JP2001009955A - 防湿性抗菌消臭積層材及び製造方法 - Google Patents

防湿性抗菌消臭積層材及び製造方法

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JP2001009955A
JP2001009955A JP11181097A JP18109799A JP2001009955A JP 2001009955 A JP2001009955 A JP 2001009955A JP 11181097 A JP11181097 A JP 11181097A JP 18109799 A JP18109799 A JP 18109799A JP 2001009955 A JP2001009955 A JP 2001009955A
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deodorant
antibacterial
moisture
mixed dispersion
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Mamoru Tsukada
護 塚田
Masami Baba
政美 馬場
Hideo Yuhi
英雄 由肥
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ASAHI KAKO KK
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ASAHI KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多湿環境による弊害に対応できる防湿性並びに
抗菌性、消臭性の多機能を備えた防湿性抗菌消臭積層材
を提供する。 【構成】通気性及び/又は透湿性を有する不織布等の基
材シ−トに、シリカゲル等の乾燥剤及び抗菌剤、消臭剤
を混和、若しくは予め熱融着性接着剤を添加混和させた
機能性混合分散体を略均等に撒布し、被覆材と積層重合
させて圧縮挟持並びに加熱貼り合わせ加工処理を施し、
中間層に該機能性混合分散体を固着形成した防湿性抗菌
消臭積層材の構成とする。 【効果】優れた防湿性並びに抗菌性、消臭性を長期間に
わたり保持できる。また加熱貼り合わせ積層形態で工業
的有利、安価に製造でき、かつ任意に切断、融着或いは
縫製可能で、特に寝具類で使用する広幅や長尺物に好適
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防湿性抗菌消臭積層材及
び製造方法に関し、さらに詳しくは優れた防湿性と共に
抗菌性、消臭性の多機能を備え、かつ袋封入形態でない
貼り合わせ積層構造で、寝具類等の用途に好適な広幅、
長尺物を工業的有利かつ安価に製造できる防湿性抗菌消
臭積層材及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多湿期の多い我が国において、衣料、カ
−ペット或いはクロス、布団やマット等の寝具類、書類
や食料品等の保管は健康上或いは衛生上の弊害を伴う虞
れがある為、例えばシリカゲルを直接散布或いは透湿性
のある織布、樹脂シ−ト等の袋体に充填したものが多く
使用されている。しかし粒状シリカゲルを直接散布する
場合には均一の厚さに分散させることは困難であり、ま
た粒状シリカゲルを単体でカ−ペット等の下に直接散布
する場合も敷き替えの度に散布し直さねばない。さらに
袋に充填する方法は作業に手数を要し、狭い場所や外観
上視認される箇所では見栄えを損なうことが少なくない
といった難点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、たとえば特
開平8−89744号公報、特開平8−84641号公
報には、透湿性を有する基材シ−トと、その一面に接
着、固定された粒状シリカゲルを接着、固定する接着シ
−トで、前記粒状シリカゲルの一部が接着シ−ト外に露
出した状態で埋め込まれており、かつ粒状シリカゲルを
