
が大きいと、内容物が吸水してしまい、乾燥剤を封入す
る必要が生じることから、透湿度が25g/m2・24
hr以下であることが好ましい。
【0032】[厚み]本発明の包装用フィルムは、その
厚みが、好ましくは5〜50μm、さらに好ましくは7
〜26μm、特に好ましくは10〜15μmである。こ
れより薄いと破れやすく、取り扱いが難しくなり好まし
くない。これより厚いと破れにくいが、硬いフィルムと
なり、柔軟性に欠け好ましくない。
【0033】[ヒートシール層]本発明の包装用フィル
ムには、ヒートシールを目的としてヒートシール層を積
層してもよい。この場合、ヒートシール層を備えた包装
材となる。ヒートシール層としては、例えば、ポリオレ
フィン、ポリエステルを用いることができる。ポリオレ
フィンとしては、ポリエチレン、ポリプロピレンが好ま
しい。ポリエステルとしては、ポリエチレン−2,6−
ナフタレンジカルボキシレートよりも融点の低いポリエ
ステルを用いることができ、就中、融点が200℃以
下、さらに150℃以下の芳香族ポリエステルが好まし
い。このような芳香族ポリエステルとして、共重合量が
20モル%以上のポリエチレン−2,6−ナフタレンジ
カルボキシレート、ポリエチレンテレフタレートを例示
することができる。
【0034】ヒートシール層として、コストの面から
も、ポリエチレンが好ましい。ヒートシール層の積層方
法は、特に限定されないが、例としては、接着剤あるい
は接着性樹脂層を介在させて積層する方法や、直接共押
出しする方法、ドライラミネート法、押出しラミネート
法などを挙げることができる。
【0035】[易接着層]本発明の包装用フィルムは、
ヒートシール層との接着性を向上させるためにヒートシ
ール層と接着する側の表面に易接着層を設けることがで
きる。易接着層としては、水溶性あるいは水分散性樹脂
を用いることができ、ウレタン系樹脂、ポリエステル系
樹脂、アクリル系樹脂を例示することができる。ポリエ
ステル系樹脂はビニル系樹脂で変性されたポリエステル
系樹脂であってもよい。易接着層は公知の方法で設ける
ことができる。
【0036】[フィルムの製造方法]本発明の包装用フ
ィルムは、例えばIダイまたはTダイにより押出、急冷
された未延伸フイルムを、二軸延伸し、熱固定すること
により有利に製造することができる。延伸は、公知の方
法に準じることができるが、延伸温度は通常100〜1
50℃であり、延伸倍率は縦方向に好ましくは1.5〜
6.0倍、より好ましくは2.5〜5.0倍であり、横
方向に好ましくは2.5〜6.0倍、より好ましくは
2.8〜5.2倍である。延伸して得られたフイルムは
170〜255℃、好ましくは180〜250℃で1〜
100秒間熱固定する。延伸は、一般に用いられる方
法、例えばロールによる方法やテンターを用いた方法で
行うことができ、縦方向と横方向を同時に延伸してもよ
く、また縦方向・横方向に逐次延伸してもよい。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお、例中の各特性値は、次の方法により測定し
た。また、例中の「部」とあるのは「重量部」を表す。
ジエチレングリコールはDEGと略称することがある。
ガスクロマトグラフィーには日立製作所製263−70
型を用いた。
【0038】(1)ジエチレングリコール(DEG)の
含有量 抱水ヒドラジンを用いて、ポリマーを分解し、ガスクロ
マトグラフィーにより定量した。
【0039】(2)全光線透過率およびヘーズ JIS K6714−1958に従い、全光線透過率T
t(%)と散乱光透過率Td(%)を求め、ヘーズ(T
d/Tt×100)(%)を算出した。
【0040】(3)350nmの光線透過率 島津製作所分光光度計(MPC−3100)を用いて、
350nmの光線透過率を百分率(%)で表し光線透過
率とした。
【0041】(4)抽出量 FDA規格§175.300に準拠して測定した。
【0042】(5)突き刺し強度 厚生省告示20号に準拠して測定した。
【0043】(6)F5値 JIS C−2318に準拠して測定した。
【0044】(7)メルトフローレート JIS K−7210に準拠して測定した。
【0045】(8)吸水率 JIS K−6911に準拠して測定した。
【0046】(9)酸素透過度 JIS K−7126に準拠して測定した。
【0047】(10)透湿度 JIS Z−0208に準拠して測定した。