被覆した透湿性のカバ−シ−トを含むエラストマ−シ−
トが縫合されて一体に形成されている調湿性エラストマ
−シ−ト素材、或いは該調湿性エラストマ−シ−ト素材
をたとえば装置寝具の表布地と裏布地との間の適宜箇所
で縫合し敷設又は設けられた構成が開示されている。上
記提案では、粒状シリカゲルを直接散布する方法でなく
放湿機能が長期にわたり保持され密封性等が損なわれる
ことがなく任意形状に裁断及びこれらを縫合し交換容易
である等としている。しかしながら、まず接着シ−トに
粒状シリカゲルを均一厚さに撒布する接着、固定の散布
形態或いは均一分散は容易でなく、また、被覆する透湿
性のカバ−シ−トを含むエラストマ−シ−トでは一体化
の為、従来品でも共通の乾燥剤の袋包形式の域を出ず、
この場合は所謂袋縫い方式であるため縫合工程を必要と
し製造上も手数を要し量産の妨げである。さらに該縫い
目の存在は必要形状に切断の際に封入乾燥剤の露出や飛
びだしや剥離現象を招く虞れがあり、使用用途によって
は障害となる難点がある。さらに特に寝具類の用途にお
いては、布団の如き比較的広いスペ−スを持つ場合は面
積の大きいフリ−サイズの広幅物が要求されるが、未だ
この様なニ−ズに対し吸湿、放湿及び抗菌性、消臭性の
諸機能を充足する商品はまだみられない。また近年は老
人介護施設或いは女性の職場進出、布団を干せない集合
住宅の増加等の社会環境から例えば布団乾燥機の需要が
急増しているが、防湿性と共にダニ等の抗菌性や消臭性
では、特にサイズの大きい布団の場合、乾燥ムラが残り
易く乾燥マットに接触しない端の部分迄行き渡らないこ
とが難点であり、多湿環境の我が国では吸湿及び放湿機
能のみならず抗菌性や消臭性も併せ望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するためになされたものであり、本発明は走
行するベルトコンベアで搬送される通気性及び/又は透
湿性を有する不織布等から選ばれた基材シ−トの少なく
とも片面に、シリカゲル等から選ばれた乾燥剤並びに抗
菌剤、消臭剤からなる機能性混合分散体が略均等密度に
撒布され、その表面側に接着剤ウエッブ、次に同一材若
しくは異質材からなる被覆材を当接重ね合わせ、該接着
剤ウエッブが加熱による接着状態に軟化し溶融変形によ
り流動し前記機能性混合分散体が固着投錨されてなり、
かつこれらが一体に貼り合わせ積層形成されていること
を特徴とする防湿性抗菌消臭積層材、及びその製造方
法、並びに走行するベルトコンベアで搬送される通気性
及び/又は透湿性を有する不織布等から選ばれた基材シ
−トの少なくとも片面に、熱融着性接着剤を添加混和し
たシリカゲル等から選ばれた乾燥剤並びに抗菌剤、消臭
剤からなる機能性混合分散体が略均等密度に撒布され予
熱処理が施された後、その表面側に同一材又は異質材か
らなる被覆材を当接重ね合わせ、該熱融着性接着剤が加
熱による接着状態に軟化し溶融変形により流動し前記機
能性混合分散体が固着投錨されてなり、かつこれらが一
体に貼り合わせ積層形成されていることを特徴とする防
湿性抗菌消臭積層材、及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0005】本発明において、基材シ−トならびに被覆
材に用いるシ−ト材は、少なくとも通気性及び/又は透
湿性を有するとともに、いわゆるB型粒状シリカゲル等
の如き乾燥剤並びに抗菌剤、消臭剤等の機能性混合分散
体、或いは該機能性混合分散体に熱融着性接着剤を添加
した形態を含め、通気性及び/又は透湿性を有する基材
シ−トの少なくとも片面に前記乾燥剤並びに抗菌剤、消
臭剤等の各粒体を、たとえば粉粒体振動撒布装置(パウ
ダ−スキャッタ−)等を用い、実質的にサイドバイサイ
ド構造に固着投錨できるものであれば特に制限はなくい
ずれでもよい。たとえばポリプロピレン不織布、ポリエ
ステル不織布、ポリエステルスパンボンド、ポリエチレ
ン、ポリビニ−ルアルコ−ル、ポリ塩化ビニ−ル、綿、
レ−ヨン等のセルロ−ズ繊維、酢酸繊維、紙類若しくは
多孔性フィルムが好適である。
【0006】また、前記基材シ−トに対し被覆材との組
み合わせは同一材若しくは異質材のいずれかを採択で
き、使用用途、加工性、外観見栄え、さらに間隙利用
率、密封性、さらにコスト面等を勘案して適宜その組み
合わせを採択することができる。また、前記基材シ−ト
に機能性混合分散体を固着投錨させるために使用する接
着剤としては、澱粉、デキストリン、寒天等の天然炭水
化物系化合物や、ゼラチン、コラ−ゲン、膠、或いはポ
リビニ−ルアルコ−ル、ホットメルトウエブ又はホット
メルトパウダ−、ホットメルトフィルム等の群から選ば
れた接着剤の少なくとも1種を含む接着剤を使用するこ
とができ、特にホットメルトウエブ又はホットメルトパ
ウダ−、ホットメルトフィルム等のいずれかより選択さ
れたものが好適である。たとえば接着剤としては、ポリ
アミドホットメルトパウダ−、或いはポリアミドホット
メルトウエヴ、ポリアミドホットメルトフィルム、ポリ
エステルホットメルトパウダ−、或いはポリエステルホ
ットメルトウエヴ、ポリエステルホットメルトフィル
ム、EVAホットメルトパウダ−、或いはEVAホット
メルトウエヴ、EVAホットメルトフィルム、PVAパ
ウダ−等が好適である。
【0007】本発明において、乾燥剤としては、水蒸気
等のほか種々の物質に対する吸着性が強く無臭無害で潮
解性無く、食料品、医薬品、各種ガスの乾燥等に使用さ
れているシリカゲルを使用することができる。特に大き
な細孔容積があり毛細管現象により多量の水分を吸着
し、吸着と脱着を繰り返す性質のあるB型粒状シリカゲ
ルが好適である。また、シリカゲルの他、酸化カルシウ
ム、塩化カルシウム等を用いることもできる。
【0008】また、本発明において、優れた防湿性とと
もに、抗菌性並びに消臭性、さらに繁殖した細菌やカビ
等の発生を抑止する防カビ性を含めた諸機能性の付与に
ついては、特に衛生効果が大きいこと、さらに食料品、
寝具、布団等の用途分野を含め人体に対し安全であるこ
とが要求される。このため、本発明において使用される
抗菌性、脱臭ないし消臭性の付与には、たとえば必須成
分として大谷石、クリストバルスト−ン等の天然物の微
粉末、アルミナ、無定形シリカ、ゼオライト等の合成セ
ラミックスの微粉末、或いはシリカゾル、アルミナゾル
等の合成セラミックスの水分酸体の群から選ばれた1種
又は2種以上の酸化物セラミックス微粒子、或いは銀、
銅、チタン、錫、亜鉛等の重金属イオンを含有酸化物セ
ラミックス、その他、メタアクリル酸エステル重合体、
メタアクリル酸エステル−スチレン共重合体、酢酸ビニ
ル重合体等の有機合成高分子の水性エマルジョン等の構
成からなる組成物を用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、請求項1記載の
防湿性抗菌消臭積層材は、通気性及び/又は透湿性を有
する不織布等から選ばれた基材シ−トの少なくとも片面
に、乾燥剤シリカゲル並びに抗菌剤、消臭剤からなる機
能性混合分散体が略均等密度に撒布され、その表面側に
接着剤ウエッブ、さらに被覆材を当接重ね合わせ熱融着
により機能性混合分散体が固着投錨された中間層が形成
され、これら基材シ−ト及び中間層、被覆材を重ねて積
層された状態で加熱融解し圧着された積層形態である。
上記接着剤ウエッブは、積層された状態で熱の存在で接
着性状態に軟化し流動変形して実質的にサイドバイサイ
ド構造に配列の機能性混合分散体の間隙部に充填され、
中間層を形成して一体に加熱状態で貼り合わせ積層形成
された構成であり、該基材シ−トの片面に略均等密度に
分散して撒布される前記機能性混合分散体は接着剤ウエ
ッブが加熱処理されて接着剤層を形成し熱融着により固
着投錨され、かつ加熱装置で一体に貼り合わされた積層
体の構成である。
【0010】一方、請求項2記載の防湿性抗菌消臭積層
材は、通気性及び/又は透湿性を有する不織布等から選
ばれた基材シ−トの少なくとも片面に、熱融着性接着剤
を添加混和したシリカゲル等から選ばれた乾燥剤並びに
抗菌剤、消臭剤からなる機能性混合分散体が略均等密度
に分散し撒布され、その表面側に被覆材を当接重ね合わ