【0048】(11)フィルム厚み アンリツ(株)製電子マイクロメータ(K−312A
型)を用いて針圧30gにて、厚みを測定した。
【0049】(12)粒子の粒径および粒径比 (12.1)粒子の粒径 包装用フィルムの小片を試料として、走査型電子顕微鏡
用試料台に固定し、日本電子(株)製スパッターリング
装置(JIS−1100型イオンスパッターリング装
置)を用いてフィルム表面に、1×10-3torrの真
空下で0.25kV、1.25mAの条件にてイオンエ
ッチング処理を10分間施した。さらに、同じ装置で金
スパッターを施し、走査型電子顕微鏡にて1〜3万倍で
観測し、日本レギュレーター(株)製ルーゼックス50
0にて、少なくとも100個の粒子の長径(Dli)、
短径(Dsi)及び面積相当粒径(Di)を求めた。下
式で表される面積相当(Di)の数平均値を平均粒径
(D)とした。
【0050】
【数1】
【0051】(12.2)粒子粒径比 前項(12.1)で得られた粒子の長径(Dli)及び
短径(Dsi)から下式で表される長径(Dli)、短
径(Dsi)をそれぞれ、これらの式より算出した。
【0052】
【数2】
【0053】
【数3】
【0054】[実施例1]ナフタレン−2,6−ジカル
ボン酸ジメチル100部、およびエチレングリコール6
0部を、エステル交換触媒として酢酸マンガン四水塩
0.03部を使用し、150℃から238℃に徐々に昇
温しながら120分間エステル交換反応を行なつた。途
中反応温度が170℃に達した時点で三酸化アンチモン
0.024部を添加し、さらに平均粒径が0.5μmの
球状シリカ粒子を0.15重量部を添加し、エステル交
換反応終了後、リン酸トリメチルをエチレングリコール
中で135℃、5時間1.1〜1.6kg/cm2の加
圧下で加熱処理した溶液(リン酸トリメチル換算量で
0.023部)を添加した。その後反応生成物を重合反
応器に移し、290℃まで昇温し、0.2mmHg以下
の高真空下にて重縮合反応を行なつて25℃のo−クロ
ロフィノール溶融で測定した固有粘度が0.61dl/
g、DEG共重合量1.0mol%のポリエチレン−
2,6−ナフタレンジカルボキシレートを得た。
【0055】このポリエチレン−2,6−ナフタレンジ
カルボキシレートのペレットを170℃で6時間乾燥
後、押出し機ホッパーに供給し、溶融温度310℃で溶
融し、1mmのスリット状ダイを通して表面温度60℃
の回転冷却ドラム上に押出し、急冷して未延伸フィルム
を得た。このようにして得られた未延伸フィルムを12
0℃にて予熱し、さらに低速、高速のロール間で15m
m上方より900℃のIRヒーターにて加熱して縦方向
に3.6倍に延伸し、続いてテンターに供給し、140
℃にて横方向に3.9倍に延伸し、さらにこれを220
℃の温度で5秒間熱固定し、190℃の温度で幅方向に
0.5%弛緩させ、厚み12μmの二軸配向フイルムを
得た。この二軸配向フイルムを熱処理に引き続いて横方
向の把持を解除し、縦方向は緊張状態で冷却ロールに接
触させて急冷した後ロールに巻取り、包装用フィルムを
得た。得られた包装用フイルム上に脂肪族エステル系接
着剤(商品名:タケラックA515、武田薬品工業株式
会社製)を接着剤として用いてドライラミネーション
(塗布量2.8g/m2)により、厚さ25μmのポリ
エチレンフィルムのヒートシール層を積層して包装材を
得た。包装用フィルムの特性を測定した結果は表1に示
すとおり、良好なものであった。
【0056】[実施例2、3]実施例1において、添加
する球状シリカ粒子の粒径および添加量を表1のとおり
にする以外はすべて同様に行った。包装用フィルムの特
性を測定した結果は表1に示すとおり、良好なものであ
った。
【0057】[実施例4]実施例1において、添加する
エチレングリコールおよび、エステル交換反応時間を表
1のとおりにする以外はすべて同様に行った。包装用フ
ィルムの特性を測定した結果は表1に示すとおり、良好
なものであった。
【0058】[比較例1]実施例1において、ポリエチ
レンー2,6−ナフタレンジカルボキシレートをスリッ
ト状ダイから回転冷却ロール上に押出した後、延伸及び
熱固定という作業を行わずに未延伸フィルムとして使用
した。未延伸フィルムの評価結果を表1に示す。
【0059】[比較例2]実施例1において、ナフタレ
ンー2,6−ジカルボン酸ジメチルの代わりにテレフタ
ル酸ジメチルを用いて、ポリエチレンテレフタレートを
重合した。スリット状ダイから回転冷却ロール上に押出