せ加熱により接着剤層を形成し熱融着して機能性混合分
散体が固着投錨されると共に、これらが一体に貼り合わ
せ積層形成された構成である。
【0011】上記熱融着性接着剤は、熱の存在で接着性
状態に軟化し基材シ−トの表面に略均等密度に分散し撒
布された機能性混合分散体の実質的にサイドバイサイド
構造に配列された間隙部に流動し変形して実質的にサイ
ドバイサイド構造に配列の機能性混合分散体の間隙部に
充填され、中間層を形成して一体に加熱状態で貼り合わ
せ積層形成された構成である。
【0012】図1は本発明の防湿性抗菌消臭積層材の製
造に係る装置の概要説明図である。本発明に係るフラッ
トベッドラミネ−タ−装置(以下、FBラミネ−タ−と
略称する)の装置本体1には、基材シ−ト3を搬送する
フッ素樹脂被覆加工が施された上部ベルトコンベア4及
び下部ベルトコンベア5が配設されている。基材シ−ト
3の巻き出し装置12、次に機能性混合分散体7、若し
くは熱融着性接着材8を添加混和した機能性混合分散体
7を貯槽部23に投入混和され、略均等密度に撒布する
為の粉粒体振動撒布機9により撒布された機能性混合分
散体7に、予熱を施す為の赤外線を用いた予熱装置10
並びに上部からの被覆材11の巻き出し装置15、及び
接着剤ウェッブ13の巻き出し装置14を備えた前部工
程16と、次に箱枠体17の内部に設置した加熱装置1
8、抑えロ−ル19、冷却装置20を備え、圧縮挟持、
並びに加熱貼り合わせ加工処理を施す後部工程22と、
次に貼り合わせ加工を施した防湿性抗菌消臭積層材の巻
き取り装置21の概略構成となっている。
【0013】図2は本発明で用いる粉粒体振動撒布機9
の断面説明図であり、貯槽部23に投入の機能性混合分
散体7は、垂直方向の下部に設けた断面円形状で表面に
突起針体25が多数取り付けられ、回転し乍ら振動させ
粉振り状に撒布する作用により、該混合分散体7を略均
等密度に撒布することができる構成となっている。
【0014】図3は本発明における請求項1記載の防湿
性抗菌消臭積層材の要部断面説明図であり、基材シ−ト
3の表面側にシリカゲル26並びに抗菌剤27、消臭剤
28からなる機能性混合分散体7は、粉粒体振動撒布機
9を用いて略均等密度に撒布された後、次に上部の巻き
出し装置15から送り出される接着剤ウェッブ13及び
被覆材11はFBラミネ−タ−の装置本体1の箱枠体1
7の内部で重ね合わせ圧縮挟持の積層状態で加熱装置1
8により加熱貼り合わせ加工処理が施される。なお、図
3においては、接着剤ウェッブ13を巻き出し装置14
より送り出し前記機能性混合分散体7からなる接着剤層
6を中間層29の表面側に形成した構成であるが、接着
剤ウェッブ13を例えば巻き出し装置24より送り出し
接着剤層6を中間層29の裏面側に形成した構成とする
こともできる。
【0015】この場合、図2に示す如く、FBラミネ−
タ−の装置本体1で重ね合わせ圧縮挟持された接着剤ウ
ェッブ13は、加熱により相隣って実質的にサイドバイ
サイド構造に固着投錨された形態のシリカゲル26、並
びに抗菌剤27、消臭剤28の相隣る間隙部30に流動
変形して接着剤層6が形成され相互に連結密着状態とし
た構成である。また、本発明での基材シ−ト3、並びに
被覆材11は基材シ−ト3と同一若しくは異質材のいず
れであっても、通気性及び/又は透湿性を有するもので
ある為、被覆材11の表面側のみならず基材シ−ト3の
裏面側において通気性及び/又は透湿性の条件を充足す
る構成である。
【0016】図4は本発明の請求項2記載の防湿性抗菌
消臭積層材1の要部断面説明図であり、基材シ−ト3の
表面側に、熱融着性接着剤8を添加したシリカゲル26
並びに抗菌剤27、消臭剤28からなる機能性混合分散
体7は粉粒体振動撒布機9を用いて略均等密度に撒布さ
れた後、次に上部の巻き出し装置15から送り出される
基材シ−ト3と同一材若しくは異質材からなる被覆材1
1がFBラミネ−タ−の装置本体1で重ね合わせ圧縮挟
持並びに加熱貼り合わせ加工処理が施される。
【0017】この場合、図4に示す如く請求項2記載の
防湿性抗菌消臭積層材においては、機能性混合分散体7
を固着投錨する為、熱融着性接着剤8は予めシリカゲル
26及び抗菌剤27、消臭剤28に混和添加し、次に粉
粒体振動撒布機9を用いて略均等密度に撒布した後、下
部ベルトコンベア5で搬送され、次の予熱装置10を経
て、上部の巻き出し装置15から送り出す同一材若しく
は異質材の被覆材11をFBラミネ−タ−の装置本体2
の加熱装置18で重ね合わせ圧縮挟持並びに加熱貼り合
わせ加工処理が施される。上記構成においては、基材シ
−ト3の表面に、シリカゲル26、抗菌剤27及び消臭
剤28と共に、予め熱融着性接着剤8が貯槽部23で混
和添加されている為、予熱装置10を経た後、加熱装置
18内で、該接着剤8が加熱による溶融状態で接着性状
態に軟化し相隣る間隙部30を埋めるように流動変形し
て接着剤層6が形成され相互に連結密着状態とした構成
である。また、本発明での基材シ−ト3並びに同一材若
しくは異質材のいずれも通気性及び/又は透湿性を有す
る不織布等からなるものであるから被覆材11の表面お
よび基材シ−ト3の裏面側はいずれも通気性及び/又は
透湿性を発揮し得る構成である。
【0018】上記構成によって得られる本発明に係る積
層材は、基材シ−トの少なくとも片面にシリカゲル及び
抗菌剤、消臭剤等を混和した機能性混合分散体を固着形
成しており、該基材シ−トと同様に、被覆材共に通気性
及び/又は透湿性を有する不不織布等からなるものであ
るから、湿気が通気性及び/又は透湿性を有する表裏両
面から吸湿ないし放湿作用を奏し、すぐれた防湿性を長
期間にわたり保持することができる。さらに特に寝装
品、衣料品、インテリア商品等の繊維製品においては、
その表面に付着した汗、垢、汚れ等を栄養源にして繁殖
する細菌や黴等の微生物による弊害阻止する為の抗菌
性、或いは悪臭を発したり製品の品位低下につながる悪
影響をもたらす弊害は健康上又は衛生上も問題点である
が、本発明に係る積層材は、これらの難題に対応できる
ように働く。
【0019】また、従来のたとえば乾燥剤シリカゲル等
を袋縫いの包袋型の製品に対し、本発明に係る積層材
は、シリカゲル及び抗菌剤、消臭剤等を混和或いは予め
熱融着性接着剤を添加混和させた機能性混合分散体を略
均等撒布し、次に接着剤ウェッブ及び被覆材、或いは熱
融着性接着剤を添加混和させた機能性混合分散体の場合
には被覆材を巻き出し装置から送り出し、これらをFB
ラミネ−タ−の装置本体で重ね合わせて積層状態で圧縮
挟持並びに貼り合わせ加工処理が施されるから、単にシ
リカゲルを袋詰め又は敷設したもの、或いは袋縫いで封
入したものに比し煩雑な工程を要せず、積層貼り合わせ
形態並びにベルトコンベアで搬送する2段階の工程結合
により、安価、かつ工業的有利に製造できると共に、所
謂金太郎飴の譬えの通りどの箇所を切断しても内容物の
飛び出しや落下はなく、また、特に寝具類等で使用する
際の広幅で長尺物のニ−ズにも対応できるように働く。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について、実施例
を挙げて具体的に説明する。
【0021】実施例1 (1)第1工程 図1に示すFBラミネ−タ−(西独メイヤ−社製,RP
SK型)の装置本体1において、基材シ−ト3には、通
気性及び/又は透湿性を有するポリエステル不織布(3
0g/m2 )を用い、巻き出し装置12より搬送し、下
部ベルトコンベア5まで移送する工程で、下記配合で混
和した機能性混合分散体7を貯槽部23に投入混和し粒
体振動撒布機9を用い、略均等密度に50〜100g/
2 撒布した後、下部ベルトコンベア5で搬送した。 〔機能性混合分散体の配合組成〕 乾燥剤 75g 粒状B型シリカゲル,粒度0.1〜2mm,富士シリシ
ア化成(株)製 抗菌剤 10g シュ−クレンズKD211,ラサ工業(株)製 消臭剤 15g ザオ−バ−ス−パ−100p,大和化学工業(株)製
【0022】(2)第2工程 次いで巻き出し装置14より接着剤ウェッブ13(ホッ
トメルトウェブ,ポリアミドウェッブPA1001,日