した未延伸シートを縦方向に3.6倍、次いで120℃
で横方向に3.9倍に延伸し、次いで205℃にて5秒
間熱固定して、更に185℃にて0.5%弛緩して、二
軸配向フィルムを得た。二軸配向フィルムの評価結果を
表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、ガス遮断性、耐熱性、
紫外線遮断性、透明性に優れ、またフィルムからの抽出
物が少ない包装用フィルムおよびそれからなる包装用材
を提供することができる。これは特に食品包装用及び医
薬品包装用袋として好適に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 63/189 C08G 63/189 4J029 C08K 3/36 C08K 3/36 7/16 7/16 C08L 67/02 C08L 67/02 // B29K 67:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 3E067 AA11 AB01 AB81 BA12A BB14A BB15A BB18A BB22A CA05 CA06 CA11 CA13 CA18 CA24 EE32 4F071 AA45 AA88 AB26 AD06 AF05Y AF07Y AF08Y AF09Y AF30Y BC01 4F100 AA20A AA20H AK04B AK41A AK41K AT00A BA02 DE04A DE04H EJ38A GB15 GB23 GB66 JB07A JD03A JD04A JD09 JD09A JL12B JN01 JN01A 4F210 AA04 AA26 AB11 AB17 AG03 AH54 QA02 QA03 QC06 QG01 QW07 4J002 CF081 DJ016 FA006 FD016 4J029 AA03 AB07 AC01 AC02 AD01 AE03 BA02 BA03 BA04 BA05 BA08 BA09 BB06A BD06A BD07A BF18 BF25 BF26 BH02 CA01 CA02 CA04 CA06 CB04A CB05A CB06A CB10A CC05A CC06A CD03 CD05 CF08 CH02 DB01 DB07 EB06A HA01 HB01 HB02 JA293 JE182

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカ
    ルボキシレートを主たる成分としてなるポリエステルの
    二軸配向フィルムであって、ヘーズが20%以下、全光
    線透過率が75%以上、350nmでの光線透過率が2
    0%以下、121℃の水に2時間浸した際の抽出物が
    0.05mg/inch2以下、66℃のヘプタンに2
    時間浸した際の抽出物が0.01mg/inch2
    下、66℃の8%エタノール溶液に2時間浸した際の抽
    出物が0.05mg/inch2以下である包装用フィ
    ルム。
  2. 【請求項2】 全方向におけるF5値が1300kg/
    cm2以上、275℃での荷重325gにおけるメルト
    フローレートが10分当たり10g以下、酸素透過度が
    60ml/m2・day・atm以下、透湿度が25g/
    m2・24hr以下、厚みが5〜50μmである請求項1
    に記載の包装用フィルム。
  3. 【請求項3】 粒径比(長径/短径)が1.0〜1.2
    かつ平均粒径が0.1〜1.0μmである球状シリカ微
    粒子を0.05〜1重量%含有してなる請求項1または
    2に記載の包装用フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の包装用
    フィルムに、ヒートシール層を積層してなる包装材。
  5. 【請求項5】 ヒートシール層がポリエチレンからな
    る、請求項4に記載の包装材。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の包装材からなる食品用
    の包装袋。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の包装材からなる医薬品
    用の包装袋。
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