東紡績(株)製並びに巻き出し装置15より被覆材11
(レ−ヨン不織布,60g/m2 )を互いに重合させ、
FBラミネ−タ−の装置本体1で重ね合わせて、箱枠体
17内で下記の如き加熱条件で圧縮挟持並びに加熱貼り
合わせ加工処理を行い、抑えロ−ル、さらに冷却装置2
0を経て巻き取り装置21に巻き取る。 加工条件:加熱温度 100〜120℃ ベルト間隔 5mm 圧力 10.0N/cm2 速度 10〜15m/分 上記工程により貼り合わせ積層体構造の表裏両面共に、
通気性及び/又は透湿性を有する基材シ−ト3並びに被
覆材11とからなり、中間層29に乾燥剤シリカゲル2
6の乾燥剤、及び抗菌剤27、消臭剤28を混和配合し
た機能性混合分散体7を基材シ−ト3の少なくとも片面
に形成した接着層6に固着投錨された防湿性抗菌消臭積
層材1として製造するものである。
【0023】上記構成において、基材シ−ト3と被覆材
11とは素材が異質であるが、いずれも通気性及び/又
は透湿性を有する不織布等からなるものであるため、通
気性及び/又は透湿性の条件を充足する構成である。こ
のため、該積層体1は中間層29に固着投錨されたシリ
カゲル等の乾燥剤26及び抗菌剤27、消臭剤28の機
能性混合分散体7の諸機能を発揮し長期間にわたり、吸
湿、放湿の調湿作用によるすぐれた防湿性並びに抗菌
性、消臭性を保持することができる。
【0024】実施例2 (1)第1工程 図1に示すFBラミネ−タ−の装置本体1において、基
材シ−ト3には通気性及び/又は透湿性を有する不織布
として、ポリエステルスパンボンド(50g/m2 ,ユ
ニチカ(株)製を用い、巻き出し装置12より搬送して
下部ベルトコンベア5まで搬送する工程で、下記配合組
成の機能性混合分散体7に予め熱融着性接着剤8を貯槽
部23に投入添加混和した後、粉粒体振動撒布機9を用
い略均等密度に100〜300g/m2 撒布した。次い
で、赤外線を用いた予熱装置10で加熱処理を施し、F
Bラミネ−タ−の装置本体1の下部ベルトコンベア5で
搬送した。 〔機能性混合分散体の配合組成〕 熱融着性接着材 25g バイロン GN909P,東洋紡績(株)製 乾燥剤 50g 粒状B型シリカゲル,粒度2〜4mm,富士シリシア化
成(株)製 抗菌剤 15g アニンセンCBR,大和化学工業(株)製 消臭剤 10g ザオ−バ−タックパウダ−,大和化学工業(株)製
【0025】(2)第2工程 次いで、上部から被覆材11(ポリプロピレン不織布,
50g/m2 ,ダイワボウ株式会社製)を巻き出し装置
15により送り出し、予め熱融着性接着剤8を添加混和
した機能性混合分散体7が略均等に撒布され、次に下部
ベルトコンベア5迄搬送される過程で、予熱装置により
予備加熱処理が施された基材シ−トは、FBラミネ−タ
−の装置本体1で互いに重ね合わせて箱枠体17内で下
記のごとき加熱条件で圧縮挟持並びに加熱貼り合わせ加
工処理を行い、抑えロ−ル19、さらに冷却装置20を
経て巻き取り装置21に巻き取る。 加工条件:加熱温度 120〜150℃ ベルト間隔 10mm 圧力 5.0N/cm2 速度 5〜10m/分 上記工程による貼り合わせ積層体構造では、表裏両面共
に、通気性及び/又は透湿性を有する基材シ−ト3並び
に被覆材11とからなり、中間層29に乾燥剤シリカゲ
ル26、および抗菌剤27、消臭剤28を貯槽部23に
投入し混和配合した機能性混合分散体7を、基材シ−ト
3の少なくとも片面に形成した接着剤層6に固着投錨さ
れた防湿性抗菌消臭積層材として製造するものである。
実施例2において、実施例1の接着剤ウェッブ13に対
し、熱融着性接着剤8を用い、予め機能性混合分散体7
に添加混和した構成である。この為、添加混和した該接
着剤8は、熱の存在による加熱溶融で接着性状態に軟化
し、略均等に撒布された機能性混合分散体7の間隙部3
0に流動化して接着剤層6を形成し、相隣って相互の連
結密着状態を形成するバインダ−として実質的にサイド
バイサイド構造に基材シ−ト3の表面に流動変形して固
着投錨することができる。
【0026】また、基材シ−ト3と被覆材11とが同一
材であることを排除しないが、実施例2でも、基材シ−
ト3と被覆材11とは素材が異質であり、いずれも通気
性及び/又は透湿性を有する不織布等からなるものであ
るため、表裏両面共に通気性及び/又は透湿性の条件を
充足し、中間層29に固着投錨した機能性混合分散体7
による吸湿、放湿の調湿作用等の諸機能を発揮し、長期
間にわたりすぐれた防湿性並びに抗菌性、消臭性を保持
することができる。
【0027】以上のように本発明の一実施例を示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない変更等は、本発明の範囲に含ま
れる。
【0028】
【発明の効果】本発明の積層材は、基材シ−ト及び被覆
材共に通気性及び/又は透湿性を有する不織布等からな
り、中間層にシリカゲル及び抗菌剤、消臭剤等を混和し
た機能性混合分散体が固着形成され、表裏両面からの吸
湿、放湿作用を奏し、すぐれた防湿性を長期間にわたり
保持することができる。さらに細菌や黴等の抗菌性、悪
臭の消臭性等の健康上又は衛生上の弊害を防止できる効
果を奏する。また、本発明の積層材は、構造上も従来の
袋縫いの包袋型製品に比し煩雑な工程を要せず、積層形
態の加熱貼り合わせ加工により工業的有利に製造でき、
コスト低減を図れると共に、加工性及び空間利用率、密
封性等でも、任意の形状に裁断、融着又は縫合でき、特
に介護施設等での布団、寝具類で広幅、長尺物のニ−ズ
にも好適に対応できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防湿性抗菌消臭積層材の製造装置の要
部概要説明図である。
【図2】本発明で用いる粉粒体振動撒機の要部断面説明
図である。
【図3】本発明の防湿性抗菌消臭積層材の要部断面説明
図である。
【図4】本発明の防湿性抗菌消臭積層材の別実施例の要
部断面説明図である。
【符号の説明】
1 防湿性抗菌消臭積層材 2 装置本体 3 基材シ−ト 4 上部ベルトコンベア 5 下部ベルトコンベア 6 接着剤層 7 機能性混合分散体 8 熱融着性接着剤 9 粉粒体振動撒布機 10 予熱装置 11 被覆材 12 巻き出し装置 13 接着剤ウェッブ 14 巻き出し装置 15 巻き出し装置 16 前部工程 17 箱枠体 18 加熱装置 19 抑えロ−ル 20 冷却装置 21 巻き取り装置 22 後部工程 23 貯槽部 24 巻き取り装置 25 突起針体 26 シリカゲル 27 抗菌剤 28 消臭剤 29 中間層 30 間隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 20/10 B01J 20/10 B 4H011 B32B 27/18 B32B 27/18 F Fターム(参考) 4C058 AA03 AA05 AA21 AA30 BB07 CC07 CC08 JJ04 4C098 AA08 DD01 DD10 DD12 DD16 FF02 4D052 AA00 CA02 CA06 CA09 FA01 GA04 GB00 GB11 GB13 HA01 HA02 HA03 HA05 HA12 HA34 HA39 4F100 AA20B AJ06C AK01B AK41A AK46B AK46G AT00C BA03 BA07 BA10A BA10C CA30B DG15A DG15C EC032 EC182 EH761 EJ192 EJ502 GB71 GB72 JC00B JD02A JD04A JL01 JL02 4G066 AA20B AA22B AA61B AC12D AC13C AC23C AC26D BA02 BA03 BA05 CA02 CA43 DA03 FA02 FA21 FA28 FA34 FA35 FA37 FA39 4H011 AA02 AA03 BA01 BB18 BB20 BC18 DA08 DG03 DG16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するベルトコンベアで搬送される通
    気性及び/又は透湿性を有する不織布等から選ばれた基
    材シ−トの少なくとも片面に、シリカゲル等から選ばれ
    た乾燥剤並びに抗菌剤、消臭剤からなる機能性混合分散
    体が略均等密度に撒布され、その表面側に接着剤ウエッ
    ブ、次に同一材若しくは異質材からなる被覆材を当接重
    ね合わせ、該接着剤ウエッブが加熱による接着状態に軟
    化し溶融変形により流動し前記機能性混合分散体が固着
    投錨されてなり、かつこれらが一体に貼り合わせ積層形
    成されていることを特徴とする防湿性抗菌消臭積層材。
  2. 【請求項2】 走行するベルトコンベアで搬送される通
    気性及び/又は透湿性を有する不織布等から選ばれた基
    材シ−トの少なくとも片面に、熱融着性接着剤を添加混
    和したシリカゲル等から選ばれた乾燥剤、並びに抗菌
    剤、消臭剤からなる機能性混合分散体が略均等密度に撒
    布され予熱処理が施された後、その表面側に同一材又は
    異質材からなる被覆材を当接重ね合わせ、該熱融着性接
    着剤が加熱による接着状態に軟化し溶融変形により流動
    し前記機能性混合分散体が固着投錨されてなり、かつこ
    れらが一体に貼り合わせ積層形成されていることを特徴
    とする防湿性抗菌消臭積層材。
  3. 【請求項3】 通気性及び/又は透湿性を有する不織布
    等から選ばれた基材シ−トを巻き出し装置を経て下部ベ
    ルトコンベアで搬送すると共に、この搬送工程におい
    て、シリカゲル等から選ばれた乾燥剤、並びに抗菌剤、
    消臭剤の機能性混合分散体を粉粒体振動撒布機を用いて
    略均等密度に分散し撒布する工程と、次にその表面側に
    巻き出し装置より送り出す接着剤ウエッブ、及び同一材
    又は異質材からなる被覆材の順序で当接重ね合わせた
    後、フラットベッドラミネ−ト装置により圧縮挟持し加
    熱処理を施し、熱融着して相互にこれらを貼り合わせ一
    体に積層形成することを特徴とする防湿性抗菌消臭積層
    材の製造方法。
  4. 【請求項4】 通気性及び/又は透湿性を有する不織布
    等から選ばれた基材シ−トを巻き出し装置を経て下部ベ
    ルトコンベアで搬送すると共に、この搬送工程におい
    て、熱融着性接着剤を添加混和したシリカゲル等から選
    ばれた乾燥剤、並びに抗菌剤、消臭剤からなる機能性混
    合分散体を粉粒体振動撒布機を用いて略均等密度に分散
    し撒布する工程と、前記機能性混合分散体に予熱処理を
    施す予熱工程と、次にその表面側に巻き出し装置より送
    り出す同一材又は異質材からなる被覆材を当接重ね合わ
    せた後、フラットベッドラミネ−ト装置により圧縮挟持
    し加熱処理を施し、熱融着して相互に貼り合わせ一体に
    積層形成することを特徴とする防湿性抗菌消臭積層材の
    製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199034A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Biofarm Italia Spa 接着性ポリマーの層によって接合された別個の織物材料層から形成された蒸散を可能にする複合可とう性物品
JP2009022924A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Asahi Kasei Fibers Corp 吸湿・消臭シート
CN105034468A (zh) * 2015-05-18 2015-11-11 武汉纺织大学 一种静电植绒式高弹吸音抗菌熔喷非织造布及其制造方法
JP2016215095A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 王子ホールディングス株式会社 調湿シート

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